ことり「終電、無くなっちゃったね…」【ラブライブ！SS】

海未「大丈夫ですよことり、ホテル予約取ってありますから」

ことり「海未ちゃん素敵、抱いて！」

海未(ふふ、予習しましたからね…)

…

海未「ことり、ここがいいんですか？」ｽﾞﾁｭﾙ

ことり「ああっそこ好きぃ♡」

海未(ここらで決め台詞でも言いますか…)

海未「メリーク　トリス！」ｸﾁｭｸﾁｭ

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未(…なぜです？途中までいい雰囲気だったのに…)

海未(やっぱメリーク　トリスは日付が変わるタイミングで言うべきでしたか…)

海未(私としたことが飛んだ大失態です)

ことり「…」

海未（ここは面白い話でもして挽回しましょう）

海未「こ、ことり？サンタさんが乗ってるものはなにか知ってますか？」

ことり「…」ﾒｿﾗｼ

海未「そうです、ソリです…目逸らしだけに！…というのはひっかけでトナカイでしたー！」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未「き、気分転換にテレビでもつけましょうか！」ﾋﾟｯ

テレビ<ｷﾞｼｷﾞｼｱﾝｱﾝ

海未「」

ことり「…」

海未「に、賑やかな番組ですね！園田、ソリの代わりにリズムに乗りまーす！」ｽﾞﾝﾁｬｶｽﾞﾝﾁｬｶ

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未「あ！雪が降ってますよ！」

ことり「…」

海未「私たちの名曲とかけて私の頬とかけます…その心は～？」

ことり「…」

海未「スノーハレ(腫れ)ーション！」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未「どうしたのですことり？まるで貝のように口を閉ざして…」

ことり「…」

海未「下の貝はあんなお喋りだったのに…」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

リ´・-・)

海未(まずいですね…せめてプレゼントでもあれば違ったかもしれませんが…)

海未（忘れるなんて園田一生の不覚です…）

海未（あのまま私からのプレゼントはザ　　ンですって言えていればいい雰囲気になるはずだったのに…）

海未（なんとかすけべなこと出来ませんかね…）

園田反省しろ

海未（なんとかそういう雰囲気にしましょう！）

海未「ことり？ドラクエ4にエッジっていましたよね！」

海未「あれ？FFでしたっけ？とにかくエッジってのがいるんですよ」

海未「エッジって何かに発音が似てませんか～？ほら、ジをちに変えると…？」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未「あ！ことり、このホテルのベッド回転するみたいですよ！」

海未「じゃあ回しましょうか！」

海未「そーれ！くるくるくるー！」

海未「あはは！まるで私の口みたいに回りますね！楽しいですかことり」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未「ことり、あなたは勘違いしてるようですが私は干してる布団でもマゾヒストでもないんですよ」

海未「だから叩かれると身も心も痛い訳です」

海未「私だって女の子ですから」

海未「だからことり…すけべしましょう」

海未「…もっともすけべ中の私がマゾヒストでない保証はありませんが」ﾆﾔｯ

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（おかしいですね…今のは私からの精一杯のアプローチだったのですが…）

海未（はっ！もしやマゾヒストなのはことりのほうなのでは？）

海未「…ことり、実は私かよわい女の子を痛めつけるのが趣味でしてねぇ…ちょうどことりのような！」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

うみちゃんがんばれ

海未（ことりはマゾヒストではない…？）

海未（サディストならどうして私の誘いに乗らなかったのでしょうか…）

海未（そう言えばSでもMでもない人を中学の時Lと呼んでましたね…）

海未「ことり？私はSでもMでもありません…Lです」

海未「あ、Lってデスノートじゃないですよ？もっとも…私のイ　モツはLですが」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未「ことり？私が1番怖いのはあなたのビンタではありません」

海未「あなたに見捨てられることです」

海未「確かに私はどこかで失敗したのかもしれません」

海未「ですが私が成功するまでどうか見放さないでください」

海未「まぁ性　出来ればそれに越したことはないんですけどね」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（今のはいける自信があったのですが…）

海未（ちょっとすけべしようとがっつきすぎたのがまずかったのでしょうか）

海未（次はもうちょい軽めに性　に持っていきましょう…）

海未「ずっと立ってて疲れましたね…隣、いいですか？」

ことり「…」

海未「沈黙は肯定とみなしますよ？では隣失礼します…」

海未「よっこら　っくす」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（ことりは今すけべしたい気分ではないのかもしれませんね…）

