3: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:18:57.16 ID:9E1VfVJj
絵里 「いくら妹さんたちにカッコつけたいからってこれじゃ私が可哀想じゃない」
絵里 「そうか! なら上から私の顔を貼ればいいのよ!」 ペタッ
絵里 「よし! これでオッケーね、ハラショー!!」
絵里 「そうか! なら上から私の顔を貼ればいいのよ!」 ペタッ
絵里 「よし! これでオッケーね、ハラショー!!」
5: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:19:32.88 ID:9E1VfVJj
希 「ん? この部分、明らかに上から写真貼ってるやん……もう少し上手く貼ればいいのに。こういうのやるのは……大体にこっちやけど、貼ってあるのはえりちの写真やね」
希 「……えりちも仕返しなんて酷いなぁ。ここは笑い話に済ませるためにウチの顔写真でも貼っておこう」 ペタッ
希 「うん。ウチ貼るの上手やね」
希 「……えりちも仕返しなんて酷いなぁ。ここは笑い話に済ませるためにウチの顔写真でも貼っておこう」 ペタッ
希 「うん。ウチ貼るの上手やね」
7: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:20:22.55 ID:9E1VfVJj
海未 「はて……希の写真にしては、違和感を感じますね。もしかしてにこの仕業でしょうか?」
海未 「それにしても水着姿ですか……。私は破廉恥なのが苦手ですから、こういう写真はあまり撮らないのですが……実は多少憧れがあります。私の顔写真を貼って擬似的に体験してみます?」 ペタッ
海未 「……満足です、剥がしましょう。あれ? 剥がれない? ええっ!? いやでも無理矢理剥がすと、希の顔写真が……ううっ、仕方ありません。恥ずかしいですが放置しておきましょう」
海未 「それにしても水着姿ですか……。私は破廉恥なのが苦手ですから、こういう写真はあまり撮らないのですが……実は多少憧れがあります。私の顔写真を貼って擬似的に体験してみます?」 ペタッ
海未 「……満足です、剥がしましょう。あれ? 剥がれない? ええっ!? いやでも無理矢理剥がすと、希の顔写真が……ううっ、仕方ありません。恥ずかしいですが放置しておきましょう」
8: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:21:06.77 ID:9E1VfVJj
穂乃果 「ええっ!? 海未ちゃんの水着写真!? いや、にしては何というか違和感を感じる……。あっ! これこないだにこちゃんがやったのと一緒だ!」
穂乃果 「うーん……よりによって海未ちゃんの顔写真を貼るなんて、こんなの海未ちゃんにバレちゃったらにこちゃん大変なことになっちゃうよ。こうなったら穂乃果の顔写真を上から貼って」 ペタッ
穂乃果 「これでよしっ! 別に穂乃果だったら誰も怒らないし、問題ないよね!」
穂乃果 「うーん……よりによって海未ちゃんの顔写真を貼るなんて、こんなの海未ちゃんにバレちゃったらにこちゃん大変なことになっちゃうよ。こうなったら穂乃果の顔写真を上から貼って」 ペタッ
穂乃果 「これでよしっ! 別に穂乃果だったら誰も怒らないし、問題ないよね!」
11: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:21:47.33 ID:9E1VfVJj
ことり 「って穂乃果ちゃんの水着写真!? 裁縫道具でここだけ切り取れないかな……?」
ことり 「まあそれは流石に冗談だけど……にしても顔の部分だけ何枚も写真が貼ってある。もしかして一種の遊びなのかな? ならことりも参加しようっと!」 ペタッ
ことり 「うん! 上手にできた! ことりは手先が器用なんです♪ えっへん!」
ことり 「まあそれは流石に冗談だけど……にしても顔の部分だけ何枚も写真が貼ってある。もしかして一種の遊びなのかな? ならことりも参加しようっと!」 ペタッ
ことり 「うん! 上手にできた! ことりは手先が器用なんです♪ えっへん!」
13: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:22:44.73 ID:9E1VfVJj
花陽 「ことりちゃん!? これって誰かの悪戯かなぁ……にこちゃんが前やってたのと似てるよね?」
花陽 「やっぱり水着写真って可愛いなぁ。でも私じゃこんな姿、似合わないに決まってるし……せめて写真だけでも着てみたい!」 ペタッ
花陽 「ごめんなさいことりちゃん! もしくはにこちゃん! でも心に素直になりたかった花陽を許してください!」
花陽 「やっぱり水着写真って可愛いなぁ。でも私じゃこんな姿、似合わないに決まってるし……せめて写真だけでも着てみたい!」 ペタッ
花陽 「ごめんなさいことりちゃん! もしくはにこちゃん! でも心に素直になりたかった花陽を許してください!」
14: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:23:47.88 ID:9E1VfVJj
真姫 「これって花陽の水着写真よね……しかも悪戯で作られてる偽物。前のにこちゃんみたいなことをやってるけど」
真姫 「よりによって花陽にこんな悪戯をするなんて……! でも剥がそうにも、元々はにこちゃんが持ってる写真だし傷つけるわけには……こうなったら!」 ペタッ
真姫 「真姫ちゃんは賢いのよ。上からまた別の写真を貼ればいいわけ。私の写真の顔部分だけを切り取って貼ったわ……なぜか恥ずかしいわね」
真姫 「よりによって花陽にこんな悪戯をするなんて……! でも剥がそうにも、元々はにこちゃんが持ってる写真だし傷つけるわけには……こうなったら!」 ペタッ
真姫 「真姫ちゃんは賢いのよ。上からまた別の写真を貼ればいいわけ。私の写真の顔部分だけを切り取って貼ったわ……なぜか恥ずかしいわね」
15: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:24:23.81 ID:9E1VfVJj
凛 「んー? 真姫ちゃんの水着写真……に見える悪戯写真にゃ」
凛 「またにこちゃん写真で遊んじゃったの? もう、先輩なのにやってること子供にゃ。仕方ない、凛も付き合ってあげるか」 ペタッ
凛 「ってこれじゃ凛の水着写真みたいじゃん!?/// うぅ……こんなつもりじゃなかったのに……でも剥がせないし仕方ない。放っておこう」
凛 「またにこちゃん写真で遊んじゃったの? もう、先輩なのにやってること子供にゃ。仕方ない、凛も付き合ってあげるか」 ペタッ
凛 「ってこれじゃ凛の水着写真みたいじゃん!?/// うぅ……こんなつもりじゃなかったのに……でも剥がせないし仕方ない。放っておこう」
18: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:33:41.32 ID:9E1VfVJj
こころ 「お姉様の写真に顔写真が貼られてる!? えっと、何枚も重なってるから分からないけど……誰の写真だったっけ?」
こころ 「いやきっとお姉様のはずっ! お姉様に、こんな悪戯なんて許せません! これもスーパーアイドルの定めなんですね……」 ペタッ
こころ 「さすがお姉様! パーフェクトな体にパーフェクトな顔です!」
顔写真のにこ(ボディはエリーチカ)
こころ 「いやきっとお姉様のはずっ! お姉様に、こんな悪戯なんて許せません! これもスーパーアイドルの定めなんですね……」 ペタッ
こころ 「さすがお姉様! パーフェクトな体にパーフェクトな顔です!」
顔写真のにこ(ボディはエリーチカ)
19: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:36:12.25 ID:9E1VfVJj
にこ 「……」
顔写真のにこ 「……」
にこ (一見普通だけど、なぜか体と顔に遠近法的な距離感を感じる……)
にこ 「横から見ると……」
顔写真のにこ 「……」 グーーーーーーッ
にこ 「いや首長っ!? にこはろくろ首かいっ!!!!」
Part1.『分厚い話』 おわり
顔写真のにこ 「……」
にこ (一見普通だけど、なぜか体と顔に遠近法的な距離感を感じる……)
にこ 「横から見ると……」
顔写真のにこ 「……」 グーーーーーーッ
にこ 「いや首長っ!? にこはろくろ首かいっ!!!!」
Part1.『分厚い話』 おわり
20: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:37:37.09 ID:9E1VfVJj
一発ネタの予定でしたが、思ったより短くなってしまったので、別の機会で書き留めておいたネタを短編集としていくつか出していこうと思います。
22: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:38:59.21 ID:9E1VfVJj
穂乃果 「海未ちゃんの練習ってさ」
絵里 「……」
穂乃果 「すごい大変だけど、理論に基づいてるのかな?」
絵里 「……」
穂乃果 「ほらさ、今の時代って昔のスポ根とかと違って、ある程度運動の論理が確立されてきたでしょ? 海未ちゃんの練習って尋常じゃないくらい大変だし、効率としてはどうなのかなって」
絵里 「……」
穂乃果 「絵里ちゃん?」
絵里 「……穂乃果、これ持ってみて」
穂乃果 「ダンベル? 軽いね、これ何キロ?」
絵里 「……」
穂乃果 「すごい大変だけど、理論に基づいてるのかな?」
絵里 「……」
穂乃果 「ほらさ、今の時代って昔のスポ根とかと違って、ある程度運動の論理が確立されてきたでしょ? 海未ちゃんの練習って尋常じゃないくらい大変だし、効率としてはどうなのかなって」
絵里 「……」
穂乃果 「絵里ちゃん?」
絵里 「……穂乃果、これ持ってみて」
穂乃果 「ダンベル? 軽いね、これ何キロ?」
23: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:40:01.54 ID:9E1VfVJj
絵里 「20キロよ」
穂乃果 「へぇ……ん? 20キロ!?」
絵里 「女子高生としては異例ね。全然重たくなさそうだし」
穂乃果 「これが本当に20キロなの!?」
絵里 「さらに言えば……穂乃果、手首のやつ外しなさい」
穂乃果 「このシュシュ?」
絵里 「ええ」
穂乃果 「ほいっと!」
穂乃果 「へぇ……ん? 20キロ!?」
絵里 「女子高生としては異例ね。全然重たくなさそうだし」
穂乃果 「これが本当に20キロなの!?」
絵里 「さらに言えば……穂乃果、手首のやつ外しなさい」
穂乃果 「このシュシュ?」
絵里 「ええ」
穂乃果 「ほいっと!」
24: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:40:56.71 ID:9E1VfVJj
ドゴォォォォーーーーン!
