【SS】侑「ポムピクミン！集合ー！」ﾋﾟﾋﾟｰ! @cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃーんっ♡」ﾋﾟｮｺｯ!【ラブライブ！虹ヶ咲】

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو以下のスレのエピソード追加増量版になります。結末などに変化はありませんのでご了承ください@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ

侑「あっ、ポムピクミンだ！」@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃんっ♡」

【SS】侑「あっ、ポムピクミンだ！」@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃんっ♡」【ラブライブ！虹ヶ咲】

■約18000文字■侑「集合！しゅうごーう！」ﾋﾟﾋﾟｰ! @cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃんだぁ♡」ﾋｮｺ @cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「みんな！侑ちゃんが来たよ！」ﾋｮｺ ₍ @cﾒง*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘว ⁾⁾「侑ちゃん♡ 侑ちゃん♡」ﾋﾟｮｺﾋﾟｮｺ ＠＠＠＠＠＠＠＠＠ ﾜﾗﾜﾗ ﾕｳﾁｬﾝ ﾕｳﾁｬﾝ 侑「今日はカスカ水源を散策しよっか」 @cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ 「「「うんっ！」」」

lovelive-petitsoku.com

2021年2月19日 17:00

↓前スレにて、>>83の方が描いてくださったとっても可愛いポムピクミンのイラストです₍ @cﾒง*˶> ᴗ <˵ﾘว ⁾⁾

侑「集合！しゅうごーう！」ﾋﾟﾋﾟｰ!

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃんだぁ♡」ﾋｮｺ

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「みんな！侑ちゃんが来たよ！」ﾋｮｺ

₍ @cﾒง*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘว ⁾⁾「侑ちゃん♡ 侑ちゃん♡」ﾋﾟｮｺﾋﾟｮｺ

＠＠＠＠＠＠＠＠＠ ﾜﾗﾜﾗ ﾕｳﾁｬﾝ ﾕｳﾁｬﾝ

侑「今日はカスカ水源を散策しよっか」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ 「「「うんっ！」」」

侑(私は高咲侑。ニジガク星に住む普通の女子高生)

侑(スクフェス星で開催されるスクールアイドルフェスティバルに参加するために私の宇宙船『アイドルフィン号』で宇宙へ飛び立ったんだけど...)

侑(どこかから飛んできた謎の＠が宇宙船に直撃して、墜落しちゃった！ そんなぁ～！)

侑(その後、運よく未知の星に不時着したんだけど...)

侑(大気圏突入時に宇宙船は半壊しちゃって、修理しようにも重要なパーツがいくつか無くなっちゃった)

侑(この星のどこかにあるパーツを見つけて、早くスクフェス星へ出港しなきゃ！)

侑(そう意気込んでいた私の前に現れたのが彼女たち、ポムピクミン。通称ポムミンだった)

侑(彼女たちは簡単な意思疎通が可能な上に、私に異常に好意的で、パーツ集めを手伝ってくれるみたい！)

侑(みんなで力を合わせればどんな困難だって乗り越えられる)

侑(これはそんな私とポムミンの物語)

- カスカ水源 -

侑「いつ来てもここは可愛い形の植物や石がいっぱいだなぁ～♡」ﾄｷﾒｷ

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「ふふっ侑ちゃんが一番可愛いよ♡」

侑「昨日はあっちを探索したから、今日はこっちの方を見てみよっか」ﾄｺﾄｺ

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「うん！」

侑「ええと、この子たちはあそこの果物を回収してもらって、こっちの子たちはあっちで橋を作ってもらって...」ﾎﾟｲﾎﾟｲ

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「「うんしょ、うんしょ」」

₍ @cﾒง*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘว ⁾⁾₍ @cﾒง*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘว ⁾⁾「「えいっ、えいっ」」ﾎﾟｺﾑﾎﾟｺﾑ

侑「頑張るポムミン可愛いＹＯ!」ﾌﾚｰ!ﾌﾚｰ!

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃん侑ちゃん」ｸｲｸｲ

侑「どうかしたの？」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「あれ壊していい？」

カスミンBOX「...」

侑「あっ、こんなところにカスミンボックス」

侑「これがあるってことは、もしかしてここは...って！あそこにあるのはアイドルフィン号のパーツ！」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「やったね！」

侑「さっそく回収を...」

ｽﾞｼﾝ! ｽﾞｼﾝ!

侑「ぅわわっ、この地響きは...！」

从cι˘σ ᴗ σ˘* 「にっひっひー！何やらカスミンのナワバリを荒らす悪い子がいるみたいですねぇ」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「あっ、かすかす」

从cι˘σ - σ˘*「かすかすじゃなくてカスミンです！カスミンのナワバリを荒らす不届き者は許しませんよぉ！」ﾌﾟﾝﾌﾞｶｰ!

侑「これは私の宇宙船のパーツだから返して！」

从cι˘σ ᴗ σ˘*「だーめでーす♡ その可愛い小物はカスミンのものです！ついでに、侑センパイもカスミンのものです！」ﾑｯﾌｰ!

从cι˘σ ᴗ σ˘*「今日こそ可愛い侑センパイをカスミンハウスにお持ち帰りしちゃいますよー！」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「は？」

【侑ちゃんメモ】

このカスカ水源で最も遭遇する原生スクールアイドルといえば、彼女たちだろう。

从cι˘σ ᴗ σ˘*

通称：カスミン

和名：ナカスカスミ

コッペパンモドキ科
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
カスミンと呼ばれる彼女たちは可愛ものが大好きで、自身の可愛さにも絶対の自信を持っている。
私を可愛いと認識しているみたいで、度々お持ち帰りしようと襲撃してくる。照れちゃうなぁ。
イタズラ好きな性格であり、よく他の原生スクールアイドルにイタズラを仕掛けては返り討ちにされている姿を目撃できる。
ナワバリ意識も強く、独自のシンボルとしてカスミンボックスというオブジェを作成、設置しテリトリーを主張する。
ポムミンと名前が似ていてややこしいからか、ポムミン達からは専らかすかす呼ばわりされている。
かすかす呼ばわりされると激昂するけど、基本的に弱いため、勝てない。
また、シズコの捕食対象であり、襲われると抵抗するけど、基本的に弱いため、勝てない。

おさんぽ～

侑「むむむ、ポムミン！戦闘だね！」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「うんっ！」

侑「えいっ！えいっ！えーいっ！」ﾎﾟｲﾎﾟｲ

₍ @cﾒง*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘว ⁾⁾「ふふっ、かすかす大人しくしてね」ﾎﾟｺﾑﾎﾟｺﾑ

₍ @cﾒง*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘว ⁾⁾「私の侑ちゃんを困らせちゃだめだよかすかす」ﾎﾟｺﾑﾎﾟｺﾑ

₍ @cﾒง*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘว ⁾⁾「かすかす黙りなさい」ﾎﾟｺﾑﾎﾟｺﾑ

从cι˘σ △σ˘*「う゛ぇ゛ぁ！？ いたっ、いたた！地味に痛い！ そしてかすかすじゃないですーっ！」ｲﾔｧ-!

从cι˘＞ □＜˘*「あ゛ぉ゛ん！？ ヴぁ゛は！ そこやめっ...に゛ぎぃ゛！？ひいいぃぃぃん！ 撤退！撤退ですー！」ｽﾀｺﾗｻｯｻｰ!

侑「やったぁ！ ポムミン、いえーい！」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「いえーいっ！」

侑「さっそく宇宙船の部品を運ぼっか」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「...」ｼﾞｨｰ♡

侑「はいはい。おいで～、順番だよ」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃぁ～ん♡ えへ、えへえへへ♡」

侑「よしよし、いい子いい子」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ♡

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「はあぁ♡」ﾎﾟﾝ!

₍ @cﾒง*˶> ᴗ <˵ﾘว ⁾⁾「ずるい！私も！私も！」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「私はハグと頬ずりもして！」

侑「はいはい。みんなちゃんとしてあげるから、喧嘩しちゃだめだよ？」ｽﾘｽﾘ♡

【侑ちゃんメモ】

ポムミンの生態その１
ポムミンはいくつも不思議な生態を持っている。その一つが、この花ポムミンだ。
原理はよくわからないけど、ポムミンは私とのスキンシップをとることで、この花ポムミンに成長する。
この状態のポムミンは移動速度がとても速くなるので、モノを運搬してもらうときにとっても頼りになる。
けど、翌日になると通常のポムミンに戻っちゃうので定期的にスキンシップをする必要がある。
ポムミンたちはこのスキンシップが大好きなので、よくおねだりに来る。そういうところが可愛いＹＯ！
ちなみに、スキンシップをしない状態が長く続くと『曇り』状態になって、無理やりスキンシップを取ろうと襲い掛かってくるので注意が必要だね。

?ﾒ٩*˶> ᴗ <˵ﾘو「よいしょよいしょ」

?ﾒ٩*˶> ᴗ <˵ﾘو「うんしょうんしょ」

侑「ふぅ...今日は結構遠くまで来ちゃったけど、その甲斐あったなぁ」

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「疲れてない？マッサージしてあげる。もみもみ♡」ﾓﾐﾓﾐ

侑「あはは、ありがとね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ♡

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「んぅ、侑ちゃん♡」ﾃﾞﾚﾃﾞﾚ♡

ｺﾞｫﾝ… ｸﾞｫﾝ… ｸﾞｫﾝ…

侑「あれ...？ この音...あぁっ！もうこんな時間！？」

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「？」

侑「もうすぐ日没になっちゃう！」

【侑ちゃんメモ】

ポムミンの生態その２
ポムミンはシニヨンと呼ばれる不思議な(＠)を母体にしている。
このシニヨンの中にはポムミン達の生活区があるらしく、私が呼び出していない間はこの中で過ごしているらしい。
夜になるとポムミン達は全員この中に避難し、とある脅威から身を守るためにも利用されている。
シニヨンの下部にはポムミン達が運んできたものを回収する機構があり、ここから食料や戦利品を内部に取り込んでいる。
あと、原理は謎だけど、ポムミン達が私のお古の服や使用済みの色々な私物をシニヨンに回収すると、それを栄養にポムミンの個体数が増えるみたい。不可思議。

侑「みんなー！集合！もうすぐ日没だよー！」ﾋﾟﾋﾟｰ!

?cﾒ*˶> o <˵ﾘ「きゃぁー！」

?cﾒ*˶> - <˵ﾘ「早くシニヨンに戻らないと！」

侑「こっちだよ！急いで！」

?cﾒ*˶> o <˵ﾘ「はぁっ、はぁっ」

?cﾒ*˶> - <˵ﾘ「ま、間に合ったぁ...」

侑「はぁ、はぁ...あれ？ 一人居ない！」

侑「ポムミーン！ どこー？」ｷｮﾛｷｮﾛ

<ﾕｳﾁｬｰﾝ!

侑「ポムミン！？ 向こうの下の方から声が！」

ﾀｯﾀｯﾀｯ!

