【SS】あなた「あ、歩夢ちゃん!」歩夢「え?あなた……誰?侑ちゃーん!!!」あなた「」【ラブライブ!虹ヶ咲】

あなたゆう SS


1: 2021/06/12(土) 15:29:37.77 ID:6RWNm4QD
あなた「歩夢ちゃん……?」

〜〜一方その頃〜〜

かすみ「裏切り者が何のようですか?」

愛「裏切り者ってかすかす酷いなぁwww」

かすみ「同好会を裏切って部に行ったような人、裏切り者って言葉がお似合いです!」

愛「部?なにそれ?」

かすみ「」

あなた&かすみ「「何かが、おかしい」」

2: 2021/06/12(土) 15:35:18.60 ID:6RWNm4QD
侑「ふぁぁ……、今日も音楽科に転科するためにピアノの練習しなきゃ」

歩夢「おはよう、あなた……」

侑「おはよう……?(歩夢の家って逆の隣じゃなかったっけ?)」

歩夢「今日は栞子ちゃんも含めた同好会メンバー全員でのライブ。楽しみだね」

侑「栞子ちゃん……?誰?それ」

歩夢「もう……忘れちゃったの?本当に忘れっぽいんだから」

歩夢「ねぇ……覚えてる?幼稚園の頃……」

侑「(あれ?なんか違う……。歩夢だけど歩夢じゃない?少なくともこんなに幼稚園のことを思い返す娘じゃなかった)」

5: 2021/06/12(土) 15:47:31.27 ID:6RWNm4QD
侑「ねぇ、歩夢」

歩夢「え?」

侑「どうしたの?なんか今日少しおかしくない?」

歩夢「……あなたの方こそ何かいつもと違うよ?私のこと呼び捨てになんてしてなかったもん……」

侑「嘘だよ!ずっと私は歩夢のこと呼び捨てにしてたじゃん!」

歩夢「ううん!そんなことなかった!それに栞子ちゃんも忘れちゃってるし、今日のあなたは雰囲気が違う」

歩夢「ねぇ……あなたは誰なの?」

侑「私は私だよ!高咲侑だよ!」

歩夢「知らない!そんな名前知らないよ!あの子を……大切なあの子を返してよ!」

6: 2021/06/12(土) 15:50:37.52 ID:6RWNm4QD
侑「歩夢、落ち着いて!深呼吸して!」

歩夢「……」

侑「落ち着いた?」

歩夢「ううん、落ち着けるわけない。あなたは何なの?幽霊?」

侑「それはこっちが聞きたいよ!いきなり歩夢が狂ったように知らない娘の名前を出してくるんだもん!」

歩夢「呼び方……」

侑「?」

歩夢「その呼び方やめて。あの子とすごく似ている見た目であの子と違う呼び方されるとイライラするの」

侑「」

8: 2021/06/12(土) 15:58:28.94 ID:6RWNm4QD
〜〜〜〜
あなた「う〜ん、何かおかしいなぁ」

あなた「まあいいか。家に帰ろう」

エマ「あ、侑ちゃ〜ん」

あなた「……」

エマ「おーい!」

あなた「おっエマさんだ。相変わらず大きいおっ〇〇だな」

あなた「おはよう!エマさんっ」(モミッ

エマ「きゃぁっ!」

あなた「?」

エマ「ちょっと!何するの?ダメだよ悪戯しちゃっ」

あなた「いやぁ……そこに大きいおっ〇〇があったからつい」

エマ「侑ちゃん、何かあった?」

あなた「……もしかして侑ちゃんって私のこと?」

10: 2021/06/12(土) 16:08:05.05 ID:6RWNm4QD
エマ「……っ」

あなた「どうしたの?」

エマ「そんな、記憶喪失?いや、でも私の名前は覚えているし……」

あなた「記憶喪失もなにも、私は自分のことをはっきり覚えてるよ!虹ヶ先学園音楽科2年の$#□△だよ」

エマ「名前が文字化けしてる……。やっぱりおかしい」

