【SS】きな子「かのん先輩って～……なんでいっつも内股なんすか？」かのん（へっ！！？）【ラブライブ！スーパースター!!】

きな子「かのん先輩って、座ってる時も立っている時も、両膝くっつけてること多いっすよね？」

かのん「そ、そうかな……？」

きな子「はいっす」

かのん（えぇぇ！！？）

夏美「夏美も気になってたんですの」

かのん（えぇ～！！？）

なつきな「……」

かのん「い、いや、それは……////」

かのん（ど、どうしよ。可愛い子ぶるためにみんなの前わざとそう振舞ってたなんて、い、言えな……）

千砂都「私に任せて！解説してあげる！」

かのん「ちぃちゃん！！？」
　

千砂都「あのねあのね！女の子に内股気味の子が多いのはね！男女間の骨格の差に理由があって！」

四季「女性は男性に比べ出産のために骨盤が大きい。股関節が広くなることで大腿骨が内を向くようになり、この結果として膝が内向きになると言われている」

四季「また、この姿勢は女性特有の大きな骨盤を支えるのにも適している。だからかのん先輩は、内股」

千砂都「ぶー。私が先に言おうとしてたのにー」

きな子「こつばん……って何っすか？？」

四季「お尻のこと」

きな子「あぁ～！なるほど～！つまりまとめると、かのん先輩はお尻が大きいってことっすね！」

かのん（へっ！！？/////）

きな子「かのん先輩は、お尻が大きいってことっすね！」

かのん「に、二回も言わなくっていいからーっ！！/////」
　

かのん「ちちち違うよ、きな子ちゃん！！別にお尻が大きいからそういう姿勢になってるわけじゃ！！/////」ｱﾀﾌﾀ

きな子「でもきな子北海道にいる時に聞いたことがあるっす！楽器やってる人は統計的に他に人に比べてお尻が大きくなりがちだ～って！」

かのん（うぇぇぇ！！？////）

千砂都「ふ～ん……やっぱり」ﾁﾗｯ

恋「って私の方を見ないで下さいーっ！！私のお尻は正常ですっ！！////」

千砂都「そしてメイちゃんも……」ﾁﾗﾘ

メイ「なっ！？////」

四季「メイは大丈夫。大きく育ちすぎないように、私が時々揉みしだいてる」

メイ「も、揉みしだくとか言うなぁ！！/////」

かのん「へ、偏見だよ！きな子ちゃん。そういう偏見良くないよ？」

きな子「でもネットにはそう書いてあったっす」

可可「ということはやはりかのんのお尻はデカいのデスね」

かのん「デカいとか言わないで！！私は普通っ！！普通だもんっ！！/////」
　

かのん「というか私がお尻が大きいっていう風潮今すぐやめて！！勝手にそういう事にしないでよ！！/////」

可可「でしたらみんなで実際に測ってみマスか？」

かのん「うっ。そ、それはいいや……/////」

かのん（昨日ケーキいっぱい食べたばっかりだし……）

すみれ「じゃあやっぱりかのんのお尻は大きいってことじゃない」

かのん「すみれちゃんだけには言われたくないっ！！////」

すみれ「はぁ？」

かのん「～～～っ……！！////って言うか内股だからって勝手にお尻が大きいって結論付けるのやめて！！何の証拠にもなってないじゃん！！」

夏美「確かに。言われてみれば少々話がおかしいんですの」

可可「あぇ……？」
　

夏美「もしお尻の大きさと内股具合に生物学的な因果関係があるとすれば、万国共通で内股の人が一定数いないとおかしいですの。ですが夏美は外国人で内股の人を一度も見たことがありませんの」

