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1: 警備員[Lv.7](SB-Android) 2024/07/02(火) 23:00:14.66 ID:qDzV/n69
ある日の朝。今日も穂乃果は遅刻をしていた。
穂乃果「うぅ…グスッ…お母さんのバカぁ。なんで起こしてくれかったの」
穂乃果母「何度も起こしたのに、起きなかったんじゃない」
穂乃果「もう、いいよ。行って来ます」
ガララ
穂乃果「あ〜また、怒られる。生徒会長が遅刻なんて、恥ずかしくないのですか?って海未ちゃんの台詞が目に浮かぶ」
ババア「お嬢ちゃん」
穂乃果「あ〜…まあ…どうせ、もう遅刻だし。走ってもしょうがないか」
ババア「お嬢ちゃん」
穂乃果「うぅ…グスッ…お母さんのバカぁ。なんで起こしてくれかったの」
穂乃果母「何度も起こしたのに、起きなかったんじゃない」
穂乃果「もう、いいよ。行って来ます」
ガララ
穂乃果「あ〜また、怒られる。生徒会長が遅刻なんて、恥ずかしくないのですか?って海未ちゃんの台詞が目に浮かぶ」
ババア「お嬢ちゃん」
穂乃果「あ〜…まあ…どうせ、もう遅刻だし。走ってもしょうがないか」
ババア「お嬢ちゃん」
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2: 警備員[Lv.1][警](みかか) 2024/07/02(火) 23:05:16.38 ID:VNGjh77k
穂乃果「コンビニでパン買ってこうかな」
ババア「おい、小娘!!!」
穂乃果「へ?あっ、私?」
ババア「そうだよ、お嬢ちゃん。お嬢ちゃん、今何か困っているね?」
穂乃果「はあ……まあ、そうですね。おばあさんに声を掛けられて遅刻しそうなので」
ババア「人のせいにするんじゃないよ!!!!一部始終を見てたんだからね!!!うっ…ゴホッ…ゲホッ…」
穂乃果「大声出すから…大丈夫ですか?」
ババア「ああ…所でお嬢ちゃん。恋愛で悩んでないかい?」
穂乃果「悩んでないです。女子校なんで」
ババア「いやいや、でも年頃だし。恋の一つくらいしてるだろう?」
穂乃果「ん〜……特には」
ババア「おい、小娘!!!」
穂乃果「へ?あっ、私?」
ババア「そうだよ、お嬢ちゃん。お嬢ちゃん、今何か困っているね?」
穂乃果「はあ……まあ、そうですね。おばあさんに声を掛けられて遅刻しそうなので」
ババア「人のせいにするんじゃないよ!!!!一部始終を見てたんだからね!!!うっ…ゴホッ…ゲホッ…」
穂乃果「大声出すから…大丈夫ですか?」
ババア「ああ…所でお嬢ちゃん。恋愛で悩んでないかい?」
穂乃果「悩んでないです。女子校なんで」
ババア「いやいや、でも年頃だし。恋の一つくらいしてるだろう?」
穂乃果「ん〜……特には」
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4: 警備員[Lv.1][警](みかか) 2024/07/02(火) 23:11:00.95 ID:VNGjh77k
ババア「……そうかい。でも、いずれは恋をする日が来るかもしれないよ」
穂乃果「そりゃあ、いずれは…」
ババア「そうだろう?じゃあ、これをあげよう」
穂乃果「………何ですか…これ?」
ババア「惚れ薬じゃ」
穂乃果「惚れ薬?」
ババア「そう。これを意中の人間に飲ませるとな、いひひ、最初に見た人間を好きになるんじゃ」
穂乃果「え〜うそぉ。おばあさん、漫画の読み過ぎじゃない?」
ババア「嘘だと思うんなら。そこにいる、たぬき」
猫「にゃ〜」
穂乃果「猫だよ、あれ」
ババア「あれに惚れ薬を飲ませる。ほれ」
猫「にゃ〜」ペロ
ドクン
猫「ゴロニャ〜」
ババア「おお!よしよし」
穂乃果「え、猫がおばあさんに懐いた」
穂乃果「そりゃあ、いずれは…」
ババア「そうだろう?じゃあ、これをあげよう」
穂乃果「………何ですか…これ?」
ババア「惚れ薬じゃ」
穂乃果「惚れ薬?」
ババア「そう。これを意中の人間に飲ませるとな、いひひ、最初に見た人間を好きになるんじゃ」
穂乃果「え〜うそぉ。おばあさん、漫画の読み過ぎじゃない?」
ババア「嘘だと思うんなら。そこにいる、たぬき」
猫「にゃ〜」
穂乃果「猫だよ、あれ」
ババア「あれに惚れ薬を飲ませる。ほれ」
猫「にゃ〜」ペロ
ドクン
猫「ゴロニャ〜」
ババア「おお!よしよし」
穂乃果「え、猫がおばあさんに懐いた」
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5: 警備員[Lv.1][警](みかか) 2024/07/02(火) 23:17:57.14 ID:VNGjh77k
ババア「どうじゃ?信じたか?」
穂乃果「う〜ん。半信半疑かな」
ババア「なんでじゃ」
穂乃果「何でって、、、」
ババア「実践して見せただろう」
穂乃果「そうだけど…またたびとか入ってたんじゃないの?」
ババア「そんな手の込んだ事せんわ。とにかく、これをお前さんに譲ろう」
穂乃果「え…いらないです」
ババア「だから、なぜ?惚れ薬だぞ?凄いんだぞ」
穂乃果「だって怪しいし。それに、凄いんなら人に譲らないで自分で使わないんですか?」
ババア「うっ…間の抜けた顔して以外と鋭い…」
穂乃果「それに私、お金持ってないですし」
穂乃果「う〜ん。半信半疑かな」
ババア「なんでじゃ」
穂乃果「何でって、、、」