絵里 「」
穂乃果 「で、シュシュなんて外してどうしたの?」
絵里 「このシュシュも普通に何キロかありそうね……」
穂乃果 「ええっ!?」
絵里 「特殊な素材なのかしら。海未からもらったの?」
穂乃果 「そ、そういえば……」
絵里 「」
穂乃果 「で、シュシュなんて外してどうしたの?」
絵里 「このシュシュも普通に何キロかありそうね……」
穂乃果 「ええっ!?」
絵里 「特殊な素材なのかしら。海未からもらったの?」
穂乃果 「そ、そういえば……」
25: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:41:44.88 ID:9E1VfVJj
絵里 「ねぇ穂乃果、100m走何秒台?」
穂乃果 「えーと10秒台?」
絵里 「もうね、アスリートなのよそのレベル」
穂乃果 「そうなの?」
絵里 「これでも海未の訓練の効果がないと思える?」
穂乃果 「……思わない。海未ちゃん、すごいんだね」
絵里 「海未は育てる才能もあるのね」
穂乃果 「でもさ、これってスクールアイドルの範疇超えてない?」
絵里 「超えてる」
穂乃果 「えーと10秒台?」
絵里 「もうね、アスリートなのよそのレベル」
穂乃果 「そうなの?」
絵里 「これでも海未の訓練の効果がないと思える?」
穂乃果 「……思わない。海未ちゃん、すごいんだね」
絵里 「海未は育てる才能もあるのね」
穂乃果 「でもさ、これってスクールアイドルの範疇超えてない?」
絵里 「超えてる」
26: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:42:25.23 ID:9E1VfVJj
希 「まぁでもいいやん」
絵里 「希!」
希 「アスリートもアイドルも一緒。プロ根性やろ?」
絵里 「根性以前の話だと思うけど……」
希 「ウチだって海未ちゃんの訓練のおかげで」
希 「浮けるようになったし」 フワフワ
絵里 「いやそれはおかしくない!!?」
絵里 「希!」
希 「アスリートもアイドルも一緒。プロ根性やろ?」
絵里 「根性以前の話だと思うけど……」
希 「ウチだって海未ちゃんの訓練のおかげで」
希 「浮けるようになったし」 フワフワ
絵里 「いやそれはおかしくない!!?」
27: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:43:18.31 ID:9E1VfVJj
穂乃果 「自慢じゃないけど穂乃果もできるよ!」 フワフワ
絵里 「穂乃果もできるの!?」
希 「いや穂乃果ちゃんができちゃおかしくない!?」 フワフワ
穂乃果 「なんで?」 フワフワ
希 「なんで? やないやん!! だってほら、なんか浮くって、スピリチュアルを売りにしてるウチの特権っていうか……」 フワフワ
絵里 「穂乃果もできるの!?」
希 「いや穂乃果ちゃんができちゃおかしくない!?」 フワフワ
穂乃果 「なんで?」 フワフワ
希 「なんで? やないやん!! だってほら、なんか浮くって、スピリチュアルを売りにしてるウチの特権っていうか……」 フワフワ
28: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:43:57.85 ID:9E1VfVJj
絵里 「あ、私もできちゃったわ」 フワフワ
希 「なんやμ'sはみんなマインドシーカーでもプレイしとるん!?」 フワフワ
先生 「はは、先生も浮けるぞー」 フワフワ
希 「先生も浮けたらもはや海未ちゃんの訓練関係ないやん!? じゃあ怖っ! なんで今ウチ浮けてるの!? 怖っ!!」 フワフワ
Part2.『浮いてる話』 おわり
希 「なんやμ'sはみんなマインドシーカーでもプレイしとるん!?」 フワフワ
先生 「はは、先生も浮けるぞー」 フワフワ
希 「先生も浮けたらもはや海未ちゃんの訓練関係ないやん!? じゃあ怖っ! なんで今ウチ浮けてるの!? 怖っ!!」 フワフワ
Part2.『浮いてる話』 おわり
34: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:51:46.79 ID:9E1VfVJj
海未 「ことり! この衣装は破廉恥すぎませんか!?」
ことり (海未ちゃんは破廉恥を嫌がる。だから当然破廉恥力は低い)
ことり 「ぴぴっ」
穂乃果 「鳥の鳴き声?」
ことり 「破廉恥力……たったの5か、ゴミめ……」
海未 「!?」
ことり (海未ちゃんは破廉恥を嫌がる。だから当然破廉恥力は低い)
ことり 「ぴぴっ」
穂乃果 「鳥の鳴き声?」
ことり 「破廉恥力……たったの5か、ゴミめ……」
海未 「!?」
35: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:52:47.37 ID:9E1VfVJj
ことり (対して穂乃果ちゃんは、恥ずかしがること自体をあまりせず、自然に人にくっついてくるとんでもない輩なので破廉恥力は高い方だろう)
海未 「い、いま、こ、こ、ことりが私にご、ゴミ、と言っ……」
ことり 「ぴぴっ」
穂乃果 「?」
ことり 「破廉恥力……230」
ことり (戦闘力で例えるとピッコロ大魔王くらい……さすが穂乃果ちゃん。普通の人間がここまでの破廉恥力を持つなんて)
海未 「い、いま、こ、こ、ことりが私にご、ゴミ、と言っ……」
ことり 「ぴぴっ」
穂乃果 「?」
ことり 「破廉恥力……230」
ことり (戦闘力で例えるとピッコロ大魔王くらい……さすが穂乃果ちゃん。普通の人間がここまでの破廉恥力を持つなんて)
36: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:53:42.07 ID:9E1VfVJj
希 「ことりちゃん、そこまでや!」
ことり 「希ちゃん!?」
希 「よく見てみ、海未ちゃん泣きそうやで?」
海未 「ことりぃ……」 グスッ
ことり 「ぴぴっ」
希 「?」
ことり 「希ちゃん!?」
希 「よく見てみ、海未ちゃん泣きそうやで?」
海未 「ことりぃ……」 グスッ
ことり 「ぴぴっ」
希 「?」
39: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 20:57:51.50 ID:9E1VfVJj
ことり 「!? 破廉恥力……4000!?」
ことり (戦闘力で例えるとナッパくらい。つまりチャオズが爆発しても耐えられるくらいの力……よくよく考えたら希ちゃんはわしわしを日常的にしてるし相当破廉恥なのでは!?)
