1: (笑) 2017/11/01(水) 20:41:52.56 ID:6Cu+MI3V
~部室~
千歌「かける!」
曜「かけない!」
千歌「かーけーるー!」
曜「かーけーなーいー!」
千歌「か・け・る・!」
曜「か・け・な・い・!」
ようちか「ん~~~っ!!!」
ようちか「フンッ!!!!!」
千歌「かける!」
曜「かけない!」
千歌「かーけーるー!」
曜「かーけーなーいー!」
千歌「か・け・る・!」
曜「か・け・な・い・!」
ようちか「ん~~~っ!!!」
ようちか「フンッ!!!!!」
3: (笑) 2017/11/01(水) 20:43:16.06 ID:6Cu+MI3V
ガラガラ
花丸「あっ、千歌ちゃんと曜ちゃんずら」
千歌「花丸ちゃんもかける派だよね?」ズイッ
花丸「ずらっ?!」
曜「花丸ちゃんはかけない派だよね?」ズイッ
花丸「い、一体何の話しずら……?」
花丸「あっ、千歌ちゃんと曜ちゃんずら」
千歌「花丸ちゃんもかける派だよね?」ズイッ
花丸「ずらっ?!」
曜「花丸ちゃんはかけない派だよね?」ズイッ
花丸「い、一体何の話しずら……?」
4: (笑) 2017/11/01(水) 20:45:20.20 ID:6Cu+MI3V
ーー
花丸「ふむふむ、つまり……」
花丸「クリームシチューをカレーライスのようにご飯にかけて食べるか」
花丸「それともご飯とクリームシチューの器をわけて食べるかって話?」
千歌「そうだよ!」
曜「で、花丸ちゃんはどっちなの?」
花丸「……」
花丸「くだらないずら」ボソッ
千歌「く、くだらなくないよ!」
曜「そうだよ!これは大事な事だよ!」
花丸「いやいや、マルが言いたいのはそういう意味じゃないずら」
ようちか「……?」
花丸「ふむふむ、つまり……」
花丸「クリームシチューをカレーライスのようにご飯にかけて食べるか」
花丸「それともご飯とクリームシチューの器をわけて食べるかって話?」
千歌「そうだよ!」
曜「で、花丸ちゃんはどっちなの?」
花丸「……」
花丸「くだらないずら」ボソッ
千歌「く、くだらなくないよ!」
曜「そうだよ!これは大事な事だよ!」
花丸「いやいや、マルが言いたいのはそういう意味じゃないずら」
ようちか「……?」
6: (笑) 2017/11/01(水) 20:46:28.55 ID:6Cu+MI3V
花丸「そんなのかける一択に決まってるずらーーッ!!!」
千歌「いよっしゃあーーッ!!!」
曜「そ、そんな……」ガクッ
花丸「マルの家では昔からクリームシチューはご飯にかかってる状態で出されるずら!」
花丸「だからわざわざ器をわける必要性を感じないずら!」
花丸「それに器をわけたら洗い物が増えるずら!地球に優しくないずら!」
千歌「そうだそうだ!花丸ちゃんの言う通りだよ!」
曜「ぐぬぬ……!」
ガラガラ
善子「クックックッ!堕天使ヨハネ!降臨ッ☆」
千歌「善子ちゃんもかける派だよね?」ズイッ
善子「だからヨハネよ!」
曜「善子ちゃんはかけない派だよね?」ズイッ
善子「だからヨハネ!!ってか、何……?」
千歌「いよっしゃあーーッ!!!」
曜「そ、そんな……」ガクッ
花丸「マルの家では昔からクリームシチューはご飯にかかってる状態で出されるずら!」
花丸「だからわざわざ器をわける必要性を感じないずら!」
花丸「それに器をわけたら洗い物が増えるずら!地球に優しくないずら!」
千歌「そうだそうだ!花丸ちゃんの言う通りだよ!」
曜「ぐぬぬ……!」
ガラガラ
