【SS】鞠莉「ダイヤ!マリーの秘書になってよ!」【ラブライブ!サンシャイン!!】

SS


             
1: 2020/06/13(土) 17:46:12.93 ID:g0p+Zd67
ダイまりSS

            
             
4: 2020/06/13(土) 17:48:53.37 ID:g0p+Zd67
~生徒会室~

ダイヤ「お断りいたしますわ」カタカタ

鞠莉「もう!そんなに即答しなくたっていいじゃない!」

ダイヤ「……」カタカタ

鞠莉「ねぇ~なんとか言ってよダイヤ~」フニフニ

ダイヤ「……」

ダイヤ「……そもそもなぜ私が鞠莉さんの秘書にならないといけないのですか?」

鞠莉「え~、そんなのなんだっていいじゃない!だって今日はマリーのバースデーなんですもの!」

ダイヤ「はぁ……」

鞠莉「ねえダイヤ~、だからいいでしょ~!!お願い~!!」

            
             
6: 2020/06/13(土) 17:52:02.22 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「……」

パタン

ダイヤ「では私が断る理由を列挙いたしましょうか。まず私は鞠莉さんとは違って暇ではありませんの。生徒会は生徒が円滑に学校生活に取り組めるよう常日頃から……」

鞠莉「でも今日の予定はあらかた終わったんでしょ?」

ダイヤ「……」イラッ!

ダイヤ「そういう問題ではありませんわ!だいたいいっつも突発的に仕事を増やしてくるのは鞠莉さんの方でしょう!!あなたが突然仕事を増やすから!私は常に未来を見据えて行動しなければ気が済まなくなってしまったのです!!」

ダイヤ「そうやって鞠莉さんはいつもいつも……」グチグチ

鞠莉「……あーもうわかった!わかったから!!」

ダイヤ「わかっていただけたなら結構です。鞠莉さんも早く自らの仕事場に……」

鞠莉「じゃあこれならどうかしら?」

ダイヤ「……?」


『鞠莉さんのいう事なんでも一つ聞いてあげますわ券』


ダイヤ「そ、それは……」

            
             
7: 2020/06/13(土) 17:57:22.34 ID:g0p+Zd67
鞠莉「ねえダイヤ覚えてる?ダイヤったらマリーの小学5年生のバースデーに……」


ダイヤ『鞠莉さん!私鞠莉さんのために渾身のプレゼントを考えてきたのですわ!!』


鞠莉「……ってにっこにっこしながらプレゼントしてくれたこと!」

ダイヤ「……」

ダイヤ「……!!」タタッ!

ヒョイ!!

ダイヤ「!?」

鞠莉「あら?ダイヤも欲しいの?この券」

ダイヤ「返してください!!あれはほんの出来心だったというか、子供のいたずらだったというか……//」

鞠莉「え~、いやよ~!だってマリーの宝物なんだもん!」

ダイヤ「そんなもの宝物にしないでください!!恥ずかしいですから!!」

            
             
8: 2020/06/13(土) 17:59:29.40 ID:g0p+Zd67
鞠莉「ねえダイヤ、マリーこのチケット使うことにしようかしら?」

鞠莉「ダイヤ、何でも一つお願い叶えてくれるんでしょ?」

ダイヤ「……」

ダイヤ「……卑怯ですわよ。子供の冗談を引き合いに出すというのは」

鞠莉「でもダイヤあの時『女に二言はありませんわ!』って力強く言ってたじゃない?」

ダイヤ「……」

鞠莉「あーあ、あの頃のダイヤが今のダイヤ見ちゃったらがっかりしちゃうかもな~」

鞠莉「遊び心の欠片もないこ~んなお堅い会長さんになっちゃうなんて~」フニフニ

ダイヤ「……」

………


            
             
9: 2020/06/13(土) 18:01:14.20 ID:g0p+Zd67
~理事長室~

ダイヤ「……で、私は何をすればよいのでようか?」

鞠莉「そうね……とりあえずそのソファに座って?」

ダイヤ「こ、こうですか?」

鞠莉「うん、ちょっと待ってて、すぐお茶準備してきちゃうから」

ダイヤ「は、はぁ……」

鞠莉「ダイヤは紅茶でよかったわよね?」

ダイヤ「ええ、構いませんわ」

            
             
10: 2020/06/13(土) 18:03:09.13 ID:g0p+Zd67
鞠莉「はい、おまちどうさま♪」

ダイヤ「すみません……ありがとうございます……」

ズズッ…

鞠莉「どう、おいしい?」

ダイヤ「……ええ、とっても」

鞠莉「そう、良かったわ」

ダイヤ「……」

鞠莉「ん~♪いい香りね~♪癒されるわ~♪」

ダイヤ「……」

ダイヤ(いったいこれが理事長としての仕事と何の繋がりがあるのでしょうか……?)

