2:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:43:03 ID:???00
~浅草キャンパス~
ポルカ「ねえねえみんな。バレンタインは何か予定ある?」
玲「彼氏ならいないけど」
花火「私の店でイベントをやる予定もないわね」
麻衣「特にバレンタインだからって外食に行く家庭でもないわ」
ポルカ「つまりみんな予定空いてるってことだね!」
麻衣「また何か思いついたの?」
ポルカ「うん!せっかくなら浅草組でお菓子作ろうと思ったんだ!」
玲「なんでまた?」
ポルカ「考えてごらん、バレンタインは奇跡ちゃんは必ずお菓子作ってくるでしょ。絶対美味しいやつ」
花火「まあ、想像はつくわね。味はともかく」
ポルカ「シオン様は視聴者のみんなとイベントやるでしょ」
麻衣「確かに、その手のイベントは何だかんだでやる人ね」
ポルカ「ローラちゃん達は…よくわからないけど、何かやりそうじゃん?」
玲「そこは本人達に聞いたんじゃないんだ」
花火「でも、ローラちゃんがバレンタインに合わせた服を好き勝手着せそうじゃないかしら。ゆくりちゃんと真緑ちゃんに」
麻衣「二人とも…かわいそうに」
玲「確定ではないから」
ポルカ「ねえねえみんな。バレンタインは何か予定ある?」
玲「彼氏ならいないけど」
花火「私の店でイベントをやる予定もないわね」
麻衣「特にバレンタインだからって外食に行く家庭でもないわ」
ポルカ「つまりみんな予定空いてるってことだね!」
麻衣「また何か思いついたの?」
ポルカ「うん!せっかくなら浅草組でお菓子作ろうと思ったんだ!」
玲「なんでまた?」
ポルカ「考えてごらん、バレンタインは奇跡ちゃんは必ずお菓子作ってくるでしょ。絶対美味しいやつ」
花火「まあ、想像はつくわね。味はともかく」
ポルカ「シオン様は視聴者のみんなとイベントやるでしょ」
麻衣「確かに、その手のイベントは何だかんだでやる人ね」
ポルカ「ローラちゃん達は…よくわからないけど、何かやりそうじゃん?」
玲「そこは本人達に聞いたんじゃないんだ」
花火「でも、ローラちゃんがバレンタインに合わせた服を好き勝手着せそうじゃないかしら。ゆくりちゃんと真緑ちゃんに」
麻衣「二人とも…かわいそうに」
玲「確定ではないから」
3:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:44:18 ID:???00
ポルカ「ともかく!どこもかしこも何かしらやりそうだっていうのに私たちは何の予定もなし!」
ポルカ「同じ高校、同じ部活だっていうのに、私たちだけ実に空虚な2月14日じゃあありゃあせんか!」
ポルカ「これじゃあ私たちだけL高生きづらい部!の敗北者になっちゃうんだよ!それでいいの!?」
麻衣「敗北者って…」
花火「流石に勝ち負けどうこうの話じゃないと思うけど…」
玲「…ポルカ。今のネタ、通じない人には通じないよ」
ポルカ「ありゃあ?」
麻衣「それはともかく、ポルカは何をしたいの?」
ポルカ「うん、お菓子作りしたいなって」
花火「それは普通に良いわね。みんなでお菓子作り、楽しそうじゃない」
玲「まあ、それ自体は良いけどさ」
玲「この4人でお菓子作りしたことある人、いる?それもチョコレートを」
4人「…………」
ポルカ「同じ高校、同じ部活だっていうのに、私たちだけ実に空虚な2月14日じゃあありゃあせんか!」
ポルカ「これじゃあ私たちだけL高生きづらい部!の敗北者になっちゃうんだよ!それでいいの!?」
麻衣「敗北者って…」
花火「流石に勝ち負けどうこうの話じゃないと思うけど…」
玲「…ポルカ。今のネタ、通じない人には通じないよ」
ポルカ「ありゃあ?」
麻衣「それはともかく、ポルカは何をしたいの?」
ポルカ「うん、お菓子作りしたいなって」
花火「それは普通に良いわね。みんなでお菓子作り、楽しそうじゃない」
玲「まあ、それ自体は良いけどさ」
玲「この4人でお菓子作りしたことある人、いる?それもチョコレートを」
4人「…………」
4:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:45:48 ID:???00
麻衣「ごめんなさい、料理の方はちょっと…」
ポルカ「私も、お母さんから『あんたは料理しちゃダメ』って言われて…」
麻衣「言い出した張本人なのにその体たらくなの?」
玲「かくいう私も、弟の離乳食ならともかくお菓子なんて作ったことないんだよね…」
花火「私、一応作ったことあるにはあるわよ、お菓子」
ポルカ「本当!?何作ったの!?」
花火「……………………」
花火「おはぎ」
ポルカ「おはぎ」
玲「おはぎ」
麻衣「おはぎ…」
花火「……うん。おはぎ…」
4人「…………」
ポルカ「……も、盛り付けは花火ちゃんに任せれば良いってことだよね!おはぎ作ったことあるし!」
玲「そうだね、おはぎのあの形にできたってことは、ある程度手先が器用ってことだし期待できると思う」
麻衣「じゃあ、花火はおはぎ作りの実績から見て形を整える担当に回しましょうか」
花火「やめて!おはぎから無理やり美点を見出さないで…」
ポルカ「私も、お母さんから『あんたは料理しちゃダメ』って言われて…」
麻衣「言い出した張本人なのにその体たらくなの?」
玲「かくいう私も、弟の離乳食ならともかくお菓子なんて作ったことないんだよね…」
花火「私、一応作ったことあるにはあるわよ、お菓子」
ポルカ「本当!?何作ったの!?」
花火「……………………」
花火「おはぎ」
ポルカ「おはぎ」
玲「おはぎ」
麻衣「おはぎ…」
花火「……うん。おはぎ…」
4人「…………」
ポルカ「……も、盛り付けは花火ちゃんに任せれば良いってことだよね!おはぎ作ったことあるし!」
玲「そうだね、おはぎのあの形にできたってことは、ある程度手先が器用ってことだし期待できると思う」
麻衣「じゃあ、花火はおはぎ作りの実績から見て形を整える担当に回しましょうか」
花火「やめて!おはぎから無理やり美点を見出さないで…」
5:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:46:44 ID:???00
玲「それで、実際作る方はどうするの?」
麻衣「…曲がりなりにも料理経験のある玲で良いんじゃないかしら」
玲「本気で言ってる?」
麻衣「本気よ。ろくなアテがない3人の中では一番マシそうだし…」
ポルカ「何なら、実際にみんなで作ってみて調理担当決めちゃおうよ!」
花火「それ、最悪の場合私が全部担当することにならない?」
麻衣「その時は指示担当に回して、三人の中で一番マシな子についてアドバイスする係をお願いするわ」
花火「まあ、それなら良いけど」
ポルカ「じゃ、集まる日はこの日で、時間は……——」
麻衣「…曲がりなりにも料理経験のある玲で良いんじゃないかしら」
玲「本気で言ってる?」
麻衣「本気よ。ろくなアテがない3人の中では一番マシそうだし…」
ポルカ「何なら、実際にみんなで作ってみて調理担当決めちゃおうよ!」
花火「それ、最悪の場合私が全部担当することにならない?」
麻衣「その時は指示担当に回して、三人の中で一番マシな子についてアドバイスする係をお願いするわ」
花火「まあ、それなら良いけど」
ポルカ「じゃ、集まる日はこの日で、時間は……——」
6:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:47:33 ID:???00
~料理当日~
ポルカ「というわけで、これからみんなでそれぞれ参考にしたレシピを基にチョコレートを作っていきまーす!」
麻衣「発表順はどうする?」
ポルカ「はいはーい!まず言い出しっぺの私から!」
玲「その法則を言い出しっぺが積極的に活用することあるんだ」
ポルカ「そんな私が参考にしたレシピはこれ!」
-大好きたっぷりトリュフチョコレートの作り方-
・板チョコ 大好きの分だけ
・砂糖 あなたの大好きな人の好みに合わせて適量
・ミルク あなたの大好きな人の好みに合わせて適量
・アーモンド お好みで適量
・香辛料 敢えて入れてみましょう!オススメはタバスコ!
