1: (ワッチョイ 6a3a-fa80) 2024/01/29(月) 00:49:04 ID:K7PSXDJc00
梢「さやかさん、どうかしたの?」
さやか「…あ、梢先輩。その、花粉が目に」
梢「あぁ、花粉……それで泣いていたのね」
さやか「泣いていたというか、涙が勝手に出てきてしまうというか….」
梢「ふふ。なにか悲しくて泣いていたんじゃなくて安心したわ」
さやか「ええ?あ、私が悲しんでいると思って声を掛けてくれたんですか?ありがとうございます」
梢「いいのよ。何事もなく……いえ、花粉は辛いものね」
さやか「はい…シーズン中はいつも……。目薬がないと日常生活もままならく……」
さやか「んん…………あっ、また」
梢「…?どうしたの?」
さやか「…あ、梢先輩。その、花粉が目に」
梢「あぁ、花粉……それで泣いていたのね」
さやか「泣いていたというか、涙が勝手に出てきてしまうというか….」
梢「ふふ。なにか悲しくて泣いていたんじゃなくて安心したわ」
さやか「ええ?あ、私が悲しんでいると思って声を掛けてくれたんですか?ありがとうございます」
梢「いいのよ。何事もなく……いえ、花粉は辛いものね」
さやか「はい…シーズン中はいつも……。目薬がないと日常生活もままならく……」
さやか「んん…………あっ、また」
梢「…?どうしたの?」
2: (ワッチョイ 6a3a-fa80) 2024/01/29(月) 00:50:34 ID:K7PSXDJc00
さやか「その、まつ毛が邪魔をして目薬の液が上手く目に入らなくて…………あっ」
梢「あらあら、さやかさんのチャームポイントがさやかさんの邪魔をしてしまうなんて……」
さやか「ちゃんと真ん中を狙ってるつもりなんてすが…………あぁっ」
梢「ふふっ」
さやか「わ、笑わないでください!」
梢「ごめんなさい。そうだ、私が目薬を点してあげましょうか」
さやか「え?」
梢「確かに目薬を自分で点すのは難しいもの。だから私が代わりに、ね?」
さやか「代わりに………?いえいえいえいえ、子供じゃないですから目薬くらい自分でできます」
梢「あらあら、さやかさんのチャームポイントがさやかさんの邪魔をしてしまうなんて……」
さやか「ちゃんと真ん中を狙ってるつもりなんてすが…………あぁっ」
梢「ふふっ」
さやか「わ、笑わないでください!」
梢「ごめんなさい。そうだ、私が目薬を点してあげましょうか」
さやか「え?」
梢「確かに目薬を自分で点すのは難しいもの。だから私が代わりに、ね?」
さやか「代わりに………?いえいえいえいえ、子供じゃないですから目薬くらい自分でできます」
3: (ワッチョイ 6a3a-fa80) 2024/01/29(月) 00:51:28 ID:K7PSXDJc00
梢「年齢ではまだ子供だと思うのだけれど……遠慮しなくていいのよ。ほら目薬を貸して?」
さやか「意外と強引なんですね自分の要求の通し方が…」
梢「早く点眼しないと眼が痒くなってしまうわよ?」
さやか「…分かりました、その手を引きそうにもないのでお願いします」
梢「まかせてちょうだい」
梢「それじゃあ、さやかさん上を向いて」
さやか「はい…」
さやか(────っ!?)
梢「左眼からいくわよ」
さやか(か、顔近っ……)
さやか「意外と強引なんですね自分の要求の通し方が…」
梢「早く点眼しないと眼が痒くなってしまうわよ?」
さやか「…分かりました、その手を引きそうにもないのでお願いします」
梢「まかせてちょうだい」
梢「それじゃあ、さやかさん上を向いて」
さやか「はい…」
さやか(────っ!?)
梢「左眼からいくわよ」
さやか(か、顔近っ……)
5: (ワッチョイ 6a3a-fa80) 2024/01/29(月) 00:53:23 ID:K7PSXDJc00
梢「……?さやかさん?目を瞑っていては目薬を点せないのだけれど…」
さやか「あ、ごめんなさい…」
梢(さやかさんのまつ毛……整っていて長くて煌びやかね……)ジー
さやか(あ、あれ…?目を開けてと言われたのにどうして点さないんですか…!)
