【SS】璃奈 「恋愛感情を発生させる装置を作ってしまった」侑 「えー?」歩夢 「すごいね」【ラブライブ!虹ヶ咲】

SS


3: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:07:22.30 ID:go0Mhvuq
璃奈 「これは、特殊な電流を流すことで、擬似的な恋愛感情を起こす装置。脳は電気信号で動くから」

侑 「恐ろしい兵器だね」

璃奈 「作るつもりはなかった。実験中の副産物のようなもの。それに、まだ未完成だから、安易に使ったら危ない」

侑 「じゃあしまっておかなきゃだね。金庫を用意するよ」

璃奈 「かたじけない」

歩夢 「……」






 
4: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:08:18.27 ID:go0Mhvuq
歩夢 (よし、無事ここまで来れた。でも)

歩夢 「謎の緊張感……もしかして」

カチャ

歩夢 「やっぱり赤外線が山ほど……璃奈ちゃんのセキュリティを突破するのは大変だろうけど、侑ちゃんとの両思い計画のためには仕方ないよね」

歩夢 「ふっ!」 ジャンプ

歩夢 (監視カメラは偽物の映像を流してる……探知機は破壊してある……金庫の暗証番号も把握済み……)
 
5: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:08:52.43 ID:go0Mhvuq
歩夢 「314159265358997……」 ポチポチ

ガチャ

歩夢 「よし、開いた!」

歩夢 (これで侑ちゃんがついに私のものに……!) スッ

ギュッ

歩夢 「? 誰かの手?」

?? 「悪いね、歩夢」

歩夢 「ええっ!?」
 
6: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:09:27.79 ID:go0Mhvuq
愛 「……その装置は愛さんのためにあるからさ」

歩夢 「愛ちゃん!?」

愛 「だってりなりーが作ったんでしょ? 素直になれなかったりなりーが、遠回しに『この装置を愛さんに使ってほしい』って願ったってことなんだよ。それをアタシ以外が使うなんて、さすがの歩夢でも許さないよ」

歩夢 「璃奈ちゃんは実験中の副産物って言ってたよ!」

愛 「? ごめん、聞こえなかった」

歩夢 (都合の良いことしか聞こえないってことだね……!)
 
7: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:10:15.00 ID:go0Mhvuq
歩夢 「でも悪いけど私にも侑ちゃんとのDream with Youがあるから譲れないよ!!」

愛 「りなりーと上手く行くためにはこの装置が必要なんだよ。だからさ悪いけど歩夢、愛さんも譲らないよ」

?? 「二人とも喧嘩してるなら私がもらってもいいよね」

愛 「って!?」

エマ 「果林ちゃんと私は、そろそろ両思いになるべきなんだよね」

愛 「エマっち!?」
 
8: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:11:09.85 ID:go0Mhvuq
エマ 「喧嘩両成敗、だよ。悪いけど二人には諦めてもらうね」

歩夢 「そんな簡単に譲るわけ……っ!?」

愛 「か、か、体が動かない……っ!?」

エマ 「二人の行動は予測してたから、昼に一緒に食べたクッキーの中に遅効性の一時的に体が動かなくなる薬草を入れておいたんだ」
 
9: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:11:42.49 ID:go0Mhvuq
愛 「で、でも、愛さんだってその可能性を想定してエマっちが食べてるのを見てから食べたのに……!」

エマ 「アルプス育ちをなめないでほしいな」

愛 「それとあのとき、ゆうゆも一緒に食べてたけど……」

エマ 「少しの犠牲は必要だよ」

歩夢 「こ、こんなところで私の夢が……!」

エマ 「じゃあありがたく装置をもらうね♪」
 
10: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:12:32.86 ID:go0Mhvuq
ピクッ

エマ 「体が動かない……? なぜ? これは糸?」

?? 「これでエマさんは私の操り人形。みなさんは私の掌で踊る踊り子なんですよ」

エマ 「あなたは!?」

しずく 「かすみさんが悪いんです。『私は、桜坂しずくの事大好きだから!』なんて言うから……なら私はその想いに応えなくちゃいけない」
 
11: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:13:35.46 ID:go0Mhvuq
歩夢 「っ、想いに応えるためにこんな装置を使うの!?」

