1: 2016/12/18(日) 08:41:14.36 ID:zBx8psK+.net
ー部室ー
鞠莉「まずはくじを引いてねー♡」
善子「ふっ……魅せつけてやるわ……」スッ
梨子「え? 待って。何これ?」
鞠莉「早く引いて」
梨子「あ、はい」スッ
鞠莉「引いたわね? フフ……引いたわねッ!? 梨子! あなたはもうこの戦いから逃れられないッ!!」
梨子「え……え~……? ていうか戦いなの?」
鞠莉「まずはくじを引いてねー♡」
善子「ふっ……魅せつけてやるわ……」スッ
梨子「え? 待って。何これ?」
鞠莉「早く引いて」
梨子「あ、はい」スッ
鞠莉「引いたわね? フフ……引いたわねッ!? 梨子! あなたはもうこの戦いから逃れられないッ!!」
梨子「え……え~……? ていうか戦いなの?」
2: 2016/12/18(日) 08:41:43.91 ID:zBx8psK+.net
善子「最初はこの私よ!」
鞠莉「first stageは『最近キュンとしたこと』!」
善子「そうね……」
ーーーーー
善子「今日も疲れたわねぇー。……ねぇ? ……曜?」
曜「……」
善子(あ……寝てる)
曜「ん……」コテン
善子(よ、寄っかかってきた……)
鞠莉「first stageは『最近キュンとしたこと』!」
善子「そうね……」
ーーーーー
善子「今日も疲れたわねぇー。……ねぇ? ……曜?」
曜「……」
善子(あ……寝てる)
曜「ん……」コテン
善子(よ、寄っかかってきた……)
3: 2016/12/18(日) 08:42:16.09 ID:zBx8psK+.net
善子(そうよね……衣装も作って練習もして……私なんかよりもっと疲れてるわよね)
善子(着いたら私が悪魔の囁きで起こしてあげるから……いいわ、存分に寝なさい)ナデ…
曜「……ふへへ……///」ニヤー
善子「なっ!? 起きて……///」
曜「……」
善子(あ、寝言か……)
ーーーーー
善子「あの幸せそうな寝顔! あの人は私の心を何個盗めば気が済むの!?」
鞠莉「くぅ~! 曜は大怪盗ねぇ! でも私の果南だって負けてないわよ!?」
梨子(テンションについていけない)
善子(着いたら私が悪魔の囁きで起こしてあげるから……いいわ、存分に寝なさい)ナデ…
曜「……ふへへ……///」ニヤー
善子「なっ!? 起きて……///」
曜「……」
善子(あ、寝言か……)
ーーーーー
善子「あの幸せそうな寝顔! あの人は私の心を何個盗めば気が済むの!?」
鞠莉「くぅ~! 曜は大怪盗ねぇ! でも私の果南だって負けてないわよ!?」
梨子(テンションについていけない)
4: 2016/12/18(日) 08:42:54.74 ID:zBx8psK+.net
ーーーーー
果南「鞠莉のお弁当はいつも豪華だね」モグモグ
鞠莉「そうかしら?」
ダイヤ「えぇ。お弁当、と呼称するのが申し訳ないくらい」
鞠莉「でもお弁当よ?」パク
ダイヤ「それはそうなんですけど」
果南「あっ、鞠莉……動かないで」ズイ
鞠莉「えっ? うぇ、Wait! 果南! 駄目よ……初めてはもっとロマンティックに……///」
果南「ご飯粒ついてる」ヒョイ
鞠莉「あっ……ご飯粒、か……」
果南「……」パク
鞠莉「えっ、えっ……果南!?」
果南「うん、美味し♡」
鞠莉「もう……///」
ダイヤ「人の前でわけのわからないいちゃつきをしないでくれません?」ハァ…
ーーーーー
鞠莉「いきなり顔近づけて来た時にはどうしたかと思ったわよー」
善子「あぁー……いいわねそういうの。今度わざとほっぺとかにつけてみようかなぁ」
果南「鞠莉のお弁当はいつも豪華だね」モグモグ
鞠莉「そうかしら?」
ダイヤ「えぇ。お弁当、と呼称するのが申し訳ないくらい」
鞠莉「でもお弁当よ?」パク
ダイヤ「それはそうなんですけど」
果南「あっ、鞠莉……動かないで」ズイ
鞠莉「えっ? うぇ、Wait! 果南! 駄目よ……初めてはもっとロマンティックに……///」
果南「ご飯粒ついてる」ヒョイ
鞠莉「あっ……ご飯粒、か……」
