1: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 04:46:07.61 ID:Twmqxrbj.net
穂乃果「チョコレート交換をしよう!!」
海未「また貴女はいきなり…」
穂乃果「だって、もうすぐバレンタインだよっ!?」
穂乃果「きっと、みんな持ってくるでしょ?」
絵里「それは、確かにそうかもしれないけど…」
穂乃果「なら、こうして皆が集まった時にすればいいじゃん!」
凛「わぁっ、面白そう!!」
ことり「ことりも、賛成ですっ♪」
希「確かに面白そうやなあ…」
にこ「とか言いながら、凛と穂乃果は食べたいだけでしょ?」
凛「そ、そんなことないよっ?」
花陽「凛ちゃん…」
海未「また貴女はいきなり…」
穂乃果「だって、もうすぐバレンタインだよっ!?」
穂乃果「きっと、みんな持ってくるでしょ?」
絵里「それは、確かにそうかもしれないけど…」
穂乃果「なら、こうして皆が集まった時にすればいいじゃん!」
凛「わぁっ、面白そう!!」
ことり「ことりも、賛成ですっ♪」
希「確かに面白そうやなあ…」
にこ「とか言いながら、凛と穂乃果は食べたいだけでしょ?」
凛「そ、そんなことないよっ?」
花陽「凛ちゃん…」
2: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 04:46:28.92 ID:Twmqxrbj.net
にこ「まっ、にこはもう準備してたけど…?」
真姫「え、手作り…?」
にこ「えー?真姫ちゃん買ってくるのー?」
真姫「べっ、別にチョコくらい作れるわよっ!」
にこ「期待してて良いのかな~?」
真姫「当たり前でしょっ!?」
凛「て、手作りだと自信ないにゃ…」
絵里「やるならやるで良いけど、別に手作りである必要は無いわよ?」
凛「ほんとっ!?」
花陽「うん。作りたい人だけでいいんじゃないかな?」
希「そうやなあ…忙しい人もいると思うしね。」
穂乃果「それじゃ、決定!」
穂乃果「バレンタインデーは、チョコ祭りだっ!!」
海未「全く…」
真姫「え、手作り…?」
にこ「えー?真姫ちゃん買ってくるのー?」
真姫「べっ、別にチョコくらい作れるわよっ!」
にこ「期待してて良いのかな~?」
真姫「当たり前でしょっ!?」
凛「て、手作りだと自信ないにゃ…」
絵里「やるならやるで良いけど、別に手作りである必要は無いわよ?」
凛「ほんとっ!?」
花陽「うん。作りたい人だけでいいんじゃないかな?」
希「そうやなあ…忙しい人もいると思うしね。」
穂乃果「それじゃ、決定!」
穂乃果「バレンタインデーは、チョコ祭りだっ!!」
海未「全く…」
3: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 04:49:31.26 ID:Twmqxrbj.net
ことり「まあまあ、海未ちゃん♪」
ことり「ことりも作るつもりだったし、いいんじゃないかな?」
海未「まあ、かまいませんが…」
海未「私は弓道部もあるとなると…」
希「みんな食べたいのがメインやから、無理して作らんでもええんよ?」
希「ウチも苦手やから、買ってくるつもりやし。」
絵里「あら?それじゃあ私は希の買って来たチョコをたべるのかしら?」
希「ちょっ…もう、えりちってば…///」
凛「希ちゃん、顔真っ赤だにゃ!」
真姫「ホント…丸わかりね。」
凛「あれれ~?真姫ちゃんは?」
真姫「わ、私は…ちゃんと作るわよ。」
花陽「えっ、ほんと?」
真姫「もちろん!!」
真姫「でも…美味しくなかったらごめんなさい…」
ことり「ことりも作るつもりだったし、いいんじゃないかな?」
海未「まあ、かまいませんが…」
海未「私は弓道部もあるとなると…」
希「みんな食べたいのがメインやから、無理して作らんでもええんよ?」
希「ウチも苦手やから、買ってくるつもりやし。」
絵里「あら?それじゃあ私は希の買って来たチョコをたべるのかしら?」
希「ちょっ…もう、えりちってば…///」
凛「希ちゃん、顔真っ赤だにゃ!」
真姫「ホント…丸わかりね。」
凛「あれれ~?真姫ちゃんは?」
真姫「わ、私は…ちゃんと作るわよ。」
花陽「えっ、ほんと?」
真姫「もちろん!!」
真姫「でも…美味しくなかったらごめんなさい…」
5: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 04:52:23.30 ID:Twmqxrbj.net
