【SS】可可「お団子の秘密」すみれ「なにそれ」【ラブライブ！スーパスター!!】

Liella全員

部室


可可「気になりマス」ﾑﾑﾑ


すみれ「なにが？」


可可「むむむむむ」


すみれ「なにがったらなにがよ」


可可「お団子です」


すみれ「...は？」


可可「千砂都さんのお団子の正体デス」


すみれ「また訳の分からないことを」


可可「クゥクゥびーむ！！！」ﾌﾝｯ


すみれ「あだっ！！」

可可「クゥクゥの予想だと、アレをあむってしたらとろーりとろけマス」ｼﾞｭﾙ


すみれ「よだれ、よだれ」ﾌｷﾌｷ


可可「すみれはどう思ってるデスか」


すみれ「え、...うーん、そうね」


可可「...」


すみれ「お香みたい、じゃないかしら」


可可「オコウ？おこうって、あのよき香りのする？」


すみれ「そうそう、あれをフサフサ揺らすのよ...そうすると、ほんわーり香ってきそうというか」


可可「クゥクゥはチョコバナナの香りを所望します！！」ﾊｲｯ


すみれ「いや知らないわよ...」

ｶﾞﾗﾗﾗ


恋「あら、まだおふたりだけ？」


すみれ「お疲れ様」ﾌﾘﾌﾘ


恋「ありがとう」ﾆｺﾘ


可可「シビルドン会長の意見も聞きたいデス！！」


恋「...」ﾌﾟｲｯ


可可「...？」


すみれ「...おばか」ﾎﾞｿｯ


可可「あー、...レンレンの意見も聞きたいデスが！！」


恋「はい、なんでしょうか」ｸﾙｯ

可可「千砂都さんのお団子の正体についてデス！！！」


恋「...？」ﾁﾗｯ


すみれ「はぁ...、まぁ、非現実的なもしもの話よ、もしも千砂都のお団子が普通でなく、何か秘密があるとしら～、ってのをそこのおバカは議論したいみたい」


可可「おバカと言いました？クチを慎みやがれデス、グソクムシ」


恋「あなたもです、次私に先程の呼び方をしたら、今日のあなたの下校口はそこの窓になりますよ」


可可「ひぃっ！？」


すみれ「何階よここ...天国行きね」

恋「そうですねぇ...千砂都さんのお団子...」


可可「クゥクゥはあれはとろけるチーズみたいにﾄﾛｫｫｫｫﾝってなると思うデス！」


すみれ「食べる派ね」


恋「え、食べるんですか」


可可「チガイマス！はむはむです！」


恋「食べてますね」

すみれ「私はお香派」


恋「わぁ、素敵！あのお団子の中に香りが詰まってると」


すみれ「そうそう！揺らすと香ってきそうじゃない？」


恋「ありですね...香りを曜日毎に取り替えたいです、毎朝こっそり」


すみれ「勝手にはダメでしょ」


可可「レンレンは！レンレンはどうなのですか！」


恋「ふむ」


可可「クゥクゥを越えられますか？」ﾌﾌﾌﾌ


すみれ「なによそれ」

恋「あの、前から思ってたのだけど」


すみれ「うん」


恋「あの子、なんだか赤ちゃんの匂いがしそうじゃないですか？」


すみれ「あー」


可可「あー」


恋「お団子をあむあむすると、赤ちゃんの匂いがしてきそう、というのはどうでしょうか」


可可「クゥクゥのあむあむとすみれの香りのハイブリッドデス...」


すみれ「赤ちゃんの匂い...しそう」

ｶﾞﾗﾗﾗ


千砂都「うぃっすー！」
かのん「お疲れ様ー！」


可可「キタ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ


すみれ「はやっ！？？」


千砂都「？、なに？くぅくぅちゃん」


可可「いただきまーす！！」ｱｰﾝ


千砂都「え？、」


可可「はむっ」

千砂都「ちょ、な、なにしてんのぉおおおおおお！！」


可可「んー...？、とろけないデス」ﾊﾑﾊﾑ


かのん「え、なにしてんのほんと」ﾋｷｯ


すみれ「おばか」ﾍﾟｼｯ


可可「あだっ！」


すみれ「実際にやるやつがどこにいるの」


千砂都「うぇーん、かのんちゃーん！」ﾀﾞｷｯ


かのん「あははは...なんかよくわからないけど、ヨシヨシ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


ｻﾜｻﾜ


かのん「どさくさに紛れてどこ触ってるの」ﾍﾟｼｯ


千砂都「あいたー」

ｽｯ


恋「...」


かのん「？、恋ちゃん...？」


恋「ちょっと」


千砂都「？」


恋「ちょっと」


千砂都「え、なに」


ﾊﾑｯ

恋「...」


千砂都「...」


恋「...ふむ、しませんね、赤ちゃんの匂い」ﾎﾞｿﾎﾞｿ


千砂都「うえぇえええええん、かのんちゃぁぁぁああああん！！！」


かのん「あははは、なんだこれ」ﾖｼﾖｼ


すみれ「あ、私はパスね」


可可「1人だけズルいデス！」


すみれ「いや意味わからん！」

千砂都「ぐすっ、ぐすっ」


恋「すみません千砂都さん、決してわざとでは...」


すみれ「わざとでしょ、誰が見てもわざとでしょ」


恋「千砂都さんって、なんだか赤ちゃんの匂いがしそうじゃないですか？」


かのん「あーわかる、でもお団子はハズレ！ちーちゃんはね、おしりが良い匂いなの」


すみれ「え？」


恋「え？」


可可「おしり？」


千砂都「ちょ、かのんちゃん！！///」ﾎﾞｿｯ


かのん「あ、間違えた。、今のナシ」

すみれ「え？？」


恋「間違えた？？？」


可可「今のナシ...？」


かのん「うん、間違えた」


千砂都「ばか！みんな嫌い！！」


ﾓﾐﾓﾐ


ﾊﾞﾀﾝｯ!


「うぇぇええぇえん！」


かのん「あ、ちーちゃん！このっ、どさくさに紛れてお尻揉んだなぁ、手癖悪い！」

すみれ「泣いちゃったじゃない」


恋「泣いてました、顔を赤らめて」


可可「かのんのせいですね、かのんLOVEなこのクゥクゥでも擁護できないデスね」


かのん「え、わたし！？元はといえば...」


すみれ「はい、恋、くぅくぅ、謝りにいくわよ」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ


かのん「ちょちょちょ」


すみれ「恋はたこ焼き買ってきて、くぅくぅは桃ね、私コーラ買ってくるから、手分けしましょう」


可可「ハーイ」


恋「はい」


ﾊﾞﾀﾝｯ


かのん「...」


かのん「え、私は？？？」


おわり