【SS】海未「私の、エリーチカ」【ラブライブ!】
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えりうみーSS
ラブライブ!ーSS
園田海未ーSS
絢瀬絵里ーSS
		
		
		
			 
      
	えりうみーSS
ラブライブ!ーSS
園田海未ーSS
絢瀬絵里ーSS
        ■約38000文字■2015/07/12(日 14:52:41.85 ID:hTlUsSvg.net
 友人から、どんな人が好き? と尋ねられた時、私は返事をすることができませんでした。
 その時は恥ずかしさで気が動転して答えられませんでしたが、冷静になって考えてみても、やはり答えることはできません。
 好みのタイプですとか、好きな人というのは、私の中に答えが用意されていないのです。
 恋愛を意識したのは他人よりも早いと思います。けれど、それは決して前向きな興味ではありませんでした。
 小さい頃から続けている趣味の読書では、恋愛物を避けて選んでしまいます。
 恋愛とは、互いの想いを伝え合い自分の全てをさらけ出す行為。
 たとえフィクションであったとしても、恥ずかしくて直視できそうにありません。
 まして当事者になるなど、私には到底不可能なことなのです。
 ―――でも、それは全くの間違いでした。恋愛とは、する、しないの話ではなく、落ちるものなのです。      
                  
    
 
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
            