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1: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 22:56:05 ID:???00
2章公開1か月記念
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2: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 22:57:06 ID:???00
愛「……」
菜々「……」
愛「ねえ」
菜々「……」
愛「ねえ」
菜々「……」
愛「ねーえー」
菜々「……なんですか?」
愛「それ、何読んでるの?」
菜々「……今日発売されたラノベです」
菜々「……」
愛「ねえ」
菜々「……」
愛「ねえ」
菜々「……」
愛「ねーえー」
菜々「……なんですか?」
愛「それ、何読んでるの?」
菜々「……今日発売されたラノベです」
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4: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 22:57:49 ID:???00
愛「へー、菜々っちがラノベねー」
菜々「駄目ですか?」
愛「ううん。いいことだなーって」
菜々「まあ……そうですか?」
愛「うん」
菜々「……」
愛「ねえ」
菜々「……なんですか?」
愛「面白い?」
菜々「……ええ、ずっと楽しみにしていましたから」
菜々「駄目ですか?」
愛「ううん。いいことだなーって」
菜々「まあ……そうですか?」
愛「うん」
菜々「……」
愛「ねえ」
菜々「……なんですか?」
愛「面白い?」
菜々「……ええ、ずっと楽しみにしていましたから」
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5: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 22:58:43 ID:???00
愛「そっかー、終わったら貸してー」
菜々「駄目です」
愛「え?」
菜々「まずは既刊からです」
愛「あ、続きものなんだ。どこにあるの?」
菜々「私の家にありますよ」
愛「菜々っちの家かー」
菜々「今度持ってきますよ」
愛「さんきゅー……」
菜々「駄目です」
愛「え?」
菜々「まずは既刊からです」
愛「あ、続きものなんだ。どこにあるの?」
菜々「私の家にありますよ」
愛「菜々っちの家かー」
菜々「今度持ってきますよ」
愛「さんきゅー……」
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6: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 22:59:58 ID:???00
菜々「さっきから、どうしたんですか?」
愛「邪魔しちゃ悪いなと思って、五分くらい我慢したんだけど……暇だなーって」
菜々「愛さんが読んでいた本はどうしたんですか?」
愛「もう読み終わっちゃった」
菜々「え? さっき読み始めたんじゃないんですか?」
愛「さっき読み始めて……ついさっき読み終わっちゃった」
菜々「はあ? もう読んだんですか?」
愛「愛さん本読むの早いんだよね」
菜々「それで内容を理解できているんですか?」
愛「大体はねー」
愛「邪魔しちゃ悪いなと思って、五分くらい我慢したんだけど……暇だなーって」
菜々「愛さんが読んでいた本はどうしたんですか?」
愛「もう読み終わっちゃった」
菜々「え? さっき読み始めたんじゃないんですか?」
愛「さっき読み始めて……ついさっき読み終わっちゃった」
菜々「はあ? もう読んだんですか?」
愛「愛さん本読むの早いんだよね」
菜々「それで内容を理解できているんですか?」
愛「大体はねー」
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7: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:01:12 ID:???00
菜々「羨ましいですね。でも、もっと一行一行を噛みしめて読むのもいいものですよ」
愛「菜々っちに勧めてもらったやつはできるだけそうしてるよ」
菜々「でも、私が貸してすぐに返ってこなかったこと……」
愛「ありますよ」
菜々「いえ、ありませんよね?」
愛「だってさー、続きが気になってどんどん読んじゃうんだもん」
菜々「全く、本当にこの人は……というかそれ私の台詞ですからね」