・プロテイン 入れ過ぎない程度に
ポルカ「それじゃあ早速作っていこー!」
麻衣「ポルカは不戦敗でいいわね」
玲「異議なし」
花火「調理は別の人に任せましょう」
ポルカ「どうして」
ポルカ「というわけで、これからみんなでそれぞれ参考にしたレシピを基にチョコレートを作っていきまーす!」
麻衣「発表順はどうする?」
ポルカ「はいはーい!まず言い出しっぺの私から!」
玲「その法則を言い出しっぺが積極的に活用することあるんだ」
ポルカ「そんな私が参考にしたレシピはこれ!」
-大好きたっぷりトリュフチョコレートの作り方-
・板チョコ 大好きの分だけ
・砂糖 あなたの大好きな人の好みに合わせて適量
・ミルク あなたの大好きな人の好みに合わせて適量
・アーモンド お好みで適量
・香辛料 敢えて入れてみましょう!オススメはタバスコ!
・プロテイン 入れ過ぎない程度に
ポルカ「それじゃあ早速作っていこー!」
麻衣「ポルカは不戦敗でいいわね」
玲「異議なし」
花火「調理は別の人に任せましょう」
ポルカ「どうして」
7:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:48:21 ID:???00
~間~
麻衣「手早く…分離しないように…?まず分離した状態がわからないからこんなこと書かれてもイマイチわかんないのよね…」ブツブツ
麻衣「(こういうの料理できる人はわかるんでしょうね💩 っていうか、こんなとこでつまづいてるから私って料理できないんだろうなぁあああ)」
玲「プロテイン、適量……適量……?」
花火「湯煎して…それから…えっと…」
~3人調理後~
麻衣「ふう、これでポルカ以外の3人は作り終わったわね」
花火「それじゃあさっそく味見してみましょうか」
玲「ねえ、最初は私からで良い?」
麻衣「いいわよ。玲が作ったのはチョコバーだったわよね?」
玲「うん。手軽にエネルギーとタンパク質が取れるからよく食べてるんだ」
花火「こんなものまで今はネットにレシピが載って家で作れる時代なのね…」シミジミ
玲「お年寄りみたいなこと言ってないで、早く食べてみてよ。溶けたら味が落ちちゃう」
麻衣「手早く…分離しないように…?まず分離した状態がわからないからこんなこと書かれてもイマイチわかんないのよね…」ブツブツ
麻衣「(こういうの料理できる人はわかるんでしょうね💩 っていうか、こんなとこでつまづいてるから私って料理できないんだろうなぁあああ)」
玲「プロテイン、適量……適量……?」
花火「湯煎して…それから…えっと…」
~3人調理後~
麻衣「ふう、これでポルカ以外の3人は作り終わったわね」
花火「それじゃあさっそく味見してみましょうか」
玲「ねえ、最初は私からで良い?」
麻衣「いいわよ。玲が作ったのはチョコバーだったわよね?」
玲「うん。手軽にエネルギーとタンパク質が取れるからよく食べてるんだ」
花火「こんなものまで今はネットにレシピが載って家で作れる時代なのね…」シミジミ
玲「お年寄りみたいなこと言ってないで、早く食べてみてよ。溶けたら味が落ちちゃう」
8:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:49:30 ID:???00
花火「そうね。それじゃあ…いただきます」パクッ
ポルカ「いっただっきまーす!」パクッ
ジャリッ
ポルカ「っ!!!!!!????~~~~~~っ!!!!!!!!!」
麻衣「…………っ!!」
花火「…………」フーッフーッ
玲「…あれ?不味かった?」
麻衣「ま、まず……い、とは少し違う……」
ポルカ「なんひゃ、くひのながのふいふんらおってかえらおおあ……」
玲「…なんて?」
花火「と、とひあえず、み、みず…」
ポルカ「いっただっきまーす!」パクッ
ジャリッ
ポルカ「っ!!!!!!????~~~~~~っ!!!!!!!!!」
麻衣「…………っ!!」
花火「…………」フーッフーッ
玲「…あれ?不味かった?」
麻衣「ま、まず……い、とは少し違う……」
