【SS】あんじゅ「伝説（諸説）の海へ」

ありがとうございます
投下が終わり次第総合スレの方にもお礼に行きます
1時間半～2時間くらいで投下し終わってる予定です
　

あんじゅ「…やっぱBON VOYAGE!なのよねぇ…」

ツバサ「…Believeも好きよ私」

あんじゅ「…OPの前には死に際に一言放って貰うなりしないと締まらないわよね」

ツバサ「海へと駆り立てられないわよね…」

あんじゅ「…ウィーアー!もサンジのﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾍﾞみたいなSEがないと物足りないのよね…」

ツバサ「…わかる…」
　

英玲奈「コンコン」ｶﾞﾁｬ

ツバサ「あ、英玲奈…口で？」

あんじゅ「せめて開ける前に言いなさい」

英玲奈「ノックされないと困る様な事はしないだろう、部室で」

ツバサ「…あ、え？じゃあなんでコンコンって…」

あんじゅ「で？休日に学校まで呼び出して何の用よ、休日に学校まで呼び出して、休日に学校まで呼び出して」

ツバサ「引くほど根に持ってる」

英玲奈「海に行くぞ」

あんじゅ「は？」

ツバサ「…駆り立てられたかぁ…」
　

海

英玲奈「この海の果てに、すんげぇ宝が有るというのは知っているか？」

あんじゅ「知ってるわよ、それを手に入れた奴が海賊王になれるんでしょ」

英玲奈「ワクワクしないか？聞いた事もない冒険が待っているんだぞ」

ツバサ「…するんだ？ワクワク」

英玲奈「しないが」

ツバサ「！？」

あんじゅ「で、なんで海なのよ」

英玲奈「アレを見ろ」


希「あ゛ぁ～スゴい、すんごいわコレ」

真姫「…本当なの？」

希「ホントホント、もう超大物、多分シーラカンス」

にこ「…なんか魚影デカくない？魚のシルエットじゃなくない？」


あんじゅ「…アレが何？」

英玲奈「知らん」

ツバサ「え？」
　

あんじゅ「結局なんで海？」

英玲奈「もうすぐ夏だからな」

ツバサ「…で？」

英玲奈「？」

あんじゅ「海じゃなきゃいけない理由はなんなのよ、海でなんかしたいんじゃないの？」

英玲奈「別に」

あんじゅ「」ｷﾞﾁｷﾞﾁｷﾞﾁ!
ツバサ「」ﾋﾞｸｯ

あんじゅ「…この際呼ぶのはいいけどだったらハナから現地集合にして貰えるかしら、二度手間嫌いなの」

英玲奈「そうか」

ツバサ「今の音何…？」
あんじゅ「歯軋り」
　

英玲奈「折角だ、潮騒でも聴きながら話でもするとしよう」

あんじゅ「電話って知ってる？」

ツバサ「ま、まぁまぁ…私は嫌いじゃないわよこういうの、風も気持ち良いし…たまにはいいじゃない」

あんじゅ「…日焼けしたくない」

ツバサ「あー…ホラ、あそこ海の家あるじゃない、屋内ならいいでしょ？」

あんじゅ「…なんか奢りなさいよ」

英玲奈「そうか」
　

海の家

海未「いらっしゃいませ」

ツバサ「あら？園田さん？」

海未「園田です」

あんじゅ「こんな所で何してるの？」

海未「海未の家ですから」

ツバサ「…？」
あんじゅ「…？」

英玲奈「カレーはあるか？」

海未「辛いのでよければ」

英玲奈「カレーは辛いに限る、カレーだからな」

海未「でしょう？」ﾌﾌﾝ

英玲奈「オムライス3つで」
　

～間～

海未「お待たせしました」ｺﾄ

あんじゅ「チャーハンじゃない」

ツバサ「カレー頼まなかったの根に持ってない？」

英玲奈「シェフを呼んでくれ」

海未「シェフは私ですが」

英玲奈「チップをやろう」

海未「ありがとうございます」

ツバサ「…食べてからじゃないの？そういうのって」

あんじゅ「…お金じゃなかったけど、何アレ」

英玲奈「チップだが」

ツバサ「…？」
　

海未「…」

フミコミザン B 160
　

あんじゅ「普通に凄い美味しかったわね」

ツバサ「ペット飼いたいわね」

あんじゅ「何急に」
英玲奈「唐突だな」

ツバサ「食後のピロートークよ」

あんじゅ「あんたピローの意味分かってないでしょ」

ツバサ「飼いたいじゃない、ペットの1つや2つ」

あんじゅ「せめて匹って呼びなさい」

英玲奈「…ペット禁止じゃなかったか」

ツバサ「そうよ、私の家ペット禁止」

あんじゅ「じゃあこの会話に意味は無いって事ね」
　

ツバサ「でもなんか動物触りたいのよぉ、癒しが欲しい～」

あんじゅ「動物園行けば」

ツバサ「求めてないのよ正論は！癒して欲しいの！私は！」

英玲奈「ガムをやる」

ツバサ「そういう哀れみを欲してるワケでもない！」

あんじゅ「ウザいわねー」

英玲奈「パインアメもあるぞ」

ツバサ「それは貰うわ」

英玲奈「パインアメはいい物だ」

あんじゅ「わかる」
　

ツバサ「はー、犬とか猫触りたいわ～、お腹揉みたい～」ｺﾛｺﾛ

英玲奈「あんじゅの腹でも揉んだらどうだ」

ツバサ「ビンタしてくるからイヤ」

あんじゅ「グーパンのがいいならそうするけど」

ツバサ「英玲奈～ペット飼いたい～」

英玲奈「仕方ない」ｽｯｸ

ツバサ「え？」

あんじゅ「…仕方ないって、何をどうする気よ」

英玲奈「その辺で適当に捕まえてくる」

ツバサ「…その辺って、海よねここ？…何？魚でも獲って来る気？…触りたくないんだけど」

あんじゅ「カツオノエボシとかじゃない？」

ツバサ「触りたくないんだけど」
　

海

希「クラーケンやー！逃げろー！」

にこ「おわぁぁぁぁぁ！」
真姫「にこちゃーん！」


英玲奈「…流石にそう都合良く犬猫は落ちていないか」ｷｮﾛｷｮﾛ

英玲奈「この際虫とかでいいか…ん？」


穂乃果「さくさく～闇がせーかーいーをさくさく～食べた～♪」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ
（砂のお城を作っている）

穂乃果「眠りの～花がま・ん・か・い、ラ、ラ、バ・イ・バーイ♪」ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ


