【SS】ダイヤ「私は断然"ようちか"ですわぁ！」【ラブライブ！サンシャイン!!】

ダイヤ「幼馴染みで恋人！キュートですわあ～＾」

果南「何言ってんのダイヤ！"ちかりこ"に決まってるでしょ！」

鞠莉「ｵｰﾏｲｶﾞｯ！二人が"ようりこ"の良さもわからないフールだったなんて！」

ダイヤ・果南・鞠莉「ぐぬぬ～」

果南「"ちかりこ"はねぇ！壁クイまでする仲なの！」

鞠莉「"ようりこ"のちかっちを優しく見守る良さがわかんないかな～」

ダイヤ「……良いでしょう！そこまで言うなら教えて差し上げますわ！」

ダイヤ「"ようちか"の尊さを！」
　

～～～～～～～～～～～～

千歌「よーちゃーん♡この衣装すっごくかわいいよ、ありがとー♡」ｷﾞｭｰ

曜「は、恥ずかしいよちかちゃん！///この、お返しだー！」ｷﾞｭｰ

千歌「おお！？今日のよーちゃんは積極的だねぇ」ﾎｯﾍﾟｽﾘｽﾘ

曜「…///」ﾌﾟｼｭｰ

曜「……はぁ……ちかちゃんってさぁ、全然私で照れてくれないよね？」

千歌「う～ん…」

千歌「ずっと一緒にいるせいかなぁ？何されても動じない気がするよ」

曜「何しても？」

千歌「うん」
　

曜「……じゃあ、押し倒しちゃってもいいんだ？」ﾄﾞﾝ

千歌「う、うん…大丈夫…」ﾊﾟﾀﾘ

曜「ちかちゃん……唇やわらかい…」ｽﾘｽﾘ

千歌「よ、よゆーだよ…うん…」

曜「じゃあ次何するかわかるよね…？」ｸﾞｸﾞｯ

千歌「え、えぇっ！？嘘でしょ！？///ちょっと待って！///まだ心の準備が！///」

千歌「……………///」ﾒﾂﾑﾘ

曜「………」

千歌「…//」

千歌「…？」ﾊﾟﾁﾘ

曜「ふっ、ふふふ、あははは！目つむってる！やーい照れてた照れてた！ぐぇ！！」ﾄﾞｺﾞｯ

千歌「このこの！乙女心を弄んで！もう許さないんだからー！///」

～～～～～～～～～～～～
　

ダイヤ「というところを見ましたの！！！」

鞠莉「ｵｰﾏｲｶﾞｯｵｰﾏｲｶﾞｯ！何故曜はそこでいかないの！？」

果南「友情の延長線上にあるからこそ、素晴らしいんだね」

ダイヤ「その通りですわ！会ってすぐなら案外恋愛へは発展しやすいもの！」

ダイヤ「しかし！幼馴染みはなかなかそれを超えられない！こっ恥ずかしいからですわ！」

ダイヤ「それでも関係性はほとんど恋人！ああ～＾最高ですわあ～＾」

果南「確かに素晴らしいね……」

果南「でも、"ちかりこ"だって最高なんだよ」
　

～～～～～～～～～～～～

千歌「梨子ちゃんの髪ってとっても綺麗だね～♡」ｻﾜｻﾜ

梨子「ちょっと、恥ずかしいってば！///」

千歌「羨ましいなぁ……私なんか、ほんと普通だし…」

梨子「……千歌ちゃんの方が…」

千歌「ほぇ？」

梨子「千歌ちゃんの方が、可愛いよ！///」

千歌「へぇっ！？///そ、そんなことないよ！///」

梨子「そのおっきな目も、綺麗なオレンジ色の髪も、とってもかわいい！///」
　

千歌「ほ、誉めすぎだよ！！///梨子ちゃんだって、そんな女の子っぽい雰囲気でさぁ！///」

梨子「私なんか地味なだけだよ！」

梨子「千歌ちゃんの皆に好かれる明るい性格もとっても素敵だもん！///」

千歌「い、いや梨子ちゃんの方がかわいいよ！///」

梨子「千歌ちゃんの方がかわいい！///」

