【SS】すみれ ｢可可、ゲームして遊ばない？｣【ラブライブ！スーパースター!!】

可可 ｢ふんっ、グソクムシもたまには良い提案をしマスね｣

可可 ｢で、何のゲームで遊ぶんデスか？｣

すみれ ｢昨日実家を片付けてたら、これが出てきたの。懐かしくなっちゃって｣ｶﾞｻｺﾞｿ


すみれ ｢ゲームキューブ！｣


千砂都 ｢あああぁぁぁぁぁぁぁぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁぁぁあああああっ！！！！！｣ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝｯ!!


かのん ｢ちょっとすみれちゃん何してんの！？｣

すみれ ｢えぇっ！？ 私何かした！？｣

かのん ｢ちぃちゃんの目の前で、こんな角の権化みたいな代物取り出すとか、〇す気なの！？｣

すみれ ｢カドの権化って何！？｣

千砂都 ｢…っ……ぐふ……っ……｣ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝｯ!!

かのん ｢泡吹いちゃってるじゃん！ どうしてくれるの……っ……｣

すみれ ｢ちょ、泣かないでよ……｣

すみれ ｢なによもう、せっかくゲームディスクまで発掘してきたのに｣

千砂都 ｢…っ！！ まる……丸だっ！！！｣

可可 ｢うわ、生き返ったデス｣

かのん ｢ゲームキューブのディスクは丸いからね。ちぃちゃん、本体はもちろん持ってないけど、ゲームディスクだけ集めてたんだよ｣

すみれ ｢シンプルに怖くない？｣

千砂都 ｢ぁぁぁ……丸……まるだぁ……ァ……｣

可可 ｢瞳が完全にイッちゃってマス｣

かのん ｢ところでそのゲームはなんなの？｣

すみれ ｢カービィのエアライドよ｣

千砂都 ｢カービィ…ッ！！ 丸だっ！！｣

可可 ｢完全に生き返りマシたね｣

すみれ ｢まぁカービィは丸々してるものね。じゃ、遊びましょうか。ディスクを入れてっと｣ﾋｮｲ


千砂都 ｢あぁぁぁぁぁぁぁぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ッッぁぁぁぁあ"あ"あ"あ"ッッッッ！！！！！！｣ﾌﾞｸﾌﾞｸﾌﾞｸ!!

かのん ｢ちょっと！ 本体触る時は布で隠すなりしないと！｣

すみれ ｢えぇ……視界に入るだけでアウトなの？｣

可可 ｢めんどくさい事この上ないデス｣

かのん ｢大丈夫ちぃちゃん？ ほら、メガドライブの蓋の部分だよ｣

千砂都 ｢ぁあ………丸だぁ………｣

可可 ｢なぜメガドライブを持参してるのデスか｣

すみれ（この時、私は思った。千砂都はどこまで耐えれるのか試してみたいと）


すみれ ｢千砂都、こんなのも出てきたんだけど｣

千砂都 ｢ぜぇ……はぁ……な、何……？｣

すみれ ｢XBOX｣

千砂都 ｢ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ！？ァァァァァあぁぁあ"ぁ"ぁ"ッッ！！！！！｣

かのん ｢いやほんとに何してんの！？ 正気！？｣

すみれ ｢いや、カドは少し湾曲してるから大丈夫かなって｣

かのん ｢大丈夫なわけないじゃん！ 『BOX』だよ『BOX』！ 名前だけで蕁麻疹出るんだよッ！？｣

可可 ｢だから歌詞に『BOX』って入れようとしたら反対されたんデスね｣

かのん ｢当たり前だよ！ 歌ってる途中に泡吹いてのたうち回られていいの！？｣

すみれ ｢逆に聞くけどいいと思う？｣

かのん ｢思わないよこの人〇しっ！！｣

すみれ ｢そんなに怒る？｣

すみれ ｢そう言えば携帯ゲーム機も出てきたのよね｣

可可 ｢おぉ！ 携帯ゲーム機なら、丸みを帯びたものがほとんどデスからね｣

かのん ｢これならちぃちゃんも遊べるね！｣

すみれ ｢ほら、ニンテンドーDS｣


千砂都 ｢ほわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっッッ！！？！！！？｣


可可 ｢キーボードクラッシャーみたいな声が出マシた！｣

かのん ｢なんでそう的確に四角いのばかり持ってくるのかなぁ？ かなぁ！？｣

可可 ｢いけません、このままではかのんが怒りのあまりL5発症してしまいマス｣

すみれ ｢可可アンタ日本のネタ詳しすぎじゃない？｣

かのん ｢今すぐしまって！ そのゲームは本体どころかソフトも四角いから特級呪物なんだよ！｣

すみれ ｢ソフトってこれの事？｣ﾋｮｲ

千砂都 ｢ぁぁ"ぁぁ"ぁぁぁ"ぁぁぁぁあ"｣

可可 ｢ついにの声がかすれ始めマシた……｣

かのん ｢もうやめてよぅ……ちぃちゃんが死んじゃう……｣

すみれ ｢でもこのゲーム『タッチ！ カービィ』よ？｣

千砂都 ｢丸ッ！！！？｣ｶﾞﾊﾞｯ!!

可可 ｢案の定、蘇りマシたね｣

すみれ ｢ほら一緒にやりましょうよ、『タッチ！カービィ』｣

可可 ｢全人類が小学生の頃ハマったゲームデスよ！｣

かのん ｢それは誇張がすぎるよ｣

千砂都 ｢うぅ……ふぐぅっ……｣

すみれ ｢頑張れ…！ 頑張れっ！！｣

かのん ｢すごい……スィッチですらギリギリアウトなちぃちゃんが、DSを手に持ってる！｣

すみれ ｢えぇ……スィッチすらダメなの？｣

可可 ｢スマホを持てているのが不思議デス｣

かのん ｢スマホはほら、Appleの丸いマークがあるから、相〇してちょうどゼロって感じなんだよ｣

すみれ ｢判定ゆる｣

可可 ｢あぁっ！ ついに電源を入れマシたよ！｣

かのん ｢ちぃちゃん……成長したね…っ…！ これが、Liella!の力なんだね…！｣

すみれ ｢絶対違うわよ｣

その日、みんなで『タッチ！カービィ』をして遊んだ（神ゲー）

〜次の日〜

すみれ ｢ふぅ、面白かったとはいえ、昨日はさすがにイタズラが過ぎたわね。反省ったら反省｣

千砂都 ｢私も取り乱しちゃってごめんねぇ｣

恋 ｢あっ、あの、おふたりとも！｣

すみれ ｢あら恋、どうしたのよ。そんなに慌てて｣

恋 ｢実は、皆さんがゲームで遊んでるのを見て懐かしくなって……。家にあった唯一のゲームを持ってきたのですが｣

すみれ ｢あら、PSPじゃない。これなら千砂都も遊べるんじゃない？｣

千砂都 ｢勿論っ！！ あぁ、この丸みを帯びたフォルム、美しい……｣

恋 ｢は、早く隠してください！ こんなもの持ってきてるのが見つかったら、生徒会長として示しが｣

すみれ ｢真面目ねぇ｣

千砂都 ｢ところでゲームは何が入ってるの？ 見てみよっと｣ﾋﾟｯ


『I.Q』


千砂都 ｢ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ"ぁ"ぁ"っ！！？！！！？？？！！！？ァァァァァァぁ"ぁ"ぁ"！！！！！！！！！！｣


〜終わりったら終わりよ〜