【SS】可可「あの金髪はグソクムシ! スカートめくりを食らうデス!」バサッ! すみれ妹「えっ!? きゃ、きゃーっ!」【ラブライブ!スーパースター!!】


SS
1:(あら) 2022/01/08(土) 18:16:14.72 ID:uy5D4Jcx
すみれ「ねぇ」

可可「……はい」

すみれ「はいじゃないでしょ」

可可「……だって、金髪だったから」ボソボソ

すみれ「こいつっ!」ガタッ!

可可「ひっ!」

千砂都「す、すみれちゃん!? 抑えて、抑えて!」ガシッ!

すみれ「ふーっ! ふーっ!」ワナワナ

恋「暴力はダメですよ! それはやめましょう? ね?」

すみれ「ちっ」

かのん「ほら、可可ちゃんも! ちゃんと謝って!」

可可「ご、ごめんなさいぃ」ガクブル
 

4:(あら) 2022/01/08(土) 18:19:29.25 ID:uy5D4Jcx
すみれ「この子はねえ! まだ小学生なのよ!」

可可「……はい」ウルウル

すみれ「間違えたじゃ済まないでしょうが!」ギロッ!

可可「はいぃ」ポロポロ

すみれ「泣きたいのはこの子だって言ってんのよ!」バンッ!

可可「うぅ、ごめんなさいぃ」ベソベソ

千砂都「すみれちゃん、本気で怒ってるね」ヒソヒソ

恋「そうですね。ちょっと怖いです」ヒソヒソ

かのん「でも、気持ちは分かるよ。ありあが同じことされたら、私も許せないもん」ヒソヒソ
 
6:(あら) 2022/01/08(土) 18:22:35.35 ID:uy5D4Jcx
すみれ「この子にトラウマでも残ったら、あんたはどう責任を――」

すみれ妹「まあまあ、お姉ちゃん。そのくらいで許してあげなよ」

すみれ「えっ? でも、こいつに思いっきりスカートめくられたんでしょ?」

すみれ妹「そうだけど、周りに誰もいなかったから、人に見られたってわけじゃないしさ」

すみれ妹「いきなりで驚いたから叫んじゃったけど、別に初めから怒ってなんかないから」

すみれ「……まあ、あんたがそう言うなら」

すみれ「ほら、可可! 優しいこの子に感謝しなさい!」

可可「ありがとうございます! 今日のことは、誠にごめんなさいでした」ゲザァ
 
8:(あら) 2022/01/08(土) 18:26:03.08 ID:uy5D4Jcx
すみれ妹「えっと、可可さん。ちょっと聞きたいことがあるんですけど、いいですか?」

可可「聞きたいこと?」

すみれ「いいに決まってるでしょ。何でも聞きなさい」

すみれ「可可、ちゃんと答えるのよ! 分かってるわね?」ギロッ!

可可「は、はい! 何でも聞いてください。何が聞きたいデスか?」

すみれ妹「可可さんは、私をお姉ちゃんと間違えたんですよね?」

可可「そうデス。クク、すみれだと思って……」

可可「だって、金髪だったから……」

すみれ「言い訳してんじゃないわよ!」バンッ!

