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1: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 21:23:17 ID:???Sd
朝 廊下
夏美「なっつー♪ 恋先輩ありがとうですのー♪」
夏美「恋先輩が誕おめ一番乗りですの。夏美は恋先輩に愛されてますのー♪」
恋「冬毬さんには祝われなかったんですか?」
夏美「起こしても起きないので先に行きます。と書き置きがありましたの」
恋「なるほど……昨日は夜ふかしを?」
夏美「きな子達からおめでとうLINEが来たから、夜が明けるまでやりとりしちゃってましたの」
恋「祝われてるではないですか」
夏美「リアルの誕おめ一番乗りは恋先輩ですの! やっぱり生が一番気持ちいいですの」
恋「ちょっと言い方がいやらしいです」
夏美「なっつー♪ 恋先輩ありがとうですのー♪」
夏美「恋先輩が誕おめ一番乗りですの。夏美は恋先輩に愛されてますのー♪」
恋「冬毬さんには祝われなかったんですか?」
夏美「起こしても起きないので先に行きます。と書き置きがありましたの」
恋「なるほど……昨日は夜ふかしを?」
夏美「きな子達からおめでとうLINEが来たから、夜が明けるまでやりとりしちゃってましたの」
恋「祝われてるではないですか」
夏美「リアルの誕おめ一番乗りは恋先輩ですの! やっぱり生が一番気持ちいいですの」
恋「ちょっと言い方がいやらしいです」
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2: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 21:27:35 ID:???Sd
夏美「ともかく! 恋先輩に祝われて嬉しいですの」
恋「ふふっ、そんなに喜んでもらえたら先輩冥利に尽きますね」
恋「実はプレゼントも用意してあるんですよ?」
夏美「なっつ! 恋先輩からのプレゼント!」
夏美「どんなものもらえるのかワクワクが止まりませんのー♪」
恋「とってもいいものです! 喜ばせる自信ありますよ」
夏美「おぉ……凄い自信ですの。すみれ先輩みたいにプレゼントは子種とか言い出さないか心配ですの」
恋「すみれさんは特殊なので……」
夏美「何をくれるんですのー?」
恋「それは放課後のお楽しみです」
夏美「むー……放課後まで我慢しますの」
恋「ふふっ、そんなに喜んでもらえたら先輩冥利に尽きますね」
恋「実はプレゼントも用意してあるんですよ?」
夏美「なっつ! 恋先輩からのプレゼント!」
夏美「どんなものもらえるのかワクワクが止まりませんのー♪」
恋「とってもいいものです! 喜ばせる自信ありますよ」
夏美「おぉ……凄い自信ですの。すみれ先輩みたいにプレゼントは子種とか言い出さないか心配ですの」
恋「すみれさんは特殊なので……」
夏美「何をくれるんですのー?」
恋「それは放課後のお楽しみです」
夏美「むー……放課後まで我慢しますの」
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4: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 21:32:18 ID:???Sd
夏美(恋先輩の誕生日プレゼント……何かな、何かな)ワクワク
きな子「夏美ちゃん! 誕生日おめでとうっす!」
夏美「きな子ー! 祝ってくれて嬉しいですのー♪」
メイ「おう、誕おめ。ほらプレゼント」トンッ
夏美「? これは?」
メイ「昨日すみれ先輩が履いてたストッキングだよ。汗をたっぷり吸ってすげぇんだ」
メイ「風呂に入れて味わう予定だったけど、夏美にあげる為に我慢したんだ。代わりにたっぷり楽しんでくれよな」
夏美「お気持ちだけ受け取っておきますの」
メイ「なっ……!? 夏美お前……!」
メイ「そんなに私のことを……誕生日なんだからさ、そんな気を遣ってくれなくてもいいのに」テレテレ