梨子「私も、千歌ちゃんみたいになりたいなって、思ってるの！///」

千歌「えっ…///」

梨子「…///」

千歌「あ、ありがとうね…///」

梨子「うん…///」

～～～～～～～～～～～～
　

鞠莉「完全にバカップルじゃないの！」

ダイヤ「無邪気×シャイって本当に良いものですねぇ」

果南「それに、千歌は自分を卑下するところがあるからね」

果実「同じように挫折を味わった梨子ちゃんの誉め言葉は、胸に響きやすいんだよ」

果南「そして明るい千歌に梨子ちゃんも救われる。あ～＾最高すぎる～＾」

鞠莉「二人とも流石ね……」

鞠莉「でも、"ようりこ"の素晴らしさも教えてあげないとね」
　

～～～～～～～～～～～～

曜「りーこちゃん♡何してるの？」

梨子「へ？ほ、本の整理だよ？何も怪しくないよ？」

曜「えぇ…すっごく怪しいんだけど……ん？何か床に落ちてる」ﾋｮｲ

梨子「キャーーーーァァァァァァ！！？！！！？！！！！！？」

曜「壁クイかぁ、そういえば好きなんだったね？」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

梨子「ちちち違うの！！親戚の親戚(？)が東京のお土産にね！？欲しいって言うから！！！」ﾜﾀﾜﾀ

ﾄﾞﾝｯ!

曜「何も違わない、でしょ？」

梨子「！///」
　

曜「好きなんでしょ？」

梨子「……はい///」

曜「じゃあ好きって言ってよ」

梨子「す、好きです！///」

曜「大好きって言って」

梨子「……は、恥ずかしいよぅ…///」

曜「聞きたいな…梨子の口から…」ﾎﾞｿｯ

梨子「だ、大好き！///これでいいでしょ！もうこれで終わり！///」ﾄﾞﾝｯ

曜「うわっとと、ごめんね、調子乗りすぎちゃった」ﾊﾊ

曜「もうやらないから、許して？」

梨子「…」

梨子「や、やっぱり、またやってほしいかも…///」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

～～～～～～～～～～～～
　

ダイヤ「なんてこと……なんてことですの……！」

果南「イケメン×乙女とか最高過ぎるよね」

鞠莉「はぁ、やっとわかってくれた？クールな曜がキュートな梨子をリードする良さが」

鞠莉「王道こそ真理なのよ。これだけじゃなく、繊細な曜を慰める梨子もアリよね」

鞠莉「ほんとこいつら可愛いよね！オーマイガ～＾」

果南「…一理あるね」

ダイヤ「…ですわね」
　

鞠莉「ねぇ二人とも、もう辞めよう…」

鞠莉「前みたいに、カプ論争で喧嘩して2年間も二人と離ればなれになるのは嫌なの…」ｸﾞｽｯ

果南「そうだね…」

ダイヤ「みんな百合でみんな良い、要するに…」

鞠莉果南ダイヤ「やっぱり、"ようちかりこ"なんだよねぇ(ですわよねぇ)！」

鞠莉「行きましょう！」

果南「私達の！」

ダイヤ「花園（2年生の教室）へ！」ﾀﾀｯ!
　

ｶﾞﾗﾗﾗｯ

千歌「はぁー呆れた！"よしまる"の良さが分からないなんて！」

曜「ちかちゃん、幼馴染みとして情けないよ……"ルビまる"に決まってるでしょ！辞めたら？この仕事（後輩百合語り）」

梨子「いや！"よしルビ"でしょ！この分からず屋！！」

鞠莉果南ダイヤ「……」

ｶﾞﾗﾗﾗ　ﾋﾟｼｬｯ


おわり