【SS】きな子「スクールアイドル仙人!!?」【ラブライブ!スーパースター!!】

Liella!ーSS


1: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 05:24:48.39 ID:quzmroKj
きな子「着いたっすー!」

メイ「うはー、なかなか立派な山だな~。さすが北海道」

四季「まさに大自然。虫がたくさんいそう」

メイ「ひぃ! 虫!?」

きな子「はい。ここにはいろんな虫や動物がいるっすよ。もちろんクワガタも!」

四季「そう。それは楽しみ」

きな子「見つけられるといいっすね」

メイ「っておいおいお前ら。遊びにきたんじゃないんだぞ。目的を忘れるなよ」
 
2: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 05:28:09.67 ID:quzmroKj
きな子「はっ! そうだったっす! きな子達はここに特訓に来たんだったっす!」

メイ「そうだ。ここで特訓して先輩たちに少しでも追いつかないといけねーんだ」

きな子「そうっすよね! なんとしても先輩たちの足を引っ張らない様にレベルアップ
   しないと!」

四季「うん」

きな子「この山は初心者用だけどトレイルランのコースもあるっす。体力作りには持っ
   てこいっすよ!」

メイ「よーし。それじゃあ気合い入れないとな!」
 
3: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 05:36:07.99 ID:quzmroKj
きな子「それと……これは地元の友達に聞いた話なんすけど……実はこの山でスクール
   アイドル仙人って呼ばれる人が現れるらいしんっすよ」

メイ「な、なんだって!!?」

四季「本当に?」

きな子「いえ、あくまでも噂話なんですけど。きな子が東京でスクールアイドルを始
  めて特訓の為に帰ってきたって友達に話たら……」

メイ「お前地元に友達がいるのか!!?」

きな子「えっ!? 驚いたのそっちっすか!?」

メイ「だってお前……高校以外の友達なんて……なぁ四季?」

四季「うん……」

きな子「いやいやいや。中学の友達くらい普通にいるっすよね?」

メイ「いや私は……最初の方はそれっぽいのもいたけど最後の方は……」

四季「私は最初から最後までメイ以外の友達いなかった」

きな子「そ、そうっすか……」

メイ「いやぁ、中学の友達が……しかもまだ付き合いがあるなんて。見直したよきな子」

四季「うん。尊敬する」

きな子「いやそんな事で褒められても……でもどうもっす……」
 
4: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 05:45:10.59 ID:quzmroKj
夏美「はぁ……はぁ……やっと追いつきましたの……」

きな子「あ、夏美ちゃん!」

四季「そう言えば一緒に来てたんだっけ。いつの間にかいなくなってたから忘れてた」

夏美「居なくなったんじゃなくて貴女達が置いてどんどん先に行ったんですの! ヒド
イですの! 撮影用の三脚がけっこう重くて……腰も痛いから早く歩けないですのに!」

きな子「ご、ごめんっす」

メイ「あのなぁ。着いてくるのは勝手だけど私達は特訓の為にきてんだ。お前に構って
  る余裕はねーの」

夏美「な、なにを言ってますの……私は契約に基づいて貴女達の撮影を……」

メイ「ふん。なんでも良いけど邪魔だけはすんなよ。よーし、みんな。それじゃあ
  さっそく行こうぜ」

夏美「あ、待って……まだ息が……待ってですの~~~」
 
5: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 05:57:39.58 ID:quzmroKj
ーーー
ーーーーー
ーーーーーー-

きな子「はぁ……はぁ……も、もうダメっす~~~~……」

メイ「はぁ……くっ……そ……なんでこんなに疲れるんだよ……まだそんなに走ってねぇの
  に……はぁ……はぁ……」

四季「ふぅ……ここは山だからね。いつもよりも空気が薄いんだよ」

きな子「そ、そっか……それでいつもよりきついんすね……はあぁ~~~~」

メイ「おい、きな子。大丈夫かよ……ん?」

夏美「ひぃ……ひぃ……ま……待ってくださいの……あ"あ”ぁ……」

メイ「あいつ着いてこれたのか」

きな子「でもすごい顔してるっすよ……」

夏美「ひぃ……ひぃ……」
 
6: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 06:11:26.84 ID:quzmroKj
四季「夏美ちゃん、お水」