凛「大丈夫だよ、にこちゃんがいるから!」
にこ「ちょっと、聞き捨てならないわね!」
穂乃果「じゃあ、にこちゃん食べないの?」
にこ「た、食べるわよ!!」
希「にこっちは初プレゼントやからな。」
希「そりゃ、気合いも入るって♪」
にこ「そんな事無いわよ!!」
にこ「毎年、妹達と交換してるし!!」
希「…それじゃ、期待して待ってるわ♪」ニコッ
にこ「だああ!担がれた!!」
花陽「ふふっ…。」
凛「かよちんは作るの?」
花陽「うん、作ってみようかな。」
凛「わーい、楽しみにゃ!!」
にこ「ちょっと、聞き捨てならないわね!」
穂乃果「じゃあ、にこちゃん食べないの?」
にこ「た、食べるわよ!!」
希「にこっちは初プレゼントやからな。」
希「そりゃ、気合いも入るって♪」
にこ「そんな事無いわよ!!」
にこ「毎年、妹達と交換してるし!!」
希「…それじゃ、期待して待ってるわ♪」ニコッ
にこ「だああ!担がれた!!」
花陽「ふふっ…。」
凛「かよちんは作るの?」
花陽「うん、作ってみようかな。」
凛「わーい、楽しみにゃ!!」
6: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 04:56:37.36 ID:Twmqxrbj.net
海未「…分かりました。それでは、当日はそのように。」
海未「本日は、ここまでにしましょう。」
穂乃果「はーいっ♪」
穂乃果「ねえ二人とも、今日は材料見に行こう?」
ことり「うんっ♪」
海未「私もですか…?」
穂乃果「当たり前だよっ!」
………………………
校門前
にこ「…花陽、ちょっと良い?」
花陽「にこちゃん?」
にこ「ちょっと話さない?」
凛「…かよちーん?」
花陽「あっ、ごめんね凛ちゃん。」
花陽「にこちゃんとお話あるから、先に帰っててもらっても良いかな?」
凛「そーなの?」
凛「それじゃ、先に帰ってるね!」
凛「いこっ?真姫ちゃん。」
真姫「うん。またね、二人とも。」
にこ「また明日にこっ♪」
海未「本日は、ここまでにしましょう。」
穂乃果「はーいっ♪」
穂乃果「ねえ二人とも、今日は材料見に行こう?」
ことり「うんっ♪」
海未「私もですか…?」
穂乃果「当たり前だよっ!」
………………………
校門前
にこ「…花陽、ちょっと良い?」
花陽「にこちゃん?」
にこ「ちょっと話さない?」
凛「…かよちーん?」
花陽「あっ、ごめんね凛ちゃん。」
花陽「にこちゃんとお話あるから、先に帰っててもらっても良いかな?」
凛「そーなの?」
凛「それじゃ、先に帰ってるね!」
凛「いこっ?真姫ちゃん。」
真姫「うん。またね、二人とも。」
にこ「また明日にこっ♪」
7: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 04:59:55.62 ID:Twmqxrbj.net
駅前
喫茶店
にこ「…悪いわね、引き止めちゃって。」
花陽「ううん、大丈夫だよ。」
花陽「それで、どうしたの?」
にこ「実は…一緒に、チョコ作らない?」
花陽「チョコを…?」
にこ「そう。皆にあげるのとは別に、もう一個作りたくて…」
花陽「もう一個?」
にこ「うん…」
にこ「…真姫ちゃんに。」
喫茶店
にこ「…悪いわね、引き止めちゃって。」
花陽「ううん、大丈夫だよ。」
花陽「それで、どうしたの?」
にこ「実は…一緒に、チョコ作らない?」
花陽「チョコを…?」
にこ「そう。皆にあげるのとは別に、もう一個作りたくて…」
花陽「もう一個?」
にこ「うん…」
にこ「…真姫ちゃんに。」
8: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:02:24.31 ID:Twmqxrbj.net
花陽「ああ…なるほど。」
にこ「できれば、花陽にも手伝ってほしくて。」
にこ「そのかわり、二人で皆の分も作りましょ?」
にこ「それに…」
にこ「花陽も、どうせ別に一個作るつもりなんでしょ?」
花陽「えっ!?あっ…その…」
にこ「別に隠さなくても良いわよ。」
にこ「凛にでしょう?」
花陽「…うん。」
にこ「アンタ達、ほんと仲いいからね。」
にこ「そんな気がしたのよ。」
花陽「ふふ。ばれちゃったね。」
にこ「にこも、協力する。」
にこ「だから、一緒に作らない?」
花陽「…うん、いいよ。」
花陽「ありがとう。」
