1: 2015/12/01(火) 16:22:04.21 ID:Xuixb1i00.net
ことり「ホントっ!?」パアァ
海未「はい、嘘で――」
ことり「もう~っ、海未ちゃん大好きぃ~♪」ギュ-
海未「……」ハァ
ことり「どうしたの?」
海未「何でもありません」
海未「それよりイルミネーションで気付きましたが、そろそろクリスマスでしたね」
ことり「海未ちゃんと二人きりで過ごす為に、ことりはバッチリ空けてるよ~」
海未「まあ、私は家族でパーティがありますけど」
海未「はい、嘘で――」
ことり「もう~っ、海未ちゃん大好きぃ~♪」ギュ-
海未「……」ハァ
ことり「どうしたの?」
海未「何でもありません」
海未「それよりイルミネーションで気付きましたが、そろそろクリスマスでしたね」
ことり「海未ちゃんと二人きりで過ごす為に、ことりはバッチリ空けてるよ~」
海未「まあ、私は家族でパーティがありますけど」
2: 2015/12/01(火) 16:22:58.43 ID:Xuixb1i00.net
ことり「ふえぇ!?」ガーン!!
ことり「う、うみちゃぁ~……ことりと一緒に過ごしたくないのぉ?」ウルウル
海未「……冗談ですよ」
ことり「ほ、本当は海未ちゃんも予定空いてるんだよねっ?」
海未「ええ、今の所は空いてますね」
ことり「じゃあ、他に予定が入る前にことりがご予約しちゃいます♪」
海未「仕方がないので、予約を認めてあげましょう」
ことり「やったぁ♪」ギュッ
――――――
ことり「う、うみちゃぁ~……ことりと一緒に過ごしたくないのぉ?」ウルウル
海未「……冗談ですよ」
ことり「ほ、本当は海未ちゃんも予定空いてるんだよねっ?」
海未「ええ、今の所は空いてますね」
ことり「じゃあ、他に予定が入る前にことりがご予約しちゃいます♪」
海未「仕方がないので、予約を認めてあげましょう」
ことり「やったぁ♪」ギュッ
――――――
3: 2015/12/01(火) 16:23:50.52 ID:Xuixb1i00.net
ことり「ねぇ、海未ちゃん」スタスタ
海未「何ですか?」スタスタ
ことり「ことりね、この一年間とってもいい子にしてたよ?」
海未「はい?……それは私もずっと見ていたから知っていますが」
ことり「だ~か~らぁ……ことりの所に、サンタさん来るかなっ?」ワクワク
海未「……そこで、どうして私の方を見るんです」
ことり「えぇ~、だってぇ~♪」
海未「一応聞いてあげます、何が欲しいんですか?」
ことり「海未ちゃん!」
海未「何ですか?」スタスタ
ことり「ことりね、この一年間とってもいい子にしてたよ?」
海未「はい?……それは私もずっと見ていたから知っていますが」
ことり「だ~か~らぁ……ことりの所に、サンタさん来るかなっ?」ワクワク
海未「……そこで、どうして私の方を見るんです」
ことり「えぇ~、だってぇ~♪」
海未「一応聞いてあげます、何が欲しいんですか?」
ことり「海未ちゃん!」
4: 2015/12/01(火) 16:24:46.29 ID:Xuixb1i00.net
海未「なるほど、予想通りの回答ありがとうございます」ナデナデ
ことり「えへへ~///」
海未「ですが、それは認められません」
ことり「な、なんでぇ!?……って言うと思った?」フフッ
海未「むっ?」
ことり「ことり、何でか知ってるよ」
海未「ほう、では教えていただきましょうか」
ことり「だって、海未ちゃんはもうずっと前からことりのモノだから……だよね?」ニコッ
海未「……」フム
ことり「えへへ~///」
海未「ですが、それは認められません」
ことり「な、なんでぇ!?……って言うと思った?」フフッ
海未「むっ?」
ことり「ことり、何でか知ってるよ」
海未「ほう、では教えていただきましょうか」
ことり「だって、海未ちゃんはもうずっと前からことりのモノだから……だよね?」ニコッ
海未「……」フム
5: 2015/12/01(火) 16:25:41.71 ID:Xuixb1i00.net
ことり「正解だよね♪ご褒美ちょーだいっ」ン-
海未「……大まかには間違っていませんが、一部訂正をさせていただきます」
グイッ
ことり「ふえっ!?///」カアァ
海未「ことり……」クイッ
ことり「な、なに?///」
海未「私がことりのモノなのではなく、ことりが私のモノなんです」
海未「そこだけ、訂正させてくださいね?」
ことり「///」コクコクッ
海未「はい、ことりはいい子ですね。こんないい子には、きっとサンタさんが来てくれるはずですよ」ニコッ
海未「……大まかには間違っていませんが、一部訂正をさせていただきます」
グイッ
ことり「ふえっ!?///」カアァ
海未「ことり……」クイッ
ことり「な、なに?///」
海未「私がことりのモノなのではなく、ことりが私のモノなんです」
