1: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 21:55:20.88 ID:C3OUd/ag
その言葉が理解できなった。
いや、単語自体は聞き取れていたし意味も理解している、しかしその言葉と目の前の松浦果南が結びつかなかった。
果南ちゃんが-----------ー
果南ちゃんがレ プされていたなんて。
いや、単語自体は聞き取れていたし意味も理解している、しかしその言葉と目の前の松浦果南が結びつかなかった。
果南ちゃんが-----------ー
果南ちゃんがレ プされていたなんて。
3: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 21:56:27.25 ID:C3OUd/ag
書き忘れてましたが果南に悲しい過去を捏造しているので苦手な方はご注意ください
6: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 21:57:13.63 ID:C3OUd/ag
理解できるはずがなかった、きっと彼女自身も理解をしたくなかっただろう。
理解できずとも確かな真実、それは彼女は深い傷を負っていて私達は無遠慮に彼女の傷を覗き、抉り、唾を吐き捨てたということ。
理解できずとも確かな真実、それは彼女は深い傷を負っていて私達は無遠慮に彼女の傷を覗き、抉り、唾を吐き捨てたということ。
7: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 21:58:10.84 ID:C3OUd/ag
ーとある日ー
その日は今にも雨が降りそうな気持ちの悪い空だった。
旅館の物置で古いウォーター・ガンを見つけた私は曜ちゃんを誘い、果南ちゃんの家へと向かった。
千歌「曜ちゃん!氷水用意してきた!」
曜「いいね!梅干しの漬け汁とかも混ぜちゃう?」
千歌「おお…それはワルだねえ…」
曜「にひひ、でも千歌ちゃんには敵わないよ」
千歌「なにを~!」
この後まさかあんなことになるなんて、馬鹿な私たちには考えもつかなかったんだ。
その日は今にも雨が降りそうな気持ちの悪い空だった。
旅館の物置で古いウォーター・ガンを見つけた私は曜ちゃんを誘い、果南ちゃんの家へと向かった。
千歌「曜ちゃん!氷水用意してきた!」
曜「いいね!梅干しの漬け汁とかも混ぜちゃう?」
千歌「おお…それはワルだねえ…」
曜「にひひ、でも千歌ちゃんには敵わないよ」
千歌「なにを~!」
この後まさかあんなことになるなんて、馬鹿な私たちには考えもつかなかったんだ。
9: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:00:41.18 ID:C3OUd/ag
曜「ところでコレどうしたの?オモチャにしてはめちゃくちゃリアルだけど……」
千歌「うちの物置に宿泊のお客さんに貸し出すオモチャを色々置いてあるんだけど……多分それの古いやつだと思う」
曜「へえ~さっすが老舗旅館」
千歌「いやそれほどでも……あっ!来たよ!」
曜「隠れよっ」
千歌「うちの物置に宿泊のお客さんに貸し出すオモチャを色々置いてあるんだけど……多分それの古いやつだと思う」
曜「へえ~さっすが老舗旅館」
千歌「いやそれほどでも……あっ!来たよ!」
曜「隠れよっ」
10: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:02:30.06 ID:C3OUd/ag
果南「ん~今日は海の機嫌悪かったなあ~」
果南「あれこのスニーカー…千歌と………曜?」
ササッ
千歌「うおー!」
曜「手を上げろ~」
果南「ちょっと何やってんの?来るなら来るって…」
千歌「果南ちゃん覚悟っ!」スチャッ
果南「あれこのスニーカー…千歌と………曜?」
ササッ
千歌「うおー!」
曜「手を上げろ~」
果南「ちょっと何やってんの?来るなら来るって…」
千歌「果南ちゃん覚悟っ!」スチャッ
12: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:03:46.01 ID:C3OUd/ag
果南「な…何を待って……っ」
曜「ふふっなんだろうね~」カチャ
果南「冗談キツいって……うぅ…………うぷっ」
千歌「あれ?」
果南「おえ゛ぇっ……うぁ…げぶっ……」ビチャチャッ
果南「あう……お゛ぐっ……ぉえ゛っ…………」ビチャ
千歌「果南ちゃんっ!?」
曜「た、大変!雑巾っ!!」バタバタ
曜「ふふっなんだろうね~」カチャ
果南「冗談キツいって……うぅ…………うぷっ」
