【SS】海未「今にこを殴ったらどうなるのでしょう……」

SS


1: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 04:39:42.23 ID:WHbqtX1p.net
海未「それで、どうしたんですか?」

にこ「だからそこで言ってやったのよ、にこにこにー!って」

絵里「流石にこね」

海未(今、絵里とにこで談笑しているとき、突然にこを殴ったらどうなるのでしょう)

にこ「どうしたの、海未? 急にそわそわしだして」

絵里「トイレに行きたいの?」

海未「い、いえ……」

にこ「そう……?」

海未(そんなことを考えていたら無性に殴りたくなってきました……)
 
5: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 04:54:06.02 ID:WHbqtX1p.net
にこ「それでねー……」

ゴツンッ

にこ「ンガッ!! ったぁ……」

海未(はっ! 無意識のうちに……)

絵里「え、何!? 何が起こったの!?」

にこ「な、何でぇ……?」

海未「す、すみません!」

にこ「にこ何か悪いことしたぁ……?」

海未「違うんです! 悪いのは私です……」ナデナデ

絵里「え!? 海未!? 海未がやったの!?」

海未「すみません……」
 
7: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 04:59:41.35 ID:WHbqtX1p.net
にこ「にこがあんたに何かしたのかと思ったけど……何もしてないんならいいわ……コブにもなってないし」

海未「本当に申し訳ありません……」

にこ「いいわよ、もう……まあ2度とこんなことしないでよ?」

海未「は、はい! ありがとうございます……」

絵里「何!? 何がどうなってるの!?」


海未(……やっぱり殴ってもいいことはありませんね……でも、痛がって涙目になってるにこは何だか可愛く見えました)
 
11: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 05:06:06.20 ID:WHbqtX1p.net
――
―――

海未(昨日はにこに酷いことしてしまいました……今日は会った時にすぐにまた謝りましょう)

ガチャ

にこ「あら、あんただけ?」

海未「ええ……穂乃果とことりは後から……って何ですかその恰好は!」

にこ「あー……さっきね、手を洗おうとしたら水道が壊れてて制服が結構濡れちゃったのよね」

海未「だからって何故下着姿なんですか!」

にこ「濡れた制服着てたら風邪ひいちゃうでしょ? だから乾くまで待ってるのよ……ほら、そこに干してあるでしょ?」

海未「そういうことですか……でも、外に干しといたら風で飛ばされてしまうのでは……?」
 
12: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 05:09:48.20 ID:WHbqtX1p.net
にこ「今日は日が照ってるから外の方が乾くかなーって……風も少ないから大丈夫でしょ?」

海未「そうですかね……」

にこ「まああんたの言う通り中に干しておこうかしら」

ガラガラガラ

にこ「よいしょっ……あっ」

パサッ

海未「落ちてしまいましたね……」

にこ「取りに行くの面倒くさいわね……」

海未「はっ! 私が行きます!」

にこ「え?」

海未「昨日のお詫びと言っては何ですが……私に行かせてください」
 
15: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 05:16:31.22 ID:WHbqtX1p.net
にこ「そう? 何か悪いわね」

海未「いえ、これくらい」

ガチャッ

花陽「こんにちはー」

海未「では、行ってきます!」ダダダダダダダッ

花陽「ぴゃっ! ど、どうしたの海未ちゃん、あんなに慌てて? ……ってにこちゃんどうしたのその恰好! も、もしかして二人で……それで海未ちゃん慌てて……!」

にこ「違うわよ……さっき手を洗おうとしたら……」
 
16: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 05:19:14.50 ID:WHbqtX1p.net
花陽「そうだったんだ」

にこ「まあ、あの子も律儀よね」

花陽「花陽は何でにこちゃんを急に殴ったのかの方が気になるけど……」

――

海未(えーっと……ありました! にこの制服!)

海未(あとはこれを持って帰るだけですね!)

海未(……)



海未(このままこの制服をにこに届けずに持っていたらどうなるのでしょう……)
 
17: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 05:23:59.22 ID:WHbqtX1p.net
海未(きっといつまでたっても家に帰れずに困ってしまうに違いありませんね)

海未(その時のにこの表情はどうなっているのでしょうか?)

海未(きっと半泣きになって私が来るのをずっと待ってるのでしょう)

海未(……っていけません! これではまた同じ過ちを繰り返すことに!)

穂乃果「海未ちゃん、何してるの?」

海未「ひゃぁ! ほ、穂乃果!」

穂乃果「ぷぷ、ひゃあだって~! そんなところで何してるの?」

海未「な、何でもないです!」ササッ

穂乃果「今何を隠したの?」

海未「な、何も隠してなどいませんよ!」
 
18: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 05:26:39.57 ID:WHbqtX1p.net
穂乃果「えいっ!!」バッ

海未「あぁっ!! 返してください!」

穂乃果「なにこれ? 誰の制服……?」

海未「穂乃果!」

穂乃果「このピンクのカーディガンってまさか……」クンクン

海未「いや、あの、それはですね……!」

穂乃果「においもにこちゃんだし……海未ちゃんってもしかして……」

海未「ち、違います! 実は……」
 
20: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 05:30:04.55 ID:WHbqtX1p.net
――

希「にこっち、その恰好はうちにわしわしして欲しいんやな~?」

にこ「違うわよ! その手つき止めなさい!」

凛「凛も協力するにゃ~」

にこ「ちょ、凛! 離しなさい!」

花陽「ふ、二人ともやめようよ~!」

ガチャッ

海未「お待たせしました」

にこ「海未!」パァッ

にこ「もう! 遅いじゃない!」

海未「すみません、途中で穂乃果に捕まってしまって」

穂乃果「えーっ! 穂乃果が悪いのぉ?」
 
21: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 05:36:39.75 ID:WHbqtX1p.net
海未「穂乃果が話しかけてこなければすぐに部室に戻っていました!」

穂乃果「えぇー! でも、海未ちゃんあの時にこちゃんの制服見ながらにやにやしてたじゃん!」

海未「なっ! にやにやなどしていません!」

にこ「海未……もしかしてあんた……」

凛(レズだにゃ)

海未「ち、違いますよ! 私は本当にそんなことしていません!」

にこ「まああんたがそんな変なことするわけないわよね」

海未「にこ……!」ウルウル

ガチャッ

絵里「ごめんなさい、ちょっと遅くなったわ……何でにこが下着姿なの!? みんなで一体何をやってたの!?」
 
42: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/07(土) 23:38:23.81 ID:BTbU1exz.net
――
―――

海未(おや、あれはにこりんぱなの三人ですね)

にこ「何ですって~!」

凛「凛は正直に思ったこと言っただけだもん!」

にこ「あんた私のこと舐めてるわね! 一応先輩なんだけど!?」

凛「先輩禁止でしょ!? それににこちゃんは全然先輩っぽくないにゃ」

にこ「言ったわねー!」

海未「あっ! にこ、いけません!」ガシッ

にこ「離して! 今度という今度はもう許さないわ!」
 
43: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/07(土) 23:38:54.80 ID:BTbU1exz.net
花陽「凛ちゃん、謝って!」

凛「むぅ~!」

花陽「凛ちゃん!!」

凛「分かったにゃ……ちょっと言い過ぎちゃった、ごめんねにこちゃん……行こ、かよちん」トボトボ

海未「凛もああ言ってることですし許して上げましょうよ」

花陽「ごめんねにこちゃん……凛ちゃんはあんなこと言ってたけど本当はにこちゃんのこと大好きだから! 先輩っぽくないって言うのも親しみやすいってことだから! それじゃ! ……待ってよ凛ちゃーん」
 
44: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/07(土) 23:39:16.04 ID:BTbU1exz.net
海未「にこ……」

にこ「分かってるわよ……」

海未「そうやって素直に許してあげるところは先輩らしいですよ」

にこ「ふんっ……“先輩禁止”でしょ?」

海未「そうでしたね……」

にこ「それで……なんでまだにこを羽交い絞めにしてるの?」

海未「あっ……」

海未(もし……)


海未(今にこにわしわししたらどうなるのでしょう……)
 
50: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 04:36:00.12 ID:z6/y2oJB.net
にこ「どうしたの?」

海未「……」

にこ「……何でちょっとにやけてるのよ」

海未「……」

もみっ もみもみっ

にこ「えっ……ちょっ……何……!?」

海未「……」もみもみもみもみ……

にこ「ちょっ……あっ……! あんた何やって……!」

海未「……」もみもみもみもみもみ

にこ「も、もう! 海未!!」

海未「はっ! 今私は何を……!?」
 
52: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 04:40:08.75 ID:z6/y2oJB.net
にこ「何をって、あんたずっとにこの胸を揉んでたんでしょ!!」

海未「うぇっ!!? あ……はい……」

にこ「……あんたやっぱり最近なんかおかしいわね」

海未「私はいつも通りですよ!? 今のも単なるスキンシップで……」

にこ「スキンシップぅ?」

海未「そうです! ほら、希だってよくやってるではないですか!」

にこ「まあそうだけど……でも、あんたの場合無言だから何か怖いのよ……」

海未「確かにいきなり胸を揉まれて怯えるにこは可愛かったですね」
 
53: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 04:44:21.88 ID:z6/y2oJB.net
にこ「……」

海未「あっ……い、今のは忘れてください!」

にこ「もしかして海未って……」

海未「な、何ですか?」

にこ「男より女の方が好きとかそういう人なの?」

海未「な、何を言ってるんですか?」

にこ「……まあ、そうよね……普通に考えて海未がそんなおかしな人とは思えないし」

海未「そ、そうですよ!」

キーンコーンカーンコーン

にこ「あ、もう授業始まるわね……じゃあね、海未」

海未「はい、また後で」


海未(……ふう、にこに変な疑惑を掛けられて焦りましたが、杞憂でしたね)

海未(私が女の子が嫌いなわけないじゃないですか)
 
54: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 04:52:13.51 ID:z6/y2oJB.net
――
―――

ガチャッ

ドンッ!

