【SS】梨子「出来たわ! どんなヘタレでも百戦錬磨のプレイガールに変える薬よ!!」【ラブライブ!サンシャイン!!】

AqoursーSS


1: 2016/09/29(木) 21:31:38.40 ID:Kb0hw6EF.net
梨子「鞠莉さんの財力と、善子ちゃんの魔力と、私の知識の結晶よ!」

鞠莉「ギルティー製薬の提供でお送りします#9829;」

善子「用法用量は遵守の上、正しくお使いください」

梨子「そして、早速ザ・ヘタレな被験者をここにお呼びしております」

よしまり「「パチパチパチパチ」」

ガチャ

曜「ねえねえ。なんか急に呼ばれたんだけど」

4: 2016/09/29(木) 21:33:12.98 ID:Kb0hw6EF.net
鞠莉「ギルティー製薬の提供でお送りします#9829;」

鞠莉「ギルティー製薬の提供でお送りします❤」

6: 2016/09/29(木) 21:33:59.98 ID:Kb0hw6EF.net
梨子「曜ちゃん、丁度いいところに来たわ」

曜「いや、丁度いいところって……呼んだのは梨子ちゃんじゃん」

梨子「細かいことはいいわ。これ飲んで」

曜「? カプセル?」

梨子「サプリメントよ」

曜「ドーピングとかに引っかからない? 大丈夫?」

梨子「大丈夫。天然自然の素材120%、厚生労働省も匙を投げる究極の逸品よ」

曜「よくわかんないけど、梨子ちゃんがそういうなら」ゴクリンコ

7: 2016/09/29(木) 21:35:00.80 ID:Kb0hw6EF.net
曜「うっ…急にめまいが」

善子「ちょっと」

鞠莉「オーゥ! 科学の発展に失敗はつきものデース!」

梨子「心配ないわ。今、曜ちゃんの脳内では、超高速で思考改革が行われているの」

梨子「次の瞬間には、百戦錬磨のプレイガール、百合の世界に革命的改革を巻き起こすキャプテン・ヨーソローが誕生するわ」

10: 2016/09/29(木) 21:38:19.65 ID:Kb0hw6EF.net
曜「…り、こちゃん」

梨子「お目覚めかな?」

曜「…そうだね。おろしたての婦警コスに着替えたばかりの正月元旦の朝のよーに、スゲーッ爽やかな気分だよ」

曜「――ね、梨子ちゃん」カベドンッ

梨子「あっ❤ あっ❤」

曜「全く…梨子ちゃんったら回りくどいんだから」

曜「私をわざわざ呼び出してこんなことして欲しかったの?」

梨子(キュンキュン)