にこ「にここそ、ありがとう。」
にこ「できれば、花陽にも手伝ってほしくて。」
にこ「そのかわり、二人で皆の分も作りましょ?」
にこ「それに…」
にこ「花陽も、どうせ別に一個作るつもりなんでしょ?」
花陽「えっ!?あっ…その…」
にこ「別に隠さなくても良いわよ。」
にこ「凛にでしょう?」
花陽「…うん。」
にこ「アンタ達、ほんと仲いいからね。」
にこ「そんな気がしたのよ。」
花陽「ふふ。ばれちゃったね。」
にこ「にこも、協力する。」
にこ「だから、一緒に作らない?」
花陽「…うん、いいよ。」
花陽「ありがとう。」
にこ「にここそ、ありがとう。」
10: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:04:24.73 ID:Twmqxrbj.net
にこ「それじゃ、明日材料買いにいって、明後日作りましょうか。」
花陽「うん、わかった。」
にこ「ちゃんと、空けときなさいよ?」
花陽「うん!」
にこ「それと、真姫ちゃんや凛にばれないように。」
にこ「私も花陽も困るでしょ?」
花陽「分かりました!」
にこ「今日は、わざわざありがと。」
にこ「それに、当日のことも。」
花陽「ううん、花陽こそ。」
花陽「頑張って、良いもの作ろうね!」
にこ「トーゼンよ!!」
にこ「それじゃ、また明日ね!」
花陽「うん、気をつけてね。」
花陽「うん、わかった。」
にこ「ちゃんと、空けときなさいよ?」
花陽「うん!」
にこ「それと、真姫ちゃんや凛にばれないように。」
にこ「私も花陽も困るでしょ?」
花陽「分かりました!」
にこ「今日は、わざわざありがと。」
にこ「それに、当日のことも。」
花陽「ううん、花陽こそ。」
花陽「頑張って、良いもの作ろうね!」
にこ「トーゼンよ!!」
にこ「それじゃ、また明日ね!」
花陽「うん、気をつけてね。」
11: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:08:54.02 ID:Twmqxrbj.net
二日後
家庭科室
にこ「…さて、つくりましょうか。」
花陽「みんな、ここに来ないかなあ…?」
にこ「大丈夫よ。」
にこ「前もって許可はとって置いたし、皆家でやるって言ってたから。」
花陽「なら、安心だねっ。」
にこ「このにこに抜かりはないわっ!」
にこ「早速、チョコを湯煎していくわよ。」
花陽「はいっ!」
花陽「頑張りますっ!」
にこ「溶かすだけだけどね…」
花陽「はいっ!」
家庭科室
にこ「…さて、つくりましょうか。」
花陽「みんな、ここに来ないかなあ…?」
にこ「大丈夫よ。」
にこ「前もって許可はとって置いたし、皆家でやるって言ってたから。」
花陽「なら、安心だねっ。」
にこ「このにこに抜かりはないわっ!」
にこ「早速、チョコを湯煎していくわよ。」
花陽「はいっ!」
花陽「頑張りますっ!」
にこ「溶かすだけだけどね…」
花陽「はいっ!」
12: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:09:22.07 ID:Twmqxrbj.net
…………………
にこ「…そういえば、花陽。」
花陽「…はい?」
にこ「いつから好きなの?」
花陽「ぴゃあっ!?」
にこ「別に、今更隠さなくても良いでしょ?」
にこ「教えなさいよ。」
花陽「えっと…えっと…///」
にこ「溶かして成形してる間の暇つぶしよ。」
にこ「いいでしょ?」
花陽「えっと…」
花陽「…」
花陽「好きだな。って気付いたのは、つい最近なんです…」
にこ「…意外ね。」
にこ「…そういえば、花陽。」
花陽「…はい?」
にこ「いつから好きなの?」
花陽「ぴゃあっ!?」
にこ「別に、今更隠さなくても良いでしょ?」
にこ「教えなさいよ。」
花陽「えっと…えっと…///」
にこ「溶かして成形してる間の暇つぶしよ。」
にこ「いいでしょ?」
花陽「えっと…」
花陽「…」
花陽「好きだな。って気付いたのは、つい最近なんです…」
にこ「…意外ね。」
14: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:17:05.15 ID:Twmqxrbj.net
花陽「最初は、仲のいい友達でした。」
花陽「いっつも前むいて、とにかく頑張ってて。」
花陽「そんな姿を見てるうちに、いつの間にか目で追ってました。」
にこ「ふ~ん。あの子も幸せ者ね。」