善子「クックックッ!堕天使ヨハネ!降臨ッ☆」
千歌「善子ちゃんもかける派だよね?」ズイッ
善子「だからヨハネよ!」
曜「善子ちゃんはかけない派だよね?」ズイッ
善子「だからヨハネ!!ってか、何……?」
8: (笑) 2017/11/01(水) 20:47:47.35 ID:6Cu+MI3V
ーー
善子「ふむふむ、つまり……」
善子「クリームシチューをカレーライスのようにご飯にかけて食べるか」
善子「それともご飯とクリームシチューの器をわけて食べるかって話?」
千歌「そうだよ!」
曜「で、善子ちゃんはどっちなの?」
善子「……」
善子「呆れてモノも言えないわ」ジトーッ
千歌「あ、呆れないでよ!」
曜「そうだよ!これは大事な事だよ!」
善子「いやいや、ヨハネが言いたいのはそういう意味じゃないの」
ようちか「……?」
善子「ふむふむ、つまり……」
善子「クリームシチューをカレーライスのようにご飯にかけて食べるか」
善子「それともご飯とクリームシチューの器をわけて食べるかって話?」
千歌「そうだよ!」
曜「で、善子ちゃんはどっちなの?」
善子「……」
善子「呆れてモノも言えないわ」ジトーッ
千歌「あ、呆れないでよ!」
曜「そうだよ!これは大事な事だよ!」
善子「いやいや、ヨハネが言いたいのはそういう意味じゃないの」
ようちか「……?」
11: (笑) 2017/11/01(水) 20:49:07.83 ID:6Cu+MI3V
善子「そんなのかけない一択に決まってるじゃない!!!」
曜「いよっしゃあーーッ!!!」
千歌「そ、そんな……」ガクッ
善子「ヨハネの家では昔からクリームシチューは必ず別の器によそわれていたわ!」
善子「ご飯にかける派?じゃあカレーライス屋はあるのにシチューライス屋が無いのは何故?」
善子「それは一般的に認められていない、邪道で愚かな食べ方だからよ!」
曜「そうだそうだ!善子ちゃんの言う通りだよ!じっもっあい☆」
千歌「ぐぬぬ……!」
ガラガラ
果南「おっ、みんな早いね~」
千歌「果南ちゃんもかける派だよね?」ズイッ
果南「ち、千歌?!」
曜「果南ちゃんはかけない派だよね?」ズイッ
果南「よ、曜?!」
曜「いよっしゃあーーッ!!!」
千歌「そ、そんな……」ガクッ
善子「ヨハネの家では昔からクリームシチューは必ず別の器によそわれていたわ!」
善子「ご飯にかける派?じゃあカレーライス屋はあるのにシチューライス屋が無いのは何故?」
善子「それは一般的に認められていない、邪道で愚かな食べ方だからよ!」
曜「そうだそうだ!善子ちゃんの言う通りだよ!じっもっあい☆」
千歌「ぐぬぬ……!」
ガラガラ
果南「おっ、みんな早いね~」
千歌「果南ちゃんもかける派だよね?」ズイッ
果南「ち、千歌?!」
曜「果南ちゃんはかけない派だよね?」ズイッ
果南「よ、曜?!」
15: (笑) 2017/11/01(水) 20:50:21.24 ID:6Cu+MI3V
ーー
果南「ふむふむ、つまり……」
果南「クリームシチューをカレーライスのようにご飯にかけて食べるか」
果南「それともご飯とクリームシチューの器をわけて食べるかって話?」
千歌「そうだよ!」
曜「で、果南ちゃんはどっちなの?」
果南「……」
果南「別にどっちでもいいんじゃない……?」
千歌「よ、良くないよ!」
曜「そうだよ!これは大事な事だよ!」
果南「じゃあ、強いて言うなら……」
ようちか「……?」
果南「ふむふむ、つまり……」
果南「クリームシチューをカレーライスのようにご飯にかけて食べるか」