ポルカ「なんひゃ、くひのながのふいふんらおってかえらおおあ……」
玲「…なんて?」
花火「と、とひあえず、み、みず…」
9:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:50:31 ID:???00
~間~
ポルカ「ぷはー!なんか口の中が一気に乾いて大変だったよ…」
玲「あー、プロテインって慣れないうちは口の中きついよね」
麻衣「あなた、アレを毎回食べてるの…?」
玲「毎回じゃないよ。チョコバー以外にもサラダチキンとかそういうのでエネルギー取ってるかな」
ポルカ「へ、へえ…そうなんだー…」
花火「…ともかく、玲は料理担当から外しましょう」
麻衣「そうね」
玲「慣れればイケるのに」
ポルカ「慣れが必要なものは出しちゃダメだよ、こういうイベントで…」
麻衣「タバスコチョコなんて出そうとしたあなたが言う!?」
ポルカ「ぷはー!なんか口の中が一気に乾いて大変だったよ…」
玲「あー、プロテインって慣れないうちは口の中きついよね」
麻衣「あなた、アレを毎回食べてるの…?」
玲「毎回じゃないよ。チョコバー以外にもサラダチキンとかそういうのでエネルギー取ってるかな」
ポルカ「へ、へえ…そうなんだー…」
花火「…ともかく、玲は料理担当から外しましょう」
麻衣「そうね」
玲「慣れればイケるのに」
ポルカ「慣れが必要なものは出しちゃダメだよ、こういうイベントで…」
麻衣「タバスコチョコなんて出そうとしたあなたが言う!?」
10:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:52:51 ID:???00
花火「ええと、次は私で良いのよね?」
ポルカ「よっ、待ってました大本命!」
麻衣「お願い花火、玲がダメとわかった以上あなたしか頼れないの!レシピもまともそうだったし!」
玲「…まあ、なんか一方的に期待されてるみたいだし、ファイト」
花火「…私も不戦敗って形はダメ?」
玲「ダメでしょ、作っちゃったんだし」
花火「じゃあ……はい。私が作ったチョコね。チョコって言うべきかわからないけど」
ポルカ「どれどれ…」
花火「チョコパン」
ポルカ「チョコパン」
玲「チョコパン?」
花火「チョコパン」
麻衣「…まあ、確かにチョコというべきか微妙なところよね」
玲「そういやそんなだったね、チョコサンドみたいな」
花火「それも市販のバターロールにチョコクリームを挟んだだけよ。これをバレンタインで出しても興醒めするだけでしょ…」
ポルカ「よっ、待ってました大本命!」
麻衣「お願い花火、玲がダメとわかった以上あなたしか頼れないの!レシピもまともそうだったし!」
玲「…まあ、なんか一方的に期待されてるみたいだし、ファイト」
花火「…私も不戦敗って形はダメ?」
玲「ダメでしょ、作っちゃったんだし」
花火「じゃあ……はい。私が作ったチョコね。チョコって言うべきかわからないけど」
ポルカ「どれどれ…」
花火「チョコパン」
ポルカ「チョコパン」
玲「チョコパン?」
花火「チョコパン」
麻衣「…まあ、確かにチョコというべきか微妙なところよね」
玲「そういやそんなだったね、チョコサンドみたいな」
花火「それも市販のバターロールにチョコクリームを挟んだだけよ。これをバレンタインで出しても興醒めするだけでしょ…」
11:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:53:29 ID:???00
玲「まあ、味さえ問題なければ良いんじゃないの」パクッ
麻衣「…うん。チョコクリームとっても美味しいわよ。味付けに問題ないんだから良いじゃない」
ポルカ「美味しい!毎日でも食べたいくらい!」
花火「ありがとう…。でも、流石にもうちょっとちゃんとしたチョコ料理を出したいわ」
玲「そこは今後の特訓次第かな?」
花火「それをいうなら麻衣次第でしょ。私が料理担当に決まったわけじゃないんだし」
麻衣「うっ…」
麻衣「…うん。チョコクリームとっても美味しいわよ。味付けに問題ないんだから良いじゃない」