花陽「…」
花陽「えへへ…そうだと嬉しいな…///」
花陽「いっつも前向きで。」
花陽「不器用だけど、真面目で。」
花陽「頑張って頑張って皆を支える笑顔が眩しくて…」
にこ「…いつになく、惚気るわね。」クスッ
花陽「はっ!?ごめんなさい!!」
にこ「いいのよ。」
にこ「にこも、同じような物だから。」
花陽「いっつも前むいて、とにかく頑張ってて。」
花陽「そんな姿を見てるうちに、いつの間にか目で追ってました。」
にこ「ふ~ん。あの子も幸せ者ね。」
花陽「…」
花陽「えへへ…そうだと嬉しいな…///」
花陽「いっつも前向きで。」
花陽「不器用だけど、真面目で。」
花陽「頑張って頑張って皆を支える笑顔が眩しくて…」
にこ「…いつになく、惚気るわね。」クスッ
花陽「はっ!?ごめんなさい!!」
にこ「いいのよ。」
にこ「にこも、同じような物だから。」
15: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:17:45.19 ID:Twmqxrbj.net
花陽「にこちゃんは、いつから…?」
にこ「そうね。私も、気付いたら…かしら?」
にこ「…あの子、不器用だから。」
にこ「親に反対されてたのも、性格の事だって。」
にこ「素直になれないのが、何かほっとけなくなっちゃって。」
花陽「にこちゃん…」
にこ「ふふっ。これじゃ、にこも惚気てるだけね。」
にこ「さ、溶かしきったし、成形して行きましょ。」
にこ「真姫ちゃんのは、ちょっと豪華にしてやるんだからっ!」
花陽「うん♪」
にこ「そうね。私も、気付いたら…かしら?」
にこ「…あの子、不器用だから。」
にこ「親に反対されてたのも、性格の事だって。」
にこ「素直になれないのが、何かほっとけなくなっちゃって。」
花陽「にこちゃん…」
にこ「ふふっ。これじゃ、にこも惚気てるだけね。」
にこ「さ、溶かしきったし、成形して行きましょ。」
にこ「真姫ちゃんのは、ちょっと豪華にしてやるんだからっ!」
花陽「うん♪」
17: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:23:19.90 ID:Twmqxrbj.net
………………………
にこ「よしっ…できた!」
花陽「完成ですっ!」
にこ「メンバーの分8つと、プラス1。」
花陽「花陽も、なんだか贅沢な物つくってしまいました…」
にこ「たしかに、一個だけレベルが…」
にこ「でも、真姫ちゃんが喜んでくれるなら!!」
花陽「…ほんとに、真姫ちゃんの事好きだね。」
にこ「トーゼンよ!」
にこ「ここで告白のがしたら卒業よ!?」
花陽「卒業…そっか…」
にこ「花陽みたいに3年一緒ならともかく。」
にこ「にこには時間がないんだから。」
花陽「…」
にこ「…寂しいの?」
花陽「…」
花陽「うん…やっぱり、考えないようにはしてたけど…」
ギュッ
花陽「…にこちゃん?」
にこ「ありがとね、一緒にいてくれて。」
にこ「μ's、後は任せたわよ。」
花陽「…うん。」グスッ
にこ「よしっ…できた!」
花陽「完成ですっ!」
にこ「メンバーの分8つと、プラス1。」
花陽「花陽も、なんだか贅沢な物つくってしまいました…」
にこ「たしかに、一個だけレベルが…」
にこ「でも、真姫ちゃんが喜んでくれるなら!!」
花陽「…ほんとに、真姫ちゃんの事好きだね。」
にこ「トーゼンよ!」
にこ「ここで告白のがしたら卒業よ!?」
花陽「卒業…そっか…」
にこ「花陽みたいに3年一緒ならともかく。」
にこ「にこには時間がないんだから。」
花陽「…」
にこ「…寂しいの?」
花陽「…」
花陽「うん…やっぱり、考えないようにはしてたけど…」
ギュッ
花陽「…にこちゃん?」
にこ「ありがとね、一緒にいてくれて。」
にこ「μ's、後は任せたわよ。」
花陽「…うん。」グスッ
18: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:26:00.73 ID:Twmqxrbj.net
バレンタイン当日
練習後
穂乃果「さあさあさあ!!」
穂乃果「待ちに待った、チョコ交換だよっ!!」
ことり「じゃあことりから♪」
ことり「みんな、召し上がれ~♡」
凛「すごいにゃ!!」
希「マカロン、チョコでコーティングしたん?」
ことり「うんっ♪」
海未「すごいですね…」
絵里「それじゃ、これは私から♪」
