1: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 19:54:15.79 ID:EFfwV4gf
千歌「うっ、この匂い...もしかして鞠莉ちゃん、コーヒー飲んだー?」鼻つまみ
鞠莉「飲んできたけど...よくコーヒー飲んだなんてよく分かったね」
千歌「チカは嫌いなものにはビンカンなのです♪」
鞠莉「あぁそういえばチカっちはコーヒーダメだったわね」
鞠莉「飲んできたけど...よくコーヒー飲んだなんてよく分かったね」
千歌「チカは嫌いなものにはビンカンなのです♪」
鞠莉「あぁそういえばチカっちはコーヒーダメだったわね」
2: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 19:54:45.52 ID:EFfwV4gf
千歌「だって苦いんだもん。チカはあれ以上に苦いものはないと思ってる」
鞠莉「うーんそんなに苦いかなー?それを言うならみかんのスジだって苦いと思うけど」
千歌「そ、それはスジだけ取っちゃえば平気な事だもん!」
鞠莉「コーヒーだってミルクとシュガーを入れれば甘くなるわ?」
千歌「た、確かに...」
鞠莉「うーんそんなに苦いかなー?それを言うならみかんのスジだって苦いと思うけど」
千歌「そ、それはスジだけ取っちゃえば平気な事だもん!」
鞠莉「コーヒーだってミルクとシュガーを入れれば甘くなるわ?」
千歌「た、確かに...」
3: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 19:55:22.88 ID:EFfwV4gf
千歌「でもいくら入れても匂いだけはどうにもならないでしょ?」
鞠莉「勿体無いなぁ、コーヒーの良いところはその香りを楽しむことにあるのに。まあ、チカっちがもう少し大人になったらその良さが分かるかもね」
千歌「むーっ、鞠莉ちゃんだってまだ子供のクセに!」
鞠莉「果たしてこのプロポーションで本当に子供だなんて思われるのかしら♪」バキューン
千歌「...お、大人だ」ズーン
鞠莉「ふふっ♪」
鞠莉「勿体無いなぁ、コーヒーの良いところはその香りを楽しむことにあるのに。まあ、チカっちがもう少し大人になったらその良さが分かるかもね」
千歌「むーっ、鞠莉ちゃんだってまだ子供のクセに!」
鞠莉「果たしてこのプロポーションで本当に子供だなんて思われるのかしら♪」バキューン
千歌「...お、大人だ」ズーン
鞠莉「ふふっ♪」
5: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 19:56:00.33 ID:EFfwV4gf
千歌「いーなー鞠莉ちゃんは大人っぽくて。チカなんて幼いしちんちくりんだし、まだまだ鞠莉ちゃんみたいにはまだなれないもん」
鞠莉「そんなことないわよ。チカっちにだって大人になれる方法あるわ♪それもすぐに!」
千歌「大人になれる...?本当に!?どうすればチカは早く大人になれるのかな!?」ワクワク
鞠莉「もう、そんなに焦らないの♪」
千歌「もったいぶらないで教えてよー!」ユサユサ
鞠莉「それじゃあマリーにコーヒーを淹れて?」
千歌「へ?」
鞠莉「そんなことないわよ。チカっちにだって大人になれる方法あるわ♪それもすぐに!」
千歌「大人になれる...?本当に!?どうすればチカは早く大人になれるのかな!?」ワクワク
鞠莉「もう、そんなに焦らないの♪」
千歌「もったいぶらないで教えてよー!」ユサユサ
鞠莉「それじゃあマリーにコーヒーを淹れて?」
千歌「へ?」
6: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 19:56:36.08 ID:EFfwV4gf
千歌「コーヒー...?」
鞠莉「うん、お願い♪」
千歌「...そっかぁ....大人になるにはコーヒーを淹れられるようにならなくちゃいけないのかぁ...」
鞠莉「そうそう♪それが大人に一歩近づく...」
千歌「じゃあしばらく子供のままでいいかな」
鞠莉「えぇっ!?」
鞠莉「うん、お願い♪」
千歌「...そっかぁ....大人になるにはコーヒーを淹れられるようにならなくちゃいけないのかぁ...」
鞠莉「そうそう♪それが大人に一歩近づく...」
千歌「じゃあしばらく子供のままでいいかな」
鞠莉「えぇっ!?」
7: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 19:57:29.51 ID:EFfwV4gf
千歌「ばいばーい」
鞠莉「ま、待ってよ!チカっちは大人になりたくないの?」
千歌「大人になりたいけど...それって鞠莉ちゃんが得するだけで大人になれるかどうかなんて関係なくない?」
鞠莉「うっ」ギクッ
千歌「ほーら図星じゃん」
鞠莉「ま、待ってよ!チカっちは大人になりたくないの?」
千歌「大人になりたいけど...それって鞠莉ちゃんが得するだけで大人になれるかどうかなんて関係なくない?」
鞠莉「うっ」ギクッ
千歌「ほーら図星じゃん」
8: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 19:58:10.83 ID:EFfwV4gf
千歌「...それにチカ淹れ方分かんないし」
鞠莉「そんなの適当でいいのよ♪チカっちが思う『これがコーヒーだ』っていうのをインスピレーションで淹れてくれれば♪」
千歌「でもチカにコーヒーの知識全くないよ?」
鞠莉「大丈夫♪そんなの最低限マリーが教えてあげるから!ささ、早くチカっちの家にゴー♪」
千歌「お、押さないでよ鞠莉ちゃん!」
千歌(....あれ、ひょっとしてチカ...ハメられてる?)
