【SS】SS販売機『好きなカップリングとキーワードを入力してね!』【ラブライブ!サンシャイン!!】

SS


1: 2018/03/02(金) 01:49:09.69 ID:NTe3XkmR
SS販売機『入力したキーワードをテーマにした短いSSが出てくるよ!』

【例】

ようりこ 学校

ダイマリ ファンタジー

よしルビ ツンデレ

ちかなん 海辺 せつない

りこまる 無銭飲食 仕方なかった

販売機『キーワードは最大3つまで入力出来るよ!自由に入力してね!』

※先着5名まで、返品は受け付けません。

2: 2018/03/02(金) 01:52:07.38 ID:yZyQYvCs
ダイえり
騎士団

3: 2018/03/02(金) 01:53:25.63 ID:nnjsJB2N
かなルビ 決闘

4: 2018/03/02(金) 01:54:20.63 ID:4rDsSYnh
ちかなん 爆発オチ

6: 2018/03/02(金) 01:56:36.20 ID:tyEQvkJu
にこぱな レスバトル

7: 2018/03/02(金) 01:57:11.27 ID:gT5AxqE2
ようちか 曜お姉ちゃん 妹千歌ちゃん

2: 2018/03/02(金) 01:52:07.38 ID:yZyQYvCs
ダイえり
騎士団

15: 2018/03/02(金) 02:06:57.74 ID:NTe3XkmR
>>2

題:ダイヤ「つっぱることが1つの勲章ですわ!