曜「それとも……これよりも、もっともーっとすごいことして欲しいの?」

梨子「はいぃい❤ もっと、もっとしゅごいことしてほしぃのぉ❤❤❤❤❤❤」

12: 2016/09/29(木) 21:40:04.30 ID:Kb0hw6EF.net
曜「ふふ…でも、だぁ~めっ❤」

アゴクイッ

梨子「ああああ゛あ゛ぁ゛~❤❤❤❤❤❤❤」

曜「りーこーちゃーん? お顔大丈夫ー? つり目キャラが破綻しちゃってるような顔してるよー?」

曜「この程度で満足してて…"この先"耐えられるの?」

梨子「ふにゅぅ…❤」ヘナヘナヘナ

曜「ふふっ。梨子ちゃんは初心だなぁ」

善子「うわ……えっろ」

鞠莉「私たちは、どうやらとんでもないmonsterを作り出してしまったみたいね……」

14: 2016/09/29(木) 21:41:13.98 ID:Kb0hw6EF.net
曜「まーりーさんっ♪」

鞠莉「お、おーぅ…わ、私には果南がいるから…」

曜「つれないなぁ。この前ぶっちゃけトークし合った仲でしょ?」

曜「私、もっと鞠莉さんのことよく知りたいなぁ…❤」フッ

鞠莉「おぉおおおっ? 曜? 曜いけないわそれ以上は理事長しか知り得ないトップシークレットよぉお❤❤」


オゥ→ オゥ→ オゥ↑ オゥ→ オゥ↓ オー↑オオォオオオオオオオオオオオオウ////////

善子「うわ……えっろ」

16: 2016/09/29(木) 21:43:26.50 ID:Kb0hw6EF.net
善子「じゃ、私はそろそろ帰るから」

曜「善子ちゃん……いや、堕天使ヨハネ」

善子「ギラリ! 我を呼ぶ声が聴こえる…汝は何者!?」

曜「ふっふっふっふっ……」マントバサァッ

善子「き、貴様は……!!」

曜「私はネプチューンの瞳を持つ海の神……」

善子「ま、まさか…お前は、我が闇の力によって深き海の底に封印されてたはずでは……!」

曜「君も…私という、オケアノスの流れに溺れてみないかい?」グイッ

善子「はぁぅぅん……❤」キュンキュンッ

17: 2016/09/29(木) 21:44:51.96 ID:Kb0hw6EF.net
りこまりよし(キュンキュンキューン)

曜「さて。ギルキスのメンバーは全員落としちゃったから」

曜「次に食べちゃうとしたら…ふふっ、AZALEAかな」

花丸「? 曜先輩?」

曜「あ、花丸ちゃん。ちょうどよかった」

曜「ポッキーゲーム、しない?」

花丸「唐突に…べ、べつにいいですけど……」

19: 2016/09/29(木) 21:46:00.20 ID:Kb0hw6EF.net
花丸「でも、ポッキーゲームってどういうルールだったっけ?」

曜「互いに端から食べていって先にリタイアしたら負け」

曜「都会の女の子同士の嗜みみたいなものだよっ♪」

花丸(都会の……嗜み!)

花丸「わ、わかったずら!」

曜「じゃ、私が持ち手側で。花丸ちゃんがチョコの側で」

花丸「ふぁふぁっふぁふぁ!」(わかったずら!)

曜「それじゃ、ヨーイドン!」ハムッ

カリカリカリカリ

21: 2016/09/29(木) 21:49:28.24 ID:Kb0hw6EF.net
花丸(曜先輩、全然動かないずら……)カリカリ

花丸(ポッキーは美味しいけど、だんだん距離が近づいてきたずら……)カリッカリカリッ

花丸(えっと……さ、先にリタイアしたら負けだったよね……)カリッ……カリ

花丸(あれ。これ、マルがどんどん食べ進めてるけど、これでもマルが離したら負けずら?)カリ………

花丸(ま、まさか、このことを見越しての不動という選択……!?)

曜(ニコッ)

22: 2016/09/29(木) 21:49:57.52 ID:Kb0hw6EF.net
花丸「~~~~っ!!!」

花丸(な、なんか猛烈に恥ずかしくなってきたずらー!!!)

花丸(こ、これ以上は無理ずらー!)

ポキッ

花丸「んむむー!」

花丸(ちょ、チョコの部分ほとんど食べちゃったずら……)

花丸(うう……最後の方のが飲み込めてなくて口の中パサパサする……)

花丸(でも、こんな破廉恥なことを都会の女の子たちはやってるずらか……///)

曜「んー」

チュッ

花丸「!?」

24: 2016/09/29(木) 21:51:24.53 ID:Kb0hw6EF.net
花丸(ちゅー!? ちゅーしてるずら!!)

レロッレロッ

花丸(しかも、なんか舌でまさぐられてるずらぁ!!!)

レロロッモグッモニュ

花丸(く、口の中にたまってるポッキーが吸われてりゅぅうう!!)