歩夢「エマさん!危ないよ!」

エマ「歩夢ちゃん?」

あなた「あ、歩夢ちゃん!」

歩夢「ねぇ、あなたは侑ちゃんじゃないんでしょう?」

歩夢「侑ちゃんをどこにやったの?」

11: 2021/06/12(土) 16:12:48.21 ID:6RWNm4QD
あなた「ちょっと待ってよ!侑ちゃんって、、、誰?」

歩夢&エマ「」

あなた「なんか今日はみんなおかしいよ!歩夢ちゃんも、エマさんもなんか私に冷たくない?」

歩夢「もういいよ……。エマさん、帰ろう」

エマ「うん、そうだね……」

あなた「?」

13: 2021/06/12(土) 16:19:11.64 ID:6RWNm4QD
歩夢「戻ったよー」

エマ「誰かいる?」

愛「あ、歩夢〜!聞いてよ。かすかすが愛さんのことを裏切り者とか言うんだよ!酷くない?」

かすみ「だから同好会を裏切って部に行くような人は裏切り者だって言ってるんですよ!」

かすみ「……それにしても今日はなんか人数少ないですね?しお子はまだ来てないんですか?」

歩夢「しお子?」

愛「愛さんも初めて聞いた名前だなー?同好会メンバーに入りたい子?」

かすみ「なっ!」

かすみ「言うに事欠いて愛先輩がそれを言うのはサイテーです!一緒にスクールアイドル部で頑張ってきた仲間じゃないんですか?」

かすみ「それとも同好会と同じように部のことも本当はどうでも良かったんですか?」

愛「いや、だから部ってなんなの!?」

歩夢「うーん、かすみちゃんもなんか変だね」

エマ「そうだね……」

15: 2021/06/12(土) 16:28:07.18 ID:6RWNm4QD
〜〜〜
侑「(どういうこと?知らない間に歩夢が歩夢じゃなくなってる?)」

侑「(とりあえず同好会に行こう……)」

歩夢「……」

侑「……」

同好会、部室
侑「おはよー!」

かすみ「あっ!侑先輩〜♪」

侑「かすみちゃん!」

かすみ「良かったです!みんな侑先輩なんて知らないって言うからかすみんだけおかしくなったのかと思って……」

かすみ「それに知らない人もいるし、彼方先輩の様子もなんかいつもと違いますし……」

侑「私もそこには驚いてるんだ。歩夢が私のことをまるで他人みたいに扱うんだもん」

歩夢「……かすみちゃん?」

侑「ほら!やっぱり私のほうが正しかったよ!歩夢!」

16: 2021/06/12(土) 16:32:31.36 ID:6RWNm4QD
侑「ところで彼方さんの様子がおかしいって?」

かすみ「ぐすっ……あっちです」

彼方「zzz」

侑「いつものように寝ているように見えるなぁ」

かすみ「それが、かすみんに『誰?……邪魔。……どいて』なんて言ったんですよ!」

侑「!?」

彼方「……ふぁ。眠れない……。帰らないと。東雲学園……。」

かすみ「東雲学園?」

彼方「……そう。彼方ちゃんの通っている学校……。遥ちゃん……。知ってる?私の妹……」

18: 2021/06/12(土) 16:34:53.10 ID:6RWNm4QD
かすみ「知ってるも何も……」

侑「よく彼方さんが話しているよね?」

彼方「……私は遥ちゃんのスクールアイドルのお手伝い」

歩夢「(……どうして?あの子もかすみちゃんも彼方さんも普段と全然違う)」

歩夢「(もしかして私がおかしいの?)」

24: 2021/06/12(土) 16:47:40.70 ID:6RWNm4QD
〜〜
あなた「……おっ、いい感じの曲が作れたな? 同好会のみんなに持っていこう」

