1: 2017/12/18(月) 22:57:30.56 ID:KxRDbJ9M.net
曜「う~さぶさぶ、さぶぅ」
梨子「曜ちゃん大丈夫?」
千歌「寒がりだもんね~曜ちゃん。あっ、そうだ、よかったらこれ――」
梨子「これ、私のマフラー貸してあげる」
曜「そんな、悪いよ」
梨子「いいのいいの」グルグル
曜「えへへ……あったかぁい。くんくん……ちょっと梨子ちゃんの匂いがする?」
梨子「もう! 匂い嗅がないで!」
千歌「……」
千歌(……なんか最近、あんまり曜ちゃんに絡めてないなー……)
梨子「曜ちゃん大丈夫?」
千歌「寒がりだもんね~曜ちゃん。あっ、そうだ、よかったらこれ――」
梨子「これ、私のマフラー貸してあげる」
曜「そんな、悪いよ」
梨子「いいのいいの」グルグル
曜「えへへ……あったかぁい。くんくん……ちょっと梨子ちゃんの匂いがする?」
梨子「もう! 匂い嗅がないで!」
千歌「……」
千歌(……なんか最近、あんまり曜ちゃんに絡めてないなー……)
4: 2017/12/18(月) 23:01:58.86 ID:KxRDbJ9M.net
曜「えへへ……でもまだちょっとさぶい……」
梨子「最近は本当に寒いしね……」
千歌(こ、これはチャンス……!)
千歌「そんな寒がり曜ちゃんに、千歌ちゃんとっておきの寒さ対策を教えちゃいます!」
曜「えっ、なになに? そんなのあるの?」
千歌「うん、あるよ?」
梨子「私も気になるな、それ。どんな方法?」
千歌「それは……夜になってからのお楽しみです!」
梨子「えーなにそれー」
千歌「ともかく、曜ちゃんは今夜を楽しみにしてるといいよ?」
曜「うん……とりあえず、楽しみにしておくけど……いったい何なんだろうね?」
梨子「……さぁ?」
千歌「ふっふっふ……」
梨子「最近は本当に寒いしね……」
千歌(こ、これはチャンス……!)
千歌「そんな寒がり曜ちゃんに、千歌ちゃんとっておきの寒さ対策を教えちゃいます!」
曜「えっ、なになに? そんなのあるの?」
千歌「うん、あるよ?」
梨子「私も気になるな、それ。どんな方法?」
千歌「それは……夜になってからのお楽しみです!」
梨子「えーなにそれー」
千歌「ともかく、曜ちゃんは今夜を楽しみにしてるといいよ?」
曜「うん……とりあえず、楽しみにしておくけど……いったい何なんだろうね?」
梨子「……さぁ?」
千歌「ふっふっふ……」
6: 2017/12/18(月) 23:05:25.60 ID:KxRDbJ9M.net
その日の夜
曜「――というわけで夜になったけど……千歌ちゃんからは何も連絡が来ず、何も起きず……」
曜「うーん何だったんだろう、千歌ちゃんの寒さ対策って……一応、気になってはいたんだけどなぁ」
曜「……考えてもしょうがないし、今日はもう寝ようかなぁ……あ?」
モゾモゾ
曜「……」
モゾモゾ
曜「……」
曜「……ベッドに何かいる!? な、なに!? 何なの!?」
モゾモゾ
曜「怪しすぎる……誰か呼んだ方がいいかも……」
???「……ハヤクキテー」
曜「……?」
???「ハヤクキテー、ハヤクキテヨー」
曜「……この声は……?」
曜「――というわけで夜になったけど……千歌ちゃんからは何も連絡が来ず、何も起きず……」
曜「うーん何だったんだろう、千歌ちゃんの寒さ対策って……一応、気になってはいたんだけどなぁ」
曜「……考えてもしょうがないし、今日はもう寝ようかなぁ……あ?」
モゾモゾ
曜「……」
モゾモゾ
曜「……」
曜「……ベッドに何かいる!? な、なに!? 何なの!?」
モゾモゾ
曜「怪しすぎる……誰か呼んだ方がいいかも……」
???「……ハヤクキテー」
曜「……?」
???「ハヤクキテー、ハヤクキテヨー」
曜「……この声は……?」
9: 2017/12/18(月) 23:11:53.68 ID:KxRDbJ9M.net
???「ヨーチャァーン、ハヤクハヤクー」
曜「この声……もしかして……」
ガバッ!
