【SS】「決めた？」「私はこのいちごパフェにしようかな」「私はモンブラン」【ラブライブ！スーパースター!!】

「いつも通りだな」ﾖﾋﾞﾀﾞｼﾎﾞﾀﾝﾎﾟﾁｰ

「それは私のセリフ」

「前はチョコレートパフェだっただろ」

「パフェはパフェ」


お待たせいたしました ご注文をお伺い致します
　

「あぁ、えっと、いちごパフェとモンブランと....あとアイスコーヒー2つお願いします」

かしこまりましたー

「練習疲れたなー」

「うん でも涼しくなってきてだいぶ楽になった」

「まだまだ秋って感じはしないけどなー かと言って夏かと言われると微妙な時期」
　

「夏と秋の間ってもう一個季節があってもいい気がする 私五季になっちゃうけど わかなごき」

「なんか部屋の隅でカサカサしてそうだな....」

「美味しいスイーツの前になんて事言うの」

「へぇ、意外だな お前のことだから、てっきり昆虫ならなんでも好きなのかと」

「強靭な生命力は感嘆に値する.... でも苦手なものは苦手」

「でも先週部室に"出た"時は四季が退治してくれただろ？」

「なんとかしないとかのん先輩が失神しそうだった」


失礼致します。お先にアイスコーヒーでございます。

あ、ありがとうございます
　

「まあでもLiella!のメンバーってそこまで虫苦手そうな人いなさそうだよな」

「.....たしかに。 千砂都先輩と可可先輩はなんというか、肝が据わってそうだし、すみれ先輩は『騒いだってどうにもならないでしょ』って普通につまみ出しそう」

「きな子は『お外に出してあげるっす～♪』って素手で掴んで逃しそうだし、夏美は....どっちだろ。苦手そうな気もするしサバサバしてそうな気もする。」

「実験するしかない」

「流石にかわいそ....うだけど、もしやる時は誘ってくれ。絶対面白い。
恋先輩は周りに友達とかがいたら率先して退治してくれそうだな。あ、でも家にいる時はサヤさん...だっけ？ お手伝いの人に泣きつきそう」