花陽「こ、このにおいは…」
絵里「ええ。ウイスキーボンボンよ。」
絵里「アルコールはしっかり飛ばしてあるわ。」
絵里「香りだけね?」クスッ
穂乃果「すごいよ、絵里ちゃん!」
穂乃果「穂乃果はこれ!」
真姫「…おまんじゅう?」
穂乃果「中に、チョコ餡が入ってます。」
練習後
穂乃果「さあさあさあ!!」
穂乃果「待ちに待った、チョコ交換だよっ!!」
ことり「じゃあことりから♪」
ことり「みんな、召し上がれ~♡」
凛「すごいにゃ!!」
希「マカロン、チョコでコーティングしたん?」
ことり「うんっ♪」
海未「すごいですね…」
絵里「それじゃ、これは私から♪」
花陽「こ、このにおいは…」
絵里「ええ。ウイスキーボンボンよ。」
絵里「アルコールはしっかり飛ばしてあるわ。」
絵里「香りだけね?」クスッ
穂乃果「すごいよ、絵里ちゃん!」
穂乃果「穂乃果はこれ!」
真姫「…おまんじゅう?」
穂乃果「中に、チョコ餡が入ってます。」
19: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:27:28.76 ID:Twmqxrbj.net
希「おおっ、すごいやん…!」
真姫「私は…これよ。」
にこ「これ…ドーナツ?」
真姫「お、お母さんと…一緒に…///」
海未「とても美味しそうですよ、真姫。」
真姫「とっ当然でしょ!?」
真姫「この真姫ちゃんが作ったんだから!!///」
花陽「真姫ちゃん、ありがとう。」
花陽「花陽はこれです。にこちゃんと、合作なんだよ?」
ことり「可愛い~♡」
凛「四角いチョコだ!」
にこ「キューブチョコと生チョコよ!」
希「すごいなあ、みんな。」
希「ウチは、失敗するのもあれやし…ごめんな?」
海未「私も、時間が思うようにとれず…すみません。」
穂乃果「希ちゃんはチョコクッキー、海未ちゃんはチョコパイだねっ!」
真姫「私は…これよ。」
にこ「これ…ドーナツ?」
真姫「お、お母さんと…一緒に…///」
海未「とても美味しそうですよ、真姫。」
真姫「とっ当然でしょ!?」
真姫「この真姫ちゃんが作ったんだから!!///」
花陽「真姫ちゃん、ありがとう。」
花陽「花陽はこれです。にこちゃんと、合作なんだよ?」
ことり「可愛い~♡」
凛「四角いチョコだ!」
にこ「キューブチョコと生チョコよ!」
希「すごいなあ、みんな。」
希「ウチは、失敗するのもあれやし…ごめんな?」
海未「私も、時間が思うようにとれず…すみません。」
穂乃果「希ちゃんはチョコクッキー、海未ちゃんはチョコパイだねっ!」
20: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:31:02.91 ID:Twmqxrbj.net
凛「最後は凛にゃ!!」
花陽「凛ちゃんの、どんなのだろ…?」
凛「召し上がれ~♪」
バサバサー
希「これは…」
穂乃果「チ○ルチョコ・アソートパック!!」
絵里「凛らしいわね…」クスッ
凛「せっかくみんなで食べるんだから、色々あった方がいいと思って!!」
海未「ふふっ。ありがとうございます、凛。」
穂乃果「それじゃ、早速食べよっか!」
全員『いただきまーす!!』
花陽「凛ちゃんの、どんなのだろ…?」
凛「召し上がれ~♪」
バサバサー
希「これは…」
穂乃果「チ○ルチョコ・アソートパック!!」
絵里「凛らしいわね…」クスッ
凛「せっかくみんなで食べるんだから、色々あった方がいいと思って!!」
海未「ふふっ。ありがとうございます、凛。」
穂乃果「それじゃ、早速食べよっか!」
全員『いただきまーす!!』
21: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:31:36.41 ID:Twmqxrbj.net
放課後
穂乃果「それじゃあみんな、また明日!」
ことり「ばいば~い♪」
海未「失礼します。」
希「えりち…その…///」
絵里「はいはい、行きましょうか。」
ガラッ…
にこ「…真姫ちゃん、ちょっといい?」
真姫「?いいけど…」
にこ「ほんと?それじゃあ…」
凛「かよちん、かえ っか♪」
花陽「あ、凛ちゃん…」
凛「?」
花陽「話したい事があるんだけど…いいかな?」
穂乃果「それじゃあみんな、また明日!」
ことり「ばいば~い♪」
海未「失礼します。」
希「えりち…その…///」
絵里「はいはい、行きましょうか。」
ガラッ…
にこ「…真姫ちゃん、ちょっといい?」