海未（途中まで…そう、ホテルまではよかったんですよ？）

海未（ディナーなんかは高級イタリアンを予約して…）

海未（はっ、そういうことでしたか…）

海未「ことり、今夜のディナーちょっとボリュームが足りませんでしたよね…」

海未「小腹が空いたなら私のザ　　ンでもいかがです？」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未(私は何度ことりに叩かれたことでしょうか…)

海未(叩く方も痛いんですよね…身を持って知っています)

海未（痛い…そういうことでしたか…）

海未「ことり、私の超絶技巧が自重せずドビュッシーしそうになってすみませんでした」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（何故です…超絶技巧はドビュッシーじゃなくリストが作曲したものだから怒りに触れたのでしょうか？）

海未（ことりのクリ　リストに超絶技巧を披露したいものです）

海未（クラシックと言えば私はショパンが好きですね）

海未（クラシック…古典…なるほど、昔に帰ることが大事と言う訳ですね）

海未「ことり、獣のような　ックス、ケモノックスをしましょう」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（ことりは原点に戻ることを嫌うのでしょうか…）

海未（確かにことりが作る衣装は斬新な物が多いですね…）

海未（斬新…違う自分を出せば変われるでしょうか…）

海未（そう言えば私はまだ脱いでいませんでしたね…それで怒ってるに違いありません）

海未「ことり！見てください！私の息子です！」ﾎﾟﾛﾝ

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（突然下半身露出するのは斬新を通り越して奇抜という事ですか…）

海未（奇抜でなく新しい路線を開拓する…計算し尽くさないと難しいでしょうね）

海未（計算する…合理的…ことりは合理的な女性なのかもしれませんね）

海未（なるほど、前戯が長かったから怒りに触れたのですね）

海未「ことり、今すぐ性　しましょう。3分あれば充分私は射　できます」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

頑張れ園田お前がナンバー1だ

海未（ことりは合理主義ではない…）

海未（感覚型…センスであれほどの衣装を作り上げたのでしょうか）

海未（素晴らしいセンスです…）

海未（もしやことりは素晴らしいセンスの持ち主だからメリークリ　リスは許し難い物だったのでは…？）

海未（私はなかなか洒落てると思いましたが…一応作詞とかしてますし）

海未（作詞…策士…策…）

海未（サクサクいい策は浮かばない物です…あ、今上手いこと言えましたね）

海未（この状況を打開するにはなんとか上手いこと言うしかないのかもしれません）

海未「ことり、プレゼントを差し上げます…私の初めてです」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（子供の時疑問でした…サンタさんは何故サンタクロースというのか）

海未（今なら分かりますよ、サンタ苦労す、という事だったんですね）

海未（苦労…辛い思い…苦しい…まるで今の私ですね）

海未（でもねことり、あなたもつらいんでしょう？私には分かりますよ）

海未（苦しい…助けを求める…救い…今ことりは救いを求めている…？）

海未「ことり、あなたも大分　欲が溜まってることでしょう。私が救ってさしあげます、足を開いてください」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（救い…私を救って欲しいくらいですよ…）

海未（思えばことり、あなたは私にとって大きな救いでした）

海未（あなたが笑顔で海未ちゃんと呼んでくれるだけでどんな困難も乗り越えられました）

海未（呼ぶ…そういえばさっきからことりは喋っていませんね）

海未「ことり…どうかかわいい声を聞かせてください…」

海未「あわよくばかわいい喘ぎ声を聞かせてください」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（確かに喘ぎ声を聞かせてくれはまずかったかもしれませんね）

海未（喘ぎ声をあえて抑える女性も多いそうです）

海未（私も自　の時は同然喘ぎ声を抑えますし）

海未（　慰…自分を慰める…ことりを慰める…？）

海未「ことり、行為中喘ぎ声が大きかった事は気にしてないので大丈夫ですよ」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（喘ぎ声をそんなに気にしているのでしょうか…）

海未（外国人は喘ぎ声は気にしないそうですね、感性の違いでしょうか）

海未（外国といえばことりはフランスに留学しようとしてましたね）

海未（ことりはフランスが好きなのでしょうか…）

海未「ボンジュールことり、フレンチなキスしましょう…そしてハレンチなことしましょう」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（フランスでもダメでしたか…）

海未（確かにことりも本心から行きたがってたわけではありませんしね…）

海未（ことりの本心…今あなたは何を思っているのでしょうか…）

海未（私の本心とあなたの本心は一緒でしょうか）

海未（いえ、一緒のはずです。ことりとは一心同体ですから）

海未「ことり、私にはわかっていますよ。あなたは今性　したがっている」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（直接的な聞き方をしてしまいましたね…）

