【SS】真姫「おいでー！穂乃果」

穂乃果「わん！わん！」

真姫「うふふ、可愛いわね」

真姫「よしよし」

穂乃果「わん！」

真姫「はい、パンよ」

穂乃果「パン！美味しそうだわん！」

真姫「待て！ 」

穂乃果「わん！」

真姫「よし、いい子ね」

真姫「食べていいわよ」

穂乃果「わん！はむっ…」

穂乃果「うまいわん！真姫ちゃん大好き！」

真姫「あぁ…もう！可愛いわね！」

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絵里「…」ｶｷｶｷ

穂乃果「ねぇ、絵里ちゃん」

絵里「…」ｶｷｶｷ

穂乃果「ねぇってば！」

穂乃果「くまさん穂乃果にもかまってようー」

絵里「…」ﾌﾙﾌﾙ

絵里「ああもう！」ｶﾞﾊﾞｯ

絵里「我慢してたのに！」ｷﾞｭｯ

穂乃果「ふああ」

絵里「可愛いわ！」ﾓﾌﾓﾌ

穂乃果「くすぐったいよー」

真姫「穂乃果」

真姫「散歩に行きましょ？」

穂乃果「わん！」



穂乃果「晴れててとっても気持ちいいよ！」

真姫「ふふっ、そうね」

穂乃果「ふーん、ふーん♪」

真姫「ごきげんね」

穂乃果「わん！」

穂乃果「真姫ちゃんも一緒に歌おうよ！」

穂乃果「わーん♪わーん♪」

真姫「ふふっ」

絵里「あら、真姫」

真姫「エリーじゃない」

絵里「奇遇ね、何してるの？」

真姫「私は散歩よ」

真姫「穂乃果のね」

穂乃果(犬)「絵里ちゃんだ！わん！」

絵里「相変わらず可愛いわね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

穂乃果(犬)「くぅ～ん」

真姫「そう言うエリーも散歩みたいね」

絵里「ええ」

穂乃果(熊)「真姫ちゃん！ぐおー！」

真姫「そっちも元気そうね」

絵里「そうなのよ、今日も構って構ってってうるさかったんだから」

真姫「ふふっ、嫌じゃないでしょ？」

絵里「ええ、可愛くて仕方ないわ」

穂乃果(熊)「絵里ちゃん、お話まだー？」

絵里「もうちょっと待ってね」

真姫「甘えん坊ね」

絵里「そうなのよ、いつも一緒よ！」

真姫「あら、それは私もよ」

真姫「ねぇ、穂乃果」

穂乃果(犬)「くぅ～ん」ｽﾘｽﾘ

絵里「それじゃあね、真姫」

真姫「ええ、さよならエリー」

穂乃果(犬)「ばいばいわん、絵里ちゃん」

穂乃果(熊)「真姫ちゃんばいばい」




海未「いいなぁ…」

海未「私も穂乃果が欲しいです…」

海未「でも、うちはペット買えませんし…」

海未「はぁ…帰りましょう」

海未「はぁ…」

ことり「どうしたの？」

海未「…実は私、穂乃果を飼いたいんですが…」

海未「昔から、うちはペット駄目だって言われてるんです…」

ことり「そうなんだ」

海未「穂乃果を連れてる真姫と絵里を見かけたんですが…」

海未「羨ましくて…」

穂乃果「海未ちゃん…その気持ちわかるよ…」

穂乃果「穂乃果もウサミミ海未ちゃんを飼いたいんだけど…」

穂乃果「穂乃果の家は食品を扱ってるから…」

穂乃果「こればっかりは仕方無いよね」

海未「そうですね」

ことり「二人とも良かったら、うちに見に来てよ」

穂乃果「ごめんね、ことりちゃん」

ことり「いや、あの子たちも二人にあいたがってるよ」


・・・・

みなみけ


ことり「帰ったよー」


穂乃果サウルス「がおー！」

海未(兎)「ウサギは寂しいと死んじゃうんですよ？」

穂乃果「あー！海未ちゃん！」ｷﾞｭｯ

海未(兎)「や、やめてください！」

穂乃果「会いたかったよー！」ｷﾞｭｯ

