【SS】善子「あ、朝起きたら隣に裸のリリーががががが」【ラブライブ!サンシャイン!!】

AqoursーSS


1: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 19:47:44.51 ID:UbTBo2Jk.net
梨子「うーん…」スヤスヤ

善子(こ、ここここれが噂の朝チュン?)

善子(でも何で!?全然寝る前の記憶が思い出せない!!)





善子(…………んー?これ本当にやらかしたのはヨハネなの?)

善子(リリーの勧めるジュースを飲んだとこで記憶が途切れてるんだけどこれって…)
 
4: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 19:52:17.54 ID:UbTBo2Jk.net
梨子「んん……ふふっ…」スヤスヤ

善子(こ、この満足そうなリリーの寝顔っ…!)

善子「こっ、これヨハネは嵌めた側じゃないわ!ハメられた側よ!?」

梨子「んっ…?ふわぁあああ…おはよう、よっちゃん」ポーッ…

善子「リリー!?ねぇ、これちょっとどういう…んぐっ!?」ムチュー

梨子「んー……」ムチュー
 
9: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 20:00:02.65 ID:UbTBo2Jk.net
善子「…っぷは!ちょ、ちょっとイキナリ何をっ…!!」

梨子「……………へ?」

梨子「あ、あら?こ、こここれは違うのよよっちゃん!これには内浦の海より深い事情がね!?」ア、アレレレレ?マリーサンオヒルスギマデハオキナイッテイッタノニ!

善子「………」ハァーッ

梨子「………」ビクッ

善子「………」ジトーッ

梨子「………」土下座
 
16: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 20:07:58.38 ID:UbTBo2Jk.net
善子「もういいわ…」ハァーッ

梨子「えっと、それはどういう…」ビクビク

善子「…別に、土下座して貰うほど怒ってはないってことよ」

梨子「!!」パアッ

善子「た!だ!し!今日1日はヨハネのリトルデーモンとて私の言うことに従うこと!イイわね?」

梨子(むしろご褒美なのに気づいてないのかなぁ…)ニマッ



この後メチャクチャ言うことに聞いた
 
17: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 20:08:41.48 ID:UbTBo2Jk.net
終わり

もっと朝チュン流行れ
 
25: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 20:23:25.10 ID:UbTBo2Jk.net
鞠莉「出来たよ梨子ちゃん!!一度飲んだら翌日お昼までは起きない催眠薬!」

梨子「あ、ありがとうございます!!」

鞠莉「くれぐれも悪用しちゃNoよ~」

梨子「はーい!」

鞠莉(まぁ、朝には目が覚めた方が面白そうだからお昼までっていうのは嘘なんだけどね!)
 
28: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 20:28:58.65 ID:UbTBo2Jk.net
梨子「い、いらっしゃいよっちゃん」

善子「どうしたのリリー?何か挙動不審だけど…」

梨子「な、なんでもないよ?それより喉渇かない?ちょっと待っててね、今ジュース持ってくるから」パタパタ

善子「あっ、別にそんなに気遣わなくていいのに…勉強教えて欲しいって急に押しかけたのはコッチだし」

梨子「確かに(薬を用意してもらうのに)ちょっとバタバタしたけど…全然問題ないよ!」
 
33: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 20:39:13.18 ID:UbTBo2Jk.net
梨子「甘さの強いぶどうジュースに薬を入れて…」サーッ

梨子「私のはポンジュースにすれば間違いようがないわね…」



梨子「お待たせ、よっちゃん。ぶどうジュースで良かったかな?」

善子「ええ、ありがとう」コクコク

梨子「…ふふっ」ジーッ

善子「…?どうしたの?」

梨子「ううん、気にしないで?よっちゃん可愛いなぁって思ってたの」ニコリ

善子「ふぇ?リ、リリーそれどういう…って…何か…ねむ……」

梨子(今が15:30だから…まあ10時間以上は楽しめそうね……今日が親のいない日で良かったわ)
 
38: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 20:46:25.67 ID:UbTBo2Jk.net
15:30
梨子(まずは服をはだけさせて……)


16:30
梨子(そっ、そろそろご開帳といこうかしら…)

梨子(あっ、剃ってるんだ…)


18:00
梨子(そういえばジュース飲ませて眠ったけど…おトイレとか10時間以上大丈夫なのかしら?)

梨子(まっ、いざとなったらこのペットボトルで対応すれば問題ないわよね)
 
44: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 20:52:53.17 ID:UbTBo2Jk.net
20:00
梨子(お尻…指、入れてみても良いのかな)

梨子(あっ、温かい…)


22:00
梨子(反応がないと物足りないような…)

梨子(そうだ!折角だしデータで残しておきましょう)パシャパシャ

23:30
梨子(一緒の布団…誰かと一緒に寝るなんて、何年も前にお母さんと寝た以来ね……)

梨子(暖かい…)

梨子「おやすみ、よっちゃん」フフ…
 
48: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 20:57:56.48 ID:UbTBo2Jk.net
現在

善子「で、早速『昨日の詳細を話す』って命令を聞いてもらったワケだけど…」バキバキッメキィッ

梨子「あっ、あのっ、私のスマホ…」

善子「何か言った?」

梨子「い、いえ!何も!」

善子「…やっぱり警察行こうかしら」フゥーッ

梨子「そっ、それだけは…」ビクッ
 
53: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 21:15:06.80 ID:UbTBo2Jk.net
梨子「あ、あの?よっちゃん?」

善子「何ですか?変態なしこさん」ツーン

梨子(け、敬語…し、しかも養豚場の豚を見る目だわ……///)ビクンビクンッ

善子「なんで嬉しそうなのよ(ドン引き)」


善子「はぁ、どうしたものかしら…」

梨子「……!」ピコーン

梨子「そ、それなら1日と言わずズッと、これからいつでもよっちゃんの言うこと何でも聞くわ!聞きますぅ!!」土下座

善子「…………そうねぇ」

梨子「……」ドキドキ

善子「じゃあーーー」
 
58: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 21:23:13.01 ID:UbTBo2Jk.net
千歌「ねぇ曜ちゃん」

曜「なんだい千歌ちゃん」

千歌「梨子ちゃんってあんな感じだったっけ?」

曜「さあねぇ…」



ヨハネ「ほらリリー!もっと声出して!!」

リリー「リ、リリーの虜になって、いっ、一緒にだ、堕天してみない?」ニコッ

ヨハネ「まだよ!まだ照れが残りまくりよ!」

リリー「う、うぅ…///」

リリー(こっ、こっち路線は予想してなかった…!)
 