ことり 「やるな、ナッパ」
希 「だれがナッパやねん」
ことり (戦闘力で例えるとナッパくらい。つまりチャオズが爆発しても耐えられるくらいの力……よくよく考えたら希ちゃんはわしわしを日常的にしてるし相当破廉恥なのでは!?)
ことり 「やるな、ナッパ」
希 「だれがナッパやねん」
40: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:01:07.06 ID:9E1VfVJj
真姫 「ちょっと、騒がしいんだけど!」
ことり 「ぴぴっ」
真姫 「?」
ことり 「破廉恥力……7。まぁそうだよね」
真姫 「どういうことよ!!」
凛 「遅れてきちゃったにゃーー!」
花陽 「ごめんなさい! 日直で遅くなっちゃって……」
ことり 「ぴぴっ」
凛 「?」
花陽 「?」
ことり 「ぴぴっ」
真姫 「?」
ことり 「破廉恥力……7。まぁそうだよね」
真姫 「どういうことよ!!」
凛 「遅れてきちゃったにゃーー!」
花陽 「ごめんなさい! 日直で遅くなっちゃって……」
ことり 「ぴぴっ」
凛 「?」
花陽 「?」
42: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:05:06.76 ID:9E1VfVJj
ことり (この二人に関しては意外と人にベタベタくっつく。凛ちゃんは色んな人にくっつくし、花陽ちゃんは凛ちゃんがくっついてきても真姫ちゃんみたいに抵抗もせずただ微笑んでる。これは思ったより破廉恥力が高いんじゃ……)
ことり 「破廉恥力……190に130。凛ちゃんはサイボーグ桃白白、花陽ちゃんは桃白白だね!」
花陽 「桃白白? 食べ物かなぁ。お粥とか?」
凛 「キャラクターの名前だよ、かよちん。ていうか、凛もかよちんも柱に乗って空飛んだりしないよ!?」
ことり 「破廉恥力……190に130。凛ちゃんはサイボーグ桃白白、花陽ちゃんは桃白白だね!」
花陽 「桃白白? 食べ物かなぁ。お粥とか?」
凛 「キャラクターの名前だよ、かよちん。ていうか、凛もかよちんも柱に乗って空飛んだりしないよ!?」
44: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:07:40.86 ID:9E1VfVJj
にこ 「少し遅れたにこ〜♪」
穂乃果 「あっ、にこちゃん! にこちゃんも日直?」
にこ 「そうにこっ♪」 ←補習で遅れてる
ことり (にこちゃんも別に破廉恥ってわけじゃないし破廉恥力低いだろうなぁ)
ことり 「ぴぴっ」
にこ 「? ……なによ?」
ことり 「ええっ!?」
にこ 「なんなのよ!?」
穂乃果 「あっ、にこちゃん! にこちゃんも日直?」
にこ 「そうにこっ♪」 ←補習で遅れてる
ことり (にこちゃんも別に破廉恥ってわけじゃないし破廉恥力低いだろうなぁ)
ことり 「ぴぴっ」
にこ 「? ……なによ?」
ことり 「ええっ!?」
にこ 「なんなのよ!?」
45: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:08:29.98 ID:9E1VfVJj
ことり (破廉恥力……22000!? 変身前のザーボンくらいあるじゃん!!)
ことり 「ってあれ?」
ことり 「よく見てみたら……」
破廉恥力
沢庵力
ことり 「なーんだ、にこちゃんのこの数値は破廉恥力じゃなくて沢庵力だったんだね」
にこ 「沢庵力!? あの食べる沢庵!?」
ことり 「なっとく!」 ニコッ
にこ 「どういうことよ!?」
ことり 「ってあれ?」
ことり 「よく見てみたら……」
破廉恥力
沢庵力
ことり 「なーんだ、にこちゃんのこの数値は破廉恥力じゃなくて沢庵力だったんだね」
にこ 「沢庵力!? あの食べる沢庵!?」
ことり 「なっとく!」 ニコッ
にこ 「どういうことよ!?」
48: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:29:28.19 ID:9E1VfVJj
絵里 「みんな集まってるかしら」
穂乃果 「うん、一応集まってるんだけど……」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁぁーーーー!!」 ウェーーン
穂乃果 「よしよし、元気出して」 ナデナデ
絵里 「なんで海未が泣きながら穂乃果に抱きついてるのよ」
希 「実はことりちゃんが海未ちゃんにゴミって言ったんよ」
穂乃果 「うん、一応集まってるんだけど……」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁぁーーーー!!」 ウェーーン
穂乃果 「よしよし、元気出して」 ナデナデ
絵里 「なんで海未が泣きながら穂乃果に抱きついてるのよ」
希 「実はことりちゃんが海未ちゃんにゴミって言ったんよ」
49: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:30:26.35 ID:9E1VfVJj
絵里 「ご、ゴミ!? ことりが本当にそう言ったの!?」
穂乃果 「う、うん」
絵里 「ダメじゃない! ことり! 海未に謝りなさい!」
ことり 「えっ、ごめんなさい、海未ちゃん……ことり、そんなつもりじゃ」
バァンッ
絵里 「ことりのトサカが爆発した!?」
ことり 「!? スカウターが壊れた!?」
絵里 「それスカウターだったの!?」
穂乃果 「う、うん」
絵里 「ダメじゃない! ことり! 海未に謝りなさい!」
ことり 「えっ、ごめんなさい、海未ちゃん……ことり、そんなつもりじゃ」
バァンッ
絵里 「ことりのトサカが爆発した!?」
ことり 「!? スカウターが壊れた!?」
絵里 「それスカウターだったの!?」
50: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:30:59.39 ID:9E1VfVJj
ことり (なんで……!? 絵里ちゃんの数値を勝手に計測して爆発したの!? いや違う)
海未 「うぅ……穂乃果ぁ……」 ポロポロ
穂乃果 「よしよし」
ことり (泣いてる海未ちゃんも可愛い……!!) ゾクゾク
ことり 「うっ」 ポタポタ
にこ 「ことり鼻血垂れてるわよ!? ほらハンカチ」
凛 「ハンカチも常備してるなんてさすが沢庵力22000にゃ」
にこ 「だからなんなのよそれ!? 生活力の指針なの!?」
Part3.『破廉恥な話』 おわり
海未 「うぅ……穂乃果ぁ……」 ポロポロ
穂乃果 「よしよし」
ことり (泣いてる海未ちゃんも可愛い……!!) ゾクゾク
ことり 「うっ」 ポタポタ
にこ 「ことり鼻血垂れてるわよ!? ほらハンカチ」
凛 「ハンカチも常備してるなんてさすが沢庵力22000にゃ」
にこ 「だからなんなのよそれ!? 生活力の指針なの!?」
Part3.『破廉恥な話』 おわり
54: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:48:14.81 ID:9E1VfVJj
花陽 「おにぎりがひとつ」
真姫 (独り言?)
花陽 「食べたらゼロ」
真姫 (花陽はいつも常識人だけど、お米が関わると怖いのよね……スルーしときましょ)
花陽 「でもこうして二つに分けるとあら不思議、おにぎりがふたつ」
真姫 (可愛いけど不審者ね)
真姫 (独り言?)
