1: (秋) 2019/01/13(日) 11:41:08.04 ID:xJNVJNUH
曜「無理だから!」
善子「いいから、さっさと告ってくればいいでしょ。すきですの四文字よ」
曜「それが無理だって言ってるの!そんなんだから数学出来ないんだよ!」
善子「数学関係ないでしょ!!!」
花丸「まーた、やってるずら」
ルビィ「曜ちゃんの千歌ちゃん告白大作戦も上手くいかないね」
梨子「そろそろ千歌ちゃん来るから、私たち捌けないと」
曜「えっ嘘!…こ、心の準備が……っごめん!!!」ダッ
ルビィ「あ、逃げた」
善子「逃げてんじゃないわよーー!このヘタレヨーソロー!!!」
ルビィ「あ、追いかけた」
善子「いいから、さっさと告ってくればいいでしょ。すきですの四文字よ」
曜「それが無理だって言ってるの!そんなんだから数学出来ないんだよ!」
善子「数学関係ないでしょ!!!」
花丸「まーた、やってるずら」
ルビィ「曜ちゃんの千歌ちゃん告白大作戦も上手くいかないね」
梨子「そろそろ千歌ちゃん来るから、私たち捌けないと」
曜「えっ嘘!…こ、心の準備が……っごめん!!!」ダッ
ルビィ「あ、逃げた」
善子「逃げてんじゃないわよーー!このヘタレヨーソロー!!!」
ルビィ「あ、追いかけた」
2: (秋) 2019/01/13(日) 11:41:44.12 ID:xJNVJNUH
千歌「おはよー!!今日もいい天気だね!」ガラララ
梨子「千歌ちゃんもう四時よ。それに空は曇ってる」
千歌「そう?それより、曜ちゃんと善子ちゃんが追いかけっこしてたけどどうしたの?」
梨子「くだらないことよ」
千歌「ふーん。まあいいや。千歌、着替えてくるね」
花丸「まるたちも着替えよう」
ルビィ「そうだね」
梨子「千歌ちゃんもう四時よ。それに空は曇ってる」
千歌「そう?それより、曜ちゃんと善子ちゃんが追いかけっこしてたけどどうしたの?」
梨子「くだらないことよ」
千歌「ふーん。まあいいや。千歌、着替えてくるね」
花丸「まるたちも着替えよう」
ルビィ「そうだね」
3: (秋) 2019/01/13(日) 11:42:21.30 ID:xJNVJNUH
-------------
千歌「だからね、千歌思ったんだよ。内浦のみかんも名前を変えたらもっと人気になるんじゃないかって」
花丸「例えば?」
千歌「いろいろ考えたんだけど、『シャイニー☆ストロングスター』なんてのはどうかな」
ルビィ「ないかな」
花丸「ないね」
千歌「えぇ!?」ガーン
千歌「だからね、千歌思ったんだよ。内浦のみかんも名前を変えたらもっと人気になるんじゃないかって」
花丸「例えば?」
千歌「いろいろ考えたんだけど、『シャイニー☆ストロングスター』なんてのはどうかな」
ルビィ「ないかな」
花丸「ないね」
千歌「えぇ!?」ガーン
4: (秋) 2019/01/13(日) 11:43:22.34 ID:xJNVJNUH
鞠莉「あら、まだみんな部室にいたの?」
ダイヤ「早く着替えて練習始めますわよ」
梨子「果南ちゃんは?」
鞠莉「善子と曜と追いかけっこしてるわ『持久力なら負けないよ!!』ってね…」
ダイヤ「何だか締まりませんわね…」
鞠莉「どーせ、曜のことで騒いでたんでしょう?」
ダイヤ「何の話ですか?」
鞠莉「ん~~ダイヤには縁のない話?」
ダイヤ「はあ?」
ダイヤ「早く着替えて練習始めますわよ」
梨子「果南ちゃんは?」
鞠莉「善子と曜と追いかけっこしてるわ『持久力なら負けないよ!!』ってね…」
ダイヤ「何だか締まりませんわね…」
鞠莉「どーせ、曜のことで騒いでたんでしょう?」
ダイヤ「何の話ですか?」