果南「……」パク
鞠莉「えっ、えっ……果南!?」
果南「うん、美味し♡」
鞠莉「もう……///」
ダイヤ「人の前でわけのわからないいちゃつきをしないでくれません?」ハァ…
ーーーーー
鞠莉「いきなり顔近づけて来た時にはどうしたかと思ったわよー」
善子「あぁー……いいわねそういうの。今度わざとほっぺとかにつけてみようかなぁ」
5: 2016/12/18(日) 08:43:20.45 ID:zBx8psK+.net
鞠莉「次は梨子よ」
梨子「本当にやるのー……?」
善子「当然」
梨子「うぅ……分かったわよ……」
ーーーーー
千歌「えぇーっ!? 1時間目小テストー? 聞いてないよ……」ダウー
曜「思いっきり昨日言ってたよ先生」
梨子「今からでもちょっとは勉強しよ?」
千歌「うー」
梨子(あ……千歌ちゃん……腕、蚊に刺されてる)
梨子(……可愛い///)
ーーーーー
梨子「はい」
善子「はいじゃないけど」
鞠莉「審議タイム」
梨子「本当にやるのー……?」
善子「当然」
梨子「うぅ……分かったわよ……」
ーーーーー
千歌「えぇーっ!? 1時間目小テストー? 聞いてないよ……」ダウー
曜「思いっきり昨日言ってたよ先生」
梨子「今からでもちょっとは勉強しよ?」
千歌「うー」
梨子(あ……千歌ちゃん……腕、蚊に刺されてる)
梨子(……可愛い///)
ーーーーー
梨子「はい」
善子「はいじゃないけど」
鞠莉「審議タイム」
6: 2016/12/18(日) 08:43:51.74 ID:zBx8psK+.net
梨子「な、なんで!? なんで審議が必要なの!?」
鞠莉「えぇ~……だって虫に刺されてるからってキュンとしないでしょ……普通」
梨子「わ、私はしたんです! 人の勝手ですよそんなの」プイッ
梨子「よっちゃんは分かってくれるよね?」
善子「……」ドンビキ
梨子「やめてよーっ! なんでそんな別の生き物見るような目で私を見てるの」
善子「い、いや……引いてないわよ? 『好き』の形は人それぞれだもの……誰かに否定する権利なんてないわ」メソラシ
梨子「目を見て話してよよっちゃん」
鞠莉「じゃfinal stage行くわよー」
梨子「無視!? それでもうfinal!?」
鞠莉「えぇ~……だって虫に刺されてるからってキュンとしないでしょ……普通」
梨子「わ、私はしたんです! 人の勝手ですよそんなの」プイッ
梨子「よっちゃんは分かってくれるよね?」
善子「……」ドンビキ
梨子「やめてよーっ! なんでそんな別の生き物見るような目で私を見てるの」
善子「い、いや……引いてないわよ? 『好き』の形は人それぞれだもの……誰かに否定する権利なんてないわ」メソラシ
梨子「目を見て話してよよっちゃん」
鞠莉「じゃfinal stage行くわよー」
梨子「無視!? それでもうfinal!?」
7: 2016/12/18(日) 08:44:28.27 ID:zBx8psK+.net
鞠莉「final stageは最近のデートのことよ♡ イチャイチャを遺憾無くシャイニーさせてくださーい☆」
善子「最近のデート、ね」
梨子「蚊に刺された千歌ちゃん可愛いのに……」ブツブツ
善子「こないだ二人でピクニックに行ったの」
ーーーーー
曜「そろそろお昼にしよっか」
善子「そうね」
曜「今日のお弁当は~……サンドイッチ!」
善子「美味しそう」
曜「善子ちゃんのために腕によりをかけて作りました!」ケイレイ
善子「は、はぁ///? サンドイッチによりをかけるも何もないでしょ……」
曜「愛情たっぷりだよ♪」
善子「~~~っ///、いただきます!」
曜「どうぞ……あぁっ!?」
バサッ
善子「最近のデート、ね」
梨子「蚊に刺された千歌ちゃん可愛いのに……」ブツブツ
善子「こないだ二人でピクニックに行ったの」
ーーーーー
曜「そろそろお昼にしよっか」
善子「そうね」
曜「今日のお弁当は~……サンドイッチ!」
善子「美味しそう」
曜「善子ちゃんのために腕によりをかけて作りました!」ケイレイ