侑「あっ、見つけた！」

?cﾒ*´•̥ _ •̥ ﾘ「ぐす...足を滑らせて溝に落ちちゃったの...」

侑「捕まって！」ｸﾞｸﾞ…

?cﾒ*˶> - <˵ﾘ「んー！」ｷﾞｭｯ

ｸﾞｲ-

侑「よいしょ...っと。さ、一緒に戻ろっか」

?cﾒ*˶> - <˵ﾘ「ぐす、ひっく...侑ちゃぁん」ｷﾞｭｰ!

侑「よしよし、こわかったね。ごめんね気づけなくて」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「ぐすん、侑ちゃん...♡」ｽﾘｽﾘ♡

(＠) ﾐｮﾝﾐｮﾝﾐｮﾝ

侑「良かったぁ。これで全員シニヨンに戻れたかな？」

侑「私もアイドルフィン号に戻ろう」

ｺﾞｫﾝ… ｸﾞｫﾝ… ｸﾞｫﾝ…

⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ「日没ですね！！アイドルタイムです！！！！！」ｷｶﾞｴｷｶﾞｴ

⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ「洗濯機、オン！！！！！」ｺﾞｫﾝｸﾞｫﾝｸﾞｫﾝ

⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘv「ぶいっ♡」

⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ「さぁ！！ライブの時間です！！！」

⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ「ミュージック、スタート！！！！！」

【侑ちゃんメモ】

夜はポムミンの天敵である原生スクールアイドルが活発になる時間である。

⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ

通称：ユーキセツナ

和名：ナカガワナナ

キジョウユウドン科

彼女たちは日没後に活発になり、アニメを視聴したり、大好きを叫んだり、洗濯機を回したり、この星の全域に響き渡るライブを開催したりする。
ポムミン達はユーキセツナのライブにより発される音波『chase!』が何故か苦手みたい。
この音波を受けたポムミンは衰弱して『曇り』状態になり、場合によっては脳が破壊されて狂暴化してしまうことも...。
そのため、ポムミン達は自衛の目的で夜中はライブの音が聞こえないシニヨン内へ避難する習性を持っている。
私自身はこのライブに強い興味と関心があるけど...夜中に外出を試みると、狂暴化したポムミンにより船内に引きずり込まれ押し倒される危険性があるから、深夜の外出の際は細心の注意を払う必要がある...。
そういえば...昼間は姿を見かけないけど、どこにいるんだろう...？

－ アイドルフィン号 船内 －

<ﾍﾟｶｰ!

侑「始まったみたい...」

<ﾊｼｰﾘﾀﾞｼﾀ ｵﾓｲﾊ ﾂﾖｸｽﾙﾖ♪

侑「うぅ、気になるなぁ..」ｱｼﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

侑「トキメキの気配がするのにー！」ﾏｸﾗｷﾞｭｰ!

侑「でも、ポムミンにダメって言われてるし...明日も忙しいもんね」

侑「寝よっと」ﾎﾞﾌｯ

侑「すぅ...すぅ...」

――――――――

―――――

――

それから数日後...

- ツナガリ大地 -

侑「えぇと、こっちとこっちの配線を持って繋いで...そっちのボタンを右、左、真ん中の順番で押して...」ﾎﾟｲﾎﾟｲ

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「これとこれを繋ぐんだね」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「右、左、真ん中...」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ｳｲｨｰﾝ ｶﾞｼｬｺﾝ!

侑「よし...開いた！」

ﾃｸﾃｸﾃｸ…

侑「はぁ、ここの仕掛けは複雑なのが多くて知恵熱が出ちゃいそうだよぅ...」

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「大丈夫？飴舐める？」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「熱が出ちゃったらつきっきりで看病してあげるね♡」

侑「あはは、ありがとね」

ｶﾞｼｬｺﾝ!　ｶﾞｼｬｺﾝ!

ｶﾞﾁｬ… ｷﾞｲｨ…

侑「さて、前にパーツを見つけた部屋についたけど...」

从||˶╹ᗜ╹˶||从「侑さん、待ってた」

侑「くっ...やっぱり居るよね...」

【侑ちゃんメモ】

この星に点在する様々なギミックや仕掛け。
私の星でも見たことないオーバーテクノロジーのそれらは、驚くことにある原生スクールアイドルによるものである。

从||˶╹ᗜ╹˶||从

通称：リナリー

和名：テンノウジリナ

ハツメイ科

リナリーと呼ばれる彼女たちは、非常に高い技術を有している。
彼女たちは『リナチャンボード』と呼ばれる自作の特殊な顔面庇護装置を装着していて、これにより前面のガードは非常に硬い。
また、このボードに表示される表情を読み取ることで、彼女たちの感情が読み取れるようにできている。
他にもテレパシーが使えるらしく、言葉を発さずに対象の心に直接話しかけたりするこもできるみたい。すごい！
基本的には引っ込み思案で群れを作らない彼女たちだけど、原生スクールアイドルのアイサンとは共生関係にあり、よく一緒に行動している姿を目撃できる。
素顔も見たことがあるけど、すっごく可愛くてトキメいちゃった！

从||˶╹ᗜ╹˶||从「私のところに来てくれたってことは、協力する気になってくれたってこと？リナチャンボード『にっこりん』」

侑「違うよ！パーツの回収に来たの！」

从||˶╹ᗜ╹˶||从「...それなら、今度こそ捕獲するまで」

侑「そうはいかないよ！この前みたいにはさせないからね！」

～～～～～～～～～～～～～～～

― 数日前 ―

侑「まさか、こんなところに大地の亀裂を改築した大きな研究施設があるなんて...」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「びっくりだね」

侑「部外者立ち入り禁止！って書いてあったけど...」

侑「もしかしたら、私のパーツも回収されてるかもしれないもんね」

ｶﾞｼｬｺﾝ!　ｶﾞｼｬｺﾝ!

ｶﾞﾁｬ… ｷﾞｲｨ…

侑「広い部屋...」ｷｮﾛｷｮﾛ

侑「あった！アイドルフィン号のパーツ！」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「やったね！」

从||˶╹ᗜ╹˶||从「見つけた。侵入者」

侑「わわ！見つかっちゃった！」

从||˶╹ᗜ╹˶||从「ここは私のラボ。ここにある物は勝手に持って行っちゃだめ」

侑「これは私の宇宙船の大事なパーツなの！だから返してもらうよ！」

从||˶╹ᗜ╹˶||从「...だめ」

侑「むぅ！」

从||˶╹ᗜ╹˶||从「その部品は、見たこともない材質、技術で造られてた。もっと解析したい」

从||˶╹ᗜ╹˶||从「それに、あなたにも興味がある」

侑「えっ」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「は？」

从||˶> ᴗ <˶||从「部品だけじゃなくて、他の星の生き物の生態も気になる...。リナチャンボード『わくわく』」

侑「ひぇ」

从||˶╹ᗜ╹˶||从「大丈夫。快適な衣食住は保証するし、当然命の保証もする。痛いこともしないから」

侑「だ、だめだよ！私はスクールアイドルフェスティバルに参加しにいかなきゃなの！部品も返してもらうね！」

从||˶> ᴗ <˶||从「...それなら、強引且つ優しく捕獲する。リナチャンボード『にっこりん』」

侑「そうはさせないよ！ポムミン、お願い！」ﾎﾟｲﾎﾟｲ

从||˶╹ᗜ╹˶||从「...」

₍ @cﾒง*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘว ⁾⁾「えいっ、えいっ」ﾎﾟｺﾑﾎﾟｺﾑ

₍ @cﾒง*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘว ⁾⁾「私の侑ちゃんはあげないよ」ﾎﾟｺﾑﾎﾟｺﾑ

从||˶╹ᗜ╹˶||从「効かない。リナチャンボードの外装はジュラルミン製、液晶は防弾ガラス」

侑「じゅらるミン？ ポムミンの仲間？」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「知らない」

从||˶╹ᗜ╹˶||从「...とにかく、すごく硬いということ」

从||˶╹ᗜ╹˶||从「今度はこっちの番」

从||˶> ᴗ <˶||从「テレテレパシー」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

从||˶╹ᗜ╹˶||从『ポムミンさん。今、あなた達の脳に直接話しかけてる』

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「！？」

从||˶╹ᗜ╹˶||从『ポムミンさんはそこの...侑さんが大好きみたいだけど、この星には侑さんがトキメキそうな魅力的なスクールアイドルがいっぱいいる』

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ「...」ｽﾝ…

侑「ぽ、ポムミン？ どうしたの？」

从||˶╹ᗜ╹˶||从『侑さんは可愛いし、みんな放っておかない。このままだと誰かに取られちゃうかもしれない』

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ「どうして...」ｸﾙﾘ

侑「えっ、なんでこっちに向かって」

从||˶> ᴗ <˶||从『だけど、私のラボなら他の娘に接触しないように侑さんを...』

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ「私より他の娘の方が大事なの！？」

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ「侑ちゃん！？」

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ「侑ちゃん！！」

侑「違っ、うわわわわあぁぁ」

@cﾒ٩*◉ _ ◉ﾘو「侑ちゃんを保護しなきゃ」

@cﾒ٩*◉ _ ◉ﾘو「私の侑ちゃん、私の...！」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ…!!

从||？□！||从「すごい勢いで連れていかれちゃった...」

从||˶> _ <˶||从「...失敗。リナチャンボード『がっくりん』」

～～～～～～～～～～～～～～～

从||˶╹ᗜ╹˶||从「この前...そういえば、あの後大丈夫だったの？」

侑「あの後は...スキンシップでなんとかポムミン達を宥められたから良かったけど、本当に危なかったんだからね！」

从||˶╹ᗜ╹˶||从「ふむふむ。...やっぱりこのラボの方が安全。ここに居れば危険な目にも合わない」

侑「だめ！私はスクフェス星へ行って、スクールアイドルフェスティバルに参加したいの！」

从||˶>△<˶||从「むむ、強情...。リナチャンボード『ぐぬぬ...』」

侑「さぁ、パーツを返してもらうよ！」

从||˶> ᴗ <˶||从「...説得による懐柔は無理そう。やっぱり、実力行使」ｳｲｨｰﾝ!

侑「ポムミン、打ち合わせ通りに行くよ！」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「うん！」

从||˶╹ᗜ╹˶||从「...？」

侑「リナチャンボードの裏側を狙って...」ﾎﾟｲﾎﾟｲ

从||？□！||从「え...あっ」

₍ @cﾒง*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘว ⁾⁾「これが留め具かな？」ｶﾁｬｶﾁｬ

从||˶>△<˶||从「リナチャンボード取っちゃだめー」

侑「やっぱり！あのボードさえ脱がせれば」

从||˶> ᴗ <˶||从「むむ、それなら...テレテレパシー」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

侑「！」

侑「ポムミーン！今日も！とっても可愛いＹＯ！可愛いＹＯ！」ﾌﾘﾌﾘ♡

?cﾒ*˶> ᴗ <˵ﾘ「えぇっ///」ﾎﾟﾝ!