曜「ぷぁっ」モニュモニュゴクン

花丸「~~~~~~!!!!」ゴクッ

花丸「な、なななな、なんちゅーことするずら!!」

曜「んー? 自分でけしかけておいてなんだけど、私もチョコの部分が欲しかったからかな♪」

曜「ふふ…こうして食べたほうが、美味しい気がするね♪」

花丸「はわわわわわわ」プシュー

29: 2016/09/29(木) 21:57:49.99 ID:Kb0hw6EF.net
曜「よし、次行こう♪」

果南「あ、どうしたの? 曜」

曜「果南ちゃん、お疲れ様。肩凝ってない?」

果南「唐突だね。でも、そうだね、言われてみれば…」

曜「じゃあ、マッサージしてあげるから。こっちきて」

果南「ふふっ。どうしたのいきなり?」

曜「最近、マッサージに興味が出てきたんだー。ま、実験台?」

果南「あははっ。容赦のない言い方だね、それじゃ、協力してあげるとしようかね」

32: 2016/09/29(木) 21:59:52.84 ID:Kb0hw6EF.net
モミモミ

曜「うーん。意外と凝ってなかったね」

果南「日頃しっかり運動してるからかなぁ。あと、机に向かってるよりも海にいる時間が長いからかも」

曜「あははっ。勉強もしっかりしないとダイヤさんに怒られるよ?」

果南「むっ。曜と千歌と違って私はしっかり勉強してますー」

曜「ちょっ、千歌ちゃんはともかく私は補習とか受けてないもん!」

果南「でもギリギリだったって聞いたよ?」

曜「……まぁ、通ったしいいじゃん?」

果南「まあ、不問にしてあげるとしましょうか」

33: 2016/09/29(木) 22:00:21.17 ID:Kb0hw6EF.net
モミモミ

曜「にしても、肩凝ってると思ったんだけどなー」

果南「そう? そんなに辛そうにしてた?」

曜「ううん。でもさ」

モニュゥ

果南「ひぁっ!?」

曜「こんなおっきいものぶら下げてると凝らない?」

果南「ちょ、ちょちょちょとちょっと!?」

34: 2016/09/29(木) 22:04:09.96 ID:Kb0hw6EF.net
曜「私と千歌ちゃんも結構悩んでるから、果南ちゃんとか鞠莉さん、花丸ちゃんなんて殊更かなーって思ったけど」モニュモニュモヌ

果南「ちょっ、そこ! ま、マッサージじゃなくなってりゅ!」

曜「うーん、固くはないけど柔らかくてとても気持ちいいですねぇ」

果南「曜!! いい加減にしないと訴えはにゃぁんん!?」

曜「ふふっ。鞠莉さんにとっくりと開発されてると思いきや、意外と未開の地だったみたいだね?」

曜「あ、ちなみにダイヤさんが言ってたんだけど」

「聖書において「カナンの地」とは乳と蜜の流れる場所として書かれ、約束の地とも呼ばれているのですわ!!」

曜「いやぁ~まさに名は体を表す、だね!」モミモミ

35: 2016/09/29(木) 22:05:06.47 ID:Kb0hw6EF.net
果南「ま、鞠莉のはこんなにやらしくな……ぁあぁん❤」

曜「ふふっ……この状況で他の女の子の名前を出されちゃうなんて、燃えちゃうなぁ私」

果南「ま、まりの名前を出したのは曜じゃ……ぁああっ❤❤」

曜「それじゃ、このまま脂肪以外のものも燃焼させてあげるね……全身快楽、ヨーソロー❤❤」

果南「あっ、ああっ、ああ~~~っ❤❤❤」

39: 2016/09/29(木) 22:24:00.76 ID:Kb0hw6EF.net
曜「ごちそうさまでした、っと♪」

曜「そして、やっぱりデザートもほしいよね」

曜「甘いものがいいよね……」

ダイヤ「曜さん、どうしたんですのいきなり」

曜「うん。プリン一緒に食べようかと思って!」

曜「実は、ファンの子から差し入れで貰ったのが食べ切れなさそうで……」

ダイヤ「さ、流石ですわね……」

ルビィ「プリン!」

ダイヤ「……でも、せっかくなのですから、ありがたくいただきますわ」

曜「はい。バニラ、カスタード、チョコレートとあるよ」

42: 2016/09/29(木) 22:47:08.17 ID:Kb0hw6EF.net
ルビィ「えっと……じゃあ、バニラで」

ダイヤ「曜さんは?」

曜「じゃあチョコレート!」

ダイヤ「ではカスタードをいただきますわ」

パク

ルビィ「はぁああああっ❤ おいしいよぉおお❤」

ダイヤ「ふふっ、ルビィったら」

曜「すごく喜んでもらえてるみたいで嬉しいよ」

ダイヤ「曜さんも、ありがとうございますわ」

ルビィ「ほら、お姉ちゃんも♪」ハイ、アーン

ダイヤ「ふふっ。あーん」パクッ

ダイヤ「確かに、バニラも味の濃厚さが流石ですわ……」

43: 2016/09/29(木) 22:50:49.75 ID:Kb0hw6EF.net
曜「バニラってそんなに美味しいんだ。どれどれ」

ペロッ

ルビィ「ピャアアアッ!!」

ダイヤ「よ、曜さん!?」

曜「あ、確かに美味しいね!」

ダイヤ(い、いいいいい、今、ルビィの口元に残ったものを舐め取りましたわよね!?)