59: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 21:30:52.99 ID:UbTBo2Jk.net
リリー「ね、ねぇ?もっとこう…無いの?何でもいいのよ何でも!私にさ、ね?」

ヨハネ「な、なによ急に………あっ、そうだ」

リリー(!)

ヨハネ「今度一緒に生配信に出るわよ!!」

リリー「」




???「うーん、狙い通り朝に起きたみたいでGOODね!後はカナーンにこのポカリを差し入れすれば……フフッ///」
 
60: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/27(土) 21:31:15.21 ID:UbTBo2Jk.net
くぅ疲
これ終わ


もっと朝チュン流行れ
 
72: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 02:36:20.83 ID:A2s7FuKW.net
鞠莉「あの2人で試せたのはイイけど、問題はどうやって飲ませるか、ね」

鞠莉「うーん…ここは無難に早朝ランニング後?でも起きたばかりの、それも運動後の果南にしっかり効くかしら……」

鞠莉「!」ピコ-ン

鞠莉「そうよ!せっかく仲直りしたんだから堂々とウチに招待したらいいんだわ!!」

鞠莉「そうと決まったら早速招待状を~♪」カキカキカキ

鞠莉(…………せっかくだし、ダイヤも誘うべきかしら?)
 
73: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 02:37:04.94 ID:A2s7FuKW.net
鞠莉「いやでもそれだと計画が……でも、せっかくまた一緒になれたんだしここは……」ウ-ン

ダイヤ(あら?教室に1人残って鞠莉さんはいったい何を…?)

鞠莉「流石に、眠らせた果南にイタズラしようなんて言ったら怒られるよねぇ…」ボソッ

ダイヤ(!?!??)ガタッ
 
74: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 02:37:48.75 ID:A2s7FuKW.net
鞠莉「…!誰ッ!?」バッ

ダイヤ「あっ…」

鞠莉「ダ、ダイヤ…まだ学校残ってたんだ……?」

ダイヤ「え、ええ…生徒会の仕事で少し……」

鞠莉「さっきの…聞こえた?」

ダイヤ「え、えぇ…まぁ……」

ダイヤ「あの、冗談ですわよね鞠莉さん?果南さんを昏睡させてレ、レ○プするだなんて…」

鞠莉「えっ、えええ!?レ、レレレ、○イプだなんていきなり止めてよダイヤ///」

ダイヤ「そ、そうですわよね。すみませんでした、私の早とちりで…(怒るのではなく照れるのですわね)」
 
76: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 02:40:04.25 ID:A2s7FuKW.net
鞠莉「ちゃんと合意の上でだよッ!」

ダイヤ「…ふぇ?」

鞠莉「あっ、今の可愛い」

ダイヤ「もっ、もう///……って!そうではなく合意ってどういうッ…!!…あっ、いえ例え合意であっても学生の身で不純いs……同性交友だなんて!!」グイグイ

鞠莉「ちょ、す、少し落ち着いてよダイヤ!冗談!冗談だって!」ガクガク

ダイヤ「…本当ですの?」

鞠莉「果南に誓って本当よ!」
 
77: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 02:40:37.63 ID:A2s7FuKW.net
ダイヤ「………」

鞠莉「ダ、ダイヤ?目が笑ってないよ…?」

ダイヤ「…では先ほどの発言は冗談だとしましょう……」

鞠莉「ほっ…」

ダイヤ「で!す!が!1番最初の発言の真意は聞かせて貰いますわぁ!!」

鞠莉「うっ……そっ、それは…」

ダイヤ「それは?」ジリジリ
 
78: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 02:46:17.63 ID:A2s7FuKW.net
鞠莉「ね、寝ている果南に私の抱き枕になって貰って添い寝したり!膝枕させたり!あわよくば寝起きの果南を甘やかしたりしたかったのよぉ!!」

ダイヤ「……へ?」

鞠莉「もうっ!もうもうもう!!ダイヤの意地悪!少しくらい果南と昔みたいにしてみたいって思ってもいいじゃない!!わかるでしょう!?」

ダイヤ「えっ、ええ…そうですわね!ま、鞠莉さんの気持ちはわかりますわ!」

ダイヤ(あ、危うく修正不可能な傷を付けるところでしたわ……)
 
80: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 02:50:08.41 ID:A2s7FuKW.net
鞠莉「でも果南ったら恥ずかしがって!ちっとも!1度も!一緒にお昼寝もしてくれないのよ!?たった2年!!たった2年会えなかっただけでそんなに恥ずかしがる!?」

ダイヤ「あっ、あの、鞠莉さん…少し落ちt「あ''ーっ!!話してたらアタマに来たわ!!」」

鞠莉「ダイヤ?今度の土曜日はAqoursのレッスンは午前中で終わりのはずよね?」

ダイヤ「そっ、そうですわ」

鞠莉「なら決定!来たる土曜日の午後、私の家に果南を招待〈れんこう〉します!!」

ダイヤ(いま絶対ルビが間違ってましたわ!!)
 
83: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 03:03:24.34 ID:A2s7FuKW.net
鞠莉「そして果南には、私と!ダイヤと!!ベットで3人川の字になって貰うの!!!」クワッ

ダイヤ(あっ、当然私も含まれますのね………まぁ、これは素直に嬉しいですわね)フフッ

鞠莉「あっ、勿論真ん中は果南よ?」

ダイヤ「もちろん…わかってますわ」ニコニコ

鞠莉「それじゃあダイヤ!私はこれから計画を練るからまた後でね!」

ダイヤ「ええ、また後ほど……あっですが学業やAqoursの活動に支障をきたさないようホドホドに「ホドホド?」」

ダイヤ(あっ、地雷踏みましたわ)

鞠莉「ダイヤ?ホドホドなんて手抜きは許されないの。いい?この計画の成否は今後の…」

ダイヤ(これは…長くなりそうですわね)ハァ-
 
85: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 03:29:47.51 ID:A2s7FuKW.net
土曜日