鞠莉「あ、ダイヤ、お茶請けも遠慮しないでいいのよ?」

            
             
11: 2020/06/13(土) 18:05:34.28 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「で、ですが……」

ダイヤ(私はいったい、何をやっているのでしょうか……?)

ダイヤ「……」

ダイヤ(ほ、本当はよろしくないとはわかっているのですが……)

チラッ

ダイヤ(お抹茶……)

ダイヤ「……」ゴクリ

ダイヤ「すみません、ではひとつだけ……」

パクッ!

ダイヤ「……!?」

            
             
12: 2020/06/13(土) 18:07:48.17 ID:g0p+Zd67
鞠莉「あ、ダイヤ気づいた?それね、パパの知り合いに頼んでわざわざ宇治から取り寄せてもらったのよ」

ダイヤ「そ、そうだったんですか……通りでこの、香りが鼻を抜けるような感じと言いましょうか……すごく風味にこだわって作られていることが伺えますわ……」

ダイヤ「すごく、美味しい……」モグモグ

鞠莉「良かったらダイヤ、一つと言わずもっと食べてもいいのよ?」

ダイヤ「……いいのですか?」

鞠莉「元はといえばダイヤのために取り寄せたんだから、ほら、ね?」

ダイヤ「で、では……」

パクッ!

ダイヤ「ん~、美味しくて、しあわせ……」


ダイヤ「……こほん//」

ダイヤ(いけませんわ、私ついルビィのような口調に……)

            
             
13: 2020/06/13(土) 18:08:57.44 ID:g0p+Zd67
鞠莉「~♪」ニコニコ

ダイヤ「……鞠莉さん?」

鞠莉「やっぱりダイヤは幸せそうな顔してるときが一番ね、今も昔も」

鞠莉「とってもキュートで……大好きよ」

ダイヤ「んなっ!?//」

ダイヤ「そ、そうやってすぐに歯の浮くようなセリフを言うのはやめてください!!こっちだって恥ずかしいんですから!!//」

鞠莉「ん~、恥ずかしいって、どうして~?」ニヤニヤ

ダイヤ「な、なんでもありませんわ!!//」

            
             
15: 2020/06/13(土) 18:09:53.70 ID:g0p+Zd67
~間~

ポーンポーン…

ダイヤ「……もう5時なのですわね」

鞠莉「ん~、そうね~」モグモグ

ダイヤ「……」

ダイヤ「あの、鞠莉さん。私一つ伺いたいのですが……」

鞠莉「ん、どしたのダイヤ?」

ダイヤ「つかぬことを伺いますが……」


ダイヤ「……もしかして鞠莉さんは毎日理事長室でこのように過ごされているのですか?」

            
             
16: 2020/06/13(土) 18:12:17.05 ID:g0p+Zd67
鞠莉「ん~そうね……毎日ってわけじゃないわ。たまに休憩をとる程度よ」

鞠莉「でも今日はわざわざダイヤが来てくれてることだし、お客様をおもてなしすることが今日のマリーの仕事よ♪」ウインク!

ダイヤ「……」

スタッ!

鞠莉「ダイヤ!どこいくの?」

ダイヤ「私が生徒会室に帰れば鞠莉さんのお仕事が一つ減るということですわよね?ならば私は帰らせていただきますわ」

鞠莉「ちょっと!待ってよダイヤ!ダイヤはマリーの秘書なんだから、ここにいてもらわないと……」

ダイヤ「秘書の役目は理事長をサポートすることですわ。お遊びの相手をすることではありませんの」スタスタ

鞠莉「あーもう!ほんっとお堅いわねダイヤ!わかったわかった!仕事するわ!!やる!やるから!!」

ダイヤ「……」

ダイヤ「はぁ……」

ダイヤ(本当に鞠莉さんときたら……)

            
             
17: 2020/06/13(土) 18:13:48.29 ID:g0p+Zd67
鞠莉「えっと、とりあえず……」パチッ!

鞠莉「そうね……」カタカタ

ダイヤ「……」

ダイヤ「では私も失礼して、作業の残りの方を……」



カタカタカタ



鞠莉「……」


ダイヤ「……」カタカタ



カタカタカタ



鞠莉「……ふふっ」

ダイヤ「……?」

鞠莉「……あ、これもいいわね」



ダイヤ「……鞠莉さん?」

            
             
18: 2020/06/13(土) 18:16:40.80 ID:g0p+Zd67
鞠莉「ん、ダイヤも気になる?今写真の整理してるんだけど……」

ダイヤ「……」



ヒョコヒョコ



ダイヤ「……」ジーッ

ダイヤ「こ、これは……」

鞠莉「ね、懐かしいでしょ?私たちがまだ一年生だったころの写真よ」

ダイヤ「確かに懐かしいですわね……それに何か初々しさがあるというか……」



カチッ!



