【SS】きな子｢きな子はダメっすね…｣ メイ｢…｣【ラブライブ！スーパースター!!】

きな子｢1年生のマルガレーテちゃんにもう追いつかれたっす…。きな子はこの一年何してたんっすかね…｣

メイ｢…｣

かのん｢そんな事ないよ、きな子ちゃん。きな子ちゃんのパフォーマンスはマルガレーテちゃんにも負けてないよ｣

マルガレーテ｢聞き捨てならないわ｣

きな子｢マルガレーテちゃん…｣

マルガレーテ｢正直、グループのパフォーマンスでは私はあなたに劣ってるわ｣

マルガレーテ｢でもね、あなたみたいに心は弱くない｣

マルガレーテ｢私はあなたに負けてるなんて1ミリも思わない｣

マルガレーテ｢澁谷かのん、さっきの言葉を訂正して。私がこんな子に負けてると思わせないで｣

きな子｢…マルガレーテちゃんは凄いっすね｣

メイ｢…｣

きな子｢きな子はやっぱりダメっすね…｣

メイ｢きな子｣

きな子｢メイちゃん…？｣

メイ｢来い｣ ｸﾞｲｯ

きな子｢メイちゃん！？｣
　

きな子｢メイちゃん…痛いっす…｣

メイ｢…ごめん｣ ﾊﾟｯ

きな子｢…｣

メイ｢…きな子にあんなこと言って欲しくなかった｣

きな子｢…え？｣

メイ｢きな子は私にとって憧れのスクールアイドルなんだよ｣

きな子｢私が？｣

メイ｢ああ｣

きな子｢嘘っす…｣

メイ｢嘘じゃねぇよ｣

きな子｢だって、きな子に憧れるところなんて一つも…！｣

メイ｢いっぱいあんだよっ！｣
　

メイ｢笑顔が可愛いところとか、人一番努力するところとか、目合ったら手振ってくれるところとか、声が可愛いところとか｣

メイ｢1年生なのにLiella!に入ったところとか…｣

きな子｢メイちゃん…｣ ｳﾙｳﾙ

メイ｢いっぱいあるんだよ！きな子のいいところは！｣

メイ｢だからさもっと自信もってくれよ。あんな顔しないでくれよ｣

きな子｢だって…Liella!のみんな凄い人ばっかりで、きな子の良いとこなんて…。やっぱり自信なんて持てないっすよ…｣

メイ｢…じゃあ、私を信じてくれよ！｣

きな子｢え…？｣
　

メイ｢これはちょっとした自慢なんだけどさ、スクールアイドル見る目だけは誰にも負けない自信あるんだよ｣

メイ｢サニパさんも、クーカーも、Liella!も…、この人たちは絶対来るぞ！って思った人はラブライブで結果残してんだ｣

メイ｢初めてきな子のステージを見た時も同じようなことを思ったんだ…｣

きな子｢ほんと…？｣ ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

メイ｢きな子に嘘つかねぇよ。だからさもっと笑顔でやろうぜ｣

メイ｢私にとってきな子は憧れのスクールアイドルなんだからな！｣

きな子｢メイちゃん！！｣ ﾀﾞｷｯ

メイ｢うぉっ！…ははっ、きな子は泣き虫だな｣



おわり
　

きなメイはいいぞ…
　

いい話すぎて落ちるのがもったいないぞ！？
　

きなメイもっと流行れ
　

きな子「きな子は生まれた時からダメ人間生まれダメ人間育ちっていうか…」
　

メイはこういうのがいい