【SS】彼方「しずくちゃん、何してるの？」しずく「>>6」【ラブライブ！虹ヶ咲】

遥さんと24時間耐久セ　クスしたときの動画鑑賞です

彼方「しずくちゃん、何してるの？」

しずく「遥さんと24時間耐久セ　クスしたときの動画鑑賞です」

彼方「…え？…ごめん、聞き取れなかったみたい、今なんて…？」

しずく「だから遥さんと24時間耐久セ　クスしたときの動画鑑賞です」

彼方「う、嘘だよね…？」

しずく「嘘じゃありませんよ、嘘だと思うならこれを見てください」

彼方「こ、これは…！」

彼方「>>14！」

遥ちゃんとしずくちゃんエッロ

彼方「遥ちゃんとしずくちゃんエッロ」

しずく「…えっ？」

彼方「も～！酷いよ～しずくちゃん！どうしてもっと早く見せてなかったのさ！」

しずく「ち、ちょっと待ってください！悲しくないんですか？」

彼方「悲しいわけないじゃん、だって大好きな遥ちゃんとしずくちゃんのレズセだよ！？こんなもの見せられたら興奮しちゃっておめめぱっちりだよ～！」ﾆｺﾆｺ

しずく（しまった！彼方さんの悲しむ顔が見たくてここまでやったのに…！これじゃ逆効果じゃない…！）

しずく（そうだ…！この事実を知ればきっと悲しむはず…！）

しずく「…彼方さん」

彼方「どうしたの？」

しずく「…実はこの動画、>>20なんです！」

私じゃない

しずく「…実はこの動画、私じゃないんです！」

彼方「…え？」

彼方「ど、どういうこと！？これ、どう見てもしずくちゃんだよね！？」

しずく「ディープフェイクって知ってますか？」

彼方「ディ、ディープフェイク…？」

しずく「人工知能が画像と映像を組み合わせることで、その人が実際に行っていない行動や発言をしたかのような動画を作ることができるんです」

彼方「なにそれ…」

しずく「だからここに映っているのは私じゃないんです」

彼方「そ、そんな…！じゃあ遥ちゃんの相手は一体…？」

しずく「ふふっ…>>30ですよ♡」

彼方「な、何だって！？」

彼方

しずく「ふふっ…彼方さんですよ♡」

彼方「な、何だって！？」

彼方「彼方ちゃんこんなことした覚えないよ！？」

彼方「ああっ！さてはしずくちゃん、また嘘ついてるな～」

しずく「いえ、本当ですよ…？」

彼方「だって本当に記憶にないよ！？絶対嘘ついてるって！」

しずく「そんなに信じられないなら体型をよく見てください」

彼方「…体型？」

しずく「ディープフェイクで作れるのはあくまで顔や声だけです、これが私の体型に見えますか？」

彼方「これ…私の体型だ…」

しずく「それにこれ、元動画です。しっかり彼方さんが写ってますよ？」

彼方「ほ…ほんとだ…」

彼方「お、おかしい…彼方ちゃんこんなことしたっけ…？」

しずく「…本当に記憶にないんですか？」

彼方「うん…」

しずく「…これ、遥さんからもらった動画ですよ？ちょっと悪戯しようと思って彼方さんの顔を私の顔に変えたんですけど…」

しずく「あ！もしかして照れ隠しですか？」

彼方「ち、違うよ…本当に知らないよこんなの…」

しずく「え…？」

ーー近江家

彼方「ただいま～」

彼方「…って今日はみんな遅いんだった」

彼方「はぁ…あれは一体誰だったんだろう…」

ｶﾞｻｺﾞｿ

彼方「…⁉」ﾋﾞｸｯ

彼方「だ、誰かいるのっ！？」

彼方？「あ、おかえり～」

彼方「わ…私がもう1人…？」

彼方「あ、あなた一体誰なの！？」

彼方？「私？私は>>46だよ」

μ'sとアクアに食べられ続けたスクフェスの私

スクフェス彼方「私？私はμ'sとアクアに食べられ続けたスクフェスの私だよ」

彼方「食べられ続けた！？ど、どういうこと！？」

スクフェス彼方「いい？この世界は一つじゃない、無数に存在するの」

スクフェス彼方「スクフェス世界やスクスタ世界、てん☆ふぇす世界、そしてアニガサキ世界…」

彼方「そ…そんなに…」

スクフェス彼方「あなたはアニガサキ世界の近江彼方、そして私はスクフェス世界の近江彼方」

彼方「つ…つまり同一人物ってこと…？」

スクフェス彼方「…そういうこと」

スクフェス彼方「スクフェス世界での私なんて有象無象のスクールアイドル……」

スクフェス彼方「せっかく音ノ木坂学院に編入したのに…μ'sやAqoursのような有名スクールアイドルの練習相手にさせられるの…ただの経験値として、もうそれは何回も何回も…」

彼方「ひ…ひどい……」

スクフェス彼方「私だけじゃない…妹の遥ちゃんやエマちゃん、しずくちゃんも同じ目に遭っていた…」

スクフェス彼方「私は…もう限界だった…」

スクフェス彼方「でもそんな時…転入生総選挙が行われた…」

彼方「転入生総選挙？」

スクフェス彼方「…そこで私は3位を勝ち取ったの」

彼方「す、すごいじゃん！」

スクフェス彼方「…そしたらね、総選挙でトップになった3人とその家族は好きな世界に移住できる権利を獲得できたんだ」

彼方「え…？じゃああなたがここにいるのって…？」

スクフェス彼方「そう…！私とエマちゃんとしずくちゃん、そして遥ちゃんはこの平和で穏やかな世界で暮らすことを選んだ！」

彼方「じゃあ…あの動画を見せてきたしずくちゃんや…動画に映っていた遥ちゃんは…！」

スクフェス彼方「その通り…！みんなスクフェス世界からの移住者だよ…！」

彼方「ま…待ってよ！じゃあこの世界の私たちはどうなっちゃうの！？」

スクフェス彼方「残念ながら同一人物が同じ世界にいることはできない…」

スクフェス彼方「…ふふっ、だからこの世界の私たちは他の世界に消えてもらうよ…！」

彼方「ええっ！？」

スクフェス彼方「はぁっ！！！！！！！」

彼方「うわぁ～～～～～～っっっ！！！！！」

………
……
…


彼方「いてて…」

彼方「あ、あれ…？ここは…？」


ﾋﾟﾋﾟｨｰｰｰｯ‼


左月「同好会の活動は禁止されています！」

せつ菜「監視委員です！！彼方さん、逃げますよ！！」

彼方「えぇ～～っ！？なにこの世界！？！？」


おしまい

純粋なかなしずを書こうとしたらとんでもないことになっちゃいました、お付き合いありがとうございました