愛「あのとき超怖かったから」
菜々「何回も謝ったじゃありませんか」
愛「うん、だからもう気にしてないよ」
菜々「ならよかったです」
愛「菜々っちに勧めてもらったやつはできるだけそうしてるよ」
菜々「でも、私が貸してすぐに返ってこなかったこと……」
愛「ありますよ」
菜々「いえ、ありませんよね?」
愛「だってさー、続きが気になってどんどん読んじゃうんだもん」
菜々「全く、本当にこの人は……というかそれ私の台詞ですからね」
愛「あのとき超怖かったから」
菜々「何回も謝ったじゃありませんか」
愛「うん、だからもう気にしてないよ」
菜々「ならよかったです」
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8: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:02:18 ID:???00
愛「それでさ」
菜々「はい」
愛「それは菜々っちも同じじゃないの?」
菜々「……怖かったのがですか?」
愛「ううん、どんどん読んじゃうのが」
菜々「ああ。私は……先が気になる気持ちと、終わってほしくない気持ちが混ざり合ってしまい、そこまで純粋に楽しめていないのかもしれません」
愛「なるほどねー。でも、それはそれですごく楽しめてるってことじゃない?」
菜々「そうだといいですが……ちょっと、キリのいいところまで読んでしまいますから、少し待っていてください」
愛「はーい」
菜々「はい」
愛「それは菜々っちも同じじゃないの?」
菜々「……怖かったのがですか?」
愛「ううん、どんどん読んじゃうのが」
菜々「ああ。私は……先が気になる気持ちと、終わってほしくない気持ちが混ざり合ってしまい、そこまで純粋に楽しめていないのかもしれません」
愛「なるほどねー。でも、それはそれですごく楽しめてるってことじゃない?」
菜々「そうだといいですが……ちょっと、キリのいいところまで読んでしまいますから、少し待っていてください」
愛「はーい」
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9: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:03:48 ID:???00
菜々「……」
愛「……」
菜々「……」
愛「ねえ、せっつー」
菜々「……」
愛「ねえ、せっつーってばー」
菜々「どなたをお呼びですか? 私は菜々ですが」
愛「えー? いつもやってくれるじゃん」
菜々「読書中ですから」
愛「……キミはウチに来た、それも優木せつ菜がいたからじゃない?」
菜々「はあ……あのときの感動を返してください」
愛「ごめんって。何かせっつーに会いたいなーって思っちゃったんだって」
愛「……」
菜々「……」
愛「ねえ、せっつー」
菜々「……」
愛「ねえ、せっつーってばー」
菜々「どなたをお呼びですか? 私は菜々ですが」
愛「えー? いつもやってくれるじゃん」
菜々「読書中ですから」
愛「……キミはウチに来た、それも優木せつ菜がいたからじゃない?」
菜々「はあ……あのときの感動を返してください」
愛「ごめんって。何かせっつーに会いたいなーって思っちゃったんだって」
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10: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:04:58 ID:???00
菜々「……」
愛「ね? せっつー?」
菜々「……」
愛「せっつー」
せつ菜「はい!!! どうしましたか!!!??」
愛「わあっ!」
菜々「なんですか?」
愛「ああー、もうちょっともうちょっと! 少しびっくりしただけだから!」
愛「ね? せっつー?」
菜々「……」
愛「せっつー」
せつ菜「はい!!! どうしましたか!!!??」
愛「わあっ!」
菜々「なんですか?」
愛「ああー、もうちょっともうちょっと! 少しびっくりしただけだから!」
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11: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:06:33 ID:???00
菜々「駄目です。そんな失礼な人にはもうやってあげません」
愛「えー? ごめんってー ……まあいっか。声は聴けたし」
菜々「いいんですか?」
愛「やってくれるならやってほしいけど」
菜々「じゃあまた今度にします」
愛「今度かあ」
菜々「今は本を読まないといけないので」
