【SS】梨子「あ、千歌ちゃん!おはよう」

りこ SS


1: 2016/06/16(木) 14:56:14.53 ID:dkTwxV5r0

そこそこのキャラ崩壊があります。注意

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466056574

2: 2016/06/16(木) 14:57:04.94 ID:dkTwxV5r0

千歌「あー梨子ちゃん、おはよ」

梨子「?なんか元気ない?…悩み事でもあるの?」

千歌「うーん…悩みっていうかなんていうか…」

梨子「わたしでも話くらい聞いてあげられるよ?言ってみて?」


千歌「うん…あのさ…梨子ちゃんは…わたしのからだ…どう思う…?」



梨子「へ?」

千歌「…このあいだ…Aqoursのホームページのプロフィール…更新したでしょ?」

梨子「そうだね、スリーサイズを新しく載せたんだっけ」


3: 2016/06/16(木) 14:57:52.13 ID:dkTwxV5r0

千歌「うん…で、そのあとでネットの評判をチェックしてたら…」

梨子「うん」

千歌「わたしのからだ…バランスがおかしいんじゃないかって…」

梨子「…え?」


千歌「…顔もこどもっぽくて背も低いのに、胸だけおっきいって…」

梨子「…うん」


千歌「…わたし…おかしいのかな…」シュン


梨子(むしろほめられてるんじゃないかな…?それは…)

4: 2016/06/16(木) 14:58:37.39 ID:dkTwxV5r0


千歌「やっぱわたしなんかが人前で歌ったり踊ったりするなんて無理だったのかな…」ウル

梨子「!う、うぅん!そんなことない!千歌ちゃんはわたしなんかよりよっぽどアイドルっぽいし、絶対アイドル向いてるよ!」


千歌「…でも…梨子ちゃんのほうが背も高いし…すらっとして大人っぽいもん…」

梨子「え、えぇと…そ、それに…!わたしは千歌ちゃんの見た目、全然おかしいとか思わないよ!?」


千歌「…そう?」

梨子「うん!うん!!絶対そうだよ!」

千歌「う~ん…もしかしたらこの間の計測の時に測り間違えてたのかな…」

梨子「え?…うーん…それはわからないけど…」



5: 2016/06/16(木) 14:59:39.69 ID:dkTwxV5r0


千歌「…梨子ちゃん、もっかい測ってくれる?」

梨子「え!?わたし!?」

千歌「だって一人じゃ測れないし…おねがい!」

梨子「まぁ…測るくらいなら…じゃあ昼休みに部室で測ろっか」

千歌「うん!ありがと!」



――――

昼休み
―部室―



千歌「ふふっ…二人きりで服をぬぐってなんか恥ずかしいね…えへへ」ヌギヌギ

梨子(な、なんかすごくいけないことをしてる気分…)


6: 2016/06/16(木) 15:00:33.85 ID:dkTwxV5r0

千歌「ぅんしょ…っと」プチ

梨子「え!?ちょ、ブラはとらなくても…!」


千歌「…りこちゃん」ギュ

梨子「へぇぇえ!?///」


千歌「…わたし…不安なの…」

梨子「千歌ちゃん…」

千歌「だから……おねがい…」ギュ


梨子「…うん、わかった。まかせて」

千歌「…うん」




7: 2016/06/16(木) 15:01:29.80 ID:dkTwxV5r0


梨子「…じゃ、はかるよ…」

千歌「…うん」ハラリ


梨子「…!」

梨子(こ、これは…!そうぞういじょうに…!)

梨子(わたしなんかよりよっぽど桜色…ってなにかんがえてんのわたし!?///)


千歌「?…どしたの?」

梨子「え!?いや…!…じゃ、いくよー…」シュル

千歌「…ひゃっ」

梨子「あ、ごめん…!メジャー冷たかったよね!……えーと…」

梨子(へ、変な声ださないでよ~/////)


8: 2016/06/16(木) 15:02:29.96 ID:dkTwxV5r0


千歌「ど、どう…?」

梨子「う~ん…82…でまちがいないかな…」


千歌「……そっか…」シュン

梨子「…千歌ちゃん…」


千歌「ねぇ…りこちゃん…」ダキッ

梨子「えぇ!?ち、ちかちゃん!?///」


千歌「わたし、がんばる…!グスッ…みんながわたしのこと見てくれなくても…アイドル続けるもん…!」ウルウル

梨子(は、はは裸で抱き着くのはだめだよ~!!?///82センチ…!82センチがっ!!///)