千歌「じゃあみんな!今日もレッスンお疲れ様でした!!」

8人「お疲れ様でしたー」

ホラリリ-?キョウハキネンスベキハツハイシンヨ!!
エ''ッ、ホントニヤルツモリナノ?
トウゼンデッショ-?ホ-ラ!ハヤクワタシノヘヤニイクワヨ!!
!! ヨッチャンノヘヤ!?
キョウモガンバッタズラ-
ルビィハヘトヘトダヨォ
チカチャンカエロ-!
ヨウチャンキガエハッヤ-イ

鞠莉「それじゃあ私たちも行きましょう?」

ダイヤ「そうですわね」

果南「うーん…ちゃんとお邪魔するのは久しぶりだから何だか緊張しちゃうなぁ……」

鞠莉「んもうっ!まだそんなこと…」

果南「でも大丈夫、ちゃんとわかってるから」

ダイ鞠莉「!?」
 
87: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 03:42:26.37 ID:A2s7FuKW.net
果南「あの時はなんとなく私と鞠莉で話を着けたけど、やっぱり私たちは3人じゃないとね!だから今日は、私とダイヤの為に鞠莉が気をつかってくれたんでしょ?」

ダイヤ「………」ハァ-…

鞠莉「え、えぇ…そうね。でもそれだけじゃ…」

果南「ありがとね」テレ

鞠莉(可愛いからもうイイかも)ニヘラ

ダイヤ「………」ツネリ

鞠莉「……ハッ!」
 
89: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 03:46:39.77 ID:A2s7FuKW.net
鞠莉「も、もおっ!やっぱり果南はわかってないよ!!」プンスカ

果南「えっ、ええ!?違うの?てっきり鞠莉のことだから、また裏で何かしてくれたのかなって…」

鞠莉「……!全然違うよ!!果南とダイヤに気をつかう??裏で何かする?私たちの関係ってそんなに余所余所しいの!?」

ダイヤ(やはり計画より先に果南さんが地雷を踏み抜いて、鞠莉さんが爆発しましたわね…)
 
90: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 03:47:30.63 ID:A2s7FuKW.net
鞠莉「私、果南とダイヤに気なんてつかってないよ!きょ、今日だってただ仲良くしたいだけなのに、親友と、昔みたいに遊びたいだけなのに……果南は」ウルッ

果南「……!」バッ ダキツキ

鞠莉「!!」ダキツカレ

果南「ごめん、鞠莉。私ね、怖かったんだ」

鞠莉「?」

果南「鞠莉とのわだかまりは無くなったハズなのに…前みたいに接していいのか迷ってた。もしも前みたいに接して戸惑われたら…って」

鞠莉「そんな事ッ…!!」

果南「無い、でしょ?これは、ちゃんとわかってるからーーーーーううん、わからせて貰えたから」

鞠莉「……気づくのが、遅い」グスッ

果南「うん、ごめん。私たち3人はずっと変わらない。会えない日や意見がぶつかる日があったとしても、また必ず一緒に笑ってる」

鞠莉「…うん」

ダイヤ「そうですわね」
 
91: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 03:56:45.57 ID:A2s7FuKW.net
果南「……はい!恥ずかしいから真面目なの終わり!!」スッ

鞠莉「あっ、…もーっ!」

ダイヤ「まったく…世話が焼ける人たちですわ」

果南「いつも苦労をかけるねぇ…」

ダイヤ「それは言わない約束ですわ」

鞠莉「あっ…むーっ!何か2人だけ仲良しみたいでズルい!!」

果南「ズルいって何さ…っていうか鞠莉、話し方が何か幼くなってない?」

鞠莉「知らないもん!これも果南のせいよーーーだ!」
 
92: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 04:02:50.73 ID:A2s7FuKW.net
この後鞠莉さんのお家に着いた私たちは、今までの会えなかった時間を埋めるかのように一晩中遊び、最後は約束通り川の字になって寝ましたわ。
お昼前に起きるなんて、普段ならあり得ませんけど……親友の頼みとあっては仕方がありませんわよね?

ちなみに、あの睡眠薬は使う必要性もタイミングも無かったので、鞠莉さんが私に「日頃のお礼」として下さいました。
まぁ、私も使う機会などそうそう無いと思いますので、これは机にしまっておきますが…
 
98: (笑)@\(^o^)/ 2016/08/29(月) 08:35:41.43 ID:A2s7FuKW.net
ダイヤお姉ちゃんの保管している睡眠薬が他の誰かに見つかるかは、また別のお話…

くぅ疲
これ終わ


正直9話
もっとダイかなマリ流行れ
もっと朝チュン流行れ
もっとピュア鞠莉流行れ
 
121: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 22:15:33.82 ID:YBi5i/JT.net
ルビィ「お姉ちゃん、借りてたセロテープ返しに来たよー?」コンコン

ダイヤ「あぁ…今は少し手が離せないから元の引き出しに戻しておいてくれるかしら」

ルビィ「はぁーい」ガタゴト

ルビィ「…?」

ルビィ(睡眠薬……どうしてこんな物がお姉ちゃんの机の引き出しにあるんだろ……?あっ、でもそういえば…)

~数日前~

善子「……っというわけで、リリーは私と共に堕天したのよ!!」ダテ-ン

ルビィ「うわぁ…」

花丸「堕天というより外道に堕した感じずら~」

善子「散々な言われようね…まっ、当然っちゃ当然ね」

ルビィ「受け入れた善子ちゃんも相当じゃ……あっ、ごめんなさい」

善子「うっ、うるさいわね!リリーじゃなかったら警察ものよ!?」

花丸「…梨子ちゃんだけは、特別なんずらね~」

善子「…っ!!うぅ…///」

~回想終了~

ルビィ(…つまりお姉ちゃんは果南さんや鞠莉さんにコレを使うつもりなんじゃ!?)

