2: 2021/06/14(月) 20:33:12.86 ID:YnuwX2/Y
代行ありがとうございます。
即興なのでゆっくり書いていきます。恐らくかなり短めです。
即興なのでゆっくり書いていきます。恐らくかなり短めです。
5: 2021/06/14(月) 20:36:17.29 ID:YnuwX2/Y
歩夢「昨日ごはんをあげた後、フタが緩んでたみたいで……」
栞子「それは大変ですね」
歩夢「サスケぇ」ウルウル
栞子「うっ。泣かないでください。あなたに涙は似合わない……です」
歩夢「え? ああうん。ありがとう?」ゴシゴシ
栞子「それは大変ですね」
歩夢「サスケぇ」ウルウル
栞子「うっ。泣かないでください。あなたに涙は似合わない……です」
歩夢「え? ああうん。ありがとう?」ゴシゴシ
9: 2021/06/14(月) 20:38:52.01 ID:YnuwX2/Y
栞子「今日の放課後一緒に探しますから、私にお任せを」
歩夢「いいの?」
栞子「ええ。私、これでも動物を探す適性があるんです」
歩夢「ふふっ、なにそれ」ニコッ
栞子「……」キュンッ
栞子(絶対に見つけねば……)
歩夢「いいの?」
栞子「ええ。私、これでも動物を探す適性があるんです」
歩夢「ふふっ、なにそれ」ニコッ
栞子「……」キュンッ
栞子(絶対に見つけねば……)
19: 2021/06/14(月) 20:47:02.91 ID:YnuwX2/Y
※※※昼休み※※※
【図書室】
しずく「あれ、栞子さん?」
栞子「しずくさん」
しずく「珍しいね。いつも昼休みは生徒会室でお仕事してるのに」
栞子「ええ。大切な用事が出来たので、早めに切り上げてここで調べ物を」
しずく「へえ……」チラッ
しずく「『爬虫類図鑑』……? それが大切な用事?」
栞子「はい。何よりも優先すべき事案です」
しずく「?」
【図書室】
しずく「あれ、栞子さん?」
栞子「しずくさん」
しずく「珍しいね。いつも昼休みは生徒会室でお仕事してるのに」
栞子「ええ。大切な用事が出来たので、早めに切り上げてここで調べ物を」
しずく「へえ……」チラッ
しずく「『爬虫類図鑑』……? それが大切な用事?」
栞子「はい。何よりも優先すべき事案です」
しずく「?」
21: 2021/06/14(月) 20:52:42.67 ID:YnuwX2/Y
※※※放課後※※※
歩夢「校外で学校指定のジャージ着るのって、なんだか不思議な気分だね」
栞子「そうですね」
歩夢「ところで栞子ちゃん。そのジャージって誰かのおさがりだったりするのかな?」
栞子「? なぜですか?」
歩夢「とっても袖が余ってるなって」
歩夢「校外で学校指定のジャージ着るのって、なんだか不思議な気分だね」
栞子「そうですね」
歩夢「ところで栞子ちゃん。そのジャージって誰かのおさがりだったりするのかな?」
栞子「? なぜですか?」
歩夢「とっても袖が余ってるなって」
24: 2021/06/14(月) 21:01:59.71 ID:YnuwX2/Y
栞子「えっと……。身長が伸びるのを期待してですね……」
歩夢「え? 既に結構おっきいよね?」
栞子「一応160cmあります」
歩夢「うそー! じゃあじゃあ、私も160cm超えてるかも!」
栞子「それは無いんじゃないでしょうか」
歩夢「どうして!?」
歩夢「え? 既に結構おっきいよね?」
栞子「一応160cmあります」
歩夢「うそー! じゃあじゃあ、私も160cm超えてるかも!」
栞子「それは無いんじゃないでしょうか」
歩夢「どうして!?」
26: 2021/06/14(月) 21:11:21.65 ID:YnuwX2/Y
栞子「私から見て、歩夢さんの方が低く見えるので……」
歩夢「わかんないよ? 私からは同じくらいに見えてるもんっ」
栞子「はぁ」
歩夢「ねね、背くらべしようよ」
栞子「え?」
歩夢「わかんないよ? 私からは同じくらいに見えてるもんっ」
栞子「はぁ」
歩夢「ねね、背くらべしようよ」
栞子「え?」
28: 2021/06/14(月) 21:19:16.43 ID:YnuwX2/Y
歩夢「ほら、後ろ向いて?」
栞子「サスケさんを探しましょうよ」
歩夢「先輩命令」ビシッ
栞子「……はい」クルッ
歩夢「ふふっ」
――ピタッ
栞子「!」ビクッ
栞子「サスケさんを探しましょうよ」