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「照れるよぅ...♡」ﾎﾟﾝ!

从||？□！||从「...！？ 接続できない...！」

₍ ?cﾒง*˶> ᴗ <˵ﾘว ⁾⁾「侑ちゃん♡ 侑ちゃん♡」ﾄﾞｩﾙﾙﾝﾄﾞｩﾙﾙﾝ

从||？□！||从「侑さんのことで心の中が満たされていて、入り込む余地が無い...っ?」

?ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「取れたぁ！」

从˶σ_σ˶从「あっ...」

侑「わっ、可愛い...」ﾄｷﾒｷ

?ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「こっちだよ」

?ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「早く来ないと持ってっちゃうよー」

从˶σ_σ˶从「あわわわ、返してっ」

ﾄﾃﾃﾃﾃﾃ

侑「よし、今のうちに部品を回収しよっか」

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「うん！」

ﾖｲｼｮ…ﾖｲｼｮ…


――――――――

―――――

――

それから数日後...

- すやぴの森 -

侑「ふあぁ...ぽかぽか陽気で眠くなるね」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「一緒にお昼寝する？」

侑「うーん、魅力的な提案だけど...パーツ探しもあと少しだし、もうちょっと頑張ろっか」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「うんっ！」

ｻﾞﾘﾘｯ

侑「わっ...なんだろこの窪み...」

侑「これは、すごく大きいものを引きずった跡...？」

侑「この形...もしかして...」

侑「ポムミン、こっちに行ってみよう」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「うん」

ﾃｸﾃｸﾃｸ…

侑「あった！ あそこにあるのはアイドルフィン号のパーツ...！」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「やったぁ」

ﾉﾚcｲ=ω=)~*「すやぴ...」

侑「あの娘が引きずってあそこまで運んだみたいだね」

侑「今は切り株に枕を立てかけてお昼寝しているみたい」ﾄｷﾒｷ♡

【侑ちゃんメモ】

すやぴの森ではあまり大きな音を立てないように注意する必要がある。
それは、寝ている彼女たちを起こさないようにするためだ。

ﾉﾚcｲ=ω=)

通称：カナタチャン

和名：コノエカナタ

スヤピ科

カナタチャンと呼ばれる彼女たちはお昼寝がとっても大好きな原生スクールアイドル。
その生態から、よくお昼寝している姿を見かける。気持ちよさそうに寝ているその姿を見ているだけで癒されるので、こっちまで眠くなっちゃう。
柔らかくて、温かくて、いい匂いがするので。きっと抱き着いて寝たら最高に気持ちいいと思う。
ただ、この話をポムミン達の前ですると露骨に『曇る』ので、注意が必要。
原生スクールアイドルのハルチャンとは共生関係にあって、お互いに支え合って生活している。
そんな彼女たちだけど、実はとっても頑張り屋で、ハルチャンのために夜遅くまで食料や物資の調達に勤しんでいる。いっぱい寝るのもその影響なのかも。

侑「起こさないように通り抜けて、こっそりパーツを回収したいなぁ」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「まかせて！」

侑「しーっ、みんな静かにね？」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「...」ｺｸｺｸ

ﾉﾚcｲ=ω=)~*「んん...」

侑「...」ｿﾛｿﾛ

₍ @cﾒง*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘว ⁾⁾「...」ﾎﾌｸｾﾞﾝｼﾝ

₍ @cﾒง*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘว ⁾⁾「...」ﾎﾌｸｾﾞﾝｼﾝ

ｿﾛｿﾛ...ｿﾛｿﾛ...

侑「よし、パーツのところまで来れたけど...」

侑「動力部付近の特に大きいパーツ...今いるポムミンだけで運べるかな？」ﾎﾟｲｯﾎﾟｲｯ

@cﾒ*˶> - <˵ﾘ「うーん、うーん」

@cﾒ*˶> - <˵ﾘ「重いよぉ...」

侑「うーん、もっと大勢いないとだめみたい...どうしよう」

侑「何かないかな...」ｷｮﾛｷｮﾛ

((?))

侑「...あっ、あんなところにポムガシグサが生えてる！」

侑「これで、ポムミンを増やせば運べるかな？」

【侑ちゃんメモ】

ポムミンの生態その３
この星には、ポムガシグサと呼ばれる不思議な花が至る所に生息している。
とてもきれいなピンク色で、ポムミンの花とそっくりな見た目が特徴。でも、サイズはとても大きい。
この花の中心にポムミンを投げ入れると、花弁の枚数に応じた数のポムミンが新しく誕生して、中から飛び出して来る。不思議すぎる...。
ポムミンを吐き出し終わった後はすぐに枯れて消滅しちゃうみたい。どういう生態の花なんだろう...。
花言葉は「変わらぬ思い」「あなただけについて行く」「何度生まれ変わってもあなたを愛する」「幼馴染大勝利」らしい。

((?)) ﾎﾟﾑｯ ﾎﾟﾑｯ ﾎﾟﾑｯ

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「私だけを見ててね」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃん大好きっ」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「不束者ですが...」

侑「ふぅ。これだけ居れば、このパーツを運べるかな？」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「んしょ、んしょ」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「ぇいしょ、ぇいしょ」

ｸﾞｸﾞｰ…

侑「やったぁ！持ち上がった！」

侑「よし、後は運ぶだけだけど...」ﾁﾗｯ

ﾉﾚcｲ=ω=)~*「すやぴ...」

侑「...」

侑(この娘、この重いパーツを一人でここまで運んできたんだよね...)

侑(このパーツは熱を発するから、食べ物を温めたり、暖房の代わりにもなるし)

ﾉﾚcｲ=ω=)~*「むにゃ...ハルちゃ...」

侑(確か、コノエカナタはハルチャンと共生関係にあって、お互いに支え合ってるんだっけ)

侑(きっとこのパーツもハルチャンのために一生懸命頑張って運んでたんだろうなぁ)

ﾉﾚcｲ=ω=)~*「お姉ちゃんは大丈夫だから...」

侑「...」

侑「ポムミン、待って！ いったん集合」ﾋﾟﾋﾟｰ!

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「...？」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃんどうかしたの？」

侑「えいっ！つかまえた～！」ｷﾞｭｳｩｩ♡

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「「「！？」」」

侑「ほらほら～ここなのかー！」ｻﾜｻﾜ♡

?cﾒ*˶> ᴗ <˵ﾘ「きゃー♡」ﾎﾟﾝ!

侑「ちゅーもしちゃうぞー！」ﾁｭｯﾁｭｯ♡

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「あーっ/// 侑ちゃぁん♡」ﾎﾟﾝ!

侑「んーっ♡ このこのっ♡ いい匂い～っ♡」ﾊｽﾊｽ♡

₍?cﾒง*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘว ⁾⁾「あっ♡ だめだよぅ♡ こんなところでぇ♡」ﾎﾟﾝ!

ｷｬｰ♡ ｲﾁｬｲﾁｬ♡ ｴﾍｴﾍ♡ ﾁｭｯﾁｭｯ♡

ﾎﾟﾝ! ﾎﾟﾝ! ﾎﾟﾝ! ﾎﾟﾝ! ﾎﾟﾝ!

??? 満 開 ???

侑「ふぅ...。それで、今からみんなにお願いがあるんだけど...」

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「何でも言って...♡」

― 数時間後 ―

ﾉﾚcｲ=ω=)~*「すやぴ...」

侑「良かった、まだ寝てるみたい」

?ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「うんしょ、うんしょ」

侑「ここに、置いていってね」

?ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「うんっ」

侑「ふぅ...これだけあればいいかな」

<<山盛りのフルーツ>>

侑「あとは、書置きを...『これは、私の宇宙船のパーツなので持っていきます。お詫びに、いっぱいのフルーツを置いていくので、ハルチャンと一緒に食べてください』っと」

ﾉﾚcｲ=ω=)~*「ハルチャ...」

侑「それじゃ、行こっか」

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「うんっ！」

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃんは優しいね」

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「そういうところが可愛いの♡」

侑「もぅ、照れちゃうからあんまり茶化さないでよー///」ﾃﾚﾃﾚ♡

?ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「照れてる侑ちゃんも可愛いね♡」

侑「もぅ～///」

ｲﾁｬｲﾁｬ♡ ﾖｲｼｮﾖｲｼｮ…

ﾉﾚcｲ=ω=)~*「すやぴ...」

――――――――

―――――

――

侑「さて...これでこの辺りの地域は回り終えたかな？」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「そうだね」

侑「でも、まだ見つかってないパーツがいくつかあるね...」

侑「明日からは、それぞれの地域のもっと奥の方...行ったことがないところに行ってみよっか」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「どこまでもついて行くよ」

侑「明日は一緒にカスカ水源に行こうね」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「うんっ！」

そして次の日...

- カスカ水源 -

侑「ふん、ふふーん♪」

カスミンBOX「...」

侑「あっ♪ カスミンボックスだぁ♡」

侑「えへへ、可愛いなぁ♡ お持ち帰りしたいなぁ♡」ﾂﾝﾂﾝ♡

ｽﾞｼﾝ! ｽﾞｼﾝ!

侑「わわっ！？」

从cι˘σ ᴗ σ˘*「おやおやぁ～？ カスミンのナワバリにまた勝手に侵入している悪い子ちゃんがいますねぇ♪」

侑「見つかっちゃったっ...?」

从cι˘σ - σ˘*「むむ...」ｷｮﾛｷｮﾛ

侑「どうかしたの？」

从cι˘σ - σ˘*「今日はいつもカスミンの邪魔をするポムセンパイ達の姿が見えませんね...」ｷｮﾄ…?

侑「えっと、何故か私...ポムミンに嫌われちゃったみたいで...」ｼｭﾝ…

侑「みんな『もう侑ちゃんなんか知らないもん』って言ってどこかに行っちゃった...」ｸﾞｽﾝ

从cι˘σ ᴗ σ˘*「そうなんですねぇ...！」

侑「うぅ...ポムミン、どうして...」ｸﾞｽｸﾞｽ

从cι˘σ ᴗ σ˘*「むっふっふ～♪ と、いうことは～...えいっ！」ﾊﾞｯ

ｷﾞｭｰ♡

侑「ひゃぁっ！」

从cι˘σ ᴗ σ˘*「捕まえちゃいました♡」

侑「捕まっちゃった...」

从cι˘σ ᴗ σ˘*「今日こそ侑センパイをカスミンハウスにお持ち帰りしちゃいますよぉ！」

侑「うぅ、ポムミン助けてぇ」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

从cι˘σ ᴗ σ˘*「えへへ～♡ 侑センパイを捨てたポムセンパイのことなんてもう忘れちゃいましょう」ｷﾞｭｩ♡

侑「ふわわっ///」

从cι˘＞ ᴗ ＜˘*「んふ～♡ これからはカスミンがいーっぱい可愛がってあげますからねぇ♡」ｽﾘｽﾘ♡

侑「きゃぁっ♡ くすぐったいよぉ///」

从cι˘σ ᴗ σ˘*「さっ、一緒にカスミンハウスに帰りましょうね♡ 侑センパイ♡」ｳｯｷｳｷ♪

侑「うぅ...」

――――――――

―――――

――

- カスミンハウス -

从cι˘σ ᴗ σ˘*「よいしょ...っと。さぁ、今日からここが侑センパイのお家ですよ」ﾎﾟﾌ

侑「ここが、カスミンハウス...」

侑「...ようやく見つけた」ﾎﾞｿｯ

从cι˘σ ᴗ σ˘*「侑センパイ？ どうかしました？」

侑「あっ、ううん。可愛いものがいっぱいあるなーって...」

从cι˘σ ᴗ σ˘*「当然です！カスミンハウスは可愛いの宝庫ですから！」ﾑﾌｰ!