英玲奈「…」
　

英玲奈「ほれ」
穂乃果「…」

あんじゅ「なんでそうなる？」
　

ツバサ「なんで高坂さん？」

英玲奈「犬っぽいだろ」

穂乃果「…」

あんじゅ「…分かるけど」

穂乃果（分かるんだ…）

ツバサ「まぁいいわ、おいでおいで～」

穂乃果「仮にぽくても犬ではないです」


海未「ふん！」ｻﾞﾝ
ｷﾞｬｧｧｧｧｧ

にこ「た、助かった…」

希「海未ちゃん今空飛んどらんかった？」

海未「穴パネルだろうとフミコミザンなら問題ありません」

真姫「パネル…？」
　

～間～

ツバサ「よしよーし、可愛いわね～」
穂乃果「ｸｩ~ﾝ」

あんじゅ「いいんかそれで？」

英玲奈「それはどっちに対してだ」

あんじゅ「…どっちも？」

穂乃果「いやまぁ…そうしたいみたいなんで…」

英玲奈「年下に気遣われてるぞ」

ツバサ「…」

あんじゅ（流石に効いたか？）

ツバサ「…2匹飼いたいかも」

英玲奈「…」
あんじゅ「…」
穂乃果「え～…」

英玲奈「…仕方な」
あんじゅ「キリないから！」
　

～間～

英玲奈「犬だが」

ツバサ「犬は犬とか言わないのよ」

英玲奈「ワンだが」

ツバサ「よしよ…」
英玲奈「触るな」

あんじゅ「…」

海未「すみません、店内への動物の連れ込みは衛生的に…」

あんじゅ「…あ、え？高坂さんの事？」

穂乃果「見えてるの？動物に？」

海未「元々人間だと思ってないだけです」
　

～間～

あんじゅ「…そろそろ帰るわよ」

ツバサ「もう？」

あんじゅ「もうって…何時間居るつもりよ、そろそろ夜よ」

ツバサ「わ、ホントだ…早いわね～」

英玲奈「パインアメをやろう」
穂乃果「わーい」ｷｬｯｷｬｯ

あんじゅ「…折角の休日がこれかぁ」

ツバサ「まぁいいじゃない、どうせ家に居たってする事無いんだから」

あんじゅ「一緒にしないで貰えるかしら」
　

あんじゅ宅

穂乃果「お邪魔しま～す」

あんじゅ「…高坂さんはいいとして、なんであんたらまで来るワケ？」

ツバサ「もう遅いし」

あんじゅ「遅いんだから帰りなさいよ」

英玲奈「ピロートークの続きでもするのか」

あんじゅ「…まさか泊まってく気？」

ツバサ「別にいいじゃない、何か文句あるのかしら？え？」

あんじゅ「急に横暴」
　

～間～

穂乃果「zzz」

ツバサ「…今月で今年も折り返しねぇ？」

あんじゅ「あっそ」
英玲奈「そうか」

ツバサ「…え終わり？興味無さ過ぎない？今月末でラブライブ13周年なのよ？なんか言う事ないのあなた達」

あんじゅ「私達には関係無いじゃない」

英玲奈「存在しない時間の方が長いぞ」

ツバサ「はぁ～…コレだからアンテナの低い下賤の輩共は…」

あんじゅ「あによ」
　

ツバサ「コレなーんだ」ﾁｬﾗ

あんじゅ「何それ？」

ツバサ「A-RISEのグッズよ！」

英玲奈「…遂に…」

ツバサ「そうよ！遂に！」

英玲奈「遂に海賊版に手を…」
ツバサ「違うから！」

あんじゅ「え？マジのやつ？」

ツバサ「実は最近出てたのよ、A-RISEのロゴのキーホルダーとステッカーとタオル、公式でね！」

あんじゅ「…」
英玲奈「…」