夏美「マジで言ってますの」
きな子「夏美ちゃん! 誕生日おめでとうっす!」
夏美「きな子ー! 祝ってくれて嬉しいですのー♪」
メイ「おう、誕おめ。ほらプレゼント」トンッ
夏美「? これは?」
メイ「昨日すみれ先輩が履いてたストッキングだよ。汗をたっぷり吸ってすげぇんだ」
メイ「風呂に入れて味わう予定だったけど、夏美にあげる為に我慢したんだ。代わりにたっぷり楽しんでくれよな」
夏美「お気持ちだけ受け取っておきますの」
メイ「なっ……!? 夏美お前……!」
メイ「そんなに私のことを……誕生日なんだからさ、そんな気を遣ってくれなくてもいいのに」テレテレ
夏美「マジで言ってますの」
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5: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 21:37:00 ID:???Sd
四季「夏美ちゃん、おめでとう」
夏美「四季ー♪」
四季「私からはこれ」ポンッ
夏美「これは? ……機械?」
四季「『押すとLiella!のメンバー誰か一人がランダムに射〇するボタン』。璃奈ちゃんと共同開発した一品」
※資金提供 小原
夏美「これを貰ってどうしろと?」
四季「皆まで言わせないでほしい。夏美ちゃんのドスケベ」
夏美「とんでもない風評被害ですの!?」
四季「分かってる。夏美ちゃんは接客中のかのん先輩にアヘ顔射〇させたり、スクドルの握手会に参加中のメイを射〇させたりしたがってる」
夏美「そんな素振り見せたことねぇですの!!」
四季「開発に二十億かかってる。受け取って」
夏美「なっつー……迷惑なのに断れないやつですの……」
夏美「四季ー♪」
四季「私からはこれ」ポンッ
夏美「これは? ……機械?」
四季「『押すとLiella!のメンバー誰か一人がランダムに射〇するボタン』。璃奈ちゃんと共同開発した一品」
※資金提供 小原
夏美「これを貰ってどうしろと?」
四季「皆まで言わせないでほしい。夏美ちゃんのドスケベ」
夏美「とんでもない風評被害ですの!?」
四季「分かってる。夏美ちゃんは接客中のかのん先輩にアヘ顔射〇させたり、スクドルの握手会に参加中のメイを射〇させたりしたがってる」
夏美「そんな素振り見せたことねぇですの!!」
四季「開発に二十億かかってる。受け取って」
夏美「なっつー……迷惑なのに断れないやつですの……」
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7: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 21:41:01 ID:???Sd
きな子「……」
夏美「きな子?」
きな子「はにゃ!? な、なんすか!?」
メイ「いや、きな子の誕生日プレゼントは何かなって」
四季「きな子ちゃんは夏美ちゃんが大好き。期待してる」
きな子「え、えっと……」
きな子(やべーっす。何も用意してないとは言えないっすね)
きな子(学校で渡すと思ってなかったんすもん……今日の放課後、夏美ちゃんと一緒に買いにいってその場で渡そうと思ってたのに!)
夏美「じー」
メイ「じー」
四季「じろじろ」
きな子「え、えっときな子は……」
きな子(この流れを途絶えさせたら盛り下がるっす……もうここはアレしかないっす!!)
きな子「誕生日プレゼントはきな子っすよ♡」
夏美「きな子?」
きな子「はにゃ!? な、なんすか!?」
メイ「いや、きな子の誕生日プレゼントは何かなって」
四季「きな子ちゃんは夏美ちゃんが大好き。期待してる」
きな子「え、えっと……」
きな子(やべーっす。何も用意してないとは言えないっすね)
きな子(学校で渡すと思ってなかったんすもん……今日の放課後、夏美ちゃんと一緒に買いにいってその場で渡そうと思ってたのに!)
夏美「じー」
メイ「じー」
四季「じろじろ」
きな子「え、えっときな子は……」
きな子(この流れを途絶えさせたら盛り下がるっす……もうここはアレしかないっす!!)