16: 2018/03/02(金) 02:10:57.94 ID:NTe3XkmR
ダイヤ「そう胸に信じて生きてきました……」

絵里「そう」

ダイヤ「泣きたくなるような時も頑張ってきたんです…」

絵里「そう」

ダイヤ「時の重さに流されそうになったときも歯をくいしばって生きてきたんです……」

絵里「……そう」

17: 2018/03/02(金) 02:13:44.82 ID:NTe3XkmR
ダイヤ「私ね……子供の頃に誓ったんです」

絵里「……」

ダイヤ「路地裏で星を見ながら……」

絵里「……」

ダイヤ「世間からつっぱって生きていこうと……」

絵里「……」

ダイヤ「自分らしく生きていこうと誓ったんです」

絵里「……そう」

18: 2018/03/02(金) 02:18:39.30 ID:NTe3XkmR
絵里「以上で供述調書は終わりでいい?」

ダイヤ「……はい」

絵里「じゃあ確認するわね」

ダイヤ「どうぞ」

絵里「私の家に忍び込んで下着を盗んだ理由は子供の頃、自分らしく生きていこうと誓ったから」

ダイヤ「そうです」

19: 2018/03/02(金) 02:24:01.88 ID:NTe3XkmR
絵里「それって子供の頃から私の下着をいつか盗みたいって、思ってたってこと?」

ダイヤ「そうです……時の重さに流されそうになったときも……」

絵里「容疑者は幼い頃から被害者に並々ならぬ執着を寄せていた」カキカキ

21: 2018/03/02(金) 02:29:33.40 ID:NTe3XkmR
絵里「どうやって私の家に侵入したんだっけ?」

ダイヤ「はい、私は絵里さんのお宅の氷のように冷たい壁を叩き壊して侵入しました」

絵里「その時、音に気付いて私の妹が起きたと思うんだけど」

ダイヤ「はい」

絵里「駆けつけてきた妹に貴方は何かしたんだっけ?」

ダイヤ「いいえ、してません」

絵里「そうなの?亜里沙」

亜里沙「嘘だよ!私、こいつにイタズラされたもん!」

23: 2018/03/02(金) 02:37:55.06 ID:NTe3XkmR
絵里「らしいんだけど?」

ダイヤ「寝ぼけてたんじゃないでしょうか」

絵里「そうなの?亜里沙?」

亜里沙「ううん!こいつね、私に赤トンボ見せてあげるとかいって下半身を露出してきたんだから」

絵里「貴方の下半身は赤トンボなの?」

ダイヤ「そんなわけありませんわ」

絵里「そうよね」

ダイヤ「やはり寝ぼけてたんですよ、亜里沙さんは」

絵里「そうなの?亜里沙?」

亜里沙「ううん!赤トンボだった!赤トンボだったもん!」

25: 2018/03/02(金) 02:39:53.25 ID:NTe3XkmR
絵里「らしいんだけど?」

ダイヤ「そんなわけありません、何なら今ここで見てみますか?」

絵里「遠慮しとくわ」

亜里沙「すごいんだから!お姉ちゃんも見て!」

絵里「その後、どうされたの?亜里沙?」

亜里沙「その後ね!赤トンボ捕まえてごらんって行って亜里沙の手を掴んでね!よくわかんない事された!」

絵里「なにしたの?」

ダイヤ「なにもしてませんわ!」

27: 2018/03/02(金) 02:45:45.48 ID:NTe3XkmR
亜里沙「あそこをくるくる指でなぞらされたんだから!」

絵里「あそこって?」

ダイヤ「知りませんわ」

亜里沙「あそこだよ!あそこ!ほら……なんて言うんだっけ……」

絵里「……」

亜里沙「あれだ!くりとりっ…!」

絵里「亜里沙!」バッ

亜里沙「っ!」

絵里「辛かったわね……もういいわ……」ギュッ……

亜里沙「お姉ちゃん!」

28: 2018/03/02(金) 02:53:08.65 ID:NTe3XkmR
絵里「よくも私の妹に変な事をしてくれたわね」

ダイヤ「してませんわ!」

絵里「貴方の妹にも同じ目に合わせてやりたいわ!」

ダイヤ「本当ですか?それ私は見れます?参加できます?」

亜里沙「いいね!同じ目に合わせてやろうよ!」

絵里「でも、優しい亜里沙はそんなこと望まないからやめてあげる」

ダイヤ「望んでますわ、亜里沙さん望んでます」

29: 2018/03/02(金) 02:57:52.82 ID:NTe3XkmR
絵里「罪は一人で背負うものよ、よって被告人ダイヤをアズカバン送りとするわ!」

亜里沙「やったー!」

ダイヤ「そんな!私、ウェントワース女子刑務所が良いです!」

絵里「連れていきなさい!」

ダイヤ「ウェントワースでガラの悪い絵里さんみたいな人に迫られたいです!」

絵里「これで安心ね亜里沙」

亜里沙「そうだね!」

ダイヤ「女子刑務所が良いです!なんとか……!なんとかぁっ……!」

30: 2018/03/02(金) 02:58:47.23 ID:NTe3XkmR

3: 2018/03/02(金) 01:53:25.63 ID:nnjsJB2N
かなルビ 決闘

31: 2018/03/02(金) 02:59:20.53 ID:NTe3XkmR
>>3
題:ルビィ「果南ちゃんに……お姉ちゃんは渡さない」

34: 2018/03/02(金) 03:11:44.70 ID:NTe3XkmR
ダイヤ「やめてください!二人とも!」

果南「ワタシ……ダイヤ……スキ!」

ルビィ「ルビィだって大好きだもん!」

ダイヤ「私のために争わないで!」

果南「ダイヤ……ワタシノモノ!」

ルビィ「違うもん!ルビィの物なんだから!」

ダイヤ「私は二人の物ですわ!」

果南「ナラ……オマエ……コワス!」

ルビィ「やってみてよ!」

35: 2018/03/02(金) 03:14:37.20 ID:NTe3XkmR
ダイヤ「や、やめてください!二人とも!」バッ

果南「ダイヤ!ナラ、オマエ……ドッチエラブ?」

ルビィ「ルビィだよね!お姉ちゃん!」

果南「ワタシダヨナ!」

ダイヤ「だから私は二人の物ですわ!」

果南「フタリノ?」

ルビィ「物?」

果南「ナラ、ハンブンコカ?」

ルビィ「もしそうなら上半身はルビィのだから!」

果南「ワタシ!ダイヤノカハンシンキョウミナイ!」

ルビィ「ルビィだってないもん!」

ダイヤ「えっ!」

果南「ヤッパリ、オマエコワス!」

ルビィ「こっちの台詞だもん!」

果南「イクゾ!」

ルビィ「ぅゅ!」

ダイヤ「戦いが始まってしまいましたわ……」

36: 2018/03/02(金) 03:19:05.93 ID:NTe3XkmR
果南「フンッ」シュッ

ルビィ「ぅゅ!」バシッ

ダイヤ「あっ!果南さんのパンチをルビィの鋼鉄の体が受け止めましたわ」

果南「クラエッ!」シュッ

ルビィ「当たらないもん!」バッ

ダイヤ「今度は蹴り……でもそれもルビィは体を2つに分離して避けました」

ルビィ「今度はこっちの番だよ」ガチャ

ダイヤ「ルビィが大きく口を開けました……あれはバズーカですね……」

ルビィ「くらえっ!」バンッ!

果南「ギッ!ギギギッ……」

ダイヤ「果南さんに直撃した!あんなの生身の人間である果南さんには致命傷です」

37: 2018/03/02(金) 03:24:09.35 ID:NTe3XkmR
果南「ダイヤ……ワタシノモノダッ!」

ルビィ「ルビィのものだもん!」

果南「オマエ!ショセン、ロボット!ダイヤトムスバレナイ!」

ルビィ「うるさい!人間風情が、止めをさしてやる!」

ダイヤ「もうやめてください!」バッ

果南「ガ……ガガ……ダイヤ?」

ルビィ「お、お姉ちゃん……」シュッ…ガチャ…

ダイヤ「私は二人の事が好きなんです……」グスッ

ダイヤ「どちらかなんて選べませんわ」

果南「ソレジャ……コマル」

ルビィ「そうだよ!お姉ちゃんは一人しかいないんだよ?」

ダイヤ「でも…私は……」

39: 2018/03/02(金) 03:34:03.29 ID:NTe3XkmR
鞠莉「お困りみたいね?ダイヤ」

ダイヤ「鞠莉さん!」

鞠莉「こんなときはマリーにお任せよ」

ダイヤ「どういうことです?」

鞠莉「ダイヤは一人しかいないから揉めてたんでしょ?」

果南「ソウダ!」

ルビィ「そうだよ!一人しかいないんだもん!」

鞠莉「なら新しく作れば良いのよ」

ダイヤ「えっ?」

鞠莉「ダイヤを作るのよ」

ダイヤ「私を?」

鞠莉「ちょうどね?私も貴方が欲しくて量産する計画をたててたの」

果南「ダイヤヲ……」

ルビィ「量産?」

鞠莉「もし、ダイヤが協力してくれるなら1週間後には二人にダイヤを提供してあげる」

果南「ワタシタチ、ダイヤ……クレルカ?」

鞠莉「えぇ!」

ルビィ「本当に?」

鞠莉「えぇ!」

果南「ヤッター」

ルビィ「わーい!」

41: 2018/03/02(金) 03:38:08.00 ID:NTe3XkmR
鞠莉「協力してくれるわよね?ダイヤ?」

ダイヤ「えぇ……」

果南「ヤッタ!ヤッタ!」ルンルン

ルビィ「うゆゆ♪」ウキウキ

ダイヤ「仕方ありませんね……」

42: 2018/03/02(金) 03:38:36.83 ID:NTe3XkmR
~1週間後~

果南「ダイヤ……ワタシスキ?」

ダイヤA「えぇ、好きですわ」

ルビィ「お姉ちゃん……ルビィの事……」モジモジ

ダイヤB「えぇ、好きですわ」

果南「ホントウカ?」

ダイヤA「えぇ、好きですわ」

ルビィ「本当に?嬉しい!」

ダイヤB「えぇ、好きですわ」

果南「ヤッター!」

ダイヤA「えぇ、好きですわ」

ルビィ「わーい!」

ダイヤB「えぇ、好きですわ」

43: 2018/03/02(金) 03:39:28.15 ID:NTe3XkmR
ダイヤA「えぇ、好きですわ」

ダイヤB「えぇ、好きですわ」

ダイヤA「えぇ、好きですわ」

ダイヤB「えぇ、好きですわ」

ダイヤA「えぇ、好きですわ」

ダイヤB「えぇ、好きですわ」

 

 

『えぇ、好きですわ』 ?
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)

