歩夢「最近変なものを見るんだよね」侑「変なもの？」【SS】

侑「歩夢ーこっちこっちー」

歩夢「はい、新発売のコッペパン」

侑「美味しそー✨ときめいちゃうよ！」

歩夢「ふふっ。じゃあ食べよっか」
……
侑「美味しー！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

歩夢「あっ侑ちゃんまたほっぺについてるよ」ﾍﾟﾛｯ

侑「はひはほー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

歩夢「もう何回言っても治らないんだから」

侑「そう言う歩夢さんにも付いてますよっと」
ﾍﾟﾛｯ

歩夢「え？私も付いてた？恥ずかしい…//」

侑「ほっぺにコッペパンついてる歩夢も可愛いよー」

歩夢「もうーやめてよー」

歩夢「あっそうだこれ1口あげる」

侑「おーありがとー………って美味い！」

侑「この味もめちゃくちゃ美味しいよ！今度来たらこれ食べようかなー」

歩夢「じゃあ私は侑ちゃんが食べてる奴食べようかな」

ｲﾁｬｲﾁｬ

侑「歩夢ーお腹いっぱいー」ﾂﾝﾂﾝ

歩夢「もうツンツンしないでよー」

ｲﾁｬｲﾁｬ

ｶﾞｻｯ ｶﾞｻｯ

侑「ん？なんの音だろ」 ｶﾞｻｯ

歩夢「…………」

侑「猫でもいるのかな？」ｷｮﾛｷｮﾛ

歩夢「ゆ、侑ちゃん…」

侑「んー？」ｷｮﾛｷｮﾛ

歩夢「ちょっと離れない…？」

侑「え？なんで？」

歩夢「いや……」

侑「あっごめんくっつきすぎた？」

歩夢「そう言う訳じゃ無いんだけど…」

侑「？」

歩夢「わ、私見に行ってくるよ猫見つけたら呼ぶね！」ﾀｯﾀｯ

侑「うん……？」

侑「歩夢ーおはよー」ﾄｺﾄｺ

歩夢「侑ちゃんおはよう」ﾄｺﾄｺ

侑「昨日のドラマ見た？凄く面白くなかった？あれ」

歩夢「うんうん、見たよ。凄く面白かった」

侑「だよねだよねー！！あそこのどんでん返しが凄くてさー！魅入っちゃったよ」

歩夢「まさかあの人が犯人だとは思わなかったよ」

侑「女優さんも可愛かったよね！」

歩夢「うん！すっごく綺麗だった」

侑「それでさーその後の番組でね」

歩夢「えー？そんなことやってたんだ」

ｲﾁｬｲﾁｬ

………… ﾊﾞｯ

侑「うわっ！？」 歩夢「きゃっ！？」 ﾄﾞｻｯ

歩夢「ゆ、侑ちゃん大丈夫…？」

侑「突然道路に飛び出してきたから…びっくりしただけだよ」

歩夢「何が飛び出してきたんだろーあっ猫か」ﾆｬｰ

侑「猫かーびっくりしたー」ﾆｬｰ

歩夢「侑ちゃんそれはいいけど重いよーそろそろ離れてよー」

侑「えー、どうしよっかなー」ｸﾞｲｸﾞｲ

歩夢「もうー侑ちゃんー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

侑「撫でないと離れないにゃー」

歩夢「わがままな猫だなー」

ｲﾁｬｲﾁｬ

ｶﾞｻｯ ｶﾞｻｶﾞｻｯ

侑「ん？また猫かな？」

歩夢「………」

侑「猫ちゃーんこっちおいでー」ｶﾞｻｶﾞｻ

侑「あれ……？ねこ……」

歩夢「ゆ、侑ちゃん！もう行こ！」

侑「え？う、うん」

歩夢「早く行こ！遅れちゃうよ！」

侑「ま、待ってよ歩夢そんな急がなくても」

歩夢「もう遅れちゃうって！」

侑「う…うん………」

侑「(歩夢の様子が最近おかしい気がする)」

侑「(なぜか突然私と離れたがろうとするし…なんでだろう)」

侑「(……？誰かに見られてる気がする…？ﾊﾞｯ
気のせいか)」

翌日
侑「歩夢ー、練習お疲れ様ー。はい飲み物」

歩夢「はぁはぁ…ありがとう侑ちゃん」

侑「(今は自然体だ……)」

侑「歩夢ー今日は歩きで帰らない？」

歩夢「えー、いいよー」

侑「コッペパンのところも寄って帰ろうよ」

歩夢「でももう夜だよ？」

侑「たまにはわがまま聞いてよー」ｸﾞｲｸﾞｲ

歩夢「もーしょうがないなー」