かすみ「……サイテーです!……だけじゃなくて……」

あなた「かすみちゃん、怒ってる?どうしたんだろ?」

コンコン
あなた「おはよー!新曲作ったよ〜!」

かすみ「先輩っ!」

歩夢「……」

エマ「……」

かすみ「先輩も何か言ってやってくださいよ!愛先輩酷いんです!同好会を裏切っただけじゃなくてスクールアイドル部まで」

あなた「まぁまぁかすみちゃん、部に行ったからって裏切ったってわけじゃないよ。愛ちゃんだって成長するためだったんだし。ね?」

歩夢「え?」

愛「だから部って何なの!?愛さんわかんないよ!」

あなた「え?」

歩夢「もしかしてかすみちゃんはこの侑ちゃんみたいな誰かが言ってる意味がわかるの?」

かすみ「かすみんからしたらむしろ言ってる意味がわからないのは歩夢先輩たちの方ですよ!」

かすみ「スクールアイドル部はないとかしお子のことは知らないとか……」

かすみ「記憶喪失にでもなったんですか?」

25: 2021/06/12(土) 16:56:24.00 ID:6RWNm4QD
〜〜〜
歩夢「ねぇ、かすみちゃん」

かすみ「はい」

歩夢「なんであの子のことを侑先輩なんて名前で呼んでるの?そんな名前じゃないのに」

かすみ「歩夢先輩まで!何を言ってるんですか!侑先輩は侑先輩じゃないですか!」

歩夢「私の知っているあの子は侑なんて名前じゃないし、栞子ちゃんのことを知らない人扱いするような子でもない」

かすみ「だから誰なんですか?栞子って!」

栞子「存在を忘れられたのは初めてです……」

侑&かすみ「!?」

栞子「大好きな仲間に忘れられるのって、こんなにも悲しいものなんですね」

27: 2021/06/12(土) 17:01:40.03 ID:6RWNm4QD
栞子「どうやら彼方さんとかすみさんの様子がおかしいと聞いて来たのですが本当だったようですね」

かすみ「……」

侑「……」

かすみ「どうやら、おかしいのは私達の方だったのかもしれないですね」

侑「状況証拠的にはそうだね。でもかすみちゃんと私には同じ記憶がある」

かすみ「はい」

侑「同時に頭がおかしくなるなんてことありえるかな?」

かすみ「……」

栞子「何をこそこそしているのですか?」

かすみ「あっ、なんでもないです!なんでもっ」

30: 2021/06/12(土) 17:11:45.97 ID:6RWNm4QD
かすみ「でもやっぱりおかしいですよ」

侑「うん……確かにおかしい」

かすみ「いつの間にかスクールアイドル部なんて似たような部が創立されてますし」

かすみ「初期メンバーは3人しかいないみたいですし」

かすみ「かすみんの知っている部活や同好会は最低人数5人だったはずです。せつ菜先輩が抜けたときそこでさんざん煮え湯を飲まされました」

侑「それに同じような部を作る理由もよくわからないよね」

侑「スクールアイドルがやりたいなら同好会に入ればいいのに」

かすみ「ま、そこは何かトラブルでもあったんでしょう」

32: 2021/06/12(土) 17:23:03.06 ID:6RWNm4QD
侑「栞子ちゃん?」

栞子「はい」

侑「ちょっと聞きたいんだけど、流しそうめん同好会って知ってる?」

栞子「いいえ?そんな意味のわからない同好会などあるはずがありません」

侑「(やっぱり、完全に私達の世界とは別なんだ!異世界転生って奴かな?)」

かすみ「じゃ、じゃあコッペパン同好会はっ?」

栞子「そんな同好会もありません。コッペパンならパン屋で買えばいいじゃないですか」

かすみ「」

栞子「あなたにかすみさん、そして彼方さん……。いきなり3人の性格が変わったというのはあまりにも不自然です」

侑「確かに」

かすみ「そうですね。かすみんの性格が変わったつもりはないですけど……今の同好会は明らかに変です」

栞子「もしかしてですけど」

かすみ「……かすみん達、記憶喪失にでもなったんですか?」

35: 2021/06/12(土) 17:34:45.09 ID:6RWNm4QD
〜〜〜 Side School Idol Festival 〜〜〜
かさね「……やっぱり帰って来ないね」