可可「だってえ」グスグス

すみれ妹「私とお姉ちゃんって、そんなに似てますか?」
 
9:(あら) 2022/01/08(土) 18:29:23.17 ID:uy5D4Jcx
可可「それは……。ごめんなさい、ちゃんと見てませんでした」

可可「金髪なのは一緒デスけど、髪の長さも背の高さもまるで違うのに――」

すみれ妹「可可さん」

可可「はい?」

すみれ妹「私が何を聞きたいのか、よく分かってないみたいですね」

可可「え? えっと、その……」

すみれ妹「私はお姉ちゃんと似てますよねって、そう聞いてるんですよ?」

すみれ妹「ちゃんと考えて答えてくださいね? あなたを許すかどうかは、それで決めることにします」

可可「……はい、似てると思います」オソルオソル

可可「高校生と小学生だから色々と違いますけど、姉妹だけあって雰囲気が似てるというか……」

すみれ妹「ですよね!」

可可「うえっ!?」
 
11:(あら) 2022/01/08(土) 18:32:42.34 ID:uy5D4Jcx
すみれ妹「私とお姉ちゃんって、やっぱり似てますよね!」

すみれ妹「ほら、私って小学生にしては大人っぽいから」フフーン

可可「あ、はい」

すみれ妹「お姉ちゃんみたいになりたいなって思って、色々と努力してるんです」

すみれ妹「そのおかげで、友達の可可さんが間違うくらい似ちゃってるんですよねえ!」ドヤァ!

恋「ふふっ、妹さんはすみれさんのことが大好きなんですね」

すみれ妹「はい、そうなんです! 大好きです!」

すみれ妹「ちょっと前までは、妹の私でもどうかと思うところがあったんです……」

すみれ妹「スカウト待ちだとか言って、用もないのに何時間も竹下通りをうろうろしたりして……」

すみれ妹「でも、最近のお姉ちゃんは、すっごく素敵です! 私の憧れなんです!」キラキラ

すみれ「え、ちょっと待って。すっごい嬉しいんだけど」ニマニマ

可可「すみれが、今までに見たことないレベルのニヤけ面を……」

千砂都「すみれちゃん、よかったねえ」フフッ

かのん「ありあも私に憧れたりしてくれてるのかなあ」ンー?
 
13:(あら) 2022/01/08(土) 18:35:49.26 ID:uy5D4Jcx
すみれ妹「昔のお姉ちゃんは、ショービジネスの世界でブイブイ言わせてたらしいんですけど……」

すみれ妹「私はよく知らないんですよね。小さすぎて覚えてなくって」

すみれ妹「だから、お姉ちゃんがスクールアイドルを始めてくれて本当に嬉しいんです!」

すみれ「そうなの? あんたが喜んでくれてるなら、私も嬉しいわね」ニマニマ

すみれ妹「この前の地区予選なんて最高だったよ! 学校で自慢したもん」

すみれ「小学校の友達に自慢したの? いやあ、困っちゃうわねえ」ニマニマ

すみれ妹「まあ、みんなにはグソクムシの方が人気だったけどね」

すみれ「……は?」

すみれ妹「すごく可愛いってさ。クラスのみんなに動画を見せたけど、大人気だったよ?」

すみれ妹「それに、小さい頃のお姉ちゃんは私にそっくりだって」ヘヘッ

すみれ「みんなに見せた? グソクムシの動画を? あんたが? は?」ハ?
 
14:(あら) 2022/01/08(土) 18:39:22.31 ID:uy5D4Jcx
すみれ「ちょ、ちょっと待ちなさい。あんた、なんでグソクムシのこと知ってんのよ?」

すみれ「あれは私の黒歴史なの。妹のあんたには、特に知られたくなかったのに!」

すみれ「ママとパパには絶対に秘密にしてって言ってあるし、データも私のスマホ以外からは消して……」

すみれ「ネットの検索で引っかかった? いや、でも探そうとしないと出てこないはず……」ブツブツ

すみれ「はっ! 可可、あんた!」

可可「ち、違うデス! ククじゃありません!」

すみれ「じゃあ、なんでこの子が知ってんのよ! どうせあんたが――」

すみれ妹「お姉ちゃん、違うよ」

すみれ「え?」

すみれ妹「可可さんじゃなくて、かのんさんに教えてもらったんだよ」

すみれ「は?」ハ?
 
16:(あら) 2022/01/08(土) 18:42:42.49 ID:uy5D4Jcx
すみれ「か、かのん?」

かのん「あれ? ダメだった?」

すみれ「ダメに決まってるでしょ! 可可にグソクムシの動画を勝手に見せたときも言ったじゃない!」

すみれ「もう誰にも言わないって約束したクセに!」

かのん「でもでも、あんなに可愛いんだから、妹さんにも見せたくなるじゃん!」アセアセ

かのん「すっごく喜んでくれたしさ。これはもうしょうがないよね!」ネ?