ババア「実践して見せただろう」
穂乃果「そうだけど…またたびとか入ってたんじゃないの?」
ババア「そんな手の込んだ事せんわ。とにかく、これをお前さんに譲ろう」
穂乃果「え…いらないです」
ババア「だから、なぜ?惚れ薬だぞ?凄いんだぞ」
穂乃果「だって怪しいし。それに、凄いんなら人に譲らないで自分で使わないんですか?」
ババア「うっ…間の抜けた顔して以外と鋭い…」
穂乃果「それに私、お金持ってないですし」
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6: 警備員[Lv.1][告](みかか) 2024/07/02(火) 23:24:57.93 ID:VNGjh77k
ババア「金はいらん」
穂乃果「じゃあ、益々怪しい。タダより怖いものないって昨日、絵里ちゃんがにこちゃんにお説教してました」
ババア「知らんけど…とにかく、お前さんにやるから。ほら、ほら」
穂乃果「えぇ…いらないよぉ」
ババア「そう言わず」
穂乃果「えぇ…」
穂乃果「じゃあ、益々怪しい。タダより怖いものないって昨日、絵里ちゃんがにこちゃんにお説教してました」
ババア「知らんけど…とにかく、お前さんにやるから。ほら、ほら」
穂乃果「えぇ…いらないよぉ」
ババア「そう言わず」
穂乃果「えぇ…」
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7: 警備員[Lv.1][警](みかか) 2024/07/02(火) 23:29:40.22 ID:VNGjh77k
穂乃果「と言う訳なんだけど」
花陽「貰って来ちゃったのぉぉ」
凛「絶対に怪しいよ。普通貰わないにゃ」
穂乃果「だって、あまりにも強引でさ」
海未「毒だったらどうするですか?」
絵里「そうね。非常識よ。捨てて来なさい」
穂乃果「毒はないと思うよ。猫ちゃんに飲ませてたもん。飲んだ瞬間おばあさんに凄い懐いてた。と言うか求愛してたよ」
にこ「求愛って…猫って人間に求愛するもんなの?」
凛「なんで凛に聞くの?」
にこ「いや、そりゃだって」
花陽「貰って来ちゃったのぉぉ」
凛「絶対に怪しいよ。普通貰わないにゃ」
穂乃果「だって、あまりにも強引でさ」
海未「毒だったらどうするですか?」
絵里「そうね。非常識よ。捨てて来なさい」
穂乃果「毒はないと思うよ。猫ちゃんに飲ませてたもん。飲んだ瞬間おばあさんに凄い懐いてた。と言うか求愛してたよ」
にこ「求愛って…猫って人間に求愛するもんなの?」
凛「なんで凛に聞くの?」
にこ「いや、そりゃだって」
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8: 警備員[Lv.1][警](みかか) 2024/07/02(火) 23:35:40.26 ID:VNGjh77k
希「ふむふむ。なるほど」
にこ「なによ、希?」
希「惚れ薬…あながち嘘じゃないかもね」
穂乃果「希ちゃん!」
絵里「ちょっと希!変な事言わないでよ」
希「ほら、この記事。去年のだけど。某大学の研究室で同じ様に猫相手に惚れ薬の実験して成果があったみたいやけど」
絵里「え〜…しかし、根拠が薄いと発表は見送られたと……」
穂乃果「あっ!その写真!あの、おばあさんだ」
絵里「え?」
にこ「って事は本物の…」
ことり「惚れ薬?」
にこ「なによ、希?」
希「惚れ薬…あながち嘘じゃないかもね」
穂乃果「希ちゃん!」
絵里「ちょっと希!変な事言わないでよ」
希「ほら、この記事。去年のだけど。某大学の研究室で同じ様に猫相手に惚れ薬の実験して成果があったみたいやけど」
絵里「え〜…しかし、根拠が薄いと発表は見送られたと……」
穂乃果「あっ!その写真!あの、おばあさんだ」
絵里「え?」
にこ「って事は本物の…」
ことり「惚れ薬?」
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10: 警備員[Lv.1][告](みかか) 2024/07/02(火) 23:40:47.57 ID:VNGjh77k
にこ「いや…でも、まさか…」
絵里「そ、そうよ。フェイクニュースじゃないの?本当だったら今頃大騒ぎじゃない」
希「見送られたからやない?」
穂乃果「って事は本物の可能性あるの?本当に猫ちゃんはおばあさんに惚れてたんだ」
真姫「ふっ、バカバカしいわね」
穂乃果「真姫ちゃん」
真姫「何が惚れ薬よ。そんなもん…ある訳ないでしょ。そんな適当な事、科学が許さないわよ」
穂乃果「でも、世の中科学的に説明出来ない事いっぱいあるよ」
にこ「そうよ。科学が全てじゃないのよ」
真姫「そう言うのはテストで良い点取ってから言ってくれないかしら」
絵里「そ、そうよ。フェイクニュースじゃないの?本当だったら今頃大騒ぎじゃない」
希「見送られたからやない?」
穂乃果「って事は本物の可能性あるの?本当に猫ちゃんはおばあさんに惚れてたんだ」
真姫「ふっ、バカバカしいわね」
穂乃果「真姫ちゃん」
真姫「何が惚れ薬よ。そんなもん…ある訳ないでしょ。そんな適当な事、科学が許さないわよ」
穂乃果「でも、世の中科学的に説明出来ない事いっぱいあるよ」
にこ「そうよ。科学が全てじゃないのよ」
真姫「そう言うのはテストで良い点取ってから言ってくれないかしら」
