【SS】侑「ぐっ、この敵つよい...歩夢！回復！」歩夢「私に助けを求めるなら服を脱いでパ　ツとソックスを差し出すべきじゃないかな！」【ラブライブ！虹ヶ咲】

死にかけのセミ「ジジ...」

侑「ぐぅっ...この緊急事態に何を言ってるの！？私の体力もうなくなりそうなんだよ！？」

歩夢「でも、世の中ギブアンドテイクだし、親友以上の特別な関係になっても居ないのに無償でヒールするのは...」

歩夢「あっ！恋人になりたいってこと！？」


侑「違うよ！仲間なんだから回復くらい無償でしてよ！」

死にかけで焦っているセミ「ジジジジジジ！！」

侑「ちょっとうるさい！！今取り込み中だからもう少し待ってて！！！」

もう死にそうなセミ「ジ...?」

歩夢「えー、でも私もうMP残り少ないし」

侑「なんで戦闘開始から何もしてないのにMP無くなってるのさ！」

歩夢「はぁ！？それは風呂トイレの侑ちゃんを透視したり侑廃物採取のために侑ちゃんの代謝を高める魔術を使ってるせいでしょ！！！？」

侑「衝撃の事実と共に逆ギレされた！？そして、やたら汗かくなと思ったら歩夢の仕業だったの！！？」

歩夢「私がこんな(MP0)になっちゃったの侑ちゃんのせいなんだから...責任取ってよね...///」

侑「責任転嫁甚だしい！」
　

歩夢「そもそもパンツやソックスを貰うのは魔力を回復するためなんだよ？」

侑「なんで！？」

歩夢「それは侑ちゃんのパンツやソックスに多分に含まれてるユウニウムを魔力の糧としているからだよ」

侑「は！？え、なに？私って魔術師のエネルギー源になる物質を放出してたの？」

歩夢「ううん。普通はマナストーンとか魔力含有物だけど、私の一世一代の才能を駆使して自分の体内に含んだユウニウムを魔力に変換する超魔術を発明したんだよ！」

侑「才能の無駄遣いやめてよ！！」

歩夢「とにかくパンツとソックスが必要なの。そしてあわよくば私の目の保養のために全裸になって」

侑「全裸要求の方はもはやただの欲望じゃん！！...ううぅ仕方ないなぁ」ｽﾙ…

歩夢「...」ｶﾞﾀｯ!

侑「人が服脱ごうとしてるのに身を乗り出さないでよ！！戦闘の修羅場中もシラーっとしてたのに今日イチで食いついてくるの何なの！？」
　

歩夢「いいから、脱いで！できるだけ挑発的にお願い」ｼﾞｰ

侑「なんでこっちに杖向けてるの？まさかその杖 録画機能付いてないよね？」

歩夢「内蔵されたレンズで集めた光を撮像素子に結像させて、電気信号に変換して信号記憶装置で映像記録媒体に保存してるだけだから気にしないで！」

侑「人はそれを録画と呼ぶんだよ！！もう！トラナイデ！！」

歩夢「はぁ、侑ちゃんはホントわがままばかりで仕方ないなぁ...私がついてないとだめなんだから」ﾔﾚﾔﾚ

侑「屈辱的過ぎる！なんで私が聞き分けの無い子供みたいになってるの！？」

歩夢「ほら、侑ちゃんはやく」

侑「ぐぬぬ、納得いかないけど...はい」っソックス

歩夢「は？なんでソックスだけ？パンツは？」

侑「これでもすっごく恥ずかしいんだからソックスだけでもいいでしょ！？謎魔法のせいで汗がこれでもかってほど浸み込んじゃってるから嫌なのにぃ...歩夢のせいでもうびしょびしょなの！！」

歩夢「え！？もう一回」

侑「歩夢のせいでもうびしょびしょなの！！」

歩夢「素材提供ありがとう！」っ杖構え

侑「録音機能もついてるのかぁ！！」
　

歩夢「すーっはーっすーっはーっ...ふはぁ、これだよぉ...」

侑「うわぁ....こわ、顔が完全にキマってるよ。これじゃヒーラーじゃなくてドラッガーだよ」

歩夢「トびそう(意識)」

侑「だから薬物中毒者か！！仮にも聖職者が戦闘中にソックスキメて気絶しないでよ！？」

歩夢「けっほ...思ってた以上に濃厚だったから...今度制汗スプレー貸そっか？?」

侑「自分から嗅いでおいてなんなの！？/// しかも蒸れちゃったのは歩夢のせいでしょ！！いいから早く回復してよ！！」

歩夢「はいはい、全く侑ちゃんってばいつになっても甘えんぼの欲しがりさんなんだから」ﾌｰ ﾔﾚﾔﾚ

侑(自分を抑え　高咲侑...ここでキレたらまた歩夢のペースに飲まれる...)ﾋﾞｷﾋﾞｷ
　

歩夢「じゃあいくよ？動かないでね？」ﾄﾝ

侑「うん」

歩夢「...」ﾓﾐﾓﾐ

侑「揉み始めた！？」ﾊﾞｼｨ!