すみれ「何がしょうがないのよ! しょうがなくなんてないったらないわよ!」バンッ!

すみれ「あんた、ちょっと口が軽すぎるでしょ! お仕置きしてやるわ!」ガシッ!

かのん「ひぃっ!」ビクッ!

すみれ「また縛り上げて、改心するまで頭を叩き続けてあげる!」

かのん「ひいいいぃぃっ!」

恋「かのんさんは基本的に真面目なのに、口の軽さだけはどうしようもないですね」ヤレヤレ

千砂都「かのんちゃんには、昔から秘密を守るって概念がないから」
 
17:(あら) 2022/01/08(土) 18:46:03.92 ID:uy5D4Jcx
すみれ妹「お姉ちゃん、かのんさんを怒らないであげて? 私のために教えてくれたんだから」

すみれ「で、でも!」

すみれ妹「お願い、お姉ちゃん。ね?」

すみれ「……分かったわ。あんたの顔に免じて許してあげる」

すみれ妹「お姉ちゃん、ありがとう!」

かのん「た、助かったの?」

すみれ「だけど今回だけだから、かのんはしっかり反省するのよ!」

かのん「は、はい!」ビクッ!
 
19:(あら) 2022/01/08(土) 18:49:32.78 ID:uy5D4Jcx
恋「それにしても、すみれさんは妹さんに優しいですね」

恋「今もすごく怒っていたのに、妹さんのお願いは簡単に聞いてあげて」

すみれ妹「なんだかんだ言って、お姉ちゃんはとっても優しいんですよ」ヘヘッ

すみれ妹「可可さんにすごく怒ってたのも、私が酷いことされたって思ったからだろうし」

千砂都「いいお姉ちゃんだねえ」

すみれ妹「はい! そういうところも大好きなんです!」ペカー

かのん「いいなあ、すみれちゃん。あんなに慕ってくれる妹がいて」

かのん「ありあも昔は可愛かったけど、最近は生意気なんだよねえ」ムー

すみれ「あの子と私は、年が離れてるってのもあるかもしれないわね」

すみれ「かのんと妹さんは、2つしか違わないんでしょ?」

すみれ「それに中学生だし、反抗期だったりもするんじゃない?」

かのん「あー、確かに10歳くらい離れてたら可愛かったかも。ありあも幼稚園の頃は素直だったし」

すみれ「でも、そんなこと言っときながら、今のありあちゃんも結局は可愛いんでしょ?」フフッ

かのん「……まあ、そうなんだけどさ」ヘヘッ

可可「……」
 
20:(あら) 2022/01/08(土) 18:52:57.91 ID:uy5D4Jcx
可可「すみれ、妹さんにしたことは本当にごめんなさい。ククがバカでした。謝ります」ペコッ

すみれ「いや、別に私に謝る必要はないわよ? あの子に謝って欲しいってだけだったし」

すみれ「それであの子が許したんだから、もう今回の話は終わりでいいわ」

すみれ「まあ、また似たようなことをしやがったら、もちろん次はただじゃおかないけどね」

可可「いえ、それだけじゃダメなんデス。だって、ククはすみれにも酷いことしたんデスから」

すみれ「え? 私は何もされてないわよ?」

可可「いいえ、違います。したんデス」

可可「ククにも姐姐がいますけど、ククが何か酷いことされたらきっとすごく怒ります」

すみれ「ジェジェ? 中国語でお姉さんって意味だったかしら?」

可可「そうデス。姐姐は口うるさいときもありますけど、それもククを大切に想ってくれてるからなんデス」

可可「妹のククが傷ついたら、姐姐も一緒に傷つきます。大切な人が傷つくのは辛いから」

可可「つまり、ククは妹さんと同時にすみれのことも傷つけたんデス」

可可「だから、ごめんなさい」ペコッ
 
22:(あら) 2022/01/08(土) 18:56:26.10 ID:uy5D4Jcx
すみれ「なるほど、そういうことね。だったら、あなたの謝罪を受け入れるわ」