海未「痛っ!」

にこ「った~……ご、ごめん、海未」

海未「何なんですか、もう……」

にこ「ちょ、ちょっと急いでたのよ!」

海未「……何をそんなに急いでるんですか?」

にこ「な、何でもないわ!」

海未「部室に入るなりぶつかってこられたのですから、何か深い理由があるんでしょう? それとも、また何かよからぬことを企んでいるんですか?」
 
55: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 04:56:58.48 ID:z6/y2oJB.net
にこ「そうじゃないわよ!」

海未(何で食い気味に返答したのでしょうか……)

にこ「う~……」

海未(急いでテンパっているこの様子、少しもじもじしている足元……)

海未「にこ、トイレに行きたいんですか?」

にこ「へっ!? あっ! そ、そんなわけないじゃない! アイドルはトイレなんか行かないニコっ☆」

海未「そんなやせ我慢しなくても……私たちの前では普段通りでいいんですよ?」

にこ「な、何のことか分からないニコ~……」

海未「……」

海未(もし……)


海未「今にこをトイレに行かせないようにしたらどうなるのでしょう……」
 
69: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 05:47:25.72 ID:z6/y2oJB.net
訂正

>>55

海未「今にこをトイレに行かせないようにしたらどうなるのでしょう……」



海未(今にこをトイレに行かせないようにしたらどうなるのでしょう……)
 
57: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 05:02:58.02 ID:z6/y2oJB.net
にこ「じゃ、じゃあにこはちょっと用事があるから!」

海未「ちょっと待ってください」ガシッ

にこ「うっ……ふぉお……!」

海未「トイレじゃないなら私とお話しませんか?」

にこ「い、いや~にこは急用が……」

海未「昨日テレビで見たんですが、関西のスクールアイドルの……」

にこ「い、今はお話はいいかな~って……」

海未「にこ、トイレ等の緊急の用事ではないのにアイドルの話を無視するんですか?」

にこ「へっ?」

海未「にこにはがっかりしました……あの花陽も尊敬するアイドル好きのにこが……」

にこ「……」

海未(流石にこんな挑発には乗らないですかね……?)
 
58: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 05:09:45.85 ID:z6/y2oJB.net
にこ「やってやろうじゃない」

海未「えっ?」

にこ「昨日のテレビに出てた子よね?」

海未「は、はい……私は一番左の子が良かったと思うのですが」

にこ「あんた中々見る目があるじゃない! 確かにセンターの子の方がルックスもダンスも上だけど……」

海未(本当に話し出しました!)

にこ「聞いてるの?」

海未「は、はい! ちゃんと聞いてますよ」

海未(体を動かさないようにして尿意を我慢してるにこから何だか目が離せません)

――

にこ「そ……れで、熱心なファンからの嫌がらせにも負けずに頑張ってる凄い子なの!」

海未「そうだったんですか……それは私たちも見習わないといけませんね」

にこ「そう……よ!」

海未(そろそろ限界に近づいてきました……これ以上引き留めるのは危険ですね)
 
59: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 05:12:28.44 ID:z6/y2oJB.net
海未「にこはやっぱりアイドルのことは何でも知ってますね」

にこ「へへっ、そうでしょそうでしょ!」

絵里「流石にこね」

海未「いつの間にいたのですか?」

絵里「さっき来たのよ、二人とも話に夢中で気付いてなかったけど」

にこ「じゃ、じゃあにこは急用があるから!!」

海未「あ、はい……すみません引き留めてしまって」

にこ「じゃあまた後で!」

絵里「どうしてにこはナメクジみたいな動きで歩いてるの?」
 
60: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 05:16:13.11 ID:z6/y2oJB.net
ガチャッ

凛「今日も張り切っていくにゃー!」

花陽「り、凛ちゃん廊下は走っちゃ駄目だよぉ!」

ドンッ

にこ「に゛ごっ!」

海未(あ、今にこに振動を与えたら……!)

にこ「あ……うぅ……あ、あぁ……」

凛「ごめん、にこちゃん! だいじょ……」

ポタッ ポタッ

にこ「ぐっう゛うううう……」チロチロチロ

海未(ダムが決壊してしまいました……)
 
63: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 05:22:23.36 ID:z6/y2oJB.net
花陽「えっ!? えっ!? わわわ……」

絵里「どどどどうするの海未!?」

海未「凛、花陽! 雑巾を持ってきてください!」

花陽「うん……!」

凛「わ、分かったにゃ!」

海未「絵里は近くの物が濡れないように移動を!」

絵里「分かったわ!」

にこ「ぐぅ、うぅっ……ううぅっ……」ポロポロ

海未「にこ……大丈夫ですよ……」ナデナデ

にこ「うぅ……ぅあっ……うう……グスッ」

凛「持ってきたにゃ!」

海未「貸してください、私が拭きます」

花陽「わ、私も手伝います!」

凛「凛も……!」

絵里「私も協力するわ!」

海未「絵里は物を移動させててください!」

絵里「分かったわ!」
 
64: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 05:27:32.24 ID:z6/y2oJB.net
――

海未「にこ……その、大丈夫ですか?」

にこ「……うん」ぼー……

海未「スカートは汚れていませんか? 気持ち悪くありませんか?」

にこ「大丈夫……拭いてくれたから……あんまり汚れてない……替えの下着が……あるから……」

花陽「ほ、本当に大丈夫?」

にこ「うん……みんな、ありがと……」

海未「すみません、すべて私のせいです……」

にこ「海未のせいじゃないから……着替えてくるね……」

トボトボ ガチャッ バタン

4人「……」

海未「このことは……」

絵里「皆には内緒にしましょう」

凛「凛たちも忘れよ?」

花陽「うん……」
 
65: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 05:33:50.22 ID:z6/y2oJB.net
――

海未(気になって眠れません……)

海未(あの後、にこは体調不良で休みってことにしておきましたが……)

海未(無事に家に帰りついたのは確認したのですが……)

海未(にこがお漏らししている姿が脳裏に焼き付いて離れません……!)

海未(……眠れない)

――
―――

穂乃果「にこちゃん! もう元気になった?」

にこ「えっ! うん、大丈夫よ!」

真姫「とかいってサボったんじゃないでしょうね?」

海未「にこは誰かさんと違って本当に大変な時はしっかりと休息をとるんです!」

穂乃果「それって穂乃果のこと~?」

海未「体調管理もアイドルとして大事なことです! ねえ、にこ?」

にこ「う、うん!」

穂乃果「海未ちゃんひどーい!!」

アハハハハハ

海未(にこも笑っていますね……良かった……)
 
66: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 05:38:35.61 ID:z6/y2oJB.net
――
―――

にこ「ねえ、海未」

海未「何ですか?」

にこ「この前話してたグループの新曲が出たんだけど……」

海未「あ、知ってます! 車のCMの奴ですよね!」

にこ「そうそう! ちょっと聴いてみない?」

海未「はい、是非」

にこ「じゃあこっちのイヤホンで聴いてね、にこも聴きたいから」

海未「分かりました」

海未(って、これでは恋人みたいではないですか!)

にこ「♪~~」

海未(にこは何食わぬ顔で聴いていますし……ああ、にこの顔が近すぎて曲を聴くどころではありません!)
 
67: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 05:44:17.97 ID:z6/y2oJB.net
にこ「はあ~やっぱりいいわよね~」

海未「そ、そうですね!」

海未(一瞬で終わってしまいました……)

にこ「そうですねってあんたちゃんと聞いてたぁ?」

海未「えっ? あー、あんまりよくは聴いていませんでした……」

にこ「何よもう! せっかくにこが先行DLしたから聴かせてあげたのに」

海未「すみません……あの、だから……」

にこ「?」

海未「も、もう一度……一緒に聴きませんか?」

にこ「……」

海未(は、恥ずかしいです! 顔が熱い……今のは流石に引かれちゃったでしょうか?)
 
68: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 05:46:41.38 ID:z6/y2oJB.net
にこ「しょーがないわねーっ! 海未もこういうのにやっと興味が沸いてきたようね!」

海未「は、はい!」

にこ「ふふっ、そんなに恥ずかしがらなくていいわよ! アイドルは誰でも好きになれるんだから! はいっ」

海未(ま、またにこが近くに!)

にこ「♪~~~」

海未(横から見ても可愛いですね……目も鼻も耳も……耳? そうだ……)

海未「……」

海未(もし……)


海未(今にこの耳に息を掛けたらどうなるのでしょう……)
 
70: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 05:53:13.19 ID:z6/y2oJB.net
にこ「♪~~」

海未「……」フゥ~

にこ「んひょうわぁ! な、何?」

海未「す、すみません、息が当たってしまいましたか!?」

にこ「ま、まあ大丈夫よ」

――

にこ「はぁーっ……アウトロもいいわよねえ」

海未「ふぅーっ」

にこ「んふふぃっ!?」

海未「す、すみません! 息が……」

にこ「あんた今『ふぅー』って言ってたでしょ!」

海未「そ、そうだ! もう一曲も聴きたいです! この曲は両A面でしたよね!?」

にこ「な、何よ急に……まあこっちも割と良曲だから聴いてみなさいよ」

海未「はい!」
 
71: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 05:59:21.25 ID:z6/y2oJB.net
海未(よしっ! どうにか切り抜けました!)

にこ「♪~~」

海未(それにしても……耳たぶがぷるぷるですねぇ……)

にこ「♪~~」

海未(曲に夢中になってる今なら……)

海未「……」カプッ

にこ「!?」

海未「……」ハムハム......

にこ「にゃ、にゃふふぁ……」

海未「……」ペロッペロッ

にこ「にゃ、ひゃひぉ! ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、ちょ!!」

海未「うぇっ!? び、びっくりしました……」

にこ「それはこっちの台詞よ! あんた今何したの……!?」

海未「な、何もしていませんよ!」

海未(にこの顔が真っ赤です!)
 
