【SS】栞子「ラーメンが食べたくなりました。」【ラブライブ！虹ヶ咲】

【SS】栞子「ツーリング……ですか……？」
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11177/1700217853/

【SS】しずく「へぇっ！？電話！？今からかすみさんに……？」
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11177/1700405321/

【SS】かすみ「納車ツーリングですか！？」
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11177/1703598003/

一応この3本の続きになります。
　

土曜日　21時頃　かすみんハウス

かすみ「そろそろ寝よっか、しず子。」

しずく「そうだね。明日は何時に起きる？」

かすみ「うーん、どうしよう……しず子どっか行きたいところとか……」
　

三船栞子：ラーメンが食べたくなりました。

かすみ「知らないよ……」ｽﾏﾎﾄｼﾞ

しずく「スルーは良くないよ、かすみさん。」

かすみ「えぇ、だって……」
　

ﾋﾟﾛﾝ

しずく「ほら、また来たよ。見ていい？」

かすみ「う、うん。」

三船栞子：ラーメンを食べに行きましょう(バイクの絵文字)

かすみ「えぇ……めんどくさいよ……ねえ、しず子もそう思う……」

しずく「深夜のラーメン……」ﾊﾟｱｧ

かすみ「うわぁ、食いついた……仕方ないなあ。ていうかしお子、バイク乗り始めて薫子先生に似てきたよね……」
　

22時　虹ヶ咲学園前

ﾌﾞｰﾝ……ｶﾁｬ

かすみ「もう、しお子ってば急なんだから～」

栞子「すみません、いつも暇なかすみさんなら来てくれると思って……」

かすみ「八重歯引っこ抜くよ？」
　

しずく「久しぶりだね、栞子さん。」ﾍﾙﾒｯﾄﾇｷﾞ

栞子「お久しぶりです、……ああっ、私としたことがお二人の営みの邪魔を……！！」

かすみ「無いから！！他の歯も全部引っこ抜くよ？」

しずく「無いんだ……」ｼｭﾝ

かすみ「しず子もなにしょんぼりしてるの！？……もう、早く行こうよ。停まると暑い……。」
　

ﾌﾞｰﾝ……

しずく「見て、かすみさん、ディズニーランド！」

かすみ「ええ、千葉県入っちゃった。一体どこまで行くの……」

栞子「どこまでも何も……かすみさんのおうちは千葉ではないのですか？」

かすみ「違うから！何か前から私が千葉県民みたいな風潮あるけど！」
　

しずく「かすみさんのおうち行くの遠くて大変なんだよね。大船あたりに引っ越してきてよ。」

栞子「私も泊まりに行くので2DK以上でお願いします。」

かすみ「ベランダで寝かすよ？うーん、でも確かに引っ越しはしたいかも……」

しずく「今度部屋見に行ってみようよ。」
　

かすみ「うーん、結構走りましたねぇ。どこここ……？」

栞子「鎌ヶ谷駅の近くです。もうすぐ着きます。」

しずく「もう0時近いけど開いてるお店なんてあるの？結構都心からは離れちゃったけど。」

栞子「ほら着きましたよ。」

かすみ「えぇ？……あぁ、やっぱり……」
　

♪
ｸｯｾ～ﾆﾅﾙｱｼﾞﾗｰﾒﾝﾉﾔｯﾏｵｯｶﾔ～

かすみ「ほうれん草トッピングしようかな。しず子は決まった？」

しずく「私は辛味噌にしようかな。」

かすみ「じゃあ券売機に……って、ええっ！？」
　

「うーん、アタシは期間限定の和節醤油とんこつにしようかな。」

「愛さん、サービス券貯まったから餃子半分こしよ。璃奈ちゃんボード『ハッピー』」

かすみ「愛先輩とりな子じゃん、こんな時間に何してるの！？」

栞子「夜遊びとは感心しませんね。」

しずく「思いっきりブーメラン刺さってるよ。」ｱﾊﾊ
　

愛「おお～、かすかすたちもラーメン？奇遇だねぇ～！」

かすみ「かすみんです！」

しずく「私たちは急に栞子さんに誘われて……」

愛「愛さんたちは……」
　

21時頃　愛さんハウス

愛「あーっ、また負けた！りなりー本当に強いよね。」

璃奈「愛さん……」ﾋﾟﾄｯ

愛「り、りなりー？？ゲーム疲れちゃった？？そろそろ寝……」

璃奈「ラーメン……」

愛「え？」

璃奈「ラーメン食べたい。愛さん連れてって。」
　

愛「ていうわけで、急遽ドライブすることになったんだ～。」

かすみ「りな子の妹力も相変わらずですねぇ。」

璃奈「土曜の夜にすぐ寝ちゃうなんて勿体ない。かすみちゃんたちも車できたの？もう電車は終わる時間。」

栞子「私たち、バイク乗りなんで。」ｷﾘｯ

かすみ「何カッコつけてんの、しお子。」

しずく「私はかすみさんの後ろに乗ってるだけだけどね。」
　

ｽﾞﾙｽﾞﾙ……

栞子「疲れた身体に染み渡りますね。」

かすみ「確かにバイク乗ってると夏でも夜はちょっと寒いもんね。しず子は大丈夫だった？」

しずく「私は風当たらないし大丈夫だよ。」

璃奈「へぇ、気持ちよさそう。愛さんもバイク買おう？」

しずく(こういうときに自分が乗るっていう発想にならないところが妹王なのかな)
　