善子「は、はぁ///? サンドイッチによりをかけるも何もないでしょ……」
曜「愛情たっぷりだよ♪」
善子「~~~っ///、いただきます!」
曜「どうぞ……あぁっ!?」
バサッ
8: 2016/12/18(日) 08:44:54.25 ID:zBx8psK+.net
善子「きゃあっ!?」
鳥「ばっさばっさ」サンドイッチパクー
善子「サンドイッチ取られた!?」
曜「大丈夫善子ちゃん!?」
善子「う、うん……」
曜「良かった……ぷっ」
曜「あははは……鳥にサンドイッチ取られるなんて、くっ……くく……」
善子「ちょっ……笑わないでよ!」
曜「いやまさか……ふっ、そんな漫画みたいなこと……」
善子「うぅ……不幸だ……」グス
鳥「ばっさばっさ」サンドイッチパクー
善子「サンドイッチ取られた!?」
曜「大丈夫善子ちゃん!?」
善子「う、うん……」
曜「良かった……ぷっ」
曜「あははは……鳥にサンドイッチ取られるなんて、くっ……くく……」
善子「ちょっ……笑わないでよ!」
曜「いやまさか……ふっ、そんな漫画みたいなこと……」
善子「うぅ……不幸だ……」グス
9: 2016/12/18(日) 08:45:20.17 ID:zBx8psK+.net
曜「まあまあ……サンドイッチはまだまだあるからさ。あ、あとカップケーキも焼いてきたよ」
善子「カップケーキ?」
曜「チョコ味だよ」
善子「……」
曜「こないだチョコ好きって言ってたよね?」
善子「うん」
曜「デザートに食べよ」
善子「うん」
善子「カップケーキ?」
曜「チョコ味だよ」
善子「……」
曜「こないだチョコ好きって言ってたよね?」
善子「うん」
曜「デザートに食べよ」
善子「うん」
11: 2016/12/18(日) 08:45:47.46 ID:zBx8psK+.net
曜「はい、サンドイッチ」
善子「……」パク
善子「美味しい」
曜「良かったぁ。愛情感じる?」
善子「うん」
曜「ん……まさか素直に答えられるとは……///」
善子「……」モグモグ
曜「……本当に怪我とかない? 大丈夫?」
善子「ありがとう、大丈夫よ。それよりこれ……お肉入ってないのね」
曜「あ。……ははは……買い忘れちゃったんだ……ごめん」
善子「別にいいわ。……ちゃんと美味しいから」
善子「……」パク
善子「美味しい」
曜「良かったぁ。愛情感じる?」
善子「うん」
曜「ん……まさか素直に答えられるとは……///」
善子「……」モグモグ
曜「……本当に怪我とかない? 大丈夫?」
善子「ありがとう、大丈夫よ。それよりこれ……お肉入ってないのね」
曜「あ。……ははは……買い忘れちゃったんだ……ごめん」
善子「別にいいわ。……ちゃんと美味しいから」
12: 2016/12/18(日) 08:46:18.85 ID:zBx8psK+.net
曜「サンドイッチ食べ終わった?」
善子「えぇ」
善子「……」
善子「……くっく。さぁリトルデーモンよ! ヨハネに菓子を貢ぎなさい!」
曜「おぉ。いつもの善子ちゃんに戻った良かった」
善子「ヨハネ!」
曜「はいはい。……はいこれ」
善子「ふっ……私に食べられること、光栄に思いなさい!」ペリペリ
善子「あむ」パクッ
善子「……」モグモグ
善子(このわざとらしいイチゴ味……)
善子「私がイチゴ好きって、知ってたっけ?」
善子「えぇ」
善子「……」
善子「……くっく。さぁリトルデーモンよ! ヨハネに菓子を貢ぎなさい!」
曜「おぉ。いつもの善子ちゃんに戻った良かった」
善子「ヨハネ!」
曜「はいはい。……はいこれ」
善子「ふっ……私に食べられること、光栄に思いなさい!」ペリペリ
善子「あむ」パクッ
善子「……」モグモグ
善子(このわざとらしいイチゴ味……)
善子「私がイチゴ好きって、知ってたっけ?」
13: 2016/12/18(日) 08:46:48.32 ID:zBx8psK+.net
曜「ん? いや言われたことはないけど……前にイチゴのショートケーキ食べてた時にイチゴ残して最後に食べてたなー、って」
曜「……まぁ単なる推測だけど、良かった。やっぱり好きなんだ」ホッ
