1: 2017/09/12(火) 18:15:26.12 ID:VS8nVTIn.net
ことり「だよっ♡」ピトッ
海未「……暑いんですから、離れて下さい」
ことり「誕生日プレゼントはな~に?」ワクワク
海未「……」
ことり「ねーねー、海未ちゃぁ~ん」ユサユサ
海未「はぁ……ありませんよ」
ことり「ふぇ!?ないのっ!?」
海未「ええ、ありません」
海未「……暑いんですから、離れて下さい」
ことり「誕生日プレゼントはな~に?」ワクワク
海未「……」
ことり「ねーねー、海未ちゃぁ~ん」ユサユサ
海未「はぁ……ありませんよ」
ことり「ふぇ!?ないのっ!?」
海未「ええ、ありません」
2: 2017/09/12(火) 18:16:00.64 ID:VS8nVTIn.net
ことり「うぅ……」
海未「すみません、私とした事が用意するのを忘れていまし――」
ことり「じゃあ今から一緒に買いに行こっ♪」
海未「どうしてもですか?」
ことり「どうしてもだよ!海未ちゃんからのプレゼント欲しいし、こうやってお出かけすればそれだけで誕生日の思い出にもなるし♡」
海未「……行きましょう」
ことり「!」パアァ
ことり「流石海未ちゃん♡」ギュッ
海未「だから暑いですって……」ハァ…
――――――
海未「すみません、私とした事が用意するのを忘れていまし――」
ことり「じゃあ今から一緒に買いに行こっ♪」
海未「どうしてもですか?」
ことり「どうしてもだよ!海未ちゃんからのプレゼント欲しいし、こうやってお出かけすればそれだけで誕生日の思い出にもなるし♡」
海未「……行きましょう」
ことり「!」パアァ
ことり「流石海未ちゃん♡」ギュッ
海未「だから暑いですって……」ハァ…
――――――
4: 2017/09/12(火) 18:17:09.02 ID:VS8nVTIn.net
海未「ことり」
ことり「なぁに?」ニコッ
海未「私、今日はずっと暑いと言っていますよね?」
ことり「え?うん、暑いね~」パタパタ
海未「なら何故このような行列に……」
ことり「だってここのお店のチーズケーキが食べたいんだもん♪」
海未「私、帰っても?」
ことり「ことりの誕生日プレゼント買いに来たんじゃないの!?」
ことり「なぁに?」ニコッ
海未「私、今日はずっと暑いと言っていますよね?」
ことり「え?うん、暑いね~」パタパタ
海未「なら何故このような行列に……」
ことり「だってここのお店のチーズケーキが食べたいんだもん♪」
海未「私、帰っても?」
ことり「ことりの誕生日プレゼント買いに来たんじゃないの!?」
5: 2017/09/12(火) 18:18:21.73 ID:VS8nVTIn.net
海未「ことり」
ことり「なぁに?」ニコッ
海未「私、今日はずっと暑いと言っていますよね?」
ことり「え?うん、暑いね~」パタパタ
海未「なら何故このような行列に……」
ことり「だってここのお店のチーズケーキが食べたいんだもん♪」
海未「私、帰っても?」
ことり「ことりの誕生日プレゼント買いに来たんじゃないの!?」
ことり「なぁに?」ニコッ
海未「私、今日はずっと暑いと言っていますよね?」
ことり「え?うん、暑いね~」パタパタ
海未「なら何故このような行列に……」
ことり「だってここのお店のチーズケーキが食べたいんだもん♪」
海未「私、帰っても?」
ことり「ことりの誕生日プレゼント買いに来たんじゃないの!?」
6:>>5ミス 2017/09/12(火) 18:19:35.49 ID:VS8nVTIn.net
海未「心配しないで下さい。きちんとお代は渡しますから」
ことり「そういう問題じゃありません!」ビシッ
海未「冗談ですよ、そんなに怒らないで下さい」
ギュッ!