遥「うん……」

かさね「元気出して。遥!きっと彼方さんは帰ってくるから」

遥「うん……」

ココ「遥ちゃん……」

かさね「理華、調子はどう?」

理華「ダメだ……。少し失敗したようだ」

遥「もしかして、このままお姉ちゃんは、帰ってこないの?」

かさね「そんなことないよ!私だってあのまま彼方さんが帰って来ないなんて認めたくない!」

かさね「それに……たまたま私はあのとき外れただけで、もしかしたら消えるのは私だったかもしれない」

遥「消えっ……」

かさね「あぁ!ごめんごめん!消えたなんてうそうそっ!あのマイペースな彼方さんが消えることなんてないよ」

36: 2021/06/12(土) 17:45:37.10 ID:6RWNm4QD
理華「……っ!やったか!?」

かさね「理華!?」

彼方「ん〜!おはよ〜。遥ちゃん」

遥「……」

彼方「遥ちゃん、どうしたの〜?なんか暗い顔して」

遥「違う」

かさね「違うね」

ココ「違います」

理華「あぁ……違うな」

理華「はぁ……」

彼方「ん〜?そう言えば遥ちゃん、この子達誰〜?遥ちゃんのお友達?」

遥「うん、東雲学園のスクールアイドルの仲間だよ。ねぇ……あなたは誰?」

彼方「え?」

37: 2021/06/12(土) 17:57:27.15 ID:6RWNm4QD
彼方「いやだな〜、遥ちゃん。冗談きついよ〜。彼方ちゃんは彼方ちゃん。遥ちゃんのお姉ちゃんだぜ〜」

ココ「彼方さんはこんな喋り方しないよ……」

理華「あぁ……もっと大人びた喋り方の先輩だった。こんな間抜けな感じではない」

遥「ごめんなさい。もしかしたらあなたを違う世界から呼び出してしまったかもしれないの」

理華「……そうか。その可能性もあるのか」

ココ「どういうこと?」

理華「私達はいきなり消えてしまった彼方先輩を取り戻そうと儀式をした。しかし、それは平行世界の彼方先輩だった」

彼方「ん〜?彼方ちゃんよくわからないけど、もしかして彼方ちゃんはこの世界では虹ヶ咲学園に通っていなかったの〜?」

かさね「虹ヶ咲学園!それって!?」

理華「あの洗脳じみた女が言っていた……」

ココ「ランキングで選ばれた人がいける天国のような学園……ですね」

理華「眉唾だとは思っていたが、まさか本当に存在したとはな」

38: 2021/06/12(土) 18:11:09.86 ID:6RWNm4QD
彼方「?ここは本当は彼方ちゃんのいる世界じゃないのかな?……でも遥ちゃんのその目、確かに普段私に向けてくれる目じゃないね」