かすしお「」ｶﾞﾀｯ

栞子「買うならヤマハですよね。ドラッグスターなんておしゃれで愛さんにピッタリだと思いますが……」

かすみ「いやいや、愛さんにはもっとスポーティなのがいいと思いますっ。CBR400とか扱いやすくて楽しいですよ。」

愛「いや、あの、二人とも？」

璃奈「愛さん、これがいいと思う。後ろの人も楽ちん。」つスマホ

愛「りなりーまで！？」
　

かすしお「どれどれ……」

『スカイウェイブ250』

栞子「はぁ、スクーターじゃないですか……」ｼｵｫ

かすみ「しかもスズキ……」

愛「あのー、愛さんまだ買うとは一言も言ってないんだけどなあ……ていうかスズキはよくない！？」

璃奈「愛さんのワゴンR、広くて好き。」

しずく「もう、二人とも。愛さんを置いてきぼりにして勝手に盛り上がらないの。」ﾒｯ
　

ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀ～

しずく「はぁ～、美味しかった。」

璃奈「美味しかった。璃奈ちゃんボード『満腹』」

栞子「えぇ、美味しかったですね。次はカラオケでも行きたい気分です。」

かすみ「えぇ、まだ遊ぶの？？」

璃奈「いいね。サタデーナイトは始まったばかり。璃奈ちゃんボード『フィーバー』」
　

愛「うーん、愛さんはいいけど……」

しずく「私も大丈夫ですよ。」

栞子「この近くにあるでしょうか。」

璃奈「うーん、あ、あったよ。」ｶｰﾅﾋﾞｲｼﾞｲｼﾞ

愛「りなりー、アタシよりこの車のナビ使いこなしてるよね。じゃあ先行くから、着いてきてよ！」
　

1時頃　カラオケ店

栞子「♪言葉にしたいの　幸せです(囁き)」

一同「フゥーーー！！！」

璃奈「栞子ちゃんズルい。次なに歌おうかな。あ、これにしよう。」ﾋﾟｯﾋﾟｯ

璃奈「♪woh oh mirror on the wall Believe in myself……　てへっ(真顔)」

愛「アハハハ！！！りなりー真顔で、てへっはヤバいって！！！」

かすみ「人の持ち歌をネタに使うの止めてください！！」
　

3時頃

しずく「♪小悪魔Love Love きゅるりん きっとメロメ口リン～」

ｺﾝｺﾝ

「失礼しま～す。バニラアイスとミニたい焼きです。」

しずく「♪よそ見　ウワキ許さない(小声)///」

かすみ「あ、その辺置いといてください……」

愛「あ～、アイスいいな～。愛さんも頼もっかな。」

しずく「♪ちゃんと目を見て言ってよね？　一番かわいいのは～」

愛「りなりー！！」

かすみ「かすみん！！」

しずく「は？」
　

かすみ「そういえばしお子とりな子大人しいね？次しお子の番だけど……」

りなしお「zzz……」

かすみ「って今回の言い出しっぺ二人が寝てるんですけど！！」

しずく「まあまあ、璃奈さんはともかく栞子さんは普段夜遊びとかしなさそうだし……」

かすみ「全く、世話の焼ける妹さんたちですねえ……」

おしまい
　

おまけ

愛「じゃあ、愛さんはりなりー連れて先に帰るね。」ﾌﾘﾌﾘ

璃奈「zzz……」

かすみ(肩にりな子を担いでる……)

しずく(愛さんが力持ちなのか璃奈さんが軽いのか……)

かすみ「かすみんたちはしお子が起きたら帰ります！気を付けて帰ってくださいね。」ﾌﾘﾌﾘ

ﾊﾟﾀﾝ
　

栞子「zzz……」

かすみ「ねぇ、しず子」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

しずく「なに？かすみさん。」

かすみ「その……二人きりになったし……」

しずく「栞子さんいるよ？」

かすみ「だ、大丈夫だよ！！」

栞子「zzz……」

しずく「ふふっ、仕方ないなあ。いいよ？」
　

以上です。僕もおじさんなので徹カラする元気は無いです。
　

このSSシリーズのおかげでバイクの免許取った、ありがとう
でも買うのは多分通勤用のPCXだけど
　

雰囲気良かった
乙