きな子「誕生日プレゼントはきな子っすよ♡」
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8: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 21:46:02 ID:???Sd
夏美「えっ!?」
メイ「なっ!」
四季「おぉ……ラブミーテンダー」
きな子「なんすかその反応!?」
メイ「だってお前それ……愛の告白じゃねぇか!?」
四季「私を貰ってほしい、の証明。夏美ちゃんが受ければカップル成立」
きな子「えぇ!?」
夏美「なっつー……ま、まさかきな子の好きがライクじゃなくラブだったとは思いませんでしたの」カァァッ
きな子「ま、待つっす! 夏美ちゃんのことは好きっすけど! あれっすよ、一日夏美ちゃんの言うこと聞く的な意味で言ったんすよ! メイドみたいな!」
夏美「あ、そういうことですの。なんかちょっと残念」
メイ「なっ!」
四季「おぉ……ラブミーテンダー」
きな子「なんすかその反応!?」
メイ「だってお前それ……愛の告白じゃねぇか!?」
四季「私を貰ってほしい、の証明。夏美ちゃんが受ければカップル成立」
きな子「えぇ!?」
夏美「なっつー……ま、まさかきな子の好きがライクじゃなくラブだったとは思いませんでしたの」カァァッ
きな子「ま、待つっす! 夏美ちゃんのことは好きっすけど! あれっすよ、一日夏美ちゃんの言うこと聞く的な意味で言ったんすよ! メイドみたいな!」
夏美「あ、そういうことですの。なんかちょっと残念」
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9: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 21:51:00 ID:???Sd
メイ「一日言うこと聞くってどんなことでもか?」
きな子「そりゃもう何でもっすよ。きな子は夏美ちゃんのものっすもん」
メイ「例えばうんこ食わせてくれって言ったら食わせてくれるのか?」
きな子「えっ……いや、それは……」
四季「きな子ちゃんはなんでもすると言った。なんでもの範囲は無尽蔵、うんこくらいはその宇宙の中に内包している」
メイ「へへっ、そうか。私の誕生日も楽しみにしてるからな」
きな子(嫌な予感がするっすね。消しゴムでもあげとくっすか)
夏美「うんこは食べたくないですの……」
きな子「積極的にうんこ食べさせに行く存在じゃないっすよきな子は!! メイちゃんのせいっすよ!!」
メイ「冗談だって。流石の私もそこまで変態じゃねえよ」
きな子「そりゃもう何でもっすよ。きな子は夏美ちゃんのものっすもん」
メイ「例えばうんこ食わせてくれって言ったら食わせてくれるのか?」
きな子「えっ……いや、それは……」
四季「きな子ちゃんはなんでもすると言った。なんでもの範囲は無尽蔵、うんこくらいはその宇宙の中に内包している」
メイ「へへっ、そうか。私の誕生日も楽しみにしてるからな」
きな子(嫌な予感がするっすね。消しゴムでもあげとくっすか)
夏美「うんこは食べたくないですの……」
きな子「積極的にうんこ食べさせに行く存在じゃないっすよきな子は!! メイちゃんのせいっすよ!!」
メイ「冗談だって。流石の私もそこまで変態じゃねえよ」
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10: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 21:54:55 ID:???Sd
夏美「じゃあきな子は膝枕をお願いしますの。椅子並べてごろんしますのー♪」
きな子「いいっすよ、おいでー♪」
ゴロンッ
夏美「きな子の太もも、柔らかいですの♡」
きな子「なでなでもしてあげるっすよ」ナデナデ
夏美「ふにゃあ……幼い頃を思い出しますのぉ……」
メイ「……」サラサラ
四季「メイ? 身体が砂になってる……」
四季「メイの薄汚れた魂では余りの純真さに耐えられなかった。大丈夫、私もすぐに逝く」サラサラ
夏美「ん? メイと四季は何処行きましたの?」
きな子「なんか死んだっす」
きな子「いいっすよ、おいでー♪」
ゴロンッ
夏美「きな子の太もも、柔らかいですの♡」
きな子「なでなでもしてあげるっすよ」ナデナデ
夏美「ふにゃあ……幼い頃を思い出しますのぉ……」
メイ「……」サラサラ
四季「メイ? 身体が砂になってる……」
四季「メイの薄汚れた魂では余りの純真さに耐えられなかった。大丈夫、私もすぐに逝く」サラサラ
夏美「ん? メイと四季は何処行きましたの?」
きな子「なんか死んだっす」
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11: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 21:57:26 ID:???Sd
放課後 部室
夏美「どきどきしますの……」
きな子「きっと先輩達、準備してくれてるっすよ!」
ガチャッ
パーンッ!!
