【SS】にこ「ここがあの世ね…」希「来世をうちに告げるんや！」

にこ「ついにあの世に来てしまったわ…」

にこ「μ'sの中では私が最後になっちゃったけど…あいつらもいたりするのかしら？」

ｺｯﾁｰ…

にこ「ﾋｲ！亡者が地獄へ誘う声が…ってあれは？」

希「にこっちー！」

にこ「希！？」

希「ふふ、久しぶりやねにこっち」

にこ「久しぶりね、まさかあんたが一番早く死ぬとは思わなかったわ」

希「別に早死にってわけじゃないやん？みんなが長生きしすぎなんよ」

にこ（享年：１０２歳）
希（享年：８０歳）

にこ「あんたがいるってことは…他のみんなもいるの？」

希「ううん、あの世に居続けることはできないんよ。みんなは先に行ったよ」

にこ「そう…せめてもう１回くらい会いたかったけどしょうがないわね。じゃあ、あんたは何してんのよ？」

希「ふっふっふ…よくぞ聞いてくれたねにこっち」ﾆﾔﾘ

希「みんなで叶える来世（ものがたり）～～～～！！」＼パパーン／

にこ「なにごと！？」

希「これからにこっちには、来世何に生まれ変わるかを決めてもらいま～す！」

にこ「はあ！？」

希「ではまずこちらのタブレットを持っていただいて…」

にこ「ちょちょちょ、待ちなさいよ！理解が追い付かないんだけど！？」

にこ「来世って…あの来世よね？話には聞いてたけどホントにそういうのあるのね…」

希「特に希望がなければクワガタムシの適正が高いって神様は言ってるけど…」

にこ「ぬゎんでよ！？」ｶﾞｰﾝ

希「関東では負けなしのムシキングになるであろうってくすくす大明神が…」

にこ「人ですらないじゃない！却下よ、却下！」

にこ「ていうか人以外の選択肢も普通にあるのね…なんだか怖くなってきたわ」

希「大丈夫や、ちゃんと希望は聞いてくれるからね。にこっちの希望は？」

にこ「え？そ、そりゃあ…アイドルよ！何度だってアイドルやるわよ！」

希「おお…相変わらずやね。宇宙No.1かどうかはともかく、日本のトップアイドルにはなってたやん？」

にこ「まだまだよ！引退した後だって色々なアイデアが浮かんでたんだから！」

希「じゃあ『人間』、『アイドル』、『売れっ子』…と、他には？」ﾀﾌﾞﾚｯﾄﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

にこ「そうねえ…せっかく生まれ変わるんだったらスタイル抜群で～、歌も上手くって～、演技派でハリウッドスターなんかにもなっちゃったりして～」

希「『スタイル◎』、『美声』、『女優肌』…はい、いったんストップ～」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