千歌「あれ?」
果南「おえ゛ぇっ……うぁ…げぶっ……」ビチャチャッ
果南「あう……お゛ぐっ……ぉえ゛っ…………」ビチャ
千歌「果南ちゃんっ!?」
曜「た、大変!雑巾っ!!」バタバタ
13: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:04:51.68 ID:C3OUd/ag
千歌「果南ちゃん一体どうしたの…もしかして具合悪かったとか?」
果南「そ、そうなんだよね…いや~ほんとほんと」
曜「……私たちの手元を見てからだよね、吐いたの」
果南「……勘違いだよ」
曜「最初は普通に受け答えできてたよね、でも手元のオモチャを見てから様子が変わった…ほら」スッ
果南「ひ…ひぃっ………やめ…」ビクッ
千歌「…話してよ果南ちゃん、何がどうしたの?」
果南「そ、そうなんだよね…いや~ほんとほんと」
曜「……私たちの手元を見てからだよね、吐いたの」
果南「……勘違いだよ」
曜「最初は普通に受け答えできてたよね、でも手元のオモチャを見てから様子が変わった…ほら」スッ
果南「ひ…ひぃっ………やめ…」ビクッ
千歌「…話してよ果南ちゃん、何がどうしたの?」
14: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:05:33.79 ID:C3OUd/ag
曜「無理にとは言えないけど、私たちに何かできることがあるなら協力するよ」
千歌「どんな話でもこの胸で受け止めるよ」
曜「うん!私たちめちゃくちゃタフだし」
果南「あのね…私は………私はっ……」
千歌「うん」ギュッ
曜「ゆっくりでいいからね」ギュッ
果南「わ…私は…レ プされた過去があるんだッ」
果南ちゃんの口から発せられたその言葉は、私たちの甘い想定を遥かに超えたものだった。
千歌「どんな話でもこの胸で受け止めるよ」
曜「うん!私たちめちゃくちゃタフだし」
果南「あのね…私は………私はっ……」
千歌「うん」ギュッ
曜「ゆっくりでいいからね」ギュッ
果南「わ…私は…レ プされた過去があるんだッ」
果南ちゃんの口から発せられたその言葉は、私たちの甘い想定を遥かに超えたものだった。
19: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:09:11.08 ID:C3OUd/ag
ーーー
2年前のあの日も今日みたいに澱んだ空だった。
ダイヤと鞠莉と並んで歩くいつも通りの帰り道、私たちの前に一台の黒いバンが止まった。
車の中には2人の外国人がいて、釣った魚を捌いてくれる店を探していると話しかけられた。
今思えば確実に怪しいってわかるんだけど、その時の私たちは海外の人も内浦を楽しんでくれたって舞い上がってたんだ。
でもそれは大きな間違いだった。
2年前のあの日も今日みたいに澱んだ空だった。
ダイヤと鞠莉と並んで歩くいつも通りの帰り道、私たちの前に一台の黒いバンが止まった。
車の中には2人の外国人がいて、釣った魚を捌いてくれる店を探していると話しかけられた。
今思えば確実に怪しいってわかるんだけど、その時の私たちは海外の人も内浦を楽しんでくれたって舞い上がってたんだ。
でもそれは大きな間違いだった。
21: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:10:22.56 ID:C3OUd/ag
「魚の種類はどんなのです?小さいのだったらそこの小料理屋さんでやってくれると……」
「こいつを見てくれるかい?」
男が取り出したのは魚なんかじゃなくて……映画やドラマでしか見たことがない黒くて鉄のにおいがする本物の銃だった。
「騒ぐな…騒いだらお前らのカラダに穴がもうひとつ増えることになるぜ」スチャ
「ひ…ひぃっ」
「こいつを見てくれるかい?」
男が取り出したのは魚なんかじゃなくて……映画やドラマでしか見たことがない黒くて鉄のにおいがする本物の銃だった。
「騒ぐな…騒いだらお前らのカラダに穴がもうひとつ増えることになるぜ」スチャ
「ひ…ひぃっ」
23: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:11:16.32 ID:C3OUd/ag
「か…果南さんっ!」ダッ
「そっちから飛び込んでくれるとはな…ぐふふ」スッ
プシュウ
「鞠莉さんっ果南さ………ん……」
「あ………」
「にげ……て……」
「このドラッグ・スプレーってやつは結構効くな」
「そっちから飛び込んでくれるとはな…ぐふふ」スッ
プシュウ
「鞠莉さんっ果南さ………ん……」
「あ………」
「にげ……て……」