夏美「なっつー!?」
かのん「夏美ちゃん、誕生日おめでとーっ!!」
千砂都「まるーっ! ハッピーバースデー!!」マルーッ
夏美「クラッカー……びっくりしましたの」
夏美「どきどきしますの……」
きな子「きっと先輩達、準備してくれてるっすよ!」
ガチャッ
パーンッ!!
夏美「なっつー!?」
かのん「夏美ちゃん、誕生日おめでとーっ!!」
千砂都「まるーっ! ハッピーバースデー!!」マルーッ
夏美「クラッカー……びっくりしましたの」
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12: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 22:03:16 ID:???Sd
きな子「飾り付けも凄いっす!」
すみれ「当たり前じゃない! ショービジネスの世界でセンスを磨いた私がデザインしたのよ!」
可可「それを実現レベルまで持っていったのはククですケド」
すみれ「ちょ、ちょっと無理なところがあっただけよ!」
可可「ミラーボールを下げて部屋全体を可変式床に変える、のどこがチョトですかー!! 頭までグッソクムシになったデス!?」
可可「いや……グソすムシか!」
夏美「なんだか大変だったみたいですの」
すみれ「と、とにかく誕生日おめでとう夏美!」
可可「生日快乐、ナッツ!」
夏美「感動ですの……!」
すみれ「当たり前じゃない! ショービジネスの世界でセンスを磨いた私がデザインしたのよ!」
可可「それを実現レベルまで持っていったのはククですケド」
すみれ「ちょ、ちょっと無理なところがあっただけよ!」
可可「ミラーボールを下げて部屋全体を可変式床に変える、のどこがチョトですかー!! 頭までグッソクムシになったデス!?」
可可「いや……グソすムシか!」
夏美「なんだか大変だったみたいですの」
すみれ「と、とにかく誕生日おめでとう夏美!」
可可「生日快乐、ナッツ!」
夏美「感動ですの……!」
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13: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 22:13:59 ID:???Sd
マルガレーテ「おめでとう、夏美先輩。料理は私と冬毬で用意したわ」
冬毬「誕生日おめでとうございます、姉者。二人で、というかほぼマルガレーテが用意したようなものですが」
きな子「凄い料理っすねぇ」
マルガレーテ「一流ホテルのビュッフェをイメージしたのよ! 何回も通って味を覚えたんだから、しっかり味わってよね!」
夏美「一流ホテルのビュッフェに何度も!? よくそんなマニーがありましたの」
マルガレーテ「他校のスクールアイドルに相談したのよ。先輩の誕生日を祝いたいから良いビュッフェを教えてほしいって」
マルガレーテ「そしたら、『きゃあっ! 先輩を祝うなんて素敵じゃない! お金は出してあげるから一緒にビュッフェに行って研究するラ!』って」
きな子「いい人もいるもんすねー」
冬毬「ええ、とっても素敵な方でしたよ」
マルガレーテ「ああいう人は友達も多いんでしょうね」
夏美「色んな人にお世話になって、かえって恐縮ですのー」
冬毬「誕生日おめでとうございます、姉者。二人で、というかほぼマルガレーテが用意したようなものですが」
きな子「凄い料理っすねぇ」
マルガレーテ「一流ホテルのビュッフェをイメージしたのよ! 何回も通って味を覚えたんだから、しっかり味わってよね!」
夏美「一流ホテルのビュッフェに何度も!? よくそんなマニーがありましたの」
マルガレーテ「他校のスクールアイドルに相談したのよ。先輩の誕生日を祝いたいから良いビュッフェを教えてほしいって」
マルガレーテ「そしたら、『きゃあっ! 先輩を祝うなんて素敵じゃない! お金は出してあげるから一緒にビュッフェに行って研究するラ!』って」
きな子「いい人もいるもんすねー」
冬毬「ええ、とっても素敵な方でしたよ」
マルガレーテ「ああいう人は友達も多いんでしょうね」
夏美「色んな人にお世話になって、かえって恐縮ですのー」
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14: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 22:18:45 ID:???Sd
かのん「さ、さ! 楽しもうよ夏美ちゃん!」
千砂都「メイちゃん達のことは残念だったけどね」
かのん「うん……明日はお通夜だもんね……」
きな子「惜しい人を亡くしたっす」
夏美「本当におかしい人達でしたの……」
かのん「まぁ今日は忘れてパーッとやろうよ! 二人もきっとそう望んでるよ!」
冬毬「アグリーしかねますね。死者には意思も意味もありません」
夏美「ところで恋先輩は……?」
すみれ「そういえば……」
可可「さっきまでいたデスよ?」
千砂都「メイちゃん達のことは残念だったけどね」
かのん「うん……明日はお通夜だもんね……」
きな子「惜しい人を亡くしたっす」
夏美「本当におかしい人達でしたの……」
かのん「まぁ今日は忘れてパーッとやろうよ! 二人もきっとそう望んでるよ!」
冬毬「アグリーしかねますね。死者には意思も意味もありません」
夏美「ところで恋先輩は……?」
すみれ「そういえば……」
可可「さっきまでいたデスよ?」
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15: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 22:25:12 ID:???Sd
恋「もう始まってしまいましたか?」ガラッ
夏美「恋先輩ー♡」ニャハー
きな子「むっ」
きな子(夏美ちゃんが恋先輩に向ける視線……なんかイライラするっす……なんで?)
