1: (やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 6515-d20n) 2015/12/13(日) 02:32:25.31 ID:ZwWRufrG0.net
穂乃果「……」
真姫「あなた私にいくら借りてるのか分かってる?」
穂乃果「……」
真姫「はぁ……言い訳も出来ないのね……」
穂乃果「真姫ちゃん……あの……その……」
真姫「何よ?」
穂乃果「ごめん……なさい……」
真姫「謝罪の言葉なんて要らないの、私が欲しいのは返済のお金だけ」
真姫「まあ返せないならそれ相応の罰が必要よね?」
真姫「覚悟しなさい」
真姫「あなた私にいくら借りてるのか分かってる?」
穂乃果「……」
真姫「はぁ……言い訳も出来ないのね……」
穂乃果「真姫ちゃん……あの……その……」
真姫「何よ?」
穂乃果「ごめん……なさい……」
真姫「謝罪の言葉なんて要らないの、私が欲しいのは返済のお金だけ」
真姫「まあ返せないならそれ相応の罰が必要よね?」
真姫「覚悟しなさい」
5: (やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 6515-d20n) 2015/12/13(日) 02:39:12.16 ID:ZwWRufrG0.net
~数ヶ月前~
穂乃果「無い!?」
凛「穂乃果ちゃんどうしたの?」
穂乃果「あ、あはは別に何でもないよ!全然大丈夫!」
凛「でも顔が真っ青だよ?」
穂乃果「なんでもないから!なんともないから!なんでもなんともないから!」
凛「変な穂乃果ちゃんだにゃ~」
穂乃果「(合宿代の10万円落としたなんて言えないよ……)」
穂乃果「無い!?」
凛「穂乃果ちゃんどうしたの?」
穂乃果「あ、あはは別に何でもないよ!全然大丈夫!」
凛「でも顔が真っ青だよ?」
穂乃果「なんでもないから!なんともないから!なんでもなんともないから!」
凛「変な穂乃果ちゃんだにゃ~」
穂乃果「(合宿代の10万円落としたなんて言えないよ……)」
6: (やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 6515-d20n) 2015/12/13(日) 02:49:19.83 ID:ZwWRufrG0.net
穂乃果「はいこれ合宿代!」
絵里「穂乃果で最後ね、これで全員分揃ったわね」
穂乃果「遅れちゃってごめんね?」
絵里「金額が金額だし期限は今日までって言ってあったんだから大丈夫よ」
希「でもうちは穂乃果ちゃんがお金落としてしもたんやないか思ってちょっと心配したんよ?」
穂乃果「ギクッ」
絵里「まさか貴女……」
真姫「……」
穂乃果「そそそそそんなわけないよ!高校生にもなってお金落とすとかありえないよ!」
絵里「でも穂乃果ならやりかねないわ」
穂乃果「んもう!絵里ちゃん意地悪言わないで!」
希「あれ~?この前えりち自販機の前の溝に100円玉落としてたやん?他人のこと言える立場やないんやない?」
絵里「希ぃ!」
穂乃果「あはは……」
真姫「……」
絵里「穂乃果で最後ね、これで全員分揃ったわね」
穂乃果「遅れちゃってごめんね?」
絵里「金額が金額だし期限は今日までって言ってあったんだから大丈夫よ」
希「でもうちは穂乃果ちゃんがお金落としてしもたんやないか思ってちょっと心配したんよ?」
穂乃果「ギクッ」
絵里「まさか貴女……」
真姫「……」
穂乃果「そそそそそんなわけないよ!高校生にもなってお金落とすとかありえないよ!」
絵里「でも穂乃果ならやりかねないわ」
穂乃果「んもう!絵里ちゃん意地悪言わないで!」
希「あれ~?この前えりち自販機の前の溝に100円玉落としてたやん?他人のこと言える立場やないんやない?」
絵里「希ぃ!」
穂乃果「あはは……」
真姫「……」
9: (やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 6515-d20n) 2015/12/13(日) 03:00:06.05 ID:ZwWRufrG0.net
真姫「それでお金はいつ返してくれるの?」
穂乃果「月末に毎月1万円ずつ返すからそれじゃダメかな……?」
真姫「ダメ」
穂乃果「お願い……!」
真姫「月に2万返しなさい」
穂乃果「家の手伝いしてるだけの穂乃果じゃ2万円は全部我慢しても無理だよぉ……」
真姫「じゃあ今から皆に全部伝えるわね」