「このドラッグ・スプレーってやつは結構効くな」
24: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:12:11.82 ID:C3OUd/ag
「ちっそんなもんに頼るんじゃねえよ」
「おいおい…まだドラッグ嫌いなのか」
「俺のママはイカれたシャブ中にレ プされて俺を産んだんだ…そのせいでママは俺を捨てたんだぞっ」ガンッ
「かわいそうにな……同情するよ」
「ふんっ同情はいいからさっさと運び込め」
「うぅ……まり……だいや……」
「なんだまだ意識があるのか…コイツはどうする?」
「人質を傷つける訳にはいかないからな…そいつなら暇つぶしのポケット・プッシーにはなるだろ」
「やったぜぇ!久しぶりにジャップを使ってみたいと思ってたんだ!」
「おいおい…まだドラッグ嫌いなのか」
「俺のママはイカれたシャブ中にレ プされて俺を産んだんだ…そのせいでママは俺を捨てたんだぞっ」ガンッ
「かわいそうにな……同情するよ」
「ふんっ同情はいいからさっさと運び込め」
「うぅ……まり……だいや……」
「なんだまだ意識があるのか…コイツはどうする?」
「人質を傷つける訳にはいかないからな…そいつなら暇つぶしのポケット・プッシーにはなるだろ」
「やったぜぇ!久しぶりにジャップを使ってみたいと思ってたんだ!」
27: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:15:03.89 ID:C3OUd/ag
そして気がついたらどこかの薄暗い小屋で縛られていた。
後ろにはダイヤと鞠莉が同じように横たわっていた。
……勿論そこには私たちだけじゃなくて男たちもいた。
「なんだぁ?もう起きたのか」
「ちょうどオハラとクロサワのボスに熱いラブ・コールを送ったところだ…ずいぶんと焦ってたなぁ」
「オハラはバーバリアーノと親しかったからな、旧ファミリーのツテが役に立ったぜ」
「小原と黒澤……アンタらまさか身代金を…」
後ろにはダイヤと鞠莉が同じように横たわっていた。
……勿論そこには私たちだけじゃなくて男たちもいた。
「なんだぁ?もう起きたのか」
「ちょうどオハラとクロサワのボスに熱いラブ・コールを送ったところだ…ずいぶんと焦ってたなぁ」
「オハラはバーバリアーノと親しかったからな、旧ファミリーのツテが役に立ったぜ」
「小原と黒澤……アンタらまさか身代金を…」
28: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:16:28.75 ID:C3OUd/ag
「グヘヘ…その通りマフィアとヤクザのドンから身代金をたんまり頂こうって訳さ」
「俺たちアメリカでちょっとばかしヘマしちまってよ…バウンティハンターに狙われてんだ」
「あのハードの野郎も俺たちがまさかジャパンに逃げているとは思わないだろうからな…へへっ」
「そっか…じゃあ2人には手を出さないんだね」
「ああ手をださねぇよ、白人は紳士な人種だからな」
「……全然そうは見えないけど…」
「俺たちアメリカでちょっとばかしヘマしちまってよ…バウンティハンターに狙われてんだ」
「あのハードの野郎も俺たちがまさかジャパンに逃げているとは思わないだろうからな…へへっ」
「そっか…じゃあ2人には手を出さないんだね」
「ああ手をださねぇよ、白人は紳士な人種だからな」
「……全然そうは見えないけど…」
29: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:18:05.86 ID:C3OUd/ag
「ははっ…………なめてんじゃねえぞ!こら!」ブンッ
「あがっ……うぅ…」ドサッ
「このジャップのメス豚が!なに一丁前に俺と対等を気取ってやがる!」ドゴッ
「うぐ……はぅ」
「なんだもう壊すのか…それともまたドラッグでセ ・ジャンキーにするのか」
「それ手っ取り早くていいな… だけど…つまんねーよ」
「あー?」
「あがっ……うぅ…」ドサッ
「このジャップのメス豚が!なに一丁前に俺と対等を気取ってやがる!」ドゴッ
「うぐ……はぅ」
「なんだもう壊すのか…それともまたドラッグでセ ・ジャンキーにするのか」
「それ手っ取り早くていいな… だけど…つまんねーよ」
「あー?」
30: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:20:52.59 ID:C3OUd/ag
「こういうなめた女は徹底的に陵辱して…自分からドラッグで楽にしてくれって言わせるのが醍醐味だ」
「うへぇ…悪趣味なやつ」