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11: 警備員[Lv.1][告](みかか) 2024/07/02(火) 23:50:36.90 ID:VNGjh77k
にこ「何ですって。ちょっと勉強が出来るからって」
真姫「ちょっとじゃないわよ」
穂乃果「確かに。真姫ちゃんは凄く勉強出来る。二年生の私より出来るからね」
凛「へ〜穂乃果ちゃんよりって聞くと凄いのか凄くないのか分からないにゃ」
穂乃果「凛ちゃん。私、上級生だよ」
絵里「何でもいいけど。それ怪しいから。私が預かっておきます。ほら、貸して」
穂乃果「え?」
絵里「穂乃果が持ってたら危ないでしょ。ほら」
にこ「ちょっと待ちなさいよ。何で絵里が持ってたら安全なのよ?」
絵里「安全と言うか…こんな意味不明な物を穂乃果達に持たせておけないでしょ」
にこ「じゃあ、にこが預かるわ」
絵里「は?どうして?」
にこ「絵里…あんた、惚れ薬を自分の物にするつもりでしょ?」
真姫「ちょっとじゃないわよ」
穂乃果「確かに。真姫ちゃんは凄く勉強出来る。二年生の私より出来るからね」
凛「へ〜穂乃果ちゃんよりって聞くと凄いのか凄くないのか分からないにゃ」
穂乃果「凛ちゃん。私、上級生だよ」
絵里「何でもいいけど。それ怪しいから。私が預かっておきます。ほら、貸して」
穂乃果「え?」
絵里「穂乃果が持ってたら危ないでしょ。ほら」
にこ「ちょっと待ちなさいよ。何で絵里が持ってたら安全なのよ?」
絵里「安全と言うか…こんな意味不明な物を穂乃果達に持たせておけないでしょ」
にこ「じゃあ、にこが預かるわ」
絵里「は?どうして?」
にこ「絵里…あんた、惚れ薬を自分の物にするつもりでしょ?」
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12: 警備員[Lv.1][告](みかか) 2024/07/02(火) 23:55:38.54 ID:VNGjh77k
絵里「へ?そ、そんな訳ないでしょ。何言ってるのよ、バカ」
にこ「図星ね。早口になってるわよ」
穂乃果「そ、そうなの?」
絵里「ち、違うわよ」
希「本当に〜?えりち、実は惚れ薬で誰かをおとそうとしてるんやないの?」
絵里「ちょ、希まで。やめてよ。そんな訳ないじゃない」
にこ「怪しいわね。やっぱり、にこが貰うわ」
にこ「図星ね。早口になってるわよ」
穂乃果「そ、そうなの?」
絵里「ち、違うわよ」
希「本当に〜?えりち、実は惚れ薬で誰かをおとそうとしてるんやないの?」
絵里「ちょ、希まで。やめてよ。そんな訳ないじゃない」
にこ「怪しいわね。やっぱり、にこが貰うわ」
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13: 警備員[Lv.1][告](SB-Android) 2024/07/03(水) 00:00:25.41 ID:Ahkb3NAF
絵里「今、貰うって言ったわね」
にこ「そうよ。その惚れ薬!にこが貰うわ」
凛「貰ってどうするの?にこちゃん好きな人いるの?」
にこ「好きな人はいない。けど、これがあれば…どんなお金持ちの男でも…夢の玉の輿ね。ふふふ」
絵里「うわっ、最低」
海未「最悪ですね」
真姫「二度とラブソング歌って欲しくないわね」
にこ「ふっ、何とでも言いなさいよ」
にこ「そうよ。その惚れ薬!にこが貰うわ」
凛「貰ってどうするの?にこちゃん好きな人いるの?」
にこ「好きな人はいない。けど、これがあれば…どんなお金持ちの男でも…夢の玉の輿ね。ふふふ」
絵里「うわっ、最低」
海未「最悪ですね」
真姫「二度とラブソング歌って欲しくないわね」
にこ「ふっ、何とでも言いなさいよ」
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14: 警備員[Lv.1][告](みかか) 2024/07/03(水) 00:05:28.73 ID:BH3K9dmq
穂乃果「ちょっと待ってよ。私が貰ったんだよ」
にこ「あんたは使う所ないでしょ?」
穂乃果「そんな事ないよ!私だって好きな俳優とか居るし」
にこ「にこだって居るわよ!」
穂乃果「じゃあ誰?」
にこ「竹野内豊!」
穂乃果「私だって好きだよ」
真姫「バカね。仮に…千歩譲って本物だとして、どうやって飲ませるのよ?しかも、芸能人なら尚更」
にこ「あんたは使う所ないでしょ?」
穂乃果「そんな事ないよ!私だって好きな俳優とか居るし」
にこ「にこだって居るわよ!」
穂乃果「じゃあ誰?」
にこ「竹野内豊!」
穂乃果「私だって好きだよ」
真姫「バカね。仮に…千歩譲って本物だとして、どうやって飲ませるのよ?しかも、芸能人なら尚更」
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15: 警備員[Lv.1][告](SB-Android) 2024/07/03(水) 00:09:49.49 ID:Ahkb3NAF
穂乃果「それは…」
真姫「でしょ?はい、この話はこれで終わりに…」
穂乃果「やっぱり、これは私のだ」ダッ
凛「あっ、逃げた」
海未「穂乃果!!!」
にこ「惚れ薬もって…追うわよ」
絵里「ちょっと…」
真姫「……もう知らない」
真姫「でしょ?はい、この話はこれで終わりに…」
穂乃果「やっぱり、これは私のだ」ダッ
凛「あっ、逃げた」
海未「穂乃果!!!」
にこ「惚れ薬もって…追うわよ」