穂乃果「それだけはやめて!」
真姫「リーダーが合宿にも行けずにμ'sにも迷惑がかかるけど仕方ないわね……」
穂乃果「分かった!分かったから!」
真姫「何が分かったの?」
穂乃果「2万円返すから!!」
真姫「……おかしいわよね?あなた最初は2万円は無理だって言ったのになぜそんなこと言えるの?」
穂乃果「……ッ!」
真姫「ねぇ、嘘ついたの?」
穂乃果「……」ブンブン
真姫「お金を借りてる立場ということを弁えなさい」
穂乃果「はい……」
真姫「今月末から2万円ちゃんと持って来なさいよ」
穂乃果「分かりました……」
穂乃果「月末に毎月1万円ずつ返すからそれじゃダメかな……?」
真姫「ダメ」
穂乃果「お願い……!」
真姫「月に2万返しなさい」
穂乃果「家の手伝いしてるだけの穂乃果じゃ2万円は全部我慢しても無理だよぉ……」
真姫「じゃあ今から皆に全部伝えるわね」
穂乃果「それだけはやめて!」
真姫「リーダーが合宿にも行けずにμ'sにも迷惑がかかるけど仕方ないわね……」
穂乃果「分かった!分かったから!」
真姫「何が分かったの?」
穂乃果「2万円返すから!!」
真姫「……おかしいわよね?あなた最初は2万円は無理だって言ったのになぜそんなこと言えるの?」
穂乃果「……ッ!」
真姫「ねぇ、嘘ついたの?」
穂乃果「……」ブンブン
真姫「お金を借りてる立場ということを弁えなさい」
穂乃果「はい……」
真姫「今月末から2万円ちゃんと持って来なさいよ」
穂乃果「分かりました……」
11: (やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 6515-d20n) 2015/12/13(日) 03:10:37.80 ID:ZwWRufrG0.net
海未「最近あまりパンを食べませんね穂乃果」
穂乃果「う、うんそろそろ真面目にダイエットしないとって思って!」
海未「いい心がけだと思います」
ことり「穂乃果ちゃん偉い!」
穂乃果「(借金のために節約してるなんて言えないよ……)」
雪穂「お姉ちゃーん!漫画借りてくよー!」
穂乃果「ごめん雪穂あの漫画なら売っちゃったの」
雪穂「ええー!私まだ読んでなかったのにー!売る前に言ってよー!」
穂乃果「急に本棚整理したくなっちゃって……」
雪穂「お姉ちゃんが整理なんかするわけないじゃん!しかも漫画売りすぎてスカスカだし……」
穂乃果「(漫画ってあんまり高く売れなくてビックリしたよ……)」
穂乃果「真姫ちゃん!これ今月分のお金だよ!」
真姫「……ええ確認出来たわ」
真姫「来月もよろしくね」
穂乃果「……」
穂乃果「う、うんそろそろ真面目にダイエットしないとって思って!」
海未「いい心がけだと思います」
ことり「穂乃果ちゃん偉い!」
穂乃果「(借金のために節約してるなんて言えないよ……)」
雪穂「お姉ちゃーん!漫画借りてくよー!」
穂乃果「ごめん雪穂あの漫画なら売っちゃったの」
雪穂「ええー!私まだ読んでなかったのにー!売る前に言ってよー!」
穂乃果「急に本棚整理したくなっちゃって……」
雪穂「お姉ちゃんが整理なんかするわけないじゃん!しかも漫画売りすぎてスカスカだし……」
穂乃果「(漫画ってあんまり高く売れなくてビックリしたよ……)」
穂乃果「真姫ちゃん!これ今月分のお金だよ!」
真姫「……ええ確認出来たわ」
真姫「来月もよろしくね」
穂乃果「……」
13: (やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 6515-d20n) 2015/12/13(日) 03:20:12.26 ID:ZwWRufrG0.net
穂乃果「月に貰える手伝いのお駄賃とお小遣いを合わせて1万円……」
穂乃果「部屋にある売れるものは全部売った……」
穂乃果「あと返済は3回……」
穂乃果「もう……無理……」
穂乃果「真姫ちゃんにちゃんと説明して言い訳せずに謝ろう……」
穂乃果「1万円ずつは絶対に返そう……」
穂乃果「真姫ちゃんには悪いけど仲間だし分かってくれるよね……?」
真姫「は?お金が返せない?」
穂乃果「部屋にある売れるものは全部売った……」
穂乃果「あと返済は3回……」
穂乃果「もう……無理……」
穂乃果「真姫ちゃんにちゃんと説明して言い訳せずに謝ろう……」
穂乃果「1万円ずつは絶対に返そう……」
穂乃果「真姫ちゃんには悪いけど仲間だし分かってくれるよね……?」
真姫「は?お金が返せない?」