72: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 06:03:32.82 ID:z6/y2oJB.net
にこ「嘘でしょ! 今にこの耳に何かあったかいものが!」

海未「わ、私の頬が当たってしまったのではないでしょうか……」

にこ「違うわよ! ほら、濡れてるじゃない!」

海未(わぁ……にこが私の唾液がついた耳たぶを触っています!)

にこ「ちょっと聞いてるの!?」

海未「ち、違います! 断じて舐めてなどいません!」
 
73: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/08(日) 06:06:05.36 ID:z6/y2oJB.net
にこ「にこはまだそんなこと言ってないんだけど……」

海未「そ、そういう言われ方をされたら誰だってそう捉えますよ!」

ガチャッ

希「どうしたん? 二人して大騒ぎして」

にこ「な、何でもないわよ!」

海未「希ぃ……」

海未(助かりました……)

希「何でそんなに焦ってるん?」

にこ「な、何のことよ!」

希「まあ、そりゃ焦るか……海未ちゃんに耳舐められてたし」

海未「希! あなた覗き見していましたね!」

にこ「って、あんたやっぱり舐めてたんじゃない!」

海未「ち、違います! つい……」

にこ「ついなんなのよ! 待ちなさーい!!」

ドタドタドタドタ

希「……大変やなあ」
 
94: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 07:51:34.33 ID:RzIxBn1O.net
――
―――

絵里「合宿よ!」

――

凛「今日も一日疲れたにゃ~」

海未「今日は少ししか練習してないではないですか」

希「まあまあ、移動で疲れたのもあるし今日はもう寝よ?」

穂乃果「えーっ! みんなで枕投げしようよ~」

ことり「また海未ちゃんが怒っちゃうよ……?」

真姫「まあ、まだ寝るには早い時間かしらね」

花陽「みんなでトランプでもする?」

にこ「9人だとちょっと多いかもね」
 
95: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 07:56:39.68 ID:RzIxBn1O.net
穂乃果「じゃあ3、3、3で別れて大富豪しようよ! それで勝ち残った三人で1番を決めるってのはどう!?」

海未「穂乃果にしてはまともな意見ですね」

穂乃果「海未ちゃん酷い!」

にこ「それが一番いいわね」

希「うちがトランプひとつ持ってきたけど他に誰か持ってる?」

穂乃果「穂乃果も持ってるよ」

絵里「私は持ってきてないわ」

ことり「ことりも……」

真姫「私も」

凛「凛たちも持ってきてないよ?」

花陽「うぅ……すみません……」

にこ「ふっふっふ」
 
97: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 08:03:38.38 ID:RzIxBn1O.net
にこ「私はちゃんと持ってきたわよ! ほら!」

花陽「そ、それは……! A-RISEのトランプ! 生産数が少なくてすぐに売り切れた伝説のトランプ! 写真集にも乗ってないレアショットも多数含まれていて、ネットオークションでは元の10倍以上の価値がついてるというあの!?」

絵里「そんなに価値があるのいいのかしら?」

にこ「私は3つ持ってるから問題ないわ!」

花陽「にこちゃん! 花陽はずっとにこちゃんに着いて行くよ~!」ガバッ

にこ「もぉ~しょうがないわね~」

希(みんなに自慢したかったんやな)

ことり(にこちゃん可愛い!)

穂乃果「じゃあ3人組作って早速やろうよ!」
 
99: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 08:10:41.22 ID:RzIxBn1O.net
――

にこ「負けた」

海未「負けました……」

花陽「完敗です……」

絵里「やったわ! 流石は賢い可愛いエリーチカね!」

希「運が絡んだことで負ける気はせえへんわ」

ことり「ことりも勝ったよ~」

凛「あれ? じゃあ凛たちは何をすればいいの?」

真姫「無難に同じ順位同士でやって何番かを決めればいいんじゃない?」

穂乃果「あ! じゃあ9位の人は罰ゲームね!」

にこ「ちょっと! それにこたちにデメリットしかないじゃない!」

凛「にこちゃんは負けるのが怖いんだにゃ」

にこ「何ですって!!」

凛「勝てばいいんだにゃ、負けた時のリスクを考えてる時点でもう負けたも同然だにゃ」

にこ「分かったわ……にこにーが最強だってことあんた達に教えてあげるわ!」

希「もうすでに最強ではないんやけどな」
 
100: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 08:15:22.63 ID:RzIxBn1O.net
――

海未「それで……」

花陽「結局……」

にこ「何でにこが負けるのよ!! だからJバック有りにしようって言ったのに!」

海未「8切り以外の特殊ルールは認めません!」

花陽「あはは……」

穂乃果「そっちはにこちゃんが負けたんだ」

凛「1位は誰なの?」

ことり「いえーい! ことりが一番でーっす!」

希「流石に序盤で冒険しすぎたかな」

絵里「10より強いカードが来なかったわ……」

真姫「それで、罰ゲームって何やるの?」
 
101: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 08:18:26.98 ID:RzIxBn1O.net
穂乃果「えーっと……あ、1位の人に決めてもらいます!」

海未「考えてなかったんですね……」

ことり「え~じゃあどうしようかな~」

にこ「うぐっ」

にこ(この子こんな見た目で結構きついこと要求してきそうね……)

ことり「ふふふっ」ニコニコ

にこ「あ、あはは……」ダラダラ

にこ(早く言いなさいよ! ドSなのこの子!?)

ことり「じゃあ、最下位の人が全員にキスをしてください!」

にこ「……え」
 
102: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 08:22:29.07 ID:RzIxBn1O.net
ことり「いや~ん、言っちゃった!」

にこ「言っちゃった! じゃないわよ! 本当にやんのこれ!?」

穂乃果「まあ、王様の言うことは絶対だし……」

にこ「いつからそういうゲームになったのよ!」

花陽「想像するだけでドキドキしてきました……」

真姫「ま、全く……突拍子もないこと言わないでよ」

凛「真姫ちゃん顔真っ赤だにゃ~」

希「えりち、何で今リップ塗ってるん?」

絵里「え!? ちょ、ちょっと乾燥してて!」

海未「……」ニヤニヤニヤ

にこ「え、ほ、本当に?」

穂乃果「? 本当だよ?」
 
103: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 08:29:44.94 ID:RzIxBn1O.net
にこ「……」

凛「早くするにゃ~」

にこ「だ、誰からすればいいのよ……」

ことり「にこちゃんが選んでね☆」

にこ「……」

にこ(ドSがいる……)

にこ「じゃあ、花陽で……」

花陽「ぴゃあっ!」

にこ「じゃあ、こっち来て……」

花陽「うん……」

真姫「……ゴクリ」

穂乃果「おぉ……」

海未「こっちまで緊張してきました……」ソワソワ
 
105: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 08:40:37.05 ID:RzIxBn1O.net
にこ「じゃ、じゃあ……いくわよ?」

花陽「うん……」

希「いよいよやね!」

にこ「ちょっと! あんたたちは向こう向いてなさいよ!」

穂乃果「これは目が離せないよ!」

花陽「あぅう……」

凛「照れてるかよちんも可愛いにゃ~」

真姫「は、早く終わらせなさいよ」チラッチラッ

海未(早く! 早く!)

にこ「……するわよ」

花陽「うん……花陽ね、本当にアイドルが好きで、でも誰も本当に話をできるような友達もいなかったから
にこちゃんと出会えて本当に良かったと思ったるんだ……それに、困ったときは頼りになるし、
アイドルとしての意識も高くて……本当ににこちゃんは花陽の憧れのアイドルなの!!」

にこ「なっ! あ、あんたそんなことこのタイミングで言うんじゃないわよ!」

花陽「うぅ、でもここでしか言えないかなって……」

にこ「も、もう……やりずらくなっちゃったじゃない」
 
107: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 08:43:13.74 ID:RzIxBn1O.net
穂乃果「あんまり引っ張ると余計やりずらくなるよ?」

ことり「もう勢いで行こっ!」

にこ「わ、分かったわよ……」

花陽「……」

にこ「……」

花陽「……」

にこ「ん……」

花陽「んむ……」

海未(FOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!)

にこ「ん……っはぁ……こ、これでいいでしょ?」

花陽「も、もう駄目だよぉ……」バタン

凛「かよちーん! しっかりするにゃー!」
 
108: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 08:46:16.24 ID:RzIxBn1O.net
ことり「はぁ~ん、ドキドキしたぁ」

穂乃果「す、すごい……!」

希「というか何で口にキスしたん? ほっぺでも別にええやん」

にこ「え、そうなの!?」

絵里「え、そうなの!?」

凛「どうして絵里ちゃんが新鮮に驚いてるんだろ……」

海未「素晴らしい……! さあ、次に参りましょう!」

真姫「たたたた大したことないじゃない、まったくー」
 
109: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 09:01:47.31 ID:RzIxBn1O.net
希「次は誰を選ぶん? うちでもええで?」ニヤニヤ

にこ「うっ……そうね……じゃあ……穂乃果で」

穂乃果「え! 穂乃果!? き、緊張しちゃうな~」

にこ「ほっぺでいいわよね?」

海未「駄目です! 花陽は口で穂乃果は頬なんて差別です!」

にこ「ええっ!? そんな……」

穂乃果「にこちゃんは穂乃果のこと嫌いなの?」シュン

にこ「嫌いじゃないけど……」

穂乃果「穂乃果はね、いつも一人で突っ走っちゃうことが多いんだ……でも、周りのみんなはそんな穂乃果をいつだって支えてくれた
穂乃果がμ'sを辞めるって言った時もにこちゃんはアイドル続けてて、ラブライブに出なくていいんじゃないかって言った時も一人だけ穂乃果と違う考えを持っていた
今ここに穂乃果がいられるのはそうやって無意識に引っ張って行ってくれるにこちゃんの存在があったからだよ」

にこ「~~!! な、何よもう! 花陽に続いてあんたまで!」

穂乃果「えへへ……花陽ちゃんが言ったから穂乃果も言わなきゃいけないかと思って……」

にこ「そんなルールはないわよ!」

穂乃果「でも、今言ったことは全部本心だからね!」

にこ「穂乃果……」
 
110: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 09:04:48.61 ID:RzIxBn1O.net
にこ「んん……」

穂乃果「んぅ……」

にこ「んっ……はぁ……」

穂乃果「……にこちゃん!!」ガバッ

にこ「も、もう! 抱き着いてこないでよ!」

穂乃果「あはは、にこちゃん顔真っ赤だよ」

にこ「あんたもじゃない、もう……!」

海未(素晴らしい、素晴らしいです!)

