1: (SIM) 2022/12/14(水) 18:42:11.34 ID:MYwnP26z
プルルル…
善子「……」
ピッ!
花丸『もしもーし。善子ちゃん?』
善子「はい。言われた通り電話かけてあげたわよ」
花丸『そっか。家にいるときも善子ちゃんの声が聴けるなんて嬉しいなぁ~』
善子「はいはい。そんなことくらいでいちいち感心しないでよね」
花丸『えへへ~』
善子「それで?何の用事?」
花丸『えっ?』
善子「何か話したいことでもあったんじゃないの?」
花丸『……』
善子「……」
善子「……」
ピッ!
花丸『もしもーし。善子ちゃん?』
善子「はい。言われた通り電話かけてあげたわよ」
花丸『そっか。家にいるときも善子ちゃんの声が聴けるなんて嬉しいなぁ~』
善子「はいはい。そんなことくらいでいちいち感心しないでよね」
花丸『えへへ~』
善子「それで?何の用事?」
花丸『えっ?』
善子「何か話したいことでもあったんじゃないの?」
花丸『……』
善子「……」
2: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:44:34.78 ID:xeCVDHLI
花丸『……特に、何もないずら』
善子「あっそ、じゃあ切るわよ」
花丸『わぁぁぁ!!?ちょっと待つずら!!』
善子「なによ!ヨハネだって忙しいんだからね!」
花丸『そうなの?どーせゲームやったりスマホいじって時間潰してるだけのくせに』
善子「うぐっ!?い、いいでしょ!!私が自分の時間どう使おうと!」
花丸『それだったらマルとお話してたほうが絶対善子ちゃんにとっても100倍有益ずら。善子ちゃん善子ちゃん、お話しよっ!』
善子「……」
花丸『よ、し、こ、ちゃん!』
善子「そんなに大声出さなくたって聞こえてる!というかそこまで言うならずら丸から話振りなさいよ」
花丸『えっ?』
善子「話の内容、そっちが提供しろって言ってるのよ」
花丸『ん~、話の内容かぁ~』
善子「何か事前に用意しておきなさいよね。電話をかけるってそういうことでしょ」
花丸『ん~……あ!じゃあマルが最近読んだ本のお話とか!』
善子「却下」
花丸『えぇ~!?』
善子「あっそ、じゃあ切るわよ」
花丸『わぁぁぁ!!?ちょっと待つずら!!』
善子「なによ!ヨハネだって忙しいんだからね!」
花丸『そうなの?どーせゲームやったりスマホいじって時間潰してるだけのくせに』
善子「うぐっ!?い、いいでしょ!!私が自分の時間どう使おうと!」
花丸『それだったらマルとお話してたほうが絶対善子ちゃんにとっても100倍有益ずら。善子ちゃん善子ちゃん、お話しよっ!』
善子「……」
花丸『よ、し、こ、ちゃん!』
善子「そんなに大声出さなくたって聞こえてる!というかそこまで言うならずら丸から話振りなさいよ」
花丸『えっ?』
善子「話の内容、そっちが提供しろって言ってるのよ」
花丸『ん~、話の内容かぁ~』
善子「何か事前に用意しておきなさいよね。電話をかけるってそういうことでしょ」
花丸『ん~……あ!じゃあマルが最近読んだ本のお話とか!』
善子「却下」
花丸『えぇ~!?』
4: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:45:37.26 ID:xeCVDHLI
善子「私、全然興味ないんだけど。読書なんて」
花丸『むぅ……善子ちゃんのイジワル』
善子「電話切るわよ」
花丸『だめ!そんなの絶対だめ!』
善子「だったらヨハネを引き留められるような話を聞かせなさいよね。まったく」
花丸『えぇ~?そんなこと言うなら善子ちゃんから話振ってよ』
善子「私が?」