海未「そこだけ、訂正させてくださいね?」
ことり「///」コクコクッ
海未「はい、ことりはいい子ですね。こんないい子には、きっとサンタさんが来てくれるはずですよ」ニコッ
7: 2015/12/01(火) 16:27:37.26 ID:Xuixb1i00.net
海未「それで、もう一度聞きますけど……何が欲しいんですか?」
ことり「あの……ね……」モジモジ
海未「ええ」
ことり「……ュ-」ボソッ
海未「聞こえませんね」クスッ
ことり「うぅ……///」
海未「さあ、もう一度どうぞ」
ことり「ち……」
海未「ち?」
ことり「ちゅ、ちゅーしてほしいっ///」
ことり「あの……ね……」モジモジ
海未「ええ」
ことり「……ュ-」ボソッ
海未「聞こえませんね」クスッ
ことり「うぅ……///」
海未「さあ、もう一度どうぞ」
ことり「ち……」
海未「ち?」
ことり「ちゅ、ちゅーしてほしいっ///」
8: 2015/12/01(火) 16:29:28.00 ID:Xuixb1i00.net
海未「それは、サンタさんにお願いしているんですか?それとも……」
ことり「海未ちゃんに……お願いしてるの……」
海未「ここ、外ですから人に見られてしまいますが?」
ことり「それでも……いいよ///」
海未「全く……困った恋人ですね」ハァ
ことり「やっぱり、ダメ?」ウルウル
海未「……軽くですよ?」
チュッ……
ことり「海未ちゃんに……お願いしてるの……」
海未「ここ、外ですから人に見られてしまいますが?」
ことり「それでも……いいよ///」
海未「全く……困った恋人ですね」ハァ
ことり「やっぱり、ダメ?」ウルウル
海未「……軽くですよ?」
チュッ……
10: 2015/12/01(火) 16:30:14.54 ID:Xuixb1i00.net
ことり「んっ……」
海未「はい、お終いです」
ことり「もっと……欲しいなぁ……」ジッ
海未「何言ってるんですか、さっさと帰りますよ」スタスタ
ことり「ふええぇ!待って待って~!」
――――――
海未「はい、お終いです」
ことり「もっと……欲しいなぁ……」ジッ
海未「何言ってるんですか、さっさと帰りますよ」スタスタ
ことり「ふええぇ!待って待って~!」
――――――
11: 2015/12/01(火) 16:31:06.33 ID:Xuixb1i00.net
海未「で、三度目の正直になりますけど……」
ことり「ふぇ?なぁに?」キョトン
海未「完全に忘れてますね……」
海未「結局の所、ことりはサンタさんに何をお願いするんですか?」
ことり「あっ、そのお話?でも……さっき海未ちゃんにちゅーしてもらったし……」
海未「あれはサンタではなく、私からの贈り物です」
ことり「ということは、他にもお願いしていいの?」
海未「まあ、取り敢えず聞くだけですけどね」
ことり「ふぇ?なぁに?」キョトン
海未「完全に忘れてますね……」
海未「結局の所、ことりはサンタさんに何をお願いするんですか?」
ことり「あっ、そのお話?でも……さっき海未ちゃんにちゅーしてもらったし……」
海未「あれはサンタではなく、私からの贈り物です」
ことり「ということは、他にもお願いしていいの?」
海未「まあ、取り敢えず聞くだけですけどね」
12: 2015/12/01(火) 16:32:24.94 ID:Xuixb1i00.net
ことり「じゃあ、ことりが欲しいのは一つだけ……かなぁ」
海未「何でしょう?ちなみに、もう私という回答はいりませんよ?」
ことり「大丈夫だよぉ!」プクゥ
ことり「あのね?ことりがサンタさんにお願いしたいのは……」
ことり「海未ちゃんサンタさんと、ずっと一緒に居られる時間……です。えへへ///」
海未「……誰も私がサンタだとは言っていませんよ?」
ことり「それが貰えたら、他には何も要らないなぁ……って、ことりは思ってたり」
海未「話聞いてませんね」ハァ
海未「何でしょう?ちなみに、もう私という回答はいりませんよ?」
ことり「大丈夫だよぉ!」プクゥ
ことり「あのね?ことりがサンタさんにお願いしたいのは……」
ことり「海未ちゃんサンタさんと、ずっと一緒に居られる時間……です。えへへ///」
海未「……誰も私がサンタだとは言っていませんよ?」
ことり「それが貰えたら、他には何も要らないなぁ……って、ことりは思ってたり」
海未「話聞いてませんね」ハァ
13: 2015/12/01(火) 16:33:04.06 ID:Xuixb1i00.net
ことり「やっぱり難しい問題だと思う?海未ちゃんサンタさん」
海未「……難しいわけないでしょう」
ことり「海未ちゃぁん!」パアァ
海未「難しいどころか、一番簡単ですよ。私だって、ことりの側から離れる気ありませんから」
ことり「~~!!!」
ことり「う、海未ちゃぁ~!やっぱり大好き!好きなの!」ギュ-!!