21: (やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 6515-d20n) 2015/12/13(日) 03:32:54.26 ID:ZwWRufrG0.net
穂乃果「罰……?」
穂乃果「罰って何……!?痛いこととかしないよね……?真姫ちゃんはそんなことしないよね……?」
真姫「……」
穂乃果「ねぇ!なんで黙ってるの!真姫ちゃん!答えてよ!真姫ちゃん!」
真姫「はぁ……」
穂乃果「真姫ちゃん!」
真姫「……うるさいわね、これから躾ける犬がこんな駄犬かと思うと憂鬱でしょうがないじゃない」
穂乃果「真姫……ちゃん……?」
真姫「もう穂乃果なんてぜーんぜん信用出来ないから私が管理するわ」
真姫「うちの地下で飼ってあげる」
真姫「私の言う通りに半年働きなさい」
穂乃果「……!そうだ!大体たった10万円借りただけでこんなことになるなんておかしいよ!」
穂乃果「こんなの違法だよ!」
穂乃果「さあ早く穂乃果を開放して!」
真姫「あなた契約書ちゃんと読んでなかったの?」
穂乃果「え?」
真姫「借金には利子がつくの」
真姫「あなたの借金は10万円じゃなくて100万円よ」
穂乃果「そんな馬鹿げた利子聞いたことないよ!!!」
真姫「私もそんな馬鹿な契約書にサインする馬鹿は初めて見たわよ」
穂乃果「そんな……」
穂乃果「罰って何……!?痛いこととかしないよね……?真姫ちゃんはそんなことしないよね……?」
真姫「……」
穂乃果「ねぇ!なんで黙ってるの!真姫ちゃん!答えてよ!真姫ちゃん!」
真姫「はぁ……」
穂乃果「真姫ちゃん!」
真姫「……うるさいわね、これから躾ける犬がこんな駄犬かと思うと憂鬱でしょうがないじゃない」
穂乃果「真姫……ちゃん……?」
真姫「もう穂乃果なんてぜーんぜん信用出来ないから私が管理するわ」
真姫「うちの地下で飼ってあげる」
真姫「私の言う通りに半年働きなさい」
穂乃果「……!そうだ!大体たった10万円借りただけでこんなことになるなんておかしいよ!」
穂乃果「こんなの違法だよ!」
穂乃果「さあ早く穂乃果を開放して!」
真姫「あなた契約書ちゃんと読んでなかったの?」
穂乃果「え?」
真姫「借金には利子がつくの」
真姫「あなたの借金は10万円じゃなくて100万円よ」
穂乃果「そんな馬鹿げた利子聞いたことないよ!!!」
真姫「私もそんな馬鹿な契約書にサインする馬鹿は初めて見たわよ」
穂乃果「そんな……」
23: (やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 6515-d20n) 2015/12/13(日) 03:39:32.12 ID:ZwWRufrG0.net
真姫「地下で大人しく半年の間、首輪をつけられて私に飼われるなら仕方ないから利子は無くしてあげる」
真姫「もちろんしっかりと与えた仕事もしてもらうわ」
真姫「それとも馬鹿げた利子の借金をアテもなく返す方かどちらか片方選びなさい」
真姫「もちろん月2万なんかじゃ到底返せないけどね」
穂乃果「真姫ちゃんの……」
真姫「聞こえないわ」
穂乃果「真姫ちゃんの言う通りにします……!」ポロポロ
真姫「賢い選択ね」
真姫「もちろんしっかりと与えた仕事もしてもらうわ」
真姫「それとも馬鹿げた利子の借金をアテもなく返す方かどちらか片方選びなさい」
真姫「もちろん月2万なんかじゃ到底返せないけどね」
穂乃果「真姫ちゃんの……」
真姫「聞こえないわ」
穂乃果「真姫ちゃんの言う通りにします……!」ポロポロ
真姫「賢い選択ね」
24: (やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 6515-d20n) 2015/12/13(日) 03:43:18.02 ID:ZwWRufrG0.net
真姫「本当に穂乃果が馬鹿で助かったわ」
真姫「そんな馬鹿げた利子なんてあるわけないのに」
真姫「そもそもお金なんて誰も落としてないのにね」
真姫「半年も穂乃果を好きに出来るなんて夢のよう」
真姫「本当にシアワセ」
終わり
真姫「そんな馬鹿げた利子なんてあるわけないのに」
真姫「そもそもお金なんて誰も落としてないのにね」
真姫「半年も穂乃果を好きに出来るなんて夢のよう」
真姫「本当にシアワセ」
終わり
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1449941545/