海未「……別に逃げませんけど」
ことり「信用ならないの!」
海未「信用なりませんか……日頃の行いのせいですかね?」
ことり「分かってるならもうちょっとことりに優しくしてよ……海未ちゃんのばか……」
海未「いいですよ?」
ことり「そういう問題じゃありません!」ビシッ
海未「冗談ですよ、そんなに怒らないで下さい」
ギュッ!
海未「……別に逃げませんけど」
ことり「信用ならないの!」
海未「信用なりませんか……日頃の行いのせいですかね?」
ことり「分かってるならもうちょっとことりに優しくしてよ……海未ちゃんのばか……」
海未「いいですよ?」
7: 2017/09/12(火) 18:20:13.94 ID:VS8nVTIn.net
ことり「え?」
海未「今日はことりの誕生日ですし。誠心誠意優しくさせていただきます」
ことり「ほんと!?」
海未「これは冗談ではありませんよ」
ことり「じゃ、じゃあ……手、はもう繋いでるから……頭!」
海未「頭?」
ことり「頭、撫でて欲しい……かなぁ///」
海未「それぐらいでしたら……はい」ナデナデ
ことり「ふわあぁ……優しい!手付きが優しいよぉ~♡」
海未「今日はことりの誕生日ですし。誠心誠意優しくさせていただきます」
ことり「ほんと!?」
海未「これは冗談ではありませんよ」
ことり「じゃ、じゃあ……手、はもう繋いでるから……頭!」
海未「頭?」
ことり「頭、撫でて欲しい……かなぁ///」
海未「それぐらいでしたら……はい」ナデナデ
ことり「ふわあぁ……優しい!手付きが優しいよぉ~♡」
9: 2017/09/12(火) 18:21:46.71 ID:VS8nVTIn.net
海未「まるでいつもは優しくない様な言い方ですけど……まあいいです」
ことり「えへへ♡」
海未「手を繋いで頭を撫でて……私、完全に両手が塞がれてしまっていますね」
ことり「このままことり達の番が来るまで待ってよっか♪」
海未「嫌ですよ、手が疲れますし」
ことり「優しくしてくれるって言ったのにぃ……」
海未「優しさでもありますよ?ずっと頭を撫でていたらことりの可愛い髪型が崩れてしまうではありませんか」
ことり「う、海未ちゃん……やっぱり、ちゃんとことりの事を考えて……!」ウルウル
海未「いえ、これは先程思いついた言い訳です」
ことり「えへへ♡」
海未「手を繋いで頭を撫でて……私、完全に両手が塞がれてしまっていますね」
ことり「このままことり達の番が来るまで待ってよっか♪」
海未「嫌ですよ、手が疲れますし」
ことり「優しくしてくれるって言ったのにぃ……」
海未「優しさでもありますよ?ずっと頭を撫でていたらことりの可愛い髪型が崩れてしまうではありませんか」
ことり「う、海未ちゃん……やっぱり、ちゃんとことりの事を考えて……!」ウルウル
海未「いえ、これは先程思いついた言い訳です」
10: 2017/09/12(火) 18:23:56.81 ID:VS8nVTIn.net
ことり「……海未ちゃん?」ニコッ
海未「ことりは本当に可愛いですねー」ナデナデ
ことり「ことりだってたまには怒るんだよ?」
海未「そうですね、ことりだって人間ですから。ですが、それは今ではありません」
ことり「今なのっ!」
海未「今ですか」
ことり「今ですっ!」フンッ
海未「折角の誕生日です。もう少し穏便にいきましょう」
ことり「そもそもの原因は海未ちゃんなんだよ~?」
海未「……あ、列進み始めたみたいです。ほら、私達も行きますよ」スタスタ
ことり「逃げた……」ジト-
海未「戦略的撤退という事にしておいて下さい」
ことり「もうっ……」
――――――
海未「ことりは本当に可愛いですねー」ナデナデ
ことり「ことりだってたまには怒るんだよ?」
海未「そうですね、ことりだって人間ですから。ですが、それは今ではありません」
ことり「今なのっ!」
海未「今ですか」
ことり「今ですっ!」フンッ
海未「折角の誕生日です。もう少し穏便にいきましょう」
ことり「そもそもの原因は海未ちゃんなんだよ~?」
海未「……あ、列進み始めたみたいです。ほら、私達も行きますよ」スタスタ