すみれ「可可、謝ってくれてありがとね」

可可「はい、すみれも許してくれてありがとうございます」ホッ

すみれ「もう、何をそんな安心した顔なんてしてんのよ」フフッ

すみれ「あんたはいつもみたいに、小生意気な顔で笑ってなさい」ナデナデ

可可「ちょっ! 何をなでてるデスか! 子供扱いするなデス!」

可可「悪いことしたのは謝りますけど、だからってククに何してもいいわけではないデスよ!」

すみれ「あら、ごめんなさい。なで心地がよくって、ついね」

可可「もうっ! もうっ!」
 
24:(あら) 2022/01/08(土) 18:59:42.04 ID:uy5D4Jcx
可可「まったく、すみれは! だからグソクムシだと言うんデス!」プンプン

かのん「でも可可ちゃん、すみれちゃんになでられるの好きだって言ってたでしょ?」ネ?

可可「なっ!? かのん!?」

かのん「恥ずかしいから直接は言えないけど、故郷のお姉さんを思い出して安心するって言ってたじゃん」

すみれ「あら、そうなの?」ニヤニヤ

かのん「そうなんだよ。照れた顔でこっそり教えてくれた可可ちゃんが可愛くってさ」フフッ

可可「なっ、そんなことありません!」アセアセ

かのん「いやいや、すみれちゃんに構ってもらうために突っかかってるんだって話だったよね?」

可可「なんてこと言うデスか! なんで言っちゃうデスか~!?」

恋「かのんさんが絶好調ですね。可可さんも災難なことです」

千砂都「まあ、仕方ないよ。かのんちゃんに言うってことは、全世界に公開するのと同義だから」
 
26:(あら) 2022/01/08(土) 19:02:51.96 ID:uy5D4Jcx
すみれ「なあんだ、そういうことだったのね。だったら素直に言いなさいよ」ニマニマ

すみれ「ほら、可可? 頭くらいなら、いくらでもなでてあげるわよ?」ナデナデ

可可「やめろデス! なでるなデス!」ウガー

可可「すみれはククの姐姐ではありません! 調子に乗ってるんじゃねえデスよ!」

すみれ「ふふっ、ごめんなさい。あんたは子供っぽいから、どうしても妹にするみたいに接しちゃうのよね」

可可「子供っぽい!? そんなことありません! ククたちは同い年でしょう!?」

可可「誕生日まで考えたら、ククの方が年上デス! すみれこそククのことを姐姐と呼びやがれデス!」

すみれ「そうやって誕生日が早いくらいでマウントを取ろうとするところが子供っぽいのよ」フフッ
 
27:(あら) 2022/01/08(土) 19:06:11.43 ID:uy5D4Jcx
かのん「あれ? そう言えばさ」ン?