鞠莉「ん~~ダイヤには縁のない話?」
ダイヤ「はあ?」
5: (秋) 2019/01/13(日) 11:44:10.37 ID:xJNVJNUH
鞠莉「問題は、曜にどうやって勇気を持たせるのかよね」
梨子「うん、曜ちゃんは千歌ちゃんのことになるとどうしても…」
千歌「ねえねえ梨子ちゃん!梨子ちゃんも『シャイニー☆ストロングスター』いいと思うよね!?」
梨子「今、鞠莉ちゃんと大切な話してるから、ちょっと待ってて」
千歌「えー?みんなでみかんの名前考えるより大事なことなんてあるの?ないでしょ!」
梨子「みかんの名前なんてどうでもいいわよ!」
千歌「な、なにぃ!?そんなこと言う人はこっちから願い下げだもんね!」
梨子「願い下げていいから千歌ちゃんはダイヤさんとでも遊んでて!!!」
ダイヤ「とでも!?」
千歌「もーつれないなあ。そんなに私と曜ちゃんをくっつけたいなら千歌がキスでもしてこようか?」
みんな「…」
みんな「!!?!?」
梨子「……し、知ってたの…?」
千歌「もちろん」
梨子「よ、曜ちゃんが千歌ちゃんを好きってことも…?」
千歌「当然」コクリ
みんな「…は」
みんな「はやく言えぇぇぇえええええーーー!!!!!!!」
千歌「!!?」ビクッ
梨子「うん、曜ちゃんは千歌ちゃんのことになるとどうしても…」
千歌「ねえねえ梨子ちゃん!梨子ちゃんも『シャイニー☆ストロングスター』いいと思うよね!?」
梨子「今、鞠莉ちゃんと大切な話してるから、ちょっと待ってて」
千歌「えー?みんなでみかんの名前考えるより大事なことなんてあるの?ないでしょ!」
梨子「みかんの名前なんてどうでもいいわよ!」
千歌「な、なにぃ!?そんなこと言う人はこっちから願い下げだもんね!」
梨子「願い下げていいから千歌ちゃんはダイヤさんとでも遊んでて!!!」
ダイヤ「とでも!?」
千歌「もーつれないなあ。そんなに私と曜ちゃんをくっつけたいなら千歌がキスでもしてこようか?」
みんな「…」
みんな「!!?!?」
梨子「……し、知ってたの…?」
千歌「もちろん」
梨子「よ、曜ちゃんが千歌ちゃんを好きってことも…?」
千歌「当然」コクリ
みんな「…は」
みんな「はやく言えぇぇぇえええええーーー!!!!!!!」
千歌「!!?」ビクッ
18: (秋) 2019/01/13(日) 12:19:04.50 ID:xJNVJNUH
曜「はぁはぁはぁ…やっと逃げ切った…」
曜「果南ちゃんから逃げ切ったの生まれて初めてかもしれない…」
千歌「おーい!曜ちゃん!」
曜「!」ビクッ
曜「ち、千歌ちゃん…ど、どうしたの」
千歌「どうしたって、曜ちゃんが部活こないから探してたにきまってるじゃん」
曜「部活…そうか!部活だよね。あはは…」
千歌「あはは、変なよーちゃん」
千歌「あ、そうだ!曜ちゃんは『シャイニー☆ストロングスター』ってどう思う?」
曜「シャイ…?何の話かよく分からないけど、かっこいいんじゃないかな」
千歌「だよねえ!千歌が考えたみかんの名前なんだけどみんな相手にしてくれないんだよ!」
曜「あ、みかんの名前なの。だったらないかな」
千歌「えぇ!?」ガーン
曜「果南ちゃんから逃げ切ったの生まれて初めてかもしれない…」
千歌「おーい!曜ちゃん!」
曜「!」ビクッ
曜「ち、千歌ちゃん…ど、どうしたの」
千歌「どうしたって、曜ちゃんが部活こないから探してたにきまってるじゃん」
曜「部活…そうか!部活だよね。あはは…」
千歌「あはは、変なよーちゃん」
千歌「あ、そうだ!曜ちゃんは『シャイニー☆ストロングスター』ってどう思う?」
曜「シャイ…?何の話かよく分からないけど、かっこいいんじゃないかな」