しずく 「同じことをしようとしてるのに、偉そうに言われたくありませんね。侑先輩を装置でメロメロにしようとしたくせに」

しずく 「侑先輩を」

愛 「なんでわざわざ二回言ったの……?」
 
12: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:14:38.56 ID:go0Mhvuq
しずく 「この糸は相当丈夫で、簡単には切れませんよ。申し訳ありませんが、私がこの装置を無事持って帰るまで、おとなしくしててください」

エマ 「そうはとんかつおろさないよ」 プチッ

しずく 「なっ!? 糸が切れた!?」

エマ 「アルプス育ちをなめないでほしいな」

歩夢 (問屋が卸さない、って言いたかったのかな?)

エマ 「ふっ!」 パンチ

しずく 「っ、当たりませんよ!」 シュッ
 
13: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:15:25.34 ID:go0Mhvuq
愛 「……念のために隠し持ってたはさみを使って」 チョキ

歩夢 「さすが愛ちゃん! 私も早く切って!」

愛 「何言ってるの、歩夢」

歩夢 「!?」

愛 「仲間だけどライバル、だよ」

愛 (ついにりなりーが愛さんのものに……っ!!) スッ
 
15: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:16:16.23 ID:go0Mhvuq
歩夢 「……」

歩夢 (このままじゃ、いつかは……)

歩夢 『せつ菜ちゃんの方が大事なの!?』

侑 『うん』

歩夢 『えっ……』

侑 『行こっか、せつ菜ちゃん』

せつ菜 『はい! 侑さん!』

歩夢 (そ、そんなの)
 
16: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:17:06.76 ID:go0Mhvuq
歩夢 「いやぁ!」 プチッ

愛 「ちょ、歩夢!?」

しずく 「なっ……!」

エマ 「私たちが争ってる間に、いつのまに……!」

歩夢 「絶対にこの装置は私が使うんだからっ!!」

愛 「させないよっ!!」

キャッチ

シカシストーン

ドゴッ
 
17: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:18:00.47 ID:go0Mhvuq
しずく 「今落とした音しましたけど……」

愛 「っ!!wwwww」 プルプル

愛 「ダジャレ攻撃なんて……wwwww せこいよ……wwwww」

しずく 「いやダジャレではなく……」

エマ 「もし壊れちゃったら、奪い合うどころの話じゃないよね……」

歩夢 「とりあえず拾ってみるね」
 
18: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:19:06.01 ID:go0Mhvuq
しずく 「いや待ってくださいよ、歩夢さん」

歩夢 「? どうしたのしずくちゃん」

しずく 「拾うつもりして、本当はそのまま持ち去ろうとしてるんじゃないですか?」

歩夢 「えっ?」

エマ 「なるほど……すっかり騙されるところだったよ」
 
19: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:19:50.09 ID:go0Mhvuq
歩夢 「ち、違う……!! 私は壊れたか確認しようと思って……」

しずく 「演劇部に騙し合いで勝とうだなんて、三年早いですね」

エマ 「意外と現実的な数字だね」

歩夢 「本当に嘘なんかじゃないよっ!!」

愛 「……www みんな、もうやめようよ」

しずく 「愛さん?」
 
21: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:20:45.37 ID:go0Mhvuq
愛 「wwww あのさ、間違ってwwwwるよ」

歩夢 「とりあえず一回落ち着こうよ。笑いながら喋ってるよ愛ちゃん」

愛 「……すぅ、深呼吸」

愛 「……」

愛 「みんな、間違ってるよ。いくら自分の欲望のためとはいえ、こんなこと、愛さんたちらしくないよ。騙し合ったり、ダジャレ攻撃をするだなんて」

歩夢 「愛ちゃん……」
 
22: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:22:23.89 ID:go0Mhvuq
エマ 「そうだね、間違ってるよね。このままじゃ大事なものを無くしちゃいそうだよ。私たちの絆を壊してまで、その装置を手にすることは大切なのかな……?」