希「ポイントが足りません！」

にこ「ポイントって何！？」ｶﾞｰﾝ



希「はいここで来世システムについてご説明しまーす！」

希「にこっち、みんなが希望通りの来世を選んでたら世の中が天才やお金持ちだらけになってしまうやろ？」

にこ「まあそうね」

希「だからここでは生前の行いをポイントにして、ポイントを消費して来世を選ぶことができるんや」

にこ「ふ、ふ～ん。まあ？このにこにーの生前の行いをもってすればたいていの希望は通るはずよね」

希「さすがはトップアイドル…すごい自信やね。じゃあ採点結果をこのタブレットに表示するから見ててな」ｽｯ

にこ「なんか居酒屋の注文するやつみたいなんだけど…いいわ、どんと来なさい！」

矢澤にこ

善行：+500点


にこ「！！」

にこ「ど、どうなの！？高いの！？」

希「さすがやねにこっち、普通の人は100ポイント前後やから、アイドル活動が評価されたんやね」

希「ちなみに『人間』だけなら100ポイントで選べるよ」

にこ「よし！これなら来世も人気アイドル間違いなしで…」


悪行：－450点


にこ「ぬゎんでよ！？」ｶﾞｶﾞｰﾝ

希「にこっち…」

にこ「そんな目で見るんじゃないわよ！してない！してないわよ悪行なんてぇ！！」

希「でも神様がそう採点してるんよ？間違いはないはずや」

にこ「そんなこと言ったって全く身に覚えが…」

希「うーん…詳細を表示っと」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ


窃盗（ポテト）、窃盗未遂（ハンバーガー）：－300点
大嘘（バックダンサー扱い、コラ作成）：－100点
誹謗中傷（インターネット掲示板）：－50点


にこ「私のバカーーーーーッ！！」

にこ「ていうかマイナスが大きすぎない！？私のアイドル活動で500点しか稼いでないのにちょっとポテト取っただけで300点も引かれちゃうの！？」

希「取れる人からは取るっていうシステムなんよ…」

にこ「ぐぬぬぬ…ま、まあ文句言ったってしょうがないわ！ということは私のポイントは…」

にこ「ご、50点……」

にこ「これじゃあアイドルどころか人間にだって…」

希「一応、マイナスのオプションをつけて100点より安く人間になる方法もあるけど…」

にこ「ホント！？」

希「50点だと生まれがスラムとかになってしまうんよ」

にこ「ぐっ…そ、それはさすがに」

にこ「ふふ…そうよね、みんなをバックダンサー扱いして新参のスクールアイドルを解散させようとするようなやつにはクワガタムシがお似合いってことよね…」（絶望）

希「……」

希「にこっち、絶望するのはまだ早いよ」

にこ「なによぉ…あんたになら捕まってあげるからスイカを毎日与えなさいよぉ…」ｼｸｼｸ


希「希パワーた～～っぷり注入！はーい、ぷしゅ！」ﾋﾞｰﾑ

にこ「にごおおおおおおおお」ﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞ


にこ「何すんのよ！」

希「うちがにこっちを待ってたのはこのためだったんよ」

希「なんと！これでにこっちには絆ボーナスが適用されます！」

にこ「絆ボーナス？」

希「μ'sは強い絆で結ばれてたからね、余ったポイントを他の子がシェアできるように神様がしてくれたんよ」

にこ「そ、そんなことが…」

希「うちが真面目に神田明神で働いてたから特別に許してもらえたんよ、感謝してな？」

にこ「希ぃぃぃ！」ﾀﾞｷﾂｷｰ



希「ふふっ、じゃあみんながどうポイント使ったか見ていこっか」

にこ「私ほどじゃないけどあいつらも各方面で活躍してたわけだし、結構稼いでるはずよ」

希「やっぱり最初はリーダーの穂乃果ちゃんからやね」

高坂穂乃果

善行：＋500点


にこ「やるわね…！」

希「μ'sとしての功績はもちろん、卒業後は世界中を歌って回ってたからね」

にこ「でも穂乃果のことだから色々やらかしてるんじゃ…」


悪行：－100点
（人を巻き込んだ：－50点）
（怠惰：－50点）


にこ「ちょっと！なんか採点甘くない？」

希「いいやん、ポイントが減ったら困るのはにこっちやろ？」

にこ「そ、それはそうだけど…」

希「『人を巻き込んだ』はGOHANYA事件とかが代表やね、良くも悪くも人を振り回してたからね。『怠惰』は度を越したグータラかな？」

にこ「でも穂乃果だけで＋400点ね！このペースなら私に相当なポイントが…」ｸﾞﾍﾍ

希（悪い顔してるなぁ…）

希「まだここから来世に消費したポイントが引かれるよ」

にこ「はっ！そ、そうよね…ほどほどに残してくれると助かるんだけど…」


来世選択：－110点