善子「そ、そんなこと覚えて……」
曜「えっへへー。善子ちゃんのことはいっつも見てるからねー♡」
善子「す、ストーカー!?」
曜「えぇっ!? ごめんなさい!」
善子「良いわよ……私だって、あなたのこと目で追っちゃうし……」
曜「あはは。善子ちゃんにストーカーされるなら大歓迎だよー。大好きだからね!」
善子「っ……///」
善子「って! ストーカーじゃないわよ!!!」
曜「あはははは……」
ーーーーー
曜「……まぁ単なる推測だけど、良かった。やっぱり好きなんだ」ホッ
善子「そ、そんなこと覚えて……」
曜「えっへへー。善子ちゃんのことはいっつも見てるからねー♡」
善子「す、ストーカー!?」
曜「えぇっ!? ごめんなさい!」
善子「良いわよ……私だって、あなたのこと目で追っちゃうし……」
曜「あはは。善子ちゃんにストーカーされるなら大歓迎だよー。大好きだからね!」
善子「っ……///」
善子「って! ストーカーじゃないわよ!!!」
曜「あはははは……」
ーーーーー
14: 2016/12/18(日) 08:47:15.01 ID:zBx8psK+.net
鞠莉「んー、幸せねぇ~……」
善子「あの鳥のことは今でも許してないわ」
梨子「許してあげなよ」
善子「いや。曜のサンドイッチ奪って逃げるなんて重罪よ! 今度会ったら闇の炎で焼いてやるんだから」
鞠莉「焼き鳥ね!」
善子「美味しく焼けたらみんなで食べましょう」
鞠莉「やったー!」
梨子「本当に焼く気なの?」
善子「あの鳥のことは今でも許してないわ」
梨子「許してあげなよ」
善子「いや。曜のサンドイッチ奪って逃げるなんて重罪よ! 今度会ったら闇の炎で焼いてやるんだから」
鞠莉「焼き鳥ね!」
善子「美味しく焼けたらみんなで食べましょう」
鞠莉「やったー!」
梨子「本当に焼く気なの?」
35: 2016/12/18(日) 09:07:52.87 ID:HxsHjZzi.net
86: 2016/12/19(月) 02:50:32.86 ID:/KxV8KCx.net
>>35
サンドウィッチヌッスするとかトッリ最低だな
サンドウィッチヌッスするとかトッリ最低だな
15: 2016/12/18(日) 08:47:43.36 ID:zBx8psK+.net
鞠莉「私はねぇ……一昨日Shoppingに行ったわ」
ーーーーー
鞠莉「最初どこ行く?」
果南「私はあんまり買いたいものないんだけど」
鞠莉「えー?」
果南「いやほんとに。……あ、そうだ、漫画買いたい」
鞠莉「漫画?」
果南「うん。確か次の出てると思うんだよね」
ーーーーー
鞠莉「最初どこ行く?」
果南「私はあんまり買いたいものないんだけど」
鞠莉「えー?」
果南「いやほんとに。……あ、そうだ、漫画買いたい」
鞠莉「漫画?」
果南「うん。確か次の出てると思うんだよね」
16: 2016/12/18(日) 08:48:11.95 ID:zBx8psK+.net
鞠莉「えー。そんな色気のない……」
果南「逆に色気のある買い物って何さ」
鞠莉「ランジェリーショップとか」
果南「下着はこないだ買った」
鞠莉「なんで一緒に行かないのよ」
果南「だってどんな下着とか……見られたくないし……」
鞠莉「私達恋人でしょー?」
果南「恋人だからって見られてもいいわけではないでしょ。じゃあ最初本屋でいい?」
鞠莉「……まぁいいか。順調にいけば……うふふ……いつか正当に見られるもんねぇ?」ニヤニヤ
果南「顔がいやらしいよ……鞠莉」
鞠莉「否定はしないんだぁ。ふふ♡」
果南「逆に色気のある買い物って何さ」
鞠莉「ランジェリーショップとか」
果南「下着はこないだ買った」
鞠莉「なんで一緒に行かないのよ」
果南「だってどんな下着とか……見られたくないし……」
鞠莉「私達恋人でしょー?」
果南「恋人だからって見られてもいいわけではないでしょ。じゃあ最初本屋でいい?」
鞠莉「……まぁいいか。順調にいけば……うふふ……いつか正当に見られるもんねぇ?」ニヤニヤ