絵里(つ、次は私かしらね!?)
 
111: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 09:09:49.79 ID:RzIxBn1O.net
ことり「次は誰にする?」

にこ「えーっと……」

にこ(ここで早めに危なそうなことり、希を処理しておくべきか……取りあえず最後に凛でお茶を濁すのは確定として……)

真姫「……!」

真姫(目が合った!)

にこ(真姫ちゃんも時々怖いし、海未も最近おかしいから……)

にこ「絵里……かな」

絵里「!! つ、遂に来たわね」

にこ「じゅ、準備は良い?」

絵里「ええ、フリスクも食べたわ!」

にこ(何を言ってるのかしらこの子……)

絵里「あ、そうだ! ここで何かにこに言うのよね?」

にこ「別に無理して言わなくてもいいけど……」
 
112: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 09:13:38.92 ID:RzIxBn1O.net
絵里「えっと、えっと……」

にこ「いや、本当に何もなかったらすぐ終わるし……」

絵里「にこのことが好きです!! 1年生のころからずっと見てました!」

にこ「なに告白してんのあんたは!!」

海未「そうです、今のはずるいですよ!!」

絵里「だ、だってうまく言葉が出てこなかったから……」

希「そっかー、えりちは1年の時からにこっちのこと気にしてたもんなあ」

絵里「ちょ! 希!」

にこ「も、もう……なんて顔したらいいかわかんないわよ!」

絵里「じゃ、じゃあいくわね!」

にこ「うん……ってなんであんたがキスしようとしてんのよ!」
 
113: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 09:16:31.47 ID:RzIxBn1O.net
絵里「もう我慢できないのよ!」

にこ「ちょっと! 顔を近づけてこない……んんん!!」

絵里「んっ……はぁ……にこぉ……」

にこ「だっ、誰か絵里を取り押さえてー!」

絵里「にこーっ! もう離さないわよ!」ギュー

ことり「絵里ちゃん! 離れて離れて」

海未「そうです! まだ私たちは終わってないのですよ!?」

穂乃果「絵里ちゃん力強いよ!」

――

ことり「じゃ、じゃあ次行こうか……」

にこ(意外と絵里は危険人物ね……となると次は……)
 
115: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 09:20:47.02 ID:RzIxBn1O.net
にこ「海未、あんたにするわ」

海未「まあ、順番ですから仕方ありませんね」

ことり「何で急にクールになったのかな……」

海未「それでは私のにこの好きなところを発表します!」

にこ「へ?」

海未「まずはこの可愛らしい容姿! とても愛くるしいですね~
次に皆からいじられてるときの表情! たまりませんね~」

――

海未「最後に小っちゃいのに先輩ぶるところ! もう一家に一台置きたいレベルです!」

にこ「……」

海未「あ、あれ? どうしました……? 感動展開では?」

にこ「あんたやっぱりにこのこと馬鹿にしてるでしょ!」

海未「え!? ええっ!!?? そんなことはありませんよ!」
 
116: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/13(金) 09:25:39.82 ID:RzIxBn1O.net
にこ「小っちゃいのに先輩ぶるってどういうことよ!」

ことり(そのままの意味だと思うけど……)

にこ「あ~あ、もうさっきから疲れて来たわ……早く海未を処理しちゃいましょ」

海未「何ですか処理って! 人を変なものみたいに!」

にこ「あんたは最近誰がどう見ても変でしょ!」

海未「違います! 変ではありません! いつもこうです!」

にこ「だとしたらいつも変なのよ!」

海未「そんなことありません!」

にこ「はぁ……もういいわよ、はい、早く済ませましょ」

海未「何ですかその面倒くさそうな感じは……まあいいでしょう」

海未(やっと出番が回ってきました……ここはひっそりとキスの時間を延ばしましょう)

海未(でも、どうやって……)

海未「……」

海未「もし……」


海未(今にことのキスで舌を入れたらどうなるのでしょう……)
 
145: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/15(日) 09:31:31.36 ID:GmeZzvgl.net
にこ「じゃあいくわよー」

海未「は、はい!」

にこ「……ん」

海未「……んっ」ガシッ

にこ(!?)

にこ「んぷっ……ちょ、まっ……!」

海未「んんん……」

にこ(力強っ!?)

海未「……」

にこ(!!!! 舌が……!?)

海未「れろっ、れろっ……ジュルルルルッ」

にこ「んーーー!!!! んんんん!!」バタバタバタ

海未「ブジュッ、ジュルッ、レロッ、レリュッ」

にこ「んぁっ……んんっ……ぁ……!」

絵里「だめええええ!!!!!!」
 
147: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/15(日) 09:37:02.44 ID:GmeZzvgl.net
海未「んん!! 絵里! 離してください!!」

絵里「こ、これ以上は駄目よ!」

凛「す、凄かったにゃ……」

花陽「見てるこっちもドキドキしたよぉ……」

凛「あ、かよちんおかえり」

にこ「あ、あんた!!! 何てことしてんのよ!! 馬鹿っ!! 馬鹿っ!! 変態っ!!!!」

海未「す、すみません……ちょっと一風変わったことをしたほうが良いかと思って……」

にこ「いいわけないでしょ! よりにもよってし……入れるなんて……」

ことり「え? にこちゃん今何て……」

にこ「何でもないっ!」

希「そんな顔を真っ赤にして言わなくてもええやん」

にこ「してません!!」
 
148: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/15(日) 09:44:27.50 ID:GmeZzvgl.net
にこ「もう、びっくりさせんじゃないわよ……」

海未「ちょっと大人なキスに憧れる年頃なんです」

にこ「うるさい! 馬鹿! しゃべんな!」

希「大人なキス……?」

にこ「さ、さあ次行きましょ! 真姫!」

真姫「ええ!? わ、分かったわ……」ドキドキ

絵里「海未、あなたには後で話があるわ」

海未「絵里も無理矢理やろうとしたではないですか!」

ことり(海未ちゃんも無理矢理したって認めるんだ……)

穂乃果「ひゅーひゅー! 真姫ちゃん頑張れ!」

真姫「う、うるさいわね! 分かってるわよ!」

にこ「ふう、じゃあいくよ?」

真姫「う、うん……」
 
149: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/15(日) 09:48:41.88 ID:GmeZzvgl.net
にこ「んっ」

真姫「……」

にこ「……」

にこ(どうしてこの子……ずっと目を開けてにこをガン見してくるのよ! 他の子は目をつぶってたのに)

真姫「んん……」

にこ(怖い怖い怖い!!!)

真姫「……」

にこ(薄目でもう一回見よ……まだ見てる! 怖い怖い怖い!!!)

真姫「……」ガシッ!

にこ(何で肩を掴むのよ!)

真姫「……」

にこ(ひぃっ!)

絵里「真姫、そこまでよ」

真姫「んっ……絵里……」

にこ「あ、ありがとう絵里……」
 
150: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/15(日) 09:57:30.53 ID:GmeZzvgl.net
絵里「さあ、次は私の番かしら?」

海未「何を寝ぼけているんですか? あなたはもうやりました! だから次は私の番ですね」

にこ「次はことりね」

凛「あの二人、もうこの際どうでもよくなって感情だけで喋ってるにゃ」

花陽「にこちゃんはもう見ないようにしてるね……」

真姫「……」ポー

ことり「でも、なんだかんだいってにこちゃんノリノリだね!」

にこ「何でよっ! こんなに嫌がってるじゃない!」

ことり「だってもうお終いにしないで次の人を探すところがもう……」

にこ「!! 分かったわ、じゃあもう終わりでいいわよ!」

ことり「あ~ん、嘘嘘! 最後までやろうよ!」

にこ「いやいや! もう罰ゲームには十分でしょ!」

ことり「にこちゃんがキスしてくれるんならミナリンスキーのサインあげるんだけどなあ」

にこ「!!」
 
151: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/15(日) 10:00:56.03 ID:GmeZzvgl.net
にこ「まあしょうがないわね……ちょ、ちょっとだけよ?」

ことり「その代わり、条件があります!」

にこ「な、何よ……嫌な予感がするわね」

ことり「海未ちゃんがさっきやったことをことりにもして?」

にこ「なっ」

海未「ことり! あなたは最低です! なんてやり方が汚い!」

絵里「あなたが言えた立場じゃないでしょ!」

希「最初に始めたんはえりちやん……」

ことり「どうする?」ニコニコ

にこ「……くぅっ……!」

ズンッ!