（『人間』：－100点）
（『あんこに飽きない』：－10点）


にこ「ほ、穂乃果…」ｳﾙｳﾙ

希「穂乃果ちゃんは何も決めなかったんよ」

一言コメント
穂乃果『来世のことは来世で決めるよっ！』

にこ「穂乃果らしいわね…なんか変なオプションはついてるけど…」

希「和菓子屋に産まれるとは限らないんだけどね」

希「次は海未ちゃんやね」

にこ「頼むわよ、海未！」


園田海未

善行：200点


にこ「200点…高いのよね？」

希「にこっちや穂乃果ちゃんみたいな大スターで500点だからね、200点は十分すごい点数や」

希「園田流師範として立派に生涯を全うした海未ちゃんにふさわしい点数やね」

にこ「そうよね…でも海未ならマイナスは無いはず…」

悪行：0点


にこ「…来た！0点！」

希「さすが海未ちゃんやね」

希（穂乃果ちゃんへの全力ビンタはみもみも大明神からの圧力で不問になったよ☆）


ローン：－50点（残り7回）


にこ「ローンてなに！？」ｶﾞｰﾝ

希「うーん…これは今回の海未ちゃんとは関係ないんだけど」

希「前前前世の海未ちゃんが…あっ、そんな曲あったね、ふふっ」

にこ「今そういうのいいから！私もちょっと思ったけど！」

希「前前前世の海未ちゃんが10回払いで『超能力者：500点』っていうオプションをつけちゃったみたいで…ラブアローシュートもその名残やね」

一言コメント
海未『なぜなのですかぁ～』ｵｰｲｵｲｵｲ

にこ「何やってんのよ海未…いや海未じゃないんだけど」

にこ「ん…？なら私もローンでアイドルになれば…！」

希「あ、今回みたいなことになるから新規のローンは禁止されたよ」

にこ「神様ってバカなの？」

来世選択：－120点
（『人間』：－100点）
（『ババ抜きに強い』：－20点）


にこ「…なにこれ」

希「生涯勝ちなしだったからね…相当気にしてたみたいよ？」

にこ「唯一つけたオプションがこれって…」

にこ（表情に出やすいのを直すべきだったんじゃ…）

希「次は2年生組ラストのことりちゃんやね」

南ことり

善行：＋200点


にこ「ことりも結構高いわね」

希「服飾のお仕事で大成した他にメイドスクールも開いてたのが影響してるね」


悪行：－400点
（留学ドタキャン騒動：－400点）


にこ「ことりいいいいいぃぃ！！」

希「よく考えたら結構な大事件やったね…」

一言コメント
ことり『しばらくうちの空気がヤバかった』

来世選択：－120点
（『人間』：－100点）
（『お気に入りのマクラ』：－20点）


にこ「何持っていってんの！？」

にこ「ていうかことり一人でどんだけポイント使ってんのよ」

希「穂乃果ちゃんと海未ちゃんには許可はもらったから…」

希「ちなみにトサカは50点必要だったから泣く泣く断念したんよ」

にこ「あれポイントが必要なの！？」


希「気を取り直して1年生組見ていこっか」

にこ「頼むわよ3人とも…」

希「まずは花陽ちゃんからやね」

小泉花陽

善行：＋2,000点


にこ「」

希「おお…固まってる」

にこ「え？200点の間違いじゃないの？」

希「これが間違いじゃないんよ。花陽ちゃんと言えば？」

にこ「アイドル好きと…農家になってからはずっとお米を作ってたわね」

希「正解！」

希「あまり話題にはなってなかったけど、花陽ちゃんの作ったオリジナルのお米って食料問題とかに貢献してたんよ」

にこ「ああ…そういうパターンもあるのね」

にこ「ポイントで負けたのは悔しいけど、やっぱり私の厳しい指導がこういうところに生きて…」


悪行：-300点
（誹謗中傷（インターネット掲示板）：－300点）


にこ「生きすぎィ！」

連投規制にかかった…

にこ「そういうところは真似しなくていいのよ！」

にこ「しかも私よりひどくなってるじゃない！」←－50点

希「元のポイントが多いのもあるんやけど…神様にもネット弁慶って評価されてるね」

にこ「かわいい顔して何やってんのよ花陽…」

一言コメント 花陽『思いっきり減点されてて米生える』

希「師匠は人のこと言えないけどね」 にこ「師匠って言うのやめて！」

来世選択：－1,090点
（『人間』：－100点）
（『お米レベル99』：－990点）

にこ「なろう系！？」

希「転生チート系やね」

にこ「『お米レベル99』ってもう人間じゃなくてお米じゃないの？」

希「さすがに人の形はしてると思うけど…」

にこ「無からお米を出せそうよね」

希「まあ問題児の2人に比べたら全然…」

にこ「なんか聞こえたんだけど！？」


希「はい、じゃあ凛ちゃんいきま～す」

にこ「だんだん雑になってる気がするんだけど…」