果南「顔がいやらしいよ……鞠莉」
鞠莉「否定はしないんだぁ。ふふ♡」
17: 2016/12/18(日) 08:48:44.02 ID:zBx8psK+.net
鞠莉「まだ売ってなかったね」
果南「そうだねぇ」
鞠莉「次は服買いに行こう!」
果南「服もこないだ」
鞠莉「もー、それじゃ私の服選んでよ」
果南「でも私センスないよ?」
鞠莉「センスなくたって果南の選んだものならno problem! なんなら大歓迎よ!」
果南「そんなにはっきりセンスなしって言われると、いくら私でも傷つくよ……」
鞠莉「自分で言ったんじゃない!?」
果南「そうだねぇ」
鞠莉「次は服買いに行こう!」
果南「服もこないだ」
鞠莉「もー、それじゃ私の服選んでよ」
果南「でも私センスないよ?」
鞠莉「センスなくたって果南の選んだものならno problem! なんなら大歓迎よ!」
果南「そんなにはっきりセンスなしって言われると、いくら私でも傷つくよ……」
鞠莉「自分で言ったんじゃない!?」
18: 2016/12/18(日) 08:49:22.79 ID:zBx8psK+.net
鞠莉「寒くなってきたからね、上着が欲しいのよ。さぁ選んで♪」
果南「上着ぃ? もう……どうなっても知らないよー?」
鞠莉「大丈夫大丈夫、大体センス悪くないよ果南。むしろ良いって!」
果南「そうかなぁ。……ん~」カチャカチャ
果南「これは可愛いけど……鞠莉には似合わないよね……」ブツブツ
果南「こっちは……いや……でもこっちの方が……」ブツブツ
果南「んー、あっ、これなんかどう?」
鞠莉「じゃあこれ!」
果南「はぁ? まだ合わせてもないのに……」
果南「上着ぃ? もう……どうなっても知らないよー?」
鞠莉「大丈夫大丈夫、大体センス悪くないよ果南。むしろ良いって!」
果南「そうかなぁ。……ん~」カチャカチャ
果南「これは可愛いけど……鞠莉には似合わないよね……」ブツブツ
果南「こっちは……いや……でもこっちの方が……」ブツブツ
果南「んー、あっ、これなんかどう?」
鞠莉「じゃあこれ!」
果南「はぁ? まだ合わせてもないのに……」
19: 2016/12/18(日) 08:49:48.94 ID:zBx8psK+.net
鞠莉「でも愛する果南が一所懸命選んでくれたんだもん。それだけで充分よ」
果南「ちょっ……よくそんな台詞がぬけぬけと言えるなぁ///」
鞠莉「おっ? 赤くなってるー♪」
果南「うるさいっ///」
鞠莉「むふふ~」
果南「ほら! さっさと買って行くよ! 鞠莉のおすすめのカフェ行くんでしょ!?」
鞠莉「はいはーい♡」
果南「ちょっ……よくそんな台詞がぬけぬけと言えるなぁ///」
鞠莉「おっ? 赤くなってるー♪」
果南「うるさいっ///」
鞠莉「むふふ~」
果南「ほら! さっさと買って行くよ! 鞠莉のおすすめのカフェ行くんでしょ!?」
鞠莉「はいはーい♡」
20: 2016/12/18(日) 08:50:15.57 ID:zBx8psK+.net
果南「ん、美味しい」モグ
鞠莉「でしょでしょ? いやぁこの前ママと来たんだけどね、ケーキがすっごく美味しくて! これは果南と来るしかない! って思ってね♡」
果南「ふーん」モグモグ
鞠莉「もっと興味持ってよ。私のこと嫌い?」
果南「好きだよ」
鞠莉「……///」
果南「はい」スッ
鞠莉「え?」
鞠莉「でしょでしょ? いやぁこの前ママと来たんだけどね、ケーキがすっごく美味しくて! これは果南と来るしかない! って思ってね♡」
果南「ふーん」モグモグ
鞠莉「もっと興味持ってよ。私のこと嫌い?」
果南「好きだよ」
鞠莉「……///」
果南「はい」スッ
鞠莉「え?」
21: 2016/12/18(日) 08:50:43.20 ID:zBx8psK+.net
果南「あーん」
鞠莉「ふぇっ」
果南「……いらないの?」ニヤニヤ
鞠莉「……ばかなん……いるに決まってるでしょ///!」パクッ
果南「ふふっ」
鞠莉「……美味しい」モグモグ
果南「好きだよ? 鞠莉のこと……、大好き」