花陽 「食べたらゼロ」
真姫 (花陽はいつも常識人だけど、お米が関わると怖いのよね……スルーしときましょ)
花陽 「でもこうして二つに分けるとあら不思議、おにぎりがふたつ」
真姫 (可愛いけど不審者ね)
55: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:49:10.31 ID:9E1VfVJj
花陽 「じゃあそれぞれ二等分したらよっつ」
花陽 「さらに分けていったら……」
〜数十分後〜
花陽 「こんなにたくさんおにぎりができました!!!!」
花陽 「でも全部米粒ですぅぅぅーーーーー!!!!」 ポロポロ
真姫 (哲学ね)
花陽 「さらに分けていったら……」
〜数十分後〜
花陽 「こんなにたくさんおにぎりができました!!!!」
花陽 「でも全部米粒ですぅぅぅーーーーー!!!!」 ポロポロ
真姫 (哲学ね)
56: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:51:26.07 ID:9E1VfVJj
花陽 「こんなのひとつ食べても、食べた気がしません」
花陽 「ならそもそもおにぎり自体を増やせばいい……でも海未ちゃんからおにぎりの個数は定められている」
真姫 (まだダイエット規制してるのね)
花陽 「こうなったら仕方ないですね……気分だけでも味わうために」
花陽 「ちねり米を実践します」
真姫 「!?」
花陽 「ならそもそもおにぎり自体を増やせばいい……でも海未ちゃんからおにぎりの個数は定められている」
真姫 (まだダイエット規制してるのね)
花陽 「こうなったら仕方ないですね……気分だけでも味わうために」
花陽 「ちねり米を実践します」
真姫 「!?」
57: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:54:20.88 ID:9E1VfVJj
真姫 (ちねり米……小麦粉を米粒のような形にして、あたかも米のように食すというあの伝説の……!)
花陽 「ちねり米がひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、あれ……一粒足りない? どこ行ったんですか!?」
真姫 (似たような怪談あったわね)
花陽 「うぅ……戦いは、長い……。でもこれを乗り越えないと山盛りのおにぎりは食べれないんだ!!」
真姫 (米じゃなかったとしてもダイエット目的ならアウトでは?)
花陽 「ちねり米がひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、あれ……一粒足りない? どこ行ったんですか!?」
真姫 (似たような怪談あったわね)
花陽 「うぅ……戦いは、長い……。でもこれを乗り越えないと山盛りのおにぎりは食べれないんだ!!」
真姫 (米じゃなかったとしてもダイエット目的ならアウトでは?)
58: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:55:07.83 ID:9E1VfVJj
花陽 「ちねります……花陽の願い……込めながら……」 チネリ チネリ
真姫 (なぜか五七五ね……)
花陽 「ちねります……雪解けみたい……儚くも……」 チネリ チネリ
真姫 (なぜか季語を入れて川柳から俳句にシフトチェンジしたわね……)
ガチャ
海未 「って花陽? 何をやってるのですか?」
真姫 (なぜか五七五ね……)
花陽 「ちねります……雪解けみたい……儚くも……」 チネリ チネリ
真姫 (なぜか季語を入れて川柳から俳句にシフトチェンジしたわね……)
ガチャ
海未 「って花陽? 何をやってるのですか?」
60: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:56:22.25 ID:9E1VfVJj
花陽 「ごめん海未ちゃん、いま全力で集中してるから話しかけてこないで欲しい」 チネリ チネリ
海未 「!」
海未 (あの真剣な眼差し……! 何をしてるかはイマイチ分かりませんが、相当の覚悟があるに違いない。やはり真面目に努力してる人を見ると応援したくなるのが性ですね)
海未 「花陽……感動しました……!! 私にも手伝わせてください!!」 ポロポロ
花陽 「話しかけるな言ってるのに」
海未 「……」 チネリ チネリ
花陽 「……」 チネリ チネリ
真姫 「……」 チネリ チネリ
真姫 (なんか私も手伝わされてるし)
海未 「!」
海未 (あの真剣な眼差し……! 何をしてるかはイマイチ分かりませんが、相当の覚悟があるに違いない。やはり真面目に努力してる人を見ると応援したくなるのが性ですね)
海未 「花陽……感動しました……!! 私にも手伝わせてください!!」 ポロポロ
花陽 「話しかけるな言ってるのに」
海未 「……」 チネリ チネリ
花陽 「……」 チネリ チネリ
真姫 「……」 チネリ チネリ
真姫 (なんか私も手伝わされてるし)
61: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 21:57:35.22 ID:9E1VfVJj
〜数時間後〜
花陽 「おかわりです!!!!」
海未 「ふふ、分かりました。少し待っててくださいね」
真姫 「にこちゃんこれ美味しいじゃない」
にこ 「ふん! にこが作ったんだから当たり前でしょ?」
穂乃果 「私もおかわりーーーー!!」
ちねり米でみんなでパーティーを行いました。それはとてもとても幸せな時間で、頑張った甲斐がありましたね。ただ、結果的には体重が増え地獄のトレーニングが待ってるんですが……。
Part4.『米騒動の話』 おわり
花陽 「おかわりです!!!!」
海未 「ふふ、分かりました。少し待っててくださいね」
真姫 「にこちゃんこれ美味しいじゃない」
にこ 「ふん! にこが作ったんだから当たり前でしょ?」
穂乃果 「私もおかわりーーーー!!」
ちねり米でみんなでパーティーを行いました。それはとてもとても幸せな時間で、頑張った甲斐がありましたね。ただ、結果的には体重が増え地獄のトレーニングが待ってるんですが……。
Part4.『米騒動の話』 おわり
62: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 22:11:44.18 ID:9E1VfVJj
ことり 「すごい面白い話していいかな」
にこ 「おぉ……二人きりで気まずいと思ってたら急にハードル上げてきたわね」
ことり 「穂乃果ちゃんがね、こないだね」
にこ 「スルーするのね」
ことり 「っ……wwww 海の近くでね……www」
にこ (あ〜話しながら笑っちゃうやつー。こういうのってどう足掻いてもつまんなくなっちゃうのよね)
にこ 「おぉ……二人きりで気まずいと思ってたら急にハードル上げてきたわね」
ことり 「穂乃果ちゃんがね、こないだね」
にこ 「スルーするのね」
ことり 「っ……wwww 海の近くでね……www」
にこ (あ〜話しながら笑っちゃうやつー。こういうのってどう足掻いてもつまんなくなっちゃうのよね)
63: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 22:12:21.70 ID:9E1VfVJj
ことり 「って名前の人が穂むらのお客さんで来たんだって」
にこ 「って名前!? それ名前なの!?」
ことり 「そう、『っ……wwww 海の近くでね……www』さんっていう人で」
にこ 「どう発音するの!? そもそも日本語以外も混ざってるけど何人なの!?」
ことり 「その人がね、穂乃果ちゃんにほむまんくださいって言ったんだけど」
にこ 「またスルーするのね」
にこ 「って名前!? それ名前なの!?」
ことり 「そう、『っ……wwww 海の近くでね……www』さんっていう人で」
にこ 「どう発音するの!? そもそも日本語以外も混ざってるけど何人なの!?」
ことり 「その人がね、穂乃果ちゃんにほむまんくださいって言ったんだけど」
にこ 「またスルーするのね」
64: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 22:23:21.23 ID:9E1VfVJj
っ……wwww 海の近くでね……www 『これって何日持ちますか?』
穂乃果 『食品添加物を使ってないのが売りなのであまり期限はもちません。なのでできるだけ今日中に召し上がっていただくのがオススメですよ!』
っ……wwww 海の近くでね……www 『なるほど。ありがとうございます……そういえばあなたってスクールアイドルの』
穂乃果 『は、はい! 実はそうなんです!』
っ……wwww 海の近くでね……www 『A-RISEの』
穂乃果 『って違うぅぅーーーーー!!』
穂乃果 『食品添加物を使ってないのが売りなのであまり期限はもちません。なのでできるだけ今日中に召し上がっていただくのがオススメですよ!』
っ……wwww 海の近くでね……www 『なるほど。ありがとうございます……そういえばあなたってスクールアイドルの』
穂乃果 『は、はい! 実はそうなんです!』