ルビィ(お姉ちゃん!そんなのは流石に人として最低だよぉ!!……だから)

ルビィ「これは…ルビィが預かっておくね」ボソッ

ダイヤ「…?何か今言いましたの?」

ルビィ「なんでもないよおねいちゃぁ!」

ダイヤ「そっ、そうですの」
 
122: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 22:16:15.58 ID:YBi5i/JT.net
~翌日~

ルビィ(なんとなく睡眠薬もって来ちゃったけど…)

花丸「ルビィちゃん、何か悩みごと?なんだか難しい顔してるずら…」

ルビィ「へっ?あっ、あ、あぁっと…ちょっとここの問題がわからなくて」

花丸「(そういう顔じゃなかったんだけどなぁ…)そっか、えーとこの問題はね…」

ルビィ(まさか睡眠薬を手に入れた次の日が花丸ちゃんとのテスト前勉強会の日だったなんて…)モンモン

花丸「やっぱりルビィちゃん、何かマルに隠してるよね?」

ルビィ「ピギィッ!?そ、そんなこと…ないよ?」

花丸「じゃあさっきから気にしてるポケットの中身は何ずら?」ズイッ

ルビィ「あっ、ちょっちょっと花丸ちゃん!くすぐったいよぉ!!」

花丸「これが元凶ずらね!……って何?この、ラベル…睡眠……や、く?どうして、もう空ーーー」バタリ

ルビィ「は、花丸ちゃん?」ツンツン

花丸「」スヤスヤ

ルビィ「ごめんね花丸ちゃん。睡眠薬はね、もう盛ってたの」
 
125: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 22:22:08.97 ID:YBi5i/JT.net
チュンチュン....チチチッ......

花丸「う~ん……」ゴロン

モゾッ…

花丸「…うん?」パチリ

モゾモゾ...

花丸「隣で…誰か寝てる?…………ッ!?いや!そもそもどうしてマルは寝て…ってアレぇ?!」スッポンポン

花丸(な、何がどうしてこうなったずら???な、なななんで起きたら裸に……あっ)

花丸「これ、善子ちゃんと同じパターンずら……?」

モゾッ...モゾッ......

花丸「…………」ジト---ッ

花丸「…ルビィちゃん!これは一体どういうつもりずら!?」バサッ

ダイヤ「うーん、朝から煩いですわぁ……」スッポンポン
 
129: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 22:26:57.96 ID:YBi5i/JT.net
花丸「………ずら?」

ダイヤ「…………ふぇ?」ボ-

花丸「」

ダイヤ「…えっ、ええ!?」

花丸「あ、あのっこれはどういう…」

ダイヤ「わっ、私?私に聞きますの!?」

花丸「えっ」

ダイヤ「えっ…ではありませんわ!そ、それではまるで私がこの状況を作ったみたいではありませんの!!」
 
130: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 22:33:12.85 ID:YBi5i/JT.net
花丸「…違うずら?」

ダイヤ「当たり前です!というか花丸さん!?貴女もその、前を隠しなさい!!」

花丸「タオルケットを全部持っていかれてマルの手元には何もないずら…」

ダイヤ「あっ…ああああもうっ!仕方がありませんわね!取り敢えず半分はそちらにお貸ししますわ!!」サッ

花丸(辺りに散乱している服を着れば解決だということに気づかないあたり、かなりテンパってるずらねぇ)モゾッ...

ダイヤ「あっ、ちょっと引っ張りすぎですわ!こ、これでは見えてしまいます!!」グイッ

花丸「あっ、ちょっ…」バサァッ


ルビィ「うーん、お姉ちゃん朝からうるさいよぉ……」コンコンガラッ

ダイまる「「あっ」」

ルビィ「ピギィッ!?」
 
131: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 22:39:27.94 ID:YBi5i/JT.net
ダイヤ「あっ、あっあっあああぁ…その、これには理由がっ…て…ルビィ!?あ、貴女なんて格好を」オロオロ

花丸(これが世に聞く裸Yシャツずら?)

ルビィ「もうっ…なんて格好って、お姉ちゃんと花丸ちゃんがさせた癖に酷いよぉ///」ウルウル

ダイヤ「」シ-ン

花丸(あー、何となく読めてきたずら?)

ピンポ-ン

ルビィ「あっ、今出まーす!」タッタッタッ...

ダイヤ「……ハッ!?い、いけませんわルビィ!そんな格好で人前に出るなんて」ムクッ

花丸「あっ、ちょっ…いきなり起き上がったらシーツが引っかかって…」

ダイヤ「あっ……」グラリ
 
132: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 22:52:30.56 ID:YBi5i/JT.net
~少し時間は遡り~

果南「それにしてもダイヤが大変ってなんだろ?」タッタッタ

鞠莉「もうっ、せっかく今日は3人で沼津までデートしにいく約束だったのにィ!」ハァ…ハァ……

果南「まあまあ、ルビィが『急いでウチに来て欲しい』って言うんだし、急がないと!」タッタッタッタ

鞠莉「た、確かっ…昨日から、ご家族は、親戚の、ご法事でっ…」ゼェハァ

果南「そう、今あの広いお屋敷に居るのは姉妹2人。それでルビィが大変っていうなら急がないと!!」タッタッタッタ

鞠莉「ちょ、ちょっと、まだペース上がるのォ?」
 
133: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 22:59:15.25 ID:YBi5i/JT.net
果南「着いたッ!」ピーンポーン

鞠莉「」ヒッヒッフー…ヒッヒッフー……

はーい!…………ガチャ

果南「ルビィ!何があったの…って、え?」

鞠莉「Oh!とってもとってもセクシー!でGoodだね!!」

ルビィ「あっ、これは…その……///」

果南「とっ、とにかくそれはまた後でいいや!ダイヤは大丈夫なの!?何か大変なんでしょ?!」

ルビィ「あっ、お姉ちゃんならお姉ちゃんの部屋に「行くよ鞠莉ッ」「あぁん♡強引な果南も好きよ!」」

ルビィ「…………」ニコニコ
 
134: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 23:07:05.08 ID:YBi5i/JT.net
~現在~

ドターン!!