海未(兎)「うぅ…」

海未「穂乃果ー！」

穂乃果サウルス「がおー！」

海未「ふふっ、よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

穂乃果サウルス「あふぅ…」

ことり「二人ともゆっくりしていってね」

海未「ことり、お願いがあるんですが…」

ことり「え？なあに」

海未「穂乃果の散歩に行きたいのですが…」

ことり「ふふっ、いいよ」

穂乃果「穂乃果も！」

穂乃果「海未ちゃんの散歩したい！」

ことり「お願いね」


・・・・


穂乃果サウルス「がおー！お散歩だー！」

海未「そんなに興奮して、嬉しいんですか？」

穂乃果サウルス「嬉しい！」

穂乃果サウルス「ぽかぽか陽気が気持ちいいし！」

海未「うふふ、公園まで行きましょう」

穂乃果「海未ちゃん！」

海未(兎)「な、なんですか…ぴょん」

穂乃果「今日は天気が良くて気持ちいいね！」

海未(兎)「そう…ですね」

穂乃果「ほら！公園で遊ぼ！」ﾀｯﾀｯﾀ

海未(兎)「あっ…先に行かないで…」

海未(兎)「寂しいですっ…ぴょん…」

穂乃果「あっ…ごめんね」

穂乃果「手を繋いでいこうね？」ｷﾞｭｯ

海未(兎)「…///」



・・・・

海未「着きましたね」

穂乃果サウルス「がおー！ついたぞー
！」

穂乃果サウルス「海未ちゃん！シーソー乗りたい！」ﾀｯﾀｯﾀ

海未「あっ！待ってください！」

穂乃果(犬)「はっ！はっ！はっ！」

真姫「待ちなさーい！穂乃果ー！」


穂乃果サウルス「？」

海未「おや？」

真姫「あら、海未じゃない」

海未「どうも」

真姫「ん？」

真姫「その子は？あなたの？」

海未「い、いや…この子は」

真姫「へー、可愛い子ね」

穂乃果サウルス「がおー！」ﾀﾞｷｯ

真姫「きゃっ！」

海未「あっ！こら、穂乃果」

真姫「あはは！」

真姫「やっぱり穂乃果ね、人懐っこい！」

真姫「よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

穂乃果サウルス「がお～」

海未「あ、あの！」

海未「私もその子に触っていいですか？」

真姫「ええ」

海未「ありがとうございます」

海未「穂乃果～」

穂乃果(犬)「わん！」

海未「よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

穂乃果(犬)「くぅ～」ﾄﾛﾝ

海未「あぁ…かわいい」

真姫「でしょ？」

真姫「この子も可愛いわ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

穂乃果サウルス「ぐぅー」

穂乃果「海未ちゃん！おいでー」

海未(兎)「…ぴょん」

穂乃果「一緒にシーソーやろうね」

ｷﾞｺｯ

海未(兎)「ひゃっ！」ﾋﾞｸｯ

穂乃果「うわ！」

穂乃果「大丈夫？」

海未(兎)「怖いですぅ…ぴょん」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

穂乃果「おー、ごめんね」

穂乃果「じゃあ、あそこのお花畑いこう！」ｷﾞｭｯ

海未(兎)「待ってください～…ぴょん」

穂乃果サウルス「ぐおー」zzz

穂乃果(犬)「くぅー」zzz



海未「今日はありがとうございました」

真姫「こちらこそ、海未の穂乃果、とっても可愛かったわ」

海未「あっ…実はこの子、私のではなくて」

海未「ことりのなんです…」

海未「私は家の規則で穂乃果を飼うことが出来なくて…」