花丸『うん。善子ちゃんが興味ある内容の中から、お話の内容決めていいよ』
善子(……)
花丸『善子ちゃん?』
善子「……じゃあヨハネが最近ハマってるゲームとか」
花丸『却下ずら』
善子「はぁぁぁ!!?」
花丸『むぅ……善子ちゃんのイジワル』
善子「電話切るわよ」
花丸『だめ!そんなの絶対だめ!』
善子「だったらヨハネを引き留められるような話を聞かせなさいよね。まったく」
花丸『えぇ~?そんなこと言うなら善子ちゃんから話振ってよ』
善子「私が?」
花丸『うん。善子ちゃんが興味ある内容の中から、お話の内容決めていいよ』
善子(……)
花丸『善子ちゃん?』
善子「……じゃあヨハネが最近ハマってるゲームとか」
花丸『却下ずら』
善子「はぁぁぁ!!?」
6: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:46:15.21 ID:xeCVDHLI
花丸『だってそういうお話マルぜんぜんわかんないんだもん』
善子「ぐぬぬ~……!だったら私に丸投げなんてしないでよね」
花丸『え~、でも~』
善子「なによ!」
花丸『善子ちゃ~ん』
善子「……」
花丸『よ、し、こ、ちゃ~ん』
善子「話すことないならほんとに切るわよ?」
花丸『話すことはあるにはあるよ?』
善子「だったらそれを早く言いなさいよ。時間の無駄でしょ?」
花丸『強いて言えば、善子ちゃんと話すことが話すことずら』
善子「なにそれ!意味わかんないんだけど!」
善子「ぐぬぬ~……!だったら私に丸投げなんてしないでよね」
花丸『え~、でも~』
善子「なによ!」
花丸『善子ちゃ~ん』
善子「……」
花丸『よ、し、こ、ちゃ~ん』
善子「話すことないならほんとに切るわよ?」
花丸『話すことはあるにはあるよ?』
善子「だったらそれを早く言いなさいよ。時間の無駄でしょ?」
花丸『強いて言えば、善子ちゃんと話すことが話すことずら』
善子「なにそれ!意味わかんないんだけど!」
7: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:47:02.87 ID:xeCVDHLI
花丸『う~ん』
善子「もうっ!さっきからずら丸ってば適当なことばっか言ってるじゃない。中身の無い会話するくらいならほんとに切るわよ?」
花丸『だめ!』
善子「なんでよ。夜遅いんだし早く寝た方が健康のためよ?」
花丸『でもマルは善子ちゃんとお話していたいんだもん』
善子「そう言うのならヨハネを満足させられるだけの話題を提供しなさいよね」
花丸『む~……』
善子「ないでしょ?ほら、そういうことなのよ」
善子「明日も学校だし、ずら丸のことだからいっつもこのくらいの時間にはもう寝てるんでしょ?そろそろこの辺に
花丸『わかった!マル恋バナだったら善子ちゃんとお話できる自信あるずら!』
善子「んにゃ!!?」
善子(こ、恋バナぁ!!?ずら丸が!!?)
善子「もうっ!さっきからずら丸ってば適当なことばっか言ってるじゃない。中身の無い会話するくらいならほんとに切るわよ?」
花丸『だめ!』
善子「なんでよ。夜遅いんだし早く寝た方が健康のためよ?」
花丸『でもマルは善子ちゃんとお話していたいんだもん』
善子「そう言うのならヨハネを満足させられるだけの話題を提供しなさいよね」
花丸『む~……』
善子「ないでしょ?ほら、そういうことなのよ」
善子「明日も学校だし、ずら丸のことだからいっつもこのくらいの時間にはもう寝てるんでしょ?そろそろこの辺に
花丸『わかった!マル恋バナだったら善子ちゃんとお話できる自信あるずら!』
善子「んにゃ!!?」
善子(こ、恋バナぁ!!?ずら丸が!!?)