鞠莉「っ、果南だって……そういうことサラッと言う……///」
果南「ほんと、鞠莉は可愛いなぁ」
鞠莉「むー……///」
ーーーーー
鞠莉「ふぇっ」
果南「……いらないの?」ニヤニヤ
鞠莉「……ばかなん……いるに決まってるでしょ///!」パクッ
果南「ふふっ」
鞠莉「……美味しい」モグモグ
果南「好きだよ? 鞠莉のこと……、大好き」
鞠莉「っ、果南だって……そういうことサラッと言う……///」
果南「ほんと、鞠莉は可愛いなぁ」
鞠莉「むー……///」
ーーーーー
22: 2016/12/18(日) 08:51:24.63 ID:zBx8psK+.net
善子「甘ーーーーーーーい!!」
梨子「!?」ビク
善子「甘々ねマリー! もうっ……最後の……あーんとか……ほんともう!」
鞠莉「そうでしょー?」
梨子「果南さんもそんなことするんですね」
鞠莉「たまに唐突にやってくるのよねー。何の気なしにそういうことやるからもうほんっと天然ジゴロよねぇ。嫌になるわ」
善子「でもそういうところが……?」
鞠莉「だ、い、好、き♡」
善子「甘ーーーーーーーい!!」
梨子「最後は私ね……」
梨子「!?」ビク
善子「甘々ねマリー! もうっ……最後の……あーんとか……ほんともう!」
鞠莉「そうでしょー?」
梨子「果南さんもそんなことするんですね」
鞠莉「たまに唐突にやってくるのよねー。何の気なしにそういうことやるからもうほんっと天然ジゴロよねぇ。嫌になるわ」
善子「でもそういうところが……?」
鞠莉「だ、い、好、き♡」
善子「甘ーーーーーーーい!!」
梨子「最後は私ね……」
23: 2016/12/18(日) 08:51:51.10 ID:zBx8psK+.net
鞠莉「おっ、やっと覚悟できたのね」
善子「どこに行ったの?」
梨子「行ったっていうか……お泊まりね」
ーーーーー
千歌「そろそろさ……ラブソング書ける気がするんだよね」
梨子「……最初のライブの時のは?」
千歌「あれはラブソングじゃないと思う……」
千歌「私はね、snow halationみたいな詩を書きたいの」
梨子「この前見せてくれたやつ?」
千歌「そう!」
梨子「ああいうのを……千歌ちゃんが?」
千歌「……書けるわけないと思ってるの?」ジト
善子「どこに行ったの?」
梨子「行ったっていうか……お泊まりね」
ーーーーー
千歌「そろそろさ……ラブソング書ける気がするんだよね」
梨子「……最初のライブの時のは?」
千歌「あれはラブソングじゃないと思う……」
千歌「私はね、snow halationみたいな詩を書きたいの」
梨子「この前見せてくれたやつ?」
千歌「そう!」
梨子「ああいうのを……千歌ちゃんが?」
千歌「……書けるわけないと思ってるの?」ジト
24: 2016/12/18(日) 08:52:21.92 ID:zBx8psK+.net
梨子「いや、そんなことは……ない……かなぁー?」
千歌「なんで疑問形なのー!? 私今恋してるもん! 梨子ちゃんのこと好きだもん! ラブソングくらい書けるもーん!!」プク
梨子「わ、分かったから……じゃあ書けたら見せてね?」
千歌「うんっ! ……そろそろ遅いし、寝よっか?」
梨子「え……あ、うん……」
千歌「……」
梨子「……お布団、敷くね」
千歌「やだ」
梨子「へ?」
千歌「……一緒に……ベッドで寝ようよ……///」
梨子「」
千歌「なんで疑問形なのー!? 私今恋してるもん! 梨子ちゃんのこと好きだもん! ラブソングくらい書けるもーん!!」プク
梨子「わ、分かったから……じゃあ書けたら見せてね?」
千歌「うんっ! ……そろそろ遅いし、寝よっか?」
梨子「え……あ、うん……」
千歌「……」
梨子「……お布団、敷くね」
千歌「やだ」
梨子「へ?」
千歌「……一緒に……ベッドで寝ようよ……///」
梨子「」
25: 2016/12/18(日) 08:52:53.17 ID:zBx8psK+.net
梨子(か、可愛い! いやこれは……かなり可愛い!!)