絵里「ちょっと…」
真姫「……もう知らない」
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16: 警備員[Lv.1][告](SB-Android) 2024/07/03(水) 00:15:18.70 ID:Ahkb3NAF
それから暫く
穂乃果「……はあ…はあ…にこちゃんしつこかった。逃げても逃げても追いかけて来るんだもん」
山田先生「それは大変だなぁ、高坂。矢澤ならあっちに行ったよ」
穂乃果「え?あっ…先生」
山田先生「生徒会長が廊下を走っていいのか?」
穂乃果「見てたんですか?」
山田先生「見てたよ。全く、生徒の代表なんだからな。しっかりしてくれよ」
穂乃果「すいません」
山田先生「で?その胸に抱えてるものは何だ?」
穂乃果「いや…これは…その…通学路で貰って」
山田先生「貰った?ダメだよ、高坂。知らないおばあさんからそんな怪しいもの貰ったら」
穂乃果「え?」
山田先生「どうした?か
穂乃果「私、おばあさんなんか言ってない」
穂乃果「……はあ…はあ…にこちゃんしつこかった。逃げても逃げても追いかけて来るんだもん」
山田先生「それは大変だなぁ、高坂。矢澤ならあっちに行ったよ」
穂乃果「え?あっ…先生」
山田先生「生徒会長が廊下を走っていいのか?」
穂乃果「見てたんですか?」
山田先生「見てたよ。全く、生徒の代表なんだからな。しっかりしてくれよ」
穂乃果「すいません」
山田先生「で?その胸に抱えてるものは何だ?」
穂乃果「いや…これは…その…通学路で貰って」
山田先生「貰った?ダメだよ、高坂。知らないおばあさんからそんな怪しいもの貰ったら」
穂乃果「え?」
山田先生「どうした?か
穂乃果「私、おばあさんなんか言ってない」
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17: 警備員[Lv.1][告](みかか) 2024/07/03(水) 00:20:24.76 ID:BH3K9dmq
山田先生「あっ…」
穂乃果「先生…何で…」
山田先生「バレちゃ仕方ないか。さっき、矢澤から聞いたんだよ。あいつ、教師だからって信用してペラペラと全部教えてくれたぞ」
穂乃果「にこちゃんめ〜」
山田先生「なあ、高坂。そんなもので人の心を操っても、本物の幸せとは手に入らないんだぞ」
穂乃果「それは…そうですけど…」
山田先生「そうだろう?人を魅了するなら自分の力でだろ?」
穂乃果「先生…何で…」
山田先生「バレちゃ仕方ないか。さっき、矢澤から聞いたんだよ。あいつ、教師だからって信用してペラペラと全部教えてくれたぞ」
穂乃果「にこちゃんめ〜」
山田先生「なあ、高坂。そんなもので人の心を操っても、本物の幸せとは手に入らないんだぞ」
穂乃果「それは…そうですけど…」
山田先生「そうだろう?人を魅了するなら自分の力でだろ?」
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18: 警備員[Lv.1][告](みかか) 2024/07/03(水) 00:25:58.51 ID:BH3K9dmq
穂乃果「先生…」
山田先生「分かってくれたか?そしたら、その薬をこちらに」
穂乃果「もしかして…狙ってます?」
山田先生「……田舎の両親がさ〜まだ結婚しないのかって心配するんだよ。このご時世にさ。ハラスメントだろ?」
穂乃果「まあ…そうですね…」
山田先生「相手が居ないなら見合いしろって。どうせ、結婚するならイケメンがいいよなぁ?」
穂乃果「いや〜中身も重要だと…」
山田先生「中身なんていくらでも後からついてくるさ」
山田先生「分かってくれたか?そしたら、その薬をこちらに」
穂乃果「もしかして…狙ってます?」
山田先生「……田舎の両親がさ〜まだ結婚しないのかって心配するんだよ。このご時世にさ。ハラスメントだろ?」
穂乃果「まあ…そうですね…」
山田先生「相手が居ないなら見合いしろって。どうせ、結婚するならイケメンがいいよなぁ?」
穂乃果「いや〜中身も重要だと…」
山田先生「中身なんていくらでも後からついてくるさ」
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19: 警備員[Lv.1][警](みかか) 2024/07/03(水) 00:31:06.80 ID:BH3K9dmq
穂乃果「……逃げ…」
山田先生「赤点!」
穂乃果「え?」
山田先生「高坂、次赤点取ったらやばいんじゃないか?」
穂乃果「買収するつもりですか?」
山田先生「買収?これは交渉だよ。賢い高坂ならわかるよな?」
穂乃果「それは…嫌です」
山田先生「なっ、次も数学赤点取りたいのか?」
穂乃果「嫌です。けど、先生体育教師じゃないですか!!!」
山田先生「赤点!」
穂乃果「え?」
山田先生「高坂、次赤点取ったらやばいんじゃないか?」
穂乃果「買収するつもりですか?」
山田先生「買収?これは交渉だよ。賢い高坂ならわかるよな?」
穂乃果「それは…嫌です」
山田先生「なっ、次も数学赤点取りたいのか?」
穂乃果「嫌です。けど、先生体育教師じゃないですか!!!」
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27: 警備員[Lv.4][警](みかか) 2024/07/03(水) 20:22:26.42 ID:BH3K9dmq