44: 2018/03/02(金) 03:41:46.75 ID:NTe3XkmR
鞠莉「やっぱりダイヤは生身じゃないとね……」

ダイヤ「んっーー!んっー!」

鞠莉「やっと手に入れた……」

ダイヤ「んんっ!」ジタバタ

鞠莉「私が一番欲しいもの……」

ダイヤ「んっーー!」バタバタ

鞠莉「ずっと……はなさないからね?」

ダイヤ「んんっ!んっーー!!」

鞠莉「私の物?」

45: 2018/03/02(金) 03:42:23.80 ID:NTe3XkmR

4: 2018/03/02(金) 01:54:20.63 ID:4rDsSYnh
ちかなん 爆発オチ

46: 2018/03/02(金) 03:43:11.36 ID:NTe3XkmR
>>4
題:果南「千歌…風が気持ちいいね」

48: 2018/03/02(金) 03:57:10.74 ID:NTe3XkmR
千歌「うん……」

眠そうに頷きながら千歌は私の肩にもたれかかってくる。

果南「眠い?」

千歌「ううん……まだ…へーき」

果南「そう?」

千歌「うん……」

果南「そっか」

49: 2018/03/02(金) 03:57:48.75 ID:NTe3XkmR
果南「……」

優しい風がふいている。

その風はまるで私と千歌を撫でるみたいで……

果南「ふわぁ……」

心地よくて眠くなっちゃった。

50: 2018/03/02(金) 04:00:02.24 ID:NTe3XkmR
千歌「ねぇ……果南ちゃん……」

果南「ん~?」

千歌「子供の頃にさ……覚えてる?」

果南「何を?」

千歌「森で迷子になったとき」

果南「あー……あったね」

千歌「あの時もさ……こんな感じじゃなかった?」

果南「……そういえば…」

言われて思い出す、あの時もこんな風に二人で座り込んでたっけ。
真っ暗な森の真ん中で……

51: 2018/03/02(金) 04:01:54.34 ID:NTe3XkmR
果南「…そうだね」

千歌「でしょ?」

果南「はは、あの時は不安だったなぁ~」

千歌「えー果南ちゃんが?」

果南「なにそれぇ?私だって不安になるときくらいあるよ」

千歌「ふーん?」

信じてなさそうな顔してる……

果南「もう!」フイッ

千歌のバカ……

千歌「えへへ、ごめんごめん」

52: 2018/03/02(金) 04:02:47.62 ID:NTe3XkmR
千歌「千歌はね……不安じゃなかったよ?」

果南「…………なんで?」

千歌「それはね……」

千歌が抱きついてくる。

千歌「今と同じ理由……」

果南「……千歌」

千歌「えへへ……」

53: 2018/03/02(金) 04:09:09.37 ID:NTe3XkmR
果南「……怖くない?」

千歌「怖くないよ」

果南「今ならまだ…戻れるよ…」

千歌「……」

果南「今なら……まだ……」

千歌「果南ちゃん……」チュッ…

果南「っ!」

千歌の唇……柔らかい……

千歌「ずっと……一緒だよ」

果南「……千歌」

54: 2018/03/02(金) 04:12:27.20 ID:NTe3XkmR
千歌「あの世って本当にあるのかな」

果南「さぁ……どうだろ……」

千歌「あったら…千歌達は、地獄に落ちるのかなぁ」

果南「……かもね」

千歌「……じゃあ、ないほうが良いね」

果南「……」

千歌「あの世なんてなくて……」

千歌「果南ちゃんと一緒にいる瞬間で……」

千歌「プツリ…と消えてしまえるなら」

千歌「それが……いい……」

千歌「それがいいよ」

果南「……」

55: 2018/03/02(金) 04:15:03.91 ID:NTe3XkmR
千歌「果南ちゃん……」

果南「ん?」

千歌「戻りたい?」

果南「……」

千歌「果南ちゃんが戻りたいなら……いいよ……」

果南「……千歌」

千歌「千歌はここで……独りで……」

果南「バカ……」ペシッ

千歌「いたっ……」 

果南「私達……ずっと一緒でしょ?」

千歌「……果南ちゃん」

56: 2018/03/02(金) 04:20:07.84 ID:NTe3XkmR
果南「……」

千歌「……」

果南「そろそろ…」

千歌「…うん」

果南「いこっか?」

千歌「……うん」

果南「……」カチッ

導火線に……火をつける。

57: 2018/03/02(金) 04:21:59.50 ID:NTe3XkmR
千歌「……」

火がゆっくりと導火線を登っていく……

果南「……」

ゆっくりと……でも確実に……登っていく。

千歌「ねぇ……」

果南「うん?」

千歌「痛いのかな?」

果南「あぁ~どうだろ……」

58: 2018/03/02(金) 04:23:28.96 ID:NTe3XkmR
千歌「痛かったら嫌だなぁ」

果南「でも一瞬だよ」

千歌「本当に?」

果南「たぶん本当」

千歌「もう……適当だなぁ」

果南「嘘だったら殴っていいよ」

千歌「嘘だったら殴れないじゃん」

果南「ふふ、そっか」

千歌「そうだよ」

59: 2018/03/02(金) 04:27:52.64 ID:NTe3XkmR
もうすぐ爆弾に引火する……

何か言い残したことあったかな……

千歌「……果南ちゃん」ギュッ…

果南「……千歌」

千歌「ずっと一緒だよ?」

果南「うん……ずっと一緒だよ」

言い残したこと……ないや……

ただ、千歌と入られればそれだけで満足だもん……

60: 2018/03/02(金) 04:28:57.78 ID:NTe3XkmR
果南「千歌……」

千歌「うん……」

果南「好きだよ……」

千歌「千歌も……好きだよ」

果南「ふふ」

千歌「えへへ……」

果南「……じゃあ」

千歌「うん……」

果南「おやすみ」

千歌「……おやすみなさい」

61: 2018/03/02(金) 04:29:29.00 ID:NTe3XkmR
─────バンッ!!!