梨子「い、いいの///!?」
千歌「うん……付き合って、るんだし」
梨子(はわわわわわ)
ーーーーー
鞠莉「そして梨子は朝まで千歌っちを寝かせなかったと……」
善子「えっ!? まさか……リリーと千歌さんがそんなところまで行ってたなんて……///」
梨子「はいちょっと静かにしてください! そんなことしてないですから!!」
鞠莉「へたれ」
梨子「自分だっていざとなったらどうせヘタレるくせに……」ブツブツ
梨子「い、いいの///!?」
千歌「うん……付き合って、るんだし」
梨子(はわわわわわ)
ーーーーー
鞠莉「そして梨子は朝まで千歌っちを寝かせなかったと……」
善子「えっ!? まさか……リリーと千歌さんがそんなところまで行ってたなんて……///」
梨子「はいちょっと静かにしてください! そんなことしてないですから!!」
鞠莉「へたれ」
梨子「自分だっていざとなったらどうせヘタレるくせに……」ブツブツ
26: 2016/12/18(日) 08:53:19.76 ID:zBx8psK+.net
ーーーーー
梨子「じゃあ、お言葉に甘えて……」
千歌「ようこそー」
梨子「……」
千歌「……あったかいねぇ」
梨子「そ、そうね。最近肌寒くなってきたからね……」
千歌「まだ秋なのにね」
梨子「そうだね……」
千歌「……」
千歌「えいっ」ギュッ
梨子「え、ちょ、千歌ちゃん!?」
梨子「じゃあ、お言葉に甘えて……」
千歌「ようこそー」
梨子「……」
千歌「……あったかいねぇ」
梨子「そ、そうね。最近肌寒くなってきたからね……」
千歌「まだ秋なのにね」
梨子「そうだね……」
千歌「……」
千歌「えいっ」ギュッ
梨子「え、ちょ、千歌ちゃん!?」
27: 2016/12/18(日) 08:53:55.51 ID:zBx8psK+.net
千歌「えへへぇ……あったかーい///」
梨子「もう……子供みたい」クス
千歌「むー……子供じゃないもん」
梨子「子供だよー」
千歌「そんなこと言う梨子ちゃんにはー……んっ」
梨子「ん……///!!?!??」
千歌「ぷは。ふふーん……梨子ちゃんのファーストキス、いただき♡」
梨子「は……はぁぁああぁ……///」
ーーーーー
梨子「もう……子供みたい」クス
千歌「むー……子供じゃないもん」
梨子「子供だよー」
千歌「そんなこと言う梨子ちゃんにはー……んっ」
梨子「ん……///!!?!??」
千歌「ぷは。ふふーん……梨子ちゃんのファーストキス、いただき♡」
梨子「は……はぁぁああぁ……///」
ーーーーー
28: 2016/12/18(日) 08:54:29.74 ID:zBx8psK+.net
善子「キス!? リリー、あなた、キスしちゃったの!!?」
梨子「えへ……奪われちゃった///」
鞠莉「こんなのもう梨子が優勝に決まってるじゃない!! 赤飯を炊かなくっちゃ!!」
梨子「そこまで!!?」
善子「私なんてまだ手を繋ぐのが精一杯よ……。あ、寝てる曜のほっぺにキスしたことはあるけど」
鞠莉「!!?!!!?!?」ガタッ
善子「あまりに無防備だったから、ついね」フフン
梨子「ねえ、そろそろ行かない? 私達は作曲するんだよね?」
鞠莉「そうよ。今回はユニット別で、CYaRon!が衣装でAZALEAが作詞担当」
善子「そうよね。確かに他はここで作業してるんだから、私達ここにいたら邪魔よね」
梨子「そもそも今までここでだべってたのがおかしいんだよね」
鞠莉「でもほとんど作詞してから曲は作るんでしょ?」
梨子「そうですけど……まぁとにかく音楽室に行きましょう」
梨子「えへ……奪われちゃった///」
鞠莉「こんなのもう梨子が優勝に決まってるじゃない!! 赤飯を炊かなくっちゃ!!」
梨子「そこまで!!?」
善子「私なんてまだ手を繋ぐのが精一杯よ……。あ、寝てる曜のほっぺにキスしたことはあるけど」