ことり「逃げた……」ジト-
海未「戦略的撤退という事にしておいて下さい」
ことり「もうっ……」
――――――
11: 2017/09/12(火) 18:25:14.96 ID:VS8nVTIn.net
海未「お納めください」スッ
ことり「ふわあぁ……これが噂の激レアチーズケーキ……海未ちゃんありがとう♡」
海未「ことりも一緒に並んだじゃありませんか」
ことり「それでもね、これは海未ちゃんからの贈り物でしょ?だからそれだけで、自分で買うより何倍も嬉しいんだよっ!」エヘヘ
海未「……」
ことり「どうしたの?」
海未「いえ、ことりには適いませんね……と」
ことり「どういうこと?……あ、これ帰ったら一緒に食べようね♪」
ことり「ふわあぁ……これが噂の激レアチーズケーキ……海未ちゃんありがとう♡」
海未「ことりも一緒に並んだじゃありませんか」
ことり「それでもね、これは海未ちゃんからの贈り物でしょ?だからそれだけで、自分で買うより何倍も嬉しいんだよっ!」エヘヘ
海未「……」
ことり「どうしたの?」
海未「いえ、ことりには適いませんね……と」
ことり「どういうこと?……あ、これ帰ったら一緒に食べようね♪」
12: 2017/09/12(火) 18:27:12.50 ID:VS8nVTIn.net
海未「私は大丈夫ですよ、ことりだけで食べて下さい」
ことり「一緒に食べるまでがプレゼントなの!」
海未「そうは言いましても、そのケーキだって中々食べられるものではないでしょう?」
ことり「うっ、そ、それはそうだけど……」
海未「私はケーキを食べて幸せそうにしていることりが見られれば、それに越した事はありませんよ」
ことり「……ホントにいいの?」
海未「やはり信用出来ませんか?」
ことり「……」フルフル
ことり「今の海未ちゃんは出来る……」ギュッ
海未「ふふっ、ありがとうございます」
ことり「一緒に食べるまでがプレゼントなの!」
海未「そうは言いましても、そのケーキだって中々食べられるものではないでしょう?」
ことり「うっ、そ、それはそうだけど……」
海未「私はケーキを食べて幸せそうにしていることりが見られれば、それに越した事はありませんよ」
ことり「……ホントにいいの?」
海未「やはり信用出来ませんか?」
ことり「……」フルフル
ことり「今の海未ちゃんは出来る……」ギュッ
海未「ふふっ、ありがとうございます」
13: 2017/09/12(火) 18:28:28.14 ID:VS8nVTIn.net
ことり「それじゃあ、これは美味しくいただくね?」
海未「ええ、それが一番です」ニコッ
ことり「楽しみだなぁ……どんな味なんだろ~♪」
海未「……ことり」
ことり「?」クルッ
海未「あの……これ、どうぞ」スッ
ことり「何これ?」
海未「見れば分かるでしょう」
ことり「ラッピングされた……これってもしかして!」
海未「では私はこれで……また明日お会いしましょう」
海未「ええ、それが一番です」ニコッ
ことり「楽しみだなぁ……どんな味なんだろ~♪」
海未「……ことり」
ことり「?」クルッ
海未「あの……これ、どうぞ」スッ
ことり「何これ?」
海未「見れば分かるでしょう」
ことり「ラッピングされた……これってもしかして!」
海未「では私はこれで……また明日お会いしましょう」
14: 2017/09/12(火) 18:29:06.59 ID:VS8nVTIn.net
ことり「ダメっ!」ガシッ
海未「……何でしょう」
ことり「海未ちゃん、プレゼント用意してないって言ってたよ」
海未「……言いましたね」
ことり「でもこれ、プレゼントだよね?」
海未「かもしれません」
ことり「何で嘘ついたの?」
海未「何故でしょうね、自分でもあまり分かりません。まあ……多分恥ずかしかったからでしょう」
ことり「あの時渡してくれてたら、わざわざ並ばなくても良かったのに……」
海未「一応渡そうとはしました。ただ、ことりがあの時言った、私と出かけるだけでも思い出になるという言葉を聞いて、そちらの方が良いのではと」