鞠莉「そんなの適当でいいのよ♪チカっちが思う『これがコーヒーだ』っていうのをインスピレーションで淹れてくれれば♪」
千歌「でもチカにコーヒーの知識全くないよ?」
鞠莉「大丈夫♪そんなの最低限マリーが教えてあげるから!ささ、早くチカっちの家にゴー♪」
千歌「お、押さないでよ鞠莉ちゃん!」
千歌(....あれ、ひょっとしてチカ...ハメられてる?)
9: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 19:58:40.46 ID:EFfwV4gf
千歌の部屋
鞠莉「楽しみだなーチカっちが作ってくれるコーヒー♪」
千歌「作るの初めてなんだからあんまり期待しないでね?ていうか作りかた教わってないし...」
鞠莉「インスピレーション♪」
千歌「はいはいインスピレーションね」
鞠莉「楽しみだなーチカっちが作ってくれるコーヒー♪」
千歌「作るの初めてなんだからあんまり期待しないでね?ていうか作りかた教わってないし...」
鞠莉「インスピレーション♪」
千歌「はいはいインスピレーションね」
10: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 20:00:06.14 ID:EFfwV4gf
千歌「なんだか今日の鞠莉ちゃんいつもより楽しそうだね。チカの気のせい?」
鞠莉「気のせいじゃないよ、心の底からウキウキしてるわ!」
鞠莉「だって初めて友達が私の為にコーヒーを淹れてくれるんだもん。期待しないでどうするの?」
千歌「初めて...なの?」
鞠莉「うん♪だってコーヒーが好きな女の子って珍しいでしょ?周りにコーヒーが好きな女の子も居なかったし、だからチカっちが初めて!」
千歌(鞠莉ちゃん...)
千歌「...もう、仕方ないなぁそれじゃあ鞠莉ちゃんの為に人肌脱ぎますかぁ!コーヒー淹れるだけだけど!!」
鞠莉「よっ!若女将!!」
鞠莉「気のせいじゃないよ、心の底からウキウキしてるわ!」
鞠莉「だって初めて友達が私の為にコーヒーを淹れてくれるんだもん。期待しないでどうするの?」
千歌「初めて...なの?」
鞠莉「うん♪だってコーヒーが好きな女の子って珍しいでしょ?周りにコーヒーが好きな女の子も居なかったし、だからチカっちが初めて!」
千歌(鞠莉ちゃん...)