「憎っくきハードの野郎への恨みも同じジャップのてめぇではらしてやるぜっ」グオッ
もうさ冗談でしょっていうくらい殴られたよ。
途中で目を覚ました鞠莉がもう一回気を失うレベル。
おじいにはよくゲンコツされてたけどあれは思いっきり手加減してくれてたんだなーって思った。
「うへぇ…悪趣味なやつ」
「憎っくきハードの野郎への恨みも同じジャップのてめぇではらしてやるぜっ」グオッ
もうさ冗談でしょっていうくらい殴られたよ。
途中で目を覚ました鞠莉がもう一回気を失うレベル。
おじいにはよくゲンコツされてたけどあれは思いっきり手加減してくれてたんだなーって思った。
31: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:21:17.84 ID:C3OUd/ag
ーーー
千歌「で、でも!果南ちゃんって強くて頼りになって……なのに…なのになんで…」
果南「……男と女は骨格も筋力も全てが違う」
この差は根性や努力では埋まらないんだ。
どうしようもないんだよ、千歌。
ーーー
千歌「で、でも!果南ちゃんって強くて頼りになって……なのに…なのになんで…」
果南「……男と女は骨格も筋力も全てが違う」
この差は根性や努力では埋まらないんだ。
どうしようもないんだよ、千歌。
ーーー
32: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:23:05.08 ID:C3OUd/ag
「おい、もう顔はやめろよ」
「優しいなあ…俺が女なら股を濡らすぜ」
「馬鹿を言うな、股を濡らすのはこいつの仕事だろ」カチャカチャ
「ククク…違いない」カチャカチャ
果南「いやっ………やめろっやめろオオ」
うわ
あああああ
ああああああああ
「優しいなあ…俺が女なら股を濡らすぜ」
「馬鹿を言うな、股を濡らすのはこいつの仕事だろ」カチャカチャ
「ククク…違いない」カチャカチャ
果南「いやっ………やめろっやめろオオ」
うわ
あああああ
ああああああああ
34: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:25:29.08 ID:C3OUd/ag
どれだけの時間が経っただろう。
「おい、もう自分からペニスをしゃぶってるぜ」
「クク…やっぱりジャップの女はガイジンのペニスが大好きなんだなあ」
「何言ってんだ…あのガキども〇すって言ってからだぜ…美しい友情ってやつだろ」
「うぅ……じゅぷっ……おえ………れろ……」
コツッコツッ……
「お…おい…なんの音だ」
「わからねえが…なんにせよファックの続きは後でのお楽しみだな」
「おい、もう自分からペニスをしゃぶってるぜ」
「クク…やっぱりジャップの女はガイジンのペニスが大好きなんだなあ」
「何言ってんだ…あのガキども〇すって言ってからだぜ…美しい友情ってやつだろ」
「うぅ……じゅぷっ……おえ………れろ……」
コツッコツッ……
「お…おい…なんの音だ」
「わからねえが…なんにせよファックの続きは後でのお楽しみだな」
36: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:26:42.94 ID:C3OUd/ag
さっき女は男に勝てないって言ったけど、それはお互い人間同士だったらの話なんだよね。
どういうことかって?
……人間は悪魔に勝てないってこと。
ドガシャンッ
「な…なんだあっ!」
「おいお前、ずいぶんと寒そうな格好をしているな…コートでも貸してやろう」バサッ
果南「あ…」
「こ…こいつ…ロックしたチェーンごとドアを蹴り破ってきたのか」
どういうことかって?
……人間は悪魔に勝てないってこと。
ドガシャンッ
「な…なんだあっ!」
「おいお前、ずいぶんと寒そうな格好をしているな…コートでも貸してやろう」バサッ
果南「あ…」
「こ…こいつ…ロックしたチェーンごとドアを蹴り破ってきたのか」
37: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:27:31.17 ID:C3OUd/ag
>>36 訂正
さっき女は男に勝てないって言ったけど、それはお互い人間同士だったらの話なんだよね。
どういうことかって?
人間は悪魔には勝てないってこと。
ドガシャンッ
「な…なんだあっ!」
「おいお前、ずいぶんと寒そうな格好だな…コートでも貸してやろう」バサッ
「あ…」
「こ…こいつ…ロックしたチェーンごとドアを蹴り破ってきたのか」
さっき女は男に勝てないって言ったけど、それはお互い人間同士だったらの話なんだよね。
どういうことかって?