愛「仕方ないん、だよね……」
菜々「そうです」
愛「えー? ごめんってー ……まあいっか。声は聴けたし」
菜々「いいんですか?」
愛「やってくれるならやってほしいけど」
菜々「じゃあまた今度にします」
愛「今度かあ」
菜々「今は本を読まないといけないので」
愛「仕方ないん、だよね……」
菜々「そうです」
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12: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:07:29 ID:???00
愛「……」
菜々「……」
愛「……」
菜々「……」
愛「……愛さんは課題でもやってようかな」
菜々「……」
愛「……」
菜々「……」
愛「……」
菜々「何の課題ですか?」
愛「んー? 暗号化技術の話」
菜々「……」
愛「……」
菜々「……」
愛「……愛さんは課題でもやってようかな」
菜々「……」
愛「……」
菜々「……」
愛「……」
菜々「何の課題ですか?」
愛「んー? 暗号化技術の話」
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13: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:08:31 ID:???00
菜々「なるほど、さすが情報科ですね」
愛「そうだねー」
菜々「さきほど読んでいた本に関係する内容ですか?」
愛「そうそう。……プログラミングが注目されがちだけど、きっと学問としての本質はこういうところにあるのかなって思うよ」
菜々「……」
愛「……」
菜々「……」
愛「うーん」
菜々「……」
愛「……」
菜々「愛さんでも苦戦することがあるんですね」
愛「そりゃあね。愛さんは勉強に関しては、まあよくて秀才だからね」
愛「そうだねー」
菜々「さきほど読んでいた本に関係する内容ですか?」
愛「そうそう。……プログラミングが注目されがちだけど、きっと学問としての本質はこういうところにあるのかなって思うよ」
菜々「……」
愛「……」
菜々「……」
愛「うーん」
菜々「……」
愛「……」
菜々「愛さんでも苦戦することがあるんですね」
愛「そりゃあね。愛さんは勉強に関しては、まあよくて秀才だからね」
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14: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:15:14 ID:???00
菜々「そうですか?」
愛「そう、どこかの生徒会長とは違ってね」
菜々「私もよくて秀才ですよ。本当にすごい人たちに比べたら」
愛「そうかもね。世界は広いからね」
菜々「それに、天才と言われる人たちも、決して努力をしていないわけではありませんからね」
愛「それはそう。まあ、りなりーとかミアチとかのことを思うと、才能だけに頼っているとは言えないよね」
菜々「二人とも本当に一生懸命ですからね。……生徒会長って、いつの話ですか」
愛「そう、どこかの生徒会長とは違ってね」
菜々「私もよくて秀才ですよ。本当にすごい人たちに比べたら」
愛「そうかもね。世界は広いからね」
菜々「それに、天才と言われる人たちも、決して努力をしていないわけではありませんからね」
愛「それはそう。まあ、りなりーとかミアチとかのことを思うと、才能だけに頼っているとは言えないよね」
菜々「二人とも本当に一生懸命ですからね。……生徒会長って、いつの話ですか」
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15: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:16:43 ID:???00
愛「何かねー、菜々っちってやっぱり生徒会長のイメージだよね。出会ったときがそうだったからかな」
菜々「うーん、そうかもしれませんね。確かに愛さんも部室棟のヒーローのイメージですから」
愛「まあ、運動部の助っ人はたまにやってるけど。今でも」
菜々「そうだったんですか」
愛「まあ、前ほどじゃないけど、メンバーが足りないからって頼みこまれちゃうとね」
菜々「愛さんらしいですね」
愛「そう?」
菜々「はい」
愛「ふーん」
菜々「うーん、そうかもしれませんね。確かに愛さんも部室棟のヒーローのイメージですから」
愛「まあ、運動部の助っ人はたまにやってるけど。今でも」
菜々「そうだったんですか」
愛「まあ、前ほどじゃないけど、メンバーが足りないからって頼みこまれちゃうとね」
菜々「愛さんらしいですね」