ポルカ「美味しい!毎日でも食べたいくらい!」
花火「ありがとう…。でも、流石にもうちょっとちゃんとしたチョコ料理を出したいわ」
玲「そこは今後の特訓次第かな?」
花火「それをいうなら麻衣次第でしょ。私が料理担当に決まったわけじゃないんだし」
麻衣「うっ…」
12:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:54:33 ID:???00
ポルカ「じゃあ麻衣ちゃん!渾身の力作、どうぞ!」
麻衣「渾身ってわけじゃないけど……はい、これ」
花火「これは…」
玲「……見た目はそれなりにチョコクッキーだね」
麻衣「…お腹壊したい人だけ食べて。我ながら酷い味だから」
花火「そんなに悲観しないでも…」
玲「まあまあ、とりあえず食べてみてから考えてみなよ」
ポルカ「いっただっきまーす!」パクッ
玲「…………」
花火「…………」
ポルカ「…………」
麻衣「…………」
麻衣「渾身ってわけじゃないけど……はい、これ」
花火「これは…」
玲「……見た目はそれなりにチョコクッキーだね」
麻衣「…お腹壊したい人だけ食べて。我ながら酷い味だから」
花火「そんなに悲観しないでも…」
玲「まあまあ、とりあえず食べてみてから考えてみなよ」
ポルカ「いっただっきまーす!」パクッ
玲「…………」
花火「…………」
ポルカ「…………」
麻衣「…………」
13:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:56:52 ID:???00
玲「…まあ、率直に言っちゃうけどさ」
麻衣「ええ」
玲「生地がパサパサ。安物のクッキー放置した時みたいな食感がする」
麻衣「うん、それは自分でも思ったわ」
花火「チョコらしさもあまりないわね。クッキーもだけど油分が消し飛んだんじゃないかしら」
麻衣「なるほど、原因は油分ね」
花火「これも素人の意見だから、実際に原因を調べて確認したほうがいいわよ」
麻衣「わかった、じゃあここは後で必要に応じて修正するわね」
ポルカ「結構苦めで甘さはほのかにある感じ、かな?大人っぽい味だからゆくりちゃんと翔音ちゃんが好きだと思うな」
麻衣「これでも砂糖多めに入れたつもりなんだけど…焦がしたせいで苦味が増しちゃったのね」
玲「後は使ったチョコも原因だったりしない?後で確認しとこうよ」
麻衣「なるほど…」メモメモ
麻衣「ええ」
玲「生地がパサパサ。安物のクッキー放置した時みたいな食感がする」
麻衣「うん、それは自分でも思ったわ」
花火「チョコらしさもあまりないわね。クッキーもだけど油分が消し飛んだんじゃないかしら」
麻衣「なるほど、原因は油分ね」
花火「これも素人の意見だから、実際に原因を調べて確認したほうがいいわよ」
麻衣「わかった、じゃあここは後で必要に応じて修正するわね」
ポルカ「結構苦めで甘さはほのかにある感じ、かな?大人っぽい味だからゆくりちゃんと翔音ちゃんが好きだと思うな」
麻衣「これでも砂糖多めに入れたつもりなんだけど…焦がしたせいで苦味が増しちゃったのね」
玲「後は使ったチョコも原因だったりしない?後で確認しとこうよ」
麻衣「なるほど…」メモメモ
14:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:57:50 ID:???00
麻衣「…じゃあ、これで決まったわね」
花火「ええ」
玲「本人以外は異議ないと思うよ」
ポルカ「だね!」
4人「せーの」
ポルカ「麻衣ちゃん!」
麻衣「花火」
玲「麻衣」
花火「麻衣ちゃんね」
麻衣「え?」
玲「下手なりにちゃんとしたの出してくれてたじゃん」
花火「指摘された箇所はきちんと聞いて改善する姿勢が見られたものね」
ポルカ「私はなんか問題点の指摘とかしてなかったのに、色々考えて次に繋げようとしてたじゃん」
麻衣「あの、単純な料理の腕で決めるんじゃなかったの?」
花火「誰もそんなこと言ってないわよ」
玲「誰か一人で作るより、私たちで麻衣に教えながらの方がちゃんとしたものできそうじゃん」