千歌「...もう、仕方ないなぁそれじゃあ鞠莉ちゃんの為に人肌脱ぎますかぁ!コーヒー淹れるだけだけど!!」
鞠莉「よっ!若女将!!」
11: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 20:02:01.59 ID:EFfwV4gf
千歌「じゃじゃーん出来ました♪チカの淹れたコーヒーだよー」
鞠莉「サンキューチカっち!」
千歌「よく味わって飲んでね♪」
鞠莉「....」ゴクッ
千歌「どうかな?」
鞠莉「....」
千歌「...鞠莉ちゃん?」
鞠莉「....しい」
千歌「え?」
鞠莉「とっても美味しいわ!」
千歌「やった!」
鞠莉「サンキューチカっち!」
千歌「よく味わって飲んでね♪」
鞠莉「....」ゴクッ
千歌「どうかな?」
鞠莉「....」
千歌「...鞠莉ちゃん?」
鞠莉「....しい」
千歌「え?」
鞠莉「とっても美味しいわ!」
千歌「やった!」
12: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 20:03:20.51 ID:EFfwV4gf
鞠莉「素晴らしいわ...チカっちにはコーヒーを淹れる才能があるみたい」
千歌「もう、才能ってそんな...褒め過ぎだよ。本当にただテキトーにやっただけなのに」
鞠莉「じゃあもしかしてコーヒーが美味しい秘密はラブにあるのかも」
千歌「ラ、ラブ?」
千歌「もう、才能ってそんな...褒め過ぎだよ。本当にただテキトーにやっただけなのに」
鞠莉「じゃあもしかしてコーヒーが美味しい秘密はラブにあるのかも」
千歌「ラ、ラブ?」
13: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 20:04:29.16 ID:EFfwV4gf
鞠莉「うん♪チカっちが愛情を込めてコーヒーを淹れてくれたから美味しく感じたんだわ」
千歌「えへへ...確かに鞠莉ちゃんの為に頑張ってみたけど...ふふっ、褒められると照れちゃうよ///」
鞠莉「あ、もう飲み終わっちゃった。おかわりにもう一杯ちょうだい?」
千歌「はーい、今淹れるねー♪」
千歌「えへへ...確かに鞠莉ちゃんの為に頑張ってみたけど...ふふっ、褒められると照れちゃうよ///」
鞠莉「あ、もう飲み終わっちゃった。おかわりにもう一杯ちょうだい?」
千歌「はーい、今淹れるねー♪」
14: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 20:06:04.02 ID:EFfwV4gf
次の日の朝
千歌「ふわぁ、よく寝た」
千歌「昨日は鞠莉ちゃんが喜んでくれて良かった。次はもーっと美味しくなるようにコーヒーについて勉強しよっと♪えへへ、そのことを鞠莉ちゃんに話したら喜んでくれるかなぁ」
千歌「お母さーん、今日のご飯なあに?」
ガラッ
鞠莉「グッドモーニングチカっち!朝ごはんは出来てるわよ♪」
千歌「鞠莉ちゃん!?」
千歌「ふわぁ、よく寝た」
千歌「昨日は鞠莉ちゃんが喜んでくれて良かった。次はもーっと美味しくなるようにコーヒーについて勉強しよっと♪えへへ、そのことを鞠莉ちゃんに話したら喜んでくれるかなぁ」
千歌「お母さーん、今日のご飯なあに?」
ガラッ
鞠莉「グッドモーニングチカっち!朝ごはんは出来てるわよ♪」
千歌「鞠莉ちゃん!?」
15: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 20:10:03.09 ID:EFfwV4gf
千歌「なんでチカの家に居るの!?」
鞠莉「チカっちが昨日淹れてくれたコーヒーが飲みたくて来ちゃった♪」
千歌「えぇ!?」
鞠莉「訪ねたらチカっちのお母さんが出てくれてね、待ってるのも大変だろうからってチカっちが起きるまでの間一緒に朝ごはん作って待ってたのよ♪」
千歌「自由すぎるよ鞠莉ちゃん」
鞠莉「それで今日マリーが家に来たのはどうしてもチカっちに言いたかったことがあったからなの」
千歌「言いたかったこと?」
鞠莉「うん♪」
鞠莉「今日から毎朝マリーの為にコーヒー淹れてよ♪」
千歌「...なっ!」
鞠莉「チカっちが昨日淹れてくれたコーヒーが飲みたくて来ちゃった♪」
千歌「えぇ!?」
鞠莉「訪ねたらチカっちのお母さんが出てくれてね、待ってるのも大変だろうからってチカっちが起きるまでの間一緒に朝ごはん作って待ってたのよ♪」
千歌「自由すぎるよ鞠莉ちゃん」
鞠莉「それで今日マリーが家に来たのはどうしてもチカっちに言いたかったことがあったからなの」
千歌「言いたかったこと?」
鞠莉「うん♪」
鞠莉「今日から毎朝マリーの為にコーヒー淹れてよ♪」
千歌「...なっ!」
16: (地図に無い場所) 2018/12/14(金) 20:10:47.47 ID:EFfwV4gf
千歌ママ「あらあら、まるでプロボーズね」
千歌「お母さんのんきすぎ!」
千歌「まあ...あれからチカもコーヒーについて勉強しようかなーって思ってたし?...別に..いい...けど///」
鞠莉「あら、それってもしかしてマリーの為?」
千歌「じ、自分の為!////」
おわり
千歌「お母さんのんきすぎ!」
千歌「まあ...あれからチカもコーヒーについて勉強しようかなーって思ってたし?...別に..いい...けど///」
鞠莉「あら、それってもしかしてマリーの為?」
千歌「じ、自分の為!////」
おわり
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1544784855/