恋「すみません、準備に時間がかかってしまって」
夏美「んもぅ、朝から待ち遠しかったですの」
夏美「一体何を準備してたんですの?」
恋「ふふっ、では発表します! 私からの誕生日プレゼントは……」
夏美「どきどき!」
恋「私です!」ババーン
きな子(まさかのネタかぶりっすー!?)
夏美「恋先輩ー♡」ニャハー
きな子「むっ」
きな子(夏美ちゃんが恋先輩に向ける視線……なんかイライラするっす……なんで?)
恋「すみません、準備に時間がかかってしまって」
夏美「んもぅ、朝から待ち遠しかったですの」
夏美「一体何を準備してたんですの?」
恋「ふふっ、では発表します! 私からの誕生日プレゼントは……」
夏美「どきどき!」
恋「私です!」ババーン
きな子(まさかのネタかぶりっすー!?)
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16: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 22:28:44 ID:???Sd
夏美「恋先輩が私のものになるんですの!?」
恋「はい!」
きな子「え、えっと……それはあれっすよね? 一日だけ夏美ちゃんのもの、みたいな」
恋「ずっとです!」
夏美「ずっと!?」
きな子「ずっとー!?」
冬毬「つまりそれは……恋先輩は姉者と添い遂げるということですか?」
きな子(あっ、これはあれっすね! そういうことではありませんって恋先輩が答えて、なんかち とかイナ川とか出てくるふざけた流れになるやつっす! きな子は詳しいんすよ!)
恋「そういうことですね」
きな子「エエー?!」
恋「はい!」
きな子「え、えっと……それはあれっすよね? 一日だけ夏美ちゃんのもの、みたいな」
恋「ずっとです!」
夏美「ずっと!?」
きな子「ずっとー!?」
冬毬「つまりそれは……恋先輩は姉者と添い遂げるということですか?」
きな子(あっ、これはあれっすね! そういうことではありませんって恋先輩が答えて、なんかち とかイナ川とか出てくるふざけた流れになるやつっす! きな子は詳しいんすよ!)