ことり「そっか……」
海未「……何でしょう」
ことり「海未ちゃん、プレゼント用意してないって言ってたよ」
海未「……言いましたね」
ことり「でもこれ、プレゼントだよね?」
海未「かもしれません」
ことり「何で嘘ついたの?」
海未「何故でしょうね、自分でもあまり分かりません。まあ……多分恥ずかしかったからでしょう」
ことり「あの時渡してくれてたら、わざわざ並ばなくても良かったのに……」
海未「一応渡そうとはしました。ただ、ことりがあの時言った、私と出かけるだけでも思い出になるという言葉を聞いて、そちらの方が良いのではと」
ことり「そっか……」
15: 2017/09/12(火) 18:30:40.12 ID:VS8nVTIn.net
海未「私自身も今日は楽しかったですし、ことりの言っていたことは正解でしたね」
ことり「でしょでしょ?」フフン
海未「まあ、暑いのだけは辛かったですけど」
ことり「それは仕方が無いよ~、ことりにはどうすることも出来ません!」
海未「それ、大事にしてくださいね?」
ことり「うんっ!でも、中身はなんなの?」
海未「秘密です。帰ってから確認してください」
ことり「はぁ~い♡」
海未「ああそういえば、まだ言っていませんでしたね」
ことり「お誕生日おめでとうって?」
海未「はい。ですが……止めておきます」
ことり「でしょでしょ?」フフン
海未「まあ、暑いのだけは辛かったですけど」
ことり「それは仕方が無いよ~、ことりにはどうすることも出来ません!」
海未「それ、大事にしてくださいね?」
ことり「うんっ!でも、中身はなんなの?」
海未「秘密です。帰ってから確認してください」
ことり「はぁ~い♡」
海未「ああそういえば、まだ言っていませんでしたね」
ことり「お誕生日おめでとうって?」
海未「はい。ですが……止めておきます」
16: 2017/09/12(火) 18:32:12.10 ID:VS8nVTIn.net
ことり「い、言ってくれないの……?」
海未「また来年、再来年、いえ、その先まで言いません」
ことり「ことりの事、嫌いになっちゃったの……?」グスッ
海未「違いますよ、そんな訳ないでしょう」
海未「来年のその先も……ずっと一緒にいますから。だから、今はまだ言いません」
ことり「それじゃあ、いつになったら言ってくれる?」
海未「流石に死ぬまでという訳にもいきませんからね……取り敢えず三十歳ぐらいを目処に」
ことり「結構長い……でも、そういう事ならことりは我慢します!」
海未「あ、もしも離れ離れになってしまった場合、この話は無かったことに」
ことり「ふえぇ!?やだよぉ~!」ギュ-!!
海未「ふふっ……冗談ですよ、これからもずっと一緒にいましょうね」ニコッ
海未「また来年、再来年、いえ、その先まで言いません」
ことり「ことりの事、嫌いになっちゃったの……?」グスッ
海未「違いますよ、そんな訳ないでしょう」
海未「来年のその先も……ずっと一緒にいますから。だから、今はまだ言いません」
ことり「それじゃあ、いつになったら言ってくれる?」
海未「流石に死ぬまでという訳にもいきませんからね……取り敢えず三十歳ぐらいを目処に」
ことり「結構長い……でも、そういう事ならことりは我慢します!」
海未「あ、もしも離れ離れになってしまった場合、この話は無かったことに」
ことり「ふえぇ!?やだよぉ~!」ギュ-!!
海未「ふふっ……冗談ですよ、これからもずっと一緒にいましょうね」ニコッ
17: 2017/09/12(火) 18:32:37.52 ID:VS8nVTIn.net
おわり
ことりちゃん誕生日おめでとう
ことりちゃん誕生日おめでとう
19: 2017/09/12(火) 18:38:54.49 ID:/rxdy6lt.net
リ`^ヮ^)やっぱり"ことうみ"だよねっ!
27: 2017/09/13(水) 00:21:31.08 ID:mYnFIwG9.net
えがった
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1505207726/