歩夢「先輩命令」ビシッ
栞子「……はい」クルッ
歩夢「ふふっ」
――ピタッ
栞子「!」ビクッ
30: 2021/06/14(月) 21:22:59.86 ID:YnuwX2/Y
歩夢「動いちゃダメだよぉ」
栞子「は、はい!」ピッ
栞子「……それで、どちらの方が大きいですか?」
歩夢「うーん……」
歩夢「……これって、誰かに見てもらわないと分からないよね?」
栞子「……あ」
歩夢「勝負はおあずけだねっ」
栞子「勝負だったんですか……」
歩夢「ほら、サスケを探そう!」
栞子「……はい」
栞子「は、はい!」ピッ
栞子「……それで、どちらの方が大きいですか?」
歩夢「うーん……」
歩夢「……これって、誰かに見てもらわないと分からないよね?」
栞子「……あ」
歩夢「勝負はおあずけだねっ」
栞子「勝負だったんですか……」
歩夢「ほら、サスケを探そう!」
栞子「……はい」
33: 2021/06/14(月) 21:25:52.82 ID:YnuwX2/Y
~
栞子「中々見つかりませんね。この気温だと、あまり家から遠くには行っていないと思うのですが……」ガサガサ
歩夢「変温動物だからね」
栞子「もう少し歩夢さんの家の近くまで行ってみますか」
歩夢「うん」
~
栞子「中々見つかりませんね。この気温だと、あまり家から遠くには行っていないと思うのですが……」ガサガサ
歩夢「変温動物だからね」
栞子「もう少し歩夢さんの家の近くまで行ってみますか」
歩夢「うん」
~
34: 2021/06/14(月) 21:30:29.74 ID:YnuwX2/Y
歩夢「大丈夫? 疲れてない?」
栞子「ええ。同好会のおかげでしょうか。最近かなり体力がついてきました」キリッ
歩夢「ふふっ」
栞子「な、なんですか?」
歩夢「……可愛い」ニコッ
栞子「へ!?」
栞子「ええ。同好会のおかげでしょうか。最近かなり体力がついてきました」キリッ
歩夢「ふふっ」
栞子「な、なんですか?」
歩夢「……可愛い」ニコッ
栞子「へ!?」
35: 2021/06/14(月) 21:37:07.63 ID:YnuwX2/Y
歩夢「寸足らずのジャージを着て、虫あみを持って、キリッとしてる栞子ちゃんが可愛い」
栞子「馬鹿にしてますよね?」ムッ
歩夢「まさか」ニコニコ
栞子(本当に、歩夢さんといると調子が狂います……)
栞子(しかし……今日の歩夢さんは特に……)
栞子「馬鹿にしてますよね?」ムッ
歩夢「まさか」ニコニコ
栞子(本当に、歩夢さんといると調子が狂います……)
栞子(しかし……今日の歩夢さんは特に……)
36: 2021/06/14(月) 21:40:20.19 ID:YnuwX2/Y
~
歩夢「……空、暗くなってきたね」
栞子「そうですね。危険ですし、明日また探しましょうか」
歩夢「うん……」
栞子「それでは、また学校で」
歩夢「ま、まって!」
栞子「?」クルッ
歩夢「その格好で帰るの?」
栞子「ああ、茂みに潜って多少汚れてしまいましたが……私は気にしません」
歩夢「……空、暗くなってきたね」
栞子「そうですね。危険ですし、明日また探しましょうか」
歩夢「うん……」
栞子「それでは、また学校で」
歩夢「ま、まって!」
栞子「?」クルッ
歩夢「その格好で帰るの?」
栞子「ああ、茂みに潜って多少汚れてしまいましたが……私は気にしません」
37: 2021/06/14(月) 21:40:32.26 ID:YnuwX2/Y
歩夢「私は気になるよ。うちでシャワー浴びて、制服に着替えていったら?」
栞子「それは悪いですよ」
歩夢「先輩命令」
栞子「うっ……」
歩夢「あのね、栞子ちゃんはスクールアイドルなんだよ? それに学校の誰かに見られたら、生徒会長の威厳もどうなのかな?」
栞子「そう言われると、何も言い返せませんね……」
歩夢「じゃあ、決まりだねっ」ニコッ
栞子「それは悪いですよ」
歩夢「先輩命令」
栞子「うっ……」
歩夢「あのね、栞子ちゃんはスクールアイドルなんだよ? それに学校の誰かに見られたら、生徒会長の威厳もどうなのかな?」
栞子「そう言われると、何も言い返せませんね……」
歩夢「じゃあ、決まりだねっ」ニコッ
38: 2021/06/14(月) 21:40:55.22 ID:YnuwX2/Y
※※※上原家※※※
【浴室】
ジャー?