海未「それで、ことりに頼んで散歩に…」

海未「ごめんなさい、言わなくて…」

真姫「何を誤ってるの」

真姫「そんなの何でも無いことじゃない」

真姫「あなたが穂乃果が大好きならそれで」

真姫「私たちはもう立派な、ほの友よ！」

海未「真姫…」

真姫「私の穂乃果にもまた会いに来てくれてもいいわ」

真姫「穂乃果の可愛さは皆のものよ」

海未「ありがとうございます！」

海未「また、よろしくおねがいします」

真姫「今日は楽しかったわ」

真姫「それじゃあ」

真姫「穂乃果～、起きなさい」

真姫「帰るわよ！」

穂乃果(犬)「くぅ～ん…むにゃ」


海未「では私もいきましょうか」

海未「穂乃果、帰りますよ」

穂乃果サウルス「がおー」

海未「穂乃果、ちょうど帰りですか？」

穂乃果「うん」

海未(兎)「…//」

海未「花畑に行ったんですか？」

穂乃果「うん！花で飾りを作ったりしたんだよ！」

海未「それは良かったですね」

穂乃果「そっちは？」

穂乃果サウルス「…ぐぅー」zzz

海未「遊び疲れたのか、寝てしまって…」

海未「起きないんですよ」

穂乃果「ふふっ、大変だね」

海未「ええ」

ことり「お帰り～！」

海未「ただいま戻りました」

穂乃果「ただいまー！」

ことり「二人ともありがとうね」

海未「いえ、お礼を言うのはこちらのほうです」

海未「とても幸せな時間を過ごしました」

穂乃果「穂乃果もだよ！」

ことり「ふふっ、それは良かったよ」

海未「それでは、失礼しますね」

穂乃果「うん！ことりちゃんばいばい！」

穂乃果サウルス「んっ…」ﾊﾟﾁｯ

穂乃果サウルス「！」

穂乃果サウルス「海未ちゃん！がおー！」

海未「きゃっ！」

穂乃果サウルス「遊ぼう！」

海未「ふふっ、ダメですよ」

海未「もう、帰る時間です」

穂乃果サウルス「ええー！」

海未「また、来ますから！その時たくさん遊びましょうね」

穂乃果サウルス「がおー！」ｺｸﾘ


海未(兎)「帰らないでぇ…ぴょん」ｸｲｯ

穂乃果「海未ちゃん…」

海未(兎)「寂しいですぅ…」

海未(兎)「死んじゃいますぅ…」

穂乃果「海未ちゃん！」ﾀﾞｷｯ

穂乃果「穂乃果、今日帰らない！」

海未「こら、穂乃果」

海未「そういうわけにも行かないでしょう？」

穂乃果「う、うん…」

穂乃果「海未ちゃんごめんね」

穂乃果「穂乃果、帰るよ」

海未(兎)「え…」ｼﾞﾜｯ

穂乃果「また会いに来るからね！」

穂乃果「すぐ来るよ！」

穂乃果「だから、その時まで！」

海未(兎)「約束ですよ…ぴょん」

穂乃果「うん！」

海未(兎)「待ってます…ぴょん」


・・・・


穂乃果「ああー、今日楽しかったなぁ」

海未「ええ」

海未「穂乃果、私…」

海未「穂乃果を家で飼えなくてもいいです」

穂乃果「えっ？」

海未「穂乃果は飼い主とか関係なく、皆に愛をくれるんです」

海未「そして、穂乃果の飼い主たちはその愛を独り占めするんじゃなくて」

海未「いろんな人に分けてくれる人たちなんです」

海未「ことりだってそうですし」

海未「だから、私が穂乃果を飼えなくても、その人達が私に穂乃果の愛を分けてくれるでしょう」

穂乃果「…海未ちゃん」

穂乃果「そうだね」

穂乃果「穂乃果もいろんな人に海未ちゃんの愛を分けて貰おうっと！」


おわり

終わります。なんやこのSS

前
海未「うっ…頭が」

乙
こういうの好き

乙
めっちゃ癒される

めっちゃ癒された乙。
海未兎かわいすぎて離れられんわこんなの…