可可「ほぇ……確かに。言われてみれば可可の国にはかのんみたいな人はあまりいマセン」

かのん「ほ、ほーらやっぱり！！夏美ちゃんの言う通りじゃん！！絶対お尻の大きさなんかとは関係ないって！！////」

可可「むぅ……」

かのん「内股は私の癖なのっ！！ねっ！！ねっ！！？」

メイ「おぉ～。たまには夏美も正しいことを言うじゃね～か」

夏美「一言余計ですの」

四季「だったら、なんでかのん先輩は、内股に？」

千砂都「ん～……」

かのん「だ、だからっ！！ただの癖なんだってば

きな子「あ！もしかしてぶりっ子ってやつっすか！？」

かのん（うげっ！？）
　

かのん「っ……////」

可可「ぶりっこ……？」

きな子「はいっす！力がないフリや女の子っぽい仕草をして、自分の可愛さをアピールする人のことっす！」

可可「つまり、かのんはわざと女の子らしい仕草をすることで、自分の可愛さをアピールしていると」

きな子「そういうことっす！」

可可「ふーん。なるほどデス」

かのん「ち、違うよ！！？きな子ちゃんも、そういう決めつけ良くないよ？」

四季「でも。前にかのん先輩と二人っきりになった時」

かのん「四季ちゃん！！？」

四季「かのん先輩、部室で……」

………
……
…
　

かのん『～♪』

四季『……こんにちは』

かのん『ふふふ～ん♪』

四季『……』

四季（かのん先輩、一人だけ）

かのん『うっひょ～！』

四季『……？』

四季（何見てるんだろう。スマホ？）

かのん『いや～、私だけ人気者過ぎて困っちゃうね～！』

四季『？』

かのん『ずば抜けての3.7万再生だしなぁ～。二年生で次点の可可ちゃんが2.4万再生だし！』

四季（なるほど。この前撮ったスペシャル朗読動画）

かのん『恋ちゃんすみれちゃんには倍近い差をつけちゃってるし～』

かのん『くくっ。ちぃちゃんなんて、たったの1.9万再生……ww』ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ

四季（……）

かのん『くうぅぅ～♡♡みーんな私のこと大好きすぎでしょ～！あーあ、人気者ってつらいなぁ～♡♡♡』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