ツバサ「何その反応、喜びなさいよ」

あんじゅ「…初めてよね？グッズ化」

ツバサ「多分？…どちらにせよいい事じゃない」

英玲奈「初のグッズ化がロゴだけってどうなんだ」

ツバサ「…」
　

あんじゅ「ロゴのアクリルキーホルダー出すくらいなら私達のアクリルスタンドとかさぁ…」

英玲奈「本人より文字が先か…」

ツバサ「なんでネガキャンすんの！？待望のグッズ化でめでたい話題なのに！」

あんじゅ「ホントにめでたいソレ？文字のグッズ化が？」

英玲奈「ギリギリ“私達のグッズ化”とは言えない気がするが」

ツバサ「大きな一歩でしょ！13年目にしてようやく日の目を見れる前触れよ！」

英玲奈「それは分からなくもないが」

あんじゅ「毎年そんな感じの事言ってない？」
　

ツバサ「…はぁ、とにかくね、今年になって初めてグッズが出て…もうすぐ13周年で…スクフェス2だって始まったし、今度こそまた皆に会えるんじゃないかって思うのよ」

あんじゅ「…ふーん」

英玲奈「まぁ、黙〇されるよりは、か」

ツバサ「だから、それまでは私達ももうちょっと頑張りましょ？…きっと無駄じゃないわよ」

あんじゅ「…無駄でもそうじゃなくても変わんないわよ、好きでやってんだから」

英玲奈「そうだな」

ツバサ「…そうね、明日も練習頑張りましょ？」
　

海

海未「結局どっちなんですかコレ？イカなんですかタコなんですか」ｷﾞｺｷﾞｺ

真姫「知らないわよ…」

にこ「知らないのによく食べようと思うわね…」

海未「食べねば無益な〇生になってしまいますから」

希「まずそ」
　

英玲奈「…周年と言えば」

あんじゅ「何？」

英玲奈「高坂穂乃果にリストカットをテーマに含んだ曲を歌わせる事が出来るのは今日で8周年を迎えたステラグロウだけだぞ…多分」

ツバサ「なんで保険かけた今？」

あんじゅ「割とねっちょりした歌詞書くからじゃない？」

英玲奈「かもしれない運転だ」

あんじゅ「…にしてもなんか宣伝すんの好きねあんた」

英玲奈「なんでか知りたいか」

ツバサ「理由とかあったの？」

英玲奈「どれだけ半端でもなんかちゃんと終わった感が出るだろう、言わば提供クレジットだ」

ツバサ「勝手に提供されといてスケープゴート扱い！？」

あんじゅ「他所に不始末を擦り付けるな」

英玲奈「ちなみにステラグロウにはDLCや更新データの類が無いから3DSのニンテンドーeショップがサービス終了した今でもソフト1つで全ての要素を遊び尽くせるぞ、安心して買うといい」

あんじゅ「何あんた、任天堂からの回し者？」

ツバサ「…SEGAでは？」

英玲奈「イメージエポックだ」

ツバサ「ゾンビ？」

あんじゅ「往生際が悪いわよ、いい加減にルミナスアークの続編は諦めなさい」

英玲奈「ステラグロウのサントラは？」

あんじゅ「諦めなさい」
　

英玲奈「ついでに言うと防御無視のケツで敵を薙ぎ倒す絢瀬絵里が見られるのもステラグロウだけだぞ」

～終～

↓前回
（SS）UTX高校スクフェス2対策本部
　

A-RISEロゴグッズのステマssでした
でもロゴだけじゃなくて本人のグッズが出て欲しいです
　

乙
この雰囲気好きだからまた書いてくれ