果南「それともご飯とクリームシチューの器をわけて食べるかって話?」
千歌「そうだよ!」
曜「で、果南ちゃんはどっちなの?」
果南「……」
果南「別にどっちでもいいんじゃない……?」
千歌「よ、良くないよ!」
曜「そうだよ!これは大事な事だよ!」
果南「じゃあ、強いて言うなら……」
ようちか「……?」
16: (笑) 2017/11/01(水) 20:51:40.76 ID:6Cu+MI3V
果南「まぁ、かけない派……かなん?」
曜「いよっしゃあーーッ!!!」
千歌「そ、そんな……」ガクッ
果南「カレーは辛いからご飯合うと思うけど、シチューはねぇ……」
果南「それにシチューはどちらかというと“スープ”って感じじゃない?」
果南「だから私はシチューはシチューとして食べたい……かなん?」
曜「そうだそうだ!果南ちゃんの言う通りだよ!」
千歌「ぐぬぬ……!」
ガラガラ
鞠莉「チャオ~~~☆」
千歌「鞠莉ちゃんもかける派だよね?」ズイッ
鞠莉「ホワッツ?!」
曜「鞠莉ちゃんはかけない派だよね?」ズイッ
鞠莉「ウェ、ウェイト?!」
曜「いよっしゃあーーッ!!!」
千歌「そ、そんな……」ガクッ
果南「カレーは辛いからご飯合うと思うけど、シチューはねぇ……」
果南「それにシチューはどちらかというと“スープ”って感じじゃない?」
果南「だから私はシチューはシチューとして食べたい……かなん?」
曜「そうだそうだ!果南ちゃんの言う通りだよ!」
千歌「ぐぬぬ……!」
ガラガラ
鞠莉「チャオ~~~☆」
千歌「鞠莉ちゃんもかける派だよね?」ズイッ
鞠莉「ホワッツ?!」
曜「鞠莉ちゃんはかけない派だよね?」ズイッ
鞠莉「ウェ、ウェイト?!」
19: (笑) 2017/11/01(水) 20:52:45.37 ID:6Cu+MI3V
ーー
鞠莉「ふむふむ、つまり……」
鞠莉「クリームシチューをカレーライスのようにご飯にかけて食べるか」
鞠莉「それともご飯とクリームシチューの器をわけて食べるかって話?」
千歌「そうだよ!」
曜「で、鞠莉ちゃんはどっちなの?」
鞠莉「……」
鞠莉「オフコース!そんなの決まってるじゃない!」
千歌「……」ゴクリ
曜「……」ゴクリ
鞠莉「マリーはシチューをご飯にぃ~……!」
ようちか「……?」
鞠莉「ふむふむ、つまり……」
鞠莉「クリームシチューをカレーライスのようにご飯にかけて食べるか」
鞠莉「それともご飯とクリームシチューの器をわけて食べるかって話?」
千歌「そうだよ!」
曜「で、鞠莉ちゃんはどっちなの?」
鞠莉「……」
鞠莉「オフコース!そんなの決まってるじゃない!」
千歌「……」ゴクリ
曜「……」ゴクリ
鞠莉「マリーはシチューをご飯にぃ~……!」
ようちか「……?」
20: (笑) 2017/11/01(水) 20:53:51.69 ID:6Cu+MI3V
鞠莉「かける派デース!!!」
千歌「いよっしゃあーーッ!!!」
曜「そ、そんな……」ガクッ
鞠莉「クリームシチューとお米の組み合わせなんて和洋折衷でとってもエクセレントじゃない!」
鞠莉「それに洋食の“ドリア”と発想自体は近いし……」
鞠莉「“ドリア”が有りなら全然ノープロブレムよ!」
千歌「そうだそうだ!鞠莉ちゃんの言う通りだよ!」
曜「ぐぬぬ……!」
ガラガラ
ダイヤ「あら、皆さんお揃いで」
ルビィ「何の話してたんですかぁ?」
千歌(ダイヤちゃんとルビィちゃんはひとつ屋根の下で暮らす姉妹……という事は!)