山田先生「なっ…意外の鋭いじゃないか」
穂乃果「体育教師がどうやって数学のテストをどうこうするって言うですか!先生に高二の数学教えられますか?」
山田先生「高坂…」
穂乃果「はい」
山田先生「お願いします。その惚れ薬を私にください」
穂乃果「嫌に決まってるじゃないですか」ダッ
山田先生「あっ、おい…クソッ…逃げられた…こうなったら」
ことり「………先生?」
真姫「………」
山田「あっ…南…西木野も……もしかして、見てたか?」
ことり「はい…」
山田先生「その…理事長には言わないで」
ことり「……はい」
穂乃果「体育教師がどうやって数学のテストをどうこうするって言うですか!先生に高二の数学教えられますか?」
山田先生「高坂…」
穂乃果「はい」
山田先生「お願いします。その惚れ薬を私にください」
穂乃果「嫌に決まってるじゃないですか」ダッ
山田先生「あっ、おい…クソッ…逃げられた…こうなったら」
ことり「………先生?」
真姫「………」
山田「あっ…南…西木野も……もしかして、見てたか?」
ことり「はい…」
山田先生「その…理事長には言わないで」
ことり「……はい」
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29: 警備員[Lv.2][告](みかか) 2024/07/03(水) 20:42:36.55 ID:BH3K9dmq
穂乃果「ふう。まさか、先生に捕まるとは…」
海未「惚れ薬など、ニワカには信じられませんが」
花陽「海未ちゃん…待って…」
穂乃果「げっ、海未ちゃん。花陽ちゃんまで…まさか、二人も惚れ薬狙ってるとか言わないよね?」
海未「穂乃果。仮に本物だとして、そんなものが存在して良い訳ないでしょう?」
穂乃果「な、なんで?」
海未「人の心をそんなものでどうにかしようなんて事は間違っているでしょう。人の心と言うものは…ん?」
花陽「海未ちゃん…穂乃果ちゃん行っちゃったよ」
海未「なっ…」
海未「惚れ薬など、ニワカには信じられませんが」
花陽「海未ちゃん…待って…」
穂乃果「げっ、海未ちゃん。花陽ちゃんまで…まさか、二人も惚れ薬狙ってるとか言わないよね?」
海未「穂乃果。仮に本物だとして、そんなものが存在して良い訳ないでしょう?」
穂乃果「な、なんで?」
海未「人の心をそんなものでどうにかしようなんて事は間違っているでしょう。人の心と言うものは…ん?」
花陽「海未ちゃん…穂乃果ちゃん行っちゃったよ」
海未「なっ…」
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30: 警備員[Lv.1][告](みかか) 2024/07/03(水) 20:48:52.52 ID:BH3K9dmq
穂乃果「あれ、絶対に話が長くなるね」
海未「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
穂乃果「げっ、追いかけて来た。最悪」
海未「人が話してるのに、あなたって人は」
穂乃果「海未ちゃんが勝手に話し始めたんじゃん」
花陽「海未ちゃん…待って…はあ…はあ…」
穂乃果「花陽ちゃん。花陽ちゃんもこれ狙ってるの?」
花陽「私は…」
海未「花陽は私の考えに賛同してくれたのです」
穂乃果「………海未ちゃんの恋を応援してるって事?」
海未「違います。どう言う解釈ですか」
穂乃果「だって、惚れ薬を狙ってるって事は、惚れさせたい相手が居るって事でしょう?」
海未「違います!人の話をちゃんと聞きなさい」
海未「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
穂乃果「げっ、追いかけて来た。最悪」
海未「人が話してるのに、あなたって人は」
穂乃果「海未ちゃんが勝手に話し始めたんじゃん」
花陽「海未ちゃん…待って…はあ…はあ…」
穂乃果「花陽ちゃん。花陽ちゃんもこれ狙ってるの?」
花陽「私は…」
海未「花陽は私の考えに賛同してくれたのです」
穂乃果「………海未ちゃんの恋を応援してるって事?」
海未「違います。どう言う解釈ですか」
穂乃果「だって、惚れ薬を狙ってるって事は、惚れさせたい相手が居るって事でしょう?」
海未「違います!人の話をちゃんと聞きなさい」
0
31: 警備員[Lv.2][警](みかか) 2024/07/03(水) 21:29:58.73 ID:BH3K9dmq
穂乃果「そうやって、油断させて奪う気だ」
海未「はあ…もう埒があきませんね。こうなれば力づくでも」
穂乃果「えぇ…」
花陽「え、海未ちゃん。暴力はダメだよ」
海未「分かってますよ」
穂乃果「分かってる?本当に分かってる?」
絵里「分かってるわよね。穂乃果!」
穂乃果「え?」
絵里「ふふっ。隙だらけよ」
穂乃果「絵里ちゃん。あっ、惚れ薬が…」
海未「やりましたね、絵里」
穂乃果「くっ、まさか…」
絵里「穂乃果。悪い事は言わないわ」
海未「はあ…もう埒があきませんね。こうなれば力づくでも」
穂乃果「えぇ…」
花陽「え、海未ちゃん。暴力はダメだよ」
海未「分かってますよ」
穂乃果「分かってる?本当に分かってる?」
絵里「分かってるわよね。穂乃果!」
穂乃果「え?」
絵里「ふふっ。隙だらけよ」
穂乃果「絵里ちゃん。あっ、惚れ薬が…」
海未「やりましたね、絵里」
穂乃果「くっ、まさか…」