千歌「わぁっ! び、びっくりした!」
曜「やっぱり千歌ちゃん!? なんでここに?」
千歌「何でじゃないよ曜ちゃん! 寒さ対策だよ!」
曜「いやいやいや! 寒さ対策とか意味わかんないから! というかいつからいたの?」
千歌「えーと、曜ちゃんが帰ってきてた頃には既にいたよ?」
曜「そんなに前からっ!? お母さん、なんで言ってくれなかったの……」
千歌「そんなことより曜ちゃん、寒さ対策だよ!」
曜「だから何が寒さ対策なの?!」
千歌「だってほら、曜ちゃんの布団」
曜「……?」
千歌「……千歌の体温で暖めておいたのだ///」
曜「……へ?」
曜「この声……もしかして……」
ガバッ!
千歌「わぁっ! び、びっくりした!」
曜「やっぱり千歌ちゃん!? なんでここに?」
千歌「何でじゃないよ曜ちゃん! 寒さ対策だよ!」
曜「いやいやいや! 寒さ対策とか意味わかんないから! というかいつからいたの?」
千歌「えーと、曜ちゃんが帰ってきてた頃には既にいたよ?」
曜「そんなに前からっ!? お母さん、なんで言ってくれなかったの……」
千歌「そんなことより曜ちゃん、寒さ対策だよ!」
曜「だから何が寒さ対策なの?!」
千歌「だってほら、曜ちゃんの布団」
曜「……?」
千歌「……千歌の体温で暖めておいたのだ///」
曜「……へ?」
12: 2017/12/18(月) 23:19:12.42 ID:KxRDbJ9M.net
千歌「どう? 私が温めたお布団……」
曜「……確かに温かいけど……これが寒さ対策?」
千歌「うんっ! これが千歌特製、曜ちゃんの為の寒さ対策なのです!」
曜「ずいぶん手が込んでるというか、原初的というか……」
千歌「えへへ……愛情たっぷりだよ?」
曜「そ、それは嬉しいけど……と、とりあえず明日のあるし、私寝たいんだけど……」
千歌「うん、じゃあ布団へどーぞどーぞ」
曜「……千歌ちゃんは?」
千歌「……はい?」
曜「いやだから千歌ちゃん……帰らないの?」
千歌「いや、私も寝るよ、ここで」
曜「……え?」
千歌「ここで、寝るよ?」
曜「……えー!?」
曜「……確かに温かいけど……これが寒さ対策?」
千歌「うんっ! これが千歌特製、曜ちゃんの為の寒さ対策なのです!」
曜「ずいぶん手が込んでるというか、原初的というか……」
千歌「えへへ……愛情たっぷりだよ?」
曜「そ、それは嬉しいけど……と、とりあえず明日のあるし、私寝たいんだけど……」
千歌「うん、じゃあ布団へどーぞどーぞ」
曜「……千歌ちゃんは?」
千歌「……はい?」
曜「いやだから千歌ちゃん……帰らないの?」
千歌「いや、私も寝るよ、ここで」
曜「……え?」
千歌「ここで、寝るよ?」
曜「……えー!?」
14: 2017/12/18(月) 23:27:21.38 ID:KxRDbJ9M.net
曜「……千歌ちゃん?」
千歌「……なぁに? 曜ちゃん?」
曜「……なんでこんなにくっついてるのかな、私たち」
千歌「ふふっ……これも寒さ対策だよ?」
曜「これもなの!?」
千歌「そう! こうして密着していれば、もっともーっと温かくなれる! 千歌特製寒さ対策、その2、なのだ!」
曜「いやまぁ、確かに温かいけど……」
千歌「ほら、ちょっと汗かいてきた……温かい証拠だね」
曜「どっちかというと冷や汗なんだよなぁ……」
千歌「なんかいった?」
曜「いや、なんでも?」
千歌「……? えへへ……でもこうしてると温かいし、寒い日でもよく眠れそうだねっ」
曜「うん、そだね……」
曜(……眠れるかな?)
千歌「……なぁに? 曜ちゃん?」
曜「……なんでこんなにくっついてるのかな、私たち」
千歌「ふふっ……これも寒さ対策だよ?」
曜「これもなの!?」
千歌「そう! こうして密着していれば、もっともーっと温かくなれる! 千歌特製寒さ対策、その2、なのだ!」
曜「いやまぁ、確かに温かいけど……」
千歌「ほら、ちょっと汗かいてきた……温かい証拠だね」
曜「どっちかというと冷や汗なんだよなぁ……」
千歌「なんかいった?」
曜「いや、なんでも?」
千歌「……? えへへ……でもこうしてると温かいし、寒い日でもよく眠れそうだねっ」
曜「うん、そだね……」
曜(……眠れるかな?)