鞠莉「ほら見て?このダイヤ今じゃ考えられないくらいとびっきりの笑顔してるわ」


ダイヤ「はぁ……別に私は今でも笑うときは笑ってるとは思いますが……」



カチカチッ!



ダイヤ「あら……こちらは果南さんに……鞠莉さんもいらっしゃいますわね……」


鞠莉「ほんとだ、なんだかすっごく遠い昔のことのように感じられるわね……」


ダイヤ「ええ、本当ですわ。全く、誰かさんたちのせいで空白の時間が出来てしまったので」チラッ

鞠莉「もう!そのことはもう済んだ話じゃない!!」

ダイヤ「はいはい、わかってますわ」ヒラヒラ

            
             
19: 2020/06/13(土) 18:17:59.71 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「にしてもたくさんの写真があるのですね、私知りませんでしたわ……」



カチカチッ!



ダイヤ「……あら?このフォルダは?」

鞠莉「あっ!それはダメ?」

カチッ!

ダイヤ「……」

ダイヤ「……なぜ私と果南さんの写真だけがこのように取り分けられているのですか?それも物凄く大量に」

鞠莉「そ、それは……ここはマリー専用の写真集っていうか……マリーが今まで内緒で撮った写真をキープしてるっていうか……」

ダイヤ「……」

            
             
20: 2020/06/13(土) 18:19:36.34 ID:g0p+Zd67
鞠莉「ほ、ほら見てよダイヤ、この写真!」

ダイヤ「……?」

ソロッ

ダイヤ「……!!?」

鞠莉「ねえダイヤ覚えてる?一年生のころの体育祭でダイヤと果南で二人三脚して、ダイヤが果南に追いつけなくて引きずられて……ほら!ダイヤ写真の中で涙目になってる!うふふっ!」

ダイヤ「……!!//」カァァッ

鞠莉「でも果南も果南よね~、絶対優勝するって融通が利かなくって……」

ダイヤ「……//」

            
             
21: 2020/06/13(土) 18:21:06.25 ID:g0p+Zd67
鞠莉「あ、他にもあるわよ?例えば……」

カチッ!

鞠莉「ほら!日本史のテストで満点逃して悔しそうにしてるダイヤとか!あとは……」

カチッ!

鞠莉「授業参観でルビィにいいとこ見せるために張り切って発表してるダイヤとか!!」

鞠莉「えっと、他にも……」

ダイヤ「……//」プルプル

ダイヤ「ま、鞠莉さん……」ピクピク

鞠莉「ん、なーに、ダイヤ?」

ガサッ!

鞠莉「!!?」

ダイヤ「没収ですわ!!!」

            
             
22: 2020/06/13(土) 18:23:09.89 ID:g0p+Zd67
鞠莉「ちょっと!何するのよ!!」

ダイヤ「そもそも他人の写真を勝手に撮るのはプライバシーの侵害というものですわ!!到底容認できません!!」

鞠莉「いいじゃない別に。私とダイヤの仲なんだし」

ダイヤ「親しき仲にも礼儀あり、という言葉をご存知ないのですか!!だいたい鞠莉さんはいつもいつもデリカシーに欠けた行動ばかり……!!いい加減他人の気持ちを思いやる心をもって欲しいですわ!!」

鞠莉「むぅ……そこまで言わなくったっていいじゃない……」


鞠莉「……ま、いいわ、ちゃんとスマホにバックアップとってあるし」

ダイヤ「……」ギランッ!


シュパッ!!


鞠莉「あっ!ダイヤ!」

ダイヤ「もちろんこちらも没収ですわ」

鞠莉「!!?」

鞠莉「ちょっと!スマホはだめ!!返してよ!!」

            
             
23: 2020/06/13(土) 18:25:08.77 ID:g0p+Zd67
鞠莉「返してダイヤ!!お願いなの!!」

ダイヤ「……」

鞠莉「そのスマホには、マリーの大切な思い出が……高校の時の写真だけじゃなくて、中学のときと、小学校の時の写真も保存してあるんだから……!!」

ダイヤ「ええっ!?そんな昔の写真まで肌身離さず持ち歩いているのですか!?」

鞠莉「あったり前じゃない!!だって……だって!!!」

鞠莉「ダイヤと果南と過ごした大切な日々が詰まってるから……」

鞠莉「だからお願い……返してよ……」ギュッ

ダイヤ「……」

鞠莉「ダイヤ……」ウルウル

            
             
24: 2020/06/13(土) 18:27:27.18 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「……」