絵里「穂乃果。悪い事は言わないわ」
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33: 警備員[Lv.4][警](みかか) 2024/07/04(木) 21:12:39.66 ID:4Dg/oPNT
穂乃果「どうして邪魔するのさ」
絵里「分からなあの?こんなものは…悲しみを生むだけよ。存在するべきじゃない」
海未「そうです。薬で人の心を操って手に入れたものが、それが本当の愛だと思いますか?仲間割れまでして…」
穂乃果「それは…そうだけど…」
海未「そうでしょう?」
穂乃果「けどさ」
花陽「あれ?絵里ちゃんは?」
穂乃果「へ?」
海未「あれ?絵里?」
絵里「分からなあの?こんなものは…悲しみを生むだけよ。存在するべきじゃない」
海未「そうです。薬で人の心を操って手に入れたものが、それが本当の愛だと思いますか?仲間割れまでして…」
穂乃果「それは…そうだけど…」
海未「そうでしょう?」
穂乃果「けどさ」
花陽「あれ?絵里ちゃんは?」
穂乃果「へ?」
海未「あれ?絵里?」
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34: 警備員[Lv.1][告](みかか) 2024/07/04(木) 21:19:35.65 ID:4Dg/oPNT
絵里「ごめんね。この薬は私が頂くわ」
希「なかなか悪党やね、えりち」
絵里「希…見てたのね?」
希「まあね」
絵里「まさか…希も…」
希「まあ…面白そうやからウチも参戦しようかなって。でも、フィジカルじゃ、えりちに勝てるとは思ってないし〜」
絵里「面白そうだからって…希らしい理由ね。でも、そうね。単純な身体能力じゃ、私に勝てないわよね」
希「でも、ウチにはスピリチュアルがついてる」
絵里「スピリチュアル…何をする気?」
希「ふふっ」
絵里「くっ…」
希「なかなか悪党やね、えりち」
絵里「希…見てたのね?」
希「まあね」
絵里「まさか…希も…」
希「まあ…面白そうやからウチも参戦しようかなって。でも、フィジカルじゃ、えりちに勝てるとは思ってないし〜」
絵里「面白そうだからって…希らしい理由ね。でも、そうね。単純な身体能力じゃ、私に勝てないわよね」
希「でも、ウチにはスピリチュアルがついてる」
絵里「スピリチュアル…何をする気?」
希「ふふっ」
絵里「くっ…」
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36: 警備員[Lv.4](みかか) 2024/07/04(木) 23:14:28.82 ID:4Dg/oPNT
希「絢瀬絵里はーーーーー」
絵里「な、なによ…いきなり大声出して」
希「夜、寝る時怖くて明かりをつけてまーーーーす」
絵里「へ?ちょっ」
希「夜中にトイレで目が覚めるとーーーー妹を起こしてついて来てもらっていまーーーーーすーーー」
絵里「や、な、何を言ってるのよ」
希「ついで言うとーーー」
絵里「ちょっ、やめなさいって」
ガシッ
希「わっ、暴力反対!セクハラ!」
絵里「どの口が言ってるのよ」
絵里「な、なによ…いきなり大声出して」
希「夜、寝る時怖くて明かりをつけてまーーーーす」
絵里「へ?ちょっ」
希「夜中にトイレで目が覚めるとーーーー妹を起こしてついて来てもらっていまーーーーーすーーー」
絵里「や、な、何を言ってるのよ」
希「ついで言うとーーー」
絵里「ちょっ、やめなさいって」
ガシッ
希「わっ、暴力反対!セクハラ!」
絵里「どの口が言ってるのよ」
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37: 警備員[Lv.1][警](みかか) 2024/07/04(木) 23:19:39.12 ID:4Dg/oPNT
にこ「見つけたわよ!!!」
絵里「げっ」
希「にこっち。なんでここが」
にこ「あんたのバカでかい声が聞こえたのよ」
希「あ〜」
絵里「もう…バカ…」
にこ「穂乃果に聞いたわよ。あんたが持ってるんでしょ?惚れ薬」
絵里「だったら?穂乃果はどうしたの?」
にこ「二手に別れたのよ」
絵里「そう、バカな事をしたわね」
にこ「バカはどっちかしら?」
凛「にこちゃんだよ」
希「あら、凛ちゃんも来たんや」
凛「にこちゃんに無理矢理つれて来られたにゃ〜。凛は惚れ薬なんてどうでもいいのに」
にこ「私のどこがバカだってのよ!!!」
絵里「げっ」
希「にこっち。なんでここが」
にこ「あんたのバカでかい声が聞こえたのよ」
希「あ〜」
絵里「もう…バカ…」
にこ「穂乃果に聞いたわよ。あんたが持ってるんでしょ?惚れ薬」
絵里「だったら?穂乃果はどうしたの?」
にこ「二手に別れたのよ」
絵里「そう、バカな事をしたわね」
にこ「バカはどっちかしら?」
凛「にこちゃんだよ」
希「あら、凛ちゃんも来たんや」
凛「にこちゃんに無理矢理つれて来られたにゃ〜。凛は惚れ薬なんてどうでもいいのに」
にこ「私のどこがバカだってのよ!!!」
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38: 警備員[Lv.1][警](みかか) 2024/07/04(木) 23:24:27.10 ID:4Dg/oPNT
凛「だって、堂々と声なんか掛けちゃってさ。隙を見ていけば良かったのに」
