【SS】歩夢「デイリーニジガクアンケート？」【ラブライブ！虹ヶ咲】

侑「みんな虹ヶ咲新聞の新コーナーみた？」

かすみ「見ました！何ですかあれ」

せつ菜「生徒名簿の使用許可申請があったので、何かに使うのだろうとは思っていたんですが……」

侑「おめでとう果林さん愛ちゃん！」

果林(抱かれたい女ランキング2位)「あれに選ばれるのは、名誉なことなの？」

彼方「名誉なんじゃなーい？」

愛(抱かれたい女3位)「ほんとかー？」

エマ「よくわからないけど、おめでとう！」

侑「歩夢もおめでとう！」

歩夢(抱きたい女1位)「おめでたくないよぉ……///」

璃奈「今、ニジガク生が最も抱きたい女」

歩夢「やめて！」

果林「で、私と愛を破って1位に躍り出てるこの人は一体誰なの？」

しずく(抱きたい女2位)「あ、それ演劇部の部長です」

愛「あー、あの人もカッコいいもんね」

果林「なんか普通に悔しいわね」

歩夢「……ねえ、デイリーってことはこんなのが毎日投票されるの？」

せつ菜「そうみたいですね。生徒に支給されているタブレットから毎日簡単投票！って銘打ってるようですし」

エマ「みてみて、もう次のテーマが出てるよ」

彼方「んー？なになに？」

翌日
　
　
侑「エマさん璃奈ちゃんおめでとう！」

エマ(癒されたい女1位)「ありがと〜」

璃奈(養いたい女1位)「うれしい」

愛「まー、これは納得っていうか、ね？」

果林「そうね、当然って感じね」

かすみ「んもーなんでですかぁ！！」

せつ菜「あはは……これは流石に敵いませんよ」

侑「それにしてもやっぱりウチの同好会に票が集まってる感じだね」

愛「そりゃあ、生徒の中でも特に名前と顔ガンガン出してる訳だし」

果林「後は、運動部で活躍してる子とか、演劇部とかもそうね」

しずく「癒されたい女3位も演劇部で一緒の子ですね」

侑「そうなんだ！何だか負けてられないね！」

歩夢「ふふ、毎日複数テーマが出されるみたいだし、侑ちゃんも選ばれるといいね」

侑「えー？私はいいや」

かすみ「そんなこと言わないでかすみんと一緒に1位目指しましょうよ〜」

ｱﾊﾊﾊｯ､ｳﾌﾌｯ…
　
　
彼方(噛んだガム飲み込んでそうな女1位)「……………は？」

翌日
　
　
エマ(スマホのロックかけてなさそうな女1位)「やったぁー！」

しずく(スマホの画面バキバキに割れてそうな女1位)「2冠おめでとうございます！」

エマ「ありがとう！しずくちゃんもおめでとう！」

しずく「はいっ♪」

エマ「えへへ！」

しずく「ふふふっ！」

かすみ「いやキャッキャすなぁぁああーーーー！！！！！！」

エマ「え？」

かすみ「何ですかこのテーマはぁ！！？」

せつ菜「だいぶ方向性変えてきましたね」

果林「え、ちゃんとロックかけてるわよね……？」

エマ「ちゃんとかけてるもんっ！2222！」

璃奈「今すぐ変えた方がいい」

かすみ「しず子！スマホ見して！」

しずく「今日それ言われるのこれで20人目くらいなんだけど……」

かすみ「いいから見せろ！」

かすみ「は？！！！割れてない！」

しずく「あくまでみんなのイメージだもん」

かすみ「イメージに応えるのが、一流のスクールアイドルだよ？」ﾊﾞｷｨ!!