ダイヤ「……いえ、別に私も全てを取り上げるつもりはありませんわ」

ダイヤ「ただ鞠莉さんに隠し撮りを控えて欲しかっただけですの」

鞠莉「う、うん……私も、気を付けるから……」

ダイヤ「……いえ、こちらの方こそ申し訳ございませんわ。そんな大切なものだとは気づけなくて」

鞠莉「ううん、いいの。ダイヤと果南との思い出が守れたなら、私はそれで十分だから」

ダイヤ「鞠莉さん……」

鞠莉「だから……!!」

鞠莉「ん!返してよね!!」

            
             
25: 2020/06/13(土) 18:29:10.70 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「……いいえ、それは出来ませんわ。まずはお仕事を片付けて頂きませんと」

鞠莉「ええっ!?どうしてよ!!」

ダイヤ「どうしてもこうしてもありませんわ!!だいたい元はといえば鞠莉さんが勝手に遊び始めたのが悪いんでしょう!!」

鞠莉「ダ、ダイヤだって途中まで面白がってたじゃない……」

ダイヤ「言い訳はけっこう!全く、昔から鞠莉さんはすぐそうやって脇道に逸れて突っ走るのですから、困ったものですわ……中学校の時だってそう!」

ダイヤ「私と……あとほんの少しの果南さんの良心がなかったら!いったいどうなっていたことか!!この前私が理事長室に申請書類を持参した際にだって……」

鞠莉「あーもうわかった!わかったわよ!!仕事します!!するから!!」

            
             
26: 2020/06/13(土) 18:31:27.57 ID:g0p+Zd67
鞠莉「……」ボーッ

鞠莉(えっと、まずは申請書類に一通り目を通して確認、ね……)

鞠莉「……」ジーッ

鞠莉「ふわぁ~……」

鞠莉(正直言って退屈なのよね、こういう作業って。だってどうせダイヤがリチェックしてくれてるからミスなんてめったに起こんないし……)

鞠莉(文字ばっかで、目がチカチカするのよね……)

鞠莉「……」

鞠莉(ねむ……)

鞠莉「……」チラッ

ダイヤ「……」カタカタ

鞠莉(……はぁ、よく飽きないわねダイヤは)

            
             
27: 2020/06/13(土) 18:33:27.62 ID:g0p+Zd67
………



鞠莉「……」ボーッ

鞠莉(だめ、目、疲れて……ねむ、い……)コクッ!

鞠莉「……」コクッ!

ダイヤ「……鞠莉さん?」

鞠莉「ダ、イヤ……」コクッ

ダイヤ「はぁ、全く……」

パタッ!

ダイヤ「そんなに疲れたなら、少し休みますか?ほら、そこのソファで少し横に……」

鞠莉「う、ん……そぅ、するわ……」モゾモゾ

ダイヤ「え、ええ……」

            
             
28: 2020/06/13(土) 18:34:52.78 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「全く、鞠莉さんはすぐそうやって……」

鞠莉「んぅ~……」モゾモゾ

ダイヤ「……って鞠莉さん!?」


モソモソ


ダイヤ「私寝ていいとは言いましたが膝枕するとは一言も……」


鞠莉「すぅ……すぅ……」


ダイヤ(……完全に夢の世界に逃げられましたわね)

ダイヤ「はぁ……」



ダイヤ「……ほんとうに鞠莉さんは自由ですわね」

            
             
29: 2020/06/13(土) 18:36:51.52 ID:g0p+Zd67
………



ダイヤ「……」カタカタ


鞠莉「すぅ……すぅ……」


ダイヤ「……」カタカタ


鞠莉「むにゃ……」


ダイヤ「……」


パタン!


ダイヤ(……私も少し休憩にしましょうか)


ダイヤ「……」


カチッ!


ダイヤ「……」スッスッ

            
             
30: 2020/06/13(土) 18:38:35.40 ID:g0p+Zd67
ダイヤ(そ、それにしても、こんなにたくさんの画像を勝手に保管していたのですね、鞠莉さんは……)


ダイヤ(……それも私と果南さんの写真ばかり)


ダイヤ「はぁ……全く、鞠莉さんときたら……」ボソッ


鞠莉「むにゃ……」


ダイヤ「……」

ダイヤ(ですが……)


スッスッ


ダイヤ(こうしてみると、確かに色々な思い出が鮮明によみがえってくると言いますか……)

ダイヤ(……本当に色んなことをしたのですね、私たち)

            
             
31: 2020/06/13(土) 18:40:04.97 ID:g0p+Zd67
スッスッ


ダイヤ(笑ってはしゃいで、時には泣いて、すれ違ったこともあったような気もしますけど……)


ダイヤ(……どれもその中心には常に、鞠莉さんと果南さんがいらしゃったのですね)


ダイヤ「……」スッスッ

ダイヤ(……)



ダイヤ(しかしながら、写真に写るのが私と果南さんばかりというのを少し寂しく感じてしまうのは……)

ダイヤ(……私がセンチメンタルな気分になってしまったからなのでしょうか?)