っ……wwww 海の近くでね……www 『A-RISEの』
穂乃果 『って違うぅぅーーーーー!!』
65: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 22:24:26.45 ID:9E1VfVJj
っ……wwww 海の近くでね……www 『ツバサキラーですよね?』
穂乃果 『ツバサキラー? あ、英語みたいに名前を先に読んだんですね!』
っ……wwww 海の近くでね……www 『そうです。でもこれじゃまるで、翼を〇した人のように聞こえてしまいますね』
穂乃果 『そうですね』
♪ 思春期を〇した少年の翼
穂乃果 『ツバサキラー? あ、英語みたいに名前を先に読んだんですね!』
っ……wwww 海の近くでね……www 『そうです。でもこれじゃまるで、翼を〇した人のように聞こえてしまいますね』
穂乃果 『そうですね』
♪ 思春期を〇した少年の翼
66: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 22:25:05.83 ID:9E1VfVJj
ことり 「ツバサキラーって名前を先に読んだだけなのに、響きが面白いよね〜。ことりつい笑っちゃったんだ」
にこ 「……」
ことり 「にこちゃん?」
にこ (いや話的には面白かったかもしれないけど)
にこ 「お客さんの名前のインパクトが強すぎてオチが弱い!!!!」
Part5.『オチのない話』 おわり
にこ 「……」
ことり 「にこちゃん?」
にこ (いや話的には面白かったかもしれないけど)
にこ 「お客さんの名前のインパクトが強すぎてオチが弱い!!!!」
Part5.『オチのない話』 おわり
67: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 22:41:26.94 ID:9E1VfVJj
凛 「星空凛です……」
医者 「はい知ってます。どうかしました?」
凛 「最近おかしいんです」
医者 「おかしいと言うと?」
凛 「浮くんです」
医者 「はい? 周りからですか?」
凛 「喧嘩売ってるんですか」
医者 「いいえ」
医者 「はい知ってます。どうかしました?」
凛 「最近おかしいんです」
医者 「おかしいと言うと?」
凛 「浮くんです」
医者 「はい? 周りからですか?」
凛 「喧嘩売ってるんですか」
医者 「いいえ」
68: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 22:42:01.35 ID:9E1VfVJj
凛 「えっとこんな感じに……」 フワフワ
医者 「!?」
凛 「これで信じてもらえますか?」
医者 「信じ難いですが……見せられてしまうと……信じざるを得ないですね」
凛 「これって何かの病気なんでしょうか?」
医者 「私が知るところでは、見たことがない症状ですね」
凛 「ヤブ医者にゃ」
医者 「喧嘩売ってるんですか」
凛 「いいえ」
医者 「!?」
凛 「これで信じてもらえますか?」
医者 「信じ難いですが……見せられてしまうと……信じざるを得ないですね」
凛 「これって何かの病気なんでしょうか?」
医者 「私が知るところでは、見たことがない症状ですね」
凛 「ヤブ医者にゃ」
医者 「喧嘩売ってるんですか」
凛 「いいえ」
69: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 22:42:47.95 ID:9E1VfVJj
医者 「えっと、周りから浮いてることをしてるからそれがメタファーとなって本当に浮けるようになっちゃったとか?」
凛 「喧嘩売ってるんですか」
医者 「まあ一応」
凛 「ついに凛の拳を振る舞う日が来たようだ……!」
医者 「ほぅ、私と戦うんですか?」
凛 「やめとくにゃ。無闇に怪我人を出すべきじゃない」
医者 「私の儲けは増えますけどねぇ」
凛 「喧嘩売ってるんですか」
医者 「まあ一応」
凛 「ついに凛の拳を振る舞う日が来たようだ……!」
医者 「ほぅ、私と戦うんですか?」
凛 「やめとくにゃ。無闇に怪我人を出すべきじゃない」
医者 「私の儲けは増えますけどねぇ」
70: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 22:44:17.45 ID:9E1VfVJj
凛 「……それで、先生、この浮くのどうすればいいですか」
医者 「正直解決策は今のところ浮かばないですね」
凛 「セカンドオニオンを求めるにゃ」
医者 「それじゃ玉ねぎになってしまいますよ。セカンドオピニオンでしょ」
凛 「……こないだなんて、空浮いてたら親戚に笑われたんですよ?」
医者 「笑ってくれるならいい親戚じゃないですか。普通驚きが来ますよ」
医者 「正直解決策は今のところ浮かばないですね」
凛 「セカンドオニオンを求めるにゃ」
医者 「それじゃ玉ねぎになってしまいますよ。セカンドオピニオンでしょ」
凛 「……こないだなんて、空浮いてたら親戚に笑われたんですよ?」
医者 「笑ってくれるならいい親戚じゃないですか。普通驚きが来ますよ」
71: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 22:44:48.51 ID:9E1VfVJj
凛 「『っ……wwww 海の近くでね……www』さんっていう人なんですけど」
医者 「なんておっしゃいました?」
凛 「発音しにくい名前ですよね。凛も初めて聞いたとき驚いちゃいました」
医者 「いや、すごいですね、キラキラネームというか……」
凛 「? 星空はキラキラしてますけど」
医者 「名字のことではなくてですね」
医者 「なんておっしゃいました?」
凛 「発音しにくい名前ですよね。凛も初めて聞いたとき驚いちゃいました」
医者 「いや、すごいですね、キラキラネームというか……」
凛 「? 星空はキラキラしてますけど」
医者 「名字のことではなくてですね」
72: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 22:45:44.82 ID:9E1VfVJj
凛 「でもその親戚の人、名前が嫌で変えてもらったらしいんですよ」
医者 「あー、そうでしょうね、その発音しにくい名前では大変ですもんね」
凛 「それで『っ……wwww 海の近くでね……www』という名前にしたらしいんですけど」
医者 「逆のパターンもあるんですねー」
医者 「あー、そうでしょうね、その発音しにくい名前では大変ですもんね」
凛 「それで『っ……wwww 海の近くでね……www』という名前にしたらしいんですけど」
医者 「逆のパターンもあるんですねー」
73: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 22:47:14.49 ID:9E1VfVJj
凛 「ところで、凛のこの病気、治るんですか?」
医者 「……そもそも病気なのかも分かりませんし、なんとも」
凛 「ヤブ医者にゃ」
医者 「なんですか、あなた、さっきから悪口ばかり言って。私のこと嫌いなんですか?」
凛 「嫌いならこの病院に来ませんよ」
医者・凛 「「あははは」」
Part6.『実は仲良しな話』 おわり
医者 「……そもそも病気なのかも分かりませんし、なんとも」
凛 「ヤブ医者にゃ」
医者 「なんですか、あなた、さっきから悪口ばかり言って。私のこと嫌いなんですか?」
凛 「嫌いならこの病院に来ませんよ」
医者・凛 「「あははは」」
Part6.『実は仲良しな話』 おわり
74: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:03:51.35 ID:9E1VfVJj
海未 「健康診断の結果を見せなさい!」
穂乃果 「見せるわけないでしょ!?」
海未 「じゃあ体重だけでもいいので教えてください」
穂乃果 「そ、それはちょっと……」 アセアセ
海未 「やっぱり太ってるじゃないですか!!」
穂乃果 「違うもん!!」
穂乃果 「見せるわけないでしょ!?」
海未 「じゃあ体重だけでもいいので教えてください」
穂乃果 「そ、それはちょっと……」 アセアセ
海未 「やっぱり太ってるじゃないですか!!」
穂乃果 「違うもん!!」
75: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:04:33.36 ID:9E1VfVJj
海未 「なら別に見せても構わないでしょ。ほら早く健康診断の結果を……」
穂乃果 「こうなったら逃げるが勝ちだよ!!」 サッ
海未 「なっ!?」
穂乃果 (もし捕まって体重が発覚しちゃったら地獄のダイエットトレーニングを受けることになる!! なんとしてもここは逃げないと!!)
海未 「待ちなさい穂乃果!!」
穂乃果 「ひっっ」
穂乃果 「こうなったら逃げるが勝ちだよ!!」 サッ
海未 「なっ!?」
穂乃果 (もし捕まって体重が発覚しちゃったら地獄のダイエットトレーニングを受けることになる!! なんとしてもここは逃げないと!!)
