中須かすみーSS

かすみ「おはようございます、歩夢せんぱい♪」 歩夢「おはよう、かすみちゃん」 歩夢「今日も早いね」 歩夢「私がかすみちゃんを待つ側になろうと思って早めに出たのになぁ」 かすみ「歩夢せんぱいを待ってるのが好きなんです」 歩夢「うーん、それは嬉しいけど…あんまり待たせるのも悪いから」 かすみ「大丈夫です！歩夢せんぱいはかすみんが着いたらすぐに来てくれてますから」 歩夢「そう？それならいいけど…」

■約18000文字■① 璃奈「お手」 かすみ「わん！ってなにやらせるの！」 璃奈「お～。かすかす上手だね～」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ かすみ「かすみん！何やってんのりな子ぉ」 璃奈「かすみちゃん、子犬みたいだからつい」 かすみ「子犬……まあかすみんは子犬みたいなかわいさあるからね～～～」 璃奈「おすわり」 かすみ「わんっ！ってだから～！」 璃奈「かすみちゃん、面白い。好き」

かすみ「誰かと思えばことり先輩ですか……」 ことり「なんだか疲れた顔してるねぇ、なにかあったの？」 かすみ「期末テストで頭を使い過ぎてヘロヘロなんですよ」 かすみ「だからことり先輩に構ってあげる元気もありません、どっか行ってください」 ことり「あぁ～そう言えば期末テストなんてあったね」 ことり「赤点は回避出来たのかな？」 かすみ「うぐっ……!!と、当然じゃないですかぁかすみんが赤点を取るなんて」ｶｸｼ ことり「どれどれ～」ﾊﾟｯ ことり「あらら、数学22点。赤点だねぇ」 かすみ「うわっ、勝手に見ないでください!!」 ことり「お～ゾロ目だねぇ─あっ♪」 ことり「─22点でにゃんにゃん♪かわいいじゃん♪」 かすみ「なに煽ってるんですか!!しず子と同じ事言わないでください!!」

～昼休み・生徒会室～ 栞子「占いなんて信じてないけど♪」 栞子「『AB型が最下位！』って、Ah-♪」 栞子「ちょっとヘコむね♪」ﾊﾟﾁｯ はんぺん「にゃ～ん」 副会長「……」ｿﾛｰﾘ 栞子「『ラッキーアイテムはピアノ！』♪」 栞子「『ショパンが弾けたならダイジョウブ！？』って、Ah-♪」 栞子「イジワルなルール♪」ｸﾙｯ はんぺん「にゃ～ん！」 かすみ「…………」ｿﾛﾘｿﾛｰﾘ

栞子｢猫ならここにいますよ｣ かすみ｢…え？｣ 栞子｢にゃん…しおにゃんだにゃん｣ かすみ｢｣