            
             
32: 2020/06/13(土) 18:42:44.43 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「……」チラッ


鞠莉「すぅ……すぅ……」


ダイヤ「……」ニコッ


ダイヤ(……ええ、そうですわね)

ダイヤ「鞠莉さん、携帯を少し拝借いたしますわ」コソコソ


鞠莉「う、むにゃ……」


ダイヤ「……」



パシャッ!



ダイヤ(……やはり鞠莉さんは、寝ているお姿も可愛らしいですわね)


ダイヤ「この写真も思い出の一枚にしっかりと加えさせていただきますわよ?」

            
             
38: 2020/06/13(土) 21:37:58.37 ID:g0p+Zd67
———


鞠莉『はぁ……はぁ……』


タタタッ!


鞠莉『はぁ……はぁ……』




果南『……』



鞠莉『……あっ!果南!!』


タタタッ!!


鞠莉『ねえ果南!あーそーぼっ!!』


果南『……』


鞠莉『果南!今日はどこで遊ぼっか?Sea?Hill?あっ!たまにはう~んっと遠くに行ってみるってのもいいかも!』

            
             
39: 2020/06/13(土) 21:38:52.39 ID:g0p+Zd67
果南『……』


鞠莉『あっ!そうだ!この前ね!パパが水上スキー買ってくれたの!ねえ果南!こういうの好きでしょ?良かったら一緒に……』


果南『……』


鞠莉『……果南?』


果南『……』


果南『……ごめん鞠莉。もう鞠莉とは一緒に遊べない』


鞠莉『……え?』

            
             
40: 2020/06/13(土) 21:39:39.09 ID:g0p+Zd67
果南『……』


鞠莉『どう、して……?』


果南『……』


鞠莉『……あっ!もしかしてまたママに何か言われたんでしょ!いいのよ果南!そんなん気にしなくて!ママったらマリーのことち~っともわかってくれないんだから!』


果南『ううん、そういう事じゃないんだ。ただ……』

鞠莉『ただ……?』


果南『……ねえ鞠莉、鞠莉もさ、ほんとは気づいてるんでしょ?』



果南『私たちがいつまでも子供じゃいられないってこと』

            
             
41: 2020/06/13(土) 21:40:50.95 ID:g0p+Zd67
鞠莉『か、なん……?』

果南『あのさ鞠莉、私たちもう三年生なんだよ?』


果南『いい加減現実、見て欲しい』


鞠莉『……』


鞠莉『果南……』



鞠莉『……やめてよ』


鞠莉『果南の口からそういう事、聞きたくなかった』


果南『……』



果南『……そう』


スタスタ


鞠莉『あっ!果南!どこ行くのよ!!』

            
             
42: 2020/06/13(土) 21:42:39.15 ID:g0p+Zd67
果南『……』スタスタ


鞠莉『待って!マリーを置いてかないで!!だめ!!』


スッ


フワッ!


鞠莉(だめっ!手、届か……ないっ!!)


鞠莉『果南……!!!お願い!!』


鞠莉『お願い……だから……!!』


タタタッ!


鞠莉『はぁ……はぁ……』


タタタッ!


ダイヤ『……』


鞠莉『あっ!ダイヤ!!』


ギュッ!


鞠莉『ダイヤ!!ダイヤ……』

            
             
43: 2020/06/13(土) 21:44:44.99 ID:g0p+Zd67
ダイヤ『……』


鞠莉『……あのねダイヤ、果南ったらね、おかしなこと言うのよ』


鞠莉『変な話じゃない?だって私も果南もダイヤも、ずーっと一緒だったのよ?それなのに、もう、バイバイだなんて……』

鞠莉『私たちも、大人に、なっちゃう、なんて……』


ダイヤ『……』


ダイヤ『……いいえ鞠莉さん』



ダイヤ『私も果南さんと同じ意見ですわ』


鞠莉『ダイヤ……』

            
             
44: 2020/06/13(土) 21:52:43.75 ID:g0p+Zd67
ダイヤ『本当は鞠莉さんだって気づいているのでしょう?自分の立場に』


鞠莉『立場……?』


ダイヤ『……』


ダイヤ『……ええ。鞠莉さんは私たちとは違うのですわ』


鞠莉『そんなことない!!私とダイヤと果南はいつもおんなじなの!!いつも一緒で!一緒じゃなきゃダメなのよ!!私がイヤなのっ!!』


ダイヤ『……』


ダイヤ『……いい加減大人になってください、鞠莉さん』


ダイヤ『あなたの手の中には多くの人の命運が握られている。そのこと鞠莉さんが一番理解しておられるのでは?』


鞠莉『ねえダイヤ!何言ってるの?おかしなこと言わないでよ!!やめてよっ!!』


ダイヤ『鞠莉さんの背中には多くの方々の将来が載っているのですわ。そのことをもう少し自覚して行動して下さい』


ダイヤ『自分の立場から、使命から、逃げないでください』

            
             