16: 2017/12/18(月) 23:31:49.57 ID:KxRDbJ9M.net
千歌「……ねぇ、曜ちゃん、起きてる?」
曜「……うん、起きてるよ」
千歌「……ごめんね、急にこんなことしたりして」
曜「あっ、自覚あったんだ……」
千歌「あるよ! バカにしないでよ!」
曜「いや、千歌ちゃんなら真面目にこういうことやっちゃいそうだなぁって……」
千歌「私のこと普段どう思ってるの……?」
曜「えへへ、ごめんごめん」
千歌「もう曜ちゃんってば……」
曜「……でもどうして急にこんなことを?」
千歌「……」
曜「……千歌ちゃん?」
千歌「……あのね、こうしてるのにはね、もう1つ理由があるんだ」
曜「もう1つ……? それも寒さ対策?」
千歌「ううん、違う。それはね……」
曜「それは……?」
千歌「……曜ちゃん不足対策」
曜「……ええ?」
曜「……うん、起きてるよ」
千歌「……ごめんね、急にこんなことしたりして」
曜「あっ、自覚あったんだ……」
千歌「あるよ! バカにしないでよ!」
曜「いや、千歌ちゃんなら真面目にこういうことやっちゃいそうだなぁって……」
千歌「私のこと普段どう思ってるの……?」
曜「えへへ、ごめんごめん」
千歌「もう曜ちゃんってば……」
曜「……でもどうして急にこんなことを?」
千歌「……」
曜「……千歌ちゃん?」
千歌「……あのね、こうしてるのにはね、もう1つ理由があるんだ」
曜「もう1つ……? それも寒さ対策?」
千歌「ううん、違う。それはね……」
曜「それは……?」
千歌「……曜ちゃん不足対策」
曜「……ええ?」
18: 2017/12/18(月) 23:43:22.49 ID:KxRDbJ9M.net
千歌「最近私ね……圧倒的に曜ちゃん分が足りてない気がするの?」
曜「曜ちゃん分???」
千歌「そう……曜ちゃん分が足りないのだ!」
曜「えっと……その曜ちゃん分って、何?」
千歌「……うー私もよく分かんないけど! 最近曜ちゃんとその……あんまり話せてないというか、何というか……」
曜「千歌ちゃん……」
千歌「ご、ごめんなさいっ! 訳わかんないこと言って! でも……帰り際の曜ちゃんと梨子ちゃんのやり取り見てたら……じっとしてられなくて……」
ギュッ
千歌「ひゃ!? よ、曜ちゃん!?」
曜「……じゃあ、私も千歌ちゃん分対策、しよっと」
千歌「……ふぇ?」
曜「だって、私も最近、千歌ちゃん分が不足してから……こうやって補給しようと思ってね」
千歌「よ、曜ちゃん……」
曜「まずかった、かな?」
千歌「ううん、全然! いっぱいあげる! いっぱいもらって!」
曜「えへへ、ありがと……」
曜「曜ちゃん分???」
千歌「そう……曜ちゃん分が足りないのだ!」
曜「えっと……その曜ちゃん分って、何?」
千歌「……うー私もよく分かんないけど! 最近曜ちゃんとその……あんまり話せてないというか、何というか……」
曜「千歌ちゃん……」
千歌「ご、ごめんなさいっ! 訳わかんないこと言って! でも……帰り際の曜ちゃんと梨子ちゃんのやり取り見てたら……じっとしてられなくて……」
ギュッ
千歌「ひゃ!? よ、曜ちゃん!?」
曜「……じゃあ、私も千歌ちゃん分対策、しよっと」
千歌「……ふぇ?」
曜「だって、私も最近、千歌ちゃん分が不足してから……こうやって補給しようと思ってね」
千歌「よ、曜ちゃん……」
曜「まずかった、かな?」
千歌「ううん、全然! いっぱいあげる! いっぱいもらって!」
曜「えへへ、ありがと……」
22: 2017/12/19(火) 00:05:57.32 ID:PMueg5RM.net
曜「……千歌ちゃんの体、温かいね」
千歌「……曜ちゃんも温かいね。どう、千歌特製の寒さ対策は?」
曜「うーん、そうだなぁ……温かいし、千歌ちゃん分も補給できるし、良いこと尽くし、かな?」
千歌「えへへ……私も曜ちゃん分補給できて最高だよ……まさに一石二鳥だね」
曜「うん……そうだね」
千歌「ふふっ……冬の寒さは私にお任せ、なのだ」
曜「でもそれじゃあ、千歌ちゃん冬はずっとうちに来ることになっちゃうよ?」
千歌「いいよ、それでも。曜ちゃんになら、いつでも呼んでほしい」
曜「じゃあまた明日呼んじゃうかも。明後日も、明々後日も、その次の日もお願いしちゃうかも」
