【SS】かのん「迷子になった」【ラブライブ！スーパースター!!】

恋「今週は大阪でライブですね。毎週こうしてファンの皆様に会えるのは光栄なことですね。」

千砂都「金曜日は夕方に会場で打合せがあるから学校終わったらすぐに空港に向かうから、みんなそのつもりでね。」

可可かのんすみれ「はーい」

メイ「あの、そのことなんだけど……」

きな子「すまねえっす！！」

四季「メイときな子ちゃんは数学の補修に呼ばれた。」

夏美「あの先生厳しいからきっと遅くなりますの。」
　

メイ「私ときな子は後から行くことになる。迷惑かけてごめん……」

きな子「打合せよろしくお願いするっす……」

すみれ「もう、なにやってるのよ、勉強に困ったら私たちに相談しなさいよ。」

可可「すみれより可可に聞いた方がいいデス！とにかく打合せは可可たちに任せてきなきなたちは補修頑張ってくだサイ！」
　

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金曜日夕方・大阪

千砂都「メイちゃんたち、もうすぐ飛行機乗るって！」

可可「二人だけで大丈夫デショウカ…」

すみれ「スマホもあるんだし高校生なんだから調べながら来られるでしょ。」

かのん「そうかな？」

四季夏美「は？」
　

かのん「一年生は今回の会場初めてでしょ？ここは私が先輩として迎えに行ったほうがいいと思うんだよね。」

千砂都「うーん、さすがに大丈夫だと思うけど……」

かのん「私行ってくるね！」ﾀﾞｯ

可可「行ってしまいマシた。」

すみれ「相変わらずね。私たちは先にホテルに帰って休んでましょう。ってあの子カバンも置きっぱなしじゃない。可可、かのんの荷物運ぶの手伝って。」

千砂都「二人にLINEしとかないとね。……かのんちゃんが、迎えにいきます、っと」

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電車の中

「ｶﾝｸｳ、ｷｼｭｳｼﾞｶｲｿｸ、ｶﾝｻｲｸｳｺｳ……」

かのん「これでいいんだよね。ふわぁ、、眠くなっちゃったな。寝てても大丈夫だよね、終点だし！」

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空港

きな子「着いたっすねぇ、大阪！」

メイ「うん？千砂都先輩からLINEが来てる……かのん先輩が迎えに来る、だってさ。」

きな子「わざわざお出迎えっすか?、苦しゅうないっす～。」
　

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「ﾂｷﾞﾊ?ﾋﾈﾉ、ﾋﾈﾉ……」

かのん「zzz……」

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きな子「こないっすね、かのん先輩。電話も繋がらないっす。」

メイ「千砂都先輩に電話してみるか。」

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ホテル

千砂都「えぇっ！！？かのんちゃんがこない？？……うん、とりあえず二人はこっちに向かって？じゃあ気を付けてね。」

可可「かのん、どうしたんデスか！？もうとっくに着いてるはずデス！」

すみれ「電車が遅れたりしてないか調べてみるわ。……うーん、遅れては無いみたいね。うん？……」

可可「すみれ、何か分かったのデスか！？」

すみれ「何となくね。この路線図を見てくれる？多分かのんは、…………」
　

千砂都「でも、だとしたらまた電車に乗って行けば……」

すみれ「あの子カバン置きっぱなしだったでしょ。スマホしか持ってないのよ。そして電話にも出ないってことは……」

ｶﾞﾁｬ

恋「ただいま戻りました?」

夏美「肉うどんとっても美味しかったですの?。」

四季「delicious.豚まんも美味しかった。」


すみれ「かのんを迎えに行ってくるわ……。」

千砂都「すみれちゃん、お願いね。」


恋夏美四季「？？」
　

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車掌「お客様、終点ですよ。起きてください。」ﾕｻﾕｻ

かのん「は?い」ﾖﾛﾖﾛ

かのん「あれ？？って、ここどこ？？」

［←紀伊中ノ島　和歌山　宮前→］

かのん「あはは、すっかり寝ちゃってたんだ。早く大阪に戻らないと。Suicaの残高足りるかぁ……スマホスマホ……」

スマホ「電池切れやで」

かのん「……。ま、まあ切符買えば、、財布財布……うそ！？え、あ……かばん置いてきちゃったんだ…………」汗ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