しずく「あ゛ーーーー！？！？はぁーーー？？？？？」

彼方(くしゃみの直後に謎のワード言ってそうな女1位)「………」

愛(鳩見かけたらすぐ追っかけてそうな女1位)「アタシは祝うかビミョーなラインでも言わせてもらうね、カナちゃんも2冠おめでとう」

彼方「お、おう……」

彼方「愛ちゃんもおめ」

愛「あざっす」

彼方「………鳩、おっかけちゃうの？」

愛「まあ………うん……鳩」

彼方「そうなんだ……」

彼方「……」

愛「……」

愛「……カナちゃん、ガム飲っくむん？」

彼方「飲っくまんよ〜」
　
　
((((((((あ、飲っくまないんだ……))))))))

彼方「おいおいなんだいその目は」

翌日
　
　
歩夢(大富豪で革命起こしたのに結局負けてそうな女1位)「…………」

愛「歩夢おめでとー！」

璃奈「おめでとう」『ハッピー』

歩夢「……う、うん……」

侑「んふっ……www」

彼方「エマちゃん絶好調だね〜」

エマ(ローカルルールに最後まで対応出来なそうな女1位)「ありがとう♪」

せつ菜「本当に『ありがとう』で合っているんでしょうか……？」

侑「いひひっ……www」

果林「なんなのよ！さっさと『天然そうな女』1位にしてエマを解放しなさいよ！ちょっと文句言ってくるわ！！」

エマ「……小さいときからあんまり一番ってなったことなかったから、うれしかったんだけどなあ……」

しずく「ですって」

彼方「だってさ」

果林「ちょっと賄賂送ってくるわね」

彼方「しずくちゃんもすごいねぇ、ずっと上位入ってるねぇ」

しずく(持ってる折り畳み傘がやたらとデカそうな女1位)「ああ、はい、まあ……」

かすみ「ずるいずるいずるい！絶対演劇部の組織票入ってる！！」

しずく「それはどうかなぁ？」

かすみ「ずるじゃん！！」

愛「じゃあさ、逆にかすみんが1位なれるようにお願いしてみたら？」

かすみ「それです！！向こうの部長さんのとこ行ってきます！！」

しずく「……行っちゃった」

愛「次、何のテーマ来てもとりあえずかすかすに入れとこ」

彼方「いいね〜、じゃあ彼方ちゃんの一票もあげよ～」

数日後
　
　
侑「これでみんな1位とったことになるね、すごいよみんな！」

愛(カーテンフックを壊しまくってそうな女1位)「いえーい！このテーマなら愛さんには誰も勝てん！カーテンだけに！」

果林(録画した映画結局観ないで消してそうな女1位)「どこに『いえーい！』言える要素あんのよ……」

菜々(変な手相ありそうな女1位)「ないです」

彼方(投げ入れ損なったゴミ放置しそうな女1位)「ないね」

エマ(寿司チェーンで火傷してそうな女1位)「でも歩夢ちゃんはなんだか全部その通りって感じだね！」

歩夢(切羽詰まっててもトイレの順番譲ってくれそうな女1位)「ふふっ、どの口が言ってるんですか？」

璃奈(芸能人が声優する度に内心キレてそうな女1位)「あ、歩夢さんは、優しいとか、そういう意味だと思う。ね、しずくちゃん」『アワワワ』

しずく(夜に出るクモは絶対〇してそうな女1位)「あ、うん……」ﾁﾗｯ
　
　
　
かすみ(風呂場で放尿してる女1位)「…………………………」

副会長(回し飲み嫌いそうな女1位)「すみません。せつ菜ちゃんはいらっしゃいますか？」

菜々「！？」

副会長「ああ、会長。丁度会長にのお耳にも入れておきたいことが。今少しよろしいでしょうか」

菜々「どうかしました？」

副会長「実は、新聞部に提供した生徒名簿の件なのですが、生徒から『優木せつ菜』の名前がない、と指摘があったようで」

菜々「！」

副会長「こちらでも確認したのですが、ありませんでした。記載ミスでしょうか」

菜々「………」

副会長「会長？」

菜々「投票の一覧表って、部活動ごとになっていましたよね」

副会長「はい。なので、その名前を入れるとしたら、この同好会の枠になりますね。あとは彼女とクラスと出席番号が分かれば……彼女は今どこに？」

菜々「いません」

副会長「え？」

菜々「いません」

菜々「あと、」

菜々「クラスと番号、廃止でいいのではないですか？記載する必要性はあまり無いように思えますし」

副会長「……そうですね。ではそう伝えておきます」

愛「ねーねー副かいちょー！ちょっとこれ飲んでみてよ〜」

副会長「何ですかこれ、中須さんのお小水ですか？」

かすみ「違いますよっ！？レモネードです！！」

愛「愛さんは美味しいと思うんだけど、みんなビミョーって言うんだよね」

侑「副会長さんの感想も聞きたいな〜」ﾆﾔﾆﾔ

愛「一杯どう？」ﾆﾔﾆﾔ

歩夢(自分が飲んでたやつ差し出してる……これって)