しずく 「それに、装置を使った愛だなんて、偽物ですよね……」

愛 「だからこの装置は金庫に戻そう。誰も争う必要なんてないよ」

愛 「じゃあ拾うね」 スッ

一同 「「……」」

愛 「よし、今だっ!!」 タッタッ
 
23: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:23:43.26 ID:go0Mhvuq
しずく 「あっ、逃げた!?」

エマ 「させないよっ!!」

【宮下愛はにげだした!】

【しかし まわりこまれてしまった!】

愛 「っ!」

しずく 「さっき騙し合いは良くないって言ったばっかじゃないですか!」
 
24: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:24:23.61 ID:go0Mhvuq
愛 「それはそうだけど……それでも愛さんはりなりーと両思いになりたいんだっ!!」

しずく 「だからってこんなやり方をしたんじゃ、成功したところで……。後の立場を考えてください!!」

【宮下愛さんは たちばを かんがえた…】

愛 「もうやけくそだっ!!」 スッ

歩夢 「愛ちゃん!?」
 
25: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:25:02.61 ID:go0Mhvuq
愛 「一回この装置を使って、みんなをアタシの虜にする。そうすれば、後から邪魔されないでりなりーに装置を使える」

しずく 「なっ!? ハーレム展開にする気ですか!?」

歩夢 「そ、そんなのダメだよ……っ!」

歩夢 (なんとかして、愛ちゃんを止めないと……!!)

歩夢 「一つ考えてみて。愛ちゃん」

愛 「説得しても無駄だからね」
 
26: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:26:42.52 ID:go0Mhvuq
歩夢 「違うよ。仮に、恋愛ゲームみたいに、ハーレム展開にしたとして、私たちみたいなヒロインだったらどう思う?」

愛 「……どういうことかな」

歩夢 「ほら、侑ちゃんにくっつく私を想像してみて? すごくめんどくさい女だよ?」

しずく 「自分で言うんですか……」

歩夢 「しずくちゃん。あの装置を使われちゃったらおしまいだから、なんとか私たちの印象を悪い方に誇張してハーレム展開は阻止しなきゃ」 ヒソヒソ

しずく 「それはそうですね……」 ヒソヒソ
 
27: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:27:22.01 ID:go0Mhvuq
しずく (歩夢さんがめんどくさい女なのは事実なので、どこをどう誇張したかは分かりませんが)

しずく (私は完璧な桜坂しずくだから、誇張せざるを得ません。さて、どう誇張しよう)

しずく 「考えてもみてください。私が愛さんにメロメロになったら、サスペンスで言う愛人みたいな立場になって、愛さんを独占しようと璃奈さんに何かしらの危害を与えるかもしれませんよ?」

歩夢 「自分で言うんだね……」

愛 「確かにしずくは、愛人枠っぽいもんね」

しずく (何が『確かに』ですか。こちとら誇張として言ってるんですよ)
 
28: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:28:52.96 ID:go0Mhvuq
エマ 「そんなこと言ったら私は完璧な女だと思うな! 優しいし包容力はあるしご飯は美味しいし!」

愛 「おおっ、エマっちに惚れられるのは悪くないかも……」

しずく 「エマさん!! なんでそこで張り合うんですか!! どう見ても、『ハーレムにしても損するからやめておこう』って思わせる流れじゃないですか!!」

愛 「……厄介な二人は少し悩むけど、どちらにせよ、三人がどいてくれないならこの装置を使うしかないよね」

歩夢 「っ!?」
 
29: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:30:01.55 ID:go0Mhvuq
しずく 「どうにかして止めないと……!」

しずく (でも愛さんを止める手なんてもう……)

しずく 「! ちょっと待ってください!」

愛 「悪いけど誰にお願いされても、意志は揺らがないから!」

しずく 「……ふふ、残念ながら愛さんは、私に従いざるを得ないんですよ」 ニヤ
 
30: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:30:50.05 ID:go0Mhvuq
愛 「なっ!? なぜか自信があるみたいだけど……」

しずく 「この言葉を言えば、必ず愛さんは私の言うことを聞きます。それくらいに効力のある言葉なんです」

愛 「なんだって……」

歩夢 (しずくちゃん、よほど自信があるみたいだけど……愛ちゃんの弱みでも握ってるの?)
 