彼方「……」

彼方「う〜ん、なんか無駄にがっかりさせちゃったみたいだね?なら戻らせてもらうよ〜」

彼方「……」

彼方「どうやって戻ればいいのかな?」

理華「……すまない、わからないんだ……」

遥「……」

39: 2021/06/12(土) 18:18:50.91 ID:6RWNm4QD
〜〜〜Side Animation〜〜〜
果林「彼方!?彼方〜!!!」

璃奈「……だめ、起きない。理奈ちゃんボード『意識不明』」

果林「なんでよ……。いつものように寝てるだけって言ってよ……」

璃奈「彼方さん……」

果林「あら、エマからLINEだわ。侑とかすみちゃんの様子がおかしい?」

璃奈「……どうしたんだろ?」

果林「そう言えば私も、気が動転して同好会のメンバーに彼方のこと知らせるのを忘れていたわ」

果林「『連絡ありがとう。でもこちらも大変なの。彼方が意識不明なのよ……』」


エマ「嘘っ!?彼方ちゃんが意識不明?」

歩夢「何が起こっているの……?」

あなた「……」

かすみ「……」

かすみ「とにかく、言ってみましょう。もしかしたら彼方先輩が手がかりなのかもしれません」

愛「……」

かすみ「果林先輩を信じることには少し抵抗がありますが、流石に意識不明なんて冗談を言う人ではないとかすみんは信じています」

40: 2021/06/12(土) 18:30:33.03 ID:6RWNm4QD
エマ「果林ちゃん!彼方ちゃんの様子は?」

果林「……だめよ。全然目を覚まさないわ」

歩夢「彼方さん……」

あなた「彼方さん!起きて〜!起きないといたずらしちゃうよ?」

かすみ「彼方先輩……起きてください!」

あなた「起きないな?本当にいたずらしちゃうよ?」クチュッ

かすみ「ちょっと先輩!何やってるんですか!?」

あなた「本当に寝ているのかなって思って……」

歩夢「……やっぱり侑ちゃんじゃない」

エマ「そうだね……」

愛「ゆうゆはあんなことできないもんね……」

璃奈「……?かすみちゃん、侑先輩のこと先輩とだけ言った?璃奈ちゃんボード『違和感』」

歩夢「そう!そうなの!なんか二人がおかしいの!」

愛「そうなんだよ!かすかすってば愛さんと果林のこと裏切り者だ〜なんて言うし」

かすみ「事実じゃないですか」

璃奈「記憶がおかしいかすみちゃんに侑さん。そして意識不明の彼方さん……」

璃奈「もしかしたらこれは……」

41: 2021/06/12(土) 18:42:34.73 ID:6RWNm4QD
璃奈「Kの陰謀かもしれない」

かすみ「K?」

璃奈「うん……。あくまでも噂なんだけど、スクールアイドル希望者を募ってとある国立高校に転校させて希望者をシールにしてしまうらしい」

あなた「シール?どういうこと?」

璃奈「最高のスクールアイドルが輝くために犠牲になる子達……複数の学園から複数の転校生が出て問題になっている 璃奈ちゃんボード『ディストピア』」

かすみ「シールってっ!シールになったらその後はどうなるんですか!?」

璃奈「新しいシールが作られて、そっちに記憶ごとコピーされるみたい。だから他の子たちにはわからない」

璃奈「でも、最近シールがいきなり追加されなくなったって聞いたことがある……」

かすみ「でもそれが彼方先輩となんの関係が……」

璃奈「そのシールになったアイドルの名前が……」

42: 2021/06/12(土) 18:52:44.35 ID:6RWNm4QD
かすみ「まさか!?」

璃奈「そう……N:近江彼方」

あなた「彼方さん!?」

かすみ「……」

璃奈「もしかしたらかすみちゃんと侑さんがおかしくなったのもそれが関係してるのかも」

かすみ「だからかすみんはおかしくなんて!……いえ、認めるしかないですかね」

かすみ「先輩以外の同好会のメンバーはみんな侑という人がいる前提で話している」

あなた「うん。それにスクールアイドル部の存在もなかったことになっている」

かすみ「それもKの陰謀?」

璃奈「でも大丈夫。Kの陰謀なら逆にもとに戻る方法はある」

璃奈「それには二人の力が必要 璃奈ちゃんボード『力を貸して』」

あなた「うん、いいよ。璃奈ちゃんのためならもちろん力になるよ!」