9: 2016/06/16(木) 15:03:38.84 ID:dkTwxV5r0

千歌「…それに……りこちゃんがわたしのこと『おかしくない』って言ってくれたもん…グス……それだけでわたし…がんばれるから…」ニコ


梨子「」プツン





梨子「…ね、千歌ちゃん…」

千歌「グスッ……なに?りこちゃ……え…?りこちゃん…はなじが…」


梨子「きいて…ちかちゃん…」ツー



梨子「確かに千歌ちゃんは顔も幼いし、わたしより背が低いし…それなのに胸はわたしよりあるよ…」タラー

10: 2016/06/16(木) 15:04:43.40 ID:dkTwxV5r0

梨子「でもね…だからこそ…千歌ちゃんはかわいい」ドクドク


梨子「わたしのことちょっとだけ上目遣いで見てくれるところも……ダンスで揺れるおっ〇〇も……いっつも触りたいって思ってる」ドクドク

千歌「そ、そんなことより…!……今は早く血を止めないと…!」


梨子「そんなのどうだっっていいよ…わたしは千歌ちゃんのおっ〇〇のためなら…」

千歌「だめ!だめだよ!わたしの胸ぐらいいくらでも触っていいから…!だから…!」


梨子「…」フルフル

梨子「…どうせわたしの意識はもうそんなに長くはもたないよ……それに…今触ったりしたら…わたしの意識は二度とこの体に戻ってこないかもしれない…」


千歌「そんな…!」

11: 2016/06/16(木) 15:05:42.67 ID:dkTwxV5r0


梨子「…くっ」フラッ

千歌「っ!梨子ちゃんっ!!」ガシ

梨子「げぶぅっ!?…ち、ちかちゃん……あたってる…はやく…ふくを…」ドクドク

千歌「そんなの後でいい!…わたし…ちゃんと梨子ちゃんにお礼が言いたい!」ギュッ


梨子「あぁ…だめ…そんなに押し付けたら…いしきが…」



千歌「梨子ちゃんがわたしをかわいいって言ってくれて嬉しかった…!わたしのこと見ててくれて嬉しかった…!!」



12: 2016/06/16(木) 15:07:53.97 ID:dkTwxV5r0

千歌「梨子ちゃんが好きでいてくれるなら…それだけで…わたしは自分のからだを誇りに思える…!だから…ありがとう…!」ウルウル


梨子「……ふふっ」

梨子「…そんなこと言われたら…もう全部どうでもよくなっちゃうよ…」


千歌「りこちゃん…?」

梨子「…あーあ…こんどは…ブラジャーに…うまれかわりたい…な」


千歌「り、りこちゃん…?……梨子ちゃん!ねぇ!返事してよ!りこちゃーんっ!!」


梨子「」



千歌「り、りこちゃぁぁぁーーんっ!!」



13: 2016/06/16(木) 15:09:22.29 ID:dkTwxV5r0



――――



梨子「…う…ん…あれ…?」

千歌「っ!目が覚めたんだね!?よ…よがっ…よかったよぉ…」グス


梨子「…ふふっ、おおげさだよ……ちょっとだけ…ねむくなっちゃっただけ…」


千歌「ぅ…う、ん…グスッ…でも…わたしの…せいで…」



梨子「そうだよ、まったく…わたしなんかより…よっぽどギルティな体してるくせに…」


14: 2016/06/16(木) 15:10:18.28 ID:dkTwxV5r0

千歌「…え?…ぎるてぃって…?」



梨子「そんな千歌ちゃんには……ギルティなキスをあげる…」

千歌「え、な…んっ!?ちゅっ…んっ!!?」


梨子「…んちゅ……ふふっ…しちゃったね//」



千歌「り、りこちゃん…///それはさすがに…///」

曜「だいたんすぎるね」

梨子「!!?!?」



15: 2016/06/16(木) 15:11:30.21 ID:dkTwxV5r0

果南「いや~、梨子が倒れたって千歌が騒いでたから来てみたけど…そんだけ元気なら大丈夫だね」

鞠莉「ん~☆こういうホットな展開、嫌いじゃないよ?」

善子「『恋は盲目』とはよく言ったものね……迷宮に迷い込んだ子羊ってところかしら」

花丸「善子ちゃん、かっこつけてるけど顔真っ赤ずら」

善子「う、うるさいわね!!///」

ルビィ「はわわわわ///…ふ、ふたりともおとなだぁ…///」


梨子「みんなまで……って!?あれ!?わたしなにを!?」



ダイヤ「梨子さん…」


16: 2016/06/16(木) 15:12:29.70 ID:dkTwxV5r0

梨子「ち、ちがうんですダイヤさん…!なんか雰囲気に流されてたっていうか…なんか正気じゃなかったというか…!」



ダイヤ「……言い訳は生徒会室で聞きましょうか?」ニコ

梨子「いや!ほんとすみません!反省してますから…!どうかそれだけは…!」


千歌「も~梨子ちゃんてば…///初めてのちゅーはロマンチックなみかん畑で、って決めてたのに~///ひゃ~///」

梨子「いやみかん畑にロマンもなにもないでしょ!?」



ダイヤ「……ずいぶんと元気なんですね?梨子さん…?」

梨子「はっ!?ち、ちがうんです!!…もう!千歌ちゃんは黙ってて!思わずつっこんじゃうから…!」


17: 2016/06/16(木) 15:14:40.49 ID:dkTwxV5r0

千歌「わたし…つっこまれちゃうのかぁ…///」

梨子「思春期の男子か!!」



ダイヤ「……梨子さん」

梨子「はっ!?いや!ほんとに違うんです!!これは…く、くせといいますか…職業病といいますか……!だから!ね!?」


ダイヤ「…」ニコッ

梨子「…!」ニコッ!