31: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:38:46.98 ID:go0Mhvuq
しずく 「私、おととい誕生日だったんですよ」 ドヤッ

歩夢 「……?」

愛 「……?」

エマ 「……?」

しずく 「急に黙ってどうしたんです? ええ、分かってますよ……誕生日の人には逆らえない、その事実に震えてるんですよね!」
 
33: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:40:24.84 ID:go0Mhvuq
歩夢 「あ、いや、そうじゃなくて……」

愛 「誕生日はとっくにみんなで祝ったよね? 別に今日は特別なわけではないと思うけど……せめて言うとしても昨日までじゃない?」

エマ 「誕生日なんて、一日だけの王様だよ」

しずく 「えっ?? あ、いや分かってますよ? 私に逆らえないからって嘘偽りを言ってるんですよね?? でもエイプリフールはもう終わりましたよー? 今日は四月五日ですよー?」
 
34: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:41:28.07 ID:go0Mhvuq
愛 「いやそもそもたとえ今日が誕生日だとしても、何でも横暴が通るわけじゃないし……」

しずく 「……」

歩夢 「……」

エマ 「……」

愛 「悪いけど、この装置使うね」 ポチッ

歩夢 「あっ!?」
 
35: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:41:55.46 ID:go0Mhvuq
歩夢 (もし私が愛ちゃんの虜になっちゃったら……!)

侑 『愛ちゃんの方が大事なの!?』

歩夢 『ごめんね、侑ちゃん』

侑 『……そんな』

せつ菜 『侑さん、私がいますよ』 ギュッ

侑 『せつ菜ちゃん……! トキメキはここにあったんだね……!』 ポロポロ

歩夢 (ってなっちゃうよ!?)
 
36: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:44:01.44 ID:go0Mhvuq
歩夢 「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーー!!!!」

愛 「……」

しずく 「……」

エマ 「……」

歩夢 (あれ、何も変わってない?)

しずく 「愛さん、大好きです♡」

愛 「ふふ、ついにハーレム展開に突入だね」
 
37: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:44:44.98 ID:go0Mhvuq
歩夢 「えっ、いや、私変わってないけど」

エマ 「私もかな? しずくちゃんだけ発動しちゃったのかな」

しずく 「え……」

愛 「……」

歩夢 「……」

エマ 「……」
 
38: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:46:30.31 ID:go0Mhvuq
しずく 「も、もしかして、私思い込みで……」

しずく 「うぅ……///」 ポロポロ

歩夢 「あっ、泣かないでしずくちゃん!」

エマ 「そ、そうだよ! あの展開だったら虜になってるって勘違いしてもおかしくないよ!」

愛 「それにしずくは、ほら、演劇部だし、そういうこともあるよ!」
 
40: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:49:47.67 ID:go0Mhvuq
しずく 「無理矢理な励ましなんていりませんよぉ……!」 ポロポロ

歩夢 「そ、それにしても、なんで愛ちゃんが押しても装置が動かなかったのかな?」

エマ 「なんでだろうね……やっぱりさっき落としちゃったのが原因かな」

愛 「それじゃこの争いは、本当に無意味になったってことだね……」

ピリッ

愛 「ん?」
 
41: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:53:28.31 ID:go0Mhvuq
ビリビリビリビリ

愛 「あばばばばばばばば!」

エマ 「ええっ!? 愛ちゃん!?」

しずく 「まさか装置が壊れて感電したんじゃ……」

エマ 「大変だよっ!!」

歩夢 「今助けるからね、愛ちゃん!」 タッタッ

エマ 「って歩夢ちゃん、待って!!」

エマ (感電してる相手に触っちゃったら)
 
42: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:54:26.21 ID:go0Mhvuq
ビリビリビリビリ

歩夢 「あばばばばばばばば!」

しずく 「歩夢さんまで!?」

エマ 「どうにかしないと……! でも電気を通さないようにするなんてどうすれば……!」

しずく 「うーん、電気といえばゴムのイメージですが」

エマ 「ゴム……ゴムなんてここにはないよ……」
 
43: (らっかせい) 2022/04/05(火) 18:55:17.29 ID:go0Mhvuq
愛・歩夢 「「あばばばばばばばば!」」

エマ (でも放っておいたら二人はただじゃすまない……!)