侑「そんなところに私を連れてきて...どうするつもりなの...?」

从cι˘σ ᴗ σ˘*「んふふ...セーンパイっ♡」

ｷﾞｭｩ-ｯ♡

侑「ぁう...///」

从cι˘－ ᴗ －˘*「すううぅぅぅ...」

侑「ひゃぁ！？/// だ、だめだよっ、そんなところ嗅いじゃっ///」ｲﾔｲﾔ!

从cι˘＞ ᴗ ＜˘*「んふー...いい匂いです♪ そんなに可愛く抵抗しても無駄ですよ♡」

从cι˘σ ᴗ σ˘*「センパイはこれからカスミンの好きなようにされちゃうんです♡」

侑「す、好きなように...///」ﾄﾞｷ♡

从cι˘σ ᴗ σ˘*「そうです♡ さぁ、このベッドに横になってください♡」ｸﾞｲ-!

ﾎﾟﾌ…

从cι˘＞ ᴗ ＜˘*「んんー♡ 侑センパーイっ♡♡♡」

ﾑｷﾞｭｰｯ♡ ｽﾘｽﾘｰ♡

侑「うぅー...///」

从cι˘＞ ᴗ ＜˘*「はあぁ...♡ この厳しい弱肉強食の世界の中で、カスミンより非力な可愛い侑センパイ...」ｽﾘｨ♡

侑「ぁ...そんな...///」

从cι˘＞ ᴗ ＜˘*「カスミンが唯一 安心して甘えられる、心のオアシスなんですー♡ はぁ～ん♡」ｸﾞﾘｸﾞﾘｰ♡

侑「きゃっ/// あぁ、カスミさんに襲われちゃう...っ♡」

从cι˘σ ᴗ σ˘*「ふふ～そうですよ～♪ 今からカスミさんが...って、えっ？」

侑？「ぁ...」

从cι˘σ - σ˘*「侑...センパイ...？」

侑？「あーぁ...カスミさんに押し倒された嬉しさで、つい素が出ちゃった...」

从cι˘σ ‐σ˘*「ま、まさか...」

侑？「そう...」


ﾊﾞﾘｨｯ!!


jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ「私 だ よ ！」

【侑ちゃんメモ】

カスカ水源で原生スクールアイドルに遭遇しても、まずは本物かどうか疑う必要がある。
なぜなら、彼女たちが擬態している可能性があるからだ。

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ

通称：シズコ

和名：オーサカシズク

アイケン科

シズコと呼ばれる彼女たちは、『演じる』ことが得意な原生スクールアイドル。
独自の演技力と変装を駆使して、他の原生スクールアイドルを『演じる』ことで擬態することができる。
私そっくりに擬態していたこともあったけど、ポムミン達には一瞬で見破られていた。
自身の演技にはこだわりがあるようで、ポムミン達に見破られたときには拗ねて頬を膨らませていた。可愛い！
余談だけど、むくれてるシズコの事を可愛いって褒めてたら、今度はポムミン達が全員ふくれっ面になっちゃった。そういうところも可愛いYO!
ちなみに、カスミンが大好物であり、あの手この手で手玉に取って襲っているらしい...。
あと、たまにその...すごくえ　ちな...やらしい声を出す個体も居るみたい。

从cι˘σ □ σ˘*「ぎゃあ゛あぁぁぁぁぁぁシズコぉっ！？」

jΣﾐｲ˶º -º˶ﾘ「はぁ...。種明かしはもう少し後の予定だったんだけど...私もまだまだだなぁ」

从cι˘σ □ σ˘*「な、なななんでシズコが侑センパイにっ...！」

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ「ポムミンさんから最近カスミさんが侑さんにデレデレしてるって聞いたからね」

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ「こうやってカスミンハウスを見つけて、カスミさんを美味しくいただいちゃうために侑さんを演じてたの」

从cι˘σ □ σ˘*「そ、そんな...！」

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ「カスミさん、私を見るといつもすぐに逃げちゃうから 寂しかったんだよ？」

从cι˘＞ □ ＜˘*「それはシズコが襲い掛かってくるからだよぉっ！」

jΣﾐｲ˶ˆ ᴗˆ˶ﾘ「えー？そんなことあったけ？」

从cι˘σ - σ˘*「うぬぬぅ...！」ｸﾞﾇﾇ

jΣﾐｲ˶º ^º˶ﾘ「だいたい...カスミさんには私が居るのに、さっきだって侑さんにあんなにお熱になって...」ﾌﾟｸｰ

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ「カスミさんが誰のものか、ちゃんと躾をしてわからせてあげなきゃいけないね♡」

从cι˘σ □ σ˘*「ひぃ！か、カスミンはみんなのものなんだからっ?」

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ「違うよ。カスミさんは私だけのカスミさんだよ♡」ｽﾞｲ…

从cι˘σ □ σ˘*「あわわわわわわわ...」

从cι˘＞ □ ＜˘*「こ、このぉ！シズコなんかに負けないもん！」

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ「へぇ？」

从cι˘σ ᴗ σ˘*「カスミンだってシズコくらい倒せますけど！」

jΣﾐｲ˶ˆ ᴗˆ˶ﾘ「きゃー♪ こわいなぁ。カスミさんに倒されちゃう～♪」

从cι˘σ - σ˘*「こんのぉ～！ カスミンのこと馬鹿にしてぇ～！ もうシズコが泣いても許してあげないんだからね！」

jΣﾐｲ˶ˆ ᴗˆ˶ﾘ「はいはい。おいで♡」

从cι˘＞ □ ＜˘*「このっ...！ わ゛あ゛あ゛ぁぁっー！このこのっ...ぅあ゛っ！？ ぁちょ、シズコっやめっ/// あ゛っ...あっ、あぁっ♡」

从cι˘＞ □ ＜˘*「に゛ゃ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁーーー♡」

jΣﾐｲ˶ˆ ᴗˆ˶ﾘ「うふふ♡」

――――――――

―――――

――

- その頃のゆうぽむ -

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃん見て！みんなで可愛い小物を集めてアクセサリーを作ったの」

侑「わっ、すごい！ポムミンは器用だね」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ=3「えへへん♡」ﾌﾝｽ

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃんの為に作ったんだよ！」

@ﾒ٩*˶> ᴗ <˵ﾘو「付けて付けて！」

侑「ありがとね。...ん」ｽｯ

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「「「...！」」」ｻﾞﾜｻﾞﾜ

侑「どうかな...///」ﾓｼﾞ…

₍ @cﾒง*˶> ᴗ <˵ﾘว ⁾⁾「きゃああぁぁ！侑ちゃん！可愛い！可愛いよー！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ!

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「天使かな？」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ←可愛すぎて気絶している

侑「そ、そうかな？/// あんまり言われると恥ずかしいよ...///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

侑「でも、本当にありがとね。みんな大好きだよ///」ﾃﾚﾃﾚ

@ﾒ٩*˶> ᴗ <˵ﾘو「わ、私もっ！私も侑ちゃんが大好きだよ♡」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「式はいつにしよっか？」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ←愛しすぎて気絶している

侑「ぇへへ...///」

ｷｬｯｷｬｯ♡ ｲﾁｬｲﾁｬ…♡

――――――――

―――――

――

それから数日後...

- ツナガリ大地 -

侑「わあぁ！この辺りまで来るのは初めてだけど、こんな場所もあったんだ」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「アンテナみたいな細長い岩山がいっぱい並んでるね」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「侑ちゃん！落石とかに注意してね」

侑「うん、そうだね...。あっ！ あんなところにアイドルフィン号のパーツが！」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「ふふっ、やったね！」

侑「でも、あんなに高い岩山の上に引っかかってるなんて...どうしよう」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「私たちを投げても届かないかな？」

侑「ちょっと高すぎて届かないね...?」

侑「それに、あんな危ない場所にポムミンを行かせるわけにはいかないよ」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「侑ちゃぁん...♡」

侑「何か別の方法を考えないと...」

@cﾒ*˶˘ - ˘˵ﾘ「うーん...」

ζ㎗òヮóﾘ「あーっ！ゆうゆ見ーっけ！」

侑「わわっ！ あれは...アイサン！？ 私を探してたの...？」

ζ㎗òヮóﾘ「ふっふー♪ リナリーからゆうゆを捕まえるようにお願いされてるからね～♪」

侑「えぇっ?」

ζ㎗>ヮ<ﾘ「ゆうゆを誘拐しちゃうぞ！ 『ゆう』だけに！」

侑「ふひょっ！」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「笑いのツボが赤ちゃん...」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「そういうところが可愛いの♡」

【侑ちゃんメモ】

この星で彼女達と遭遇することがあれば、すぐに友好的な関係を築けるだろう。

ζ㎗òヮóﾘ

通称：アイサン

和名：ミヤシタアイ

ギャル科

アイサンと呼ばれる彼女たちは、非常に高い身体能力を有している。
基本的に誰にでも友好的で、コミュニケーション能力がとても高い。
共生関係にあるリナリーとは特に仲が良く、お互いの事をとても大切に想っているみたい。素敵！
他には、ダジャレが大好きで、抱腹絶倒の面白ダジャレをいっぱい織り交ぜて会話するのが得意みたい。思い出しただけで笑っちゃう！
また、彼女たちの作る秘伝料理の「モンジャ」は絶品の食べ物。お願いすれば作ってくれるので、会ったらぜひ作って貰おう。
余談だけど、小さい子と遊ぶのが大好きらしく、よく小さい子を集めて遊んであげてるみたい。
そして、そのたびに嫉妬したリナリーからいっぱいスキンシップを求められるらしい。

侑「ふひゅひゅっ、あははははっ」ｹﾗｹﾗ

ζ㎗；ヮ；ﾘ「あ、アイサンのダジャレで笑ってくれてる...！」ｼﾞｰﾝ…!

ζ㎗٩>ヮ<ﾘو「...決めたっ！ぜーったいにゆうゆを捕まえちゃうぞーっ！」ﾜｧｰ!