果林(ふっ、試しているのね……本当に回し飲みが嫌いな女なのかどうかを！)ｸﾜｯ!

彼方(ｸﾜｯ!じゃないんだよなぁ)

副会長「では少しだけ」

しずく(手に取った！)

副会長「っ」ｸｲｯ

璃奈(あ、飲むんだ)

副会長「……微妙ですね」

愛「微妙かぁ……」

菜々「副会長にあまり迷惑かけないでください」

翌日
　
　
せつ菜(エレベーターの閉まるボタン連打してそうな女1位)「こっちの名前でも取りました！」

侑「おめでとう！連打してるの？」

せつ菜「してません！！！！！」

愛(財布がポイントカードで嵩張ってそうな女1位)「アタシやっちゃうけどなー」

彼方(人差し指でタイピングしてそうな女1位)「せっかちさんなんだねぇ」

愛「っていうかそんなにエレベーターのボタン押す機会ないっていうか」

果林(意地でもエスカレーターで歩かなそうな女1位)「機会が多そうなのは……璃奈ちゃん？」

璃奈(自分の名前でゲシュタルト崩壊してそうな女1位)「連打は、しない」

璃奈「あ、でも、たまにはする」

かすみ(円周率が3だと思ってそうな女1位)「切羽詰まってるときとか？w」

歩夢(動画サイトの広告動画見入ってそうな女1位)「こっち見ないでっ」

別の日
　
　
愛(葬儀で笑い堪えてそうな女1位)「お疲れさま。」

せつ菜(電波悪いとすぐスマホ振ってそうな女1位)「お疲れさまです。」

エマ(割り箸をうまく割れなそうな女1位)「？……どうしたの？元気、ないの？」

しずく(定期的に同じ変な夢みて飛び起きてそうな女1位)「具合が悪いんですか？」

愛「ん、元気だよ」

愛「ただちょっと……小さいときに親戚のお葬式ではしゃいですっごい怒られたの思い出して寝付けなかっただけだよ」

エマ「せつ菜ちゃんは？」

せつ菜「落ち着きのない女だと思われるのがちょっと……」

エマ「ふふ、だいじょうぶだよ。きっとみんな、2人のことを元気いっぱいな子だって思ってるだけなんじゃないかな」

愛「そうかな。一昨日だって仏壇の蝋燭の火を息で消しそうな女1位だったし、なんか不謹慎なやつだと思われてない？」

せつ菜「私は人の家の障子破ったことありそうな女1位でした……はぁ、明日発表される貧乏ゆすりで永遠に親に怒られてそうな女1位もきっと私です……」

愛「これからしばらくこんくらいのテンションでいようかな」

せつ菜「……私も、声抑えめで過ごそうかな……」

エマ「そんなに落ちこまなくてもいいんじゃないかなっ、ほら、わたしだってよくパワフルなテーマで票が集まっちゃうから気持ちわかるよっ、筆圧高そうな女1位だったし！」

しずく「………」

愛「でもエマっちはまださ……」

しずく「………お二人とも、情けないですよ」

愛「！」

せつ菜「！」

しずく「最近エマさんの筆跡が不自然に薄くなっているのを、私は知っています」

エマ「！」

しずく「それでも、一方で私が困っていると、エマさんはその腕力を躊躇わず使ってくれます」

しずく「わからないことがあればわからないと、素直に言ってくれます」

しずく「本当は力が強いと思われていることを気にしていても、人のためになるのなら構わず力を発揮する、天然だと思われていようと今までと変わらない雰囲気でいてくれる」

しずく「誰になんと思われようと、エマさんは己を貫いているんです！」

愛「！」

せつ菜「！」

しずく「お二人は……どうなんですか」

せつ菜「………」

愛「………」

せつ菜「………響きました、しずくさんの言葉」

愛「うん……いつものアタシたちで、いいんだよね！」

せつ菜「そうですねっ！」

エマ「ふふ、いつもの2人に戻ってくれてよかった」

エマ「それと……ありがとう、しずくちゃん♪しずくちゃんはやさしいね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