梢「あら…動いては駄目よ。こっちを向いて」
さやか「す、すみませ……ん」
梢「いくわよ。少し瞬きは我慢してね」
さやか「は、はい」プルプル
梢「……よし、上手くいったわ。次は右眼ね」
さやか「…あの梢先輩、少し離脱してもいいですか?」
梢「え?ええ、分かったわ」
さやか「ありがとうございます」
さやか「あ、ごめんなさい…」
梢(さやかさんのまつ毛……整っていて長くて煌びやかね……)ジー
さやか(あ、あれ…?目を開けてと言われたのにどうして点さないんですか…!)
梢「あら…動いては駄目よ。こっちを向いて」
さやか「す、すみませ……ん」
梢「いくわよ。少し瞬きは我慢してね」
さやか「は、はい」プルプル
梢「……よし、上手くいったわ。次は右眼ね」
さやか「…あの梢先輩、少し離脱してもいいですか?」
梢「え?ええ、分かったわ」
さやか「ありがとうございます」
6: (ワッチョイ 6a3a-fa80) 2024/01/29(月) 00:55:15 ID:K7PSXDJc00
さやか(こんなに心臓をばくばくさせながら目薬をしたのは初めてですよ…!)
梢「あら…手から目薬が……」
さやか「申し訳ありませんが、梢先輩、右眼は自分で点しますので。後は大丈夫です」
梢「さやかさん!?いつの間に…」
さやか「大丈夫です、私は大丈夫ですから…………あっ、また…」
梢「さやかさん、意地を張らないで?私が目薬くらい点してあげるわよ」
さやか「で、ですが……」
梢「なに?」
さやか「梢先輩すっごく見てきますよね……点眼の時に……私のまつ毛を……」
梢「………あ、あら、気付いていたの?」
さやか「当たり前じゃないですか!あんなに近いんですから気付きますよ!」
梢「ごめんなさい、さやかさん。でも綺麗じゃない?私も羨ましいくらいに。だから無意識に観察してしまうのよ」
梢「あら…手から目薬が……」
さやか「申し訳ありませんが、梢先輩、右眼は自分で点しますので。後は大丈夫です」
梢「さやかさん!?いつの間に…」
さやか「大丈夫です、私は大丈夫ですから…………あっ、また…」
梢「さやかさん、意地を張らないで?私が目薬くらい点してあげるわよ」
さやか「で、ですが……」
梢「なに?」
さやか「梢先輩すっごく見てきますよね……点眼の時に……私のまつ毛を……」
梢「………あ、あら、気付いていたの?」
さやか「当たり前じゃないですか!あんなに近いんですから気付きますよ!」
梢「ごめんなさい、さやかさん。でも綺麗じゃない?私も羨ましいくらいに。だから無意識に観察してしまうのよ」
8: (ワッチョイ 6a3a-fa80) 2024/01/29(月) 00:58:36 ID:K7PSXDJc00
さやか「…褒めてくれるのは嬉しいのですが……ええと、なんて言えばいいんでしょう……」
梢「…?」
さやか「なんと言いますか…言いにくいですが…」
梢「…」
さやか(あぁ~…そんなに悲しい顔しないでください~…私が悲しませたみたいじゃないですか)
梢「…そうだ!私がさやかさんの目薬を手伝うお礼にさやかさんのまつ毛を見る。という体で進めるのはどうかしら?」
さやか(あれ!?落ち込んでると思ったら言い訳を考えていたんですか!?)
梢「どうかしら?さやかさん」
さやか「もう、分かりました!梢先輩の好きにしてください!」
梢「あ、あら…少し怒ってる?」
さやか「そんなことありません、吹っ切れただけです。はい、梢先輩どうぞ」
梢「ええ、さっそく」
梢「…?」
さやか「なんと言いますか…言いにくいですが…」
梢「…」
さやか(あぁ~…そんなに悲しい顔しないでください~…私が悲しませたみたいじゃないですか)
梢「…そうだ!私がさやかさんの目薬を手伝うお礼にさやかさんのまつ毛を見る。という体で進めるのはどうかしら?」
さやか(あれ!?落ち込んでると思ったら言い訳を考えていたんですか!?)