恋「そういうことですね」
きな子「エエー?!」
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17: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 22:32:51 ID:???Sd
かのん「どうしたのきな子ちゃん!? 声が素っ頓狂にもほどがあるよ!?」
きな子「イナ川は!? ち は!?」
すみれ「ち ならここよ」ボロンッ
きな子「しまうっす」
すみれ「……」ヌプッ
夏美「なっつ!?」
きな子「何してるんすかすみれ先輩!? 夏美ちゃんにち 挿れちゃ駄目っす! ハウス! ハウス!」
すみれ「……」パンッパンッ
すみれ「受け取りなさい夏美、誕生日プレゼントよ!」ビュルルルッ
夏美「あ、あ"……」ビクッビクッ
可可「とりあえず見なかったことにするデス」
夏美「そうしますの」トロォッ
きな子「恋先輩、夏美ちゃんとけ……結婚するんすか?」
きな子「イナ川は!? ち は!?」
すみれ「ち ならここよ」ボロンッ
きな子「しまうっす」
すみれ「……」ヌプッ
夏美「なっつ!?」
きな子「何してるんすかすみれ先輩!? 夏美ちゃんにち 挿れちゃ駄目っす! ハウス! ハウス!」
すみれ「……」パンッパンッ
すみれ「受け取りなさい夏美、誕生日プレゼントよ!」ビュルルルッ
夏美「あ、あ"……」ビクッビクッ
可可「とりあえず見なかったことにするデス」
夏美「そうしますの」トロォッ
きな子「恋先輩、夏美ちゃんとけ……結婚するんすか?」
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19: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 22:37:38 ID:???Sd
恋「えぇ、夏美さんさえ良ければそうしようかと」
恋「父から総理大臣に働きかけてもらって、女同士でも結婚出来るようにさせましたし」
総理大臣『舐められてたまるか』
恋パパ『女同士でも結婚出来るようにしていただきたい。無理なら忍者を差し向ける』
総理大臣『まず、忍者とは…何か(ハットリ』
恋「私と夏美さんの間を阻むものは最早ありません」
きな子「そんなに夏美ちゃんのことを……!」
夏美「恋先輩に愛されちゃって困りますのー♪」
恋「夏美さん……♡」
きな子「ぐ、うう……」
きな子(二人とも幸せそうっす……でも、でもきな子は……)
マルガレーテ「それでいいの?」
恋「父から総理大臣に働きかけてもらって、女同士でも結婚出来るようにさせましたし」
総理大臣『舐められてたまるか』
恋パパ『女同士でも結婚出来るようにしていただきたい。無理なら忍者を差し向ける』
総理大臣『まず、忍者とは…何か(ハットリ』
恋「私と夏美さんの間を阻むものは最早ありません」
きな子「そんなに夏美ちゃんのことを……!」
夏美「恋先輩に愛されちゃって困りますのー♪」
恋「夏美さん……♡」
きな子「ぐ、うう……」
きな子(二人とも幸せそうっす……でも、でもきな子は……)
マルガレーテ「それでいいの?」
0
20: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 22:42:09 ID:???Sd
きな子「マルガレーテちゃん……」
マルガレーテ「私はね、スクールアイドルを通してきな子先輩と夏美先輩が色んな色の光で結ばれていいなって思ってたの」
かのん「あっ、それ!」
マルガレーテ「赤だったり青だったり緑だったり。繋がったり、結ばれていく中で私たち自身、想像もしないような……色んな色の光になっていく」
かのん「それ私のいいやつ! わーたーしーのー!!」
マルガレーテ「それはまだ何色でもない、私たちだからできること。きな子先輩の色は……そんなに悲しい色でいいの?」
かのん「むー! むー!」ジダンダ
きな子「マルガレーテちゃん……」ポロポロ
きな子「イヤっす! きな子だって……きな子だって夏美ちゃんのことが好きなんすから!!」
マルガレーテ「私はね、スクールアイドルを通してきな子先輩と夏美先輩が色んな色の光で結ばれていいなって思ってたの」
かのん「あっ、それ!」
マルガレーテ「赤だったり青だったり緑だったり。繋がったり、結ばれていく中で私たち自身、想像もしないような……色んな色の光になっていく」
かのん「それ私のいいやつ! わーたーしーのー!!」
マルガレーテ「それはまだ何色でもない、私たちだからできること。きな子先輩の色は……そんなに悲しい色でいいの?」
かのん「むー! むー!」ジダンダ
きな子「マルガレーテちゃん……」ポロポロ
きな子「イヤっす! きな子だって……きな子だって夏美ちゃんのことが好きなんすから!!」
0