62: 2018/03/02(金) 04:30:41.23 ID:NTe3XkmR
~病院~

千歌「めちゃめちゃ痛いじゃん!」ポカッ

果南「いてっ!」

63: 2018/03/02(金) 04:31:06.23 ID:NTe3XkmR

6: 2018/03/02(金) 01:56:36.20 ID:tyEQvkJu
にこぱな レスバトル

66: 2018/03/02(金) 05:25:01.17 ID:NTe3XkmR
>>6
題:花陽「にこちゃん外車乗ってるんだ」

67: 2018/03/02(金) 05:25:54.37 ID:NTe3XkmR
にこ「そうなの、ランバルギーニっていうのに乗ってるわ」

花陽「ふーん」モグモグ

にこ「まぁ花陽は聞いたこともないでしょうけど」

花陽「ランボルギーニなら知ってるけど……花陽、ランバルギーニは知らないなぁ」

にこ「なっ……ランボルギーニよ!にこはランボルギーニって言ったわ」

花陽「そう?なら花陽が聞き間違えちゃったのかな」

にこ「そうよ!」

68: 2018/03/02(金) 05:27:27.40 ID:NTe3XkmR
花陽「運転はにこちゃんがするの?」

にこ「当たり前じゃない!」

花陽「ふーん」モグモグ

にこ「ちなみにMTよ!」

花陽「?」モグモグ

にこ「免許よ免許!」

花陽「そう」モグモグ

にこ「免許証見てみる?」

花陽「見ません」モグモグ

69: 2018/03/02(金) 05:30:15.00 ID:NTe3XkmR
にこ「ふふ、コンプレックス感じてる?」

花陽「この漬け物おいしいなぁ~」モグモグ

にこ「どうせ花陽はAT限定でしょ?」

花陽「ご飯もおいしい~」モグモグ

にこ「そういうのってね?意外と見られるのよ?」

花陽「さすがコシヒカリ」モグモグ

にこ「就職活動にも影響あるんだから!そういうの!」

花陽「農家の人達に感謝です」

にこ「聞いてる?」

70: 2018/03/02(金) 05:30:59.57 ID:NTe3XkmR
花陽「聞いてますよ」

にこ「本当でしょうね?」

花陽「今はセレブでエリート街道爆走中なんですよね」

にこ「そうよ!にこはもう約束されたエリートなんだから」

花陽「すごいなぁ~」モグモグ

にこ「そうよ!」エッヘン

71: 2018/03/02(金) 05:33:10.36 ID:NTe3XkmR
花陽「エリートにこちゃんはどんな仕事に就いたんですっけ」

にこ「外資系よ、にこの英語能力生かして海外のエリートと交渉とかやってるの」

花陽「交渉ですか」

にこ「そうよ、グローバルに交渉とかやってるわ!」

花陽「例えば?」

にこ「……えーと、企業と企業の間取り持って、にこの高い英語力とか生かしてるの!」

花陽「へぇ~英語力とか…」

にこ「そ、そう…英語力とかよ…!」

花陽「なんていう職業なんですか?」

にこ「えぇっと……交渉人?になるのかしらね……割と先進的で国際的な業務だから花陽に言っても伝わらないと思うけど!」

花陽「そうですか」モグモグ

にこ「そ、そうよ!」

花陽「ふーん」モグモグ

にこ「……っ」アセアセ

72: 2018/03/02(金) 05:34:19.60 ID:NTe3XkmR
花陽「そういえば、にこちゃんって彼氏出来たの?」

にこ「えっ?」

花陽「インスタグラムに乗ってたけど」

にこ「あ、あれね!本当よ、本当の彼氏よ?」

花陽「本当の彼氏?」

にこ「マ、マジの本当の彼氏だから」

花陽「ふーん」モグモグ

にこ「こないだもデートしたんだから」

花陽「外車で?」

にこ「そうよ」

73: 2018/03/02(金) 05:35:46.06 ID:NTe3XkmR
花陽「にこちゃんはどっちに座ったの?」

にこ「はぁ?そんなの左に決まってるじゃない」

花陽「じゃあ運転は、にこちゃんがしたんだね」

にこ「ぷぷっ……花陽…左は助手席よ?もしかして免許持ってない?」プルプル

花陽「……外車じゃないの?」

にこ「えっ?」

花陽「…乗ってる車」

にこ「……が、外車よ!最初からそういってるでしょ!」

花陽「……」モグモグ

にこ「何よ!私なんか変なこと言った?」

花陽「……言ってませんよぉ」モグモグ

にこ「そうよね?言ってないわよね?」

花陽「うん」モグモグ

にこ「……」アセアセ

74: 2018/03/02(金) 05:37:30.80 ID:NTe3XkmR
にこ「でね?デートの時の話なんだけど」

花陽「はい」モグモグ

にこ「彼ったら抜けてる所があって、この前なんかフルパワーでランボルギーニの扉を閉めたりするの」

花陽「へぇ」

にこ「あれは別れを決意したわね」 

花陽「まぁ、ランボルギーニの扉は電動ですけどね」

にこ「なっ!知ってるわよ!電動なのにわざわざ腕を伸ばしてフルパワーで閉めたの!」

花陽「電動は嘘ですよ」

にこ「っ!!」

花陽「……」モグモグ

にこ「……っ」アセアセ

75: 2018/03/02(金) 05:40:22.31 ID:NTe3XkmR
花陽「にこちゃん」

にこ「なによ……」

花陽「見栄を張るにこちゃんも好きだけど、ありのままのにこちゃんの方が花陽は大好きですよ」

にこ「なっ」ドキッ…

花陽「ふふ……」

にこ「……ふん、別に見栄なんて張ってないけど」

にこ「花陽がそういうなら……」

にこ「いつもの……にこでいてあげるわ……!」

花陽「ふふ、嬉しいです……」ニコッ

にこ「……ふん////」

76: 2018/03/02(金) 05:40:59.87 ID:NTe3XkmR

7: 2018/03/02(金) 01:57:11.27 ID:gT5AxqE2
ようちか 曜お姉ちゃん 妹千歌ちゃん

78: 2018/03/02(金) 06:11:00.55 ID:NTe3XkmR
>>7
千歌「千歌のお姉ちゃん過保護なんだ……」

79: 2018/03/02(金) 06:12:57.89 ID:NTe3XkmR
ダイヤ「そうなんですか」

千歌「うん」

ダイヤ「私の姉も過保護なんですよ」

千歌「へぇ~ルビィさんも」

ダイヤ「はい……」

千歌「いやだよね」

ダイヤ「えぇ、私達もう高校2年生なんですから」

千歌「そろそろ妹離れしてほしいよね」

ダイヤ「まったくです」

千歌「はぁ……」

80: 2018/03/02(金) 06:15:09.17 ID:NTe3XkmR
~3年教室~

曜「千歌がさぁ……最近冷たいんだよね……」

ルビィ「そうなの?」

曜「朝とか全然、挨拶返してくれないし」

ルビィ「あぁ~あるね、そういう時期」

曜「夜も帰りが遅いんだ……」

ルビィ「それ……うちのダイヤちゃんもだ……」

曜「心配だよね……」

ルビィ「うん……」

曜「いっそさ……」

ルビィ「うん?」

曜「……」

ルビィ「…?」

曜「いや、なんでもない……」

ルビィ「……」

曜「忘れて」

ルビィ「……ふふ」クスッ

曜「?」

ルビィ「ルビィ…わかるよ曜ちゃんの気持ち……」

曜「……本当?」

ルビィ「……うん…いっそ、手足切り落として外に出れないようにしたいよね」

曜「……えっ」

81: 2018/03/02(金) 06:16:57.50 ID:NTe3XkmR
~2年教室~


ダイヤ「っ!」ゾクッ

千歌「?」

ダイヤ「お、おぞましいっ!」ブルブル…

千歌「どうしたの?ダイヤちゃん」

ダイヤ「あぁ……」ガタガタ……

千歌「ダイヤちゃん?」

ダイヤ「いやっ!いやぁっ!」バン!バン!バン!!

千歌「ダ、ダイヤちゃん!?どうしたの!」

ダイヤ「いやぁっ!!!!」バン!!バン!!