真姫「?いいけど…」
にこ「ほんと?それじゃあ…」
凛「かよちん、かえ っか♪」
花陽「あ、凛ちゃん…」
凛「?」
花陽「話したい事があるんだけど…いいかな?」
22: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:36:59.60 ID:Twmqxrbj.net
渡り廊下
真姫「なあに、話って?」
にこ「その…」
にこ「これを、もらってほしいの。」
真姫「これは…?」
にこ「真姫ちゃん用に、もうひとつ作ってたの。」
にこ「真姫ちゃんにだけの、特別なチョコ。」
真姫「それって…」
にこ「…にこは、真姫ちゃんが好き。」
にこ「にこの気持ち…受け取ってください!」
真姫「なあに、話って?」
にこ「その…」
にこ「これを、もらってほしいの。」
真姫「これは…?」
にこ「真姫ちゃん用に、もうひとつ作ってたの。」
にこ「真姫ちゃんにだけの、特別なチョコ。」
真姫「それって…」
にこ「…にこは、真姫ちゃんが好き。」
にこ「にこの気持ち…受け取ってください!」
25: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:41:30.51 ID:Twmqxrbj.net
………………………
部室
ガラッ
花陽「…!」
花陽「にこちゃん…」
にこ「花陽、まだいたの?」
花陽「あ、うん…」
にこ「花陽は、ちゃんと伝えられた?」
にこ「まあ、花陽は心配いらないと思ってたけど…」
花陽「…」
花陽「…にこちゃん、それ。」
にこ「?ああ…」
にこ「受け取って…もらえなかったわ。」
にこ「好きだったのは、にこだけだったみたい。」
部室
ガラッ
花陽「…!」
花陽「にこちゃん…」
にこ「花陽、まだいたの?」
花陽「あ、うん…」
にこ「花陽は、ちゃんと伝えられた?」
にこ「まあ、花陽は心配いらないと思ってたけど…」
花陽「…」
花陽「…にこちゃん、それ。」
にこ「?ああ…」
にこ「受け取って…もらえなかったわ。」
にこ「好きだったのは、にこだけだったみたい。」
26: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:42:09.49 ID:Twmqxrbj.net
花陽「…」
花陽「そっか…」
にこ「にこの事は好きだけど…」
にこ「そういう気持ちじゃないって。」
にこ「…むしろ、謝られたわ。」
にこ「そんな気持ちにさせてしまって申し訳ない。」
にこ「でも、これからも友達でいてって…」
にこ「そんなの…当たり前に決まってるじゃない。」クスッ
花陽「…」
にこ「ごめんね?せっかく付き合ってもらったのに…」
花陽「…ううん。」
花陽「にこちゃんの気持ち…わかるよ。」
にこ「なにが分かるって言うのよ…」
にこ「振られたにこの気持ちが、なんでアンタなんかに分かるのよ!!」
花陽「だって…」
花陽「花陽は、にこちゃんが好きだから。」
花陽「そっか…」
にこ「にこの事は好きだけど…」
にこ「そういう気持ちじゃないって。」
にこ「…むしろ、謝られたわ。」
にこ「そんな気持ちにさせてしまって申し訳ない。」
にこ「でも、これからも友達でいてって…」
にこ「そんなの…当たり前に決まってるじゃない。」クスッ
花陽「…」
にこ「ごめんね?せっかく付き合ってもらったのに…」
花陽「…ううん。」
花陽「にこちゃんの気持ち…わかるよ。」
にこ「なにが分かるって言うのよ…」
にこ「振られたにこの気持ちが、なんでアンタなんかに分かるのよ!!」
花陽「だって…」
花陽「花陽は、にこちゃんが好きだから。」
29: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:48:04.94 ID:Twmqxrbj.net
にこ「…は?」
花陽「はい、これ。」
花陽「にこちゃんに。」
にこ「これ…凛にあげるやつじゃ…?」
花陽「もともと、にこちゃんにあげるつもりで作ってたんだよ?」クスッ
花陽「私は…花陽は。」
花陽「不器用だけど、誰よりも優しい。」
花陽「いつだって前向きで頑張る、にこちゃんが好きなの。」ニコッ
にこ「…なんでなのよ。」
にこ「なんで、そんなに笑ってられるの!?」
にこ「にこは、真姫ちゃんの事が好きなのよ!?」
にこ「だってアンタ、そんなそぶり一つも…!」
『好きだな。って気付いたのは、つい最近なんです…』