侑「やったー」ｻﾜｻﾜ

侑「(今日はくっついても離れる素振りが無い……もしかして私の気のせいだったかな)」

ｶﾞｻｯ ｶﾞｻｯ

侑「ん？」

歩夢「……」

ｺﾛｺﾛ…

侑「なんだろうこのピンク色の球？」

侑「これって歩夢の……」

歩夢「ゆ、侑ちゃん！それ私の！」ﾊﾞｯ

侑「え？」

歩夢「今落としちゃっただけだから…手芸で作ってたピンクの布の球だよ！」

侑「そうだったんだ」

歩夢「そ、それよりもう帰ろ…学校の門限も近いしここから離れよ」ﾊﾞｯ

侑「う、うん」


侑「(あの焦り方…やっぱり歩夢は私と離れたがってるように感じる…)」

侑「(でもいつもじゃなくてふとした時に急に離れだす。なんでなんだろう、なんなんだろう)」 ｶﾞｻｯｶﾞｻｯ…

ｶﾞｻｯ ｶﾞｻｯ

侑「なんかいっつもガサガサ言ってるなぁ」
…………

侑「コッペパン買って帰らないの？」

歩夢「うん…今日は……」ｷｮﾛｷｮﾛ

歩夢「もう暗いし明日にしない？ごめん、明日は絶対行くから…」

侑「いいけど…」

侑「(なんでキョロキョロしてるんだろう)」

歩夢「早く帰ろ侑ちゃん」

侑「歩夢さ、なんか私に隠してない？」

歩夢「え？」

侑「なんか挙動不審だし、、今もキョロキョロしてるし。何かあった？」

歩夢「…侑ちゃんにはバレちゃうか…」

侑「………」

歩夢「………集まってくるの」

侑「……何が？」

歩夢「最近変な生き物を見るの。それが私の集まってくるの」

侑「変な生き物…？」

歩夢「私にも分からないし…私だけにしか見えてないのかもしれないけど…私と侑ちゃんがくっついてる時に来るの」

侑「来る…？その生き物が？」

歩夢「うん、ごめん急にこんな話されても分かんないよね！帰るね」

侑「あ、歩夢！？待って……」

侑「(…はぁはぁ…変な生き物ってなに…？)」

@@

数日後

侑「(歩夢にあまりベタベタしなくなったら歩夢が私をような避けるようなことは無くなった)」

侑「(だけど…歩夢が言ってた変な生き物がなんなのか知りたい。)」

侑「(今日は歩夢の家に泊まりに行く日だから今日こそ聞くことにする)」

…………

侑「お邪魔しまーす」

歩夢「いらっしゃい侑ちゃん」

侑「歩夢の家に泊まるなんて久しぶりだなー」

歩夢「親も居ないしゆっくりしていってよ」

侑「早速ご飯作る？」歩夢「一緒に作ろっか♪」

ｸﾞﾂｸﾞﾂ

侑「美味しそうだなぁ…」ﾀﾞﾗｰ

歩夢「もう後ちょっとで出来るから待っててよ」

侑「早く食べたいー」歩夢「しょうがないなぁ」

ｲﾁｬｲﾁｬ

侑「歩夢の食べるご飯久しぶりだー！」

歩夢「沢山作ったからいっぱい食べてね」

侑「うーん！美味い！美味いよ！歩夢！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

歩夢「良かった♪…もう興奮してこぼしてるんだから」

歩夢「口にも付いてるし…」ﾌｷﾌｷ

侑「ありがとー歩夢」

歩夢「ふふっ」 侑「えへへっ」

ｲﾁｬｲﾁｬ

侑「一緒にお風呂入る？」

歩夢「えー？なにそれー」

侑「もう冗談だよー」

…………

歩夢「ふぅ……さっぱりした」ﾎｶﾎｶ

侑「お、あがったんだ。明日休日だしゲームやらない？」

歩夢「いいよ～久しぶりにやろっか」

……………

侑「このっ！この！」ｶﾁｶﾁ

歩夢「うーん…！あっ場外に出ちゃった」

侑「歩夢私のしかけたバナナに引っかかってる！」

歩夢「侑ちゃんのだったの？酷いな～」ｶﾁｶﾁ

歩夢「もうくっつかないでよ～操作しづらいなぁ」

侑「勝てないから邪魔するんだ！」ｸﾞｲｸﾞｲ

ｲﾁｬｲﾁｬ

…………
歩夢「疲れた……」

侑「はぁ……遊び疲れた」

歩夢「飲み物とってくるね」ｽｸｯ

侑「歩夢、その前に聞きたいことがあるんだけど…」

歩夢「ん？」