千歌「だよねえ!千歌が考えたみかんの名前なんだけどみんな相手にしてくれないんだよ!」
曜「あ、みかんの名前なの。だったらないかな」
千歌「えぇ!?」ガーン
21: (秋) 2019/01/13(日) 12:27:52.81 ID:xJNVJNUH
ー物陰ー
梨子「あんなこと言ってたけど、千歌ちゃん本当にするつもりなのかな」
果南「千歌はやるときはやる子だからね」
善子「ちょっとマリー!押さないでよ狭いんだから」
ルビィ「皆静かにしないとバレちゃうよ…」
梨子「あんなこと言ってたけど、千歌ちゃん本当にするつもりなのかな」
果南「千歌はやるときはやる子だからね」
善子「ちょっとマリー!押さないでよ狭いんだから」
ルビィ「皆静かにしないとバレちゃうよ…」
22: (秋) 2019/01/13(日) 12:28:36.48 ID:xJNVJNUH
曜「いやだってシャイニー☆ストロングスターはないでしょ。」
梨子『ないわね』
※『』のセリフは物陰で言っている
曜「だって☆とスターって星が2つ付いてるもん。だから『シャイニー♡ストロングスター』の方がいいよ」
梨子『ちがーーーーーう!!!そこじゃなーーーい!!!』
千歌「あそっかぁ!曜ちゃんかしこーい!」
梨子『馬鹿だよ!!!』
梨子『ないわね』
※『』のセリフは物陰で言っている
曜「だって☆とスターって星が2つ付いてるもん。だから『シャイニー♡ストロングスター』の方がいいよ」
梨子『ちがーーーーーう!!!そこじゃなーーーい!!!』
千歌「あそっかぁ!曜ちゃんかしこーい!」
梨子『馬鹿だよ!!!』
30: (秋) 2019/01/13(日) 13:33:10.25 ID:xJNVJNUH
千歌「でも、名前変えただけじゃインパクト薄いと思うんだよね。内浦のみかんを世界に発信するには」
曜「あぁ。そういう話だったんだ」
曜「そうだなあ…ご利益グッズにしちゃうとかはどう?」
千歌「ごりやくグッズ?」
曜「例えば、正月のおせちとか、節分の恵方巻とか、合格祈願のキットカットとかもそうだよね」
曜「食べたら運気が上がるパワーフードとして売り出しちゃんだよ」
千歌「おぉ…それいいね。何の運が上がるようにしようかなあ」
曜「あぁ。そういう話だったんだ」
曜「そうだなあ…ご利益グッズにしちゃうとかはどう?」
千歌「ごりやくグッズ?」
曜「例えば、正月のおせちとか、節分の恵方巻とか、合格祈願のキットカットとかもそうだよね」
曜「食べたら運気が上がるパワーフードとして売り出しちゃんだよ」
千歌「おぉ…それいいね。何の運が上がるようにしようかなあ」
31: (秋) 2019/01/13(日) 13:33:47.37 ID:xJNVJNUH
千歌「そうだ!♡ってついてるんだから恋愛成就のみかんにしたらいいんじゃないかな!」
曜「うん。すっごくいいと思う!」
千歌「よーし!帰ったらみと姉としま姉に報告だ!曜ちゃんありがとう!」ニコッ
曜「どういたしまして」
千歌「お礼にみかんあげるよ!あ、ちょっと待って!」
千歌「…」ギュッ
曜「どうしたの?みかんを両手で包み込んで…」
千歌「はい!シャイニー♡ストロングスター!!」
千歌「曜ちゃんの恋愛が成就しますようにっていっぱいお祈りしたから、ちっちゃいけど効き目100%だよ!告白する前に食べてね!」
曜「告白…」
曜「うん。すっごくいいと思う!」
千歌「よーし!帰ったらみと姉としま姉に報告だ!曜ちゃんありがとう!」ニコッ
曜「どういたしまして」
千歌「お礼にみかんあげるよ!あ、ちょっと待って!」
千歌「…」ギュッ
曜「どうしたの?みかんを両手で包み込んで…」