8: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:47:44.03 ID:xeCVDHLI
花丸『あっ、善子ちゃんあからさまに食いついてきたずら』
善子「うっ……うっさいわね!いきなり恋バナなんて言われたら誰だってびっくりするでしょ!!?」
花丸『善子ちゃん、マルの恋バナ興味あるの?』
善子「っ、な、ないわよ!!ないけど!!一応聞いとくだけ!!」
花丸『ふーん』
善子「で!?なによ!!もしかして好きな人でも出来たわけ!!?」
花丸『うん』
善子「はぁぁぁ!!?」
善子「うっ……うっさいわね!いきなり恋バナなんて言われたら誰だってびっくりするでしょ!!?」
花丸『善子ちゃん、マルの恋バナ興味あるの?』
善子「っ、な、ないわよ!!ないけど!!一応聞いとくだけ!!」
花丸『ふーん』
善子「で!?なによ!!もしかして好きな人でも出来たわけ!!?」
花丸『うん』
善子「はぁぁぁ!!?」
9: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:49:15.51 ID:xeCVDHLI
善子「なによそれ!聞いてないんだけど!!」
花丸『だって今初めて言ったもん』
善子「っ、ぐぬぬ~……!で、誰なの!?いったい誰なわけ!?」
花丸『そんな簡単には言わないよ~』
善子「くっ……!」
花丸『ちなみに善子ちゃんは好きな人いないの?』
善子「い、いるわけないでしょ!?そんな人っ!!」
花丸『でもルビィちゃんは前に『善子ちゃんにはずーっと好きだった人がいる』って言ってたずら』
善子「え……!?って!なんであいつってばナチュラルにそういうことバラしてんのよ~!」
花丸『あ、ほんとにいたんだ。マル適当に言っただけなのに』
善子「うぇぇ!?くっ……!」
善子(騙されたぁ~!)
花丸『だって今初めて言ったもん』
善子「っ、ぐぬぬ~……!で、誰なの!?いったい誰なわけ!?」
花丸『そんな簡単には言わないよ~』
善子「くっ……!」
花丸『ちなみに善子ちゃんは好きな人いないの?』
善子「い、いるわけないでしょ!?そんな人っ!!」
花丸『でもルビィちゃんは前に『善子ちゃんにはずーっと好きだった人がいる』って言ってたずら』
善子「え……!?って!なんであいつってばナチュラルにそういうことバラしてんのよ~!」
花丸『あ、ほんとにいたんだ。マル適当に言っただけなのに』
善子「うぇぇ!?くっ……!」
善子(騙されたぁ~!)
10: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:50:08.77 ID:xeCVDHLI
花丸『だれだれだれ~?好きな人の名前教えてよ~、善子ちゃ~ん』
善子「っ……!い、言わないっ!ずら丸にだけは絶対に言わないっ!!////」
花丸『むぅ~。じゃあ今日のお話はここまでだね。ばいばいずら~』
善子「ちょっ!?待ちなさいよ!!まだあんたの好きな人の話聞いてないんだけど!!」
花丸『善子ちゃんが先に言ってくれるまでマルは絶対言わないずら~』
善子「ぐ、ぐぬぬぬぬ~~!!」
花丸『善子ちゃん、イニシャルだけでも大丈夫だよ?』
善子「えっ?そ、そう?じゃあ……」
花丸『うん』
善子「え、えいち……/////」
花丸『それってもしかしてマルのこと?』
善子「え゛!!?/////」
善子「っ……!い、言わないっ!ずら丸にだけは絶対に言わないっ!!////」
花丸『むぅ~。じゃあ今日のお話はここまでだね。ばいばいずら~』
善子「ちょっ!?待ちなさいよ!!まだあんたの好きな人の話聞いてないんだけど!!」
花丸『善子ちゃんが先に言ってくれるまでマルは絶対言わないずら~』
善子「ぐ、ぐぬぬぬぬ~~!!」
花丸『善子ちゃん、イニシャルだけでも大丈夫だよ?』
善子「えっ?そ、そう?じゃあ……」