果南「人が倒れる音…!?」

鞠莉「ダイヤッ……!!」ガラッ

かなマリ「ダイヤッ!!大丈……ぶ?」


花丸を押し倒すかのような姿勢のダイヤ「いったいですわぁ~…」

ダイヤに押し倒される形の花丸「きゅ、急に動くからずらぁ…」


果南「……」

鞠莉「Oh……」
 
135: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 23:13:12.27 ID:YBi5i/JT.net
ダイヤ「……ふぇ///?ど、どどどどうして貴女方が私の部屋に!?」

果南「ねぇ、鞠莉…」

鞠莉「なぁに?果南」

果南「これダイヤが大変っていうかさ…」

鞠莉「うん」

ダイヤ「ちょ、ちょっと聞いてますの!?」

果南「ダイヤが変態、だよね」

ダイヤ「!?」

鞠莉「うーん…なかなか上手いこと言うよね果南!!」

ダイヤ「!!??!?!?!」
 
136: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 23:21:30.99 ID:YBi5i/JT.net
果南「ルビィからのSOSで駆けつけてみれば…」

鞠莉「セクシィーな格好のルビィと」

果南「裸のダイヤに押し倒されてる花丸…」

鞠莉「これはぁ………ギルティーね☆」

ダイヤ「」

果南「それじゃ、ごめんね?今私たちがこの変態さんは回収してくから…」ヨイショ

鞠莉「あとは2人っきりで楽しんでね☆」コラショ

ダイヤ「えっ、ちょっ、ちょっと待ってください!!ぬ、濡れ衣ですわぁー……!!」ベンゴシ!ベンゴシヲッ!

花丸(スゴい勢いで運ばれていったずら…)
 
137: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 23:26:40.23 ID:YBi5i/JT.net
花丸「……それで?黒幕さんの思惑はなんだったずら?」

ルビィ「やっぱり花丸ちゃんはルビィの仕業だって気付いてたんだねぇ」ヒョコッ

花丸「わざとかと思う程に善子ちゃんの話と同じ状況だったら…マルじゃなくても気付くずら。でも」

ルビィ「でも?」

花丸「わざわざダイヤさんを巻き込んだのは…どうして?」
 
138: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 23:43:11.94 ID:YBi5i/JT.net
ルビィ「それはね…2人ともルビィにとって大切で、大好きで、独占したい相手…だからかなぁ」ウットリ

花丸「…ッ!?」

ルビィ「あれ?花丸ちゃんからしたら予想外だった?」

花丸「い、いや、それじゃ説明になってないずら!このままいけば…ダイヤさんは結局いつもみたいに3年生3人組に落ち着くはず……」

ルビィ「あぁ、それはね、ルビィも予想外だったの」

花丸「へ?」

ルビィ「だって家族の不在をいいことに、妹とその友達を襲ってた様に見えたはずだよ?それなのに、あの2人はお姉ちゃんを見限ることなく連れて行った…」

花丸「………」

ルビィ「普通だったら非難して、拒絶して、見限って、それで帰っちゃうと思ったのになぁ………だからいいの」

花丸「いい…?」

ルビィ「お姉ちゃんは、ルビィと居るよりも………あの2人と居るのが、きっと正しいんだよ」

花丸「…………」

ルビィ「だからね、お姉ちゃんのことは諦めるよ。それがお姉ちゃんにとっての最善だから……でもね」




ルビィ「花丸ちゃんは、ルビィのものだよ♡」
 
139: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 23:58:53.01 ID:YBi5i/JT.net
花丸「………ッ!」

ルビィ「睡眠薬を使った一連の流れはね、なにもお姉ちゃんを孤立させる為だけのものじゃないんだよぉ?」

花丸「……結論から話して欲しいずら」

ルビィ「…まだ気付いてないの?……ううん、気付きたくないの?」

花丸「………」ジャラッ

ルビィ「……あれ?あんまり反応しないね…柱と右足をレッグカフで繫がれてるのに……」

花丸「………ふふっ」ニコォ

ルビィ「…?」

花丸「これでマルは逃げることが出来なくて、ルビィちゃんのモノ?」

ルビィ「うんっ…!うん!!そうだよっ!花丸ちゃんはもうルビィのなの!」

花丸「でもね、ルビィちゃん。少なくとも3人がここにマルがいる事を知ってるんだよ?」

ルビィ「…関係ないよ?」

花丸「……?」

ルビィ「ルビィと花丸ちゃんの邪魔をするなら、排除するだけだもん!」
 
140: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/03(土) 00:06:18.91 ID:pyBCs86Q.net
花丸「そんなっ!?さっきはあの3人を認めるって!」

ルビィ「うん…3人一緒が1番だよ?でもね、大事なのはそこだけ。だから、場所は関係ないんだよ?天国でもね」ニコッ

花丸「……ッ!!ダメだよルビィちゃん!そんなことしたらルビィちゃんだって逮捕されちゃうんだよ??そんなことっ…そんなとこになったら!」

ルビィ「…なったら?」

花丸「ルビィちゃんと一緒に居られないなんて、オラ死んじゃうかもしれないずら」ニコッ

ルビィ「!?」

花丸「あっ、始めて驚いた顔を見せてくれたずら?」

ルビィ「そっ、そんなの嘘だもんッ…!ルビィが居なくなったからって、花丸ちゃんは気にし「嘘じゃないよ」」

ルビィ「…え?」
 
142: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/03(土) 00:15:01.93 ID:pyBCs86Q.net
花丸「ルビィちゃんは考えたことなかったの?ルビィちゃんがオラを…!マルのことを考えるのと同じくらい、マルもルビィちゃんのこと考えてるって」

ルビィ「ふぇ?」

花丸「あっ、今の可愛い…」

ルビィ「////」

花丸「っとと、話を戻すずら。……マルはね、ずっとずっとずーーーっと、ルビィちゃんを独り占めしたいって、そう思ってたよ?」

ルビィ「や、やめてよ……そんな嘘」

花丸「嘘じゃないずら!オラがどれだけ日々我慢してたと思って…!!