千歌「えへへ……それだと冬はあっという間に埋まっちゃうかもね」
曜「じゃあ……冬以外は?」
千歌「え?」
千歌「……曜ちゃんも温かいね。どう、千歌特製の寒さ対策は?」
曜「うーん、そうだなぁ……温かいし、千歌ちゃん分も補給できるし、良いこと尽くし、かな?」
千歌「えへへ……私も曜ちゃん分補給できて最高だよ……まさに一石二鳥だね」
曜「うん……そうだね」
千歌「ふふっ……冬の寒さは私にお任せ、なのだ」
曜「でもそれじゃあ、千歌ちゃん冬はずっとうちに来ることになっちゃうよ?」
千歌「いいよ、それでも。曜ちゃんになら、いつでも呼んでほしい」
曜「じゃあまた明日呼んじゃうかも。明後日も、明々後日も、その次の日もお願いしちゃうかも」
千歌「えへへ……それだと冬はあっという間に埋まっちゃうかもね」
曜「じゃあ……冬以外は?」
千歌「え?」
23: 2017/12/19(火) 00:09:26.95 ID:PMueg5RM.net
曜「春も、夏も、秋も、そのまた次の冬も……こんな風に千歌ちゃんと一緒にいられたら、いいなって……」
千歌「……うん、いいよ。私もまだまだ、曜ちゃん分足りないから。春でも夏でも秋でも、補給しちゃうよ?」
曜「私だって、まだまだ足りないよ?」
千歌「えへへ……じゃあ一生分、あげるまで来ちゃおうかな?」
曜「い、一生!? い、一生って、千歌ちゃんそれ……」
千歌「ん……あっ!? ああ、いや、今のは言葉の綾ってやつで、ぁあの……」
ギュッー
千歌「よ、曜ちゃん?」
曜「わ、私も……一生、曜ちゃん分あげるから……それでおあいこ、だよ……」
千歌「曜ちゃん……///」
曜「……///」
千歌「……うん、いいよ。私もまだまだ、曜ちゃん分足りないから。春でも夏でも秋でも、補給しちゃうよ?」
曜「私だって、まだまだ足りないよ?」
千歌「えへへ……じゃあ一生分、あげるまで来ちゃおうかな?」
曜「い、一生!? い、一生って、千歌ちゃんそれ……」
千歌「ん……あっ!? ああ、いや、今のは言葉の綾ってやつで、ぁあの……」
ギュッー
千歌「よ、曜ちゃん?」
曜「わ、私も……一生、曜ちゃん分あげるから……それでおあいこ、だよ……」
千歌「曜ちゃん……///」
曜「……///」
25: 2017/12/19(火) 00:27:35.54 ID:PMueg5RM.net
曜「……なんか、すごい温かいね」
千歌「うん……ぽかぽかだね」
曜「うん……ぽかぽか」
千歌「えへへ……もっとくっついちゃえ……」
曜「ち、千歌ちゃん……くっつきすぎ……」
千歌「だってもっと曜ちゃん分欲しいんだもん……」
曜「もう……あ、そうだ、もっといい補給方法があるよ?」
千歌「え? なにそれーー」
チュッ
千歌「へ、こ、これって……!?」
曜「えへへ……これでたくさん、千歌ちゃん分補給できちゃった」
千歌「……曜ちゃん」
曜「……うん?」
千歌「……私にもいっぱい曜ちゃん分補給させてー!」
曜「うわ、うわああ、千歌ちゃーん!?」
この後いっぱい補給しちゃいました
千歌「うん……ぽかぽかだね」
曜「うん……ぽかぽか」
千歌「えへへ……もっとくっついちゃえ……」
曜「ち、千歌ちゃん……くっつきすぎ……」
千歌「だってもっと曜ちゃん分欲しいんだもん……」
曜「もう……あ、そうだ、もっといい補給方法があるよ?」
千歌「え? なにそれーー」
チュッ
千歌「へ、こ、これって……!?」
曜「えへへ……これでたくさん、千歌ちゃん分補給できちゃった」
千歌「……曜ちゃん」
曜「……うん?」
千歌「……私にもいっぱい曜ちゃん分補給させてー!」
曜「うわ、うわああ、千歌ちゃーん!?」
この後いっぱい補給しちゃいました
32: 2017/12/19(火) 03:06:20.75 ID:q78y1cLU.net
|c||^.- ^||最高ですわ
33: 2017/12/19(火) 03:14:00.39 ID:153Vx0hE.net
ようちか分の補給できていいですわぁ~
38: 2017/12/19(火) 20:27:48.66 ID:XEekmwVr.net
おつおつ
素晴らしいようちか分の補充ができた
素晴らしいようちか分の補充ができた
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1513605450/