千歌「ダイヤちゃん!!」

先生『黒澤!?どうしたー!!』

82: 2018/03/02(金) 06:18:52.93 ID:NTe3XkmR
~放課後~


千歌「……」

ダイヤちゃん、大丈夫かなぁ……

急に変になっちゃって……

ストレス溜まってたんだろうなぁ……

千歌「……はぁ」

やっぱり妹はつらいよ。

83: 2018/03/02(金) 06:51:02.86 ID:NTe3XkmR
~自宅~

千歌「……」ガラガラ……

曜「あっ……」

千歌「……」

曜「ただいま、千歌」

千歌「……」サッ

曜「……あっ」

 

曜「…………」

84: 2018/03/02(金) 06:52:09.72 ID:NTe3XkmR
~曜の部屋~

曜「はぁ……」

今日も無視されちゃった……

曜「千歌ぁ……」

この前まであんなに仲良くヨーソローしてたのに……

曜「……」グスッ

なんで急に……私を避けるの……

千歌……

85: 2018/03/02(金) 06:54:38.46 ID:NTe3XkmR
曜「そういえば……」ゴソ…ゴソ…

鞄のなかに入った薬を取り出す。

ルビィちゃんがくれたんだけど、なにやら体の自由を奪う薬らしい。

ルビィ『さすがに手足を切っちゃうのは無理だからね、薬で代用してるんだぁ』

なんて、かわいく言ってたけど……

曜「……」ポイッ

使う機会はたぶん一生ないだろう。

曜「……」カサッ…

もう1つ薬を取り出す。

これは鞠莉ちゃんから貰った物で、なにやら正直になる薬らしい。

安全な自白剤みたいなもので、相手の気持ちを確かめたい時に使うと良いって渡してくれたんだけど……

曜「……う~ん」

これ……使ってみようかな……

だって……千歌の気持ち知りたいもん……

88: 2018/03/02(金) 07:12:08.18 ID:NTe3XkmR
~~~


曜「千歌?入るよ?」コンコン


…………


返事はないけど、入らせて貰おう。

ガチャ……


千歌「……」

曜「千歌……」

千歌「……」

曜「これ……食べない?」

千歌「……」

曜「みかんケーキ……買ってきたんだ千歌のために」

千歌「……」

曜「ね?食べて」

千歌「……」

曜「ねぇ……」

千歌「……」

無視ばっかり……

89: 2018/03/02(金) 07:14:43.80 ID:NTe3XkmR
曜「千歌……!」ガシッ

千歌「……!」ビクッ

曜「食べて?」スッ

千歌「……」ドキ…ドキ…

曜「……はい」スッ!

千歌「……」

曜「……はい!!」スッ!

千歌「……っ」

 

千歌「あむ……」パクッ

 

食べた……

曜「……」

千歌「……」モグモグ

食べたね……

90: 2018/03/02(金) 07:17:17.56 ID:NTe3XkmR
千歌「……っ?」クラッ

曜「……」

千歌「あれ……頭が……」

曜「……」

千歌「くらくらする……」

曜「……」

効いた……!

千歌「あれ……」フラッ…

曜「千歌」

千歌「……?」

曜「なんで私の事避けるの?」

千歌「……」フラッ…フラッ…

曜「ねぇ?」

千歌「……んっ」フイッ

曜「…………千歌」ガシッ

千歌「っ!」

91: 2018/03/02(金) 07:19:55.11 ID:NTe3XkmR
曜「なんで、お姉ちゃんのこと避けるの?」

千歌「……いやだから」

曜「いや?」

千歌「いやだからだよ……」

曜「なにがいやなの?」

千歌「お姉ちゃんがいやなの」

いや?

そ、それって……

曜「嫌いって事……?」

千歌「ちがう……」

曜「ちがうの?」

ち、違うんだ……

なら……よかったぁ……

93: 2018/03/02(金) 07:23:14.33 ID:NTe3XkmR
千歌「恥ずかしいからやなの……」

曜「恥ずかしい?」

千歌「うん……」

千歌「だって、まわりの子達は……千歌達みたいにくっついたりしないんだもん」

千歌「高校2年生だしさっ……それが普通だよね……」

曜「恥ずかしいから、避けてたんだ……」

千歌「そうだよ……」

曜「そっか……」

千歌も高校2年生だもんね。

いつまでも、お姉ちゃんと一緒じゃからかわれちゃうか……

普通そうだよね……

94: 2018/03/02(金) 07:25:03.34 ID:NTe3XkmR
曜「ごめんね」

千歌「……?」

曜「気付かなかったよ、千歌のそういう気持ち」

千歌「……」

曜「そうだよね、いやだよね」

曜「私はなんとも思わないけど普通はいやなんだよね」

曜「ごめんね疎いお姉ちゃんで……」

曜「……ごめんね…千歌」

曜「私……バカ姉だ……」

千歌「お姉ちゃん……」

曜「……」グスッ

95: 2018/03/02(金) 07:32:34.62 ID:NTe3XkmR
千歌「千歌ね……まだ一番いやなことがあるんだよ」

曜「一番いやなこと?」

千歌「うん……」

なんだろう……

千歌「それはね……」

曜「……」

千歌「お姉ちゃんと仲良く出来なくなったこと……」

曜「……えっ」

千歌「本当はね……前みたいに一緒にお出掛けしたり、遊んだり、皆の前でくっついたりしたい」

曜「……千歌」

千歌「本当はいやなの……お姉ちゃんがいやなのが……いやなの!」

曜「千歌っ…」

千歌「千歌の方こそ、ごめんなさい……」

96: 2018/03/02(金) 07:33:37.50 ID:NTe3XkmR
曜「千歌!!」ギュッ

千歌「お、お姉ちゃん……」

曜「ごめん……また抱きついちゃった」

千歌「ううん、いいの……二人っきりだから」

曜「千歌……」

千歌「えへへ……久しぶりだね」

曜「うん」

千歌「千歌ね?お姉ちゃんに抱き締められるの……大好き」

曜「……本当?」

千歌「うん!」

曜「嬉しい…」グスッ

千歌「…えへへ」

97: 2018/03/02(金) 07:35:31.65 ID:NTe3XkmR
曜「もっと、ぎゅってしていい?」

千歌「いいよ」

曜「やった」ギュッ!

千歌「えへへ、気持ち良い」

曜「本当?」

千歌「うん、お姉ちゃんに抱き締められると凄く気持ち良いんだぁ」

曜「えへへ……なんか照れちゃうな」

千歌「千歌も……照れちゃう」

曜「ふふふ……」

千歌「えへへ……」

曜「また、仲良くしていい?」

千歌「うん、いいよ」

曜「千歌……」

千歌「お姉ちゃん……」

曜「ずっと…仲良くしてようね」

千歌「うん…!」

98: 2018/03/02(金) 07:36:20.01 ID:NTe3XkmR
~~~


ダイヤ「お姉さまぁ……もう許してください……」

ルビィ「ダメだよ……だってまだわかってないんだもん」

ダイヤ「わかりました……わかりましたからぁ」

ルビィ「何がわかったか言ってみて」

ダイヤ「私はルビィお姉さまの所有物です……愛玩動物です……」

ルビィ「……本心じゃないね」

ダイヤ「本心ですっ……!本心ですわっ……!」

ルビィ「まだ……お仕置きが必要みたいだね……」

ダイヤ「もう、許しください……これ以上は……これ以上は……」

 