ポルカ「私が最初作った頃より断然きちんとしたもの作れてる麻衣ちゃんなら大丈夫だって!」
麻衣「…そ、そこまで言うならやっても良いけど…あまり期待しないでよ?」
花火「私たちみんなで作るようなものなんだから、きっと大丈夫よ」
花火「ええ」
玲「本人以外は異議ないと思うよ」
ポルカ「だね!」
4人「せーの」
ポルカ「麻衣ちゃん!」
麻衣「花火」
玲「麻衣」
花火「麻衣ちゃんね」
麻衣「え?」
玲「下手なりにちゃんとしたの出してくれてたじゃん」
花火「指摘された箇所はきちんと聞いて改善する姿勢が見られたものね」
ポルカ「私はなんか問題点の指摘とかしてなかったのに、色々考えて次に繋げようとしてたじゃん」
麻衣「あの、単純な料理の腕で決めるんじゃなかったの?」
花火「誰もそんなこと言ってないわよ」
玲「誰か一人で作るより、私たちで麻衣に教えながらの方がちゃんとしたものできそうじゃん」
ポルカ「私が最初作った頃より断然きちんとしたもの作れてる麻衣ちゃんなら大丈夫だって!」
麻衣「…そ、そこまで言うならやっても良いけど…あまり期待しないでよ?」
花火「私たちみんなで作るようなものなんだから、きっと大丈夫よ」
15:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:58:59 ID:???00
~間~
ポルカ「できたーっ!浅草キャンパス特製、麻衣ちゃん印のチョコクッキー!」
玲「形も随分マシになったよね」
花火「味も……うん。これなら問題ないんじゃないかしら」モグモグ
麻衣「まあ、最低限、他人にお出しできるクオリティにはなったわね。奇跡に見せたら相当ケチつけられそうだけど」
玲「ふふ、そう思うなら改善あるのみだね」
ポルカ「ねえ!今度のバレンタイン、また今日みたいにチョコ作ろうよ!みんなでお料理するの、すっごい楽しかったし!」
花火「ええ!まだまだ先だけど、楽しみになってきたわ」
玲「いっそさ、それぞれの家族用に今よりたくさん作っちゃおうか。チョコクッキー」
ポルカ「賛成賛成~!」
麻衣「じゃあ、今のチョコクッキーのレシピをあとでテキストにまとめて皆に共有するわね」
花火「ありがとう、助かるわ」
麻衣「…こんなバレンタイン、初めてだけど楽しいわね」
ポルカ「うん!バレンタイン、浅草サテライトで目一杯楽しむぞー!」
3人「おー!」
ポルカ「できたーっ!浅草キャンパス特製、麻衣ちゃん印のチョコクッキー!」
玲「形も随分マシになったよね」
花火「味も……うん。これなら問題ないんじゃないかしら」モグモグ
麻衣「まあ、最低限、他人にお出しできるクオリティにはなったわね。奇跡に見せたら相当ケチつけられそうだけど」
玲「ふふ、そう思うなら改善あるのみだね」
ポルカ「ねえ!今度のバレンタイン、また今日みたいにチョコ作ろうよ!みんなでお料理するの、すっごい楽しかったし!」
花火「ええ!まだまだ先だけど、楽しみになってきたわ」
玲「いっそさ、それぞれの家族用に今よりたくさん作っちゃおうか。チョコクッキー」
ポルカ「賛成賛成~!」
麻衣「じゃあ、今のチョコクッキーのレシピをあとでテキストにまとめて皆に共有するわね」
花火「ありがとう、助かるわ」
麻衣「…こんなバレンタイン、初めてだけど楽しいわね」
ポルカ「うん!バレンタイン、浅草サテライトで目一杯楽しむぞー!」
3人「おー!」
16:
◆Q7jYRLeJ★
2025/10/14(火) 20:59:58 ID:???00
~一方その頃~
輝夜「ねえ2人とも、バレンタインは予定空いてる?」
真緑「私は空いてますよ」
ゆくり「私も。特に予定入れてないかな」
輝夜「なら、ちょっと提案なんだけど——」
大阪サテライトでも同じようなドタバタ劇があったのは、また別のお話。
おしまい
輝夜「ねえ2人とも、バレンタインは予定空いてる?」
真緑「私は空いてますよ」
ゆくり「私も。特に予定入れてないかな」
輝夜「なら、ちょっと提案なんだけど——」
大阪サテライトでも同じようなドタバタ劇があったのは、また別のお話。
おしまい