『そんな姿を見てるうちに、いつの間にか目で追ってました。』
『いっつも前向きで。』
『不器用だけど、真面目で。』
『頑張って頑張って皆を支える笑顔が眩しくて…』
『花陽は、にこちゃんが好きだから。』
にこ「にこが…気付かなかっただけ?」
花陽「はい、これ。」
花陽「にこちゃんに。」
にこ「これ…凛にあげるやつじゃ…?」
花陽「もともと、にこちゃんにあげるつもりで作ってたんだよ?」クスッ
花陽「私は…花陽は。」
花陽「不器用だけど、誰よりも優しい。」
花陽「いつだって前向きで頑張る、にこちゃんが好きなの。」ニコッ
にこ「…なんでなのよ。」
にこ「なんで、そんなに笑ってられるの!?」
にこ「にこは、真姫ちゃんの事が好きなのよ!?」
にこ「だってアンタ、そんなそぶり一つも…!」
『好きだな。って気付いたのは、つい最近なんです…』
『そんな姿を見てるうちに、いつの間にか目で追ってました。』
『いっつも前向きで。』
『不器用だけど、真面目で。』
『頑張って頑張って皆を支える笑顔が眩しくて…』
『花陽は、にこちゃんが好きだから。』
にこ「にこが…気付かなかっただけ?」
30: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:54:36.25 ID:Twmqxrbj.net
花陽「…クスッ。」
花陽「にこちゃんの…ばか。」
にこ「そんなの…わからないわよ…」
花陽「えへへ…。気持ち、隠しちゃってたから。」
にこ「でも…」
花陽「うん。花陽はいいんです。」
花陽「にこちゃんが真姫ちゃんを好きな事も。」
花陽「諦められないのも知ってる。」
花陽「ただ、伝えたくて。」
花陽「…渡したくて。」
にこ「ほんと…お人好しすぎよ、花陽。」
花陽「花陽は…こんな性格、みたいです。」ニコッ
にこ「そう…」
にこ「ねえ、花陽。」
花陽「なあに?にこちゃん。」
にこ「肩…貸してくれない?」
花陽「うん…喜んでっ♪」
ポスッ
にこ「…ばか」グスッ
花陽「…好きだよ。」
おわり。
花陽「にこちゃんの…ばか。」
にこ「そんなの…わからないわよ…」
花陽「えへへ…。気持ち、隠しちゃってたから。」
にこ「でも…」
花陽「うん。花陽はいいんです。」
花陽「にこちゃんが真姫ちゃんを好きな事も。」
花陽「諦められないのも知ってる。」
花陽「ただ、伝えたくて。」
花陽「…渡したくて。」
にこ「ほんと…お人好しすぎよ、花陽。」
花陽「花陽は…こんな性格、みたいです。」ニコッ
にこ「そう…」
にこ「ねえ、花陽。」
花陽「なあに?にこちゃん。」
にこ「肩…貸してくれない?」
花陽「うん…喜んでっ♪」
ポスッ
にこ「…ばか」グスッ
花陽「…好きだよ。」
おわり。
31: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 05:55:01.36 ID:Twmqxrbj.net
ちょっと待ったらエピローグ行きます
33: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 06:01:03.45 ID:Twmqxrbj.net
Epilogue
中庭
ベンチ
凛「…」ボーッ
ピトッ
凛「にゃっ!?」
凛「…真姫ちゃん。」
真姫「…おつかれさま。」
凛「うん…真姫ちゃんも。」
真姫「私は、別に…」
真姫「本心を、言ったまでよ。」
凛「そっか…」
凛「…ココア、あったかい。」
真姫「…」
真姫「凛は、いいの?」
凛「何が…?」
真姫「…花陽の事。」
真姫「今、会ってるんでしょ?」
中庭
ベンチ
凛「…」ボーッ
ピトッ
凛「にゃっ!?」
凛「…真姫ちゃん。」
真姫「…おつかれさま。」
凛「うん…真姫ちゃんも。」
真姫「私は、別に…」
真姫「本心を、言ったまでよ。」
凛「そっか…」
凛「…ココア、あったかい。」
真姫「…」
真姫「凛は、いいの?」
凛「何が…?」
真姫「…花陽の事。」
真姫「今、会ってるんでしょ?」
34: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 06:02:13.21 ID:Twmqxrbj.net
凛「凛は…」
凛「凛は、かよちんが幸せならいいの!」
凛「かよちんが好きな人と一緒にいるのが一番なんだよ。」
真姫「でも…」
凛「もちろん!!」
凛「にこちゃんがかよちんを振ったら、凛許さないよ!?」