かのん「もしかして誕生日が一番なのって、この中だと私なの?」

千砂都「そうだね。それで、私が末っ子だよ」

可可「さすがはかのんデス! ククが次女だから、三女のすみれは絶対服従デスよ!」フフーン

すみれ「なんか、誕生日が遅いほど大人っぽいまであるわね」

恋「まあ、高校生にもなれば、誕生日の違いはそれほど成長に影響しませんからね」

千砂都「逆に幼稚園とか小学校の低学年の頃は、同じ学年でも誕生日が早い子は大人に見えたなあ」

千砂都「私は気が弱かったからいじわるされることもあって、かのんちゃんによく助けてもらってたんだ」

かのん「今じゃ中身はちぃちゃんの方が大人になっちゃったけど、今でも体は私の方が大きいからね」

かのん「末っ子のちぃちゃんのことは、長女の私が守るよ! 困ったら私を呼んでね!」

千砂都「ありがとう、かのんお姉ちゃん! すっごく嬉しい!」

かのん「ういーっす!」ユビキス

千砂都「ういーっす!」ユビキス

かのちぃ「「やっぱりかのちぃなんだよカフェオレたこ焼きなあ」」
 
28:(あら) 2022/01/08(土) 19:10:05.73 ID:uy5D4Jcx
すみれ「相変わらず仲いいわねえ」

恋「余ったメンバーで三姉妹でも結成しますか?」

すみれ「うーん、可可のやつが末っ子ならいいわよ」

恋「決まりですね!」

可可「レンレン!? 何が決まりデスか!?」

可可「ククの方が何ヶ月か年上なんだから、ククが長女に決まってます!」

すみれ「あんたは中身がお子様すぎんのよ。根っからの妹気質ね」

恋「特にすみれさんに構ってもらってるときなんて、完全に妹にしか見えませんよ?」

可可「でも、クゥすみって言うじゃないデスか。ククの名前が先なのに……」ブツブツ

すみれ「あれは語呂がいいってだけでしょ? 順番に意味はないわ」

恋「なんとかしてクゥすみれんになりませんか?」

すみれ妹「みなさん! ちょっと待ってください!!!」バンッ!

チクレカス「「「「「えっ!?」」」」」
 
29:(あら) 2022/01/08(土) 19:13:52.80 ID:uy5D4Jcx
すみれ妹「さっきから人が黙って聞いてれば、勝手なことばっかり言って!」

すみれ妹「かのちぃとクゥすみがカップリングの定番? そんなのおかしいでしょう!?」

恋「それについては、私も全力で同意します」

すみれ妹「姉妹がいる女の子は、姉妹同士で恋愛すべきだと思います!」

すみれ妹「つまり、すみいもとかのありとクゥジェジェこそが定番になるべきなんです!」プンプン

すみれ「すみいもって何よ?」

可可「クゥ姐姐だと、ククのことをお姉ちゃんって呼んでる感じになりますよ?」

かのん「いや、まあ現時点ではどっちも仕方ないのは分かるけどさ」

千砂都「でも、1人っ子の私はどうすればいいの? 私の家族は両親しかいないんだけど……」

恋「そうですね。私にも姉妹はいません。まあ、私には両親もいませんけど」

すみれ妹「千砂都さんはマンマルと、恋さんはチビと付き合ってください」

千砂都「マンマル!? 確かにマンマルは可愛いけど、猛禽類と付き合うつもりはないよ!」

恋「私だって獣姦は勘弁して欲しいです! せめてサヤさんになりませんか!?」
 
31:(あら) 2022/01/08(土) 19:17:28.76 ID:uy5D4Jcx
すみれ妹「千砂都さんの相手は丸と迷ったんですけど、そっちの方がよかったですか?」