穂乃果「おおっ!」

凛「行ったにゃ!」
 
153: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/15(日) 10:04:43.87 ID:GmeZzvgl.net
にこ「……」

ことり「にこちゃん……」

にこ「……」

ことり「……いいよ」

にこ「……」

にこ「……っあーーーーーーーー!!!! やっぱり無理! 駄目駄目駄目~~!!」バタバタバタ

凛「つまんないにゃ~」

希「にこっちはヘタレやなあ」

にこ「うっさいうっさい!」

ことり「残念だなあ……」

チュッ

にこ「!!」

ことり「はい、これでことりの番はお終い!」

にこ「あ、あんたねえ……」

ことり「後は……」

絵里「私ね」

海未「あと私も」

穂乃果「それはもういいよ!」
 
154: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/15(日) 10:10:39.16 ID:GmeZzvgl.net
にこ「そ、それでことり……サインの件は……」

ことり「え? 勿論なしだよ?」ニコ

にこ「にこぉ……じゃあ、凛、さっさとするわよ」

凛「やっと凛の番がきたにゃ!」

花陽「凛ちゃん頑張って!」

凛「凛がにこちゃんが好きなところは一緒にラーメン食べに行ってくれるところと
休みの日に遊びに来てくれたらお昼ご飯作ってくれるところだにゃ」

にこ「見事に食べ物ばっかね」

海未「ちょっと待ってください、今聞き捨てならないことが」

絵里「そうよ! 私もにこと一緒にラーメン食べたいわ!」

海未「そっちじゃないですよ! 手作りごはんのことです!」

絵里「あ、そうなの……? ……私もにこの料理が食べたいわ! にこはお料理が上手いから」

海未「そういうことではなくてですね! いいですか? まず、手作りというのは……」

絵里「ふむふむ……」

にこ「さ、馬鹿は放っときましょ」
 
155: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/15(日) 10:16:35.25 ID:GmeZzvgl.net
にこ「じゃあいくわよ?」

凛「うん!」

チュッ

にこ「……」

凛「えへへ、にこちゃんとチュウしちゃったにゃ」

にこ「にことキスできただけで幸せ者なんだからもっと喜びなさい!」

凛「とか言ってにこちゃん未だに顔赤いにゃ」

にこ「うるさいわよっ」ツネリッ

凛「い~は~い~にゃ~」

花陽「ふふふっ」


絵里「……ハラショー! 裸エプロンにはそんな機能的な一面もあるのね」

海未「そうです、だから決して見た目重視ということでは……」

穂乃果「あの二人どうするの?」

にこ「放っておいて寝ましょ、にこはもう疲れたわ」ふわぁ~

真姫「……そうね、なんだかんだでもういい時間だし」
 
157: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/15(日) 10:22:56.69 ID:GmeZzvgl.net
希「誰か忘れてるんとちゃう?」

にこ「げっ!」

希「さあ、にこっち、うちと大人なキスでもしようかね~」

にこ「いやーー! は、離しなさいよ!」

希「大丈夫、天井のしみを数えてる間に終わるから」

にこ「なんかとんでもないことしようとしてない!? 何でこんな時にあの二人は助けにこないのよ!」

海未「そしてその魅惑的な少女の代名詞を作ったのがナボコフなんです」

絵里「それは知っているわ! ロシア生まれの小説家ね!」

にこ「……もう何だか訳が分からない方向に話が進んでるし」

希「二人は談義に夢中みたいやし……邪魔が入らんうちに二人で楽しも!」

にこ「ちょ、ちょっとあんた達見てないで助けなさいよ!」

凛「凛はもう寝るにゃ~」

ことり「にこちゃん、頑張ってね!」

穂乃果「ファイトだよ!」

希「夜はまだまだこれからや!」

にこ「にこぉぉぉぉおおおおおおお!!!!!!!!」
 
172: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/17(火) 05:24:15.87 ID:5xyTPlIA.net
――

絵里「じゃあ、明日も早いしもうそろそろ寝ましょうか」

真姫「急に真面目になったわね……」

にこ「あーあ、希が変なことするからすっごい疲れた」

希「んー? まだわしわしが足りてなかったようやな~」

にこ「さっ、早く寝ましょ!」バサッ

凛「zzzzzz」

花陽「凛ちゃん寝るの早いよぉ……」

穂乃果「じゃあ電気消すよー!」

パチンッ
 
173: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/17(火) 05:30:10.39 ID:5xyTPlIA.net
――

ゲシッ

にこ「いたっ! ……何よもう」

凛「zzzzzz」スースー

にこ(寝相悪いわねこの子……あ、そうだ!)

ゴソゴソゴソ

にこ(花陽と一緒に寝れば平気ね! 花陽には悪いけど凛からのガードになってもらうわ!)

にこ(おやすみなさい)

ゴロゴロゴロ ゲシッ

にこ「に゛ごっ! なんであんた花陽の上を通り越して私にだけ蹴りをかますのよ!」ペシペシッ!

凛「んんん……にゃぁ……」

にこ(ここも危険ね……)
 
174: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/17(火) 05:37:28.82 ID:5xyTPlIA.net
ゴソゴソゴソ

にこ(今度はことりと一緒に寝ましょ、反対側なら流石に大丈夫でしょ)

にこ(おやすみなさい)


ドスッ

にこ「うぅっオッホオッホオッホ……! 誰よ鳩尾にパンチ食らわせたの!」

穂乃果「zzzzz」スーピー

にこ「あんたね! このっこのっこのっ!!」ムニムニ

穂乃果「ほへへっふへえへ」

にこ「可愛い寝顔してやることはデンジャラスね……」ツンツン

穂乃果「ふへへ……」

にこ(どうしようかしら……こっちサイドも危険だし……あ、そうだ! この前の合宿の時……)
 
176: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/17(火) 05:40:52.96 ID:5xyTPlIA.net
にこ(海未が寝ていながらも周りを沈静化させてたような気がする……何故か記憶が曖昧だけど……)

にこ(まあ海未も寝てるときは変なこともしてこないでしょ)

ゴソゴソゴソ

海未「zzzzzz」スー スー

にこ(ふぅ、良く寝てるわね! 一応大丈夫かどうか確認しておきましょ)

ゴロゴロゴロ

穂乃果「zzzz」シュッ

海未「zzzzzz」ビシッ

穂乃果「ふひゃ! ……zzzzzz」スースー

にこ(おし! これなら朝まで眠れるわね!)
 
177: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/17(火) 05:45:49.18 ID:5xyTPlIA.net
――
―――

海未「ん、んー! もう朝ですか……って、えっ!!」

にこ「zzzzzz」スー スー

海未「どうして天使が私の布団に!? お、落ち着きましょう……とりあえず匂いを嗅ぎましょう」スーハー

にこ「zzzzzz」

海未(ふう、落ち着きました……しかし、どうしてにこが私と一緒に寝ているのでしょうか?)

海未(もしかして昨晩二人で盛り上がってそのまま……とか)

海未(わ、私としたことが何を破廉恥なことを!!)

にこ「zzzzzz」

海未(まだ誰も起きていないようですし、取りあえずにこを起こしてそれから……ん? ちょっと待ってください)

海未(……)

海未(もし……)


海未(今にこが寝ている間に悪戯したらどうなるのでしょう……)
 
179: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/17(火) 06:10:11.68 ID:5xyTPlIA.net
海未(あ、焦ってはいけません……まずは起きないかどうかを確認しなくては)

ナデナデ

にこ「ん……んみゅぅ……」

海未(第一段階はクリアです! では、この柔らかくて美味しそうなほっぺをつついてみましょう)ツンツン

にこ「んむ……」

海未(ああ、幸せです……で、では……この小さくて可愛らしい唇を……!)ツン

にこ「ん……」

海未(ひゃぁあ! 何て素晴らしいのでしょう!!)ツンツンツン

にこ「んっんっんっ……」

海未(さ、さあ次はとうとう侵入してしまいましょう!)ズブッ

海未(あ、温かいです……)

にこ「ん……ちゅぅ」

海未(す、吸い付いてきました! はぁぁあ……指から感じるにこのお口の柔らかさがたまりません!)

海未(今のうちににこの舌を指で撫でておきましょう)チュブッチュブッ
 
180: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/17(火) 06:16:07.68 ID:5xyTPlIA.net
にこ「ちゅぅ……んん……」

海未(!! あ、危ないところでした……快楽に負け、にこを起こしてしまうところでした)ペロッ

海未(で、では次はこの小ぶりの胸をわしわししてみましょう……起こさないようにそっと)

わしっ わしっ

にこ「あ、んふっ……」

海未(ちょっとちょっとちょっと! 寝ながらにして感じているのではありませんか!? 私ってば何てテクニシャン……)

わしわしわし

にこ「んん……」

海未(っ! いけません! これでは先ほどから何も学んでいません……)

海未(こ、今度は直に触ってみましょう……)

ゴソゴソゴソ…… ふにっふにっ

海未(ああ、まさかこんな日が来るとは……! こ、ここが乳 ですね!)コネコネコネ

にこ「ん、んんぅ……」

海未(……)

ゴソゴソゴソ

海未(……)チュゥ......チュウ......チュルルルルルルッ
 
181: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/17(火) 06:21:03.85 ID:5xyTPlIA.net
海未(……)ンチュッ! チュゥッ! レロレロレロレロレロッ......

にこ「ふはぁ……」

海未(!!!)ゴソゴソゴソ

にこ「zzzzzz」スースー

海未(ふぅ……い、今のは誰にも言えませんね……)

海未(つ、次は……)ドキドキ

ゴソッ

海未(し、下の方に手を入れて……!)ゴソゴソ

サワッ

にこ「ん……」

海未(さ、触ってしまいました! も、もう一度!)サワッサワッ……ヌプッ

海未(はぁ……はぁ……も、もう我慢できません……ゆっくり脱がせて……)

ことり「海未ちゃん」

海未「!!!!!」

ことり「な、何やってるのかな~あはは……」
 
185: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/17(火) 06:26:07.21 ID:5xyTPlIA.net
バサッ!