海未 「待ちなさい穂乃果!!」
穂乃果 「ひっっ」
76: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:05:27.63 ID:9E1VfVJj
海未 「絶対に逃しませんから!!」 ダッシュ
穂乃果 「なら絶対に捕まらないよ!!」 ダッシュ
海未 「諦めなさいぃぃぃぃ!!」 タタタタ
穂乃果 「諦めないよぉぉぉぉ!!」 タタタタ
海未 「穂乃果ぁぁぁぁーーーー!!」 タタタタ
穂乃果 「ひぃぃ〜〜!! 鬼の形相だぁぁぁーーー!!」 タタタタ
穂乃果 「なら絶対に捕まらないよ!!」 ダッシュ
海未 「諦めなさいぃぃぃぃ!!」 タタタタ
穂乃果 「諦めないよぉぉぉぉ!!」 タタタタ
海未 「穂乃果ぁぁぁぁーーーー!!」 タタタタ
穂乃果 「ひぃぃ〜〜!! 鬼の形相だぁぁぁーーー!!」 タタタタ
77: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:06:10.23 ID:9E1VfVJj
20分後
穂乃果 「も、もう倒れそう……」 フラフラ
花陽 「あれ? 穂乃果ちゃん?」
穂乃果 「あ、花陽ちゃん!」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
穂乃果・花陽 「「ひっっ」」
穂乃果 「も、もう倒れそう……」 フラフラ
花陽 「あれ? 穂乃果ちゃん?」
穂乃果 「あ、花陽ちゃん!」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
穂乃果・花陽 「「ひっっ」」
78: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:08:30.48 ID:9E1VfVJj
花陽 「あれは海未ちゃん……?」
穂乃果 「花陽ちゃん、よく聞いて」 ギュッ
花陽 「へ?」
穂乃果 「この紙を絶対に海未ちゃんに渡しちゃダメなの。だから花陽ちゃんに託すね、穂乃果の一生のお願いだよ」
花陽 「ええっ!?」
穂乃果 「ついでに穂乃果の髪色に似てるカツラを拾ったから被っておいて」 ヒョコ
花陽 「え?」
穂乃果 「花陽ちゃん、よく聞いて」 ギュッ
花陽 「へ?」
穂乃果 「この紙を絶対に海未ちゃんに渡しちゃダメなの。だから花陽ちゃんに託すね、穂乃果の一生のお願いだよ」
花陽 「ええっ!?」
穂乃果 「ついでに穂乃果の髪色に似てるカツラを拾ったから被っておいて」 ヒョコ
花陽 「え?」
79: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:09:21.31 ID:9E1VfVJj
穂乃果 「じゃあよろしく〜」 タタタタ
花陽 「……」
花陽 「えっと、どうすれば……」
海未 「待ちなさい穂乃果!!」
花陽 「ひっっ」
海未 「絶対に逃しませんから!!」 ダッシュ
花陽 「うぅ。ごめんなさいぃぃぃぃ!!」 ダッシュ
海未 「諦めなさいぃぃぃぃ!!」 タタタタ
花陽 「誰か助けてェェェェ!!」 タタタタ
海未 「穂乃果ぁぁぁぁーーーー!!」 タタタタ
花陽 「ひぃぃ〜〜!! 鬼の形相だよぉぉぉーーー!!」 タタタタ
花陽 「……」
花陽 「えっと、どうすれば……」
海未 「待ちなさい穂乃果!!」
花陽 「ひっっ」
海未 「絶対に逃しませんから!!」 ダッシュ
花陽 「うぅ。ごめんなさいぃぃぃぃ!!」 ダッシュ
海未 「諦めなさいぃぃぃぃ!!」 タタタタ
花陽 「誰か助けてェェェェ!!」 タタタタ
海未 「穂乃果ぁぁぁぁーーーー!!」 タタタタ
花陽 「ひぃぃ〜〜!! 鬼の形相だよぉぉぉーーー!!」 タタタタ
80: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:11:12.52 ID:9E1VfVJj
10分後
花陽 「おにぎりがないとだめですぅ……」 フラフラ
凛 「あれ? かよちん?」
花陽 「あ、凛ちゃん!」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
花陽 「ひっっ」
花陽 「おにぎりがないとだめですぅ……」 フラフラ
凛 「あれ? かよちん?」
花陽 「あ、凛ちゃん!」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
花陽 「ひっっ」
81: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:12:22.63 ID:9E1VfVJj
凛 「って海未ちゃんに追いかけられてるの?」
花陽 「う、うん……」
花陽 (それにしても海未ちゃんがあそこまで怒ってるなんて……この紙は一体……) チラッ
花陽 (ってこれは穂乃果ちゃんの健康診断の結果!? もしかして体重のことで……)
花陽 「……」
凛 「どうしたの? かよちん?」
花陽 (穂乃果ちゃん。私もダイエットの辛い気持ちは分かるよ。だから海未ちゃんには悪いけど……)
花陽 「う、うん……」
花陽 (それにしても海未ちゃんがあそこまで怒ってるなんて……この紙は一体……) チラッ
花陽 (ってこれは穂乃果ちゃんの健康診断の結果!? もしかして体重のことで……)
花陽 「……」
凛 「どうしたの? かよちん?」
花陽 (穂乃果ちゃん。私もダイエットの辛い気持ちは分かるよ。だから海未ちゃんには悪いけど……)
82: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:12:59.38 ID:9E1VfVJj
花陽 「凛ちゃん。お願いがあるんだ」
凛 「お願い? かよちんのお願いなら何でも任せてにゃ!!」
花陽 「この紙を海未ちゃんに渡しちゃいけないの。それとこのカツラを被ってほしくて」
凛 「紙? カツラ? よく分からないけど大丈夫だよ!」
花陽 「ありがとね、凛ちゃん。じゃあ私はおにぎりを補充しに行くから……」 フラフラ
海未 「待ちなさい穂乃果!!」
凛 「あっ、来たにゃ」
凛 「お願い? かよちんのお願いなら何でも任せてにゃ!!」
花陽 「この紙を海未ちゃんに渡しちゃいけないの。それとこのカツラを被ってほしくて」
凛 「紙? カツラ? よく分からないけど大丈夫だよ!」
花陽 「ありがとね、凛ちゃん。じゃあ私はおにぎりを補充しに行くから……」 フラフラ
海未 「待ちなさい穂乃果!!」
凛 「あっ、来たにゃ」
83: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:13:59.98 ID:9E1VfVJj
海未 「絶対に逃しませんから!!」 ダッシュ
凛 「追いかけっこなら捕まらないにゃぁぁぁぁ!!」 ダッシュ
海未 「諦めなさいぃぃぃぃ!!」 タタタタ
凛 「たとえ海未ちゃんでも凛には追いつけないよ!!」 タタタタ
海未 「さっきから『にゃ』とか凛のモノマネをしても欺けませんよ穂乃果ぁぁぁぁーーーー!!」 タタタタ
凛 「ひぃぃ〜〜!! 海未ちゃん鬼の形相だにゃぁぁぁーーー!!」 タタタタ
凛 「追いかけっこなら捕まらないにゃぁぁぁぁ!!」 ダッシュ
海未 「諦めなさいぃぃぃぃ!!」 タタタタ
凛 「たとえ海未ちゃんでも凛には追いつけないよ!!」 タタタタ
海未 「さっきから『にゃ』とか凛のモノマネをしても欺けませんよ穂乃果ぁぁぁぁーーーー!!」 タタタタ
凛 「ひぃぃ〜〜!! 海未ちゃん鬼の形相だにゃぁぁぁーーー!!」 タタタタ
84: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:35:05.74 ID:9E1VfVJj
1時間後
凛 「流石に凛でも1時間走り続けるのは大変だよ〜」 フラフラ
真姫 「あれ? 凛?」
凛 「あ、真姫ちゃん!」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
真姫 「ひっっ」
凛 「流石に凛でも1時間走り続けるのは大変だよ〜」 フラフラ
真姫 「あれ? 凛?」
凛 「あ、真姫ちゃん!」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
真姫 「ひっっ」
85: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:37:13.61 ID:9E1VfVJj