ζ㎗٩òヮóﾘو「それで、アイサンとリナリーとゆうゆで毎日楽しく暮らそうよ！」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「は？」

侑「とっても楽しそうなお誘いだけど、私にはやりたいことがあるから...ポムミン！逃げるよっ」ﾀﾀｯ

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「うん！」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ!

ζ㎗òヮóﾘ「おっ？ アイサンから逃げられると思ってるのかなー？」ﾀﾞﾀﾞｯ

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!

₍ ζ㎗งòヮóﾘว ⁾⁾「待て待てー！」

侑「はぁっ、はっ...わわ、速いっ...！」

@cﾒ*˶> o <˵ﾘ「はぁっ...ふぅ...」

₍ ζ㎗งòヮóﾘว ⁾⁾「走ってるとランランするよね♪ 『ラン』だけに！」

侑「ひにぃっ、にゃっはははははははっあははっ、ひぃっ」

侑「だめぇっ、ひぃ、お腹痛くて走れなくなっちゃうぅ」ﾖﾀﾖﾀｯ…?

@cﾒ*;˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「侑ちゃんっ、このままじゃ追いつかれちゃうよ?」

侑「ひぃ、はぁっ...ど、どうしよう...っ」

?<ﾎﾟﾂ…ﾎﾟﾂﾎﾟﾂ…

侑「あ、雨...！ ポムミン、いったんあそこの洞窟に逃げよう！」

@cﾒ;˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「う、うんっ！」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ…!

₍ ζ㎗งòヮóﾘว ⁾⁾「ふっふっふ...ゆうゆ達、あそこの洞窟が行き止まりって知らないな～？」

ζ㎗>ヮ<ﾘ「このまま捕まえて...」

⛈<ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ…!

ζ㎗>‐<ﾘ「ひっ！？」

⛈<ﾋﾟｼｬｱｱｧｧﾝ!!

ζ㎗>□<ﾘ「きゃあぁ！」ｼｬｶﾞﾐ!

- 洞窟内 -

侑「はぁ...はぁ...そんな、行き止まりだったなんて?」

侑「このままじゃ捕まっちゃう...?」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃん侑ちゃん」ｸｲｸｲ

侑「どうしたの？」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「あれ、見て」

ζ㎗>‐<ﾘ「...」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

侑「あれ...？ あんなところでうずくまって震えてる...」

ζ㎗>‐<ﾘ「...」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

侑「何かあったのかも！私、ちょっと見てくるから ここで待ってて！」ﾀﾀｯ

@cﾒ*˶> o <˵ﾘ「あっ、侑ちゃんっ?」

- 洞窟のすぐ近く -

ζ㎗>‐<ﾘ「...」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

侑「大丈夫...？ こんなところで雨に打たれてたら風邪ひいちゃうよ？」

ζ㎗；ヮ；ﾘ「ゆ、ゆうゆ？ かみなり、かみなりが」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

侑「あ...雷が怖いの？ それじゃ、私と一緒にあそこの洞窟に避難しよう？」ﾅﾃﾞ…

ζ㎗>‐<ﾘ「うぅー...」ﾍﾀﾘ…

ζ㎗；ヮ；ﾘ「ど、どうしよぉ...怖くて、アイサン歩けないみたい...」ｶﾞｸｶﾞｸ

侑「それなら 支えてあげるから一緒に歩いて行こう？ ほら、私の腕に捕まって」ｽｯ

ζ㎗>‐<ﾘ「う、うん...」ｷﾞｭｯ…

⛈<ｺﾞﾛｺﾞﾛ…!

ζ㎗；o；ﾘ「あぁ...っ！」ｷﾞｭｯ!

侑「大丈夫、大丈夫だよ。洞窟まですぐもうすぐだからね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ζ㎗；-；ﾘ　「うん...」

- 洞窟内 -

侑「ふぅ...もう大丈夫だよ」

ζ㎗；-；ﾘ「...」

@cﾒ*˶> o <˵ﾘ「侑ちゃんっ！心配したよぉっ！」

@cﾒ*˶˘ - ˘˵ﾘ「侑ちゃんびしょびしょ...拭いてあげるね？」ﾌｷﾌｷ

侑「みんな、心配かけてごめんね」

ζ㎗；-；ﾘ「どうして助けてくれたの...？ アイサン、ゆうゆのこと捕まえようとしたのに...」

侑「そんなの関係ないよ。あのままじゃ雷も危ないし、雨にずっと打たれてたらだって風邪ひいちゃう...放っておけるわけないよ」

侑「それに、雷を怖がる可愛いアイサンも見れたし...役得かな？」

ζ㎗；ヮ；ﾘ「ゆ、ゆうゆ...」ｼﾞｰﾝ…　

ζ㎗>ヮ<ﾘ「ゆうゆーーーっ！」ﾀﾞｯ!

ｷﾞｭｰｯ!

侑「わわっ///」

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ「「「...！」」」ｻﾞﾜｯ

ζ㎗>ヮ<ﾘ「ありがとーっ！ゆうゆ大好きっ！」ｽﾘｽﾘ

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ「...っ」

@cﾒ*◉ o ◉ﾘ「わ...私も雷怖いよー！」

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ「私も！」

₍ @cﾒง*◉ _ ◉ﾘว ⁾⁾「たすけてー侑ちゃーん！」

ﾜﾗﾜﾗﾜﾗ!

侑「きゃぁっ！？ ぽ、ポムミン？ そんなに群がっちゃ」

侑「ひぁっ、ぁはははははっくすぐったいよぉっふひゃはははっ」

ﾓｿﾓｿ…

侑「あっ/// ちょ、ちょっとそこ入っちゃダメっ/// ダメだってばっ...」ｸﾞｸﾞｸﾞ…

ﾍﾟﾛｯ♡

侑「ひぅっ/// だっ、誰！？ 今変なとこ舐めたのっ/// あっ、やっ♡」ﾋﾞｸｯ!

₍ ?cﾒง*˶> ᴗ <˵ﾘว ⁾⁾「んん～っ♡」

ﾓｿﾞﾓｿﾞ♡ ｲﾁｬｲﾁｬ…♡

ζ㎗-ヮ-ﾘ「すやぁ...」

――――――――

―――――

――

～ 間 ～

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「むふー...」ﾌﾝｽ

侑「はぁ...はぁ.../// 雨も止んだみたいだし、日没になる前に帰ろっか」

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「うんっ」

ζ㎗-ヮ-ﾘ「すぅ...すぅ...」

侑「アイサンもまだ寝てるみたいだし、静かに行こうね」

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「...」ｺｸｺｸ


～～～～～～～～～～～～～～～


ｺﾞｫﾝ… ｸﾞｫﾝ… ｸﾞｫﾝ…

ζ㎗-ヮ-ﾘ「ふあぁ...」

ζ㎗òヮóﾘ「...ぁ、ここは...」

ζ㎗òヮóﾘ「...そっか、アイサンあの後寝ちゃって...」

ζ㎗òヮóﾘ「ゆうゆ...」

そして次の日...

- ツナガリ大地 -

侑「さて、と...昨日のパーツを何とか回収しなきゃね」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「うんっ！」

ζ㎗٩>ヮ<ﾘو「ゆうゆーーーーーっ！やーっと見つけたーっ♪」

侑「わわっ！？ アイサン！？」

@cﾒ;˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「！！」

ζ㎗òヮóﾘ「会いたかったよー！愛だけに！」

侑「きゅひゅぅっ...うふふっ、み、みんな逃げっ、あっはははっ」ｹﾗｹﾗ

@cﾒ;˶> - <˵ﾘ「ゆ、ゆうちゃぁん...?」

ζ㎗;>ヮ<ﾘ「ま、待って待って！ もうゆうゆ達を捕まえる気はないから！」

侑「そ、そうなの...？」

ζ㎗òヮóﾘ「うん...。この間は無理やり連れて行こうとしちゃってごめんね？」

ζ㎗>ヮ<ﾘ「それでさ...ほら、これ！この間のお詫びとお礼に！」

ﾄﾞｻｯ!

侑「あっ！岩山の上にあったアイドルフィン号のパーツ！」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「わぁ！やったね侑ちゃんっ！」

ζ㎗>ヮ<ﾘ「やっぱり、これがゆうゆ達が探してるってパーツだよね？」

侑「うん！ありがとう！岩山の上で取れなくて困ってたの」

ζ㎗òヮóﾘ「ふっふっふ、あんな岩山くらいアイサンにかかればちょちょいのちょい！だよ！」

ζ㎗òヮóﾘ「あ...！あとこれも...」ｽｯ…

侑「ん...いい匂い～！ この箱は？」

ζ㎗òヮóﾘ「アイサン秘伝の料理『モンジャ』が入った箱だよ！」

ζ㎗>ヮ<ﾘ「とーっても美味しいから！帰ったらみんなで食べて！」

侑「わあぁー...！すっごく楽しみ！何から何まで本当にありがとうっ！」

ζ㎗>ヮ<ﾘ「いーよいーよっ！喜んでもらえたならアイサンも嬉しい！」

侑「でも、どうしていきなりこんな...？」

ζ㎗òヮóﾘ「...アイサンね。雷で動けなくなってくれてるときにゆうゆが助けに来てくれて本当に嬉しかったんだ」

ζ㎗>ヮ<ﾘ「あんな状況でもゆうゆはアイサンの事を尊重してくれたから...アイサンもゆうゆの事をもっと尊重しようって思ったの！」

侑「そっか...！けど、私を連れてきてってお願いされてるのに...良かったの？」

ζ㎗òヮóﾘ「リナリーにはアイサンから説明しておくから大丈夫だよ」

ζ㎗òヮóﾘ「でも...もし気が変わったら、リナリーのラボに来てね。アイサンとリナリーはいつでも大歓迎だかんね」

侑「あはは、ありがとね」

ζ㎗>ヮ<ﾘ「じゃ、アイサンはもう行くね。寂しくなったらアイサンに甘えに来ていいからね！」

侑「うん！ありがとねー！」ﾌﾘﾌﾘ

@cﾒ*˶˘ - ˘˵ﾘ「...侑ちゃん」ｸｲｸｲ

侑「ん...ふふ、私にはポムミンがいるからね。寂しくないよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「うんっ！」ﾎﾟﾝ!

――――――――

―――――

――

それから数日後...

- すやぴの森 -

侑「ふぅ、ふぅ...?」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃん大丈夫？」

侑「うん。ちょっと慣れない道で疲れちゃっただけだから大丈夫だよ」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「無理しちゃだめだよ。少し休憩しよう？」

侑「大丈夫...心配してくれてありがとね」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「...あっ！見て、侑ちゃん！」

侑「わぁ...こんなところに建物があったんだ...」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「もしかしたら、中にパーツがあるかもしれないよ！」

侑「確かに...ちょっとだけ中を見てみよっか」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「うんっ」

- ガクセイリョウ -

ｺｿｺｿ…

侑「おじゃましまーす...」ｺｺﾞｴ

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「...」ｺｿｺｿ

侑「結構散らかってる...ここは誰の住処なんだろう...？」ｷｮﾛｷｮﾛ

ｽﾞｩﾝ!