夏美「あ……ありがとうですの……ぐびっ、うぐっ、ごきゅっ……!」

メイ「ったく、そんなんで大丈夫なのか? さっさと帰った方が良いんじゃないのか?」

夏美「そ、そんなワケにはいかないですの……撮影が……マニーがぁ~……」

きな子「と、とてつもない気迫を感じるっすよ……」

四季「……じゃあ夏美ちゃんも来たことだし少し休んだらステップの練習やろっか」

きな子「はいっす!」

メイ「ああ!」






???「…………」
 
7: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 06:36:03.27 ID:quzmroKj
四季「ワン、トゥー、スリー、フォー、ファイ、シックス、セブン、エイト……」

メイ「……ぶはっ!……終わったぁ~」

きな子「ふへぇ~……疲れたっす~」

四季「二人とも大丈夫?」

メイ「はぁ……はぁ……やっぱ山だと……けっこうキツいな……」

きな子「いつもより……ぜぇ……ぜぇ……からだがおもいっす……」

四季「無理しないで……ゆっくり深呼吸して」

メイ「あぁ……でも四季はさすがだな……まだ余裕ありそうだ」

きな子「そうっすね……」

四季「そんな事……でも私は一人でけっこう山に登る事もあるから少しは慣れてるかも」

夏美「はいはいみなさ~ん。お疲れ様ですの~」

メイ「げっ。ウザいのがきた」

夏美「ウザいとはなんですの!? 練習を頑張る皆さんの為に特製スムージーを差し入れ
  ようと思いましたのに!」
 
8: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 06:59:12.58 ID:quzmroKj
きな子「え、いいんすか!」

メイ「そうか、悪いな」

四季「ありがとう」

夏美「いえいえ。さ、どうぞですの~」

きな子「いただきますっす~……ん~、美味しいっす~」

夏美「ほんとだ。甘くて美味いなぁ~」

四季「疲れが取れそう」

夏美「そうでしょうそうでしょう? 夏美特製のスタミナスムージーですの♪」●REC

メイ「っておい!? お前なんで撮影してんだよ!?」

夏美「なんでってこれが私のお仕事ですので」

メイ「だからっていきなり撮るなよ!……こっちだって心の準備が……」

夏美(今回の撮影の為に交通費その他もろもろかなりの費用を費やしているんですの。
  Liella!の撮影はもちろん、私のスムージーの宣伝も兼ねて少しでも動画素材を稼い
  おかないと……!)

夏美「ま、まあまあ。一息着いたところでコメントを……あ、ラブライブ優勝に向けて
  の意気込みとか……」

???「ラブライブ……ですって?」

四人「!!??」
 
9: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 07:16:28.85 ID:quzmroKj
メイ「だ、誰だ!?」

???「貴女たち、スクールアイドルなの?」

四季「あの姿はまさか……」

きな子「す、す、……」

きな子「スクールアイドル仙人!!?」
 
10: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 07:40:18.12 ID:quzmroKj
四季「あの姿……間違いない」

きな子「まさか……実在したなんて……」

夏美「え? え? スクールアイドル仙人ってなんですの?」

メイ「いやいやまてお前ら……確かになんか長い白ひげ生やして……杖とか持ってるけ
  ど……」

メイ「アレはどう見ても若い女の人だろ! 髪型もツインテールだし!」

四季「女の仙人もいる。仙女様」

メイ「そう言う問題じゃなくって! あの髭ぜったいつけ髭だろ! 髪の色とも違うし」

四季「ちなみにあの杖はアカザという植物の茎」

きな子「へぇ~、木の枝じゃないんっすね」

メイ「そんな事はどーでもいいんだよ!」

夏美「え、なんですのなんですの? あの変質者はスクールアイドルの関係者ですの?」

???「……いかにもワシはスクールアイドル仙人じゃ」

きな子「やっぱりっすー!!!」

メイ「いやさっきまで〝じゃ〟とか言って無かっただろーが!」
 
11: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 08:06:31.99 ID:quzmroKj
スクールアイドル仙人「そんな事より貴女たち。スクールアイドルなの?」