45: 2020/06/13(土) 21:54:46.93 ID:g0p+Zd67
鞠莉『ダイヤ……』


ダイヤ『……話は以上ですわ』


スタスタ


鞠莉『あっ!待ってよダイヤ!!まだ私の話は……!!』


ダイヤ『……』スタスタ


鞠莉『ダイヤ!!ダイヤ!!聞いてよ!!ねえ!!』


ダイヤ『……言ったはずですわ。鞠莉さんは私たちとは違うのです』


ダイヤ『もう、お別れ、なのですわ』


スタスタ


鞠莉『ねえダイヤ!!待って!!お願いだから!!』


鞠莉『だって私!!ダイヤと果南がいないと……何も……』


ダイヤ『……』スタスタ


鞠莉『だからお願い!もう少し!!もう少しだけでいいから!!』


鞠莉『ダイヤ……ダイヤ……!!』


鞠莉『待ってよ……マリーを一人に、しないで……』


鞠莉『お願い、だから……』ポロポロ


ダイヤ……ダイヤ……


………



———

            
             
46: 2020/06/13(土) 22:03:43.36 ID:g0p+Zd67
鞠莉「ダイヤ!!!」ガバッ!

ダイヤ「!!?」

鞠莉「はぁ……はぁ……」


ギュッ!


鞠莉「……」

鞠莉(夢、だったのね……)

鞠莉(良かった……)


ダイヤ「……鞠莉さん、大丈夫ですか?」

鞠莉「え?あ、うん……ちょっと変な夢、見ちゃっただけだから……」


ダイヤ「……そうですか」

            
             
47: 2020/06/13(土) 22:04:41.60 ID:g0p+Zd67
鞠莉「ところでダイヤ、今何時かしら?マリーどのくらい……」

ダイヤ「もうとっくに下校時刻ですわ。さあ鞠莉さん、お目覚めになられたのなら帰り支度を済ませてください。もう校舎を施錠してしまいますから」

鞠莉「え。あ、うん、そうよね、ごめんなさい……」


鞠莉「……」テキパキ


鞠莉(……)


鞠莉(もう下校時刻なんだもん、マリーたちだって、帰らないと……)


鞠莉「……」


鞠莉(帰る……?もしかして……)



鞠莉(終わっちゃうの……今日……マリーの誕生日……?)

            
             
48: 2020/06/13(土) 22:11:24.04 ID:g0p+Zd67
鞠莉(もう終わって……また明日になって、それから……)


鞠莉(……それから?)


鞠莉(どうなっちゃうの……?)


ダイヤ「さあ鞠莉さん、帰りますわよ?」

鞠莉「あっ……」


鞠莉(ダイヤ、行っちゃう……)


スタスタ


鞠莉(行っちゃう……マリーから、離れて、遠くの方に……)


鞠莉(ほら、もうすぐ手、届かなくなりそうで、でも……)


鞠莉(……イヤ!!やだ!!離ればなれになんてなりたくないのに!!)


鞠莉「……!!」

ダイヤ「鞠莉さん……?」


鞠莉(それだけは、絶対イヤなんだから!!)


ギュッ!


ダイヤ「わわっ!?鞠莉さん!?」

鞠莉「お願いダイヤ!!もう少しだけ!!今はこうさせて!!」

            
             
49: 2020/06/13(土) 22:13:06.11 ID:g0p+Zd67
鞠莉「お願い!!少しだけで、いいから……お願い……」

ダイヤ「え、ええ、私は、構いませんが……」

鞠莉「うん……ありがと、ダイヤ……」

鞠莉「……」ギュッ


鞠莉(……ダイヤの匂いだ)


鞠莉(いい匂い……檜風呂みたいに、温かい香り……)


鞠莉(……うん、小学校の時から変わんない、ダイヤの、ダイヤだけの匂いだわ)


鞠莉(ダイヤちゃんとここにいてくれてる。何よりの証なの)


鞠莉(だから、もうちょっとだけ、そばにいてよ、ダイヤ……)


鞠莉「ダイヤ……ダイヤぁ……ぐすっ……」

ダイヤ「鞠莉さん……」


鞠莉(ずっと、ずっと……)


………


            
             
50: 2020/06/13(土) 22:14:37.76 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「鞠莉さん……」ポンポン