しずく「……///」

愛「にしても、しずくさ〜ん？結構言うようになったね〜」

しずく「あっ、すみません……生意気でしたよね……」

せつ菜「いえ！そんなことありませんよ！」

愛「なんていうか、逞しくなったね！夜に出るクモは絶対〇してるからかな」

せつ菜「持ってる折り畳み傘がやたらとデカいからですよきっと」

しずく「やっぱりちょっと怒ってません！？」

後日
　
　
愛(恵方巻きを最後まで黙って食べてたことなさそうな女1位)「ゆうゆおめっとーー！！」

せつ菜(殆どの教科書の表紙に折り目ついてそうな女1位)「おめでとうございます！今日はお祝いですね！」

侑(ドップラー効果のこと調べてすぐ忘れてそうな女1位)「うん……」

エマ(毎回蛇口の捻る方向分からなくなってそうな女1位)「……あんまりうれしくなさそうだね、侑ちゃん……」

果林(最初にミステリー小説の後ろの方ちょっと読んじゃってそうな女1位)「逆にあの二人はなんであんなにテンション高いのよ……」

しずく(カバンに箱ティッシュ入れてそうな女1位)「すみません多分私のせいです本当にごめんなさい……」

彼方(37℃超えでも平熱と言い張りそうな女1位)「ドップラー効果って、あれでしょ？救急車のサイレンが近づく音と遠ざかる音云々の」

璃奈(好きなもの食べてるとき体揺れてそうな女1位)「そう、それ」

かすみ(2分でサウナから出てきそうな女1位)「実のところ、どうなんですか？調べてすぐ忘れてるんですか？」

歩夢(花粉症エグそうな女1位)「ふふ、実はね」

侑「やめて！言わないでっ！！」

歩夢「えー？」

愛「えっ？なにさ？」

侑「だめ、教えないっ」

果林「気になるわね」

侑「ダメなの！」

しずく「……歩夢さん、私にだけ耳打ちで……」ﾋｿﾋｿ

歩夢「えっとね……」ﾋｿﾋｿ

しずく「……はい……はい……えっ……ふふっ……あっそうなんですかっ……w」

侑「あーーー！！！あーーーー！！！！」

侑「しずくちゃん！！歩夢も！！」

彼方「侑ちゃん侑ちゃん、じゃあドップラー効果って何か知ってる？」

侑「えっ？それはほら、救急車？とかさ、音とかの発生源が自分に近づいてきた時は、音が高く聞こえて、遠ざかってく時は低く聞こえる現象、的な」

歩夢「あ、覚えてた。昨日調べてて今朝忘れてたのに」

しずく「あ、言っちゃった」

侑「歩夢さあ！！！！！」

かすみ「ぷふっw侑先輩ってばほんとにその通りだったんですぁ？」

侑「かすみちゃんだってサウナでおしっこしてるくせに！」

かすみ「してませんよ！？なんで混ぜるんですか！！？してませんから！！」

また後日
　
　
彼方「はっ、はっ……はっくしゅッッッヅァウスォ！！」

しずく「大丈夫ですか？ティッシュ使います？(箱)」

彼方「ん……あぃがとぉ」ｽﾞｽﾞｽﾞｯ

果林「あった、8……はいっ、次、彼方よ」

彼方「あーはいはーい……じゃ〜、これ」

エマ「じゃあわたしは〜」

愛「あ、ううん、9リバースだからこっち周り」

エマ「あ、そっか」

歩夢「はい！みんなパス？」

歩夢「はい！革命！」

せつ菜「うわっ……あ、でも歩夢さんか」

かすみ「なーんだ歩夢先輩かぁ」

歩夢「『なんだ』って何『なんだ』って」

歩夢「負けないんだからねっ」

璃奈「……(あ、更新きてる)」

果林「次、璃奈ちゃんよ？」

璃奈「！……ごめんなさい、えっと」

果林「何か調べてたの？」