きな子「そ、そうっす! きな子達は今年からスクールアイドルを始めたっす!」

夏美「私は違いますけれど」

仙人「そう……それで、〝ラブライブ優勝〟……とか聞こえたけど」

仙人「まさか貴女たちはラブライブ優勝を狙っているの?」

メイ「だ、だったらなんだよ……」

仙人「はぁ……貴女たちの程度が優勝を狙うなんて。ラブライブのレベルも落ちたものね」

メイ「な、なんだと!? 見ず知らずの他人にそんな事言われる筋合いは……」

夏美(なんだかよく分からないけどお宝映像の予感がしますの。しっかり録画してして
  おきますの)
 
12: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 08:24:48.86 ID:quzmroKj
仙人「…………」カランッ

きな子「……? 仙人、杖を投げ捨てたっすよ」

仙人「…………っ」ダッ

きな子「わ!? わ!? こっちに走ってきたっすよ!?」

メイ「な、なんだいきなり!? ぶ、ぶつかる……っ」

仙人「ふっ……!」パパッ

メイ「え?」

仙人「はっ!」シュバァ!

メイ「うわっ!?」

きな子「きな子達を飛び越えていったっす!!!」

仙人「……ふん」スタッ

四季「す、凄い……」

メイ「なんて身体能力だ……」

きな子「さすが仙人っす……」

仙人「これぐらいで驚いているなんて。貴女達、本気でラブライブ優勝する気があるの?」

メイ「そ、それは……」

仙人「いい?……」

仙人「ラブライブは遊びじゃない!!!」

きなメイ四季「!!!」
 
14: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 08:52:33.11 ID:quzmroKj
仙人「さっきから貴女達の練習を陰から見させてもらったけど」

仙人「ダンスはおろか基礎が全然出来てない」

仙人「そんな事でラブライブ優勝なんて笑わせないで!」

きな子「うぅ……」

四季「っ……」

メイ「……たしかに私達の力はまだまだ全然だよ。そんな事はわかってる」

きな子「そうっすよね。でも……私達の先輩はとっても凄いスクールアイドルなんす!」

四季「私達は少しでも先輩達に近づける様にここに特訓にきた」

メイ「そうだ……だからなんと言われようと……私達もラブライブ優勝を目指すんだ!」

仙人「!!!」

仙人「……なるほど。良い目をしてる」

メイ「え?」
 
15: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 09:04:53.05 ID:quzmroKj
仙人「技術はまだまだ未熟だかその内に秘めた闘志は本物のようじゃな」

仙人「よろしい。ここで会ったのも何かの縁。私が貴女達を修行してあげる」

きな子「ほ、ほんとっすか!?」

メイ「お、おい。ちょっとまて」

きな子「な、なんっすかメイちゃん?」

メイ「確かにさっきの身体能力は凄かったけど……あんな怪しい奴にスクールアイドルの
  事がわかるのか?」

仙人「ふっ……」スッ

メイ「えっ?」

仙人「…………」サッサッサッサッスッスッスッ

四季「あれは……」

きな子「きな子達のダンスの動き!?」

メイ「なんでアイツが!?」
 
17: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 09:12:47.37 ID:quzmroKj
仙人「言ったでしょう。貴女達の練習を見てたって」

きな子「で、でも……きな子達は拙くてミスだらけのステップだったっす……」

四季「それを……私達以上に完璧に……」

仙人「あれだけ見れば何をやろうとしてたかくらい分かる……のじゃ」

メイ「す、すげぇ……」

きな子「さすが仙人っす……」

四季「……みんな。ここはスクールアイドル仙人に教えを乞おう」

メイ「そうだな。どうせこの短期間で先輩達に追いつけるかどうかは無理筋だったんだ。   ならあの人に賭けてみるのもアリかもな」

きな子「仙人! きな子たちにご指導をお願いするっす!」

仙人「ふふ……私の修行は厳しいぞ。ついてこれるか……じゃ?」

三人「はいっ!!!」

夏美(なんだか分からないですけど……これは熱い展開になってきましたの! マニー
  の予感ですの~)
 
18: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 09:17:39.97 ID:quzmroKj
メイ「……で、修行が始まるワケだが……」