曜(一気に二票獲得できる千載一遇の大チャンス!)
ようちか(ここは絶対……負けられない!!!)
千歌「ダイヤちゃんもかける派だよね?」ズイッ
ダイヤ「はい?」
曜「ルビィちゃんはかけない派だよね?」ズイッ
ルビィ「ぴぎぃ?!」
千歌「いよっしゃあーーッ!!!」
曜「そ、そんな……」ガクッ
鞠莉「クリームシチューとお米の組み合わせなんて和洋折衷でとってもエクセレントじゃない!」
鞠莉「それに洋食の“ドリア”と発想自体は近いし……」
鞠莉「“ドリア”が有りなら全然ノープロブレムよ!」
千歌「そうだそうだ!鞠莉ちゃんの言う通りだよ!」
曜「ぐぬぬ……!」
ガラガラ
ダイヤ「あら、皆さんお揃いで」
ルビィ「何の話してたんですかぁ?」
千歌(ダイヤちゃんとルビィちゃんはひとつ屋根の下で暮らす姉妹……という事は!)
曜(一気に二票獲得できる千載一遇の大チャンス!)
ようちか(ここは絶対……負けられない!!!)
千歌「ダイヤちゃんもかける派だよね?」ズイッ
ダイヤ「はい?」
曜「ルビィちゃんはかけない派だよね?」ズイッ
ルビィ「ぴぎぃ?!」
21: (笑) 2017/11/01(水) 20:55:18.71 ID:6Cu+MI3V
ーー
ダイヤ「ふむふむ、つまり……」
ダイヤ「クリームシチューをカレーライスのようにご飯にかけて食べるか」
ルビィ「それともご飯とクリームシチューの器をわけて食べるかって話?」
千歌「そうだよ!」
曜「で、ルビィちゃんはどっちなの?」
ルビィ「……」
ルビィ「うゅ。ルビィは……」
千歌「……」ゴクリ
曜「……」ゴクリ
ルビィ「ル、ルビィはその……」
ようちか「……?」
ダイヤ「ふむふむ、つまり……」
ダイヤ「クリームシチューをカレーライスのようにご飯にかけて食べるか」
ルビィ「それともご飯とクリームシチューの器をわけて食べるかって話?」
千歌「そうだよ!」
曜「で、ルビィちゃんはどっちなの?」
ルビィ「……」
ルビィ「うゅ。ルビィは……」
千歌「……」ゴクリ
曜「……」ゴクリ
ルビィ「ル、ルビィはその……」
ようちか「……?」
22: (笑) 2017/11/01(水) 20:56:27.85 ID:6Cu+MI3V
ルビィ「か、かけません!」
曜「いよっしゃあーーッ!!!」
千歌「そ、そんな……」ガクッ
ダイヤ「いいですか?そもそも、黒澤家ではシチューをご飯にかけて食べるなど言語道断!」
ダイヤ「そんなもの、ご飯に味噌汁をかけて食べる“ねこまんま”と変わりませんわ!」
ダイヤ「お行儀が悪いにも程がありますわよ!ぶっぶーですわ!」
千歌「って事は、当然ダイヤさんも……」
ダイヤ「はい?勿論かけませんわよ?」
千歌「そ、そんな……ウソだ?!」ワナワナ
曜「これでかけない派がAqoursメンバーの過半数の票を獲得したみたいだね」
千歌「かける派が……負けた?!」
ワナワナ
曜「千歌ちゃん……」
曜「(シチューをご飯にかけるかけない論争)やめる?」ニコッ
千歌「あああああぁーーー!!!!!」
曜「いよっしゃあーーッ!!!」
千歌「そ、そんな……」ガクッ
ダイヤ「いいですか?そもそも、黒澤家ではシチューをご飯にかけて食べるなど言語道断!」
ダイヤ「そんなもの、ご飯に味噌汁をかけて食べる“ねこまんま”と変わりませんわ!」
ダイヤ「お行儀が悪いにも程がありますわよ!ぶっぶーですわ!」
千歌「って事は、当然ダイヤさんも……」
ダイヤ「はい?勿論かけませんわよ?」
千歌「そ、そんな……ウソだ?!」ワナワナ
曜「これでかけない派がAqoursメンバーの過半数の票を獲得したみたいだね」