海未「こ、これはですね! 違うんです! 私が連れ込んだのではなくて!」

ことり「うん、夜中ににこちゃんがいろんな人の布団に入ってたから……何をしていたのかは分からないけど」

海未「そ、そうなんですよ! にこはもう全く」アハハハ……

ことり「でも、さっき布団を被って中でごそごそと何をしてたの?」

海未「っ!! そ、それは……ですね……」

ことり「言えないことなの?」

海未「ち、ちがっ、け、決してそんなやましいことなんて!」

ことり「やましいこと、してたの?」

海未「し、してないです!!」

絵里「んー……何を朝から騒いでいるの? って、何でにこが海未と一緒に寝てるの!?」

海未「ち、違うんですこれには訳が!」

ことり「絵里ちゃん、にこちゃんから海未ちゃんの布団に入っていったんだよ」

絵里「な、何で! どうしてよ! 説明しなさい!」
 
186: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/17(火) 06:34:39.32 ID:5xyTPlIA.net
凛「皆~おはよう~」

花陽「ふわぁあ、おはようございます……」

穂乃果「何騒いでるの? って、あ……」

海未「な、何ですか……?」

穂乃果「海未ちゃん、とうとう一線を越えちゃったんだ……」

凛「にこちゃんが弱ってるのをいいことに……」

穂乃果「滅茶苦茶にしちゃったんだよ!」

凛「最低だにゃ!」

海未「ち、が、い、ま、す!」

希「抵抗できないにこっちを前に海未ちゃんが……」

真姫「ふ、不潔よ! 不潔!」

海未「何ですか皆でまくし立てて! それにあなたたちはいつ起きたのですか!」
 
188: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/17(火) 06:41:58.62 ID:5xyTPlIA.net
ことり「ちょっとちょっとみんな! 何かにこちゃんから海未ちゃんの布団の中に入ってきたみたいなの……」

穂乃果「え!? にこちゃんから?」

絵里「そんなの海未が出鱈目を言ってるに決まってるわ!」

ことり「そ、それが……昨日の夜中にことりのお布団の中にもにこちゃんが入ってきて……途中でどこかへ行っちゃったんだけど、その時に海未ちゃんのところに行ったと思うの……」

花陽「そ、そういえば花陽の布団にも……あれって夢じゃなかったんだ」

真姫「何でそんなことをする必要が……」

穂乃果「ま、まあ、海未ちゃんの疑いは晴れたことだし……」

にこ「ん、んん……ふわぁあ、あ……えっ!! な、何よ皆で寄ってたかって!?」

凛「ん? にこちゃん、口の周りが濡れてるにゃ」

にこ「え? ……ほんとだ」

穂乃果「ぷぷ、にこちゃんってば涎垂らして寝てたんだね!」

にこ「な、何よ!」

穂乃果「ん? 何か耳まで濡れてるよ?」

にこ「え? どうしてかしら……なんか服の中もちょっとべとべとしてるし……」

ことり「……」

海未「……」

ことり「あの、海未ちゃん……これは……」

海未「……聞かないでください」

ことり「……うん」
 
202: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/20(金) 09:03:30.34 ID:Bv4OX2Be.net
――
―――

凛「今日も疲れたにゃ」

花陽「そうだね……でも、一日中みんなといられるのがすっごく嬉しかったな」

穂乃果「穂乃果も! もうこのまま朝まで皆と遊んでたい気分だよ」

海未「もう、今日はいつも以上に練習したのですから体を休めなくては駄目ですよ?」

穂乃果「分かってるよー」ブー

希「じゃあもう寝ようか、電気消すよ?」

穂乃果「にこちゃんはまた寝ぼけて違う人の布団に入らないようにね」ぷぷ

にこ「なっ!」

凛「そうにゃそうにゃ」

にこ「元はといえばあんた達のせいでしょ!」

穂乃果「あー! 穂乃果たちに罪を擦り付けた!」

ことり「罪って……」

絵里「重罪よ」
 
203: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/20(金) 09:12:01.03 ID:Bv4OX2Be.net
穂乃果「どうせ夜中トイレかなんかで起きてそのまま他の人の布団と間違えたんでしょ? しかも3回も!」

にこ「違うわよ! あんた達が……」

凛「そうだにゃ! そうだ、あの時もトイレ関係で……」

にこ「……」

海未(あっ)

穂乃果「え? 何々?」

凛「この前にこちゃんが部室でお……」

花陽「凛ちゃん!!」

にこ「……グスッ、うっ……」

凛「嘘嘘!! 何でもないにゃ! り、凛はにこちゃんがだーいすきにゃ~……」ギュッ

穂乃果「え? 何? 何の話?」

にこ「うぅ……」

凛「凛は朝までこうしてるにゃぁ……」ギュゥ

穂乃果「何の話~? 穂乃果にも教えてよ~!」

海未「さあ、もう寝ますよ?」パチッ

穂乃果「あ~! 電気消さないでよ!」
 
204: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/20(金) 09:14:58.03 ID:Bv4OX2Be.net
凛「にこちゃんごめんね」ボソッ

にこ「……別に……」グスグス

凛「……」ギュゥ

にこ(……温かい)

凛(にこちゃんの泣き顔見てると何かドキドキするにゃ……)

――

凛「……」スピー

ゲシッ

にこ「危なっ! ……って、結局この子は変わってないじゃない」

にこ(眠い……でも、せめて隣の人の布団に潜り込まないと……)

モゾモゾ

にこ(ふう……おやすみ……)

絵里「!?」
 
206: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/20(金) 09:19:58.98 ID:Bv4OX2Be.net
絵里(ど、どうしてにこが私の布団に!?)

絵里(お、落ち着くのよ……まずはにこが起きないかどうか確認して……)

――

穂乃果(ううん……トイレ……)

――

絵里(だ、大丈夫みたいね! さて、まずは何をしようかしら……)

にこ「……」スゥ スゥ

絵里(これはあれよね! 私の布団に入ってきたってことは朝まで何やってもいいよっていう表現よね!?)

絵里(では早速……)

にこ「……んん」ゴロン

絵里「ひゃあ!」

穂乃果「うわああああ!!」パチッ


花陽「……ど、どうしたのぉ?」

希「ん~……何かあったん?」
 
207: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/20(金) 09:24:46.24 ID:Bv4OX2Be.net
にこ「んん……ふわぁ」

にこ(どうしたのかしら……何か悲鳴みたいなのが……)

ことり「どうしたの……?」フワァ

海未「何事ですか?」

絵里(まずい! みんなが起きたら今朝の海未みたいに問い詰められる!!)

絵里(とりあえずにこを隠して……)ズボッ

にこ「ふごっ!」

穂乃果「いや~何か悲鳴が聞こえたからびっくりしちゃって」

真姫「悲鳴?」

絵里「き、聞き間違えよ……さあ、みんな寝ましょ……」

ズボッ!

にこ「ぶはぁっ!! はぁーっ、はぁーっ……死ぬかと思った……」

ことり「に、にこちゃん!? 何で絵里ちゃんの布団に?」

海未「絵里! あなたという人は!」
 
208: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/20(金) 09:30:27.00 ID:Bv4OX2Be.net
希「にこっちを毛布に隠して何をしてたんやろね~」ニヤニヤ

花陽「お布団の中でこっそりと……!?」

海未「さ、最低です! にこが寝ていることをいいことに好き放題やっていたんでしょう!?」

ことり(もう既にやった人が何か言ってる……)

にこ「ええっ!? そうなの!?」

絵里「ち、違うわ! まだやってないわよ!」

穂乃果「まだ?」

絵里「あ……」

にこ「……にこは真姫ちゃんと寝よっと☆」

真姫「うぇえ!!? ……い、良いの? 本当に、いいの?」ジロジロ

にこ「……何か怖いからやめとこうかな……」

希「じゃあうちと一緒にねんねしよか?」ニヤニヤ

にこ「うーん、何かその方が安全な気がしてきたわ……端っこだし」

希「おおっ、意外な反応……」
 
209: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/20(金) 09:34:42.95 ID:Bv4OX2Be.net
穂乃果「にこちゃんは誰かと一緒じゃないと眠れないお子ちゃまなんだね、ぷぷ……ね、凛ちゃん!」

凛「っええ!? そ、そんなことない……かなー?」

穂乃果「ちょっと凛ちゃん! 急に穂乃果の味方から外れないでよぉ!」

にこ「あのねえ、一応説明しておくけど……」

――

穂乃果「本当に申し訳ありません……」

凛「ません……」

にこ「全く……」

ことり「じゃあ昨日のにこちゃんの行動も」

花陽「穂乃果ちゃんと凛ちゃんの攻撃をかわすためだったんだね……」

絵里「それで、結局海未のところで寝たのは何でなの?」

にこ「えっ、まあそれは、二人を撃退してくれるから」

7人「あ~ぁ……」

海未「な、何ですかみんな揃って」
 
210: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/20(金) 09:39:57.31 ID:Bv4OX2Be.net
穂乃果「じゃあ穂乃果とくっついて寝ようよ! そしたら安心だね!」

にこ「さっき凛とくっついて寝たら回し蹴り食らいそうになったわよ」

希「ふうん、じゃあにこちゃんはママと一緒に寝ようかね~」

にこ「うっさいわね! 黙って寝るわよ!」モゾモゾ

ことり(そう言って一緒に寝るんだね……)

希「ママのおっ〇〇飲んでもええんやで?」

にこ「うっさい、ばーかばーか!」

海未「どうして、私ではないのでしょう……」

絵里「ほんとにね……」

花陽(あ、二人ともすっごく落ち込んでる)

海未「かくなる上は! 私も一緒に寝ます!」バサッ

絵里「あ、ずるいわ! 私も!」

真姫「わ、私も!」

ことり(えっ?)

穂乃果「面白そう! 穂乃果も!」

凛「凛も!」
 
212: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/20(金) 09:42:33.01 ID:Bv4OX2Be.net
希「……」

ギュウギュウ

海未「にこ、もうちょっとこっちに寄ってください」

絵里「ちょっと! 海未、私と場所変わってよ!」

凛「せまいにゃ~」

にこ「う~ん……」

穂乃果「穂乃果は希ちゃんとにこちゃんの間でいいよね!」

海未「駄目です!」 絵里「駄目よ!」

希「……」

希「もう、あっついわ!!」バサッ!
 