ダイヤ「これ以上はぁっ…!!!!!」

99: 2018/03/02(金) 07:36:49.35 ID:NTe3XkmR

100: 2018/03/02(金) 07:37:26.30 ID:NTe3XkmR
販売機『売り切れでーす!』

113: 2018/03/02(金) 13:24:08.51 ID:NTe3XkmR
自販機『補充しました!』

販売機『入力したキーワードをテーマにした短いSSが出てくるよ!』

販売機『キーワードは最大3つまで入力出来るよ!自由に入力してね!』

※先着5名まで、返品は受け付けません。

114: 2018/03/02(金) 13:26:12.26 ID:qwmF5+Qz
かなるびダイビング

115: 2018/03/02(金) 13:32:14.15 ID:NQ8xr+3y
ちかよし 催眠術

116: 2018/03/02(金) 13:38:50.09 ID:ZYE4A1fK
善子 ルビィ 二人で儀式

117: 2018/03/02(金) 13:39:43.81 ID:e9FHKBsG
ようまり 放課後の愛の営み

114: 2018/03/02(金) 13:26:12.26 ID:qwmF5+Qz
かなるびダイビング

120: 2018/03/02(金) 13:57:05.56 ID:NTe3XkmR
>>114
題:ルビィ「うわぁ~お魚さんがいっぱいだぁ……」

121: 2018/03/02(金) 13:59:54.59 ID:NTe3XkmR
~海中~


ルビィ「とっても……きれいです……」

果南「ぶくぶくぶく」(気に入った?)

ルビィ「はい!ルビィとっても気に入りました!」

果南「ぶくぶく」(それは良かった)

ルビィ「ずっとここにいたいなぁ……」

果南「ぶくぶくぶく」(はは、ダイヤが心配するよ)

ルビィ「えへへ、そうですね」

122: 2018/03/02(金) 14:00:50.42 ID:NTe3XkmR
果南「ぶくぶくぶく」(じゃあ…私、そろそろ、息継ぎしにいくね)

ルビィ「あっ……はい、いってらっしゃい」

果南「ぶくぶく」(うん)

ルビィ「……」


ルビィ「不便だなぁ人間って」

123: 2018/03/02(金) 14:06:00.72 ID:NTe3XkmR
ルビィ「ひとりになっちゃった……」

ルビィ「……」グー

ルビィ「……お腹すいてきちゃったなぁ」

ルビィ「……」

ルビィ「お魚さん…食べたいなぁ…」

ルビィ「でも、ルビィはノロマだから掴まえられないよね」

ルビィ「……ん?」

ルビィ「あっ…カニさんがいる…」

ルビィ「……あれなら…」

124: 2018/03/02(金) 14:07:11.04 ID:NTe3XkmR
~~~


果南「ぶくぶく」(ただいま~)

ルビィ「あむあむ……」バリッ!ガリッ!

果南「ぶくぶくぶく」(ルビィ、なに食べてるの?)

ルビィ「…かにしゃんです」バリッ!バリバリッ!!

果南「ぶくぶくぶく」(殻ごと食べて痛くないの?)

ルビィ「だいじょうぶです……」モグモグ

果南「ぶくぶくぶく」(丈夫だね)

ルビィ「ぅゅ……」ゴックン

125: 2018/03/02(金) 14:08:13.47 ID:NTe3XkmR
果南「ぶくぶくぶく」(美味しかった?)

ルビィ「はい、果南さんも食べますか?」

果南「ぶくっ」(いや、私は無理だよ口のなかボロボロになっちゃう)

ルビィ「そっか……」

果南「ぶくぶくぶくぶく」(うん)

126: 2018/03/02(金) 14:11:36.57 ID:NTe3XkmR
ルビィ「なら、ルビィが口移ししてあげます……」

果南「ぶくぶくぶく」(えぇ?)

ルビィ「あむあむ…」バリッ!ガリッ…ガリッ!

果南「ぶくぶくぶく」(いや……遠慮しておくよ)

ルビィ「んっ!」ズイッ

果南「ぶくぶくぶく」(いや、いいって)

ルビィ「んっ!!」ズイッ!

果南「ぶくぶくぶく!」(あっちょっと……マスクとらないで)

ルビィ「んんっ!」グイッ

果南「ぶくぶく!」(ちょっと!洒落にならないって!)

ルビィ「んっ!」ヒョイ

果南「あっ!」


ゴボボボ……

127: 2018/03/02(金) 14:14:46.18 ID:NTe3XkmR
~~~


果南「げほっ……ごほっ」

ルビィ「……」

果南「はぁ…はぁ…」

ルビィ「ごめんなさい……」

果南「うん、悪気はなかったんだしいいよ」

ルビィ「でも……」

果南「次からは気を付けてね」

ルビィ「…はい」

果南「私はさ……人間だから」

ルビィ「……はい」

128: 2018/03/02(金) 14:17:54.78 ID:NTe3XkmR
ルビィ「……やっぱりルビィ達って一緒にいちゃダメなのかな」

果南「えぇ?」

ルビィ「ルビィ、果南さんに迷惑ばっかりかけてます……」

果南「あはは、かけてないよ」

ルビィ「かけてるもん……」

果南「かけてないって」

ルビィ「……」

果南「逆だよ……」

ルビィ「えっ?」

129: 2018/03/02(金) 14:20:18.48 ID:NTe3XkmR
果南「私の方だ…迷惑かけてるのは」

ルビィ「そんなことっ……」

果南「私は弱い人間だから」

ルビィ「そんなことないもんっ」ギュッ!

果南「ルビィ……」

ルビィ「そんなこと…ないもん…」ギュッ…!

果南「ル、ルビィ……」ギリッ…

ルビィ「果南さんは凄い人だもん!ルビィの王子様なんだもん!」ギュッ…!!

果南「く、苦しっ……ルビ……」

ルビィ「果南さんは弱くなんてないもん!!」ギュウッ…!

果南「あ……あっ」ギリリリッ……

ルビィ「誰より強い人なんだからっ!」ギュッ!

果南「あっ……!」ポキッ…!