千歌「かける派が……負けた?!」
ワナワナ
曜「千歌ちゃん……」
曜「(シチューをご飯にかけるかけない論争)やめる?」ニコッ
千歌「あああああぁーーー!!!!!」
23: (笑) 2017/11/01(水) 20:57:53.49 ID:6Cu+MI3V
ルビィ「ま、待ってください!」
ダイヤ「んっ?」
曜「どうしたのルビィちゃん?もう勝負はついたハズだよ?」
千歌「……」
ルビィ「ルビィ、この前見ちゃったんです……」
ダイヤ「見た?」
曜「何を?」
ルビィ「実は……」
ーー
ダイヤ「んっ?」
曜「どうしたのルビィちゃん?もう勝負はついたハズだよ?」
千歌「……」
ルビィ「ルビィ、この前見ちゃったんです……」
ダイヤ「見た?」
曜「何を?」
ルビィ「実は……」
ーー
25: (笑) 2017/11/01(水) 20:59:07.54 ID:6Cu+MI3V
ダイヤ「はぁ~、今日も生徒会の仕事で遅くなってしまいましたわ」
ダイヤ「早く夕飯を済ませて明日の準備をしないと……」
ダイヤ「おや?今日の夕飯はクリームシチューですか」
ダイヤ「……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「だ、誰も見てませんわよね?」キョロキョロ……
ルビィ(うゅ?お姉ちゃん一人で何やってるんだろう?)
ダイヤ「どんぶりにご飯をよそって……っと!」
ダイヤ「その上からクリームシチューをドバァーーッ!!!……っと!」
ルビィ(ア、アレはまさか……!)
ルビィ(シチュー丼!!)
ダイヤ「早く夕飯を済ませて明日の準備をしないと……」
ダイヤ「おや?今日の夕飯はクリームシチューですか」
ダイヤ「……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「だ、誰も見てませんわよね?」キョロキョロ……
ルビィ(うゅ?お姉ちゃん一人で何やってるんだろう?)
ダイヤ「どんぶりにご飯をよそって……っと!」
ダイヤ「その上からクリームシチューをドバァーーッ!!!……っと!」
ルビィ(ア、アレはまさか……!)
ルビィ(シチュー丼!!)
26: (笑) 2017/11/01(水) 21:00:17.54 ID:6Cu+MI3V
ダイヤ「では、いただきますですわ!」
ダイヤ「ハフハフ!ハフハフ!」カッカッカッカッ!!
ダイヤ「う~ん!」
ダイヤ「美味ですわー!!」
ダイヤ「やはりクリームシチューと白米の組み合わせは天下一品!」
ダイヤ「でも、こんな姿をもし母上に見られでもしたら……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「そう考えると、この背徳感も一つの隠し味ですわね!」
ダイヤ「ハフハフ!ハフハフ!」カッカッカッカッ!!
ルビィ(お姉ちゃん、疲れてるのかなぁ……)
ルビィ「ーーって……」
千歌「いよっしゃあーーッ!!!」
曜「そ、そんな……」ガクッ
ダイヤ「」
ダイヤ「ハフハフ!ハフハフ!」カッカッカッカッ!!
ダイヤ「う~ん!」
ダイヤ「美味ですわー!!」
ダイヤ「やはりクリームシチューと白米の組み合わせは天下一品!」
ダイヤ「でも、こんな姿をもし母上に見られでもしたら……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「そう考えると、この背徳感も一つの隠し味ですわね!」
ダイヤ「ハフハフ!ハフハフ!」カッカッカッカッ!!