曜「それじゃ……カスタードもちょーだい!」

ダイヤ「ちょっ、そんなっ、あっあっ!」

曜「ふふっ。ダイヤったら欲張りさんだねっ♪」

44: 2016/09/29(木) 22:52:35.38 ID:Kb0hw6EF.net
曜「……口の中に隠し持っていようったってそうはいかないんだからね」チューッ

ダイヤ「ん~~~~っ!!」チューッ

ルビィ「ピギャアア!!」

ダイヤ(口の中……舐め回されて、残ったフレーバーを、余さず掬い取られるように……!)

ダイヤ(ああ……探されてる、探されてますわ……プリンの残渣が、口の奥に残っていないか……!)

チュッ、チュッ

ダイヤ(こ、こんなの……!!)ビクッ

ダイヤ(破廉恥過ぎますわぁああ/////)ビクビクビクッ

46: 2016/09/29(木) 22:58:45.37 ID:Kb0hw6EF.net
曜「うん! おいしい!」

ダイヤ「あわわわわわわ」プシューッ

ルビィ「お、おねえちゃ……?」

曜「よし! それじゃこの勢いで……バニラカスタードプリンも味わっちゃおうかな……❤❤」

ルビィ「ピギィッ!?」

ダイヤ「ピギャァッ!?」

曜「あ、そういえばチョコレートはまだ食べさせてなかったね……ふふっ」

ルビィ「あ、あわわわわわ」

ダイヤ「は、はわわわわわ」

曜「デザートは、三人で仲良く味わわないとだめだよねっ!」ガバッ

ダイルビ「「ああああああ~っ!!」」

47: 2016/09/29(木) 23:13:24.34 ID:Kb0hw6EF.net
曜「ふふっ」

曜「それじゃ、準備運動も終わったことだし」

曜「前菜はもう食べ飽きちゃったから……」

曜「メインディッシュといこうかなっ!」

ピポパ

曜「もしもし千歌ちゃん? あのね……」

曜「うん、うん。じゃあ、待ってるよ」

ピッ

曜「……ふふっ」

50: 2016/09/29(木) 23:17:09.31 ID:Kb0hw6EF.net
ガラララッ

千歌「曜ちゃーん。こんな教室に呼び出して何のつもり?」

曜「んー。えっとね、特に深い用事はないんだけど」ゴソゴソ

曜「ポッキー食べる?」

千歌「え? いいのー! 食べる食べるー」

カリカリカリカリ

曜「………」

51: 2016/09/29(木) 23:18:30.82 ID:Kb0hw6EF.net
千歌「にしてもなんでポッキー?」

曜「んー。千歌ちゃんとポッキーゲームでもしようと思ったんだけど」フッ

千歌「え?」

カベドンッ

曜「千歌ちゃん相手には、ポッキーも邪魔かな、って思って」

千歌「え、それってどういう意……」

アゴクイッ

曜「ふふっ…千歌ちゃん」

千歌「よ、曜ちゃん…////」

52: 2016/09/29(木) 23:18:58.05 ID:Kb0hw6EF.net
曜「千歌ちゃんったら顔真っ赤だよ?」

千歌「あ……ぁう……///」

曜「きっと、ポッキーの中の薬が効いてきたのかな?」

千歌「く、クスリ!?」

曜「そう♪ おくすり♪」

千歌「な、なんでそんな……!」

曜「ん……千歌ちゃんに、気持ちよくなってもらおうかなーって」ペロッ

千歌「あぅ……///」

56: 2016/09/29(木) 23:25:29.69 ID:Kb0hw6EF.net
曜「なーんて、ね」

千歌「えっ」

曜「お薬のくだりは嘘だよ! そんな物騒なもの、千歌ちゃんに食べさせるわけないじゃん!」

千歌「! ひ、ひどいよ曜ちゃん! 一瞬、ほんとーにドキドキしたんだからねっ!」

曜「ふふっ。でもね」グイッ

千歌「!?」

曜「この気持ちには、嘘はないよ?」

千歌(顔が近い!!!)