213: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/20(金) 09:46:23.24 ID:Bv4OX2Be.net
――
―――

ことり「ねえ、海未ちゃん」

海未「何ですか? ことり」

ことり「話があるんだけど」

海未「な、何ですか唐突に! そ、そんないきなり告白だなんて……!」

ことり「いや、違うんだけど……」

海未「……何ですかもう」

ことり「海未ちゃんってここ最近おかしいよね」

海未「おかしい? 私がですか?」

ことり「うん、正確にはにこちゃんにちょっかいをよく出すようになってから……おかしいというより壊れてる……」

海未「し、失礼ですね! 誰が壊れているんですか!」

ことり「ご、ごめんね……でも、にこちゃんに最近よくちょっかいかけてるのは事実だよね?」

海未「それは……最近、にこを見ていると構ってしまいたくなるんです……自分でもよくわかりません」

ことり「分からない?」
 
214: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/20(金) 09:49:31.86 ID:Bv4OX2Be.net
海未「はい……不意に感じることがあるんです……最初は軽はずみのつもりだったのですが、どんどん気持ちは膨れ上がって……ついには自分の理性を抑えきれずに……」

ことり「……」

海未「一体どうしてなんでしょうか……にこを見ていると無性に心が揺れ動くんです……」

ことり「ねえ、海未ちゃん」

海未「はい?」

ことり「ことりが言っちゃうのは反則かもしれないけど……」

海未「何ですか、もったいぶらずに言ってください」

ことり「……」

ことり「もし……」


ことり「今の海未ちゃんのその気持ちが恋だったら、どうする?」
 
241: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 04:41:07.13 ID:kyoT1Svj.net
――

にこ「今日はみんな来るの遅いわね」

穂乃果「にこちゃんと違ってみんな忙しいんだよ」

にこ「うるさいわね! あんたも一応生徒会長だから忙しいはずでしょ!」

穂乃果「へへへ……」

にこ「へへへじゃないわよ」

ガチャッ

穂乃果「あ……」

にこ「遅かったじゃな……え?」

1年女子「あ、あの……」

穂乃果「どうしたの? 部室間違えた?」

にこ「あんたじゃあるまいし……何か用かしら?」

1年女子「こ、これを渡しに……」

にこ(手紙……ラブレターかしら? また絵里か海未かしらね……手紙直接渡すくらいならそのまま言えばいいのに……)
 
243: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 04:48:43.05 ID:kyoT1Svj.net
にこ「それで、誰に渡せばいいの?」

1年女子「え? ……あ、あの……にこさんに……」スッ

にこ「え、わ、私!?」

穂乃果「にこちゃんに!?」

1年女子「そ、それじゃあ……すいません……失礼します!」

ガチャッ タッタッタッタッ......

穂乃果「嘘嘘嘘!? 本当ににこちゃんが貰ったの!? 絵里ちゃんと間違えたんじゃなくて!?」

にこ「うるさいわね! ちょっと静かにしてよ!」

穂乃果「ね、ねえ……なんて書いてあったの?」

にこ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ……」

『矢澤にこさんへ
スクールアイドルとして活動しているあなたを見て、その魅力に引かれ、好きになってしまいました。
あなたを追うほどこの思いは強くなっていく一方です。
もっとあなたのことを知りたいです。どうか私とお付き合いしてください。
お返事待ってます。

                                 1年 ○○○○より』

にこ「……」

穂乃果「……」
 
244: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 04:53:56.73 ID:kyoT1Svj.net
穂乃果「ガチじゃん……」

にこ「……うん」

穂乃果「ていうかこの手紙穂乃果に見せて良かったの?」

にこ「あ……」

穂乃果「あーあ……」

にこ「しょうがないじゃない! こ、こんなこと初めてだったんだから!」

穂乃果「それにしても……あのにこちゃんがねえ……」

にこ「何よ、にこがラブレター貰ったら何か問題でもあるの!?」

穂乃果「そういうわけじゃないけど……」

にこ「というかやっぱり女子校って女の子が好きな子もいるのね……」

穂乃果「にこちゃん、それは色んな意味で今更な気が……」

にこ「い、いやあ……改めて受け止めるとまた違って……意識しちゃうわね……」

穂乃果「……」

穂乃果(にこちゃん、私たちといる時には見せない顔してる……)
 
245: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 05:01:25.12 ID:kyoT1Svj.net
――

絵里「にこ、今日はやけにミスが多いじゃない」

花陽「ど、どこか具合でも悪いの?」

にこ「え!? ま、まあ流石のにこにーもこういう日もあるっていうか」

希「何か隠しとるんやない?」

凛「白状するにゃー!」

にこ「もう、何でもないわよ! 明日からまた頑張るから! じゃあね!」

タッタッタッタッ

希「行ってもうた」

真姫「にこちゃん、練習中に結構ぼーっとしてたわね」

穂乃果「た、偶々だよ! 明日からはまた復活してるって!」

海未「何というか、愁いを帯びたような表情をしていましたね……」

ことり「まさか……恋?」

穂乃果「ま、まっさかー! あのにこちゃんだよ? 恋なんかしてるわけないって!」

海未「穂乃果、あなたさっきからやけににこの肩を持ちますね……」
 
246: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 05:07:37.06 ID:kyoT1Svj.net
穂乃果「そ、そんなことないよ……」

海未「そうですか?」

穂乃果「う、うん……」

穂乃果(ふぅ、危ない危ない……流石に穂乃果でもプライバシーくらいは守るよ!)

絵里「え!? これ何!?」

希「ラブレター……? にこっちの手提げから出てきたってことは……」

ことり「『矢澤にこさんへ』って書いてある……」

穂乃果(にこちゃんの馬鹿ーーーー!!)

海未「えっ? えっ!? で、でもこれってそういうことですよね?」

凛「誰かが罰ゲームで入れたんじゃないかにゃ?」

花陽「で、でも差出人の子……あの子だよ?」

真姫「まあ、あの子なら悪戯とかでやらなさそうね……」

海未「穂乃果! あなた、このことを知っていましたね! 何故言わなかったんです!」

穂乃果「ひ、人のラブレターを見るなんてプライバシーの侵害だよ!」

海未「あ……す、すみません……」

絵里「で、でも中身は見てないわよ!」
 
248: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 05:13:38.88 ID:kyoT1Svj.net
希「何て書いてあるんやろ……見てみたいなぁ」

花陽「そ、それはいくらなんでも!」

ことり「みんなを驚かせるため……とかじゃないよね」

凛「でも、凛、あの子がこの部室に入っていくとこ見たよ?」

絵里「凛! 何で大事なことを早く言わないのよ!」

真姫「落ち着きなさいよ……どうせただのファンレターでしょ?」

穂乃果「違うよ! にこちゃんのことが好きです、付き合ってくださいって内容だったから絶対にラブレターだよ!」

7人「えっ!?」

希「どうしてそんなことがわかるん?」

穂乃果「だって穂乃果はにこちゃんと一緒にその手紙読んだからね! 嘘じゃないよ?」ドヤッ

海未「穂乃果……あなたはさっき私に何と言いましたか?」

穂乃果「え? あっ……ごめんなさい……にこちゃん」

海未「私への謝罪はないんですか!」

ことり「それにしても……」

希「にこっちがラブレターか……」

絵里「……」
 
249: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 05:18:44.18 ID:kyoT1Svj.net
――
―――

にこ(はぁ……学校行くの憂鬱ね……)

――

海未「あ、にこ、偶然ですね、おはようございます」

絵里「あら、にこ、偶然ね、おはよう」

にこ「え? おはよう……絵里に海未、何でここに?」

海未「だから登校中に偶然出会っただけですよ?」

にこ「そ、そうなの……でも、あんた達方向違うんじゃ……」

絵里「さあ、学校へ行きましょ?」

にこ「うん……何で腕をからませるの?」

海未「早く行かないと遅刻してしまいますよ?」

にこ「うん……どうして海未も腕を絡ませるの?」

絵里「細かいことはいいじゃない」

海未「そうですよ」

にこ「そ、そうなの?」
 
252: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 05:24:44.00 ID:kyoT1Svj.net
――

希「おはようにこっち」

にこ「おはよう」

希「何で捕らえられた宇宙人みたいになってるん?」

にこ「にこはそんなに小っちゃくないわよ!」

希「冗談やん」

凛「おはよー」

花陽「おはようございます」

にこ「凛、花陽、おはよう」

花陽「あ、あの……にこちゃんの両脇の二人は何をしてるの?」

凛「ずっとキョロキョロしてるにゃ」

海未「にこがはぐれないように見張ってるんです」

希「そ、そうなん……」

凛「あ、そういえばにこちゃん昨日ラブレ……」

花陽「わーっ! わーっ! な、何でもないよ!?」

にこ「らぶれ……?」
 
253: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 05:30:23.31 ID:kyoT1Svj.net
花陽「ラブレ……スワールドってかっこいい曲だよね!」

にこ「そ、そうね……それだけ?」

海未「それだけです! それだけです!」

絵里「ええ! にこは何も気にしなくていいのよ!」

にこ「あんた達急に元気出たわね……」

――

穂乃果「申し訳ございません……」

にこ「何で言っちゃうのよ! それもみんなに!」

穂乃果「にこちゃんだって悪いんだよ? 昨日手提げ忘れて帰ったから見つかったんだから……それになんであんな浅いところにいれとくの!?」

にこ「そ、それは……にこも悪いけど」

穂乃果「だからね、困ったことがあったら何でも穂乃果に相談してね! 海未ちゃんやことりちゃん程じゃないけど力になるから!」

にこ「分かった、頼りにしてるわ」

穂乃果「じゃあ休み時間終わっちゃうからもう行くね!」

にこ(相談か……よく下級生にラブレターを貰ってる海未辺りに聞いてみようかしら……どうせもう全部ばれてるし)
 