梢「どうかしら?さやかさん」
さやか「もう、分かりました!梢先輩の好きにしてください!」
梢「あ、あら…少し怒ってる?」
さやか「そんなことありません、吹っ切れただけです。はい、梢先輩どうぞ」
梢「ええ、さっそく」
9: (ワッチョイ 6a3a-fa80) 2024/01/29(月) 00:59:33 ID:K7PSXDJc00
さやか(ささっと点眼して終わるだけです…)
梢「ちょっと角度が悪いわね。さやかさん失礼」クイッ
さやか(か、顔近っ……顔を手で固定してきた…っ)
梢「また少し瞬き我慢してね……」
さやか「は、はい」
梢「………はい、いいわよ。終わりました」
さやか「ありがとうございました…」
梢「ふふ。花粉のシーズン早く過ぎるといいわね」
さやか「ええ、本当にそうですね。練習にも支障が出てしまいますし」
梢「そうね。眼は特に大事にしないとね」
梢「ちょっと角度が悪いわね。さやかさん失礼」クイッ
さやか(か、顔近っ……顔を手で固定してきた…っ)
梢「また少し瞬き我慢してね……」
さやか「は、はい」
梢「………はい、いいわよ。終わりました」
さやか「ありがとうございました…」
梢「ふふ。花粉のシーズン早く過ぎるといいわね」
さやか「ええ、本当にそうですね。練習にも支障が出てしまいますし」
梢「そうね。眼は特に大事にしないとね」
10: (ワッチョイ 6a3a-fa80) 2024/01/29(月) 01:02:29 ID:K7PSXDJc00
さやか「そうですね………あの」
梢「なにかしら?」
さやか「離脱してもいいでしょうか?」
梢「いいえ。私がまだまつ毛を観察しているからもうちょっと待ってね」
さやか(何分見る気なんですか!?)
梢「普段なにか気を使ってるお手入れとかお化粧とかはある?」
さやか「と、特に……」
梢「そう…」
さやか(……)
梢「素晴らしいわね…」
さやか(やっぱり距離感おかしい人しかいないんでしょうか)
梢「なにかしら?」
さやか「離脱してもいいでしょうか?」
梢「いいえ。私がまだまつ毛を観察しているからもうちょっと待ってね」
さやか(何分見る気なんですか!?)
梢「普段なにか気を使ってるお手入れとかお化粧とかはある?」
さやか「と、特に……」
梢「そう…」
さやか(……)
梢「素晴らしいわね…」
さやか(やっぱり距離感おかしい人しかいないんでしょうか)
11: (ワッチョイ 6a3a-fa80) 2024/01/29(月) 01:03:23 ID:K7PSXDJc00
おしまい~
14: (アウアウ 78ce-5f20) 2024/01/29(月) 01:07:34 ID:sVkBqwLgSa
>>11
勝手に終わるな
勝手に終わるな
12: (ワッチョイ 0b3b-40db) 2024/01/29(月) 01:04:26 ID:BHrqcOEI00
こずさや助かる
13: (ワッチョイ 4e2c-a47e) 2024/01/29(月) 01:06:50 ID:8yXIfRi.00
ありがとう
すごい良い 2人とも最高に可愛い
すごい良い 2人とも最高に可愛い
17: (ワッチョイ 893f-c38d) 2024/01/29(月) 02:46:38 ID:JCGLhv2600
最高
18: (ワッチョイ 108b-5603) 2024/01/29(月) 06:45:20 ID:ecbDFVnc00
こずさやの流れ…来てますね…
19: (ワッチョイ 4e2c-a47e) 2024/01/29(月) 10:01:30 ID:8yXIfRi.00
こずさやの波動を感じる
20: (ササクッテロ c646-5f20) 2024/01/29(月) 10:07:23 ID:6e2BpT96Sp
さやかちゃんには何故かガツガツいける梢先輩いいぞ
23: (スプー 193d-146a) 2024/01/29(月) 12:26:00 ID:/ZHouh7sSd
こずさやはイケナイもの見てる感あって好き
24: (ワッチョイ 0b3b-8622) 2024/01/29(月) 16:59:23 ID:BHrqcOEI00
お互いパートナーがいるのに、惹かれ合ってしまう
その背徳感や秘め事感こそがこずさやの魅力
その背徳感や秘め事感こそがこずさやの魅力
25: (ワッチョイ 0c54-146a) 2024/01/29(月) 17:17:02 ID:GV36TB4k00
余ったつづかほも普通に幸せそうで心に優しい
16: (ワッチョイ a3af-adbb) 2024/01/29(月) 01:14:22 ID:vVrQmat200
\素晴らしいわね/
引用元: https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11177/1706456944/