花丸『うん』
善子「え、えいち……/////」
花丸『それってもしかしてマルのこと?』
善子「え゛!!?/////」
11: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:51:07.02 ID:xeCVDHLI
善子「ちちちち、違うわよっ!!誰が!!誰があんたのことなんて!!////」
花丸『善子ちゃん、そこまで本気で否定してるとなんだか照れ隠ししてるみたいに見えちゃうよ』
善子「うっさいうっさいうっさい!!とにかく違うし!!それよりあんたの方も教えなさいよ!!/////」
花丸『え~?』
善子「えーじゃないわよ!!そういう約束でしょ!!」
花丸『ん~……』
善子「はぐらかそうとしても無駄なんだからね!!ずら丸が白状するまで電話つけっぱにする
花丸『マルの好きな人は善子ちゃんだよ』
善子「え゛!!?」
花丸『好きだよ、善子ちゃん』
花丸『善子ちゃん、そこまで本気で否定してるとなんだか照れ隠ししてるみたいに見えちゃうよ』
善子「うっさいうっさいうっさい!!とにかく違うし!!それよりあんたの方も教えなさいよ!!/////」
花丸『え~?』
善子「えーじゃないわよ!!そういう約束でしょ!!」
花丸『ん~……』
善子「はぐらかそうとしても無駄なんだからね!!ずら丸が白状するまで電話つけっぱにする
花丸『マルの好きな人は善子ちゃんだよ』
善子「え゛!!?」
花丸『好きだよ、善子ちゃん』
12: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:51:54.11 ID:xeCVDHLI
善子「っ、~~~っ!!////……あーはいはいはいはい!!そういうオチね!!どーせ『友達として大好きです~』なんてオチなんでしょ!!」
花丸『うん』
善子「もうっ!!なによ!!騙されないんだからね!!あーあ、真面目に受け取って損したぁ!」
善子「だいたいあのずら丸がヨハネと真面目な話なんてするわけないのよね!!いっつも私のこと見下してばっかだし」
花丸『ふわぁ~……』
善子「……」
花丸『むにゃぁ……』
善子「……なによ。やっぱり最初から眠かったんじゃない」
花丸『うん』
善子「もうっ!!なによ!!騙されないんだからね!!あーあ、真面目に受け取って損したぁ!」
善子「だいたいあのずら丸がヨハネと真面目な話なんてするわけないのよね!!いっつも私のこと見下してばっかだし」
花丸『ふわぁ~……』
善子「……」
花丸『むにゃぁ……』
善子「……なによ。やっぱり最初から眠かったんじゃない」
13: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:53:24.24 ID:xeCVDHLI
花丸『眠くないもん。善子ちゃんとお話してたら眠気なんて大丈夫だもん……』
善子「今日は大丈夫でも明日が大丈夫じゃなくなるわよ。いいからさっさと寝なさい」
花丸『でも
善子「電話だったら明日もまたかけてあげるわよ」
花丸『ほんとに!?』
善子「えっ……!?ま、まあ。時間空いていたならの話だけどね」
花丸『絶対!絶対だよ!絶対だからね!』
善子(うっ。な、なんかここまで期待されちゃうと出来るかどうか逆に心配になってくる……)
花丸『じゃあおやすみ!また明日ね、善子ちゃん!』
ピッ!
善子「……」
善子(……私も寝る!)
善子「今日は大丈夫でも明日が大丈夫じゃなくなるわよ。いいからさっさと寝なさい」
花丸『でも
善子「電話だったら明日もまたかけてあげるわよ」
花丸『ほんとに!?』
善子「えっ……!?ま、まあ。時間空いていたならの話だけどね」
花丸『絶対!絶対だよ!絶対だからね!』
善子(うっ。な、なんかここまで期待されちゃうと出来るかどうか逆に心配になってくる……)
花丸『じゃあおやすみ!また明日ね、善子ちゃん!』
ピッ!