人間は悪魔には勝てないってこと。
ドガシャンッ
「な…なんだあっ!」
「おいお前、ずいぶんと寒そうな格好だな…コートでも貸してやろう」バサッ
「あ…」
「こ…こいつ…ロックしたチェーンごとドアを蹴り破ってきたのか」
40: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:28:39.06 ID:C3OUd/ag
「ふっビビることはねえ…こっちは2人…それにピストルを持っているんだ」スチャッ
「ベレッタM70か…ここで骨董市でも開くつもりか?」スッ
「ピストル相手にカラテなんてジャップがアニメ・ヒーローにでもなったつもりか?あーーーっ」
「俺はコイツで生意気なギャングを36人ぶち〇してきたんだ…そしてこのイ工 ーで37人目だッ!」ジャキッ
「どの世界にも通じる…いや…蛆虫にはそもそも誇るべき自己もないだろうから無意味な言葉だなっ!」
「ベレッタM70か…ここで骨董市でも開くつもりか?」スッ
「ピストル相手にカラテなんてジャップがアニメ・ヒーローにでもなったつもりか?あーーーっ」
「俺はコイツで生意気なギャングを36人ぶち〇してきたんだ…そしてこのイ工 ーで37人目だッ!」ジャキッ
「どの世界にも通じる…いや…蛆虫にはそもそも誇るべき自己もないだろうから無意味な言葉だなっ!」
41: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:29:39.55 ID:C3OUd/ag
スパンっ
「うわあっ」
「くそっ!」
「かわいそうに力の差も理解できんのか…この蛆虫は蛆虫の中でも特別小さい脳を持っていたようだ」
「貴様ーッ」バッ
「今のを見てもまだ向かってくる…学習能力の無さと愚かさには哀れみすら感じるぜっ」ゴオッ
ボッッッッ
「うわあっ」
「くそっ!」
「かわいそうに力の差も理解できんのか…この蛆虫は蛆虫の中でも特別小さい脳を持っていたようだ」
「貴様ーッ」バッ
「今のを見てもまだ向かってくる…学習能力の無さと愚かさには哀れみすら感じるぜっ」ゴオッ
ボッッッッ
42: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:31:53.79 ID:C3OUd/ag
「…生かして捕まえるのが依頼だからな」
「あうう…」ピクッピクッ
「あへ…あへ……」プルプル
「頭の中に幻魔を植え付けたからどうせ長くは持たんが」
「虫を〇さないように踏むのは骨が折れる…あいつらはこんな面倒なことをよくやるものだ」
「あうう…」ピクッピクッ
「あへ…あへ……」プルプル
「頭の中に幻魔を植え付けたからどうせ長くは持たんが」
「虫を〇さないように踏むのは骨が折れる…あいつらはこんな面倒なことをよくやるものだ」
43: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:32:23.31 ID:C3OUd/ag
ドタドタッ
「3人とも無事かーーっ!」
「なんだずいぶん遅かったじゃないか…中年2人で仲良くドライブデートでもしていたのか?」
「す…すみません」
「こんな短時間で…まさに悪魔だ…」
「見え透いた世辞はいい、この蛆虫を掃除しろ」
「3人とも無事かーーっ!」
「なんだずいぶん遅かったじゃないか…中年2人で仲良くドライブデートでもしていたのか?」
「す…すみません」
「こんな短時間で…まさに悪魔だ…」
「見え透いた世辞はいい、この蛆虫を掃除しろ」
44: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:32:57.11 ID:C3OUd/ag
「ミ…ミスター…お約束の絵は車に…」
「金はもう振り込んである、確認をしておけ」
「い…いえ娘たちを助けて頂いたんです…その上お金まで受け取るなんて…」
「美しいモノはそれに見合った対価を払う、そうすることで美しさの"価値"が保たれるんだ」
「カスみたいな規模とはいえ組織の長を名乗るのならばそのくらいの美学は持っておくことだ」
「はっはい……」
「金はもう振り込んである、確認をしておけ」
「い…いえ娘たちを助けて頂いたんです…その上お金まで受け取るなんて…」
「美しいモノはそれに見合った対価を払う、そうすることで美しさの"価値"が保たれるんだ」
「カスみたいな規模とはいえ組織の長を名乗るのならばそのくらいの美学は持っておくことだ」
「はっはい……」
45: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:33:41.87 ID:C3OUd/ag