ルビィ「……ッ」

花丸「それを、ルビィちゃんから同じだけの想いをぶつけて貰えて…すっごく嬉しいずら………もうこの気持ちを我慢しなくても良いんだ、受け止めて貰えるんだって…」

ルビィ「花丸…ちゃん………」グスッ
 
143: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/03(土) 00:20:35.95 ID:pyBCs86Q.net
花丸「ルビィちゃん…」ダキッ

ルビィ「花丸ちゃん…///」ハシッ

花丸「ルビィちゃん!好きっ!大好きずら!!世界で1番……何よりもっ!」

ルビィ「ルビィもっ!花丸ちゃんが大好き!花丸ちゃん花丸ちゃん花丸ちゃん花丸ちゃん花丸ちゃん花丸ちゃん花丸ちゃん!!」

花丸「ルビィちゃんルビィちゃんルビィちゃんルビィちゃんルビィちゃんルビィちゃんルビィちゃんルビィちゃん!!」

ルビィ「もう離さない…離れない……花丸ちゃんが居ないと生きていけない」

花丸「こっちこそ、ルビィちゃんがいないと生きていけない……生きる意味がない」

ルビまる「……ふっ、ふふふ…あはははははは!!」




この後戻ってきた3年組にめちゃくちゃ怒られた
 
144: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/03(土) 00:31:43.99 ID:pyBCs86Q.net
~翌日~

ダイヤ「もしかしたらと思ったのですが…どうやら減っていないみたいですし、私の保管している睡眠薬とは別のものを使ったようですわね……」

ダイヤ「こんなもの…持っていたらいつ本当に事故が起きるかわかりませんし……」

ダイヤ「貰い物を捨てるのは少々気が咎めますが、仕方ないですわよね…?」

ダイヤ「……しかし、ゴミ捨て場にあるコレを鞠莉さんに見られたら…彼女を傷付けてしまうのではありませんの…?」

ダイヤ「…ええい!背に腹は代えられませんわ!!内浦の綺麗な海にはごめんなさいですが、今回だけ、今回だけは海に捨てて人目につかないように処理させていただきますわ!」ポ-イ

ポチャン…






中身はルビィちゃんの隠蔽工作によってただの水に変わった睡眠薬(偽)が直ぐ波に押し戻されて浜辺にいた曜ちゃんに拾われるのは、また別のお話
 
145: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/03(土) 00:35:13.16 ID:pyBCs86Q.net
途中でID変わってたね
取り敢えずくぅ疲、これ終わ

共依存の不健全な感じ良いよね…

花丸ちゃんの一人称は普段は「マル」、感情的になるとついつい「オラ」みたいな感じの独自解釈です



朝チュン流行れ
共依存流行れ
 
161: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/07(水) 03:12:25.69 ID:xCPxozwN.net
~早朝~

曜「よーし!今日も早朝ランニング行ってきまーす!」ガラッ


~20分後~

曜「ん~!早朝の浜辺でするラジオ体操は最高だね!!」

チカッ

曜「…ん?何か落ちてる………って、うわっ!ガラス瓶じゃん!裸足で歩く人もいるのに危ないなぁ」ヒョイ

ガラス瓶「超強力!小原印の睡眠薬☆」

曜「へ?」

曜「これもしかして理事長のなのかな?……っていうか睡眠薬って何に使うつもりだったんだろう…?」

曜「まっ、一応回収しておこっと」スッ

曜「さてと!帰って学校の準備準備!今日の朝ごはんは何かなー?」タッタッタ……
 
162: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/07(水) 03:13:12.37 ID:xCPxozwN.net
~放課後~

善子「はい、これ」チャラッ

梨子「…!?こ、これって??」

善子「ウチの合鍵よ?」

梨子「つ、つつつまりそれは…////」ボフッ

善子「えぇ…次の放送日にどうしても家族で出かけなきゃいけない用事が出来ちゃったのよね……だから、悪いんだけど今回は1人で生放送して貰おうと思って」

梨子「え''っ」
 
163: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/07(水) 03:13:47.61 ID:xCPxozwN.net
善子「スゴい声出たわね…」

梨子「む、無理無理無理無理無理だって!ふ、2人でやるのもまだ慣れてないのに!!」

善子「ふーん……そう、何でも言うこと聞いてくれるってアレ、嘘だったのね」

梨子「あー……それを言われると弱いといいますか、その…」

善子「まっ、いいわ。それならこの鍵は必要ないわよね」スッ

梨子「あっ!ま、待ってそれは…!!」

善子「何よ?私は信用できて、尚且つウチに用事がある人にしか合鍵は渡さないの」

梨子「信用…できる……?」

善子「あっ…」

梨子「信用!?私よっちゃんに信用して貰えてるの…??」ウルッ

善子「べっ、別にリリーだけじゃないわよ!!対象はAqoursの8人だから、そんな特別なものでもないわ!」

梨子「それでも、それでもよっちゃんに信用して貰えてるのが嬉じぐでぇ''…」グスッ

善子「ちょ、ちょっと泣かないでよリリー…」オロオロ
 
164: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/07(水) 03:14:42.26 ID:xCPxozwN.net
鞠莉「カナーン!私も合鍵ちょーだい♡」

果南「えー?ウチ別に鍵かかってないよ?知ってるでしょ?」

鞠莉「むー…こういうのは気分的なところもあるのよぉ!」

果南「はいはい、じゃあ勝手に作っていいよ」

鞠莉「はぁー……ほんっとぉーに果南って乙女心がわからないよね!ねぇ、ダイヤもそう思うでしょ?」

ダイヤ「えっと…その……」

果南「もー…ダイヤが困ってるじゃん。ダイヤは優しいんだから、こういう私か鞠莉か選ぶような質問答えられないって知っててやってるでしょ?」

ダイヤ「や、優しいなんて、そんな…////」

鞠莉「…んー、少なくとも果南は今わかってないでやってるよね?」

果南「…?何が?」

鞠莉「いやー?こっちの話だよ☆」

果南「ま、とにかく合鍵作っても勝手に入ってきても何でも良いけどさ、こないだみたいにお風呂に突撃して来るのはやめてよね」

ダイヤ「!?」
 
165: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/07(水) 03:15:31.85 ID:xCPxozwN.net
鞠莉「えー?」

果南「えー?じゃないよ、スッゴい狭かったし暑くって2人してノボせるところだったでしょ…」

ダイヤ「そ、そんなことが…」

かなマリ「「あっ」」

ダイヤ「あっ、すみません…お気になさらないでください……」

鞠莉「あ、あの日はほら!ダイヤはお琴のお稽古入ってたから忙しいかなって…」

果南「こ、今度一緒に鞠莉のお風呂に突撃しよ?私もう侵入経路もバッチリだから!!」

ダイヤ「……ふふっ、ありがとうございます」ニコッ

鞠莉(……え?お風呂までの侵入経路とかどうやって探ったの??)