星空凛

善行：＋180点


希「凛ちゃんは学校の先生として頑張った結果やね」

にこ「凛が教師になるって聞いた時は耳を疑ったけど…勉強できなかった分、教えるのに向いてたのもしれないわね」

希「花陽ちゃんが新潟に引っ越した時は落ち込んでたけど、翌年には転勤して追いかけていったんよね」

にこ「あの子の花陽への執念にはいつも驚かされるわ」


悪行：-300点 （窃盗（小泉花陽の下着）：－300点）


にこ「こんな風にね！！」

にこ「えっ？凛が花陽を追いかけていったのってそういうことなの！？」

希「まあ落ち着き、にこっち」

にこ「落ち着いてられないわよ！完全にやっちゃってるわよね！？」

希「いやこれはな？凛ちゃんが花陽ちゃんのパンツを借りたことがあって」

希「結局それを借りっぱなしにしてたらしいんよ」

にこ「あっその話聞いたことあるわね。あれが窃盗扱いに！？」

希「で、引っ越した後も常習的に続いてたみたいでこういう判定になりました」

にこ「教師が何やってんのよ！？」

一言コメント
凛『借りてただけなのに…』

来世選択：－400点
（『人間』：－100点）
（『猫アレルギー除去』：－300点）


にこ「たっっかい！！」

にこ「『猫アレルギー除去』がたっっかい！何なのあれ！？」

希「凛ちゃんは魂レベルで猫アレルギーやったみたいでなぁ」

にこ「あいつ前世で猫に何したのよ！？」

希「どうしても来世では猫が飼いたいからって…」

にこ「は、花陽の貯金が…」


にこ「問題児の一人目でだいぶダメージを受けたんだけど…」

希「お疲れのところ悪いけど次は真姫ちゃんの見ていくよ～」

西木野真姫

善行：＋1,500点

にこ「予想はしてたけど真姫は高いわね」

希「西木野総合病院を引き継いだあと、医療技術の研究でも活躍してたからね」

希「やっぱり直接命に関わるお医者さんはポイントが高くなるみたいやね」

にこ「ポイントが高いままキープしてくれるとありがたいんだけど…」

悪行：-1,000点
（クローン作製：－1,000点）


にこ「……やったわね」

希「……やったなぁ」

にこ「そういえば真姫ちゃんに娘がいるとは聞いてたけど、絶対合わせてくれなかったわ…」

希「えっ？にこっちには許可を取ったって言ってたけど」

にこ「えっ？」

希「えっ？」

にこ「待って！？怖い怖い！クローンて自分のクローンよね！？」

希「い、いやぁ～？自分のやないんかな～？ウチも会ったことはないなあ～」

希（あかん、これは墓まで持っていかんと…もう死んでるけど）

一言コメント 真姫『本当に申し訳ないと思っている』

にこ「も、もういいわ死んだ後のことだし！」

希「そ、そうやね、さーて真姫ちゃんの来世はなんやったかな～」

来世選択：－500点
（『サンタクロース』：－500点）


にこ「ついに人間じゃないの出ちゃった！」

にこ「サンタクロースってなれるの！？｣

希「ウチも知らなかったんだけど本当にいるらしいんよ」

にこ「職業とかじゃなくって？」

希「半分妖精、半分人間みたいな存在らしいよ」

にこ「最後まで信じてたんだからすごいわよね…」

希「途中からご両親に代わって娘さんがプレゼント置く係やってたからね」

希「じゃあいよいよ3年生…といってもウチらを除くとエリちだけやね」

にこ「変なところでポンコツだから心配なのよね…」

絢瀬絵里

善行：＋160点


にこ「微妙にみんなより低いわね…」

希「エリちは外交官やね。周りに与えた影響は少なくはないと思うけど…判定が難しい仕事やからね」

希「でも普通の人よりはかなり高い点数やね」

にこ「生徒会長加点とかないのかしら…」


悪行：－100点 （違法アップロード：－100点）


にこ「減点はあったわ！」

希「やらかしとるねえ…」

にこ「違法アップロードって講堂ライブの時のあれでしょ！？」

にこ「結果的にμ'sの知名度が上がったんだからセーフでしょセーフ！」

希「結果論やからなあ…本人もそういうつもりじゃなかったって言うてたし」

にこ「あ、あの時のがここにきて響くとは…」


来世選択：－130点
（『人間』：－100点）
（『暗いのが平気』：－30点）


にこ「変なオプションつけてるし…」

希「あれはあれでかわいかったんやけどなあ…」

一言コメント 絵里『死ぬまで治らなかったわ！』

希「はい！これで全員出揃ったね！」

にこ「あれ？希の分は？」

希「ウチはほら…絆ボーナスのお願いでポイント使い切っちゃったから」

希「もちろん来世は『人間』にしたよ」

にこ「そう…悪いわね、他の使い道もあったのに…」

希「いいんよ、ウチが楽しく生きてこられたのもみんなのおかげやからね！」