かのん「うぇ……！？ど、どうなっちゃうのーーー！！？？」

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「ﾏﾓﾅｸ、ｼﾝｲﾏﾐﾔﾃﾞｽ」

きな子「メイちゃん見るっす！あれが通天閣っすね?！」

メイ「ああ、私たちのライブの記念のコラボやってるみたいだな。うれしいよな。」
　

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「ｼｭｳﾃﾝ、ﾜｶﾔﾏ、ﾜｶﾔﾏﾃﾞｽ」

すみれ「着いた……。全く、遠いったら遠いわね。かのんはどこにいるのかしら……。」


かのん「寒いよう、お腹すいたよう……。みんなの言うこと聞いとけばよかった……。」ｸﾞｽｯ…
　

すみれ「あ、いたいた……。」

すみれ「まったく何やってんのよ、かのん。早く帰るわよ。」


かのん「……もうおしまいだよぅ……ｸﾞｽｯ…うえっ！？す、すみれちゃんっ？？ど、どうして……」

すみれ「心配したのよ？まあ思った通りになってたみたいだけど。」ｸｽｸｽ

かのん「うわーーん！！す”み”れ”ち”ゃーん！！！！寂しかったよぉ、、、、怖かったよぉ、、、」ｸﾞｽｸﾞｽ

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ホテル

夏美「それではー、先週に引き続き今夜もやりますのよ！！恋先輩、持ってきていますの？？」

恋「ええ！ばっちりです！」つNintendo Switch

四季「Let's play. 今日も3年決戦でいい？？」


千砂都「3人とも夜更かしはほどほどにね？明日はライブなんだから。」


恋「千砂都さんもご一緒にどうですか？？」ﾆｯｺﾘ

千砂都「えぇっ？私はいいよ、、」

四季「今日の優勝景品は、豚まん屋さんで買ってきた甘酢団子。まん丸。」

夏美「ほら、ちさと社長の番ですの！」

千砂都「もうっ、ちょっとだけだからね？？」
　

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かのん「すみれちゃん……ｸﾞｽﾞｯ……本当によかった……」ｷﾞｭｰ

すみれ「もう、恥ずかしいから止めなさいったら止めなさいっ！って鼻水ついてるし！」ﾍﾞｯﾁｮﾘ

かのん「ご、ごめん！寒かったから……」ｸﾞｩｩ

かのん「あっ、いや、これは……///」

すみれ「……何も食べないで来たからお腹空いたわね。ラーメン食べて帰りましょうか。和歌山ラーメン。かのんの奢りね。」
　

かのん「う、うん！！あ、でも私、財布持ってきてない……」

すみれ「持ってきてるわよ。あんたの財布。ゆで卵も付けさせなさいよね。」ﾌﾌﾝ

かのん「あはは、すみれちゃんには敵わないや……」

すみれ「じゃあ、行くわよ。あと、帰ったら千砂都たちにちゃんと謝りなさいよ。すっごく心配してたんだから。」

かのん「すみれちゃんもいっしょに謝ってくれる……？？」

すみれ「それは自分で謝んなさいったら謝んなさい！！」

かのん「そんな～～！！」

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ホテル

『なつみ社長　売ることができる物件はもうありませんぞ。』

四季「夏美ちゃん、また借金。」

千砂都「甘酢団子は私のものだね！」ﾌﾌﾝ

恋「千砂都さん、さすがです！」


ｶﾞﾁｬ

メイ「遅くなってごめん！あ、もう始めてるのかよ！」

きな子「はえ～、相変わらず夏美ちゃんはクソ雑魚っすねぇ～」

夏美「ガッデーッム！！物件が……マニーが……！！」

おしまい
　

まあ普通は新幹線か伊丹空港使うよね。
お読みいただいた方、ありがとうございました。今週、大阪でお待ちしてます。
　

これはいいかのすみ
　

俺は今週関西空港使うから助かるぞ
　

乙
かのんの行き先を察してわざわざ迎えに行ってあげるすみれちゃん優しい
　

実際インバウンドが帰国する時に間違って和歌山に連行されるケースが多くてニュースにもなった筈
関西空港から通天閣とかオタロード行くんだったらJRよりも南海電車の方が安いし分かりやすいかもしれない
　

高速バスぼく
低みの見物
　

かのん殿、穂乃果化してる
　

虹4thのとき関空使って同じことやらかしたわ