海未「少しは、周りの目を気にして欲しいものです……」
海未「……難しいわけないでしょう」
ことり「海未ちゃぁん!」パアァ
海未「難しいどころか、一番簡単ですよ。私だって、ことりの側から離れる気ありませんから」
ことり「~~!!!」
ことり「う、海未ちゃぁ~!やっぱり大好き!好きなの!」ギュ-!!
海未「少しは、周りの目を気にして欲しいものです……」
15: 2015/12/01(火) 16:33:50.63 ID:Xuixb1i00.net
海未「ですが、これだとプレゼントとして成り立ちませんね」
ことり「なら、ことり他にも欲しい物あるよ?」
海未「ああ、そうなのですか?でしたら、クリスマスまでに考えておいて下さい」
ことり「はぁ~い♪」
海未「では、今度こそ帰りましょう」スッ
ことり「うん♪」ギュッ
――――――
ことり「なら、ことり他にも欲しい物あるよ?」
海未「ああ、そうなのですか?でしたら、クリスマスまでに考えておいて下さい」
ことり「はぁ~い♪」
海未「では、今度こそ帰りましょう」スッ
ことり「うん♪」ギュッ
――――――
16: 2015/12/01(火) 16:34:47.02 ID:Xuixb1i00.net
海未「ふぅ……しかし、ことりも言っていましたが本当に綺麗なイルミネーションですね」
ことり「アーチ型のイルミネーションがバージンロードに見えて、まるでことり達を祝福してくれてるみたい♪」
海未「それはいくら何でも、無理があるかと……」
ことり「腕組もっ?」
海未「はいはい……」スッ
ことり「えへへ、ありがと~」ギュッ
ことり「アーチ型のイルミネーションがバージンロードに見えて、まるでことり達を祝福してくれてるみたい♪」
海未「それはいくら何でも、無理があるかと……」
ことり「腕組もっ?」
海未「はいはい……」スッ
ことり「えへへ、ありがと~」ギュッ
17: 2015/12/01(火) 16:35:14.22 ID:Xuixb1i00.net
海未「もし、私とことりが今歩いているこの道が、バージンロードなのだとしたら……」
海未「これは、結婚式の予行演習になるんでしょうか?」
ことり「そうだよ?近い未来に実現予定の、ことりと海未ちゃんの結婚式の練習ですっ♪」
海未「近い未来って何を――ああ、いえ……まあ、そうですね。実現……するといいですね」
ことり「うんっ!ぜ~ったいに、実現させようね!」
海未「これは、結婚式の予行演習になるんでしょうか?」
ことり「そうだよ?近い未来に実現予定の、ことりと海未ちゃんの結婚式の練習ですっ♪」
海未「近い未来って何を――ああ、いえ……まあ、そうですね。実現……するといいですね」
ことり「うんっ!ぜ~ったいに、実現させようね!」
18: 2015/12/01(火) 16:35:57.09 ID:Xuixb1i00.net
おわり
24: 2015/12/01(火) 17:06:37.56 ID:iucwzumw0.net
乙
最高の甘々ことうみ
最高の甘々ことうみ
37: 2015/12/01(火) 23:21:47.50 ID:WH96bjtV0.net
ことりのやっぱり大好き!好きなの!でキュン死した
43: 2015/12/02(水) 14:13:22.02 ID:sUgsfB0+0.net
44: 2015/12/02(水) 14:35:28.35 ID:bH5Zk2sU0.net
良かった
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1448954524/