【SS】侑「歩夢っていつもいい匂いするじゃない？」【ラブライブ！虹ヶ咲】

～ある日の下校途中～


侑「ねぇ？歩夢？」

歩夢「侑ちゃんどうしたの？」

侑「歩夢っていつもいい匂いするじゃない？」

歩夢「ゆ、侑ちゃん！？何言ってるの！」

侑「何か秘訣でもあるのかなって思ってね」

歩夢「そんなのないよぉ」

侑「じゃあ歩夢は自然といい匂い発してるの？」

歩夢「もう、そういう変な聞き方しないで！」

歩夢「だいたい、私がいい匂い発してるわけないじゃない！」

歩夢「私は普通の女の子だよ？」

侑「私にとっては普通の女の子じゃないよ？」

歩夢「！？」

歩夢「もぉ～！侑ちゃんそれどういう意味！？」

侑「私にとっては特別な女の子だよ？」

歩夢「いくら侑ちゃんでも変なことばかり言ってると怒るからね？」

侑「あはは！ごめんね！」

歩夢「だいたいにして侑ちゃん、私の匂いをいつも嗅いでるわけ？」

侑「そんな意識的にしてるわけじゃないけどさ、歩夢のそばに寄ると自然といい匂いがしてくるから」

歩夢「やめてよ～、私が返って意識しちゃうじゃない」

侑「やっぱ髪や体の洗い方にコツでもあるわけ？」

歩夢「普通に洗ってるだけだけどなぁ･･･」

侑「ふーん、そうなんだ」


侑「今度歩夢がお風呂で体洗ってるの見学してもいい？」

歩夢「だ！ダメに決まってるでしょ！？」

歩夢「もう！何を言い出すと思ったら！」

侑「えへへ！」


侑「小さい頃はよく一緒に入ってたじゃん」

歩夢「今はもう小さくないでしょ！？」

侑「まだ成人してないから子供だよ？」

歩夢「そういうこと言ってるんじゃないの！？」

歩夢「ダメなものはダメだからね？」

侑「歩夢のケチ！」

歩夢「ケチじゃありません！」


侑「そうだ、今度温泉にでも行かない？」

歩夢「変な目的がある人とは行きません！」

侑「それもダメかぁ･･･」

歩夢「ていうか、侑ちゃんがどういう風に髪と体洗ってるか教えてよ」

侑「え？なんで？」

歩夢「それで私と違うところがあって、それが足りない要素であれば改善すればいいでしょ？」

侑「それもそうだね」

歩夢「これで解決だね」


侑「私の洗い方はね･･･」

歩夢「うん」

侑「う～ん･･･」

侑「言葉で説明するの難しいなぁ･･･」

歩夢「それならダメだね」

侑「そうだ！私が体洗ってるのを歩夢がお風呂で一緒に見ればいいんじゃない？」

歩夢「全然ダメ！」

侑「え～！」

歩夢「侑ちゃん、結局は一緒にお風呂入りたいだけなんじゃないの？」

侑「それじゃまるで私がヘンタイさんみたいじゃん！」

歩夢「ヘンタイさんだよ！」

歩夢「体洗うの見学させて～なんて普通の人言わないもん」

侑「私は特別だからいいんじゃない？」

歩夢「！？」

歩夢「そういうこと自分で言わないの！」

侑「私諦めないからね」

歩夢「ダメなものはダメだから」

侑「ふーんだ」





――終――

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞

おつです。やっぱり一緒に入りたいんだな

@cﾒ˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ 中の人も香水とか貰ってたね

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ そういうのはまだもうちょっと早いよ侑ちゃん