「ちょっと想像つく....って失礼じゃない？」

「ギャップ萌えってことで許してくれ」
　

「そう考えるとかのん先輩のあの感じもギャップ萌えなのかも」

「クールな時と慌ててる時の差がすごいよな～ 恋先輩もだけど、加入してみると先輩たちの印象変わるもんだな」

「それを言うなら、私たちも全然最初の印象と違ったって言ってた」

「誰が？」

「千砂都先輩。 『メイちゃんも四季ちゃんももっとクールな子かと思ってたYo! 慣れてきたみたいで嬉しい！』って」

「真似、上手いな」

「頑張ってみた」
　

「まあ確かに四季は第一印象よりかなり表情豊かだなあ 罠だよ わなしき」

「なにそれ」

「さっき自分でもやってただろ」

「それをいうならメイも罠。見た目よりさらに可愛い。」

「おいやめろ....ていうかよく真顔で言えるな...!!」

「顔、赤くなってんぞ？」ｺｴﾏﾈ

「マジでやめろ ていうか何だよ物真似芸人でも目指してるのか？」

「ｷﾞｬﾗｸｼｰ!」ﾋﾞｼｯ

「似てないな」

「じゃあ目指すのやめる」

「目指してたのかよ」
　

お待たせしました。いちごパッフェとモンッブランです ごゆっくりどうぞー

ありがとうございまーす

「かっ...かわいい....」

「....」ｼﾞｰ

「えぇと...まず写真を撮らないと」

「....」ｼﾞｰ

「この角度でフィルターはこれで....いや、いちごを綺麗に魅せるならこっちか....」ﾊﾟｼｬ

「....」ｼﾞｰ
　

「......おい四季、お前のその癖ほんとなんなんだ 1分近くモンブランを見つめてから食べる癖」

「食べる前にちゃんと観察しないと失礼 それに見張っとかないと逃げるかもしれない」

「わけわかんねぇよ」

「メイこそスプーンを刺そうとしてやめてを毎回毎回10回くらい繰り返してる。」

「し...仕方ないだろ！こんなに可愛いパフェを崩すなんて、それ相応の覚悟がいるだろ！」
　

「あ、メイ、余所見しちゃダメ。パフェが逃げるかも」

「逃げねぇよ！ほら、早く食べるぞ」

「ｲﾁｺﾞﾓﾗｲﾏｽﾈ」ﾋｮｲﾊﾟｸ

「....」ｼﾞｰ

「四季？」

「早く食べて」

「今度は私を見てどうしたんだ 食べづらいだろ」

「一口目を食べた瞬間のメイが一番可愛い 見逃せるわけがない はやくたべて」
　

(クッ....こうなったら気を逸らしてその隙に....!!)
「あ！おい四季！モンブランが逃げるぞ！」

「？　何言ってるの？モンブランが動くわけない。メイ、疲れてる？」

「あーもう！なんなんだよ！
分かったよ！食えば良いんだろ食えば！」ﾊﾟｸ

「....」ｼﾞ--------

「!!!......うっまぁ.....」ﾇﾍｪﾘ

「......いま!!」ﾊﾟｼｬ

「幸せ......って、おい撮るな！消せ！」

「残念 もうクラウドにアップしたしグループにも送った」

「グループ...? ってまさか」
　

=================

← Liella! (9) 📞🔍≡
Shiki: 今日のメイ
<画像>

かのん: メイちゃんすっごい溶けてるね

○嵐千砂都○: 2人はほんとに仲良しだねぇ

葉月 恋 :いちごおいしかったです

=================
　

「マジで消してくれ....ていうかみんな返信早すぎるだろ....」

「どうして？ 有益な情報は共有しないと あ、モンブラン美味し」

「はぁ、誰得だよ....ったく.....」ﾊﾟｸ

「......」mgmg

「......」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

「メイ、一口あげる」

「いいのか？ じゃあ一口ずつ交換な」

「え、それならいい」

「なんでだよ！」

「より多様なメイの反応を観察するためだからメイのを取るのは本意ではない」

「わけわかんねぇ....」ﾊﾟｸ
　

「....」mgmg

「....」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

「ね、メイ」

「今度は何だ」

「メイって猫目だけど」

「たまに言われるな」

「猫が好きだから猫目なの？ 猫目だから猫が好きなの？」
　

「そりゃ猫が好きだから猫目になったに決まってるだろ」

「そうなの？」

「そうだ」

「ごめん、『猫好きと猫目は関係ないだろ！』って返ってくると思ってたから対応できなかった」

「私の勝ちだな」

「勝者、ねこめめい」

「にゃー」

「え」

「忘れろ」
　

「もう一回やって」

「頼む忘れてくれ」

「忘れてあげるからもう一回だけ、お願い」

「もう一回見たら頭から離れなくなるだろ。お前忘却曲線って知ってるか？」

「時間を空けて同じものを何度も目にするとどんどん記憶が薄れていく現象のこと」

「ああそうだな 逆だけど」

「メイのケチ」

「年に一回くらいやってやるよ また来年頼んでくれ」
　

「ね、メイ」

「どうした、やらねぇぞ」

「そうじゃなくて、来週は猫カフェにしない？」

「ん？ああ、いいな。それは賛成だ 精々猫目にならないように気をつけろよ」

「猫が好きだからって猫目にはならない」

「当たり前だろ」
　

「そろそろ出る？ ちょっと混んできた」

「ああ、そうだな」

ありがとうございましたー
またお越しくださいませー

「ふぅ、美味かった 来週楽しみだなー」ﾃｸﾃｸ

「そうだ、きな子ちゃんも呼ぼう 好きそう」ﾃｸﾃｸ

「あ、確かに。じゃあ夏美も呼ぶか」

「猫にすごく威嚇されそう」

「すごく想像付くな」
　

「閃いた」

「ん？」

「米女カフェ経営しよう 大繁盛間違いなし」

「米女カフェって何だよ」

「メイを膝に乗せてメイを吸えるカフェ」

「肺に悪そうだな それにちょっといかがわしくないか？」

「マニーの香りがしますの！」ｵﾆﾅｯﾂｰ

「声真似やめたんじゃなかったのかよ それにそのカフェ需要あるのか？」
　

「あるよ 世界中の若菜がメイを吸いにくる」

「なかなか恐怖だな」

「大丈夫 わたしが守るから」ｷﾘｯ

「じゃあ安心だな よかった」

「あ、もう別れ道」
　

「じゃあまた明日なー」

「うん まるまるギャラクシーに見つからないように気をつけて帰って」

「なんだよそりゃ」

「上位存在」

「分かった 細心の注意を払っとくよ じゃあなー」ﾊﾞｲﾊﾞｲ

「また明日」ﾌﾘﾌﾘ



|電柱| )◎ ｽｯ

|電柱| ◎/,c 🪐⊿🪐)◎ ｽｽｽ

まるまるギャラクシー「四季メイしか勝たんのですわぁ。嗚呼^～、啓蒙。」
　

山無し意味無し落ちなしでしたがありがとうございました。
読んでもらえてまるまるギャラクシーも喜んでいると思います。
　

あえて名前を書かないスタイル、すこ
　

仲良しだねえ
　

こういう遠くから見てる感じのもいいねぇ
　

たすかる