侑「この前言ってた変な生き物ってやつの事なんだけど…」

歩夢「………」

侑「説明してくれない…？知りたいんだ」

歩夢「……前にも言ったけど私と侑ちゃんが近づいてるとやってくるの」

歩夢「よく近くの草からガサガサ言ってたでしょ？その生き物達が居たからなの」

侑「そうだったんだ…」

歩夢「……侑ちゃんが見るとビックリすると思って隠してたんだけど…」

侑「その生き物達ってなにか悪さするの？危害とか加えられた…？」

歩夢「いや、危害とかは無いんだけどとにかく私達を見つめてきて…怖くて……」

侑「歩夢…」

歩夢「ごめん…それで侑ちゃんの事避けたりしてた…」

侑「ううん…大丈夫……」

侑「でもきっとその生き物達も私達に悪さをしたいんじゃないんだと思うよ」

歩夢「え？」

侑「多分だけど…私も見たんだけど」

侑「歩夢とくっつくと来るんだよね？じゃあ呼んで話してみようよ」

歩夢「えっ、侑ちゃん？」

侑「くっつき合えばいいんだ」

歩夢「……私、そんなんじゃなくて普通に侑ちゃんとくっつきたいよ」

侑「え…？」

歩夢「変な生き物が来るから我慢してたけど侑ちゃんともっとイチャイチャしたいよ…」

侑「歩夢…」

歩夢「侑ちゃん大好き…」 ｷﾞｭｯ

侑「…歩夢…」ｷﾞｭｯ

歩夢「キス……しよっか」

侑「………うん…？」

歩夢「ちゅっ……ちゅ」

侑「(！？)」

侑「(歩夢……)」

侑「……んっ…♡……ちゅ」

歩夢「侑ちゃん……はむっ…ちゅ」

侑「はぁはぁ……ん、」

侑「あっ……歩夢…なんか来たよ」

歩夢「…えっ？」

@@@@
ﾜﾗﾜﾗ
三@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ ﾘ ˶ˆ ᴗ ˆ˵*ﾘ@ ﾜﾗﾜﾗ
@@ @cﾒง*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘว ⁾⁾ @@@
ﾜﾗﾜﾗ @cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ @ ﾜﾗﾜﾗ
　　@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ
@@@@ @@

歩夢「あんなに沢山……」

侑「あれって……歩夢に似てる…？」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ ﾋﾟｮﾝｯ！
∥
侑「わわっこっちに来たよ！」

侑「っと……」ｽﾁｬｯ

侑「これが歩夢の言ってた変な生き物…？可愛いじゃん。歩夢に似てるし」

歩夢「だから見せたくなかったの…私に似てる変な生き物が居るってしったら侑ちゃんビックリするでしょ？」

侑「ビックリはするけど……」@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ

侑「でも見てこんなに可愛いよ！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

₍₍ @cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ ⁾⁾ ｸﾞｸﾞｸﾞ… ?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ ﾎﾟﾝｯ

侑「わっ！花が咲いた！面白いね！」

歩夢「もう…」

侑「そうだそれで君たちに聞きたかったんだけど…君たち私達の事を見てるらしいけどなんで見てるの？」

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵; ﾘ …… ? ₍((cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵;ﾘ )⁾⁾