歩夢「ちょっと、邪魔しないでもう少しで正確なサイズがわかるから」

侑「胸のサイズ図って欲しいんじゃないんだよ！！回復して欲しいの！！！」

歩夢「でも、回復時に手を当てる必要があるからついでに揉みしだいておけば効率的だよね」

侑「何の効率化を図ってるの！？いいから黙って回復に終始して！！次揉んだら絶交だからね！！」

歩夢「それは仲間としての関係を断ち、改めて恋人として迎え入れるという遠回しなプロポーズと受け取っても？」

侑「字面通りの断交だよ！！もういいから回復して！！」

歩夢「は～い」
　

歩夢「すぅ...」ﾄﾝ

侑「...」

歩夢「病める時も 怒れる時も 面倒くさい時も 眠い時も 疲れた時も 貧しい時も 歩夢を愛し 敬い 慰め合い 共に助け合い その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか？」

侑「なんか結婚式が始まった！？しかも愛する時のシチュエーションがマイナス面しかない！！」

歩夢「侑ちゃん！これもこの回復魔法に必要な工程なの！ちゃんと返事して！」

侑「えー...嘘だぁ...」

歩夢「ホントだよ！答えない限りこの触れた手が魔力的に絡みついたまま永遠に侑ちゃんから離れないようになってるからね！！」

侑「ただの回復魔法に意味不明な要素が多すぎる！！」

侑「まぁ、それじゃぁ...誓いません」

歩夢「誤って呪いをかけちゃった。私から３００メートル以上離れるを私の子を妊娠します」

侑「ウワアアアアアァァァ！！！！」
　

ちょっと訂正
歩夢「誤って呪いをかけちゃった。私から３００メートル以上離れるを私の子を妊娠します」
↓
歩夢「誤って呪いをかけちゃった。私から３００メートル以上離れると私の子を妊娠します」
　

歩夢「侑ちゃんが動揺させたせいだよ。大人しく誓っていればこうならなかったのに...」

侑「故意！！故意だよね！！？」

歩夢「確かにこの気持ちは恋だね」

侑「上手いこと言わなくていいんだよ！！え！？私、歩夢から離れたら孕んじゃうの！？なんてことしてくれたの！？」

歩夢「大丈夫だよ、侑ちゃん」

侑「あゆむぅ...そうだよね！なにか解呪する方法が」

歩夢「遅かれ早かれ...将来的な予定が前倒しになるかどうかってことだから大したことないよ」

侑「そんな予定は一切ないよ！！いいから早くこの呪いを解いてよ！！」

歩夢「うーん...呪いを解くなら、侑ちゃんの戦闘力が私の愛を上回らないと不可能だけど...」

侑「戦闘力と愛って比肩しうるステータスだったの！？」

侑「でもまぁ、それなら大丈夫だよ！私は日々こうして強敵と戦闘して強くなってるからね。あっという間だよ」

歩夢「強敵？」

侑「そう、今も...」

天寿を全うしたセミ「?」ﾁｰﾝ

歩夢「...」

侑「...」

歩夢「ちなみに私の愛を戦闘力に変換すると世界を一瞬で滅ぼす魔王１万人分の魔力を凝縮した力を持つ破滅の魔女５億人分の魔力をさらに凝縮した上で乗算した力を超えるといわれている伝説の勇者１０兆人分の戦力を掛け合わせて乗算してグラハム数を掛け合わせた戦力をはるかに凌駕する龍を創り出したと噂の神くらいの力が無いと」

侑「それはもはやただの神じゃないかな」
　

侑「というか、歩夢の説明じゃ単位が意味不明だけど実質不可能ってことなの？」

侑「私この年でお母さんになるなんて嫌だよぉ！！何とかしてよ歩夢ぅ！！！」

歩夢「うーん...あっ！！」?

侑「何か思いついたの！？」

歩夢「赤ちゃん用品買いに行ってくるね！！！」ﾊﾞﾋﾞｭﾝ!!

侑「はやっ！！！あっ！？距離稼いで孕ませる気か！！？」ﾀﾞｯ!!

歩夢「ピオリム！ブースト！！ギアチェンジ！！！クロックアップ！！！！」ﾄﾞｩﾙﾙﾝﾄﾞｩﾙﾙﾝ!!!!

侑「こういう時だけおそろしくまともに強化魔法を使いこなしてる！！？待てえぇぇぇぇぇ待ってくださいお願いします！！！！」

歩夢「大丈夫だよ！！絶対認知するから！！！幸せな家庭を築こうね！！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ!!

侑「そういう問題じゃなああああぁあぁぁい！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ!!


@cﾒ*˶ˆ ֊ ˆ˵ﾘ　ゆうぽむ?Happy End?　⎛(V≧Д≦Vɔ⎞
　

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ　以上です、ありがとうございました。
ご存じめんどくさいヒーラーのパロディです。突発の見切り発車でした。
これからもあなぽむ・ゆうぽむが咲き誇りますように。