唐可可 (タンクゥクゥ)ーSS

すみれ「...」 可可「...すみれではないデスか」 すみれ「ええ、ごきげんよう」 可可「なんデスかそのオシャレな挨拶」 すみれ「ほっときなさいよ」 可可「そうデスか」 すみれ「...」 可可「...」

可可「衣装作ってるところが見たいだなんて急にどうしたんデスか」 すみれ「やっぱりショウビジネスに生きるものとして色々な知識はつけておきたいと思ってね」 すみれ「前々から思ってたけどやっぱりあなたの裁縫技術すごいわね」 可可「まあ、可可にかかればこんなものデス」ﾌﾌﾝ すみれ「それじゃあそろそろおいとましようかしら」ﾖﾛｯ 可可「すみれ？ 急にくっついてきてどうしたんデスか？」 すみれ「ごめんなさい、ちょっとよろめいちゃって……」 すみれ「今どくから……」 可可「？ すみれ？」

すみれ『いっつもいっつも私にばっかり……そんなに私のことが嫌いならそういえばいいじゃない！』 可可『い、いや……可可はそんなつもりでは……』 すみれ『……もういい。私Liellaやめるから……もうあんたの顔も見たくない……』 可可『ま、待ってくださいすみれっ………！』 すみれ『こないでよ！！』 可可『ひっ……！！」ﾋﾞｸｯ すみれ『じゃあね。もう話しかけて来ないで……』ﾊﾟﾀﾝ 可可『あっ……』 Ooo ﾁｭﾝｯﾁｭﾝｯ （・8・） 可可「……」 可可「うぅっ……」ﾌﾞﾜｯ 数時間後、部室 可可「……」ｷﾞｭ- すみれ「ちょっと、なんなのよ？」 可可「別に、なんでもないです」ｷﾞｭ- すみれ「……あっそ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ みたいなね？

すみれ『どうしたのよ電話なんて珍しい』 可可『え、えーとえーとえーと...』 すみれ『？』 可可『今日も、良き天気デスね！！！』 すみれ『...』 可可『...』 すみれ『...』 可可『なにか言って欲しいデス！！』ｱｾｱｾ

放課後―― 「バナナチョコの方、お待たせしました」 可可「ハーイ！」 かのん「わぁ、美味しそう！さすが可可ちゃんのご推薦だね！」

可可「昨日ドッキリ番組を見かけてやりたくなりまシタ！」 可可「Liella!のミナサンにドッキリをしかけマス！」 可可「まずはかのんから！」 可可「かのんの驚く顔が目に浮かびマスね」ｸｽｸｽ

可可「今日の放課後空いてマスか？」 すみれ「空いてるけど…」 可可「ククとデートシマセンか？」 すみれ「で、デート！？」 可可「ハイ、デートデス！」 すみれ「ど、どうしてそんな急に」 可可「ククとすみれは付き合ってマスよね？恋人デスよね？」 すみれ「まぁ…うん。そうね///」 可可「なのに何故！クク達はデートシタコトないデスカ！」ﾊﾞﾝｯ!! すみれ「確かに…そうね…」 すみれ「わかったわ。しましょ、で…デート///」

可可「あれ、あれぇ…？」 恋「可可さん、どうかしましたか」 可可「レンレン、ちょうどよかったデス！かのんを見かけませんでしたか？」 恋「かのんさんですか？あいにく、見ていませんが」

教室 可可「あぁ～…」 かのん「可可ちゃんがへたり込んでる！？どうしたの、なにがあったの！」 可可「かのん…お、おなかが…」 かのん「おなか痛いの！？苦しいの！？」

可可「すみれすみれ」 すみれ「なに？」 可可「すみれはパフェ好きデスか？」 すみれ「え...いや、別に」 可可「...」ﾑｩ すみれ「なんで不機嫌なのよ」 可可「もう一度聞きますね」 すみれ「え？」 可可「すみれはパフェ好きデスか？」 すみれ「え...いや、別に」

1:名無しで叶える物語(光) 2021/09/25(土) 17:49:29.02 ID:KC23G1+K くぅすみ