千砂都「丸!? さすがに概念とのカップリングは、人類には早すぎないかな!?」

すみれ妹「恋さん、サヤさんとの主従百合では普通すぎます。インパクトが必要です。禁断のセカイです!」

恋「インパクトを求めるにしても、チビを巻き込むのはやめてください! 理事長とかあるでしょう!?」

すみれ妹「まあ、姉妹の聖域を侵しさえしなければ私としては構わないので、ちされんでもいいですよ」

すみれ妹「ただ、千砂都さんが転科する前ならともかく、今となってはピンとこないっていうか……」

すみれ妹「ぶっちゃけ姉妹以外はどうでもいいから、面白い相手の方がいいかなって」

千砂都「怖い! すみれちゃん、妹さんが怖いよ!」

恋「すみれさん! 平安名家の教育は、いったいどうなっているんですか!?」

すみれ「いや、なんか、ホントごめんなさいね」
 
32:(あら) 2022/01/08(土) 19:20:43.06 ID:uy5D4Jcx
可可「ちょっと待ってください。おかしくないデスか?」

かのん「うん、確かにカオスでおかしい状況になってきたね」

可可「そうじゃなくて、すみれの妹が2人のことに詳しすぎません?」

可可「千砂都が丸が好きだとか転科したとか、サヤがレンレンのメイドの名前だとか禁断のセカイとか……」

可可「どうして、そんなことまで知ってるデスか?」

千砂都「そう言われればそうだよ! すみれちゃん!?」

すみれ「いや、そんな話をした覚えはないわ。私は他人のことをペラペラ話す方じゃないし」

恋「確かに私のトップシークレットである禁断のセカイのことまで……。あっ、かのんさんですね!」

かのん「いや、さすがに私じゃないよ! そもそも、すみれちゃんの妹とそんなに話したことないしさ!」

可可「いったい誰に聞いたんデスか?」

すみれ妹「別に誰かに教えてもらったわけじゃありません。私が自分で調べたんです」

かのん「自分で調べたって、どうやって……」
 
34:(あら) 2022/01/08(土) 19:24:07.20 ID:uy5D4Jcx
すみれ妹「Liella!の公式サイトをチェックするだけで、そこそこのことが分かります」

すみれ妹「活動報告のページは、みなさんが持ち回りで更新してますよね?」

千砂都「確かに、かのんちゃんが飼ってるマンマルが可愛いって書いたかも……」

すみれ妹「それに、TwitterやInstagramやTikTokをやってる人もいるでしょう?」

すみれ妹「すべて見てますよ。個人のアカウントだけでなく、かのんさんの家のお店のやつなんかもね」

かのん「うえっ!? あれも見てるの!?」

すみれ妹「さらに、個人的な趣味について熱く語っている裏垢も押さえています」

すみれ妹「恐らく取りこぼしはないはずです。見つける方法なんて、いくらでもありますから」

可可「すみれの妹は、探偵か何かデスか?」

すみれ妹「定期的に動画の配信もやってますよね? ファンの人たちとコメントで交流したりして」

すみれ妹「話が盛り上がると油断するのか、色々としゃべっちゃってますよ?」

恋「そんなところまでチェックしているんですか!? うぅ、恥ずかしいです」
 
35:(あら) 2022/01/08(土) 19:27:20.13 ID:uy5D4Jcx
すみれ妹「まあ、スクールアイドルなんてものをやっている時点で、プライバシーはかなりあれですが」

すみれ妹「スクールアイドルってすごいですよね。女子高生が全世界に顔と名前を晒すのが当然だなんて」

可可「痛いところを突きますね」

かのん「でも、確かに最初は私も同じことを思ったかも。公表されるプロフィールも、やたらと詳しいしさ」

すみれ「ちょっと前までの規定では、当たり前のようにスリーサイズも公表されてたらしいのよね」

千砂都「規定といえば、ラブライブ連盟のグッズの規定もすごいよねえ」

すみれ「ああ、連盟はスクールアイドルなら誰のグッズでも無断で売り放題ってやつよね?」

恋「はい、そうです。スクールアイドルの肖像権は、その一切が連盟に帰属するとされています」

かのん「同意しないと大会に出られないだけじゃなくて、スクドル活動そのものが禁止されるんだっけ?」

恋「そうなんですよねえ。どうしてあれが法的に認められているのか、私には理解できません」
 
38:(あら) 2022/01/08(土) 19:30:40.19 ID:uy5D4Jcx
可可「まあ、ラブライブ連盟のあれやこれやが色々とヤバい件については、ひとまず置いておきましょう」

可可「話を戻します。……ねえ、妹さん。どうして、そこまでしてククたちのことを調べてるんデスか?」

すみれ妹「そんなの、みなさんが私のお姉ちゃんに関わってるからに決まってるでしょう?」

恋「え?」

すみれ妹「お姉ちゃんに関することで、妹の私が知らないことなんてあっていいわけがないんです」

すみれ妹「私がお姉ちゃんを想う気持ちを甘くみないで!」バンッ!

かのん「ひえっ!」

恋「あれ? これって微笑ましい話ですか? 姉妹仲がよくていいですねとでも言うべきでしょうか?」

かのん「そんなわけないでしょ! 少なくとも私は、ありあがこんなこと言ったら気絶する自信があるよ!」

千砂都「でも、好きな人のことを何もかも知りたいっていうのは、私も分かるかも」

かのん「ちぃちゃん!?」ガーン!
 