「…どうしても受け取れんというのならばそいつの治療費にでも使ってやれ」
「あ…あの…コート」
「いらん、そのまま着ておけ…絵の商談だけの予定だったんだが…俺もまぬけトリオに毒されたかな」
ザッ
「果南ちゃん……すまなかった……迎えが来たら病院にすぐ行ってくれ…本当にすまなかった…」
「黒澤が懇意にしている闇医者を使うといい、口の固さと腕は確かだ」
「ミスター黒澤…こいつらは2人だけで…」
「もちろんです…小原さん」
「あ…あの…コート」
「いらん、そのまま着ておけ…絵の商談だけの予定だったんだが…俺もまぬけトリオに毒されたかな」
ザッ
「果南ちゃん……すまなかった……迎えが来たら病院にすぐ行ってくれ…本当にすまなかった…」
「黒澤が懇意にしている闇医者を使うといい、口の固さと腕は確かだ」
「ミスター黒澤…こいつらは2人だけで…」
「もちろんです…小原さん」
46: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:34:19.62 ID:C3OUd/ag
そのあとお母さんたちが迎えに来てくれたんだ。
犯人がどうなったかは知らないけど…まあいいよね。
ーーー
千歌「それでダイヤちゃんと鞠莉ちゃんはどうなったの?2人からはそんな話一度も…」
果南「あの後助けてくれたおじさんそっくりのおじさんがやってきて記憶を消したらしいよ」
曜「き、記憶を……?」
果南「なんかよく分かんないけど記憶を封印ではなく抹消するカッポーがナダにはあるって言ってた」
犯人がどうなったかは知らないけど…まあいいよね。
ーーー
千歌「それでダイヤちゃんと鞠莉ちゃんはどうなったの?2人からはそんな話一度も…」
果南「あの後助けてくれたおじさんそっくりのおじさんがやってきて記憶を消したらしいよ」
曜「き、記憶を……?」
果南「なんかよく分かんないけど記憶を封印ではなく抹消するカッポーがナダにはあるって言ってた」
47: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:34:54.44 ID:C3OUd/ag
千歌「へえ………ねえ本当だと思う?」コソ
曜「さあ?でも鞠莉ちゃんがあんなにセクハラできるのも記憶がないからなのかも……」コソ
曜「あれ…でも果南ちゃんだけは覚えてたんだよね……なんで今まで普通に……?」
果南「私も色々やってもらったけど、できたのは不快感を心から乖離させただけ」
果南「今でもさっきみたいにフラッシュバックが起こるけど……どこか他人事みたいに感じてるんだ」
曜「さあ?でも鞠莉ちゃんがあんなにセクハラできるのも記憶がないからなのかも……」コソ
曜「あれ…でも果南ちゃんだけは覚えてたんだよね……なんで今まで普通に……?」
果南「私も色々やってもらったけど、できたのは不快感を心から乖離させただけ」
果南「今でもさっきみたいにフラッシュバックが起こるけど……どこか他人事みたいに感じてるんだ」
49: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:35:37.43 ID:C3OUd/ag
千歌「そっか…あの、ごめんね…….そして私たちに話してくれてありがとう」
果南「うん、でもイタズラは二度とやめてほしいかなん」
曜「うん……うん……ずずっ」
私たちへ向ける笑顔の裏で果南ちゃんがあんな悲しい過去を抱えていたなんて考えもしなかった。
彼女は私たちが思っているよりずっとずっとタフだった。
果南「うん、でもイタズラは二度とやめてほしいかなん」
曜「うん……うん……ずずっ」
私たちへ向ける笑顔の裏で果南ちゃんがあんな悲しい過去を抱えていたなんて考えもしなかった。
彼女は私たちが思っているよりずっとずっとタフだった。
50: (やわらか銀行) 2022/12/16(金) 22:41:50.21 ID:C3OUd/ag
終わりです。
口調はモブのものも含め出来るだけ再現したつもりですが、SSの文章だと読点がないと読みにくかったので猿側のセリフに読点を使用しています。ご容赦ください。
口調はモブのものも含め出来るだけ再現したつもりですが、SSの文章だと読点がないと読みにくかったので猿側のセリフに読点を使用しています。ご容赦ください。
75: (たこやき) 2022/12/17(土) 12:34:50.69 ID:7gsuq07c
タフライブ!
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1671195320/