愛「そう?」
菜々「はい」
愛「ふーん」
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16: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:18:00 ID:???00
菜々「……」
愛「……」
菜々「最近はどこの助っ人をやったんですか?」
愛「……最近は、セパタクローだね」
菜々「セパタクロー……」
愛「知ってる?」
菜々「はい。……実際に見たことはありませんが」
愛「見せてあげようか? こう……ハイキックするみたいに」
菜々「それより課題をやってください」
愛「ええー、ていうかさっきから菜々っちが話しかけてきてるじゃん。菜々っちこそ本読みなよ」
菜々「……私はさっきキリのいいところまで読みました」
愛「……」
菜々「最近はどこの助っ人をやったんですか?」
愛「……最近は、セパタクローだね」
菜々「セパタクロー……」
愛「知ってる?」
菜々「はい。……実際に見たことはありませんが」
愛「見せてあげようか? こう……ハイキックするみたいに」
菜々「それより課題をやってください」
愛「ええー、ていうかさっきから菜々っちが話しかけてきてるじゃん。菜々っちこそ本読みなよ」
菜々「……私はさっきキリのいいところまで読みました」
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18: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:19:03 ID:???00
愛「ええー!? 言ってよー」
菜々「課題の邪魔をしては悪いかと思って」
愛「その割には……」
菜々「お返しです」
愛「ぶー。……じゃあもう課題もいったん終わり!」
菜々「いいんですか?」
愛「いいの。元々後でやろうと思ってたから。よーし、これから……うーん、もうこんな時間か」
菜々「すっかり暗くなりましたね」
愛「晩御飯にしよっか。食べていくでしょ?」
菜々「はい。ちょうどお腹が空いてきました。頂いていきます」
愛「よし、じゃあ、下に行こっか」
菜々「課題の邪魔をしては悪いかと思って」
愛「その割には……」
菜々「お返しです」
愛「ぶー。……じゃあもう課題もいったん終わり!」
菜々「いいんですか?」
愛「いいの。元々後でやろうと思ってたから。よーし、これから……うーん、もうこんな時間か」
菜々「すっかり暗くなりましたね」
愛「晩御飯にしよっか。食べていくでしょ?」
菜々「はい。ちょうどお腹が空いてきました。頂いていきます」
愛「よし、じゃあ、下に行こっか」
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19: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:21:24 ID:???00
……
愛「お待たせ。はいどうぞ」
菜々「ありがとうございます。では、焼いていきますね」
愛「うん」
菜々「ええと……こう、炒めながら、細かく刻んで……」
愛「……」
菜々「土手を、作って……」
愛「……」
菜々「そんなにじっと見ないでください」
愛「え? ……い、いやー、やっぱり鉄板は熱いからね。注意して見ておかないと、ね」
愛「お待たせ。はいどうぞ」
菜々「ありがとうございます。では、焼いていきますね」
愛「うん」
菜々「ええと……こう、炒めながら、細かく刻んで……」
愛「……」
菜々「土手を、作って……」
愛「……」
菜々「そんなにじっと見ないでください」
愛「え? ……い、いやー、やっぱり鉄板は熱いからね。注意して見ておかないと、ね」
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20: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:22:26 ID:???00
菜々「見られているとやりづらいです」
愛「大丈夫……うまくできてるよ」
菜々「……ありがとうございます」
愛「……」
菜々「……」
愛「……」
菜々「よし、あとは混ぜながら、広げて……」
愛「うん」
菜々「……はいどうぞ」
愛「ありがとう。よーし、いただきまーす!」
愛「大丈夫……うまくできてるよ」
菜々「……ありがとうございます」
愛「……」
菜々「……」
愛「……」
菜々「よし、あとは混ぜながら、広げて……」
愛「うん」
菜々「……はいどうぞ」
愛「ありがとう。よーし、いただきまーす!」