39:(あら) 2022/01/08(土) 19:34:06.46 ID:uy5D4Jcx
かのん「すみれちゃんも何か言ってよ! ぼーっとしてないでさ!」

すみれ「あっ、ごめんなさい。驚いたのと嬉しいのが半々で、自分でも感情がよく分かんなくて……」

恋「さっきのが嬉しいんですか……」

すみれ「いや、だって可愛い妹が自分に興味を持ってくれてるのよ? 嬉しいじゃない!」

すみれ妹「ふふっ、お姉ちゃんは私のことが大好きみたいですね」

すみれ妹「やっぱりすみいもなんですよねえ!」

可可「待ってください!!!」バンッ!

チレカス「「「「え?」」」」

可可「すみれはククのものデス! たとえ妹さんでも渡しません!」

すみれ「可可!?」エッ!?

すみれ妹「……まあ、そうでしょうね。こうなるだろうなと思ってました」

すみれ妹「可可さんが裏垢で熱弁してるのは、コスプレと私のお姉ちゃんのことばかりですから」
 
40:(あら) 2022/01/08(土) 19:37:21.63 ID:uy5D4Jcx
可可「すみれは、私の日本における姉になってくれるかもしれない女性デス! 譲るわけにはいきません!」

すみれ妹「は? 言うに事欠いて、『姉になってくれる』ですか? 妹の私の前で?」ハ?

すみれ妹「そんなの絶対に許さない!」

すみれ妹「出入国在留管理庁に通報してやる! 強制送還なんだから!」

可可「強制送還!? なんでククが!?」

すみれ妹「私は小学生の女の子なんですけど、中国人に性的ないたずらをされましたって言ってやるもん!」

可可「やめてください! それはシャレにならないデス!」アセアセ

かのん「出入国在留管理庁?」

恋「以前は入国管理局と呼ばれていた組織ですね。日本における外国人関連の行政を管轄する省庁です」

千砂都「いわゆる入管ってやつだね」

かのん「へえー」

千砂都「通報の内容にも嘘はないよね。まだ小学生なのによく考えてるなあ」

恋「まあ、スカートめくりも性的ないたずらではありますか」

すみれ「さすが私の妹ね! 賢くて可愛いのよ!」

可可「感心してる場合デスか!?」
 
41:(あら) 2022/01/08(土) 19:40:44.80 ID:uy5D4Jcx
可可「ククは中国には戻りません! すみれと日本で幸せになるんデス!」

可可「大人しく引き下がったりなんかしませんよ! 我が国の威信にかけて勝ちます!」

恋「かけるものがちょっと重すぎませんか?」

すみれ「ちょっと、可可! あんた、なんで急に素直になってんのよ?」アワアワ

すみれ「可可が私を想ってくれてるのは分かってたけど、ここまでストレートに言われるのは予想外よ!」

可可「確かに恥ずかしいデスが、ここで逃げると後悔することになると判断しました」

可可「勝負は今! ここで決めます!」

可可「すみれ、ククの気持ちを受け取ってください!」

すみれ「うえっ!? いや、その、えーっと……」オロオロ

かのん「おー、いつも可可ちゃん相手には余裕たっぷりなすみれちゃんが……」

千砂都「普段とのギャップもあって、今の可可ちゃんは最高に可愛いからね」

可可「とりゃー! ククのハグを食らうデス!」モギュット!

すみれ「ちょ、ちょっと! 待ちなさいったら、待ちなさいよ!」アセアセ

恋「おおっ、これが禁断のセカイですか!?」ドキドキ
 
42:(あら) 2022/01/08(土) 19:43:58.68 ID:uy5D4Jcx
すみれ妹「何をやってるんですか! 人のお姉ちゃんに対して!」バンッ!