にこ「それは…」
希「あはは。凛ちゃんの言う通りやね。なあ、凛ちゃん。ウチの味方してくれない?そしたら、後でラーメン食べさせてあげるから」
凛「え?本当?」
希「うん。取り敢えず、えりちをどうにかして欲しいんやけど」
絵里「凛。私は炒飯もつけるわ!」
凛「え?炒飯も?」
絵里「そうよ。しかも、大盛り」
凛「え〜本当?じゃあ、にこちゃん、希ちゃん。ごめんね」
にこ「それは…」
希「あはは。凛ちゃんの言う通りやね。なあ、凛ちゃん。ウチの味方してくれない?そしたら、後でラーメン食べさせてあげるから」
凛「え?本当?」
希「うん。取り敢えず、えりちをどうにかして欲しいんやけど」
絵里「凛。私は炒飯もつけるわ!」
凛「え?炒飯も?」
絵里「そうよ。しかも、大盛り」
凛「え〜本当?じゃあ、にこちゃん、希ちゃん。ごめんね」
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39: 警備員[Lv.1][警](みかか) 2024/07/04(木) 23:29:30.19 ID:4Dg/oPNT
にこ「私はデザートの杏仁豆腐も付けるわ!」
凛「おおっ!じゃあ、にこちゃんの味方しようかな〜。どうする?」
絵里「え?じゃあ、チャーシューをトッピングで」
希「ウチは5枚つけてあげるよ」
にこ「なっ、じゃあ…あれよ!バターとコーンもつける!」
凛「う〜ん…まだ行けるよ〜って人!」
希「じゃあ、餃子!」
凛「おおっ!」
絵里「唐揚げ!」
凛「そんなに食べれないにゃ」
絵里「えぇ…じゃあ…一週間肩揉むわカ
凛「おおっ!じゃあ、にこちゃんの味方しようかな〜。どうする?」
絵里「え?じゃあ、チャーシューをトッピングで」
希「ウチは5枚つけてあげるよ」
にこ「なっ、じゃあ…あれよ!バターとコーンもつける!」
凛「う〜ん…まだ行けるよ〜って人!」
希「じゃあ、餃子!」
凛「おおっ!」
絵里「唐揚げ!」
凛「そんなに食べれないにゃ」
絵里「えぇ…じゃあ…一週間肩揉むわカ
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42: 警備員[Lv.4](みかか) 2024/07/05(金) 21:19:25.90 ID:lzY64cHE
凛「はい!絵里ちゃん肩揉むって言ってま〜す!」
にこ「じゃあ、私はパシリやるわ!毎日、ジュース買ってくる!」
凛「おおっ!まだ行けるよって人!」
絵里「えっと………」
穂乃果「絵里ちゃん見つけた!!!」
海未「見損ないましたよ!絵里!」
花陽「みんな速いよぉ」
絵里「うっ…」
凛「かよちん!まさか、かよちんも惚れ薬が欲しいの?」
花陽「違うの。私は…」
にこ「じゃあ、私はパシリやるわ!毎日、ジュース買ってくる!」
凛「おおっ!まだ行けるよって人!」
絵里「えっと………」
穂乃果「絵里ちゃん見つけた!!!」
海未「見損ないましたよ!絵里!」
花陽「みんな速いよぉ」
絵里「うっ…」
凛「かよちん!まさか、かよちんも惚れ薬が欲しいの?」
花陽「違うの。私は…」
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43: 警備員[Lv.2](みかか) 2024/07/05(金) 21:38:09.17 ID:lzY64cHE
穂乃果「絵里ちゃん。返して貰おうか」
絵里「穂乃果…」
海未「いけません。そんな薬は即刻捨てるべきです」
にこ「何バカな事言ってるのよ。そんな勿体ない事させる訳ないでしょ」
穂乃果「そもそも、私が貰ったんだから」
絵里「穂乃果…」
海未「いけません。そんな薬は即刻捨てるべきです」
にこ「何バカな事言ってるのよ。そんな勿体ない事させる訳ないでしょ」
穂乃果「そもそも、私が貰ったんだから」
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45: 警備員[Lv.4](みかか) 2024/07/06(土) 21:25:28.45 ID:Ok84lLdT
にこ「あんたが持ってたってロクな使い道ないんだから、にこが使ってやるって言ってんのよ」
絵里「なにガキ大将みたいな事いってる。あなたはダメよ」
希「そうやね。ここはウチが貰っておいた方が」
「もう、やめて!!!!!」
穂乃果「へ?」
ことり「もうやめようよ、こんな事」
海未「ことり…」
穂乃果「ことりちゃん」
絵里「なにガキ大将みたいな事いってる。あなたはダメよ」
希「そうやね。ここはウチが貰っておいた方が」
「もう、やめて!!!!!」
穂乃果「へ?」
ことり「もうやめようよ、こんな事」
海未「ことり…」
穂乃果「ことりちゃん」
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46: 警備員[Lv.1](みかか) 2024/07/06(土) 21:30:22.76 ID:Ok84lLdT
ことり「もうやめよう。好きな人もいないのに、こんな惚れ薬なんかの為に争って…こんな事って…まるで、バカみたいだよ」
絵里「バカ…」
穂乃果「バカなんて…ことりちゃんに初めて言われた」
にこ「そんな事言ったって。あんたにはこの薬の価値が分からないの?」
ことり「分からないよ。友達を傷つけてまで欲しいものなの?」
にこ「それは…」
真姫「よく言ったわ。ことり」
絵里「バカ…」