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21: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:23:34 ID:???00
菜々「……」
愛「……ふむふむ」
菜々「……どうですか?」
愛「……」
菜々「……」
愛「うん! 超おいしい!」
菜々「はあ……よかったです」
愛「そろそろ免許皆伝だね。もう教えることはないよ」
菜々「本当ですか?」
愛「うん。……(もんじゃ焼きに関しては)」
菜々「何か……?」
愛「何も……? でも、もんじゃ焼きができれば、他の料理だって問題ないよ」
愛「……ふむふむ」
菜々「……どうですか?」
愛「……」
菜々「……」
愛「うん! 超おいしい!」
菜々「はあ……よかったです」
愛「そろそろ免許皆伝だね。もう教えることはないよ」
菜々「本当ですか?」
愛「うん。……(もんじゃ焼きに関しては)」
菜々「何か……?」
愛「何も……? でも、もんじゃ焼きができれば、他の料理だって問題ないよ」
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22: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:26:57 ID:???00
菜々「そうでしょうか」
愛「こうやってできるようになった経験があれば、きっと大丈夫。ほら、早く食べよう?」
せつ菜「……はいっ!!!」
愛「わっ! びっくりしたー。急にせっつー出てきたじゃん」
菜々「ふふ……お礼です」
愛「そっか……じゃあ仕方ないか」
菜々「はい、仕方ないです」
愛「……」
菜々「……」
愛「……」
菜々「……おいしい」
愛「ね」
愛「こうやってできるようになった経験があれば、きっと大丈夫。ほら、早く食べよう?」
せつ菜「……はいっ!!!」
愛「わっ! びっくりしたー。急にせっつー出てきたじゃん」
菜々「ふふ……お礼です」
愛「そっか……じゃあ仕方ないか」
菜々「はい、仕方ないです」
愛「……」
菜々「……」
愛「……」
菜々「……おいしい」
愛「ね」
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23: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:29:55 ID:???00
菜々「……」
愛「……」
菜々「……」
愛「……そういえばさ」
菜々「ハフハフ……何でふか?」
愛「アタシたちも来年は卒業じゃない? 進路って、どうするの?」
菜々「進路でふか? ハフハフ……失礼しました。私は就職します。できれば親元を離れて」
愛「就職かー。え、どの辺り狙ってるの?」
菜々「まだはっきりとは決めていませんが、場所は関西がいいかなと思っています」
愛「……」
菜々「……」
愛「……そういえばさ」
菜々「ハフハフ……何でふか?」
愛「アタシたちも来年は卒業じゃない? 進路って、どうするの?」
菜々「進路でふか? ハフハフ……失礼しました。私は就職します。できれば親元を離れて」
愛「就職かー。え、どの辺り狙ってるの?」
菜々「まだはっきりとは決めていませんが、場所は関西がいいかなと思っています」
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24: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:31:51 ID:???00
愛「あー、関西かー。楽しかったもんねー」
菜々「はい、とても。それに関東以外では、やはり関西が働き口が多いですからね」
愛「そうだよねー。……なんか言われた?」
菜々「両親にですか? いえ、特に何も」
愛「ふーん……それはそれで寂しかったり?」
菜々「まあ、全くないとは言いませんが。……どこの学校に入るのかとは訳が違いますからね。私の責任で決めないと」
愛「それはそうか。……就職かー」
菜々「愛さんは、進学ですか?」
愛「そうだねー。一応ねー」
菜々「はい、とても。それに関東以外では、やはり関西が働き口が多いですからね」
愛「そうだよねー。……なんか言われた?」
菜々「両親にですか? いえ、特に何も」
愛「ふーん……それはそれで寂しかったり?」
菜々「まあ、全くないとは言いませんが。……どこの学校に入るのかとは訳が違いますからね。私の責任で決めないと」
愛「それはそうか。……就職かー」
菜々「愛さんは、進学ですか?」
愛「そうだねー。一応ねー」
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25: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:33:59 ID:???00