きな子「仙人……この格好はいったい……」

仙人「ラブライブ優勝を目指す為の特別修行の練習着じゃ」

きな子「特別修行の練習着って……この青地に胸から上だけ白いシャツがっすか?」

メイ「いやシャツそのものはともかく……この着方はなんなんだよ!」

四季「頭を出すところから顔だけ出してる……ちょっと窮屈」

メイ「窮屈とかそんな問題じゃ……」

仙人「その姿は山」

メイ「やま?」
 
19: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 09:26:29.66 ID:quzmroKj
仙人「それも日本一の山。富士山」

3人「富士山!?」

きな子「つまり……この格好は富士山のマネってことっすか?」

仙人「そう」

四季「なるほど。青い部分が中腹からふもと。白い部分が雪が積もった頂上をあらわ
  していると」

仙人「その通りじゃ」

メイ「いや、だからなんで富士山を……」

仙人「貴女達はラブライブ優勝を目指しているんでしょう?」

メイ「そ、そうだけど……」

仙人「ラブライブ優勝……つまりスクールアイドルの日本一。スクールアイドルの頂点」

仙人「富士山は日本一の山。その頂点も日本一」

きな子「な、なるほど……つまりスクールアイドルの頂点を目指すきな子達はまず形から
   入るべきって事なんすね」

四季「すごい……完璧な理論」

メイ「どこがだよ!!!」
 
22: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 09:48:42.99 ID:quzmroKj
夏美「なんでも良いですけど……なんで私もこの格好をさせられてるんですの? これ
  じゃあ上手く撮影が……」

仙人「撮影なんてしなくていい」

夏美「えぇ?」

仙人「撮影なんてしちゃダメ。万が一お店をサボってこんな所でこんな事してるのが姉様にばれたらきっとものす
   ごく怒られる」

夏美「なんですのそれは!?」

きな子「仙人……お姉さんがいるんっすね」

メイ「てか仙人、お店とかやってんだ」

夏美「そんな勝手な事いわれましても! 私は仕事が! マニーが!」

仙人「うるさい!」バシッ

夏美「ナッツ!? 痛いですの!」

仙人「つべこべ言わずにお前も修行をするのじゃ!」バシッバシッ

夏美「痛っ……杖で叩くのはヤメ……あっ腰に当たって……ちょっと痛気持ちいいですの」
 
24: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 10:00:41.41 ID:quzmroKj
メイ「そ、それで……私達はこれから何をすればいいんだ?」

仙人「うむ……貴女達には色々足りない物があるけど、中でも決定的に足りない物がある」

きな子「決定的に足りない物……なんっすかね? 体力とか?」

四季「ダンス力とか……」

メイ「歌唱力じゃねえか?」

仙人「違う。どれも全然違う」

メイ「え……じゃあ何が……」

仙人「ダンスナウ」

メイ「へ?」

仙人「貴女達にはダンスナウが足りない」

きなメイ四季「ダ、ダンスナウ?」
 
25: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 10:03:53.20 ID:quzmroKj
仙人「そこの貴女」

夏美「へ? 私ですの?」

仙人「ダンスナウって言ってみて」

夏美「ダンスナウ……ですの?」

仙人「ですのは要らない。ダンスナウ」

夏美「だ、ダンスナウ……」

仙人「もっと大きな声で! ダンスナウっ!」

夏美「ダンスナウっ!」

仙人「まだまだ声が小さい! ダンスナウっ!!!」バシッ!

夏美「い、痛いですの! ダンスナウっ! ダンスナウっ!」
 
26: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 10:10:20.44 ID:quzmroKj
ーーー
ーーーーー
ーーーーーーー

夏美「も"っ……も"う"ダメ"でずの"……の"どが……ごえ"がでま"ぜん"の"……」パタリ

きな子「ひいぃ……夏美ちゃん大丈夫っすかぁ……」

仙人「ふん、まあいいだろう。次は貴女」

きな子「ひぃ!? きな子っすか!?」

仙人「お腹に力を入れて。ダンスナウっ!!!」

きな子「だ、ダンスナウっす!」

仙人「っすは要らない! ダンスナウじゃ!」

きな子「ダンスナウじゃ!」

仙人「じゃは要らない! ダンスナウ!」

きな子「理不尽っす~! ダンスナウっ! ダンスナウっ!」
 
32: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 11:58:33.21 ID:quzmroKj
ーーー
ーーーーー
ーーーーーーー