善子「……」
善子(……私も寝る!)
14: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:54:25.69 ID:xeCVDHLI
善子(ふわぁ……)
善子「おやすみなさい……」
ゴロン
善子「……」
ドキドキ
花丸『マルの好きな人は、善子ちゃんだよ』
善子「……」
ドキドキドキ
善子「……」
花丸『善子ちゃんだよ』
善子(………~~~っ!!/////)
善子(あーもうっ!!ドキドキしてぜんぜん眠れないんだけど~~!!/////)
善子「おやすみなさい……」
ゴロン
善子「……」
ドキドキ
花丸『マルの好きな人は、善子ちゃんだよ』
善子「……」
ドキドキドキ
善子「……」
花丸『善子ちゃんだよ』
善子(………~~~っ!!/////)
善子(あーもうっ!!ドキドキしてぜんぜん眠れないんだけど~~!!/////)
15: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:55:53.72 ID:xeCVDHLI
善子(なによ!!思わせぶりな態度なんかとってくれちゃって!!ばっかじゃないの!!)
善子(こっちは全然ずら丸のことなんて気になってすらいないし!!全然どきどきしてなんかないんだかららね!!)
善子「っ、はぁ~……」
善子(寝る!)
ゴロン!
善子「ん……」
善子(……)
善子「……」
善子(……)
花丸『善子ちゃんっ♡』
善子「……~~っ/////」
善子(うにゃぁぁぁ~~~!!!出ていけぇ!!頭の中から出ていけぇ~!!ずら丸~~~っ!!!!////)
善子(こっちは全然ずら丸のことなんて気になってすらいないし!!全然どきどきしてなんかないんだかららね!!)
善子「っ、はぁ~……」
善子(寝る!)
ゴロン!
善子「ん……」
善子(……)
善子「……」
善子(……)
花丸『善子ちゃんっ♡』
善子「……~~っ/////」
善子(うにゃぁぁぁ~~~!!!出ていけぇ!!頭の中から出ていけぇ~!!ずら丸~~~っ!!!!////)
16: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:57:12.01 ID:xeCVDHLI
~次の日~
善子「ふわぁ~……」
善子(昨日、結局ぜんっぜん眠れなかった……)
善子(しかも今朝だって朝からママに『夜中に大声で電話するな!』って怒られたし……)
ルビィ「おはよ、善子ちゃん」トンッ!
善子「……」
ルビィ「あれ?善子ちゃん、もしかしてまた寝不足?」フニフニ
善子「……」
ルビィ「あー、またまたゲームやって夜更かししてたんだー。いけないんだー」
善子「うっさいわね。いいでしょ別に。ヨハネの勝手でしょ」
善子「……」
善子(はぁ、朝からゆーうつ……)
クラスメイト「えー、花丸ちゃんって好きな人いたのー!?」
善子「っ!!?」
善子「ふわぁ~……」
善子(昨日、結局ぜんっぜん眠れなかった……)
善子(しかも今朝だって朝からママに『夜中に大声で電話するな!』って怒られたし……)
ルビィ「おはよ、善子ちゃん」トンッ!
善子「……」
ルビィ「あれ?善子ちゃん、もしかしてまた寝不足?」フニフニ
善子「……」
ルビィ「あー、またまたゲームやって夜更かししてたんだー。いけないんだー」
善子「うっさいわね。いいでしょ別に。ヨハネの勝手でしょ」
善子「……」
善子(はぁ、朝からゆーうつ……)
クラスメイト「えー、花丸ちゃんって好きな人いたのー!?」
善子「っ!!?」
17: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:58:09.35 ID:xeCVDHLI
花丸「うん」
クラスメイト「だれだれだれだれ!!?めっちゃ気になる!!」
花丸「え~?」
クラスメイト「教えて教えて!絶対誰にも言わないから!」
花丸「ん~、じゃあ~……耳、貸して」
善子「!?」
花丸「いくよ。ひそひそひそひそ……」
善子(ん、んにゃぁぁぁ~!!!!?)