侑「わっ！？」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙﾍ「ふぁ～...また寝過ごしちゃったわ...」ﾑｸ…

侑「ぁ...あれは...」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「ここはカリンさんのお家みたいだね」

【侑ちゃんメモ】

この星の様々な場所で目撃されている、クールでお姉さんな原生スクールアイドル...。
もし、迷子になっている彼女達に出会ったなら 優しく目的地まで連れて行ってあげよう。

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙﾍ

通称：カリン

和名：アサカカリン

アサ科

カリンと呼ばれる彼女たちはとってもセクシーで大人な原生スクールアイドル。
...だと思っていたんだけど、それは彼女たちの表面上の姿である。
実際には可愛いぬいぐるみでお人形さんごっこをしたり、片づけが苦手だったり、ちょっとドジだったり...子供っぽい一面を持っている。可愛い！
でも、そのことを知られるのは恥ずかしいみたいなので、見て見ぬふりをしてあげるのがいいのかもしれない。
結構な方向音痴でもあるみたいで、様々な地域で他の原生スクールアイドルに引率されている姿を目撃することができる。
共生関係にあるエママには身の回りのお世話をしてもらっているみたい。ちょっと羨ましい...。

@cﾒ ´•̥ _ •̥ ﾘ 規制に引っかかっちゃったみたいなので、続きは明日の夜に投下します。
明日は別のインターネット環境にて投下してみますので、地域表示名が変わると思います。

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃん侑ちゃん」ｸｲｸｲ

侑「ん、なぁに？」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「あそこにあるのってもしかして...」

侑「あっ、あれは...アイドルフィン号のパーツ...！」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ 「こっそり持ち出せないかな？」

侑「...まだ見つかってないよね？」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「エマ―？ いないのー？」ｷｮﾛｷｮﾛ…

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「そいうえば、お昼寝する前に出かけてくるって言ってたわね」

侑「よし、気づかれてないみたい...！」

@cﾒง*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘว 「...」ﾎﾌｸ

侑「いろいろとモノが落ちてるから...身を隠しながら少しずつ部品まで近づいて行こう」

@cﾒง*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘว 「うん」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「さて、と...」ｺﾞｿｺﾞｿ

侑「...」ｿﾛｿﾛ

₍ @cﾒง*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘว ⁾⁾「...」ﾎﾌｸｾﾞﾝｼﾝ

₍ @cﾒง*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘว ⁾⁾「...」ﾎﾌｸｾﾞﾝｼﾝ

ｿﾛｿﾛ...ｿﾛｿﾛ...

ｻｻｯ

侑「ふぅ...けっこう近づけたね」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「もうちょっとだよ」

侑(...向こうは、何してるんだろ？)ﾁﾗｯ

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「んー...」ｷﾞｭｰ…

侑「...猫のぬいぐるみを抱えてる」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「可愛いらしいぬいぐるみだね」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「んんっ...こほん...」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「にゃーにゃー、にゃーちゃんは今日も可愛いにゃー♡」ﾌﾘﾌﾘ

(ζﾙ ˆ ᴗ ˆ ﾙ「よーしよーし♡」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「にゃにゃー♡ なでなで嬉しいにゃ～♡」ﾋﾟｮｺﾋﾟｮｺ

(ζﾙ ˆ ᴗ ˆ ﾙ「あらあら可愛いわね～♡ それじゃあ...今日はいっぱいスキンシップしてあげようかしら♪」ｽﾘｽﾘ

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「にゃぁー♡ 嬉しいにゃー♡ カリンちゃん大好きだにゃ～♡」ﾌﾘﾌﾘ

(ζﾙ ˆ ᴗ ˆ ﾙ「あら～♡」ｷﾞｭｰ♡

侑「うぐふぅっ！」

@cﾒ;˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「ゆ、ゆうちゃんっ！？」

(ζﾙ;˘ o ˚ ﾙ「誰かいるのっ！？」

@cﾒ;˶˘ - ˘˵ﾘ「侑ちゃんっ、しーっ?」

侑「むぐ...」

(ζﾙ ˘ - ˚ ﾙ「もし、今の私の痴態を見た者がいるなら...ただではおけないわね...」

侑「あ、あわわ...どうしよぅ...」

@cﾒ;˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「...」

@cﾒ;˶> ᴗ <˵ﾘ「ぴ、ぴょんぴょん！あゆぴょんだぴょん！」

侑「わぁー...！」ﾄｷﾒｷｯ♡

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「あら...ただの野ウサギさんみたいね」ﾎｯ…

侑「ポムミンっ、今のすっごく可愛かったよっ...トキメいちゃった♡」ﾋｿﾋｿ

@cﾒ*˶> - <˵ﾘ「恥ずかしいから忘れてぇ...///」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「そ、それより部品の回収しないとね」

侑「そうだね。ゆっくり近づいていこう...」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「ふぅー...」

侑「...」ｿﾛｿﾛ

₍ @cﾒง*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘว ⁾⁾「...」ﾎﾌｸｾﾞﾝｼﾝ

₍ @cﾒง*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘว ⁾⁾「...」ﾎﾌｸｾﾞﾝｼﾝ

ｿﾛｿﾛ...ｿﾛｿﾛ...

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「安心したら喉が渇いちゃったわ...」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「優雅にティータイムと洒落こもうかしら」ｽｯ…

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「...んぐぅ！？」

(ζﾙ > o < ﾙ「ごほっ、ごほ...」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「んん...蓋をつけっぱなしだったわ！」

侑「ん...っ！ひゅ...ぅ///」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

@cﾒ*˶> - <˵ﾘ「侑ちゃんっ...我慢して...っ?」

@cﾒ;˶˘ o ˘˵ﾘ「笑ったら今度こそ見つかっちゃうよ?」

侑「すー...はー...。うん。ごめんね、もう大丈夫」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「やれやれね...」ｺﾞｸｺﾞｸ…

侑「...」ｿﾛｿﾛ

₍ @cﾒง*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘว ⁾⁾「...」ﾎﾌｸｾﾞﾝｼﾝ

₍ @cﾒง*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘว ⁾⁾「...」ﾎﾌｸｾﾞﾝｼﾝ

ｿﾛｿﾛ...ｿﾛｿﾛ...

侑「...よしっ。なんとか部品のところまでたどり着いたね」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「あとは、バレないようにこれを運び出さなきゃ...」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「さて、そろそろお散歩にでも出ようかしら」ｽｸｯ

侑(やった！これから出かけるみたい...その間にこの部品を運んじゃえば...！)

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「えぇっと...」

ｸﾞﾘｯ!

(ζﾙ > - < ﾙ「い゛ぃっ！？」

(ζﾙ > - < ﾙ「～～～～～っ」ｺﾞﾛﾝｺﾞﾛﾝ

侑「！？」

@cﾒ;˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「！？」

(ζﾙ > o < ﾙ「ったあぁ～い...何か、踏んだ...」ｻｽｻｽ

(ζﾙ ˘ - ˚ ﾙ「何よ、もぅ！」ﾋｮｲ

(ζﾙ > □ < ﾙ「...もおぉー！誰よ！こんなところにおもちゃのつみき散らかしたの！！」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「...」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「私だったわ！！」

侑「ぷひょぉっ！！」

@cﾒ;˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃんっ！」

(ζﾙ;˘ o ˚ ﾙ「だ、だれっ！？」

侑「うひゅひゅひゅひゅっ、み、見つかっちゃったっ?」

侑「ポムミン、部品を持って！逃げるよっ！」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「うん！」

ﾄﾃﾃﾃﾃｯ!

(ζﾙ;˘ o ˚ ﾙ「あっ、こら！まちなさい！！」

侑「あわわ...！」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「侑ちゃん！こっちだよ！」

(ζﾙ ˘ o ˚ ﾙ「わっ...っとこのっ、逃がさないわよ！」

ﾄﾀﾀﾀﾀｯ!

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ!ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ!

侑「わわわっ、出口に回られちゃった！」

@ﾒ٩*˶> - <˵ﾘو「侑ちゃんっ、どうしようっ?」

侑「いったん部屋の奥に逃げようっ！」

@ﾒ٩*˶> - <˵ﾘو「うんっ」

(ζﾙ ˘ o ˚ ﾙ「そっちに行っても無駄よ！」

ﾄﾀﾀﾀﾀｯ!

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ!ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ!

侑「うぅ...部屋の隅に追い詰められちゃった...」

@cﾒ;˶> - <˵ﾘ「侑ちゃんっ、もう戦うしか...」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「ふふっ...さぁて、どうしてくれようかしら？」

ｶﾞﾁｬ

╰*(..•ヮ•.. ) *╯「ただい...ま？」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「あ...」

侑「あれは...エママ...？」

【侑ちゃんメモ】

この星で癒しを求めるなら、彼女たちに会いに行くことをオススメする。

╰*(..•ヮ•.. ) *╯

通称：エママ

和名：エマ・ヴェルデ

スイス科

エママと呼ばれる彼女たちは、優しくてお世話が大好きな原生スクールアイドル。
穏やかで誰に対しても友好的であり、そばにいるだけで癒してくれる天使のような存在。
お世話が大好きなので、困っていると喜んで手助けをしてくれる。
また、彼女達は外来種であり、特殊な言語で喋ることがある。ボーノだよ！
そんな彼女たちだけど、怒るととても恐い。声が低くなり、凄まじい気迫を発する。
温厚なのでめったに怒らないみたいだけど、怒らせないように注意しよう。
ちなみに、ヤマトヒメビトのヒメノンとは、カリンのお世話をめぐって日夜 苛烈な縄張り争いを繰り広げているらしい...。

╰*(..•－•.. ) *╯「カリンちゃん...？ 何してるのかな？」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「え、エマ...?」

╰*(..•ヮ•.. ) *╯「私が帰ってくるまでにお片付けするって約束したよね？」

╰*(..•ヮ•.. ) *╯「それなのに部屋はさっきより散らかってるし、こんな小さな子たちを追い詰めていじめて...」

╰*(..•ｏ•.. ) *╯「もう一度言うね？」

╰*(..•－•.. ) *╯「何 し て る の か な？」(低音)

(ζﾙ > - < ﾙ「ひっ、ち...違うのよエマ。この子たちが勝手に侵入して私のおもちゃを盗ろうとしたから?」

侑「それはおもちゃじゃなくて墜落して壊れちゃった私の宇宙船のパーツです！」

@ﾒ٩*˶> - <˵ﾘو「そうだよっ、それが無いと侑ちゃんの宇宙船が直せないの！」

(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙ「えっ、そ...そうだったの？ 数日前に森の渓流で拾ったんだけど...」

╰*(..•ｏ•.. ) *╯「カリンちゃんっ！散らかるから、外で変なものもう拾って来ないでって前に言ったよねぇ...？」(低音)

(ζﾙ > - < ﾙ「あ、えっと、それはその...珍しい形してたからつい...?」

╰*(..•－•.. ) *╯「つい？」(低音)

(ζﾙ > o < ﾙ「ひぃ...ご、ごめんなさいエマぁ」

ｸﾙｯ…

╰*(..•ヮ•.. ) *╯「カリンちゃんが迷惑かけちゃったみたいでごめんね？」ﾆｺ

侑「ぁ...いえ? 私も勝手にお部屋に入って持っていこうとしちゃったので、ごめんなさい」ﾍﾟｺﾘ

╰*(..ˆヮˆ.. ) *╯「ふふ、君はいい子だね～。よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

侑「ふぁ...///」

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ「「「！！」」」ｻﾞﾜﾜｯ

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ「...ゆ、侑ちゃん！ 早く帰らないと日没になっちゃうよ！」

@ﾒ٩*◉ o ◉ﾘو「侑ちゃん、スキンシップ...」

₍ @cﾒง*˶> o <˵ﾘว ⁾⁾「いつものして！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ!