栞子「ふー……」
栞子(まさかこんな形で歩夢さんのお宅にお邪魔するとは……)
栞子(ご両親は不在だそうですが、やはり長居するとご迷惑ですよね。急いで済ませましょう)
栞子(……あ、ついでにスマホも洗っておきましょう)
??
【浴室】
ジャー?
栞子「ふー……」
栞子(まさかこんな形で歩夢さんのお宅にお邪魔するとは……)
栞子(ご両親は不在だそうですが、やはり長居するとご迷惑ですよね。急いで済ませましょう)
栞子(……あ、ついでにスマホも洗っておきましょう)
??
40: 2021/06/14(月) 21:46:49.19 ID:YnuwX2/Y
~
栞子「あがりました」
歩夢「はーい」
歩夢「栞子ちゃん、ちょっとこっち来て」トントン
栞子「……はい?」トテトテ
歩夢「ここに座って」
栞子「はい」チョコン
ブオォォォオオン
栞子「ひゃっ!?」
栞子「あがりました」
歩夢「はーい」
歩夢「栞子ちゃん、ちょっとこっち来て」トントン
栞子「……はい?」トテトテ
歩夢「ここに座って」
栞子「はい」チョコン
ブオォォォオオン
栞子「ひゃっ!?」
41: 2021/06/14(月) 21:47:07.99 ID:YnuwX2/Y
歩夢「ドライヤーだよ~」ナデナデ
栞子「……びっくりしましたよ」
歩夢「えへへっ。ごめんごめん」
栞子「……誰かに髪を乾かしてもらうのは」
歩夢「それは初めてじゃないでしょ」
栞子「はい」フフッ
栞子「……でも」
栞子「こんなに気持ち良いのは、初めてです」
歩夢「……」
歩夢「ふ、ふーん?」ナデナデ
栞子「……びっくりしましたよ」
歩夢「えへへっ。ごめんごめん」
栞子「……誰かに髪を乾かしてもらうのは」
歩夢「それは初めてじゃないでしょ」
栞子「はい」フフッ
栞子「……でも」
栞子「こんなに気持ち良いのは、初めてです」
歩夢「……」
歩夢「ふ、ふーん?」ナデナデ
42: 2021/06/14(月) 21:51:09.85 ID:YnuwX2/Y
栞子「サスケさん、今日中に見つけられなくてすみませんでした。偉そうにお任せくださいなんて言っておきながら……」
歩夢「ううん。一緒に探してくれただけで嬉しかったよ。明日は絶対に見つけようねっ」
栞子「はい!」
歩夢「……私ね、実は一日中不安で仕方なかったんだ」
栞子「様子がおかしかったですもんね」
歩夢「え、バレてた?」
歩夢「ううん。一緒に探してくれただけで嬉しかったよ。明日は絶対に見つけようねっ」
栞子「はい!」
歩夢「……私ね、実は一日中不安で仕方なかったんだ」
栞子「様子がおかしかったですもんね」
歩夢「え、バレてた?」
43: 2021/06/14(月) 21:51:48.28 ID:YnuwX2/Y
栞子「はい。今日の歩夢さんは、無理に明るく振る舞おうとしているように感じました」
歩夢「そっかぁ……。流石栞子ちゃんだね」
栞子「私でなくても気が付くと思いますが……」
歩夢「そうなのかな」
栞子「まあ、私が歩夢さんを特別注視しているというのはあるかもしれませんね」
歩夢「へ?」
栞子「いえ、何でもないです。忘れてください」
歩夢「……ずるいなぁ」ボソッ
栞子「?」
歩夢「そっかぁ……。流石栞子ちゃんだね」
栞子「私でなくても気が付くと思いますが……」
歩夢「そうなのかな」
栞子「まあ、私が歩夢さんを特別注視しているというのはあるかもしれませんね」
歩夢「へ?」
栞子「いえ、何でもないです。忘れてください」
歩夢「……ずるいなぁ」ボソッ
栞子「?」
44: 2021/06/14(月) 21:55:47.25 ID:YnuwX2/Y
歩夢「栞子ちゃん、私と同じ香りがするね」クンクン
栞子「そ、それは同じシャンプーを使ったんですから当たり前ですっ!」ドキドキ
歩夢「明日、みんなに何か言われちゃうかもね?」
栞子「そ、そうしたら今日のことをそのまま話すだけです! 誤解されると、歩夢さんにご迷惑をおかけしますし……」
歩夢「ふーん……。私は良いけどなぁ……」
栞子「え?」
歩夢「私は、栞子ちゃんとなら誤解されても良いよ?」
栞子「歩夢さん……」
ガタンッ
ぽむしお「「!!??」」ビクッ
栞子「そ、それは同じシャンプーを使ったんですから当たり前ですっ!」ドキドキ
歩夢「明日、みんなに何か言われちゃうかもね?」
栞子「そ、そうしたら今日のことをそのまま話すだけです! 誤解されると、歩夢さんにご迷惑をおかけしますし……」
歩夢「ふーん……。私は良いけどなぁ……」
栞子「え?」
歩夢「私は、栞子ちゃんとなら誤解されても良いよ?」
栞子「歩夢さん……」
ガタンッ
ぽむしお「「!!??」」ビクッ
45: 2021/06/14(月) 21:56:01.19 ID:YnuwX2/Y
栞子「……今、そこのクローゼットから音が」
歩夢「……ひょっとして……」ジリジリ
ガラッ
✋?
