【SS】果南「嵐の一夜に」鞠莉「あなたとともに」【ラブライブ!サンシャイン!!】

SS
かなまりーSS
ラブライブ!サンシャイン!!ーSS
小原鞠莉ーSS
松浦果南ーSS
かなまりーSS
ラブライブ!サンシャイン!!ーSS
小原鞠莉ーSS
松浦果南ーSS
2016/05/15(日 23:35:01.26 ID:GafDIQyG.net
金曜日の昼過ぎから、天気予報が予想しきれなかった嵐になっていた。
予報では、少しばかり強い雨だけのはずが、強風がおまけでついてきている。
そしてその日が、1年生だった私と鞠莉がそういう関係になった、きっかけだった。
浦ノ星女学院は、海沿いの高台にある。
その場所柄、公共交通で通学する生徒も多いことから、交通機関の運休情報もホームルームで伝達されることになる。
「本日は雨と強風でバス停までの下り坂が危険であるため、各方面それぞれ一便だけですが、臨時に校庭までバスを乗り入れてもらうことになりました。バス通学の人は、そのバスで帰宅するように」
バス停から校門までの坂はそれほど急ではないが、眺めがいい。
つまり、風がまともに吹き付ける場所でもある。
数年前、、こんな天気の日に、実際にすべって骨折した事故があったらしい。それ以来、嵐の日はこのような措置がとられる。
4月に入学して2ヶ月、そんな事態に出会うのはこれが初めて出会った。
「徒歩通学でバスを利用した帰宅が困難な人は、17時以降に車での送迎を許可することになりました。名簿を作るので、車で帰る人はお家に連絡してから委員に伝えるように
「また、今日は淡島行きの連絡船が運休することになりました。お家の方に連絡を取って、家に帰れない人は申し出てください」