ﾎﾟﾑﾎﾟﾑ…! ﾎﾟﾑﾎﾟﾑﾎﾟﾑｩ!

侑「わわっ...もぅ、可愛いなぁ♡」ｷﾞｭｩｰ♡

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「これぇ...♡」ﾎﾟﾝ!

侑「よーしよーし♡ やきもち妬きなポムミンも可愛いYO！」ﾑﾆｭﾑﾆｭｰ♡

?cﾒ*˶> ᴗ <˵ﾘ「えへへ♡ 侑ちゃんっ♡ 侑ちゃんっ♡」ﾎﾟﾝ!

侑「んー♡ いつも私のために頑張ってくれてありがとね♡ んっ♡」ﾁｭｯﾁｭｯ♡

₍ ?cﾒง*˶> ᴗ <˵ﾘว ⁾⁾「んーっ♡ んーっ♡」ﾎﾟﾝ!

╰*(..•ヮ•.. ) *╯「わぁー！」

╰*(..ˆヮˆ.. ) *╯「とってもエモエモで尊みが深くて草だよ～」

(ζﾙ;˘ ᴗ ˚ ﾙ「...そ、そうね」ｿｿｸｻｰ…

ｶﾞｼｯ

╰*(..•ヮ•.. ) *╯「...どこ行くのかな？」

(ζﾙ;˘ ᴗ ˚ ﾙ「えっと...」

╰*(..•ヮ•.. ) *╯「...そうそう、さっきヒメノンちゃんから大量の画像が送られてきてね？」

╰*(..•ヮ•.. ) *╯「昨日二人でカスカ水源にお散歩に行ったんだって？」

╰*(..•ヮ•.. ) *╯「私は誘ってくれなかったのにね？」

(ζﾙ;˘ ᴗ ˚ ﾙ「だ、だってヒメノンが今日はどうしても二人っきりがいいって言うものだから...?」

╰*(..•－•.. ) *╯「...果林ちゃんにはこれからお話があるから」(低音)

(ζﾙ;˘ ᴗ ˚ ﾙ「...はい」

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「ゆうちゃぁん...♡」ｷﾞｭｰ♡

侑「ところで...あとでまたあゆぴょんやってくれる？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

@cﾒ;˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「...」

侑「...」ｼﾞｨｰ…

@cﾒ;˶> - <˵ﾘ「...」

@cﾒ;˶˘ - ˘˵ﾘ「...」

@cﾒ;˶˘ - ˘˵ﾘ「...ちょっとだけだよ？」

侑「やったー♡」ｷﾞｭｰ♡

ｽﾘｽﾘ♡ ｲﾁｬｲﾁｬ…♡

――――――――

―――――

――

そして、数十日後...

侑(そんなこんなで、ついに私はアイドルフィン号のパーツをすべて集め終えた)

侑(でも、それは同時にポムミンとの別れでもあって...)

侑(明日、スクフェス星に向けて飛び立つ...。そう伝えると、ポムミン達はみんな泣き出しちゃった...)

@cﾒ*´•̥ _ •̥ ﾘ「いやぁ...やだよぉ...」

@cﾒ*´•̥ _ •̥ ﾘ「侑ちゃん行かないで」

@cﾒ*˶> _ <˶ﾘ「うえぇぇん」

侑「うぅ...私も辛いよぉ」ｸﾞｽ

@cﾒ*´•̥ _ •̥ ﾘ「ぐすっ...ゆうぢゃぁ゛ん...」

侑「ごめんね、でも...」

@cﾒ*˶> _ <˶ﾘ「嫌ぁっ！」

ｷﾞｭｰ!

侑「わわ...」ｷﾞｭｯ

@cﾒ*˶> _ <˶ﾘ「聞きたくないよぉ...」

侑「ポムミン...」

@cﾒ*´•̥ _ •̥ ﾘ「お願い...」

@cﾒ*´•̥ _ •̥ ﾘ「私だけの侑ちゃんでいて...」

侑「わ、私は...」


<< 受け入れる >>

<<受け入れない>>

<<受け入れない>>

侑「ごめん...ごめん、ね」

@cﾒ*´•̥ _ •̥ ﾘ「どうして...」

侑「本当に、ごめんね...私、どうしても叶えたい夢があるの...」

＠cﾒ*˶　_ ˶ﾘ「...」ｽｯ…

侑「今日はもう、寝るね。お互いに、気持ちを整理する時間が必要だと思うんだ」

侑「また、明日...出発する前に、話そう？」

ｶﾞﾁｬ… ﾊﾟﾀﾝ…

@cﾒ*˶　_ ˶ﾘ「...」


@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ「...」

- その夜 -

侑「すぅ...すぅ...」

ｶﾁｬ… ｷｨ…

@cﾒ*◉ ᴗ ◉ﾘ「「「...」」」

ｿﾛｿﾛ… ｿﾛｿﾛ…

@cﾒ*◉ ᴗ ◉ﾘ「みんな、大きな声は出しちゃだめだよ」

@cﾒ*◉ ᴗ ◉ﾘ「夜のライブは？ 大丈夫？」

@cﾒ*◉ ᴗ ◉ﾘ「大丈夫。今日だけは機材を隠しちゃってるから、ライブはできないよ」

@cﾒ*◉ ᴗ ◉ﾘ「私はそっちを持つね」

侑「むにゃ...」

@cﾒ*◉ ᴗ ◉ﾘ「起こさないようにね。ゆっくり、優しく...寄り添うように持って」

@cﾒ*◉ ᴗ ◉ﾘ「毛布は掛けたままでね」

@cﾒ*◉ ᴗ ◉ﾘ「私たちの命より大切な宝物。絶対に傷つけちゃだめだよ」

侑「すぅ...すぅ...」

@ﾒ٩*◉ ᴗ ◉ﾘو「ゆっくり、ゆっくりね...」

@ﾒ٩*◉ ᴗ ◉ﾘو「私たちのシニヨンまで...」

@ﾒ٩*◉ ᴗ ◉ﾘو「侑ちゃん、もう少しだからね」

侑「うぅん、んにゃ...」

@ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「ずっと、一緒だよ」

ｷｲｨ… ﾊﾞﾀﾝ…



(( ✨(＠)✨ ))ﾊﾟｱｧｧｧ!!

――――――――

―――――

――

ʃ V - ᴗ -Vʅ「んうぅ...むにゃ...」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「ユウちゃん起きて♡ 朝だよ」

ʃ V σ ᴗ σVʅ「ふあぁ...朝ぁ？」

ʃ V σ ᴗ σVʅ「出発の準備をしなきゃ...って、あれ？」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「...」

ʃ V σ - σVʅ「なんか、体が...」

ʃ V σ □σVʅ「えっ、私...！ ポムミンみたいになってる！？」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「ふふっ」

ʃ V σ - σVʅ「ポムミン！これはどういう事なの！？」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「ユウちゃんはね、シニヨンの力で私たちと同じになったの」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「その身体じゃ宇宙船も動かせない。もう、元の星には戻れないよ」

ʃ V σ - σVʅ「そ、そんな...」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「でも、大丈夫だよ。私たちがずぅーっとここでユウちゃんのこと守ってあげるからね」

ʃ V •̥ _ •̥ Vʅ「ポムミン...どうして...」

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「...ごめんね。本当にユウちゃんのことが大好きなの」

@cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「絶対に手放したくないの。私だけのユウちゃんで居て欲しいの」

ʃ V > - <Vʅ「う、うぅ...」ｶﾞｸ…

＠cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「...」

ｷﾞｭｳ…♡

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「大丈夫、大丈夫だよ。今は辛いかもしれないけど、きっと幸せにしてあげるから...」

ʃ V •̥ _ •̥ Vʅ「ぐす...うあぁぁぁん...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

――――――――

―――――

――

ʃ V σ - σVʅ(あれから数十日後。私はずっとシニヨンの中で生活している)

ʃ V σ - σVʅ(ご飯はポムミン達が毎日届けてくれるし、私に住みやすい環境になるように、みんな 一生懸命尽くしてくれている)

ʃ V σ - σVʅ(そして...)

ｺﾝｺﾝ ｶﾞﾁｬ

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「ユウちゃん、今日のご飯持ってきたよ。ユウちゃんの好きなもの、いっぱい作ったから食べてね♡」

ʃ V σ ᴗ σVʅ「うん、いつもありがとうね」

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「...」ﾓｼﾞ…

ʃ V σ ᴗ σVʅ「...どうかしたの？」

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「えっと、ね。その、今日も...いい？」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ʃ V σ ᴗ σVʅ「えへへ、求めてくれて嬉しいな。いいよ、きて...」ｺﾛﾝ

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「ユウちゃんっ♡」ｶﾞﾊﾞｯ♡

ʃ V σ ᴗ σVʅ「ん...♡ あ...♡」

ｺﾝｺﾝ ｶﾞﾁｬ!

?ﾒ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘو「あっ、抜け駆けするなんてずるいよ！」

₍ ?cﾒง*˶> ᴗ <˵ﾘว ⁾⁾「私もユウちゃんとしたいー！」

?cﾒ*˶> ᴗ <˵ﾘ「私も私も！」

ʃ V σ ᴗ σVʅ「ふぁっ...♡ 順番、順番に...ね♡ みんな、大好きだから...♡」


ʃ V σ ᴗ σVʅ(...そして、私はもうポムミン無しじゃ生きていけなくなっちゃった)

ʃ V σ ᴗ σVʅ(ここから出ることなんて考えられない。大好きなポムミン達とずっと一緒に暮らすんだ)

ʃ V σ ᴗ σVʅ(それが、私の幸せ...)