鞠莉「!!?!!!?!?」ガタッ
善子「あまりに無防備だったから、ついね」フフン
梨子「ねえ、そろそろ行かない? 私達は作曲するんだよね?」
鞠莉「そうよ。今回はユニット別で、CYaRon!が衣装でAZALEAが作詞担当」
善子「そうよね。確かに他はここで作業してるんだから、私達ここにいたら邪魔よね」
梨子「そもそも今までここでだべってたのがおかしいんだよね」
鞠莉「でもほとんど作詞してから曲は作るんでしょ?」
梨子「そうですけど……まぁとにかく音楽室に行きましょう」
29: 2016/12/18(日) 08:55:16.41 ID:zBx8psK+.net
バタン
「「「……」」」
ダイヤ「……やっと行きましたわね」
花丸「あの……果南さん、大丈夫ずら?」
果南「っ……///」
ルビィ「千歌さん、曜さんは……」
千歌「なんでああいうことみんなの前で言っちゃうかな、梨子ちゃん……///」
曜「大丈夫なわけないでしょ……/// ほ、頬にキスしてたなんて……知らなかったぁ……///」
ダイヤ「はぁ……全く」
ダイヤ「これが狙いですわね……鞠莉さん」
「「「……」」」
ダイヤ「……やっと行きましたわね」
花丸「あの……果南さん、大丈夫ずら?」
果南「っ……///」
ルビィ「千歌さん、曜さんは……」
千歌「なんでああいうことみんなの前で言っちゃうかな、梨子ちゃん……///」
曜「大丈夫なわけないでしょ……/// ほ、頬にキスしてたなんて……知らなかったぁ……///」
ダイヤ「はぁ……全く」
ダイヤ「これが狙いですわね……鞠莉さん」
30: 2016/12/18(日) 08:55:52.18 ID:zBx8psK+.net
鞠莉「ねぇ見たあの恥ずかしがってる顔!? なんかこう……目覚めそうになるわね!」
善子「そこまではいかないけど、あの顔はなかなか見れるものじゃないわね」
梨子「えっ……あれが目的だったの!?」
鞠莉「そうよ。梨子も千歌っちの恥ずかしがってるとこバッチリ見たでしょ?」
梨子「えぇ、まぁ……赤くなって俯いて……控えめに言って女神でした」
善子「結構言うわね」
鞠莉「ふふ、またやりましょ? 今度やるまでにはKissくらいしてやるんだから!」
梨子「えっあれだけ偉そうにしといてしたことなかったんですか」
鞠莉「あ」
善子「そこまではいかないけど、あの顔はなかなか見れるものじゃないわね」
梨子「えっ……あれが目的だったの!?」
鞠莉「そうよ。梨子も千歌っちの恥ずかしがってるとこバッチリ見たでしょ?」
梨子「えぇ、まぁ……赤くなって俯いて……控えめに言って女神でした」
善子「結構言うわね」
鞠莉「ふふ、またやりましょ? 今度やるまでにはKissくらいしてやるんだから!」
梨子「えっあれだけ偉そうにしといてしたことなかったんですか」
鞠莉「あ」
32: 2016/12/18(日) 08:56:46.31 ID:zBx8psK+.net
終わり
41: 2016/12/18(日) 10:18:12.77 .net
かなまり最高!よく書いた!
43: 2016/12/18(日) 10:24:01.17 ID:TG1Xiy/j.net
おつ
素晴らしい
素晴らしい
44: 2016/12/18(日) 10:57:32.68 ID:WPHX08tn.net
キュンキュンした
スクフェスネタも良かった乙乙
スクフェスネタも良かった乙乙
50: 2016/12/18(日) 12:59:26.58 ID:c/DLVaTy.net
88: 2016/12/19(月) 11:54:48.70 ID:46Z7mcos.net
非常によかった また描いてくれ
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1482018074/