果南「鞠莉はせいぜい背中に気をつけててね♪」

鞠莉「」ゾクッ

鞠莉(…ちょっと怖い果南も素敵ね♡)
 
166: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/07(水) 03:23:17.19 ID:xCPxozwN.net
ルビィ「花丸ちゃん、今日はどっちに泊まる?」

花丸「んー、ここ3日程ルビィちゃんの家だったし今日から何日かはオラの家にしてみない?」

ルビィ「もちろんいいよっ!花丸ちゃんの部屋って落ち着くんだよねぇ」

花丸「そ、そうずら?それなら嬉しいずら!オラもルビィちゃんの部屋はスゴく落ち着くよ!!」

ルビまる「「……だって、花丸ちゃん(ルビィちゃん)の匂いが部屋中の色んなところからするんだもん!」」

ルビまる「……プッ、ふふっ…あはははは!!」

ルビィ「今日もルビィと、」

花丸「オラは、」

ルビまる「「息ぴったり!だね(ずら)♡」」
 
177: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/09(金) 03:11:49.84 ID:HidR2hRo.net
曜「ねぇ、千歌ちゃん」

千歌「なぁにー?曜ちゃん」

曜「なんか最近みんな…ちょっとおかしくない?」

千歌「…んー?そうかなぁ?確かに前より仲良くなってるかなぁっては思うけど……」

曜「それだよそれ!仲良くっていうかさ、なんかもう…カップル(小声)……とか、そういう距離感じゃない?」

千歌「もー、何言ってるの曜ちゃん!私たちみんな女の子だよ?カップルだなんてそんな「そっ、そうだよね!」」

千歌「…曜ちゃん?」

曜「そうだよね、女の子どうしだもん…カップルなんて、的外れだよね」ハハハ...

千歌「へっ?あ、うん、そう…だと思うよ?」

曜「……っ」

千歌「ねぇ曜ちゃん?さっきから何か…」

曜「さぁさぁ!!休憩は終わりだよっ!練習に戻ろ!」

千歌「あっ……うん…」
 
178: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/09(金) 03:16:53.05 ID:HidR2hRo.net
~その夜~

曜「そりゃそうだよねー…」ゴロン

曜「私たちは女の子どうし……普通だったら…カップルになんてなれない」

曜「…でも普通じゃない事実ができてしまえば何か…変わる、かも………」

曜「……………」チラッ

曜「たまたま浜辺で拾った睡眠薬……これがあれば…そのキッカケを、作れる……」ニコリ

曜「千歌ちゃん……あぁ、千歌ちゃん、千歌ちゃん千歌ちゃん千歌ちゃん…」

曜「待っててね」ボソッ
 
179: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/09(金) 03:25:10.64 ID:HidR2hRo.net
~数日後~

千歌「おっじゃまっしまぁーす!」ガチャッ

曜「いらっしゃい、千歌ちゃん!さっ、あがってあがって!」

千歌「うん!………あっ、そっか、玄関の靴が少ないなぁーと思ったけど確か今日は…」

曜「うん、私たち以外は家にいないよ?だから夜も声の大きさとか気にしなくていいし…」

千歌「楽しくなるとついつい声が大きくなっちゃうからねぇー、それは助かるよぉ」
 
181: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/09(金) 03:37:02.82 ID:HidR2hRo.net
~夕食後~

千歌「ん~!やっぱり曜ちゃんのご飯は最高だねっ!曜ちゃん家お泊まり会の楽しみの一つだよ!!」

曜「そ、そう…かな……///」

千歌「もうね、お金取れちゃうくらいだと思うよ!」

曜「で、でも私の料理ってあんまり女の子っぽくないっていうか…」

千歌「うーん……そーお?私はそういうの気にしないから、なんなら毎日でも食べたいくらいだよ」アッハハハ

曜「ふぇ?」

曜(お、お前のご飯が毎日食べたいだなんてそ、そんなっ…/////)
 
182: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/09(金) 03:42:00.04 ID:HidR2hRo.net
曜「……ハッ!じゃ、じゃあ私はお風呂見てくるね!!」

千歌「あっ…それくらい私が」

曜「いいからいいから!お客様はお茶でも飲んで待ってて?それに…そのお茶だってちゃんと淹れたんだから、しっかり飲んでね?」

千歌「えっ、あっ、うん……ごめんね?本当に何から何まで…」

曜「もーっ、いいんだってば!」パタパタパタ...

曜(ごめんなのは…こっちだよ……)
 
183: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/09(金) 03:49:24.39 ID:HidR2hRo.net
千歌「ふわぁーあ…なんだか、ご飯食べたら、眠く…なっちゃった……」ウト...ウト.....

千歌「……………………Zzz」←ただ満腹で眠くなっただけです

曜「お風呂そろそろ良さそーだよー……って、これ…は………」

曜「薬…本当に効いたんだ……」←効いてません

曜「……ゴクリ」ソ---ッ


ふにっ


千歌「…んっ……」モゾッ

曜「!?」ドキドキドキドキ....

千歌「……………Zzz…」

曜「…ホッ」

曜「…………」ニヤッ
 
191: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/09(金) 14:26:08.68 ID:HidR2hRo.net
曜「…………」スッ...スッ....

ふにっ…ふにっ……

千歌「………んんっ…」

曜(…大丈夫……反応が多少あるけど起きはしないはず…)

千歌「………Zzz…」

曜(そろそろ服の中に手を…)ソロー

ぴとっ

千歌「ひゃっ……ん………」

曜「………!」ドキドキドキ

曜(ちょっと手が冷たかったからビックリしたかな…?)

曜(………ど、どうせ起きないなら…もうちょっと、もうちょっと大胆に)スッ
 
192: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/09(金) 14:27:11.59 ID:HidR2hRo.net
~数分後~

千歌「…んっ………?」パチ

曜「ハァッ…ハァッ……千歌ちゃん…千歌ちゃんッ……」モゾモゾ

千歌(……!よ、曜ちゃん?私のシャツに頭入れて何してるのッ…///)

曜「千歌ちゃんの…匂い……」スーハースーハーフニフニ

千歌「……ッ////」

千歌(い、息があたってくすぐったい……それに曜ちゃん…私のむ、胸まで揉んで///)

曜「あぁっ……ハァッ……///千歌ちゃん…世界1可愛いよぉ♡」

千歌「ほえ?………~~~ッ///」ボフッ

曜「……え?」スポッ

千歌「あっ…」

曜「あっ…」
 
198: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/10(土) 02:43:02.02 ID:Q6WCzp4d.net
千歌「えーっと…その、アハハ……」

曜「」

千歌「よ、曜ちゃん?固まってるけど大丈夫?」

曜「」

千歌「おーい、曜ちゃーん?」

曜「……ハッ!?」

千歌「おっ、戻ってきた」

曜「ま、誠に申し訳ございませんでしたぁーッ!!」ドゲザァッ!!!