四季『……』
　

四季「……って言ってた」

かのん（四季ちゃん！！！？）

きな子「ほんとっすか？」

四季「うん」

かのん「し、四季ちゃんいたの！！？って言うか！！い、いたとしても、そういうことは、黙ってて欲しかっ……/////」

くぅちぃすみれん「…………」

かのん「え゛……」

くぅちぃすみれん「…………」

かのん「な、なあに……？/////」
　

すみれ「……どういうこと？」

恋「倍近い、差……」

可可「酷すぎマスったら酷すぎマス」

千砂都「ふ～ん………そうだったんだ」

かのん「み、みんな！！？違うよ！！？それはっ！！」

すみれ「違うの？」

恋「四季さんが、嘘をついているということですか？」

かのん「うっ。い、いや、そういうわけじゃないんだけど……/////」

千砂都「じゃあうやっぱりほんとだったんだ」

かのん「うぐっ！？」

千砂都「……」

かのん「……」

千砂都「ちぃちゃんは、たったの1.9万再生。たったの……」

かのん「うっ……」

千砂都「ふ～ん。『たったの』かぁ……」

かのん「うぅぅ～。もうやめてよぉ～。ちぃちゃ～ん……」

千砂都「……」
　

千砂都「むぅ………かのんちゃんって昔からそういうところあるよね」

かのん「な、なに急に！？」

千砂都「自分が一番可愛いって思ってるところ」

かのん「うぇぇぇ！！！？/////」

千砂都「そうだよね～。ライブ中になぜか『私のこと好きな人～！』とか聞きだすくらいだもんね～」

かのん「そ、それは中の人が勝手にやってただけだよ～っ！！/////」

可可「でも、スクールアイドル始めたばかりの時は『人前で歌うのが恥ずかしい』と言っていたのに、今ではすっかりノリノリデス」

すみれ「人前に立つの苦手な設定はどこ行ったのよ」

千砂都「お化けが怖い設定もいつの間にか無くなったよね」

かのん「せ、設定じゃないもん！！人前苦手なのは事実だし！！/////」

恋「ではいい加減私たちにもセンター譲ってくださいっ。いっつもかのんさんが一番中心にいる気がしますっ」

かのん「そっ、それは………ダメっ。一応リーダーだし、こ、この中では私が一番可愛いし………/////」

くぅちぃすみれん「…………」

かのん「……はっ！？////」
　

くぅちぃすみれん「…………」

かのん「い、今のは～、その～……」

千砂都「……ふ～ん」

かのん「うぐっ。ち、ちぃちゃ～ん。そんな目で見ないでよ～」

千砂都「……」
　

千砂都「……よし。じゃあ次のイベントはかのんちゃん抜きでやることにしよう」

かのん（なっ！！？）

恋「私も賛成です」

すみれ「そうね。かのんだけに人気をとられるわけにはいかないもの」

かのん「ちょちょちょ、ちょっと待ってよ！！どうしてそういうことになってるの！！？」

千砂都「かのんちゃんが酷いこと言うからだもん」

可可「可可たちのこと踏み台だと思ってただなんて知りませんデシタ」

恋「少しは反省してくださいっ」

すみれ「私たちの人気が追い付くまであなたは休みったら休みなの！」

かのん「そんなぁ～……」

くぅちぃすみれん「…………」
　

～そして　イベント当日～

メイ「でも……ほんとにリーダー不在で大丈夫なのかよ？」

千砂都「大丈夫だよ！だってかのんちゃんも隠れてついて来てるもん！」

メイ「はぁ？」

千砂都「ほら、あそこ見てみて！」

かのん「……」ｼﾞｰｯ

千砂都「ねっ？」

メイ（えぇ……）

可可「ですがそれだとかのんを懲らしめることができマセン」

千砂都「それも任せて！私に考えがあるの！」

可可「えっ？」

千砂都「可可ちゃん、ちょっと衣装貸して！」

可可「はいデス」

千砂都「いくよ～！」


千砂都「あ、あぁ～！どうしよ～！大変なことになっちゃった！」

かのん「！？」
　

千砂都「可可ちゃんに作ってってお願いした衣装、サイズ間違えちゃったよ～！」

かのん「……」

千砂都「ど、どうしよう……」

すみれ「どうするのよ」

千砂都「ん、ん～っと、身長がだいたい159cmくらいの子なら衣装ちゃーんと着られると思うんだけど～」

かのん「……」

千砂都「でもっ！この衣装特別なお洋服だから、とびっきりに可愛い子じゃないと似合わないの！」

かのん「！？」

かのん（かっ、可愛っ……////）

かのん「……」ｿﾜｿﾜｿﾜ
　

千砂都「ん～、例えばかのんちゃんくらいの可愛さを持つ～、可愛い女の子がたまたま目の前に現れてくれたら嬉しいんだけど～」

かのん「も～、しょうがないなぁ～！」ｽｯ

千砂都「かのんちゃん！？助けてくれるの！？」

かのん「うん！」

千砂都「わかった！じゃあ衣装よろしくね！はいっ！」

かのん「ありがと、ちぃちゃ……んっ！？」

かのん（え゛！！？/////）

千砂都「？」
　