海未（私はさっきから失敗してばかりです…）

海未（ですが失敗は成功の素なんです）

海未（いっぱい失敗してるのも成功の前振りなんです）

海未（失敗…ミス…間違いを〇す…）

海未（ことりは強引に　されることを望んでいる…？）

海未（そ、そんな…強引だなんて…私は口先ばかりですね…）

海未（口先…先端…）

海未「ことり、初体験は先っぽだけにしておきましょう」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

鋼のメンタル

何故かわからんけど応援したくなる

海未（先端といえば先端恐怖症という物があるそうです）

海未（たとえば鉛筆の先を恐れたり…）

海未（恐怖…ことりは今恐怖を覚えているのでしょうか…）

海未（何に恐怖を抱いているか？考えるまでもありません）

海未「ことり、挿入はゆっくりしますから初体験を怖がらなくていいですよ」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ひ

海未（初体験と言えばことりにこんなにビンタされるのも初体験ですね…）

海未（ことりも恐らくこんなにビンタするのは初体験でしょう）

海未（…本当にそうなのでしょうか？）

海未（もしかしたらことりは初体験はとっくに済ませているのでは？）

海未「ことり、私は処〇じゃなくても決して中古だなんて思いませんよ」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（ことりの貞操を疑うような真似をして失礼でしたね…）

海未（ことりはそんな尻軽じゃないと分かっているのに…）

海未（疑ってすみませんでした…）

海未（疑う…もしや私の貞操が疑われているのでは…？）

海未「ことり、私は処〇にしてDTですから初めてをプレゼントというのは嘘ではありませんよ」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（私は疑われていない…シロという訳ですか）

海未（白…白濁…いけませんね、こんな事ばかり考えては）

海未（ですが白濁した液体をプレゼントにするつもりだったのは事実）

海未（改めて別のプレゼントが必要なのでは…？）

海未（しかしどこのお店も閉まってるはず…ならば）

海未「ことり、プレゼントを差し上げます。ズバリ私です！さぁ、あなたの物ですから好きなようにしてください！」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

海未（やはりプレゼントは私というのは無理がありましたか…）

海未（確かに突然人1人貰っても扱いに困る事でしょう）

海未（…いや、待ってください。私は好きなように扱えと言いました）

海未（つまりことりはビンタが好きでこういうプレイをしているのでは？）

海未「なんだことり、ビンタプレイしたかったならそうと言ってくださいよ」

海未「てっきりなにかまずいことしちゃったのかと思ったじゃないですか」

ことり「…」

海未「…あれ？」

リ;・～・)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

海未（とほほ、とうとうビンタすらされなくなりましたよ）

海未（まあ叩く方も疲れますからね）

海未（疲れる…突かれる…）

海未（いけませんね、こんなことばかり考えて…禁欲です）

海未（そう言えば右の頬を叩かれたら左の頬を差し出しなさいってイエス様が言ってましたね）

海未（…ことり、私に差し出せるもの…満足して頂けるといいのですが）

海未(さて、そろそろですか)

海未「…ことり、あなたにずっと言いたかったことがあります」

海未「メリークリスマス」

海未「ふざけるような言動をしてすみませんでした」

海未「ただ、今この時にあなたにこの言葉を届けたかったんです」

ことり「…海未ちゃん」

海未「ようやく口を開いてくれましたね」

海未「叩かれる事よりあなたの声が聞けない事がなによりつらかったです」

ことり「海未ちゃん、やっとまともになってくれたね」

海未「はい、クリスマス当日にメリークリスマスと…あともう一言言いたくて道化を演じてきました」

海未「イヴは恋人と過ごす物ですがクリスマスは家族と過ごす物ですから」

ことり「？」

海未「ことり、よろしければこの指輪…受け取ってください」

ことり「え？海未ちゃんプレゼント用意してくれてたの？」

海未「いえ、プレゼントではありません。…私と結婚してください、ことり」

ことり「…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

海未「ご、ごめんなさい！嫌でしたか？」

ことり「ううん、嬉しくて。海未ちゃんがことりのことこんなに想ってくれていたなんて」

海未「当然です。返事を聞かせて頂けますか？」

ことり「うん、ことりで良ければ喜んで！」

海未「それは良かったです」ﾆｺｯ

海未「それではことり、改めて言わせて下さい」

海未「メリークリ　リス！」

ことり「」ﾊﾟｼｰﾝ

海未「」ﾋﾘﾋﾘ

終わり

わざわざこの時間になるようにしたのかw

ハッピーエンドね