254: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 05:36:28.84 ID:kyoT1Svj.net
――

海未「話とは何ですか?」

にこ「ごめんね、練習終わった後なのに」

海未「いえ、全然構いませんよ」

にこ「……昨日にこがラブレター貰ったことは知ってるわよね?」

海未「え!? な、何のことやら……」

にこ「穂乃果が白状したわよ」

海未「……すみません、決してわざと見たわけでは……」

にこ「それはもういいの、海未に相談したいことがあって」

海未「相談、ですか?」

にこ「ええ、実はどう返事をしたらいいか分からないの……だからこういうことに慣れてそうなあんたに聞きたいの」

海未「な、慣れてなどは……」

にこ「あんたいっつも後輩から告白されてるじゃない」

海未「そ、そんなにはされてません! ……分かりました、私が力になれるなら」
 
255: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 05:41:55.47 ID:kyoT1Svj.net
海未(にこもどうやって断ったら傷つけずに断れるか分からないんですね……私も分かりませんが……)

にこ「どうした方がいいのかしらね……」

海未「そうですね……」

にこ「付き合うか、付き合わないか……」

海未「ぅえ!? えっ!!??」

にこ「な、何よ急に!」

海未「……てっきり私は『にこはみんなのアイドルだからお付き合いはできないニコ☆』って断る前提かと……」

にこ「それ、私の真似?」

海未「すみません……」

にこ「確かに……アイドルは恋愛禁止、そう思ってた……でも、アイドルの曲にも恋愛曲があるし、そういうのって恋愛をしてない人が気持ちを伝えられるのかしら……」

海未「そ、それは……確かにそうかもしれません……」

にこ「だから告白を受けようとも思ってる……でも、そんな気持ちでOKしても相手の子に悪いというか……」

海未「……」

にこ「海未?」
 
256: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 05:46:42.18 ID:kyoT1Svj.net
海未(何でしょう……にこが告白を受け入れるかもしれないと聞いた途端に何か胸の奥が苦しく……)

―――――
―――――

ことり「もし……」

ことり「今の海未ちゃんのその気持ちが恋だったら、どうする?」

―――――
―――――

海未(ことりの言う通りこの気持ちが恋だとしたら……にこは私の我儘を受け入れてくれるでしょうか?)

にこ「どうしようかしら……」

海未(もし……)


海未(今のこの胸の苦しみが恋だとしたら……いいえ、もしなんかじゃない……)

海未(にこを見てるだけで胸は高鳴り、にこのことを想うだけで胸が苦しくなる……)

海未(この気持ちは間違いなく、恋……)
 
257: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 05:54:45.83 ID:kyoT1Svj.net
海未「にこ」

にこ「何?」

海未「私はこれからずるいことを言うかもしれません……」

にこ「どういうこと?」

海未「もし……」

海未「もし、今にこに告白を断れと言ったらやめてくれますか?」

にこ「え?」

海未「あなたを見ているといろいろな思いが心の中に芽生えるんです……もし、今ここでこうしたらにこはどうなるのか、と」

海未「もし、そんな子より私を見てほしいと言ったら私のことを意識しますか?」

海未「もし、私があなたのことを好きだと言ったら私のために悩んでくれますか?」

海未「もし、私があなたに告白したら……」

海未「もし……うぅっ、うっ……」ボロボロ

にこ「ど、どうして泣くのよ!」

海未「嫌です! にこが他の誰かと付き合うなんて考えられません……私だけを見てほしい……私はにこが好きなんです! 大好きなんです!」

にこ「……海未」

海未「告白してきた子がどれほどにこのことを想っているのかは推し量ることができません……ですが、私のこの想い、にこにたいする愛は本物です! 誰にも負けません!」

海未「もし、全人類がにこのことを好きになっても私は一番にこを愛しています!」
 
261: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 06:03:15.77 ID:kyoT1Svj.net
海未「だから……だからぁ……うぅっ……お願いします……どうか、どうか私を好きになって……私をあなたの一番にさせてください……」ボロボロ

海未「女の子同士だからとか、優しい拒否の言葉なんて聞きたくないです……私と付き合ってください……!」

にこ「……顔を上げなさいよ」

海未「グスッ……嫌です……今顔を上げたらにこに私の泣き顔を見られてしまいます……」

にこ「もう!」グイッ

海未「あぁっ……」

にこ「何よにこのためにこんなに涙を流して……馬鹿じゃないの?」

海未「馬鹿なんです……ううっ……私は馬鹿になるくらい……にこが好きです……」

にこ「もう、可愛い顔が台無しじゃない……」フキフキ

海未「ずびば、せん……」

海未「でも、あの子には取られたくない……こんなのってずるい、ですか……?」

ギュッ

海未「にこ!?」

にこ「うるさいわね……ちょっとだけ……こう、させなさいよ……」
 
262: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 06:12:38.05 ID:kyoT1Svj.net
海未「はい、幸せです……」ギュッ

にこ「初め、あんたのことはにことは合わない子だと思っていたわ……真面目でしっかりしてて、あんたは私のことなんて不真面目な先輩としか思ってないんだと思ってた」

海未「……」

にこ「でも、本当は凄く可愛いところも、お茶目なところもあって……た、たまに変なこともするけど! それでも、あんたは私の中でいつの間にか特別になってたわ」

海未「にこ……」

にこ「そ、それに!」

にこ「……それに、あんたが変なことしても抵抗しなかったのも……あんたのことが嫌いじゃなかったから……」

にこ「あの時も、あの時も……にこはずっと海未のことが好きだったからなのかもしれない……」

海未「にこ……!」

にこ「アイドルは恋愛禁止、なんて言っておいてこんなことを言うのも可笑しいわね……ねえ、海未」

海未「はい……」

にこ「もし、にこと付き合ったらにこを幸せにしてくれる?」

海未「もちろんです……!」

にこ「もし、にこが困ったことが合ったら助けくれる?」

海未「当然です……!」

にこ「もし、にこが海未のことが好きだったら……」

海未「その何倍もにこのことを愛します……!!」
 
265: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 06:20:37.19 ID:kyoT1Svj.net
にこ「海未……私も……あなたのことが好きです……」

海未「……! にこ……!!!!!」ギュッ

海未「好きです! 愛しています! 私はにこのことが大好きです!」

にこ「も、もう! 分かったから! そんなに強く抱きしめないでよ!」

海未「嫌です! もしあなたに嫌われたとしても、この想いをあなたに伝えたいんです!」

にこ「嫌いになんてならないわよ……もし私が海未のことを嫌いになったらどうする?」

海未「にこを振り向かせてみせます……何回だって……あなたを嫌いになんてなりません……」

にこ「ふふっ……私は幸せ者ね」

海未「私の方が……幸せです……」

にこ「ねえ、抱き合うよりももっと愛してることを伝える方法があるわよ?」

海未「えっ?」

チュッ

にこ「へへ、また私からしちゃったわね……んんっ!」

海未「……」

にこ「……んはぁ……」

海未「お返しですよ」
 
266: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 06:29:05.76 ID:kyoT1Svj.net
にこ「もう、にこが折角先輩らしくやろうと……」

海未「すみません……もっと、こうしてにこを抱きしめていてもいいですか?」

にこ「好きなだけしなさいよ……海未が飽きるまでね」


――

希「えりち、そんなところで何してるん?」

絵里「何でも……ないわよ……」

希「嘘、泣いてるやん」

絵里「好きだったんだもん……」

希「そうやね……ずっとずっと……」

絵里「あなたもでしょ? 希」

希「……」

絵里「あなたが私のことを知ってるように、私はあなたのことをよく分かっているわ」

希「にこっちが海未ちゃんのこと好きなのは分かってた……でも、うちは臆病ものやから……えりちみたいに気持ちを伝えられない……」

絵里「あの子に笑顔でいてほしかったんでしょ?」

希「……うん……アイドル研究部が一人になったときからずっと……うちはにこっちが笑っていられるような……そんな存在になりたかった……」

希「だから……だから、今日だけは……うちも……思いっきり泣こうかな……」
 
268: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 06:32:27.56 ID:kyoT1Svj.net
――
―――

凛「結局あの子の告白、にこちゃん断ったんだって」

穂乃果「へえ、結構可愛い子だと思ったんだけどなあ」

花陽「アイドルは恋愛禁止ですから! 流石はにこちゃんです!」

ガチャッ

にこ「あら、早いわね」

凛「ねえねえにこちゃん、何で告白断ったの?」

穂乃果「もったいないよ! にこちゃん二度と告白されないかもしれないのに!」

にこ「あんた達失礼ね! 私にはあの子よりも大事なものがあるの!」

花陽「大事なもの?」

凛「それって凛たちのこと? 照れるにゃー!」

にこ「はぁ……まあ、それでいいわ」

凛「にこちゃんも失礼だにゃ!」
 
269: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/02/24(火) 06:40:30.35 ID:kyoT1Svj.net
ガチャッ

海未「穂乃果! あなたはまた生徒会の仕事をサボって!」

穂乃果「うわ! 海未ちゃん!」

海未「待ちなさい、穂乃果!」

にこ「相変わらずね……」

花陽「あはは……」

にこ「大事なものね……」

花陽「え?」

にこ「いや、なんでもないわ」

凛「何かにこちゃん黄昏れてるにゃ」

にこ「縁起の悪いこと言わないでよ……にこだって偶には物思いに耽るのよ」

凛「ふーん……」

海未「こらーっ!」

にこ(今日もあの子はいつも通り……あの時の泣き顔が嘘みたいね)

にこ(初めて私が何よりも大事だと思えるようになった存在)

にこ(もしとか仮定じゃなくて本当に大切な人……海未)


END
 

引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1422992382/

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