希「じゃあ改めてにこっちの来世決めよっか！」

にこ「そうね！よ～し、みんなの残してくれたポイントは…？」

絆ボーナス：＋20点
矢澤にこ：＋50点
使用可能ポイント：＋70点


にこ「ぬゎんでよ！？」

希「厳しい結果やねえ」

にこ「嘘でしょ！？みんな結構稼いでたじゃない！」

希「でもその分使ってたし…ほら」

高坂穂乃果：＋290点
園田海未：＋30点
南ことり：－320点
小泉花陽：＋610点
星空凛：－520点
西木野真姫：0点
絢瀬絵里：－70点

にこ「三馬鹿あああああ！！！」

にこ「三馬鹿よ…凛、ことり、絵里の3人は来世の三馬鹿に決まり…いいわね！」

希「ウチもにこっちが50点しか持ち点ないとは思わんかったからなあ。真姫ちゃんあたりに頼めばにこっちのためならポイント残してくれそうやったけど」

にこ「い、いいのよ。こういうのはポジティブに考えないと…20点は増えたんだから…」

にこ「で、どうなの！？70点でアイドル…いやせめて人間になれる道はあるの！？」

希「うーん…70点となると結構条件が厳しく…ん？」

希「こ、これは…！これをつけるだけで人間になれるなんて…！こんなの、にこっちだけの特別価格や！すさまじい適正やん！？」

にこ「どれ！？見せなさい！！」



来世選択：－70点
（『人間』：－100点）
（『貧乳』：＋30点）


にこ「」

希（あっ…また死んでる）

にこ「また…またこのオプションと人生を共にするのね…」

希「ま、まあ今回は救われたんと違う？貧…そのオプションだけで人間になれるんやし」

にこ「そうね…」

にこ「はぁ…来世でもアイドルやりたかったなぁ…」ｸﾞｽﾝ

希「…」

希「大丈夫、アイドルにはなれるよ！」

にこ「え…？でもアイドルのオプションは…」

希「オプションはあくまでもオプション、生まれた時の適正が上がるだけなんよ」

にこ「そ、そうなの…？じゃあオプションが無くても頑張れば…」

希「そう、アイドルにはなれるんや！」

にこ「でも…なんの才能もない上に貧乳じゃあ…」

希「ちなみに今世のにこっちの状態がこれやね」

矢澤にこ
『人間』、『貧乳』

にこ「同じ！？」

希「そうやん！」

にこ「ふふっ…なによ、最初からそう言いなさいよ！だったら」

にこ「アイドルになるのは決まったようなものじゃない！！」

希「にこっち…！」

にこ「見てなさい！来世は5,000点くらい稼ぐアイドルになってやるんだから！」

希「今度はマイナス4,000点されないように気を付けんとなあ？」

にこ「されないわよ！た、たぶん…」

希「じゃあ、決定ボタンを押すと転生が始まるからね」

にこ「いよいよね…」

にこ「希」

希「どうしたん？」

にこ「最後の最後まで付き合ってくれてありがとね」

希「いいんよ、ウチが勝手にしたことやし」

にこ「まあ…その…にこの来世は世界中に知られてるアイドルだから心配してないけど？」

にこ「また、会えるわよね？」

希「…当たり前やん！」

にこ「あんたが言うと頼りになるわね…」

にこ「じゃあ、もう行くわ」

希「あっ！にこっち、最後にあれやって！」

にこ「あれって…ああ、年取ってからはやってなかったんだけど…最後にはもってこいね」

にこ「じゃあいくわよ！」

にこ「にっこにっこにー！」ﾃﾝｾｲｰ

希「…」

希「さーて…みんな行っちゃったし」




東條希

善行：＋1,000点
（うち神様ボーナス800点）

悪行：－100点
（セクハラ：－100点）

来世選択：－900点
（『人間』：－100点）
（『追跡：高坂穂乃果』：－100点）
（『追跡：園田海未』：－100点）
（『追跡：南ことり』：－100点）
（『追跡：小泉花陽』：－100点）
（『追跡：星空凛』：－100点）
（『追跡：西木野真姫』：－100点）
（『追跡：絢瀬絵里』：－100点）
（『追跡：矢澤にこ』：－100点）





希「ウチもそろそろ行こっかな！」

終わり！

各配点については納得のいく配分を考えたかったが、悩みすぎてSS書く熱が冷めそうだったのでガバガバでいかせてもらった。本当に申し訳ないと思っている。

おつ

面白かった

2021年になって
μ'sのこういうSSは涙腺に来る

何回見てもにこの「ぬわぁんでよぉ！」は笑っちゃう、やっぱりにこにーは凄い

面白かった
これ元ネタは世奇妙のあれ？

全盛期に同じネタであったんだよな懐かしい

希ほんま

希ほんまずるいわ

希そういうとこやん

にこちゃんは何になっても宇宙No.1アイドルよ

乙
めっちゃ面白かった

良かった

やっぱμ'sなんだよなぁって言いたくなるss
希いいよね