かのん「ち、ちぃちゃん！！？衣装間違えてない！！？/////」

千砂都「間違えてないよ」

かのん「うぇぇぇ！！？////じゃあ……私がこれ着るってこと！！？」

千砂都「うん！」

かのん（えっ……）

かのん「……/////」

千砂都「どうしたの？」

かのん「うっ、や、やっぱり～、私今回は休みに～……」

すみれ「ダメよ」

かのん「ひっ！！？」
　

恋「かのんさん、嘘は良くないですよ。嘘は」

可可「かのんやるって言ったデスよね？」

かのん「そっ、それは……////」

かのん（うっ、うわぁぁぁぁぁ～……！！）

千砂都「……かのんちゃん？」

かのん「ひいっ！！？/////」

千砂都「かのんちゃん私よりも可愛いからっ！ちゃんと衣装、着よっ？」ﾆｺｯ♪

かのん「う、うぃっすー……////」
　

＊＊＊

かのん「……////」

かのん（うっ、うぅぅぅ……////）

ｼｰﾝ…

かのん（……////）

かのん「え、えっと……」

かのん「っ………か、かのぴょんだ、ぴょんっ/////」

かのん（……////）

ｼｰﾝ…

かのん（うっ、わぁぁぁぁぁ～……！！！！？//////）

園児Ａ「うさぎー。変なうさぎー」

園児Ｂ「気持ちわるーい」

園児Ｃ「お尻おっきー」

かのん「っ……！！/////」

かのん（ってなんで幼稚園でバニーガールの格好なんてさせられてるの～っ！！！/////）
　

かのん「ち、ちぃちゃんっ！！！/////」

千砂都「なあに？」

かのん「なんで私こんな目に遭わされてるのーっ！！！////」

千砂都「アニマルセラピーのバイトだよ」

かのん「は、はぁぁ！！？/////」

千砂都「雨続きでお外に出られない園児たちのために動物と触れ合わせて欲しいってお願いされたから、代わりにかのんちゃんを連れて来たの！」

かのん「な、なんで～っ！！そんなのマンマルにでもやらせたらよかったじゃ～ん！！/////」

千砂都「そんなのダメに決まってるよ。マンマルは私のものだもん」

かのん「ひ、酷いっ！！マンマルより扱い雑なんて酷い～っ！！////」

園児C「ねーね。お尻がおっきなおねーさーん」ｸﾞｲｸﾞｲ

かのん「お、お尻おっきいとか言わないでぇ！！/////」ｳﾙｳﾙ

園児A「すっげー！お尻のところぶよぶよしてるー！」

かのん「ひぃぃ！！？お尻の生地も引っ張らないでぇ！！破けちゃったら大変なことになるからぁ～！！////」

かのん（て言うか絶対バニーガールの格好なんてする必要なかったじゃーん！！普通に制服のままで良かったじゃ～ん！！！/////）
　

かのん「うぅぅぅぅ………////」

かのん（いやぁ～っ。こんなのもはや罰ゲームじゃん……わ、私が恥ずかしい思いさせられてるだけだよ～っ！！！/////）

千砂都「良かったね、かのんちゃん！」

かのん「はへっ！！？////」

千砂都「可愛いかのんちゃんをみんなに見てもらえて！私も嬉しいっ！」

かのん「うぅぅぅ………////」

千砂都「これでかのんちゃんの動画の再生数も爆上がりすること間違いなしだね！」

かのん「っ……！！////」

かのん（ち、ちぃちゃん！！絶対わざと言ってる～っ！！/////）

かのん「むぅぅぅぅ～っ！！！////」

千砂都「どうしたの？」

かのん「ちぃちゃん絶対私で遊んでるでしょ！！////」

千砂都「えっ？」
　

かのん「ちぃちゃん私にわざと恥ずかしいことさせて内心面白がってるも～んっ！！////」

千砂都「そんなことないよ？グループで一番可愛いかのんちゃんにしか出来ないお仕事をやってもらってるだけだよ？」

すみれ「かのんがセンターに立ちたいって言うからでしょ」

可可「適材適所と言うものデス」

恋「自業自得ですよ、かのんんさん」

かのん（なんで！！？なんでみんなこんなに冷たいの～っ！！！？/////）

千砂都「だから『たったの』1.9万再生だって言われたことなんて、ぜ～んぜん根に持ってなんかないよ！全然！」ﾆｺｯ♪

かのん（しかもちぃちゃんめちゃくちゃ怒ってるし～！！！//////）

千砂都「だからもうひと踏ん張り！え　ちなバニーガール頑張ろっ！ねっ？」

園児Ａ「あそぼあそぼー！」

園児Ｂ「お尻のおっきいお姉さん、あそぼー！」

園児Ｃ「お尻のひとー！」

かのん「うっ、うぅぅぅ～っ！！/////」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

かのん（あーもうっ！！ぶりっ子なんて懲り懲りだよ～！！！//////）ｳﾙｳﾙ
　

終わりです。なんだかんだお尻が大きなかのんちゃんでした
　

これはケツでかのん


















　

かのれん工ッッッッッッ


　

ほーん、ええやん
　

このかのんちゃんからはふええ内の波動を感じる乙