ダイヤ「」ガシッ ズルズル

梨子「いやー!!まってーっ!!ほんとに反省してるんですって!!ち、ちかちゃーん!ようちゃ…!」バタン


18: 2016/06/16(木) 15:15:23.98 ID:dkTwxV5r0


曜「千歌ちゃん…」

鞠莉「サイコーにギルティなトラッパーね☆」


千歌「へー?なんでー?」





おわり

20: 2016/06/16(木) 15:28:24.37 ID:dkTwxV5r0
蛇足です

本作でss5作目となります
区切りがいいので、これまで書いた物をまとめさせてください

1作目
果南「恋になりたい?」千歌「アクアリウム!」
【SS】果南「恋になりたい?」千歌「アクアリウム!」【ラブライブ!サンシャイン!!】
2016/05/30(月 16:04:41.95 ID:fYyyDP5Q0 千歌「おーい!果南ちゃーん!」 果南「おー?」 千歌「すっごいこと思いついたんだよ!みんなで水族館にいくんだよ!」 果南「また唐突な…今度は何たくらんでるのさ…?」 千歌「今度のPVだよ!水族館をテーマにした曲だから、水族館でPVとるの!みんなで下見して、PVにふさわしい場所を探すの!」 果南「あれ、意外とまともな提案かも…なんか面白そうじゃん」 千歌「でしょー!みんなにも話してみようよ!部室いこ!」 ―――――


2作目(1作目の続編)
果南「だいすきは♪」千歌「もうかくさないー♪」
【SS】果南「だいすきは♪」千歌「もうかくさないー♪」【ラブライブ!サンシャイン!!】
2016/05/31(火 15:11:07.02 ID:eJEnoRbm0 ―部室― 千歌「でねー!勢いつき過ぎて海に落っこちちゃったんだよー!ばしゃ―んって!!」キャッキャッ 果南「もー気をつけなきゃだめだよー?っとと、あんまり暴れたら落ちちゃうよー」アハハ ルビィ「////」 花丸「…」 まるルビ(な、なにが起こってるの…?)


3作目
千歌「ねー、なんで鞠莉さんはルー語でしゃべるの?」
【SS】千歌「ねー、なんで鞠莉さんはルー語でしゃべるの?」【ラブライブ!サンシャイン!!】
2016/06/03(金 22:19:43.23 ID:SUWua/Y/0 鞠莉「ルーゴ?ホワッツ?」 千歌「日本語と英語が混じってるってことだよー」 鞠莉「……そうねー……ねっ、ちかっちはわたしの話し方、どう思う?」 千歌「鞠莉さんらしくてわたしは好きだよー!ハーフで金髪で、明るい鞠莉さんにぴったり!って感じするし!」 鞠莉「ふふっ、センキュー♪……実はわたしね、アメリカに住んでたころは、ハーフってことがすっごく嫌だったの」 千歌「えぇー!?なんでー?かっこいいのにー」 鞠莉「幼いわたしはね、周りのみんなと違うってことがすごくバッドなことみたいに思ってて…」


4作目
ダイヤ「千歌さんの、あの日」
【SS】ダイヤ「千歌さんの、あの日」【ラブライブ!サンシャイン!!】
2016/06/11(土 22:13:29.71 ID:fXiJrCaF0 タイトルに反して下ネタはなしです―登校― 梨子「うぅ…あつ~い…こんな中、この坂道をのぼって通学なんて…」 曜「ほんとに…こうも暑いと、夏バテとか心配だよね~。みんな体調くずしてないかな」 梨子「あ、そういえば千歌ちゃん、昨日ちょっと元気なかったみたいだけど、もしかして夏バテかな…」 曜「んー…たぶん違う…かな、千歌ちゃん、あの日がけっこう辛いみたいでさ」 梨子「あ、そうなんだ。じゃあきっと今日も…」 曜「うん…おそらく…、おっ、噂をすれば前方に千歌ちゃん発見」 「」ヨロヨロ


そして5作目が本作です
筆者の千歌ちゃん愛がわかりますね笑

ではまた

22: 2016/06/17(金) 04:23:15.67 ID:pefr3Pcjo
千歌ちゃんSSホント好き
次も楽しみにしてます!

23: 2016/06/17(金) 12:20:40.05 ID:wnDbcCqDO
面白かった

引用元: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466056574/

【SS】善子「変な先輩」【ラブライブ!サンシャイン!!】
2016/06/20(月 21:06:18.19 ID:5cTCSPHX0 善子「…」 千歌「~♪」 善子「…こんなとこで油売ってないで、はやく練習に行ったら?」 千歌「い~んだよ~、これもAqoursの大事な活動なんだから~」 善子「だーかーら!わたしはスク―ルアイドルなんてニンゲンの部活はやらないって言ってんでしょ!?」 千歌「え~、絶対おもしろいのに~」 善子「こないだ見学にも行ってあげたでしょ!?わたしだって忙しいのよ!」 千歌「ちぇー…」 善子「…」 善子(といって動く気はないのね…)
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