130: 2018/03/02(金) 14:25:25.90 ID:NTe3XkmR
~~~

ルビィ「……ごめんなさい」

果南「あはは、いいっていいって」ボロッ…

ルビィ「……」シュン…

ルビィ……またやっちゃった……

嫌われたよね……こんなのいやだよね……

ルビィ「……」ウルウル

果南「……ルビィ…」

131: 2018/03/02(金) 14:26:04.84 ID:NTe3XkmR
ルビィ「……」グスッ…

果南「ルビィ」ギュッ

ルビィ「……果南さん」

果南「私は弱い人間だ……だからルビィの愛も受け止めきれない」

ルビィ「……」

果南「ごめんね」

ルビィ「そんなこと……いわないで……」

132: 2018/03/02(金) 14:27:47.26 ID:NTe3XkmR
果南「でもね、非力だけど私もルビィと同じくらい……」

果南「ルビィを愛してるんだ……」

ルビィ「果南さん……」

果南「かっこわるいけどさ……」

果南「受け止めきれなかったルビィの分も……」

果南「私がルビィを愛するから」

果南「だから……ずっと、一緒にいてくれないかな?」

果南「……私と」スッ

ルビィ「果南さん……」ウルッ

果南「どう?」

133: 2018/03/02(金) 14:28:53.64 ID:NTe3XkmR
ルビィ「……はい!」

ルビィ「ずっと……ずっと……」

ルビィ「ずっと一緒です!」ギュッ!

果南「あはは、嬉しいなぁ……」ギリッ

ルビィ「一緒ですから!」ギュウッ…!

果南「ルビ……それ…やめ」ギリリリ

ルビィ「一緒ですからっ!!!」ギュッ!

果南「あぁ……」ギリリリッ!


ボキッ……!

134: 2018/03/02(金) 14:29:43.22 ID:NTe3XkmR

115: 2018/03/02(金) 13:32:14.15 ID:NQ8xr+3y
ちかよし 催眠術

135: 2018/03/02(金) 14:46:53.25 ID:NTe3XkmR
>>115
題:善子「催眠術?そんなもんあるわけないでしょ」

136: 2018/03/02(金) 14:47:55.90 ID:NTe3XkmR
千歌「善子ちゃんは信じない人?」

善子「とても信じられないわね」

千歌「ふーん、そっか……」

トン…トン…

善子「?」

千歌が一定のリズムで机を叩いてる。
なにかしら?

千歌「まぁ…そういう人の方が……」

トン…トン…

千歌「かかりやすいっていうけどね……」

トン…トン…

善子「?」

なにしてんのよ本当に……

ちょっと気味悪いわね。

137: 2018/03/02(金) 14:50:40.26 ID:NTe3XkmR
千歌「じゃあ、試してみよっか……」

トン…トン…

千歌「善子ちゃんが…催眠にかかるかどうか……」

トン…トン…

善子「……?」フラッ

あれ……なんか目眩が……


千歌「試してみよっか」


トン…トン…トン…トン…

138: 2018/03/02(金) 14:54:24.95 ID:NTe3XkmR
千歌「手に意識を集中してみて」


千歌の声が……頭の中に直接響いてるみたい。


千歌「1本1本に意識を集中させて、その後ゆっくり力を抜いて」


千歌の言う通りにしてしまう……


千歌「完全に抜ききったらね?ほら、もう善子ちゃんの手は……」

……あっ。

善子「ひらかない……」

千歌「……ね?」

うそ、なんで?

139: 2018/03/02(金) 14:57:29.18 ID:NTe3XkmR
千歌「その調子で反対の手もやってみて」

反対も?

いやよ、気味悪い……

でも、言われた通りにしてしまう……

千歌「……こっちの手も開かなくなったね」

本当だ……こっちも開かない……

なんで?

自分の体なのにこんなの……

気持ち悪い。

140: 2018/03/02(金) 14:59:31.91 ID:NTe3XkmR
千歌「次は腕全体を……その次は足の先から順に……」

善子「……」

千歌「力を抜いていく……」

善子「……あっ」

千歌「これで善子ちゃんは……」

善子「動けない……」

体がまったく動かない……

141: 2018/03/02(金) 15:01:32.75 ID:NTe3XkmR
千歌「その状態で深呼吸して……」

善子「……」スー……

千歌「息を完全に吐ききると……」

千歌「善子ちゃんの体は石のように重く固くなる」

千歌「そして善子ちゃんの意識だけは、はっきりとします」

善子「……」ハー……

吐ききった……

すると……さっきまでふわふわしてた意識がはっきりとして、視界も晴れる。

善子「……」

でも、体が……

善子「んっ!……んっ!」

全く動かない……

142: 2018/03/02(金) 15:14:04.21 ID:NTe3XkmR
千歌「えへへ……これで善子ちゃんは」

千歌「千歌から逃げられないね」

善子「ち、千歌?」

千歌「今から、善子ちゃんを抱き締めても……」

千歌「キスしようとしても……」

千歌「その先をしようとしても……」

千歌「善子ちゃんは逃げられない……」

143: 2018/03/02(金) 15:14:45.84 ID:NTe3XkmR
善子「千歌……なに言って……」

千歌「善子ちゃんが悪いんだよ?」

千歌「善子ちゃんが千歌を誘惑するから……」

善子「はぁ?そんなのしてなっ──!」

千歌の手が、私のお腹に触れる。

それだけなのに声が出せない……

声が出せないほどの……

144: 2018/03/02(金) 15:15:38.55 ID:NTe3XkmR
千歌「気持ち良い?」スー…

善子「っ!」

お腹を撫でられただけ凄い快感が、体に走る。

なんなのこれ……

千歌「これも催眠の一種だよ」

千歌「まぁ言葉で暗示してないから、かからないと思ってたんだけど」

千歌「善子ちゃんってかかりやすい体質なんだね」

千歌「才能あるんじゃない?」

善子「……っ!才能ですって?」

千歌「そう……」

千歌「催眠術にかけられて……」

千歌「犯される才能」ボソッ

善子「っ!!」

145: 2018/03/02(金) 15:16:35.20 ID:NTe3XkmR
耳元で千歌が囁くと、頭の中に電気が走ったみたいになる……

これも催眠なの?

千歌「あはは、これもかかってるんだ」

千歌「じゃあ、あれもかかってるのかな」

千歌「キスだけでいっちゃう催眠」

千歌「胸を触られただけでいっちゃう催眠」

千歌「脇をくすぐられただけでいっちゃう催眠」

善子「なによそれ……」

146: 2018/03/02(金) 15:17:16.39 ID:NTe3XkmR
千歌「もし、かかってるなら大変だね」

千歌「善子ちゃん……気持ち良すぎて死んじゃうかも?」

善子「ひっ……」

千歌の手が私の胸に…伸びてくる…

善子「や、やめて!千歌!」

千歌「えへへ……今日はたくさん」

善子「お願いやめて!千歌!」

千歌「たくさん楽しもうね?」


千歌「善子ちゃん♪」ギュッ

147: 2018/03/02(金) 15:17:53.99 ID:NTe3XkmR

116: 2018/03/02(金) 13:38:50.09 ID:ZYE4A1fK
善子 ルビィ 二人で儀式

148: 2018/03/02(金) 15:53:51.91 ID:NTe3XkmR
>>116
題:善子「二人の儀式」