エマ 「こうなったら!!」

エマ 「ゴムくらい弾力のある私の胸でどうにかするしかない!!」 ブルンブルン

エマ 「おりゃぁぁぁーーーー!!」タッタッ

しずく 「エマさん、冷静になってぇぇぇーーーー!!」
 
45: (らっかせい) 2022/04/05(火) 19:06:02.80 ID:go0Mhvuq
ビリビリビリビリ

エマ 「あばばばばばばばば!」

しずく 「どうすれば……どうすれば……!」

しずく 「ゴム……ゴムなんてどこに……」

バレーボール 「やぁ」 スッ

しずく 「なぜかこんなところにバレーボールが!!」

しずく (バレーボールはゴムだから電気を通さない!!)
 
46: (らっかせい) 2022/04/05(火) 19:06:54.25 ID:go0Mhvuq
しずく 「私の完璧なアタックで装置だけ愛さんの手から離してみせる!」

しずく 「おりゃぁぁぁーーーーーっ!」 シュッ

パシンッ

パシンッ

パシンッ

しずく 「おおっ、綺麗に外して壁に天井にバウンドして……」

しずく 「我が顔面に激突っ!」 バンッ
 
48: (らっかせい) 2022/04/05(火) 19:08:51.45 ID:go0Mhvuq
しずく 「い、痛いっ……」 フラフラ

愛 「あばばばばばばばば!(しずくちゃん、こっち来ちゃダメだよ!)」

ビリビリビリビリ

しずく 「あばばばばばばばば!」

愛・歩夢・エマ・しずく 「「あばばばばばばばば!」」

※感電した人がいた場合、飛び蹴りが救助方法の一つです。






 
49: (らっかせい) 2022/04/05(火) 19:20:13.13 ID:go0Mhvuq
ガラッ

侑 「歩夢たちが感電したって本当!?」

せつ菜 「そ、それが……」

侑 「えっ?」

璃奈 「私が作ったあの装置が故障したみたいで……感電自体は全然無事だったんだけど……」 チラッ
 
50: (らっかせい) 2022/04/05(火) 19:21:02.04 ID:go0Mhvuq
歩夢 「エマさん、はいどうぞ♡」

エマ 「ありがとう歩夢ちゃん。卵焼き美味しいよー! 大好きだよー!」

歩夢 「ふふ、良かった」 ニコニコ

しずく 「愛さん、大好きですよ」

愛 「ちょっとしずく、それって演技?」

しずく 「ふふ、どうでしょうか♡ 演技に見えます?」

愛 「見えないよーー! 愛さんもしずくのことめっちゃ好きだからねーー!」 ダキッ
 
51: (らっかせい) 2022/04/05(火) 19:21:41.54 ID:go0Mhvuq
かすみ 「しず子ぉぉぉ……!」 ポロポロ

果林 「なぜなの……エマっ……!」 ガビーン

せつ菜 「ということになってまして……」

⎛(cV„Ò Д ÓV⎞ 「ア アユム……」

せつ菜 「大丈夫ですか? 侑さん?」

⎛(cV„Ò Д ÓV⎞

一日経ったら戻りました!

おわり
 
52: (らっかせい) 2022/04/05(火) 19:25:42.99 ID:go0Mhvuq
ありがとうございました。
果林さんの『仲間だけどライバル、ライバルだけど仲間』という言葉を思い浮かべながら、書きました。
 
55: (らっかせい) 2022/04/05(火) 19:32:46.96 ID:go0Mhvuq
他の書いた虹ヶ咲ss(数が多いため一部抜粋)

璃奈 「令和って元号カッコいい、好き」 愛 「ほう」
https://itest.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1622371709/

せつ菜 「しりとりを強制的に終わらせる果林さん」
https://itest.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1625563604/

歩夢 「ねぇ侑ちゃん、覚え……」 侑 「歩夢?」
https://itest.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1626775100/

侑 「この歌詞……ちょっと変かも。数単語リライトしよう!」
https://itest.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1643359843/
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1649149518/

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