ダイヤ「落ち着かれましたか?」

鞠莉「ぐすっ……う、うん……」

ダイヤ「そうですか、良かったですわ」

鞠莉「うん……ぐすっ……」

ダイヤ「……恐い夢でも見られたのですか?」

鞠莉「……」コクコク

ダイヤ「……そうでしたか」

ダイヤ「……」

ダイヤ「……もしよろしければ、話していただけませんか?」


鞠莉「……」


鞠莉「……笑わない?」

ダイヤ「ええ、もちろん」


鞠莉「……」


鞠莉「……あのね、私ね、ずっと不安だったの」

            
             
51: 2020/06/13(土) 23:00:42.05 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「不安……?」


鞠莉「……」コクッ


鞠莉「……あのねダイヤ、ほら、私って将来、約束されてるじゃない?」

鞠莉「私は多分、小原家を継いでいくことになるじゃない?」

鞠莉「そのために勉強して、大きくなっていかなきゃいけないんだと思う」

ダイヤ「鞠莉さん……」

鞠莉「今はパパが許してくれてるからスクールアイドル出来てるけど……高校も卒業しちゃったら、もうそれも終わり」

鞠莉「……わかってたの、きっといつかは終わるってことが。いつかは私たち三人、バラバラの道を歩かなきゃいけないってことが」

ダイヤ「……」

鞠莉「私の場合はそれがちょっとだけ早く訪れて……ちょっとだけ不安になっちゃったっただけだから」

ダイヤ「……」

            
             
52: 2020/06/13(土) 23:02:32.14 ID:g0p+Zd67
鞠莉「……ごめんねダイヤ、急に泣きついちゃったりしちゃって」

鞠莉「でももう大丈夫だから。私だって強くならなきゃいけないんだから」

鞠莉「どんなに道が苦しくても、一人でちゃんと歩けるようにならなきゃいけないんだから……」

鞠莉「だから……」


ダイヤ「……」


デコピーン!


鞠莉「あぅっ!」

鞠莉「も、もうっ!何するのよっ!!せっかくマリーがカッコよく決めようとしてたのに!!」

ダイヤ「鞠莉さんらしくないことをおっしゃたのでその罰ですわ。ちゃんと本音で語ってください」

鞠莉「ほ、本音って……」

鞠莉「……いいじゃない、たまにはカッコつけたって」

ダイヤ「ダメですわ。私にくらい本当の気持ち、教えてくださったっていいじゃないですか」

ダイヤ「本当は怖かったんでしょう?自分の将来の重圧が」

            
             
53: 2020/06/13(土) 23:04:33.50 ID:g0p+Zd67
鞠莉「……」

ダイヤ「……鞠莉さんのこと、小さな頃から見てきているのですよ。これくらい見抜けて当然ですわ」

鞠莉「……」

ダイヤ「それに私だってなんとなくですが……鞠莉さんの気持ちは理解できます。家を背負うことがどういう意味を持つのか」

鞠莉「……」

ダイヤ「将来のことに委縮してしまう気持ちは、私だってわかっているつもりです」

ダイヤ「ですが……」

ダイヤ「……鞠莉さんは鞠莉さんのままでよいのではないでしょうか?」

ダイヤ「鞠莉さんは次期小原家当主の名に十分恥じないほどの素養をお持ちだと思いますわよ?」

鞠莉「そ、そんなことない!だって私は果南やダイヤみたいに強くなくて、泣き虫だし臆病だし……」

鞠莉「……」

鞠莉「……結局ね、ダイヤや果南がいないと何もできないのよ、私」

            
             
54: 2020/06/13(土) 23:05:44.34 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「……」


デコピーン!


鞠莉「あぅっ!」

鞠莉「こ、今度は何!?」

ダイヤ「はぁ……覚えてないのですか、私たちとの過ごした日々を」

ダイヤ「だいたい、今まで一人で突き進んできたのは……常に私たちを導いて下さったのは鞠莉さんの方でしょう?」

鞠莉「そんなことないわ!だって私は、ダイヤと果南が引っ張って来てくれたから、今もこうして、スクールライフを……」

ダイヤ「いいえ、そんなことありますわ。そもそも私、今までテストというテストで一度も鞠莉さんに勝てたためしがないじゃないですか」

鞠莉「それは……で、でも、そういう事じゃなくて……」

ダイヤ「勉強でも運動でも、芸術の面だって私を常に導いて下さったのは、鞠莉さんの方ですわよ?」

ダイヤ「鞠莉さんは私の目標ですわ。昔も今も、これからも」

            
             
55: 2020/06/13(土) 23:08:41.32 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「それに、たとえ将来離ればなれになってしまったとしても、常に心はそばにいますから」

鞠莉「心は、そばに……」

鞠莉「……」

ダイヤ「ええ。三人いればなんだって出来る。そうおっしゃったのは鞠莉さんの方でしょう?」

鞠莉「……」

鞠莉「ぐすっ……う、うん……」


鞠莉「ありがと、ダイヤ……」

ダイヤ「……もう、これくらいで泣かないでください。鞠莉さんは本当はとても強い女性なのですから、誰よりも」

鞠莉「ぐすっ……」

鞠莉「う、うん……」コクッ

鞠莉「ありがと……」


ダイヤ「……いえ、礼には及びませんわ」

            
             