かすみ「そうですね。かすみんも普段の日常に戻りたいですし、りな子なら信用できます」

あなた「何をすればいいの?」

璃奈「……まずはこの装置をつけて欲しい」

あなた「おお、なんか格好いい」

かすみ「うーん、あまりかすみんの趣味じゃないアクセですね。まあいいでしょう」

45: 2021/06/12(土) 19:02:02.17 ID:6RWNm4QD
〜〜〜Side All Stars〜〜〜
彼方「……ねむい」

彼方「あれ?私の家はどこだっけ?」

彼方「……記憶喪失?面倒くさいな……」

しずく「あ、彼方さん!」

彼方「……?桜坂しずく……?」

彼方「青藍高校のスクールアイドルだっけ……?何か用……?」

しずく「え?」

彼方「……邪魔。どいて……」

しずく「……」

しずく「ちょっと来てください!」

彼方「……痛い。何?」

しずく「いいから!」

彼方「……まぁいいか」

46: 2021/06/12(土) 19:13:58.27 ID:6RWNm4QD
しずく「彼方さんが変なんです!!」

かすみ「しず子!?びっくりしたぁ……」

しずく「かすみさん!彼方さんが変なの!」

歩夢「あ、戻ってきた」

栞子「確かに彼方さんのこの様子はおかしいですね。あの人やかすみさん異常に違和感があります」

しずく「そうなんです!いつもみたいなふわふわした安心感がなくて……」

彼方「ん……帰っていい?」

かすみ「……待ってください」

侑「かすみちゃん?」

かすみ「この彼方先輩の状態……もしかしたらりな子の言っていた……」

かすみ「彼方先輩、彼方先輩の通っている学校は東雲学園ですか?」

彼方「……そう。……多分あなたにはさっきも言った」

かすみ「……やっぱり」

かすみ「これはKの陰謀かもしれません」

47: 2021/06/12(土) 19:24:12.45 ID:6RWNm4QD
栞子「何を言っているんですか……」

かすみ「いえ、でもありえないことじゃないと思うんです」

かすみ「いきなり知らない世界に飛ばされたような記憶になったかすみんと侑先輩」

かすみ「そしてその世界からしてもかすみんや侑先輩の知っている世界からしてもおかしい彼方先輩」

かすみ「だったら違う世界に飛ばされたと考えるほうが自然じゃないですか?」

栞子「そんな非科学的な……」

歩夢「私も、そうだと思う」

栞子「歩夢さん!?」

歩夢「だって……そしたら全部辻褄が合うよ」

歩夢「朝からあなたがおかしかったのも」

歩夢「かすみちゃんが今日はなんとなく大人しいのも」

歩夢「あなたもかすみちゃんも栞子ちゃんを忘れているということも」

歩夢「それに何よりあなたとかすみちゃんが栞子ちゃんを忘れちゃったなんて考えたくない」

栞子「……そうですね」

栞子「かすみさん、教えてください。Kの陰謀とはなんなのですか?」

かすみ「シールです……」

48: 2021/06/12(土) 19:32:21.61 ID:6RWNm4QD
かすみ「……ということなんです」

彼方「シール。……そっか」

かすみ「それでりな子がいうにはこのアクセを使えば元に戻れるかもしれないって……」

彼方「……」

侑「待って!かすみちゃん!」

かすみ「?」

侑「もしそれで戻れたとして、ここの彼方さんはどうなるの?」

かすみ「……どうなるんでしょう?」

彼方「……ん、多分消える」

しずく「!?」

彼方「……今のあなたの話の辻褄を合わせるならそうなるね」

栞子「そんな……」

かすみ「……」

侑「どうすればいいのかな?」

彼方「……やってみれば?」

かすみ「!?」

栞子「いいんですか?」

彼方「……うん、そもそも私この世界のこと知らない」

彼方「……未練もないし、もしかしたら戻れるかもしれないんでしょ?」

かすみ「……そうですね!確かに希望はあります!」

彼方「……じゃあやって」

栞子「そうですね。私が見守っています。かすみさん、侑さん、お願いします」

かすみ「はい」

侑「うん」

49: 2021/06/12(土) 19:44:58.64 ID:6RWNm4QD
〜〜〜Side School Idol Festival〜〜〜
彼方「ん〜、どうやったら戻れるのかなぁ……」