メイ「はぁ……はぁ……」

仙人「よし。もういいだろう」

きな子「メイちゃん! 大丈夫っすか!?」

メイ「あぁ……なんとかな……」

仙人「お前達ふたりはなかなか筋が良かったな。さて次は……」

四季「…………」

メイ(まずい……四季が大声出すとこなんて見た事ないし……これはかなり苦戦するは
  ずだぞ)
 
33: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 12:06:41.10 ID:quzmroKj
仙人「じゃあ次は……」

四季「…………」コクッ

メイ「待ってくれ仙人! そいつは……」

四季「メイ。大丈夫」

メイ「四季……お前……」

四季「私もラブライブを目指す者。覚悟は出来てる」

メイ「四季……わかったよ。お前を信じる」

四季「…………」コクッ

仙人「さあ、それじゃあ貴女も言ってみて。ダンスナゥ!」

四季「……すぅ」

四季「????? ???」

仙人「!!?」
 
34: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 12:20:58.48 ID:quzmroKj
仙人「も、もう一度言ってみて」

四季「????? ???」

仙人「!!……も、もう一度……」

四季「????? ???.????? ???」

仙人「……っ……」

きな子「せ、仙人……?」

仙人「見事だ……もう貴女に教える事は何もない」

メイ「なんでだよ!? 発音良ければいいのかよ!!?」
 
36: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 12:29:53.99 ID:quzmroKj
仙人「お前ならきっと日本一のスクールアイドルになれるはずじゃ」

四季「師匠……」

仙人・四季「ひしっ」ダキッ  

きな子「うぅ……美しい師弟愛っす……」ウルウル

メイ「いやいやいやおかしいだろ!? もっと他にやる事あるだろ!?」

仙人「そ、そんな事言われても……じゃ、じゃあ>>37でもする?」
 
37: (光) 2022/08/21(日) 12:40:22.73 ID:s2p2EPcz
人生ゲーム
 
38: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 13:04:20.33 ID:quzmroKj
ー数日後ー

かのん「うーん、心配になってやっぱり私も北海道にきちゃった」

かのん「久しぶりだけどみんな元気にしてるかなぁ」

かのん「もしかしたら見違えるほど成長してるかも!」

かのん「たしかこの山で特訓をしてるって言ってたはずだけどどこに……」

かのん「あ、あっちから人の声が聞こえる。きな子ちゃん達かも!」



かのん「あ、やっぱりみんなだ! おーい……ってアレ?」



きな子「結婚マスっすね。じゃあルーレットを回して……やったっす! ご祝儀$5.000
   っすよ!」

四季「おめでとうきな子ちゃん」

メイ「ちぇーなんだよ。ほらよ、ご祝儀」

きな子「ありがとうっす! ありがとうっす!」




かのん「……なにやってんだアイツら」
 
39: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 13:11:11.92 ID:quzmroKj
夏美「今度はわたしの番ですのね! よーし……1、2、3、4、5……ナッツ!!?」

四季「あ、交通事故」

きな子「夏美ちゃん、自動車保険は……」

夏美「は、入ってないですの……」

メイ「ギャハハ! バッカじゃねーのwww」

四季「ご愁傷様」

夏美「マニーが……夏美のマニーがぁ……」

仙人「ふふふ。みんなで遊ぶのは楽しい」




かのん「…………」

かのん「やっぱりラブライブはあの子達抜きで行こう」


おしまい
 
40: (もんじゃ) 2022/08/21(日) 13:12:02.28 ID:quzmroKj
第6話のネタバレしてすまんな
【SS】きな子「スクールアイドル仙人!!?」【ラブライブ!スーパースター!!】

 
41: (もなむす) 2022/08/21(日) 13:27:18.73 ID:JQcqbEXE

 
42: (茸) 2022/08/21(日) 13:29:40.14 ID:lLvV9bwR
面白かったw
 
43: (SB-Android) 2022/08/21(日) 14:46:25.61 ID:xZMv0bRh
り…仙人が楽しそうでよかった
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1661027088/

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