侑「なんで震えてるの？」

侑「ふむふむ…え、私達に見られてる自覚が無かった？」

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ ⁾⁾ ｺｸｺｸ

侑「そうだったんだ。普通は見えないんだって」

歩夢「じゃあなんで見えるの？」

侑「分かんないけど…思いが強すぎるのが原因なんじゃないかって」

歩夢「思い？」 侑「歩夢から私への」

歩夢「え、えぇ…！？」

侑「歩夢から私への思いが強すぎて普段別の世界のこの子達が見てるようになったんじゃないかって。これからは見えないようにするって言ってる」

侑「怖がらせるつもりもなかったから許して欲しいって」

侑「私達を見てたのも悪さをしようとしたんじゃないらしいし…許してあげようよ」

歩夢「そうだったんだ…」

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ ⁾⁾ ｺｸｺｸ

歩夢「それならよかった。今まで邪険にして来てごめんなさい…」

侑「と言うか…なんでこの生き物歩夢に似てるんだろう…」@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘﾒ˶ˆ ᴗ ˆ˵*ﾘ@

侑「双子みたいなのも居るし」

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ ﾎﾞｿﾎﾞｿ…

侑「え？君たちは歩夢の気持ちが実体化したものなの？」

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ ⁾⁾ ｺｸｺｸ

侑「そうなんだ…歩夢ってそんなに私の事想ってくれてたんだ」

歩夢「これは別の種類かな」@cﾒ◉ ᴗ ◉ﾘ

侑「あっはは！受ける！目力強すぎ」

…………
?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ :::………

侑「あれ？消えかかってない？」

侑「私たちはもう消える？別世界に帰るって？そうなんだ」

歩夢「そうなんだ……バイバイ」

侑「バイバイ！また遊びに来てね」


?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ ⁾⁾ ｺｸ…… ?c..:.;::.. ｻｧｰ ……


侑「消えちゃった」

侑「ともかく、危険な生き物じゃなくて良かったよ」

歩夢「そうだね」

侑「あと…歩夢が悩んでるのとか私に気使ってくれてたの気づかなくてごめん」

歩夢「いいよ。それに侑ちゃんに言わなかった私も悪いんだし」

歩夢「それよりさ…泊まりだしもっと2人っきりでイチャイチャしようよ…」

侑「うん、、うん！」

侑「歩夢ー！」ﾄﾞｻｯ

歩夢「侑ちゃんー苦しいよー」

侑「歩夢のこと大好きだよー」ﾑｷﾞｭｰ

歩夢「私もだよー」
………………

侑「こんなイチャイチャしてたらまた見られてそうだね」

歩夢「そうだね」

侑「歩夢が私のことをどれだけ思ってるかも分かったし…」

歩夢「私侑ちゃんのことずっと大好きだよ」

侑「歩夢…私も好きだよ」
……………

侑「さっきの続き…する？」

歩夢「うん……しよっか//」











……………………………
……………………
………
₍₍ @cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ ⁾⁾ ｸﾞｸﾞｸﾞ… ?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ ﾎﾟﾝｯ





おわり

@cﾒ*˶- ᴗ -˵ﾘ 素晴らしいね

@cﾒ*˶- ᴗ -˵ﾘ ふふ…お幸せにね

歩夢の想いが具現化したものなら、実質自分で自分を見てるんだな
イチャつく自分を見てさらに増えていく永久機関

世にも奇妙な物語、、、

ここまで読んでくれた方が居たらありがとうございます
読み返すと内容もぐちゃぐちゃでスレタイのセンスも絶望的に無いけど楽しんで貰えたなら嬉しいです。双

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ面白かったよ！お疲れ様！気が向いたらまた書いてね♡

?cﾒ*˘ ᴗ ˘ ﾘ こんなもんじゃまだ足りないよ？侑ちゃん...♡

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ

おつおつ！
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ …♡

.ﾟ･*.?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ .｡.:*･'

お前…増えるのか？

@cﾒ* ˘ ᴗ ˘ ﾘ ﾌﾑ…

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ神ssだね！