21: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 22:46:34 ID:???Sd
夏美「きな子!?」
恋「きな子さんも夏美さんのことを……!?」
きな子「夏美ちゃん! あの時は照れくさくて、今日一日だけなんて言ったけど……」
きな子「きな子もずっと夏美ちゃんのそばにいたいっす! 初めて会った時から、あの名刺を貰ったときから……」
きな子「ずっと、CEOの後ろ姿を追ってきたんすから」
夏美「きな子……」
恋「……夏美さんが選んでください」
夏美「……」
恋「私と結婚するか、きな子さんと結婚するか」
恋「婚姻届は用意してあります。まだ、名前は書いていません」
恋「夏美さんが選んで……名前を書いてください」
冬毬「あの、すいません」
夏美「私が……」
恋「きな子さんも夏美さんのことを……!?」
きな子「夏美ちゃん! あの時は照れくさくて、今日一日だけなんて言ったけど……」
きな子「きな子もずっと夏美ちゃんのそばにいたいっす! 初めて会った時から、あの名刺を貰ったときから……」
きな子「ずっと、CEOの後ろ姿を追ってきたんすから」
夏美「きな子……」
恋「……夏美さんが選んでください」
夏美「……」
恋「私と結婚するか、きな子さんと結婚するか」
恋「婚姻届は用意してあります。まだ、名前は書いていません」
恋「夏美さんが選んで……名前を書いてください」
冬毬「あの、すいません」
夏美「私が……」
0
23: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 22:50:09 ID:???Sd
夏美(きな子はずっと私の隣りに居てくれましたの)
夏美(でも、優しくてちょっぴり工 な恋先輩のことも大好きですの)
冬毬「あの、姉者?」
夏美(そんな二人のどっちかを選ぶなんて……)
夏美(まさにヒトリダケナンテエラベナイヨー!ですの)
冬毬「あのー、大切なことを忘れていませんか?」
夏美(どうすれば……)
冬毬「あーねーじゃ!!」
夏美「わっ!? み、耳元で叫ぶのはやめるですの!!」
冬毬「姉者がぼーっとしてるからですよ。あのですね、姉者もきな子先輩も恋先輩も大切なことを忘れています」
夏美「大切なこと?」
きな子「なんっすか?」
恋「はて……女同士でも結婚出来るように法案は通しましたし……」
冬毬「あの、姉者、今日でまだ17歳です」
夏美(でも、優しくてちょっぴり工 な恋先輩のことも大好きですの)
冬毬「あの、姉者?」
夏美(そんな二人のどっちかを選ぶなんて……)
夏美(まさにヒトリダケナンテエラベナイヨー!ですの)
冬毬「あのー、大切なことを忘れていませんか?」
夏美(どうすれば……)
冬毬「あーねーじゃ!!」
夏美「わっ!? み、耳元で叫ぶのはやめるですの!!」
冬毬「姉者がぼーっとしてるからですよ。あのですね、姉者もきな子先輩も恋先輩も大切なことを忘れています」
夏美「大切なこと?」
きな子「なんっすか?」
恋「はて……女同士でも結婚出来るように法案は通しましたし……」
冬毬「あの、姉者、今日でまだ17歳です」
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24: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 22:53:50 ID:???Sd
夏美「……」
きな子「……」
恋「……」
冬毬「さらに言えばきな子先輩も17歳です」
すみれ「そもそも結婚出来ないじゃない!!」
マルガレーテ「雰囲気に飲まれて忘れてたわ……そういえば18歳からになったのよね、女性の結婚」
かのん「え、じゃあ二人の求婚は?」
千砂都「それは、まぁ……」
可可「まだ17歳となると……」
冬毬「来年の誕生日まで持ち越し、ですね」
ズコーッ
恋「わ、私は何のために法案を……」
きな子「早まって告白しちゃったっす! 顔から火が出るっすー!!」
夏美「あはは……」
きな子「……」
恋「……」
冬毬「さらに言えばきな子先輩も17歳です」
すみれ「そもそも結婚出来ないじゃない!!」
マルガレーテ「雰囲気に飲まれて忘れてたわ……そういえば18歳からになったのよね、女性の結婚」
かのん「え、じゃあ二人の求婚は?」
千砂都「それは、まぁ……」
可可「まだ17歳となると……」
冬毬「来年の誕生日まで持ち越し、ですね」
ズコーッ
恋「わ、私は何のために法案を……」
きな子「早まって告白しちゃったっす! 顔から火が出るっすー!!」
夏美「あはは……」
0
25: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 22:56:26 ID:???Sd
こうして私への求婚騒動は終わりを迎えたんですの。
その後はどうなったか?