57: 2016/09/29(木) 23:38:02.35 ID:Kb0hw6EF.net
曜「千歌ちゃん」

千歌「い、いいよ。わ、私、曜ちゃん相手なら…//」メヲツムリー

曜「ふふっ。いいよ、千歌ちゃん」

曜(にしても、やっぱりいい匂いするなぁ……)

曜(あれ? なんか唇が艷っぽいっていうか……リップかな?)

曜「ふふ…」

59: 2016/09/29(木) 23:43:13.78 ID:Kb0hw6EF.net
曜「ふ…」

曜「ふっ…」

曜「ふーっ…ふーっ……!!」

千歌「…………曜ちゃん?」

曜「…そ、そうだ! ポッキーで思い出したんだけど、他にプリンも買ってあってさー」

千歌「へ?」

曜「ほら、千歌ちゃん好きかなーって…あは、あはははは」

千歌「…」

曜「た、食べる…?」

千歌「よーちゃん…」

60: 2016/09/29(木) 23:44:12.61 ID:Kb0hw6EF.net
千歌「………」

オシツケカベドンッ!

曜「ひっ!!」

千歌「曜ちゃんさあ……」

アゴグイッ!

曜「ぐぇっ!!」

千歌「今、そういうこと言うシチュエーションじゃないよね?」

曜「ち、千歌ちゃん……!」

61: 2016/09/29(木) 23:44:37.21 ID:Kb0hw6EF.net
グリグリ

曜「あ……// ち、千歌ちゃんのふ、太ももが……その、ま、股に……//」

千歌「曜ちゃん」

曜「は、はいっ!?」

千歌「なんでヘタレたの」

曜「へ、へたっ?」

千歌「なんであの状況でヘタレたの!? イミワカンナイ!!」

曜「ひぃっ!」

62: 2016/09/29(木) 23:45:06.38 ID:Kb0hw6EF.net
千歌「あんだけいい雰囲気作っておいて、もうどう考えても今からキスするような感じにしておいて!!」

曜「き、キスって…つまりちゅーするって」

千歌「わざわざヘタレ語録変換してる場合じゃないよ!!」

曜「ごめんなさいっ!!」

千歌「何のためにわざわざあの薬開発したと思ってるの!? 馬鹿なの!?」

曜「く、薬!?」

千歌「曜ちゃんはしゃべらないで!!」

曜「~~~~っ!」

千歌「……黙ってないでなんとか言ったらどうなの!!!」グリグリ

曜「ぁああっ!!」

63: 2016/09/29(木) 23:45:51.24 ID:Kb0hw6EF.net
曜「だめっ! だめだよっ!!」

千歌「何!? 何がだめなのっ!?」

曜「だって……ここ教室だよぉ…!」

千歌「え!? じゃあ何!? 教室じゃなかったらいいのっ!?」

曜「は、恥ずかしいし、最初くらいはもっとこうムードのあるところで…」

千歌「自分から教室に呼び出したんでしょ!? 私だって期待してたのに!?」

千歌「けしからんムードでけしからんシチュでけしからんボディがけしからんこと言ってさぁ!?」

64: 2016/09/29(木) 23:46:52.42 ID:Kb0hw6EF.net
曜「うわあああっ!! や、やめてよ千歌ちゃぁああん!!」

千歌「何!? これ以上何なの曜ちゃん!?」

曜「えっと…その、ね」

千歌「早く答えて」

曜(ビクビク)

曜「……あ、汗かいちゃったから……シャワー浴びたい//」

千歌「シャ……ワァ……?」

プツンッ

66: 2016/09/29(木) 23:50:21.49 ID:Kb0hw6EF.net
曜(プ、プツン? な、何か切れた音が……)