凛「そのときは、奪ってでもかよちんは離さないにゃ!!」
凛「…」
凛「でも、ふたりが一緒にいるなら…」
凛「凛は、二人の親友の立場でいいの…」
ギュッ
真姫「…ばかね。」
真姫「私も…凛の親友よ?」
凛「まきちゃん…」グスッ
真姫「特別な日に免じて、真姫ちゃんの胸貸してあげる。」
凛「ううっ…うわあぁぁぁん…」
凛「凛は、かよちんが幸せならいいの!」
凛「かよちんが好きな人と一緒にいるのが一番なんだよ。」
真姫「でも…」
凛「もちろん!!」
凛「にこちゃんがかよちんを振ったら、凛許さないよ!?」
凛「そのときは、奪ってでもかよちんは離さないにゃ!!」
凛「…」
凛「でも、ふたりが一緒にいるなら…」
凛「凛は、二人の親友の立場でいいの…」
ギュッ
真姫「…ばかね。」
真姫「私も…凛の親友よ?」
凛「まきちゃん…」グスッ
真姫「特別な日に免じて、真姫ちゃんの胸貸してあげる。」
凛「ううっ…うわあぁぁぁん…」
37: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 06:10:25.69 ID:Twmqxrbj.net
花陽「…にこちゃん。」
にこ「…?」
花陽「そのチョコ…花陽が、もらってもいいかな?」
にこ「え…?でも、これは…」
花陽「…うん。でもね?」
花陽「にこちゃんの気持ち、無駄にしたくないんだ。」
にこ「そんなの…振られたのに…」
花陽「えへへっ。花陽のわがままです。」
花陽「せっかく、一緒に作った物だから…」
にこ「…」
にこ「本当にいいの?」
花陽「もちろん♪」
にこ「私が…花陽のこと、好きにならないかもしれないのに?」
花陽「そのときは…そのときです。」
花陽「人生、長いですから。」
にこ「…?」
花陽「そのチョコ…花陽が、もらってもいいかな?」
にこ「え…?でも、これは…」
花陽「…うん。でもね?」
花陽「にこちゃんの気持ち、無駄にしたくないんだ。」
にこ「そんなの…振られたのに…」
花陽「えへへっ。花陽のわがままです。」
花陽「せっかく、一緒に作った物だから…」
にこ「…」
にこ「本当にいいの?」
花陽「もちろん♪」
にこ「私が…花陽のこと、好きにならないかもしれないのに?」
花陽「そのときは…そのときです。」
花陽「人生、長いですから。」
38: (たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 06:11:09.27 ID:Twmqxrbj.net
花陽「にこちゃんは、前に卒業したら…っていってたけど。」
花陽「まだ、たった18年の事なんだよ?」
花陽「しかも、にこちゃんが真姫ちゃんと出会ってまだ1年しか経ってないの。」
花陽「そう考えたら…この先ずっと、チャンスがあるんです。」
花陽「ちょっとずるいかもしれないけど…」
花陽「これで、にこちゃんに知ってもらえたから。」
花陽「いまは、それで満足。」
花陽「たとえにこちゃんが花陽を選んでくれなくても…」
花陽「想いを伝えられないのが、一番嫌だから。」
にこ「…」
花陽「だから…」
花陽「すきだよ、にこちゃん。」
花陽「ずっとずっと大好き。」ニコッ
にこ「良い笑顔すぎるでしょ…」
にこ「にこには、眩しすぎるわ。」グスッ
花陽「えへへ…」
花陽「好きになってもらえるまで。」
花陽「振り向いてもらえるまで、頑張るね。」
花陽「大好きな、にこちゃん。」
ほんとにおわり。
花陽「まだ、たった18年の事なんだよ?」
花陽「しかも、にこちゃんが真姫ちゃんと出会ってまだ1年しか経ってないの。」
花陽「そう考えたら…この先ずっと、チャンスがあるんです。」
花陽「ちょっとずるいかもしれないけど…」
花陽「これで、にこちゃんに知ってもらえたから。」
花陽「いまは、それで満足。」
花陽「たとえにこちゃんが花陽を選んでくれなくても…」
花陽「想いを伝えられないのが、一番嫌だから。」
にこ「…」
花陽「だから…」
花陽「すきだよ、にこちゃん。」
花陽「ずっとずっと大好き。」ニコッ
にこ「良い笑顔すぎるでしょ…」
にこ「にこには、眩しすぎるわ。」グスッ
花陽「えへへ…」
花陽「好きになってもらえるまで。」
花陽「振り向いてもらえるまで、頑張るね。」
花陽「大好きな、にこちゃん。」
ほんとにおわり。
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1418931967/