凛 「実は海未ちゃんに追いかけられてるの。海未ちゃん凛ほどの体力はないはずなのに……怒ってるときは体力長距離選手並みにゃ!」
真姫 「なんで追いかけられてるのよ」
凛 「それはよく分からないけど、かよちんからのお願いなの。真姫ちゃん、お願い! 凛の代わりにこの紙を海未ちゃんから守って!」
真姫 「いや私はしないわよ!?」
凛 「これカツラあげるね」 ヒョコ
真姫 「えっ?」
真姫 「なんで追いかけられてるのよ」
凛 「それはよく分からないけど、かよちんからのお願いなの。真姫ちゃん、お願い! 凛の代わりにこの紙を海未ちゃんから守って!」
真姫 「いや私はしないわよ!?」
凛 「これカツラあげるね」 ヒョコ
真姫 「えっ?」
86: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:38:03.15 ID:9E1VfVJj
凛 「世のため人のためかよちんのため、任せたにゃ〜」 タタタタ
真姫 「……」
真姫 「いや意味分からないわよ……」
海未 「待ちなさい穂乃果!!」
真姫 「ひっっ」
真姫 「……」
真姫 「いや意味分からないわよ……」
海未 「待ちなさい穂乃果!!」
真姫 「ひっっ」
87: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:38:34.94 ID:9E1VfVJj
海未 「絶対に逃しませんから!!」 ダッシュ
真姫 「一回落ち着いて!! 海未!!」 ダッシュ
海未 「その間に逃げようとしても無駄ですよぉぉぉーーーーー!!」 タタタタ
真姫 「そうじゃなくて!!」 タタタタ
海未 「穂乃果ぁぁぁぁーーーー!!」 タタタタ
真姫 「もうっ!! 勘弁してよーーーー!!」 タタタタ
真姫 「一回落ち着いて!! 海未!!」 ダッシュ
海未 「その間に逃げようとしても無駄ですよぉぉぉーーーーー!!」 タタタタ
真姫 「そうじゃなくて!!」 タタタタ
海未 「穂乃果ぁぁぁぁーーーー!!」 タタタタ
真姫 「もうっ!! 勘弁してよーーーー!!」 タタタタ
89: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:47:45.96 ID:9E1VfVJj
8分後
真姫 「はぁ……はぁ……なによ海未、ちょっと怖すぎよ……」 フラフラ
希 「真姫ちゃん?」
絵里 「あら、真姫じゃない」
真姫 「希にエリー……」
希 「いや、皆まで言わなくても大丈夫。スピリチュアルで当ててみせる! トマトのセールがあってそれ目当てで走ってるんやね!」
真姫 「はぁ……はぁ……なによ海未、ちょっと怖すぎよ……」 フラフラ
希 「真姫ちゃん?」
絵里 「あら、真姫じゃない」
真姫 「希にエリー……」
希 「いや、皆まで言わなくても大丈夫。スピリチュアルで当ててみせる! トマトのセールがあってそれ目当てで走ってるんやね!」
90: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:48:17.41 ID:9E1VfVJj
真姫 「違うわよ!!」
希 「あはは、失敗?」
真姫 「実は今海未に……」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
真姫・絵里 「「ひっっ」」
希 「ずいぶんご立腹やね」
絵里 「なんであんなに怒ってるのよ!?」
希 「あはは、失敗?」
真姫 「実は今海未に……」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
真姫・絵里 「「ひっっ」」
希 「ずいぶんご立腹やね」
絵里 「なんであんなに怒ってるのよ!?」
91: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:49:20.09 ID:9E1VfVJj
真姫 「いやそれは私もよく分からないんだけど……凛からこの紙を海未に渡すなって言われたのよ。確か花陽から頼まれたとか?」 スッ
希 「どれどれ……これは」
絵里 「ちょっと、希! 私にも見せてよっ!」
希 (なるほどね……穂乃果ちゃんの体重を海未ちゃんは見ようとしてて、花陽ちゃんは庇った感じか)
希 「真姫ちゃん、そのカツラ貸して」
真姫 「? 別に良いけど」 スッ
希 「これ、えりちプレゼント」 ヒョコ
絵里 「!?」
希 「どれどれ……これは」
絵里 「ちょっと、希! 私にも見せてよっ!」
希 (なるほどね……穂乃果ちゃんの体重を海未ちゃんは見ようとしてて、花陽ちゃんは庇った感じか)
希 「真姫ちゃん、そのカツラ貸して」
真姫 「? 別に良いけど」 スッ
希 「これ、えりちプレゼント」 ヒョコ
絵里 「!?」
92: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:50:14.65 ID:9E1VfVJj
希 「……その紙は海未ちゃんに絶対渡しちゃダメなんや。頼むで、えりち」
絵里 (なんて真剣そうな顔……! そんなに大事な紙なの!?)
絵里 「分かった。賢い可愛いエリーチカの名にかけて、全力で守り切るわ」
希 「それはよく分からんけども」
海未 「待ちなさい穂乃果!!」
絵里 「ひっっ」
絵里 (なんて真剣そうな顔……! そんなに大事な紙なの!?)
絵里 「分かった。賢い可愛いエリーチカの名にかけて、全力で守り切るわ」
希 「それはよく分からんけども」
海未 「待ちなさい穂乃果!!」
絵里 「ひっっ」
93: (もんじゃ) 2022/02/12(土) 23:50:54.25 ID:9E1VfVJj
海未 「絶対に逃しませんから!!」 ダッシュ
絵里 「どんな紙なのかは分からないけど、簡単に渡すわけにはいかないわっ!」 ダッシュ
海未 「渡しなさいぃぃぃぃぃぃーーーーー!!」 タタタタ
絵里 「KKEの名前に恥じないように!!」 タタタタ
海未 「穂乃果ぁぁぁぁーーーー!!」 タタタタ
絵里 「それにしたってあんな怒ってるってなんの紙なのよぉぉ!!」 タタタタ
絵里 「どんな紙なのかは分からないけど、簡単に渡すわけにはいかないわっ!」 ダッシュ
海未 「渡しなさいぃぃぃぃぃぃーーーーー!!」 タタタタ
絵里 「KKEの名前に恥じないように!!」 タタタタ
海未 「穂乃果ぁぁぁぁーーーー!!」 タタタタ
絵里 「それにしたってあんな怒ってるってなんの紙なのよぉぉ!!」 タタタタ
94: (もんじゃ) 2022/02/13(日) 00:20:50.35 ID:onf3S+X3
30分後
絵里 「このままではKKEが、ポンコツ可愛いエリーチカ『PKE』になってしまうわ……」 フラフラ
にこ 「絵里? なにしてるのよ?」
絵里 「にこ……! 良かった。あなたに、この紙を託すわ……」
にこ 「なによこれ?」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
にこ・絵里 「「ひっっ」」
絵里 「このままではKKEが、ポンコツ可愛いエリーチカ『PKE』になってしまうわ……」 フラフラ
にこ 「絵里? なにしてるのよ?」
絵里 「にこ……! 良かった。あなたに、この紙を託すわ……」
にこ 「なによこれ?」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
にこ・絵里 「「ひっっ」」
95: (もんじゃ) 2022/02/13(日) 00:21:46.02 ID:onf3S+X3
にこ 「なんなのよあれ!? 海未めっちゃ怒ってるじゃない!! しかも私でも絵里の名前でもなく、穂乃果って呼んでるし!」
絵里 「よく分からないけど、希によると大事な紙らしいわ」
にこ 「そ、そうなの?」
にこ (にこにはただの健康診断の結果にしか見えないけど……)
絵里 「だからこれを被って」 ヒョコ
にこ 「えっ?」
絵里 「よく分からないけど、希によると大事な紙らしいわ」
にこ 「そ、そうなの?」
にこ (にこにはただの健康診断の結果にしか見えないけど……)
絵里 「だからこれを被って」 ヒョコ
にこ 「えっ?」
96: (もんじゃ) 2022/02/13(日) 00:22:19.18 ID:onf3S+X3
絵里 「その紙を海未に渡さないように。任せたわよっ!」
にこ 「いやするわけないでしょ!?」
絵里 「さすがにこね」
にこ 「聞いてないしっ!」
海未 「待ちなさい穂乃果!!」
にこ 「ひっっ」
にこ 「いやするわけないでしょ!?」
絵里 「さすがにこね」
にこ 「聞いてないしっ!」
海未 「待ちなさい穂乃果!!」