千歌「そーかそーだそーなんだ曜ちゃん」

千歌「あははは…千歌ったら馬鹿だから、今までずっと勘違いしてたよー」

曜「千歌、ちゃん…?」

千歌「曜ちゃん。さっき、ヘタレだなんて言ってごめんね」

千歌「曜ちゃんは、ヘタレなんかじゃなかったよ」

曜「あ……あの、千歌ちゃ……ん?」

千歌「曜ちゃんはね。なんでもできる完璧超人だから、きっと千歌のことグイグイ引っ張ってくれるって」

千歌「そう思ってたんだけど、実際は違ったんだね」

千歌「千歌が、勝手に曜ちゃんが引っ張ってくれるって勘違いしてて、それをヘタレただなんて思っちゃっただけで」

千歌「本当の曜ちゃんはヘタレなんかじゃなかったんだ…!」

67: 2016/09/29(木) 23:52:55.10 ID:Kb0hw6EF.net
曜「ち、ちかちゃん…?」

千歌「曜ちゃんは、誘ってるんだよね」

千歌「ううん。ずっと、誘ってたんだよね?」

曜「へ?」

千歌「今思えばそうだよ…そんな思わせぶりな態度して…そんないやらしい身体に育って…」

曜「千歌ちゃん…? 目が怖いよ…?」

千歌「ふふっ。そうか、そうなんだ。曜ちゃんは、きっと私に襲われたがってたんだね」グイッ

曜「襲っ…って、て、ち、千歌ちゃんっ!?」ドサッ

千歌「だったらさぁ……お望み通りにしてあげる!!」

68: 2016/09/29(木) 23:55:28.33 ID:Kb0hw6EF.net
曜「ち、ちかちゃんっ!?」

千歌「ふふふふふ……私が普通怪獣だとしたら、曜ちゃんはそれに立ち向かうヒーローなのかな?」

千歌「あはははっ! テレビと違うのは、そのヒーローが怪獣にやられちゃうってことだけどね!!」

曜「千歌ちゃっ!! やぁっ、そっ、そんなとこ……!!! ああぅ!!」

千歌「さぁーて……本性を見せてよね? ヘンタイヒーローのヨーソローちゃんっっ!!!!」

曜「きゃっ!! やっ、やぁああああん!!!!」

71: 2016/09/29(木) 23:58:04.38 ID:Kb0hw6EF.net
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

梨子「アゼリアも陥落……そしてルビィちゃんも見事にヨーソローしちゃったし」

梨子「最後の砦の千歌ちゃんも、覚醒した曜ちゃんの毒牙にかかっちゃったのかしら…」

鞠莉「あのs ual monsterの手にかかれば、さすがのちかっちも無事ではいられないはずよ」

善子「ふっ…哀れ、太陽の化身が地に堕ちるということね」

梨子「さ。きっとこの教室の中で盛り合ってるはずだから、ちょっと覗き見てみましょう」

鞠莉「ギルティー製薬の力、この眼で見定めないとね☆」

善子「ふふふ…我らが叡智が呼び覚ませし根源たる衝動が齎した情景、見せてもらおうか」

ガラガラッ

72: 2016/09/29(木) 23:59:21.01 ID:Kb0hw6EF.net
曜「ひっく……ひっく……」グスグス

千歌「」ココアシガレットスパーッ

梨子「………」

善子「………」

鞠莉「………」

梨子「…帰ろっか」

善子「そうね」

鞠莉「ギルティー製薬は臨時休業デース…」

73: 2016/09/30(金) 00:03:49.06 ID:SmoyIGB1.net
梨子「とりあえず、今回の臨床試験の結果だけでもまとめておきましょ」

善子「被験者最後えらいことになっちゃってたけどね……」

鞠莉「やっぱり、科学の発展に失敗はつきものなのねー」

梨子「失敗じゃないわ。前進よ。貴重なデータ収集よ」

善子「物は言いようね」

鞠莉「イッツ、ジャパニーズ本音と建前!」

梨子「ま、結論としては」

善子「そうね」

鞠莉「うん」



りこよしまり「「「ヘタレに付ける薬はない」」」

78: 2016/09/30(金) 00:09:25.73 ID:Nhp9YqLS.net

おもしろかったぞ

81: 2016/09/30(金) 00:47:14.20 ID:4UzdO2I1.net
|c||^.- ^|| 乙ですわ

82: 2016/09/30(金) 00:48:59.07 ID:UXItiLr6.net

おもしろかった

引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1475152298/

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