すみれ妹「可可さん! あなた、そういうキャラじゃなかったでしょう!?」

可可「甘いデスよ、妹さん! これが、ククがスクールアイドル活動でも重きを置いている必殺技!」

可可「圧倒的な媚びへつらいデス!」

千砂都「可可ちゃんの華やかさの正体は、媚びへつらいだった?」

かのん「知りたくなかったなあ」

恋「可可さんは、たまに面白い日本語の使い方をしますよね」

可可「無問題デス! 目的のためには手段は選びません!」

可可「欲しいものは奪いたい! Guilty可可デス!」

可可「妹さん、おまえを義妹にしてやろうか!」

すみれ妹「ふざけないでっ! そんなの絶対に許しません!」

すみれ妹「今すぐ上海に帰って、香港のデカい幼女と配信でもしていてください!」
 
44:(あら) 2022/01/08(土) 19:51:24.88 ID:uy5D4Jcx
すみれ妹「お姉ちゃん、この性悪な中華娘に言ってやって!」

すみれ妹「『私はシスコンで口リコンだから、小学生に戻って出直してこい』って」

すみれ「私は口リコンなんかじゃないわよ!?」ガーン!

すみれ「それに、それだとあんたも数年後にはアウトになるけどいいの!?」

可可「すみれ、この生意気なチビガキに教えてやってください!」

可可「『すみれは、素直じゃない同級生に罵られないと興奮できない変態だ』ということを」

すみれ「そんなわけないでしょ!? っていうか、あんたはそれでもいいの!?」ガーン!

すみれ「それに、素直じゃない同級生って、あんたツンデレの自覚あったの!?」

すみれ妹「さっきから、なんなんですか! お姉ちゃんと同じ産道も通ってないくせに!」ギャアギャア

可可「それがどうしたデスか! ククは、すみれの産道にいつでも入り放題なんデスよ!」ギャアギャア

すみれ妹「ねえ、お姉ちゃん! そんなことより早く家に帰ろう? 私と2人っきりがいいでしょ!」ギュッ!

可可「すみれ、今日はククの家でお泊まりしませんか? 一緒のベッドで抱き合って寝ましょう!」ギュッ!

すみれ「いや、だからね? 本当に待って欲しいっていうか……」オロオロ
 
45:(あら) 2022/01/08(土) 19:55:07.21 ID:uy5D4Jcx
かのん「いいなあ、すみれちゃん。妹と可可ちゃんに、あんなに好かれて……」

千砂都「え? かのんちゃん?」

かのん「ねえ、すみれちゃん。私にもコツを教えてくれない? どうやって2人をものにしたの?」

かのん「ほら、いいでしょ? 教えないと秘密をネットに流すよ?」ネエネエ

千砂都「ホントにかのありなの? それともクーカー? 違うよね? かのちぃだよね?」

千砂都「すみれちゃん、絶対に教えちゃダメだよ! 教えたら丸にするから!」ギロッ!

すみれ「うえっ、ちょっと待って! なんで、こんな流れに……」

恋「また私は蚊帳の外ですか!? そんなの許せません!」

恋「いっそのことすみハーでいいですから、私も混ぜてください!」グイグイ

すみれ「恋、あんたまでなの!? いい加減にしないと泣くわよ!」

すみれ妹「お姉ちゃん!」

可可「すみれ!」

かのちぃ「「すみれちゃん!」」

恋「すみれさん!」

すみれ「だ、誰か助けてー!」
 
46:(あら) 2022/01/08(土) 19:57:15.18 ID:uy5D4Jcx
終わりです

なお、このSSは以下の素晴らしい作品に感銘を受けて書いたものです。
作者の方がここを見ている可能性は低いでしょうが、この場を借りてお礼を申し上げます。

希「にこっち!わしわしや~ん」こころ「えっ、きゃ、きゃーっ!」
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1641633374/

【SS】希「にこっち!わしわしや~ん」こころ「えっ、きゃ、きゃーっ!」【ラブライブ!】
2016/12/06(火) 18:31:51.90 ID:VRLPkBwj.net にこ「ねぇ」 希「……はい」 にこ「はいじゃないでしょ」 希「……すみません」 にこ「このっ……!」ガタッ 希「ひっ」 絵里「に、にこ!おさえておさえて」 にこ「フーッ...フーッ...」 絵里「暴力はだめよ、やめましょ、ね?」 にこ「ちっ……」 希「」カタカタ




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