ルビィ(お姉ちゃん、疲れてるのかなぁ……)
ルビィ「ーーって……」
千歌「いよっしゃあーーッ!!!」
曜「そ、そんな……」ガクッ
ダイヤ「」
27: (笑) 2017/11/01(水) 21:02:12.58 ID:6Cu+MI3V
曜「そ、そんな……ウソだ?!」ワナワナ
千歌「これで4対4の同点だよ!」
曜「ダイヤちゃんが裏切り者だったなんて?!」ワナワナ
千歌「曜ちゃん……」
千歌「(同点に追いつかれて)悔しくないの?」ニコッ
曜「あああああぁーーー!!!!!」
曜「しかもそれ私のセリフゥーーー!!!!!」
ダイヤ「」
ガラガラ
梨子「ごめんなさい!ちょっと遅くなっちゃったわ……」
千歌「梨子ちゃんはかける派だよね?」ズイッ
梨子「か、かける派……?」
曜「梨子ちゃんはかけない派だよね?」ズイッ
梨子「かけない派……?」
千歌「これで4対4の同点だよ!」
曜「ダイヤちゃんが裏切り者だったなんて?!」ワナワナ
千歌「曜ちゃん……」
千歌「(同点に追いつかれて)悔しくないの?」ニコッ
曜「あああああぁーーー!!!!!」
曜「しかもそれ私のセリフゥーーー!!!!!」
ダイヤ「」
ガラガラ
梨子「ごめんなさい!ちょっと遅くなっちゃったわ……」
千歌「梨子ちゃんはかける派だよね?」ズイッ
梨子「か、かける派……?」
曜「梨子ちゃんはかけない派だよね?」ズイッ
梨子「かけない派……?」
28: (笑) 2017/11/01(水) 21:03:58.82 ID:6Cu+MI3V
ーー
梨子「ふむふむ、つまり……」
梨子「クリームシチューをカレーライスのようにご飯にかけて食べるか」
梨子「それともご飯とクリームシチューの器をわけて食べるかって話?」
千歌「そうだよ!」
曜「で、梨子ちゃんはどっちなの?」
梨子「……」
梨子「そうねぇ……」
千歌「……」ゴクリ
曜「……」ゴクリ
梨子「私はシチューをご飯に……」
ようちか「……?」
梨子「ふむふむ、つまり……」
梨子「クリームシチューをカレーライスのようにご飯にかけて食べるか」
梨子「それともご飯とクリームシチューの器をわけて食べるかって話?」
千歌「そうだよ!」
曜「で、梨子ちゃんはどっちなの?」
梨子「……」
梨子「そうねぇ……」
千歌「……」ゴクリ
曜「……」ゴクリ
梨子「私はシチューをご飯に……」
ようちか「……?」
29: (笑) 2017/11/01(水) 21:05:24.57 ID:6Cu+MI3V
梨子「かけないわ」
曜「いよっしゃあーーッ!!!」
千歌「そ、そんな……」ガクッ
曜「やっぱり梨子ちゃんもご飯とシチューはわけて食べたいよね~♩」
梨子「ちょっと待って!」
曜「んっ?」
梨子「私、シチューとご飯を一緒に食べるとは一言も言ってないわよ?」
千歌「へっ?」
梨子「というか、シチューにはご飯じゃなくて……」
梨子「“パン”に決まってるでしょ!!!」
ようちか「……」
曜「いよっしゃあーーッ!!!」
千歌「そ、そんな……」ガクッ
曜「やっぱり梨子ちゃんもご飯とシチューはわけて食べたいよね~♩」
梨子「ちょっと待って!」
曜「んっ?」
梨子「私、シチューとご飯を一緒に食べるとは一言も言ってないわよ?」
千歌「へっ?」
梨子「というか、シチューにはご飯じゃなくて……」
梨子「“パン”に決まってるでしょ!!!」
ようちか「……」
30: (笑) 2017/11/01(水) 21:06:55.48 ID:6Cu+MI3V
梨子「桜内家では昔からクリームシチューの時は必ず食卓にパンが並んでいるわ!」
梨子「そもそも、パンとシチューの相性は抜群に良いし!」
梨子「それに、パンにシチューをつけて食べると食感もまた変わったりして……」
8人「……」
梨子(えっ?何この空気……?)