穂乃果「バカなんて…ことりちゃんに初めて言われた」
にこ「そんな事言ったって。あんたにはこの薬の価値が分からないの?」
ことり「分からないよ。友達を傷つけてまで欲しいものなの?」
にこ「それは…」
真姫「よく言ったわ。ことり」
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47: 警備員[Lv.1][警](みかか) 2024/07/06(土) 21:37:30.84 ID:Ok84lLdT
穂乃果「真姫ちゃん」
真姫「もし、これ以上続けるって言うなら、私はことりと花陽以外とは縁を切るわ」
穂乃果「え…」
にこ「真姫…」
海未「え?私もですか?」
真姫「もし、これ以上続けるって言うなら、私はことりと花陽以外とは縁を切るわ」
穂乃果「え…」
にこ「真姫…」
海未「え?私もですか?」
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48: 警備員[Lv.1][警](みかか) 2024/07/06(土) 21:43:54.36 ID:Ok84lLdT
真姫「それでも続けるのね、穂乃果」
穂乃果「それは…」
絵里「もう…やめましょう」
にこ「絵里。でも」
絵里「どうかしてたわ…私も。こんな得体の知らない物の為に友達を欺いて…サイテーね」
希「そうやね。別に本気で欲しい訳じゃないけど、とりあえず面白いから場を掻き混ぜたいなんて、、、ウチもサイテーやった」
真姫「それは本当最低よ」
絵里「穂乃果。返すわ。あとはあなたが判断してちょうだい」
穂乃果「うっ…」
穂乃果「それは…」
絵里「もう…やめましょう」
にこ「絵里。でも」
絵里「どうかしてたわ…私も。こんな得体の知らない物の為に友達を欺いて…サイテーね」
希「そうやね。別に本気で欲しい訳じゃないけど、とりあえず面白いから場を掻き混ぜたいなんて、、、ウチもサイテーやった」
真姫「それは本当最低よ」
絵里「穂乃果。返すわ。あとはあなたが判断してちょうだい」
穂乃果「うっ…」
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50: 警備員[Lv.1][警](みかか) 2024/07/06(土) 21:56:10.09 ID:Ok84lLdT
真姫「どうするの?穂乃果」
穂乃果「私は…」
ことり「穂乃果ちゃん」
穂乃果「私は!!!」
にこ「穂乃果」
穂乃果「私はぁぁぁ」
海未「穂乃果」
穂乃果「こんなもの」
パリン
ことり「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「目が覚めたよ、ことりちゃん」
穂乃果「私は…」
ことり「穂乃果ちゃん」
穂乃果「私は!!!」
にこ「穂乃果」
穂乃果「私はぁぁぁ」
海未「穂乃果」
穂乃果「こんなもの」
パリン
ことり「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「目が覚めたよ、ことりちゃん」
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51: 警備員[Lv.1][警](みかか) 2024/07/06(土) 22:06:49.14 ID:Ok84lLdT
ことり「穂乃果ちゃん。分かってくれたんだね」
穂乃果「うん。人の心を薬でどうにかしようなんて…間違ってるよ。ね?」
にこ「……そうね。にこもどうかしてたわ。つい、欲に目が眩んだわ」
絵里「えぇ…反省だわ」
穂乃果「雨降って…地固まるって事でいいのかな?」
真姫「いいんじゃない?それで」
海未「そうですね」
にこ「あーあ、でもちょっと勿体なかったな〜」
絵里「まだ言う?」
にこ「少しだけ、少しだけよ」
凛「あっ、そう言えば忘れてた」
穂乃果「え?」
凛「凛も朝、学校来る時に知らないおばあさんから、なんか貰ったんだったにゃ。ほら!」
穂乃果「え」
にこ「あっ」
絵里「ちょっ」
おわり
穂乃果「うん。人の心を薬でどうにかしようなんて…間違ってるよ。ね?」
にこ「……そうね。にこもどうかしてたわ。つい、欲に目が眩んだわ」
絵里「えぇ…反省だわ」
穂乃果「雨降って…地固まるって事でいいのかな?」
真姫「いいんじゃない?それで」
海未「そうですね」
にこ「あーあ、でもちょっと勿体なかったな〜」
絵里「まだ言う?」
にこ「少しだけ、少しだけよ」
凛「あっ、そう言えば忘れてた」
穂乃果「え?」
凛「凛も朝、学校来る時に知らないおばあさんから、なんか貰ったんだったにゃ。ほら!」
穂乃果「え」
にこ「あっ」
絵里「ちょっ」
おわり
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52: 警備員[Lv.6][新芽](えびふりゃー) 2024/07/06(土) 22:57:26.35 ID:tvU/IXT8
オチに笑わせて貰いました
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53: 警備員[Lv.4](茸) 2024/07/07(日) 15:03:32.33 ID:Sq5d2vJB
テンポよく読み易い
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1719928814/