千歌「う、ゔぇええ!?」
 
199: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/10(土) 02:43:41.41 ID:Q6WCzp4d.net
曜「言い訳はしません…!私は己の欲に負け、大切な親友を犯し、辱め、貪るところでした……どうぞ煮るなり焼くなり警察を呼ぶなり好きにしてください!!」

千歌「ちょ、ちょちょちょっと待って!ちょっと待ってよ曜ちゃん!!私の話も聞いて?ねっ?」

曜「でも…」

千歌「いいからいいからっ!」

曜「は、はい……」

千歌「私ね?曜ちゃんのこと……その、好き…だから、嫌じゃなかったよ?」

曜「はい………………はい?」
 
200: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/10(土) 02:49:52.97 ID:Q6WCzp4d.net
千歌「だっ、だからぁ!!曜ちゃんと…その……え ち(小声)…な、ことするのは…嫌じゃないよ?」

曜「……へ?」

千歌「あっ!で、でもやっぱり…その、初めてが、寝てる時っていうのは…嫌、かな。うん、そこだけはちょっと怒ってるよ!」プンスカ

曜「あっ…うん、ごめん」ポカ-ン

千歌「そーゆーのは…ちゃんと、曜ちゃんの顔を見ながら……したい////」ボソッ

曜「」ズキュ-ン!
 
201: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/10(土) 03:08:35.37 ID:Q6WCzp4d.net
千歌「だから、次からはちゃんと……って…曜ちゃん聞いてる?」

曜「あっ…うん///」

千歌「むーっ…なんか生返事だなぁ」

曜「う、ううん!ちゃんと聞いてたよ?つまりさ…」

千歌「?」

曜「許可とったら、千歌ちゃんはいつでも私と体を重ねてくれるんでしょ?」ニッコリ

千歌「わ、わざとえ ちな言い方にするのやめてよぉ///」カオマッカ

曜(あー、可愛いなぁ…)
 
202: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/10(土) 03:09:04.70 ID:Q6WCzp4d.net
曜「結婚しよ」

千歌「…え?」

曜「あっ…」

曜(し、しまったぁ~!つい本音が!!)

千歌「そ、その…えーっと……不束者ですが///」

曜「」

千歌「………曜ちゃん?」

曜「」

千歌「…き、気絶してる!?」
 
205: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/10(土) 03:26:36.08 ID:Q6WCzp4d.net
~翌日~

千歌「そういえばさ、曜ちゃん」

曜「んー?」

千歌「なんで昨日だったの?」

曜「え?」

千歌「いや…ついこの前も曜ちゃんと私の家でお泊まり会した時は何もしてこなかったのになぁ…って思って」

曜「あ、あー…それは、偶々睡眠薬が手に入って……って!千歌ちゃんなに?誘ってたのこの前??」

千歌「そ、そうだけど……って、睡眠薬使うつもりだったの!?」

曜「えっ…いや、そのー……ハハハ…」

千歌「へたれ」ボソッ

曜「うっ…」

曜(実は使った上で失敗したなんて言えない…!)
 
206: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/10(土) 03:42:06.34 ID:Q6WCzp4d.net
曜「そ、それより千歌ちゃんが誘ってた事の方が重要だよ!」

千歌「えぇー?」

曜「割と涼しかったのに上がシャツ1枚で下はパンティ1枚だったのは…?」

千歌「わざとだよ?」

曜「…!ね、寝言で『曜ちゃん…好きぃ……』って言ったのも…?」

千歌「わ、わざとだよ///」

曜「トイレのあと間違えて私の布団に入ってきたのは…?」

千歌「わざとだね…」

曜「じゃ、じゃあ…朝起きたら寝ぼけたフリしておデコにキスしてきたのも……」

千歌「だって曜ちゃん全部スルーしちゃうんだもん!」

曜「ス、スルー!?それは違うよ!心で血の涙を流しながら歯を食いしばって耐えてたんだよ?!」

千歌「えっ、そう…だったんだ…ごめんね?」

曜「えっ、い、いやぁ…別に謝らなくても…寧ろ、その、眼福でしたというか……なんというか///」

千歌「もうっ///」
 
207: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/10(土) 04:04:02.79 ID:Q6WCzp4d.net
曜「さてと…そろそろ朝ごはんの準備しなきゃね」スクッ

千歌「うん……あっ///」

曜「……あっ///」スッポンポン

千歌「そ、そうだった…今、私たち…」

曜「裸…だったね……」

千歌「…そうだ!ねぇ曜ちゃん、お願いがあるんだけど」

曜「まぁ、昨日のことがあるし断るつもりはないよ……それで?」

千歌「うん!あのね…朝ごはん、裸エプロンで作ってよ!!」
 
208: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/10(土) 04:05:13.19 ID:Q6WCzp4d.net
このあと、睡眠薬のラベルにあった「小原」の文字から鞠莉さんに詳しく事情を聞いたところ、この睡眠薬が絡んだ一連の話を聞くことが出来たんだ。

私も千歌ちゃんも、みんなが急に仲良くなった理由を知ることが出来て良かったけど、最初に睡眠薬の作成依頼を出した梨子ちゃんは、責任感からか「みんなっ、なんでも私に命令してね!」って言ってたっけ…



終わり
 
209: (笑)@\(^o^)/ 2016/09/10(土) 04:10:35.57 ID:Q6WCzp4d.net
くぅ疲これ終わ

よしりこ→レズ
ダイかなマリ→ピュア
まるビィ→共依存
ようちか→百合

みたいなつもり
大変gdgdと長いssになってしまい申し訳ない
お付き合いありがとうございました
 

引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1472294864/

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