千歌「はい!シャイニー♡ストロングスター!!」
千歌「曜ちゃんの恋愛が成就しますようにっていっぱいお祈りしたから、ちっちゃいけど効き目100%だよ!告白する前に食べてね!」
曜「告白…」
32: (秋) 2019/01/13(日) 13:34:26.97 ID:xJNVJNUH
曜「…!」
曜はみかんの皮をむいて一房口の中に入れた。
曜「千歌ちゃん、好きです!」
三、四房まとめて口の中に入れて、噛まずに飲み込む。
曜「この好きは友達としての好きじゃなくて、キスしたいとか、付き合いたいとかの好きです」
残りを全部口の中に入れて、これも殆ど噛まずに飲み込んだ。
曜「だから、私と付き合ってください」
千歌「…」
曜「…」チラッ
曜 (やっぱりだめか…)
チュッ
千歌「えへへ、キスしちゃった」
千歌「こんな千歌でよければよろしくおねがいします」
曜はみかんの皮をむいて一房口の中に入れた。
曜「千歌ちゃん、好きです!」
三、四房まとめて口の中に入れて、噛まずに飲み込む。
曜「この好きは友達としての好きじゃなくて、キスしたいとか、付き合いたいとかの好きです」
残りを全部口の中に入れて、これも殆ど噛まずに飲み込んだ。
曜「だから、私と付き合ってください」
千歌「…」
曜「…」チラッ
曜 (やっぱりだめか…)
チュッ
千歌「えへへ、キスしちゃった」
千歌「こんな千歌でよければよろしくおねがいします」
33: (秋) 2019/01/13(日) 13:35:03.45 ID:xJNVJNUH
曜「…!!?」
曜「あ、え、待ってキス…うそ、えっ?」
千歌「嘘じゃないよ。千歌と曜ちゃんはもう恋人さんです!」
曜「ほ、ほんと…や、やっt『『『やったあああぁぁぁぁ!!!!!』』』
ようちか「!!?」
曜「あ、え、待ってキス…うそ、えっ?」
千歌「嘘じゃないよ。千歌と曜ちゃんはもう恋人さんです!」
曜「ほ、ほんと…や、やっt『『『やったあああぁぁぁぁ!!!!!』』』
ようちか「!!?」
34: (秋) 2019/01/13(日) 13:35:43.15 ID:xJNVJNUH
善子「曜!やればできるじゃない!」
鞠莉「ちかっち策士ね~まさかみかんを利用して告白させるなんて」
梨子「曜ちゃん…おめでとう!!やっとやっと…!!!」
曜「みんな見てたの!!?」
ルビィ「もちろん!」
千歌「気づいてなかったの?」
曜「気づいてたの!?早く言ってよ!!!」
花丸「曜ちゃん赤くなってるずら」
曜「な、なってないよ!も、もう帰る!!」
ダイヤ「いいえ帰らせません。ほら、練習時間はとっくに始まってますわ!屋上に行きますわよ」
果南「よし! 屋上まで競争!負けた人は腹筋60回ね!」ダッ
「あっズルい!!!」「なにその微妙にきつい罰ゲーム!」「ジュースおごりとかでしょ普通!」
おしまい
鞠莉「ちかっち策士ね~まさかみかんを利用して告白させるなんて」
梨子「曜ちゃん…おめでとう!!やっとやっと…!!!」
曜「みんな見てたの!!?」
ルビィ「もちろん!」
千歌「気づいてなかったの?」
曜「気づいてたの!?早く言ってよ!!!」
花丸「曜ちゃん赤くなってるずら」
曜「な、なってないよ!も、もう帰る!!」
ダイヤ「いいえ帰らせません。ほら、練習時間はとっくに始まってますわ!屋上に行きますわよ」
果南「よし! 屋上まで競争!負けた人は腹筋60回ね!」ダッ
「あっズルい!!!」「なにその微妙にきつい罰ゲーム!」「ジュースおごりとかでしょ普通!」
おしまい
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1547347268/