梨子「そもそも、パンとシチューの相性は抜群に良いし!」
梨子「それに、パンにシチューをつけて食べると食感もまた変わったりして……」
8人「……」
梨子(えっ?何この空気……?)
31: (笑) 2017/11/01(水) 21:09:00.39 ID:6Cu+MI3V
善子「興が削がれたわね……」
花丸「どうせマル達は田舎者ずらよ……」
梨子「えっ?」
千歌「曜ちゃん、さっきは何かゴメンね……///」
曜「ううん!私もその、ゴメンね……///」
梨子「ちょ、ちょっと!」
果南「それじゃあ練習始めよっか!」
鞠莉「そうね!次のステージまでに新曲の歌もダンスも完璧にしなくちゃだもの!」
梨子「あの、シ、シチューにはパンが……」
ルビィ「うゅ。お姉ちゃん、立てる……?」
ダイヤ「」
梨子「ねぇ、頼むからみんな……」
梨子「私の話も聞いてーーッ!!!」
花丸「どうせマル達は田舎者ずらよ……」
梨子「えっ?」
千歌「曜ちゃん、さっきは何かゴメンね……///」
曜「ううん!私もその、ゴメンね……///」
梨子「ちょ、ちょっと!」
果南「それじゃあ練習始めよっか!」
鞠莉「そうね!次のステージまでに新曲の歌もダンスも完璧にしなくちゃだもの!」
梨子「あの、シ、シチューにはパンが……」
ルビィ「うゅ。お姉ちゃん、立てる……?」
ダイヤ「」
梨子「ねぇ、頼むからみんな……」
梨子「私の話も聞いてーーッ!!!」
32: (笑) 2017/11/01(水) 21:09:56.93 ID:6Cu+MI3V
~その夜、桜内家~
ママ「あら、おかえり~♩」
梨子「だだいま~……」
ママ「どうしたの?何か元気無いわね?」
梨子「えっ?べ、別にそんな事ないわよ?!」
ママ「ふ~ん?」
梨子「……」
ママ「で、相変わらず千歌ちゃん達とは上手くやってるの?」
梨子「うん、まぁね」
ママ「なら良かった~♩」
ママ「そういえば、今日はいつもより一段と寒かったでしょ?」
梨子「うん、もうすぐ冬の季節だものね……」
ママ「あら、おかえり~♩」
梨子「だだいま~……」
ママ「どうしたの?何か元気無いわね?」
梨子「えっ?べ、別にそんな事ないわよ?!」
ママ「ふ~ん?」
梨子「……」
ママ「で、相変わらず千歌ちゃん達とは上手くやってるの?」
梨子「うん、まぁね」
ママ「なら良かった~♩」
ママ「そういえば、今日はいつもより一段と寒かったでしょ?」
梨子「うん、もうすぐ冬の季節だものね……」
33: (笑) 2017/11/01(水) 21:11:09.62 ID:6Cu+MI3V
ママ「じゃあコレを食べて、ちゃんと体を温めなくっちゃね♩」
梨子「んっ?」
ママ「今日の夕飯はママ特製のクリームシチューよ!」
梨子「……」
ママ「ここにバケット置いとくわね~♩」
梨子「……」
梨子「ねぇ、ママ……」
ママ「何~?」
梨子「んっ?」
ママ「今日の夕飯はママ特製のクリームシチューよ!」
梨子「……」
ママ「ここにバケット置いとくわね~♩」
梨子「……」
梨子「ねぇ、ママ……」
ママ「何~?」
34: (笑) 2017/11/01(水) 21:12:03.30 ID:6Cu+MI3V
梨子「その、ご飯炊いてもらっても……良いかな?」
ママ「えっ?」
ーーENDーー
ママ「えっ?」
ーーENDーー
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1509536512/