56: 2020/06/13(土) 23:10:00.37 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「さてと、私はまだ最後の戸締りが残っておりますから」

ダイヤ「鞠莉さん、お疲れのようでしたらここで休んでいて下さい。すぐに教室の方の戸締りを済ませてきてしまいますから」

鞠莉「……」

ダイヤ「……では」

鞠莉「あっ……」

鞠莉「……」


鞠莉(……私だってカッコよくなりたい。ダイヤみたいにクールになりたいの)


スタッ!


鞠莉(だってダイヤは、ずっとマリーの憧れで……)


鞠莉(だから、今だって……)


スタスタ


ガシッ!


ダイヤ「鞠莉さ……んっ!!?」




鞠莉「……ごめんね、ダイヤ」



チュッ

            
             
57: 2020/06/13(土) 23:11:28.25 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「……」



ダイヤ「……!!?//」ボフッ!

ダイヤ「まままま鞠莉さん!!!い、今のは何ですか!!急に私の唇奪うなんて……!!//」

鞠莉「あら、ただのお返しよ?」

鞠莉「大切なこと思い出させてくれたから、そのお礼♪」

ダイヤ「で、ですが、その……//せ、接吻というのは、普通は恋人とするもので……//」

鞠莉「そんなことないわ、あっちだとコミュニケーションツールの一つだってこと、ダイヤだって知ってるでしょ?」

ダイヤ「で、ですが、現に私は鞠莉さんと一度もそのようなことをしたことがなくて……いえ、鞠莉さん以外もですが……困惑してるといいますか……」

            
             
58: 2020/06/13(土) 23:12:30.36 ID:g0p+Zd67
鞠莉「あら~?もしかしてダイヤ、マリーのこと、意識してくれてるのかしら~?」フニフニ

ダイヤ「そ、それは……//」


ギュッ!


鞠莉「……てへっ」

ダイヤ「鞠莉さん……?」


鞠莉「……」


鞠莉「ダイヤ……」


鞠莉「……ごめんね、ダイヤ」

鞠莉「いっつも自由に迷惑かけちゃって……ホント、ごめんね?」

            
             
59: 2020/06/13(土) 23:13:21.61 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「いえ、そんな……迷惑だなんて……」

鞠莉「だから……」


ニギニギ


ダイヤ「鞠莉さん……?」

鞠莉「……手、開けてみて?」


ダイヤ「……」


パッ


ダイヤ「これは……」

ダイヤ「……紙切れ?」

鞠莉「……」コクン

            
             
60: 2020/06/13(土) 23:14:54.18 ID:g0p+Zd67
ダイヤ「……」


ペラッ


ダイヤ「『鞠莉さんのいう事なんでもひとつ聞いてあげますわ券』……これ、私が差し上げたものではないですか……」

鞠莉「裏よ裏。よく見て?」

ダイヤ「裏……?」


パラッ


『ダイヤのお願いひとつだけ叶えてあげちゃうわ!券』


ダイヤ「……」

ダイヤ「はぁ……またこんな子供じみたことを……」

鞠莉「いいじゃない!だって子供なんだもん♪」

鞠莉「マリーはまだまだ子供なの!ちょっとくらいギルティだっていいじゃない!!」

鞠莉「だって……」


スッ


鞠莉「自由でキュートでちょっとだけミステリアスなのが、マリーの魅力なんだから♪」トュルン♪

ダイヤ「……」

鞠莉「ダイヤ……?」

ダイヤ「……」



ダイヤ「……来年の今日に、使用させていただきますわ」

鞠莉「……」パァァッ!


鞠莉「うん!!ダイヤ!!大好き!!!」

            
             
61: 2020/06/13(土) 23:15:24.45 ID:g0p+Zd67
終わりです。お粗末様でした
鞠莉ちゃん!お誕生日おめでとう!!

            
             
62: 2020/06/13(土) 23:25:52.48 ID:Xg+4bkh/
おつ
素敵なダイマリをありがとう

            
             
66: 2020/06/14(日) 03:24:58.74 ID:rXHXh0mW
ダイマリはイイぞ

            
             
68: 2020/06/15(月) 04:46:50.60 ID:MyYsIUiG
とてもよかった

            
             
71: 2020/06/16(火) 22:45:19.03 ID:av4sUgyn
ふたりきりだとやり取りも幼い感じがしていいな
いいダイマリだ

            
             
72: 2020/06/17(水) 21:58:59.35 ID:OSDeeyLC
大人びた2人が子どもっぽくなるのがいいのよね

            

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1592037972/

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