?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「ユウちゃん、愛してる♡」

ʃ V σ ᴗ σVʅ「私も、愛してるよ♡」


?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ　ユウポム ♡Happy End♡　ʃ V σ ᴗ σVʅ

【ユウちゃんメモ】

どうしてこんなことになっちゃったんだろう...。

ʃ V σ - σVʅ

通称：ユウミン

和名：タカサキユウ

オンガク科

私。ポムミン達のシニヨンの力で、ポムミン達と同じになっちゃったみたい...。
でも、私はポムミン達よりも非力で、ポムミンが一人で運べちゃう軽いものでも持てないの。
だから、いつもポムミン達が私のお世話をしてくれるんだ。
最初は色々と怖かった。何度も外に出たいって思ったし、脱走も何回も試してみたよ。
けど、失敗して。毎日、ポムミンの愛を受け続けて...そのうち、私の帰る場所はもうここにしか無いって気づけたんだ。
部屋の外には出してもらえないけど、毎日ポムミンみんなが私に会いに来て、愛してくれるから寂しくないよ。
みんなに囲まれて。いっぱいいっぱい愛されて。私はとっても幸せなんだ。
そう、これからもずっと...。

【ユウちゃんメモ】

私の最愛。

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ

通称：ポムミン

和名：ウエハラアユム

オサナナジミ科

ずっと、一緒に居ようね。

<< 受け入れる >>

侑「やっぱりポムミンと離れ離れになるなんて耐えられない！」

ｷﾞｭｰｯ♡

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「侑ちゃん！」ﾎﾟﾝ!

侑「...いつだって私は、ポムミンの隣に居るよ」

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「侑ちゃぁん♡」

侑「だから、ポムミンさえよかったら...私と一緒に来てくれないかな」ｽｯ

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ「「「！！」」」

侑「一緒に私の星へ帰って、私のお家で一緒に暮らそう」

侑「私ね...夢があるの。一人だと途中で挫けちゃうかもしれないくらい、とっても大きな夢」

侑「でも、みんなが...ポムミンが支えてくれれば、きっと叶うって思えるんだ」

侑「私の夢を...一緒に見てくれる...？」

?cﾒ*˶ˆ o ˆ˵ﾘ「「「っ...！」」」

?cﾒ*˶> ᴗ <˵ﾘ「「「うんっ！」」」

侑「えへへ、これからもよろしくね」

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「「「不束者ですがよろしくお願いします！」」」

(( ✨(＠)✨ ))ﾊﾟｱｧｧｧ!!

侑「わ、わっ...！何！？ シニヨンが輝いて...！」

✨?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ✨「あ...！」

侑「あぁっ、ポムミンも光ってる！」

✨?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘcﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘcﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ✨

侑「ポムミン達がくっついて、大きな光に...！」

ﾋﾟｶｰ!

侑「眩しいっ！」

侑「うぅ...」


「侑ちゃん」


侑「う、うぅ...ポムミン？」ﾊﾟﾁ

歩夢「えへへ...侑ちゃん♡」

侑「えっ、ぽ...ポムミン、なの？ その姿...！」

歩夢「私たち全員の侑ちゃんと一緒になりたいって強い想いがシニヨンに届いて、突然変異が起きたの」

歩夢「みんながひとつに重なって...私、侑ちゃんと同じになれたみたい」

侑「そ、そんな奇跡みたいなことが...」

歩夢「これで、ずぅっと一緒に居られるね」ｷｭ♡

侑「うんっ！えっと、あなた...じゃなくて、これからもポムミンと一緒に」

歩夢「ふふっ、これからは歩夢って呼んで？この姿になるときに、新しく名前も授かったの」

侑「えっと、じゃぁ......歩夢」

歩夢「侑ちゃんっ！」ﾊﾞｯ

ｷﾞｭｰ♡

侑「わわっ...///」

歩夢「...」ｷﾞｭｩｰ♡

歩夢「私ね、私...とっても嬉しいの！侑ちゃんと一緒になれて、本当に...ぐす」ﾂｩｰ…

侑「歩夢...」ﾅﾃﾞ…

歩夢「ご、ごめんね...ぇくっ...嬉しくて、たまらなくて...んくっ...涙が...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

侑「！！」ｽﾞｷｭﾝ♡

侑(な、なんだろう...私の中で、今までにないトキメキが...)ﾄﾞｷﾄﾞｷ♡

侑(この娘...歩夢のことがとっても愛おしい！)ｷｭﾝｷｭﾝ♡

歩夢「すん...えへへ、侑ちゃん。好き...♡」ｷﾞｭ♡

侑「っ」ﾄｷﾒｷｯ♡

ｸｲ

歩夢「ふぁっ、んむぅ！？」

ﾁｭｳｳｩ…♡

侑「んぅ...♡」

ﾁｭﾊﾟ…♡

歩夢「ぁ...♡」ﾎﾟｰ…♡

侑「...ご、ごめん。嫌だった、かな...///」

歩夢「っ...」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

侑「いきなりキスして、ごめんね」

侑「歩夢...♡」ｽｯ

ｷﾞｭｳｩｩ♡

歩夢「あ...ゆぅ、ちゃ...///」ｸﾗｸﾗ♡

侑「私ね、その...歩夢に恋しちゃったみたい...///」

歩夢「っ...♡ っ...♡」ﾊﾋﾊﾋ♡

侑「歩夢のことが...好きなの！私の恋人になってください！」

歩夢「！！」ｽﾞｷｭｳｩｩｩﾝ♡

歩夢「よ」

侑「...よ？」

歩夢「喜んでぇ...♡♡♡」ｸﾀｧ♡

侑「あ、歩夢！？」ｷﾞｭ

歩夢「ご、ごめんね...♡ 幸せ過ぎて、腰が抜けちゃったみたい...///」

侑「そ、そっか...///」

侑「...もっともっと幸せにしてあげるから。...これからもずっと一緒だよ♡」ｷｭ♡

歩夢「...うんっ♡」ｷｭｩｰ♡


そして、アイドルフィン号はスクフェス星へ向けて飛び立った...

― アイドルフィン号 船内 ―

歩夢「えへへー、侑ちゃぁん」ｽﾘ♡

侑「あ、歩夢ぅ...近いよぉ///」

歩夢「ふふっ、今まで散々スキンシップしてきたのに どうして照れてるの？」ｻﾜｻﾜ♡

侑「だ、だって今はポムミンの時と違う...」

歩夢「えー？」ｻｽｻｽ♡

侑「んんっ♡ なんか、触り方、やらし...ふぁっ♡」ﾋﾟｸﾝｯ♡

歩夢「どう違うのか、教えて欲しいなぁ♡」ﾂﾂｩｰ♡

侑「ぁ...ん♡ こ、恋人...だから///」ﾌﾙﾌﾙ♡

歩夢「...♡」

ﾉｼｯ♡

侑「ぁう...///」

歩夢「ふふっ、今は私の方が大きいから...こうしちゃうと侑ちゃん動けないね♡」

侑「うん...♡」ﾄﾞｷﾄﾞｷ♡

歩夢「...恋人だもんね♡」ﾌﾆｭ…♡

侑「んっ...♡」

歩夢「侑ちゃんの全部、もらっていい...？」ﾌﾆ…♡

侑「いいよ♡ きて、歩夢...♡」

歩夢「侑ちゃんっ♡」ｶﾞﾊﾞｯ♡


――――――――

―――――

――

侑(こうして、歩夢と恋人になった私はスクフェス星でスクールアイドルフェスティバルに参加した)

侑(私がスクールアイドルのことを好きだと知った歩夢は、すぐにスクールアイドルを目指すことにしたらしい)

侑(私も、スクフェス星の施設の音楽スクールに通って、自分の夢への一歩を踏み出した)

侑(お互いに支え合いながら...歩夢は踊りや歌のレッスン、私は作詞に作曲、演奏の練習を 毎日一緒に頑張って...)

侑(その甲斐あって、歩夢はスクフェス星で大人気のスクールアイドルになった)

侑(そして、私も...)

侑(ずっと、夢だった。私の作った曲を...私の演奏で大好きなアイドルが歌って、世界中の人に聞いてもらうの)

侑(それが、叶った。私の大好きな歩夢が、私の一番のアイドルが、叶えてくれた)

侑(それから...)

侑(夢を叶えた私と歩夢はニジガク星へ戻り、私の家で二人きりの生活を満喫している)

侑(今度は歩夢の...ううん、二人の夢を叶えていこうね。歩夢)

侑「...」ｶｷｶｷ

歩夢「侑ちゃん、何かいてるの？」ﾋｮｺ

侑「わっ、歩夢！？」

歩夢「驚かせちゃってごめんね。気になって...」

侑「えへへ、これはね、私とポムミン...歩夢との出会いを日記にまとめてたの」

侑「私の、大切な思い出だから...」

歩夢「っ...♡ そうなんだぁ.../// 見てもいい？」

侑「えー...恥ずかしいからだめ///」ｻｯ

歩夢「見たいなぁ」ｻﾜｻﾜ♡ ｺｼｮｺｼｮ

侑「んっ♡ あ、あははっあはははっ ひんっ♡」ﾓｿﾞﾓｿﾞ♡

侑「わ、分かったよぅ...あははっ 分かったからぁ...♡」ﾋﾝﾋﾝ♡

歩夢「えへへ、昔スキンシップしていた時から、侑ちゃんがここ弱いの知ってるもんね」ｻｽ…♡

侑「んん...もう、なんか手つきやらしいし...///」ﾓｼﾞ…♡

歩夢「...侑ちゃん」ｼﾞｨ♡

侑「...ん」ｽｯ…

ﾁｭｩ…♡


侑(あの星でポムミンと...歩夢と出会えたこと)

侑(ポムミン達との大変だけど、楽しかった大冒険の数々)

侑(可愛いくて個性的な、いろんな原生スクールアイドルとの出会い...)

侑(全部、全部が、かけがえのない大切な思い出)

侑(あの時、ポムミンと...歩夢と一緒に歩いていくことを選んで、本当によかった！)

侑(私は、今...とっても幸せ！)


侑「歩夢、愛してるよ♡」

歩夢「私も、愛してる♡」


?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ　ゆうぽむ ♡Happy End♡　ʃ V σ ᴗ σVʅ

ぽむの歌

心 奪われ あなただけに ついていく

今日も探す 侑ぽむ 増える そして?咲かす

ほったかされて また曇って ほだされて
でも 私たち あなたに従い 尽くします

そろそろ 襲っちゃおうかな
そっと 足かけてみようか なーんて
嗚呼 嗚呼 侑ちゃん に
恋とか しながら

いろんな娘が 生きている この?で
今日も曇る 押して 倒す そして食べたいの(性的な意味で)

もっと咲かせて 手をとって 愛されて
でも 私だけ 愛してくれしか 言わないよ

お疲れ様です

お疲れ様でした！
追加DLCよかった

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘお疲れ様

?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ ←尊過ぎて気絶している

歌が欲望まみれで草

?cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ 追加も良かったよ！

何度見ても可愛くて面白い
乙乙

最高かよ

?cﾒ˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ 神SSをありがとう！