菜々「何かありそうな言い方ですね」
愛「やっぱりさ、このお店のことは気になるじゃん?」
菜々「……なるほど」
愛「でもさ、親には心配されるほど歳は取ってないって言われちゃってさ」
菜々「そうですか」
愛「将来的にこの店を選ぶならそれもいい。でも、まずは納得いくまで興味のあることを続けてみろ、だって」
菜々「いいご両親じゃありませんか」
愛「まあね。でも、このまま進学してどうなるんだろうって」
菜々「というと?」
愛「研究者になるって柄じゃないしさ。……じゃあ就職? このままこの道を進んで……アタシはどうなるんだろう……」
愛「やっぱりさ、このお店のことは気になるじゃん?」
菜々「……なるほど」
愛「でもさ、親には心配されるほど歳は取ってないって言われちゃってさ」
菜々「そうですか」
愛「将来的にこの店を選ぶならそれもいい。でも、まずは納得いくまで興味のあることを続けてみろ、だって」
菜々「いいご両親じゃありませんか」
愛「まあね。でも、このまま進学してどうなるんだろうって」
菜々「というと?」
愛「研究者になるって柄じゃないしさ。……じゃあ就職? このままこの道を進んで……アタシはどうなるんだろう……」
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26: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:34:55 ID:???00
菜々「うーん……何とでもなるんじゃありませんか?」
愛「そうかなー」
菜々「同好会のことを思い出してください」
愛「うん?」
菜々「未来に何があるかわからなくても、それぞれの大好きに従って未知なるミチを突き進んで」
愛「それは、そうかな」
菜々「そうしてその先に今の私たちがいるんです」
愛「うん」
菜々「だから、何とでもなります」
愛「そうかなー」
菜々「同好会のことを思い出してください」
愛「うん?」
菜々「未来に何があるかわからなくても、それぞれの大好きに従って未知なるミチを突き進んで」
愛「それは、そうかな」
菜々「そうしてその先に今の私たちがいるんです」
愛「うん」
菜々「だから、何とでもなります」
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27: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:36:03 ID:???00
愛「でもさー、せっかくこれだけ勉強させてもらって、将来関係ないことするんじゃさ、無駄になっちゃうんじゃないかな」
菜々「大丈夫ですよ。無駄になんてなりません」
愛「ん?」
菜々「未来の愛さんがどうなっていたって、それは今の……これまでと、これからの愛さんがいたからですよ」
愛「菜々っち……それ、愛さんの台詞でしょ?」
菜々「そうでしたか?」
愛「そうだよ! ……懐かしい台詞」
菜々「私はとってもう……四年前に乗り越えた話ですからね」
愛「言ってくれるねぇ……でも、そうかもね」
菜々「大丈夫ですよ。無駄になんてなりません」
愛「ん?」
菜々「未来の愛さんがどうなっていたって、それは今の……これまでと、これからの愛さんがいたからですよ」
愛「菜々っち……それ、愛さんの台詞でしょ?」
菜々「そうでしたか?」
愛「そうだよ! ……懐かしい台詞」
菜々「私はとってもう……四年前に乗り越えた話ですからね」
愛「言ってくれるねぇ……でも、そうかもね」
0
28: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:37:42 ID:???00
菜々「はい。……十年後には、ICT技術を活用して事業を拡大した若女将になっているかもしれませんよ」
愛「十年後もまだ若女将でいけるかなー」
菜々「若女将かどうかは、年齢よりも立ち位置の問題ですから。お母さんがいる限り五十歳でも六十歳でも若女将ですよ」
愛「じゃあ、若女将目指して頑張るかー」
菜々「はい、頑張ってください。……じゃあ、未来の愛さんに乾杯しておきますか」
愛「飲みたいだけでしょ」
菜々「はい」
愛「じゃあ、たこ焼きでも追加する? 菜々っちは関西人になるんだしね」
菜々「いいですね。……本当に関西人になるかはまだ先ですけど」
愛「十年後もまだ若女将でいけるかなー」
菜々「若女将かどうかは、年齢よりも立ち位置の問題ですから。お母さんがいる限り五十歳でも六十歳でも若女将ですよ」
愛「じゃあ、若女将目指して頑張るかー」