彼方「なんか不思議なことがありすぎて彼方ちゃん困っちゃうぜ〜」

理華「……」

遥「……」

ココ「なんか辛いです」

かさね「あまりにも私達の知っている彼方さんと違うもんね」

彼方「……あれ〜?なんか彼方ちゃんの体が暖かい〜」

彼方N「……ん、戻れた……。」

彼方N「……成功したの?」

彼方N「……まあいっか。ねむい……」

遥「お姉ちゃん!」

かさね「彼方さん!」

ココ「よかった!戻ったんですね!」

理華「心配したぞ……」

彼方N「……ん、ありがと」

彼方N「……でも、時間かな」

遥「時間?」

彼方N「うん……なんか私おかしなことに巻き込まれたみたい」

遥「もしかしてお姉ちゃんが今までいなかったのもっ」

彼方N「(……シールのことは黙っていたほうがいいかな?)」

彼方N「……ごめんね、遥ちゃん。ありがと。……バイバイ」

遥「お姉ちゃん!」

彼方N「……」

遥「お姉ちゃん!!!」

彼方N「……」

理華「なんてことだ……」

かさね「本当にいなくなっちゃったんだね……」

遥「そんな!お姉ちゃん!!!」

ココ「遥ちゃん……」

彼方N「……」

…………そして彼女は空の彼方へと旅立った

かさね「あぁ……なんて綺麗な光」

理華「これが彼方先輩の輝きだというのか」

遥「……」

ココ「……」

かさね「儀式なんてするもんじゃなかったのかもね」

理華「確かにな。あんなことをしなければまだ希望が持てていたかもしれない」

かさね「……」

理華「……」

50: 2021/06/12(土) 19:56:45.88 ID:6RWNm4QD
〜〜〜Animation〜〜〜
侑「???」

かすみ「あれ?うまくいったんですか?」

侑「……歩夢っ!」

歩夢「……侑ちゃん?侑ちゃんなの!?」

侑「うん!良かった!やっと名前で呼んでくれた……」

歩夢「侑ちゃんっ!」

歩夢「……怖かったよ。侑ちゃんが全然違う娘になってて、呼び方までおかしくなって!」

かすみ「歩夢先輩がちゃんと侑先輩の名前を呼んでる」

かすみ「ということはかすみん戻れたんですか?」

愛「かすかす〜!良かった無事だったんだ!」

かすみ「かすかすじゃなくてかすみんです!」

愛「かすみん!良かったよ〜」

かすみ「愛先輩?どうしたんですか?」

愛「かすみんに裏切り者なんて言われて……本当に辛くて……」

かすみ「えぇ!?かすみんそんな酷いこと言ってないですよ!?」

愛「うん……多分、違う世界のかすみんが来てたんだと思う」

愛「かすみんの戻れたって言葉を聞いてからそう思えた」

かすみ「そうですか……違う世界の私が、すみません」

愛「ううん。いいんだよ!ちゃんと戻ってきてくれたんだもん!」

彼方「ん〜!よく寝たぁ……」

果林「彼方っ!」

彼方「おっと、果林ちゃんどうしたの〜?なんか情熱的だね〜」

果林「どうしたの〜?じゃないわよ……。本当に心配したんだから……」

かすみ「……彼方先輩もかすみん達がおかしくなっている間に何かあったんですか?」

璃奈「うん、ずっと記憶がなかったの……。理奈ちゃんボード『多分シールになりかけていた』」

かすみ「……っ。ということはあっちの世界の彼方先輩は……」

侑「うん……。そういうことだよね……」

かすみ「でもでも、彼方先輩が無事で良かったです!」

侑「本当に良かった。今まで通りに戻れたよ。ずっと不安だった……」

エマ「よしよし、お疲れ様」

侑「エマさ〜ん」

エマ「ひっ……」

侑「え?」

エマ「あ、ごめんね。多分向こうの世界の侑ちゃんなんだけど、凄くいたずら好きだったから……」

歩夢「あれはいたずらですまないと思うけど……」

かすみ「大丈夫ですよ!かすみんも侑先輩も元に戻りました!もう安心です!」

エマ「そうだよね!」

52: 2021/06/12(土) 20:04:49.55 ID:6RWNm4QD
〜〜〜Side All Stars〜〜〜
かすみ「……」

あなた「……」

かすみ「しお子?」

あなた「栞子ちゃん!?」

栞子「!?」

かすみ「良かった!しお子がいる!」

歩夢「……戻ったの?」

あなた「歩夢ちゃん!?」

歩夢「あなた!よかった……」

あなた「もしかして本当に元に戻れたの?」

歩夢「うん、侑なんて変な名前を名乗ってる怪しい人じゃない」

あなた「……もしかして本当に入れ替わっていた?」

かすみ「……そうみたいですね。あっちの世界のかすみんは先輩のこと侑先輩なんて呼んでいたみたいですし」

歩夢「……もう、心配したんだからね」

あなた「ごめんね、歩夢ちゃん」

歩夢「ううん、いいの。あなたがちゃんと戻ってきてくれたから」

歩夢「ねぇ覚えてる?幼稚園のころ……」

かすみ「まぁ、元の世界に戻ったみたいですし、一見落着ですかね」

しずく「……あれ?ここはどこですか?」

かすみ「?しず子?どうしたんですかぁ?」

しずく「……すみません、あなたは誰ですか?」

かすみ「えっ?……しず子?」


〜〜〜完〜〜〜

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1623479377/

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