きな子「来年まで、きな子と恋先輩と付き合ってほしいっす!」
夏美「二股ですのー!?」
恋「一年を通して付き合って、より大切だと思った方と結婚してほしいんです」
恋「4月からは私も大学生、共にいる時間は減りますが……そのぶん大人の余裕がありますよ」
きな子「きな子だって三年生になったらもっと立派になるっす! 恋先輩には負けないっすよー!」
その後はどうなったか?
きな子「来年まで、きな子と恋先輩と付き合ってほしいっす!」
夏美「二股ですのー!?」
恋「一年を通して付き合って、より大切だと思った方と結婚してほしいんです」
恋「4月からは私も大学生、共にいる時間は減りますが……そのぶん大人の余裕がありますよ」
きな子「きな子だって三年生になったらもっと立派になるっす! 恋先輩には負けないっすよー!」
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26: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 22:59:57 ID:???Sd
そんなわけで二人と付き合うことになったんですの!
毎日交代でデートをして、そ、その……工 なこともしちゃったんですの。
そんなある日、私の妊娠が判明したんですの。
夏美「ふーっ、ふーっ」
きな子「頑張るっすよ、夏美ちゃん!」
恋「誕生日まではまだ2ヶ月ほどありますが……産まれた赤ちゃんは、どっちの子ですかね?」
きな子「絶対きな子っす!」
恋「いえ、私です!」
産まれた子と血が繋がってるほうが結婚するんだ、なんて喧嘩してますの。こっちは苦しいのにいい気なものですの。
夏美「う、産まれる……」
きな子「! 夏美ちゃんっ!」
恋「夏美さん! 側にいますからね!」
毎日交代でデートをして、そ、その……工 なこともしちゃったんですの。
そんなある日、私の妊娠が判明したんですの。
夏美「ふーっ、ふーっ」
きな子「頑張るっすよ、夏美ちゃん!」
恋「誕生日まではまだ2ヶ月ほどありますが……産まれた赤ちゃんは、どっちの子ですかね?」
きな子「絶対きな子っす!」
恋「いえ、私です!」
産まれた子と血が繋がってるほうが結婚するんだ、なんて喧嘩してますの。こっちは苦しいのにいい気なものですの。
夏美「う、産まれる……」
きな子「! 夏美ちゃんっ!」
恋「夏美さん! 側にいますからね!」
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27: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 23:03:06 ID:???Sd
「……」スポーンッ
夏美「はぁ、はぁ……」
きな子「頑張ったっすね夏美ちゃん」ウルウル
恋「なんだか感動してしまいます……」ウルウル
きな子「目元がきな子そっくりっす♡」
恋「何言ってるんですか、口元は私そっくりですよ!」
看護師「生まれたばかりってしわくちゃの猿みたいなもんなんだから分かるわけねぇだろそんなの。盛り上がって馬鹿かよ」
夏美「ベイビーの前で喧嘩はやめるですのー……」
看護師「ほらほら、泣いて!」ケツパーンッ
夏美「あ、ほら……赤ちゃんが口を開けましたの」
夏美「はぁ、はぁ……」
きな子「頑張ったっすね夏美ちゃん」ウルウル
恋「なんだか感動してしまいます……」ウルウル
きな子「目元がきな子そっくりっす♡」
恋「何言ってるんですか、口元は私そっくりですよ!」
看護師「生まれたばかりってしわくちゃの猿みたいなもんなんだから分かるわけねぇだろそんなの。盛り上がって馬鹿かよ」
夏美「ベイビーの前で喧嘩はやめるですのー……」
看護師「ほらほら、泣いて!」ケツパーンッ
夏美「あ、ほら……赤ちゃんが口を開けましたの」
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28: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 23:03:42 ID:???Sd
赤ちゃん「おぎゃーったらおぎゃーよ!!」
赤ちゃんと血が繋がった人と結婚しましたの。
終わり
赤ちゃんと血が繋がった人と結婚しましたの。
終わり
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29: ◆jQi1ofTw★ 2025/08/07(木) 23:05:52 ID:???Sd
ギリギリになりましたが夏誕SSです
誕生日おめでとう、夏美ちゃん
誕生日おめでとう、夏美ちゃん
引用元: https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11224/1754569397/