菜々「はい、頑張ってください。……じゃあ、未来の愛さんに乾杯しておきますか」
愛「飲みたいだけでしょ」
菜々「はい」
愛「じゃあ、たこ焼きでも追加する? 菜々っちは関西人になるんだしね」
菜々「いいですね。……本当に関西人になるかはまだ先ですけど」
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29: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:39:34 ID:???00
……
愛「ふう、食べた食べたー」
菜々「ごちそうさまでした。……では、そろそろおいとましますね」
愛「もうこんな時間かー。愛さんも課題の続きしないと」
菜々「愛さん」
愛「ん?」
せつ菜「頑張ってください!!! 課題も、将来のことも!!!!!」
愛「うん。ありがと、元気出た」
せつ菜「驚かないんですか?」
愛「……今は、来るかなって、予想できたから」
菜々「もっと希少性を高めないと駄目ですね……」
愛「ふう、食べた食べたー」
菜々「ごちそうさまでした。……では、そろそろおいとましますね」
愛「もうこんな時間かー。愛さんも課題の続きしないと」
菜々「愛さん」
愛「ん?」
せつ菜「頑張ってください!!! 課題も、将来のことも!!!!!」
愛「うん。ありがと、元気出た」
せつ菜「驚かないんですか?」
愛「……今は、来るかなって、予想できたから」
菜々「もっと希少性を高めないと駄目ですね……」
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30: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:41:54 ID:???00
愛「ううん、アタシはせっつーの声が聞けて嬉しいよ。いつも力をもらってる。だからもっと出てきてもいいんだよ」
菜々「そう言ってもらって、せつ菜も、菜々も、嬉しく思っています」
愛「うん」
菜々「せつ菜がいられるのは、愛さんといるときだけですから」
愛「うん」
菜々「だからもっとタイミングを工夫します」
愛「……普通に出てきたらいいのに」
菜々「いいんです。たまにで」
愛「そっか」
菜々「そうです」
菜々「そう言ってもらって、せつ菜も、菜々も、嬉しく思っています」
愛「うん」
菜々「せつ菜がいられるのは、愛さんといるときだけですから」
愛「うん」
菜々「だからもっとタイミングを工夫します」
愛「……普通に出てきたらいいのに」
菜々「いいんです。たまにで」
愛「そっか」
菜々「そうです」
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31: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:43:11 ID:???00
愛「まあ、その分菜々っちが励ましてくれるんでしょ?」
菜々「そうです」
愛「それはそれでいっか」
菜々「そうですか?」
愛「うん」
菜々「……ああ、電車に乗り遅れるので、本当においとまします」
愛「間に合う?」
菜々「早歩きなら」
愛「うん、じゃあ気を付けてね」
菜々「はい。ありがとうございます」
菜々「そうです」
愛「それはそれでいっか」
菜々「そうですか?」
愛「うん」
菜々「……ああ、電車に乗り遅れるので、本当においとまします」
愛「間に合う?」
菜々「早歩きなら」
愛「うん、じゃあ気を付けてね」
菜々「はい。ありがとうございます」
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32: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:44:26 ID:???00
愛「明日は一限からだっけ?」
菜々「そうです。愛さんもですよね」
愛「そう。 じゃあ、また明日、大学でね」
菜々「はい、また明日、大学で」
おわり
菜々「そうです。愛さんもですよね」
愛「そう。 じゃあ、また明日、大学でね」
菜々「はい、また明日、大学で」
おわり
0
33: ◆XTVbkDBD★ 2025/12/08(月) 23:45:38 ID:???00
ありがとうございました
大学生になって宮下家に入り浸る菜々を書きたかっただけなので、オチらしいオチはありません
大学生になって宮下家に入り浸る菜々を書きたかっただけなので、オチらしいオチはありません
引用元: https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11224/1765202165/