にこ 「ひっっ」
97: (もんじゃ) 2022/02/13(日) 00:23:05.30 ID:onf3S+X3
海未 「絶対に逃しませんから!!」 ダッシュ
にこ 「海未!! 私はにこよ!? 穂乃果じゃないから!!」 ダッシュ
海未 「凛のモノマネをしたかと思いきや今度はにこですか! その人に押し付けるような甘い心が怠惰につながるのですっ!!」 タタタタ
にこ 「その通りかもしれないけど、もうとっくに穂乃果は人に押し付けて逃げてるのよっ!!」 タタタタ
海未 「言い訳無用っーーーー!!」 タタタタ
にこ 「なんでこうなるのよぉ!!」 タタタタ
にこ 「海未!! 私はにこよ!? 穂乃果じゃないから!!」 ダッシュ
海未 「凛のモノマネをしたかと思いきや今度はにこですか! その人に押し付けるような甘い心が怠惰につながるのですっ!!」 タタタタ
にこ 「その通りかもしれないけど、もうとっくに穂乃果は人に押し付けて逃げてるのよっ!!」 タタタタ
海未 「言い訳無用っーーーー!!」 タタタタ
にこ 「なんでこうなるのよぉ!!」 タタタタ
98: (もんじゃ) 2022/02/13(日) 00:23:59.53 ID:onf3S+X3
20分後
にこ 「……も、もうダメだわ。限界という言葉はこのためにあるのね」 フラフラ
ことり 「にこちゃん?」
にこ 「……」
ことり 「?」
にこ (正直ことりが海未から逃げられるとは思わないけど……)
にこ 「まずはこのカツラを被って」 ヒョコ
ことり 「えっ?」
にこ 「この紙を受け取って」 スッ
ことり 「えっ? えっ?」
にこ 「……も、もうダメだわ。限界という言葉はこのためにあるのね」 フラフラ
ことり 「にこちゃん?」
にこ 「……」
ことり 「?」
にこ (正直ことりが海未から逃げられるとは思わないけど……)
にこ 「まずはこのカツラを被って」 ヒョコ
ことり 「えっ?」
にこ 「この紙を受け取って」 スッ
ことり 「えっ? えっ?」
99: (もんじゃ) 2022/02/13(日) 00:24:52.18 ID:onf3S+X3
にこ 「合言葉は『海未に渡さないように』はい、一緒に?」
ことり 「海未ちゃんに渡さないように……?」
にこ 「よし伝わったわね。あとはよろしく」 タタタタ
ことり 「?」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
ことり 「ぴぃ!」
ことり 「海未ちゃんに渡さないように……?」
にこ 「よし伝わったわね。あとはよろしく」 タタタタ
ことり 「?」
海未 「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
ことり 「ぴぃ!」
100: (もんじゃ) 2022/02/13(日) 00:25:29.45 ID:onf3S+X3
海未 「もう今度の今度こそ、逃しませんから!!」 ダッシュ
ことり 「海未ちゃん!? なんで!? どうして!? どうしてことりは追いかけられてるの!?」 ダッシュ
海未 「モノマネがブームみたいですが、今度はことりですか! 何が『やんやんっ遅れそうです』ですか!?」 タタタタ
ことり 「作詞したのは海未ちゃんでしょーーーーー!!」 タタタタ
海未 「あんな破廉恥な歌詞はことり作詞でしょーーーー!!」 タタタタ
ことり 「決めつけがすごいよっ!? 助けてぇぇぇぇぇーーーー!! 穂乃果ちゃーーーん!!」 タタタタ
ことり 「海未ちゃん!? なんで!? どうして!? どうしてことりは追いかけられてるの!?」 ダッシュ
海未 「モノマネがブームみたいですが、今度はことりですか! 何が『やんやんっ遅れそうです』ですか!?」 タタタタ
ことり 「作詞したのは海未ちゃんでしょーーーーー!!」 タタタタ
海未 「あんな破廉恥な歌詞はことり作詞でしょーーーー!!」 タタタタ
ことり 「決めつけがすごいよっ!? 助けてぇぇぇぇぇーーーー!! 穂乃果ちゃーーーん!!」 タタタタ
102: (もんじゃ) 2022/02/13(日) 00:32:07.69 ID:onf3S+X3
10分後
穂乃果 「ふふふふ、海未ちゃんから上手く逃げれたよね……我ながら賢い戦法だ」
ことり 「た、たすけて、穂乃果ちゃん……!」 フラフラ
穂乃果 「ええっ!? どうしたの!? ことりちゃん!?」
ことり 「ま、まずはこのカツラを……」
穂乃果 「穂乃果の髪色とそっくりのカツラを!? なぜ!?」
穂乃果 「ふふふふ、海未ちゃんから上手く逃げれたよね……我ながら賢い戦法だ」
ことり 「た、たすけて、穂乃果ちゃん……!」 フラフラ
穂乃果 「ええっ!? どうしたの!? ことりちゃん!?」
ことり 「ま、まずはこのカツラを……」
穂乃果 「穂乃果の髪色とそっくりのカツラを!? なぜ!?」
103: (もんじゃ) 2022/02/13(日) 00:33:20.57 ID:onf3S+X3
ことり 「そ、そしてこの紙を……」
穂乃果 「こ、これは」
穂乃果 (穂乃果の健康診断の結果……! つ、つまり……!!!) ガクガク
海未 「良い加減にしなさいっ穂乃果!!」
穂乃果 「ひっっ、やっぱりぃぃ」
穂乃果 「こ、これは」
穂乃果 (穂乃果の健康診断の結果……! つ、つまり……!!!) ガクガク
海未 「良い加減にしなさいっ穂乃果!!」
穂乃果 「ひっっ、やっぱりぃぃ」
104: (もんじゃ) 2022/02/13(日) 00:34:25.78 ID:onf3S+X3
海未 「もう逃げ場はありませんよ穂乃果!」 ダッシュ
穂乃果 「せっかく逃げ切れたと思ったのにぃ!!」 ダッシュ
海未 「あなたの体重は私がしっかり管理しなければいけないのですっ!!」 タタタタ
穂乃果 「海未ちゃんに管理されなくても大丈夫だよぉぉーーーー!!」 タタタタ
海未 「そんなことを言うのならさっさと健康診断の結果を見せなさいぃぃぃーーーー!!」 タタタタ
穂乃果 「なんでこうなるのぉぉぉ!!」 タタタタ
Part7.『繰り返す話』 おわり
ラッキーセブンでおわり!
穂乃果 「せっかく逃げ切れたと思ったのにぃ!!」 ダッシュ
海未 「あなたの体重は私がしっかり管理しなければいけないのですっ!!」 タタタタ
穂乃果 「海未ちゃんに管理されなくても大丈夫だよぉぉーーーー!!」 タタタタ
海未 「そんなことを言うのならさっさと健康診断の結果を見せなさいぃぃぃーーーー!!」 タタタタ
穂乃果 「なんでこうなるのぉぉぉ!!」 タタタタ
Part7.『繰り返す話』 おわり
ラッキーセブンでおわり!
105: (もんじゃ) 2022/02/13(日) 00:39:18.73 ID:onf3S+X3
ありがとうございました。
最初は一つ目のネタ一つの短編だったのですが、せっかくなので書き溜めてた他の小ネタも集めて短編集にしてみました。
μ'sのドタバタだけど仲のいい感じが表現できたなら幸いです。
前作
【ss】 気合いで助けてくれるほのうみ
https://lovelive-petitsoku.com/chat-category/180181/
最初は一つ目のネタ一つの短編だったのですが、せっかくなので書き溜めてた他の小ネタも集めて短編集にしてみました。
μ'sのドタバタだけど仲のいい感じが表現できたなら幸いです。
前作
【ss】 気合いで助けてくれるほのうみ
https://lovelive-petitsoku.com/chat-category/180181/
106: (もんじゃ) 2022/02/13(日) 00:42:59.81 ID:onf3S+X3
また、このような短編集形式で他にもいくつか書いてますので、良ければどうぞ。
希 「誰もがー♪ うぉうおうぉうお〜♪」
https://lovelive-petitsoku.com/chat-category/63302/
ツバサ 「A-RISEってIだけ可哀想だわ……」
https://lovelive-petitsoku.com/chat-category/70611/
希 「誰もがー♪ うぉうおうぉうお〜♪」
https://lovelive-petitsoku.com/chat-category/63302/
ツバサ 「A-RISEってIだけ可哀想だわ……」
https://lovelive-petitsoku.com/chat-category/70611/
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1644664640/