善子「わぁぁぁ~っ!!!」
ガタン!!
ルビィ「善子ちゃん?」
クラスメイト「だれだれだれだれ!!?めっちゃ気になる!!」
花丸「え~?」
クラスメイト「教えて教えて!絶対誰にも言わないから!」
花丸「ん~、じゃあ~……耳、貸して」
善子「!?」
花丸「いくよ。ひそひそひそひそ……」
善子(ん、んにゃぁぁぁ~!!!!?)
善子「わぁぁぁ~っ!!!」
ガタン!!
ルビィ「善子ちゃん?」
18: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:58:56.91 ID:xeCVDHLI
クラスメイト「津島さん?」
善子「あ、いや、えっと……/////」
クラスメイト「……」
善子「えっと……お、お空が青くて綺麗よね~。よね……」
クラスメイト「……」
善子「………ごめんなさいっ////」
クラスメイト「う、うん」
善子「……////」
善子(……って!!何やってるのよ私!!?教室で急に大声あげるなんて、完全に変な人じゃないの~~!!)
善子(あーもう最悪っ!!ばかばかばかばかぁ~~!!恥ずかしいっ!!/////ずら丸の話盗み聞きして顔真っ赤にしてるなんて、流石に自意識過剰すぎっ
ルビィ「むふっ♡」
善子「な!!?/////」
善子「あ、いや、えっと……/////」
クラスメイト「……」
善子「えっと……お、お空が青くて綺麗よね~。よね……」
クラスメイト「……」
善子「………ごめんなさいっ////」
クラスメイト「う、うん」
善子「……////」
善子(……って!!何やってるのよ私!!?教室で急に大声あげるなんて、完全に変な人じゃないの~~!!)
善子(あーもう最悪っ!!ばかばかばかばかぁ~~!!恥ずかしいっ!!/////ずら丸の話盗み聞きして顔真っ赤にしてるなんて、流石に自意識過剰すぎっ
ルビィ「むふっ♡」
善子「な!!?/////」
19: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 18:59:42.00 ID:xeCVDHLI
ルビィ(あー善子ちゃん、そっか~。花丸ちゃんの恋バナが気になっちゃったんだ~)
善子(なぁぁぁ!!!?)
ルビィ(そっか~、そっかそっか~)
善子(くっ、くぅぅぅ……!!)
ルビィ(もぉ~、善子ちゃんの名前が出てくるって決まったわけじゃないのに。善子ちゃん自意識過剰すぎだよぉ~)
善子(う、うっさい!!違うわよ!!別にそういうわけじゃないんだからね!!////)
ルビィ(善子ちゃん、いつか花丸ちゃんと両想いになれる日が来るといいね~)
善子(だから違うって言ってるでしょ~!!!/////)
花丸「……」
花丸(今日もマルの気持ちに気づいてくれない善子ちゃんなのでした)
善子(なぁぁぁ!!!?)
ルビィ(そっか~、そっかそっか~)
善子(くっ、くぅぅぅ……!!)
ルビィ(もぉ~、善子ちゃんの名前が出てくるって決まったわけじゃないのに。善子ちゃん自意識過剰すぎだよぉ~)
善子(う、うっさい!!違うわよ!!別にそういうわけじゃないんだからね!!////)
ルビィ(善子ちゃん、いつか花丸ちゃんと両想いになれる日が来るといいね~)
善子(だから違うって言ってるでしょ~!!!/////)
花丸「……」
花丸(今日もマルの気持ちに気づいてくれない善子ちゃんなのでした)
20: (もんじゃ) 2022/12/14(水) 19:00:04.17 ID:xeCVDHLI
終わりです。お読みいただきありがとうございました。
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1671010931/