歩夢「サスケ!」
栞子「サスケさん!」
??
歩夢「……ひょっとして……」ジリジリ
ガラッ
✋?
歩夢「サスケ!」
栞子「サスケさん!」
??
46: 2021/06/14(月) 21:56:17.77 ID:YnuwX2/Y
栞子「灯台下暗し……まさかまだ部屋の中にいたとは……」
歩夢「なんか……ごめんね?」
栞子「いえいえ。ちゃんと見つかって良かったです」
歩夢「でもサスケ、ちゃんと空気を読まなきゃダメだよ?」ツンツン
??
歩夢「なんか……ごめんね?」
栞子「いえいえ。ちゃんと見つかって良かったです」
歩夢「でもサスケ、ちゃんと空気を読まなきゃダメだよ?」ツンツン
??
47: 2021/06/14(月) 21:56:48.37 ID:YnuwX2/Y
栞子「そ、それじゃあ、私はお暇させていただきま」
歩夢「まだ髪乾いてないよ?」ガシッ
栞子「えっ」
歩夢「栞子ちゃんには、私を笑顔にする適性がありますっ」キリッ
栞子「……一歩前に進めましたね……」
完
歩夢「まだ髪乾いてないよ?」ガシッ
栞子「えっ」
歩夢「栞子ちゃんには、私を笑顔にする適性がありますっ」キリッ
栞子「……一歩前に進めましたね……」
完
48: 2021/06/14(月) 21:58:52.66 ID:YnuwX2/Y
終わりです。
前作
璃奈からDQNの誕生日会に呼ばれた
ぽむ×1年生シリーズ
璃奈「歩夢さんと繋がりたい」
かすみ「歩夢せんぱいを誘惑したいので、勉強を教わります!」
前作
璃奈からDQNの誕生日会に呼ばれた
【SS】璃奈からDQNの誕生日会に呼ばれた【ラブライブ!虹ヶ咲】
1: 2021/05/30(日) 15:16:54.56 ID:9YzOXQcG
忘れていじめられないために手帳に大きく印をつけた
ぽむ×1年生シリーズ
璃奈「歩夢さんと繋がりたい」
【SS】璃奈「歩夢さんと繋がりたい」【ラブライブ!虹ヶ咲】
天王寺家
歩夢「わぁ、広いね~」キョロキョロ
璃奈「そうかな?」
歩夢「うん! 物が少ないからかな?」
璃奈「……」
璃奈「人が少ないから」ボソッ
歩夢「ん?」
璃奈「人が少ないから、物も必要ないだけ」
歩夢「!」
かすみ「歩夢せんぱいを誘惑したいので、勉強を教わります!」
【SS】かすみ「歩夢せんぱいを誘惑したいので、勉強を教わります!」【ラブライブ!虹ヶ咲】
かすみ「歩夢せんぱぁい」クネクネ
歩夢「どうしたの?」
かすみ「かすみんにぃ、お勉強を教えてください!」
歩夢「? めずらしいね、かすみちゃんが積極的に勉強したがるなんて」
かすみ「そんなことないですよぉ。いつもかすみんは頑張ってるんですからっ」
49: 2021/06/14(月) 21:59:32.95 ID:PWUS9DR4
サスケがジェスチャーするの草
おつです
おつです
50: 2021/06/14(月) 22:10:07.40 ID:oGTDrfGh
??
51: 2021/06/14(月) 22:11:46.51 ID:YHMiNzPo
いい話乙です
何故逃げたか…足りないからだ……注意力が…
何故逃げたか…足りないからだ……注意力が…
53: 2021/06/14(月) 22:18:48.42 ID:zQd6M0hF
⎛(cV„Ó ᴗ ÒV⎞…
⎛(cV„◜ᴗ◝V⎞
⎛(cV„◜ᴗ◝V⎞
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1623670211/