璃奈「うん。今度やるアニメ映画の情報、見てた」

せつ菜「え！それ情報出たんですか？」

璃奈「うん。ついさっき」

せつ菜「ほんとですか！」

エマ「せつ菜ちゃんも知ってるの？」

せつ菜「はい！最近原作の小説を読んでるんです！これですこれ」

果林「へえ、これが原作？ミステリーなのね」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

果林(あっちょっとラスト読んじゃった)

彼方「表紙綺麗だねぇ〜」

せつ菜「はいっ、このイラストは……」

彼方「折れてなくて」

せつ菜「折れてませんよ！？別に教科書の表紙も折れてませんよっ？！」

エマ「その映画、みてみたいな」

愛「みんなで行こーよ、確かクーポンが……あれ、ん、どこだ、あれ？」

果林「何よその紙束は……」

愛「ポイントカード」

愛「カリンも行こ？どうせ地上波でやったの録画しても見ないで消すんだし」

果林「ちゃんと観るわよ！！」

果林「まあでも、行く日決まったら言って」

愛「オッケー」

彼方「彼方ちゃんも空いてたら行こ〜」

しずく「彼方さんもうティッシュいらないですか」

彼方「ん、ありがとね」

彼方(……ゴミ箱あそこか……えいっ)ﾎﾟｰｲｯ

侑(あ、外した……放置する？放置するの？)

彼方「放置しないからね？」

しずく(誰に言ったんだろう……)

愛「あ、いいよ、アタシ拾うよ」

彼方「お〜、サンキュー助かる〜」

愛「へへっ、これくらいうわっ！？」

歩夢「愛ちゃん危ない！」

愛「ッッッとっ……あぶなっ、つまずいたぁ」

愛「とっさにカーテンつかまんなかったら角に頭ぶつけてたぁ、あ？」ﾊﾟｷｯ…

かすみ「あ、またカーテン壊した」

愛「やばい！！ごめん！！壊しちゃった！！」

歩夢「愛ちゃんは大丈夫だった？」

愛「うん、なんともないよ！」

彼方「ごめんね愛ちゃん……それ、私が弁償しとくね」

侑「部費でいいんじゃない？」

彼方「たしかに。あ、でも買いに行くのは任せてよ」

愛「映画見に行く時ついでに買いに行く？」

彼方「そだね〜、そういえば映画の話だったね」

果林「せつ菜、映画の情報見なくていいの？」

せつ菜「はっ！そうでした！」

せつ菜(……キャストは誰になったんでしょう……！)

せつ菜(っ……読み込み遅いですね……はやくはやく！！)ﾌﾘﾌﾘﾌﾘ

せつ菜「あっ！」

せつ菜「…………あっ」

璃奈(ちゃんと声優使って欲しかった。プローデューサーのSNSアホみたいに炎上して死ぬほど拡散されればいい)

演劇部部長「失礼。しずくいる？」

せつ菜(あ、ボールペンにこだわりがありそうな女1位だ)

かすみ(あ、冷めた目でバラエティ番組観てそうな女1位だ)

愛(あ、部屋汚そうな女1位だ)

璃奈(あ、部屋に何もなさそうな女1位だ)

歩夢(あ、日常会話で何かの台詞使われるのが何より癪に触りそうな女1位だ)

侑(あ、回し飲み嫌いそうな女2位だ)

果林(あ、一週間経たずに付けたミサンガ外してそうな女1位だ)

エマ(あ、腕組んで寝てそうな女1位だ)

彼方(あ、プレイリストに焚き火の音入ってそうな女1位だ)

しずく「はい、ここに！」

演劇部部長「ちょっと話したいことが……参ったね。どこに行っても顔見て笑われるんだよ……」

このあと演劇部の組織票が問題となりデイリーニジガクアンケートは終了した。



おしまい