149: 2018/03/02(金) 15:54:23.78 ID:NTe3XkmR
この行為に意味なんてあるのかしら?

ルビィ「えへへ……善子ちゃん♪」

ただのお遊びなのはわかってる。
だってこの世界には魔法なんてないんだもん。

とっても退屈な世界だから。

150: 2018/03/02(金) 15:57:45.77 ID:NTe3XkmR
ルビィ「ほら……」

ルビィがちぎった花びらを抱えて、私の頭の上でばらまく。

それだけで世界はまるで花に飲み込まれたみたいに、私の視野に広がった。

ルビィ「えへへ……」

儀式が成功して……

世界が今、一変したのなら。

ルビィ、貴方は花の妖精ね。

152: 2018/03/02(金) 16:02:47.72 ID:NTe3XkmR
ルビィ「善子ちゃん?」

かわいい花の妖精……

貴方はコスモスかしら……

それとも白百合かしら……

153: 2018/03/02(金) 16:03:23.45 ID:NTe3XkmR
ルビィ「善子ちゃん」スッ

ふふ、くすぐったい。

……ルビィが今ね?

私の顔についた花びらをとってくれたのよ。

あの柔い細い…可憐な指で……

ルビィ「とれたよ」

ルビィの指が私の顔から離れる。
残念ね……あの柔らかい指でもっと触れて欲しかったのに。

154: 2018/03/02(金) 16:05:45.54 ID:NTe3XkmR
ルビィ「善子ちゃん♪」

また花びらを抱えて空にばらまく。

それを繰り返す度に、
綺麗な可憐な花びらは、風にさらわれて、
その数は確実に減っていく。

いつか全ての花びらがさらわれて、
ここには1枚もなくなってしまうんでしょうね。

それは儚い……

でも……

155: 2018/03/02(金) 16:06:52.68 ID:NTe3XkmR
ルビィ「えへへ♪」

この花びらが尽きるまで……

ルビィといられるなら……

この花びらが尽きるまで……

確実にこの子といられるなら。

その事実はとても素敵な事よね。

156: 2018/03/02(金) 16:08:19.67 ID:NTe3XkmR
ルビィ「善子ちゃん……」

また繰り返す……

この世界に花びらが舞う。

ルビィ「善子ちゃん」ギュッ

ふふ、ルビィが抱きついてきた……

柔らかくて温かい。

私のルビィ……

ルビィ「綺麗だね」

えぇ……とても綺麗だわ……

花の舞う世界が……

貴方といる世界が……

157: 2018/03/02(金) 16:09:17.27 ID:NTe3XkmR
ルビィ「ルビィ達、ここではない世界にたどり着いたかな?」

たぶん、世界は変わってない。

この世界は花びらが尽きるまでの幻想だから。

すぐに、現実に戻るでしょうね。

ルビィ「今だけを……捕まえられたらいいのになぁ」

今だけを?

ルビィ「今、この瞬間を切り取って、その中で善子ちゃんと二人だけで生きていきたいなぁ」

それって凄く素敵ね。

ルビィと二人だけで私も生きていきたい……

ルビィ「…………」

この子だけを見つめて生きていきたい……

158: 2018/03/02(金) 16:12:49.32 ID:NTe3XkmR
ルビィ「…………」

他には何も……いらないから……

ルビィ「ねぇ?善子ちゃん……」

……なに?

ルビィ「卒業したら二人でどこか遠くに行かない?」

遠くに?

ルビィ「誰にも邪魔されない……ルビィ達だけの世界を探そうよ」

私達だけの世界……

ルビィ「そこでこんな風に毎日過ごしたいな」

そんなの、まるで夢みたいね……

でも、もし叶ったのなら、
私の人生で一番幸せな時よ……

159: 2018/03/02(金) 16:14:46.50 ID:NTe3XkmR
ルビィ「二人で幸せになろう?」

ルビィ……

ルビィ「二人だけで……」

良いの?私だけで?

ルビィ「うん」

……嬉しい。

ルビィ「えへへ」

ルビィ……

ルビィ「なに?」

ずっと一緒にいましょうね?


ルビィ「うん……!」

160: 2018/03/02(金) 16:15:50.71 ID:NTe3XkmR

117: 2018/03/02(金) 13:39:43.81 ID:e9FHKBsG
ようまり 放課後の愛の営み

317: 2018/03/02(金) 17:05:13.12 ID:NTe3XkmR
>>117
題:鞠莉「うそつき」

319: 2018/03/02(金) 17:05:41.98 ID:NTe3XkmR
~理事長~


曜「鞠莉ちゃん……」

鞠莉「曜、今日も来たの?」

曜「ダメだった?」

鞠莉「別に私はいいけど……」

曜「なら……」

鞠莉「でも、貴方にはもう恋人がいるんだから、こういう事は控えるべきだわ」

曜「……ごめん」

鞠莉「謝らないでよ」

曜「でも、鞠莉ちゃんじゃないとダメなの……」

鞠莉「……」

曜「こんな事に付き合わせて…ごめんね…」

鞠莉「別にいいって言ってるでしょ?」

曜「……でも」

鞠莉「ほら?おいで」

曜「……えっ?」

鞠莉「抱き締めて欲しいんでしょ?」

曜「うん……」

鞠莉「ほら」

322: 2018/03/02(金) 17:06:09.42 ID:NTe3XkmR
曜「……」スッ

鞠莉「……」ギュッ

曜「えへへ……ありがとう、鞠莉ちゃん……」

鞠莉「どういたしまして」

鞠莉「他には何して欲しい?」

曜「頭撫でて……」

鞠莉「……わかったわ」

326: 2018/03/02(金) 17:06:37.08 ID:NTe3XkmR
曜「……」

鞠莉「よしよし」ナデナデ

曜「……ありがとう」

鞠莉「……」ナデナデ

曜「好きって言って……」

鞠莉「好きよ…曜……」

曜「私も……」

鞠莉「……」


うそつき。

329: 2018/03/02(金) 17:07:04.98 ID:NTe3XkmR
曜「ほっぺに触れて……」

鞠莉「曜……」サワッ…

曜「えへへ……」

曜「髪を撫でて」

鞠莉「……」サラ…サラ…

曜「もっと……」

鞠莉「……」サラ…サラ…

曜「好きって言って……」

鞠莉「好きよ」

曜「私も……」

鞠莉「……」


うそつき。

333: 2018/03/02(金) 17:07:32.70 ID:NTe3XkmR
曜「ねぇ……」

鞠莉「……」

曜「キスして……」

鞠莉「……えぇ」


チュッ…


曜「……」

鞠莉「……」

曜「好きだよ鞠莉ちゃん」

鞠莉「……」


うそつき。


曜「鞠莉ちゃん……」

うそつき。

曜「鞠莉ちゃん……」

うそつき。

曜「……して?」

337: 2018/03/02(金) 17:08:26.99 ID:NTe3XkmR
~~~

曜「ごめんね鞠莉ちゃん」

鞠莉「別にいいって言ったでしょ」

曜「でも……」

鞠莉「早く恋人の所に行きなさい」

曜「……」

鞠莉「早く」

曜「……うん」

鞠莉「……」

曜「……またね」

鞠莉「えぇ」

……こんな役回りばっかり。

辛いなぁ……

私の人生って……

鞠莉「本当にね……」

341: 2018/03/02(金) 17:08:55.20 ID:NTe3XkmR

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1519922949/

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